蒲田周辺74

このエントリーをはてなブックマークに追加
798智仁 ◆rN4U95e5qM
>>769 の続き 

兄・隆行が衣服を脱ぎ終わると、カメラは再び隆行の全身をなめるように撮り始めた。
細身ながらもしっかりと筋肉がついた、引き締まった青春の肉体美を、カメラは余すことなく収めていった。
再びカメラの動きが止まると、今度は画面の端から一人の男がこちらもパンツ一枚だけの姿で隆行のそばへとやって来た。年齢は隆行と同じぐらいであるようだ。
男は隆行のそばに腰掛けると、いきなり隆行と唇を合わせ、両手で隆行の全身をまさぐり始めた。と同時に隆行も相手の男を同じようにまさぐり始めた。
二人の両手が互いの全身をくまなく愛撫してゆく。それにあわせて二人の口からは切なげな吐息が漏れてゆく。吐息はしだいに激しさを増した。
「もしかして、これって、ホモ?お兄ちゃん、男の人が好きなの?」画面の中で繰り広げられる光景に、透は息を呑んだ。
そのうち隆行と相手の男がベッドの上に横たわった。すでに二人の男茎はパンツ越しにも分かるぐらい力強く勃起し、パンツの先端には薄いシミができていた。
次に相手の男が隆行のパンツを脱がした。脱がすと同時に、隆行の男茎がブルルンと勢いよく震えながら姿を現した。相手の男も自分のパンツを脱ぎ捨てた。
二人が完全な全裸になると、相手の男は隆行の上におおいかぶさり、再び激しい口づけをかわした。隆行と相手の男の舌が、互いにピチャピチャと音を立てながら絡みあう。
続いて男は自身の唇を、隆行の全身へとはわせていった。隆行の首筋が、腕が、乳首が、へそが、太ももが、ふくらはぎが、尻が、背中が、
男の唇と舌によって次々と犯されていき、その度に隆行はかん高い快楽の嗚咽を上げ、全身を振るわせた。
そしてついに男の唇は隆行の男茎へと達し、全身に施したのと同じ愛撫をその赤黒く勃起したモノへと行ったのち、ひといきにそれを自らの口に飲み込んだ。
あまりに激しい快楽の波に、隆行はシーツをぐっとつかみながら必死にこらえる。だが、さんざんじらされた後のことである。隆行の肉棒はすでにガマンの限界に達していた。
男が数回自らの口の中へと出し入れを繰り返すと、隆行は激しく身震いしながら白濁液を男の口の中へと大量に放出した。
「これが、男同士のセックス‥」透は初めて見る同性愛の光景に、完全に言葉を失っていた。
だがその時、画面の中で隆行と男の二人が突然、透の想像力を超える行為を開始した。 (続く)