俺は馬鹿じゃない2008#むぎわらぼうし

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106( ´∀`)ノ7777さん
ひとり親の生活保護世帯に上乗せ給付されていた「母子加算」が今年4月に全廃されたのを受け、
母親らの間で復活を望む声が上がっている。貧困の連鎖を断ち切るため、
ひとり親家庭への支援のあり方が、改めて問われている。

中学1年生の長男と2歳の次男を育てる京都市の無職女性(32)は4月、
通帳に記載された生活保護費を見てため息をついた。
3年前は月2万円ほどあった母子加算がついになくなったからだ。
生活保護や児童扶養手当などの給付が頼り。現在、家賃6万円を含め、月22万円で暮らす。

発達障害の長男を抱え、長時間働くことは難しい。毎日のように就職活動をした月もあったが、
子どもを一人で育てていることに難色を示され、すべて不採用だった。女性は、
「生活が一層苦しくなったことを知って、子どもは『どこに行きたい』『何が欲しい』などと求めなくなった。
我慢している姿がふびんでならない」と母子加算の復活を望む。

母子加算は、生活保護を受ける母子や父子などのひとり親家庭へ給付されていた。
住居地などによって金額が違い、1世帯あたり月約2万円。しかし、
16歳以上の子を持つ家庭は07年度に廃止。15歳以下の子は07年度から減額され、
今年4月には全廃になった。