>>71の続き
「……約束して……正直に話したら……お姉様には言わないって…」
「ん〜しょうがないなぁ……わかった、約束してあげる。その代わりちゃんとホントの事言うんだよ」
「うん…」
「で、葵ちゃんのぱんつ、どうするつもりだったの?」
期待に溢れた顔ででクルミににじり寄る遥。
躊躇いの表情浮かべを暫し沈黙を保ったクルミだったが、ついに観念し口を開く。
「おっ…お姉様の下着を……その……嗅いでみたり……な……舐めてみたり……とか……」
これ以上ないぐらい頬を朱に染め、たどたどしく答える。
その言葉を聞いた瞬間、
「うわ……信じられない……そんな事しようと考えてたなんてぇ(笑)」
そう言って意地悪く笑う遥。
「せいぜい、ぎゅっと抱きしめるとか頬擦りするとか、その辺だと思ってたのに」
「え……」
「知らなかったよ、クルミちゃんがそんなヘンタイさんだったなんて。正直引いちゃったよ(笑)」
「あ……あ……」
クルミの両目の端に涙が浮かび上がる。
遥はそんな彼女の追い討ちをかけた。
「葵ちゃんが知ったらどんな顔するかなぁ〜? クルミちゃんが女の子のぱんつの臭いを嗅いだり舐めたりする変態だって。ところでぱんつ
のどの部分を舐めるの? ねぇねぇ教えてよっ? ふふふっ」
「…………」
「やっぱり葵ちゃんに言っちゃおうかな〜」
「なんで……そんな意地悪……するの……」
携えていた涙が決壊し、少女の目から次々と零れ落ち始めた−