蒲田周辺74

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「それじゃ透、ちょっと待ってて」そう言い残して家を出てから20分ほどして、隆行は薬局のレジ袋を手にさげて帰ってきた。
「ごめん、待たせて。それじゃあ、お風呂場に行こうか」隆行に促されて透は風呂場へと向かった。
風呂場の前で脱衣すると隆行はさきほどのレジ袋の中から薄いゴム手袋と小さな風船状のもの、そして塗り薬のようなものを取り出した。
「兄ちゃん、それって、浣腸?」透の問いかけに隆行が答えた。「ああ、そうだよ」続けて隆行は詳しい説明を始めた。
「これから俺があのDVDでされてたみたいに俺がお前の肛門でセックスするわけだけど、いきなりチ○○ンを入れるわけじゃないし、入るわけがない。
 入れようと思ったら、まずは透のお尻の中にたまってる排泄物を出さなきゃいけないし、俺のモノが入るようお尻の穴をしっかり拡げる必要もある。
 そこでこの浣腸液が必要なんだ。さ、透、浣腸するからお尻を出して」
隆行から軽い説明を受け、透はお尻を兄に向かって突き出した。まだ幼さが残る、肉付きの薄い小ぶりなでん部であった。
「じゃ、浣腸するぞ。入れてしばらくするとお腹を下したみたいな感じになるけど、できるだけ辛抱するんだぞ。それじゃ、1本目」
浣腸液のチューブの先端が透の尻穴に挿し込まれ、浣腸液がチューッと透の直腸へと注ぎ込まれた。少しひんやりとした感触が直腸内に拡がった。
続けて2本目が注ぎ込まれた。直腸のさらに奥まで先ほどのひんやりとした感触が拡がってゆく。
「それじゃ、トイレに行こうか。でも、すぐ出すなよ。しばらくガマンしてもらわないと、お腹の中のものをキレイに出しきれないからな」
そう言って隆行はゴム手袋と塗り薬を手に透をトイレへと連れて行った。
二人がトイレの前にまで来た頃、透のお腹がゴロゴロと音を立て始め、同時に透の表情にも苦痛の色がにじみ始めていた。
「じゃあ透、便器に座って。だけど、まだ出すなよ。ここからが大事だから」透にそう命じると隆行は手袋を右手にはめ、その中指に塗り薬をつけると、
肛門に薬を塗りつけた後、ゆっくりと透の肛門に中指を挿し込んできた。初めて挿し込まれた異物に、透は緊張と不快感のあまり肛門をギュッとしめつけた。
だが肛門をしめつけた結果、かえって尻穴に挿し込まれた中指の感触が強くなり、異物感が強調されることになった。
「透、苦しいか?でもここからが大事なんだ。辛抱しろよ」そう言うと隆行は透の直腸内で中指を折り曲げ、腸壁をグリグリと刺激し始めた。
その瞬間、透の全身をしびれるような感触が走った。今まで感じたことのない、切ない感触だった。
「透、今いじっているところな、ここが前立腺。ここをこう刺激してやると、すごく気持ちいいんだ。どうだ、感じるだろ」
隆行が小刻みに指を動かすたびに、透はあまりにも切ない感触に、全身をビクンビクンとけいれんさせた。 (続く)