ここ数年、大型店舗の全国展開をすすめているパチンコ屋がある。
このような営業戦略を可能にしたのが、顔認証システムだ。
従来の地域密着型小型、中型店舗であれば、店長とか幹部連中の記憶力で、顧客管理は出来る。
一人一人の遊び方、勝ち負けを覚えていて、それに応じる操作も可能だった。
ところが、郊外型1000台規模の大型店となると、商圏も拡大し、客の人数も飛躍的に増える。
そうなると、人間の能力では対応しきれなくなる。
ここで、威力を発揮するのが顔認証システムだよ。
機械だから一度入力されれば忘れないし、詳細な勝ち負けも記録できる。
ついでに、従来の店長職は、海千山千の業界経験、才能が必要不可欠だったが、
オンラインでデータの集中管理すれば、店長は営業面での能力は必要なく、
人事的な能力だけあれば良く、それこそファミレスの店長に毛が生えた程度の安い給料の人材でも務まるようになった。
さらには、店長と客のなれ合いによる不正も困難になる。
そして、人材育成が簡単であるから、店の多店舗展開が容易になってくるんだよ。
顔認証システムが有ればこそ、多数の郊外型大型店舗の営業展開って現実的になったんだね。
ところで、客の立場から顔認証システムを考えてみるね。
従来のパチンコ屋は、パチプロを宣伝塔に養分になる客層を集めていた。
店の経費も、パチプロの勝ち分も養分層が負担する計算になる。
パチンコ屋は営利企業であるから、利益を出さねば存在は成り立たないから当然だ。
一方、顔認証システムでは、顧客の過去の来店日時、遊技時間、勝敗はすべて記録されている。
金持ちは金持ちなりに、貧乏人は貧乏人なりに、また熟練者は熟練者なりに、下手くそは下手くそなりに、
コンピュータが個人を識別し、自動的に判断、出玉を調整する、基本的に人手は介在する必要はない。
その日により勝敗の波は適当に作ってくれるものの、結果として全員から回収することになる。
個人の資金力、パチンコ熟練度に応じて細かく操作出来るわけだから、
研究とか、勉強とかの努力は、無意味な物になってくるわけだ。
従来のパチンコ屋の営業との、最大の相違はここなんだよ。
パチプロとか、パチンコ熟練者に勝たせなくてすむぶん、養分として店の経営を支えている層には還元できるんだ。
となると、顔認証システム導入店ってのは、パチプロにとっては糞店、養分にとっては、マシな店に見えるんだね。
結果として、養分として店の経営を支えている層は、顔認証システム導入店に流れることになる。
彼ら養分にとっては、負け幅が少ない、出してくれる店に見えるから流れるのは当然だ。
養分層の客を吸い上げられる従来型のパチンコ屋は、経営が苦しくなり、パチプロ、常連層から回収を始める。
現実をみてもパチプロは激減してるし、パチンコ熟練者も勝率を大きく落としてるだろ?
ここまで読んでいただければ、顔認証システムがパチンコ屋経営に大きな変革をもたらしていることは理解していただけだと思う。
養分層を吸い取られる従来型のパチンコ屋は近い将来、姿を消すことが予想されますよね。
いまは、かろうじて存在しているパチプロも近い将来姿を消すことでしょう。
客がパチンコで利益を得るのは、不可能な時代になり、糞つまんない大手資本の店が業界を寡占するんだろうね。
パチンコ業界の未来の姿は、このように決して明るいものとは言えないと思う。
認めたくない奴はいるだろうけど、現実を総合的に判断すると、こうなるんだよ。
参考までに・・・・・・・
低価格の2次元顔認証システムの要求スペックって知ってるかな?
ペンティアムV800Mhzなんだよ、極端な話、100円PCでも動作可能なレベル。
顔認証システムは7年以上前に開発された技術、もはや最先端技術ではない。
その程度の低性能パソコンでも、認証に1秒も掛からない。
さらには、カメラ増設可能で、複数台のパチ台を掛け持たせることも可能。
今時の最新鋭パソコンで運用すれば、2,3台で1000台規模の店でも間に合っちゃうでしょうね。
同じ位置の椅子にすわり、一定方向を必ず向く、パチンコ屋は2次元顔認証にとっては、理想的な環境だね。
ちなみに、2次元顔認証システム+カメラ一台で50万程。
お客様のご要望に応じて、カメラは増設可能。
さらに凄いのは3次元顔認証システム。
認証制度が高く双子でも見分けることができます。
認証までの時間が短くストレスを与えません。
3Dデータを使うためビデオや画像による「なりすまし」を防止します。
手ぶらでの運用が可能です。
赤外線を使っているので暗闇でも利用できます。
紛失、盗難、共有、複製、忘却のリスクがありません。
機械に触れる必要がないので清潔です。
機能的にも、ビジュアル的にもインパクトがあります。
これなんか、パチンコ屋の入り口にピッタリ。
顔が正面方向であれば、細かい方向指定なしに認証出来ちゃう。
同時に100人程度進入してきても、問題なく認証出来ちゃう。
すごいよね!、でもお値段もお高く高級車1台程度。
入り口の高性能3次元顔認証で高精度で認証し、
そのデータを元にパチ台一台ごとに設置した低価格2次元顔認証用カメラで確認する。
このような組み合わせにすれば、2次元と3次元のお互いの欠点を補いあう理想的な認識システムが完成する。
組み合わせて使用すれば、最高の店舗運営が可能だね。
しかも出玉管理を遠隔地から行えるという、特大のメリット付き。
このことは全国展開している大手資本にとっては、凄いメリットなんだよ。
なにしろ出玉管理を店長から切り離せる。
出玉管理は長年の経験が必要不可欠だけど、中央で集中管理すれば、その必要が無くなる。
これさえあれば、入社二年程度の実務経験者でも、店長業務がこなせちゃう。
大手資本だと、そういう店多いんじゃないかな?wwww
キャリアが少ない人材ですむってことは、給料も少なくて済むんだよ。
ついでに店長に出玉管理権限が無いことから、常連客との馴れ合い不正癒着を防ぐ効果も有る。
ここで、顔認証システムのメリットを整理してみるね。
@店長による記憶力に頼った手動の出玉管理よりも、蓄積されたデータに基づく的確な出玉管理が出来る。
A店長を出玉管理の業務から解放する、そのことによる労力の低減、人件費の削減。
B店長による常連客との馴れ合い不正を防止できる。
C店長職に要求される出玉管理ノウハウが必要なくなることによる、人材育成期間の低減、及び多店舗展開の効率化
Dパチプロ、ゴト師による損害を未然に防止。
Eお客様の経済状況に合わせた回収計画。
F店のイベント等、柔軟な出玉対応。
コスト面よりも、金じゃ買えないメリットが沢山ありますよ。
どうです、ここにお越しの業界関係者の皆さん、一つ検討してみては?
顔認証システムよりも恐ろしい感情認識システムが完成間近。
http://www.ntt-east.co.jp/whats_up/49.html http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=07784 http://www.google.com/search?client=opera&rls=ja&q=%E6%84%9F%E6%83%85%E8%AA%8D%E8%AD%98+%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF&sourceid=opera&ie=utf-8&oe=utf-8 顔認証システムの次は、感情認識システムですね。
お客様を楽しませつつ、的確に財布を空にしてくれます