Skylarks 〜ﾊﾟﾝﾃｨﾄｩﾌﾌ編〜

---勝因、否、敗因の分析---

マルケスの作戦負けな訳だが、では別の作戦なら結果が違ったかというとそうも思えない。
結果までの過程が変わる以上の話しではない。
サラゴサの「私は日本人ボクサーへの勝ち方を知っている」、ってサラゴサの知ってるのは畑中と辰吉という肉食系のボクサーでしょう。
防御、試合運び、スタミナ、全てに完璧な西岡に対しては、後半にモンスターレフトで沈めて下さいと言わんばかりの愚弄な策であった。
一方の西岡も良いところが出せない。この点については、さすがはマルケスと称賛されるべきである。
お互いの良いところを潰し合う試合、クレバーな一流同士の試合だが、それゆえに手に汗を握るやり取りは12Rまで待たされた。

香川（誰だか分からなかったが、検索したら大河ドラマで秀吉やってた人だね。思い出した。）が泣いて喜んでた、
私としては当初から西岡の勝ちを疑わなかったので、内容については消化不良の思いが大きかった。