禁スロマラソン41km

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97( ´∀`)ノ7777さん
マカロニほうれん荘

『マカロニほうれん荘』(マカロニほうれんそう)は、鴨川つばめによるギャグ漫画作品。
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)において1977年から1979年まで連載され、
当時の若者から絶大な支持を受けた。続編作品の『マカロニ2』についてもこの項目で扱う。
「都内の高校に入学してきた主人公が、同じクラスに在籍して下宿も同じという2人の落第生により、
学校の内外で引き起こされる様々な騒動に毎回悩まされる」というのが基本的なストーリー。
2人が騒ぎを起こす際、毎回様々な着ぐるみやコスチュームに身を包み、
当時人気だった特撮作品のキャラクターなどに変身したり(それらの衣装を虫干しするなど、
メンテナンスの話も存在する)、またそれらに対して周りの人々も同じように別のコスチュームになって
様々な手法でツッコミを行ったりするなど、現代では普通に使われる手法ではあるが、
1970年代としてはズバ抜けて画期的な過剰なまでの演出が特徴である。
落第2人組の常人離れした怪物ぶりと、それに対して、多少エキセントリックな部分はあるが、
余りにも普通な周りの人々との対比を始めとして、作中で繰り出される数多くのスピード感溢れる
ギャグや会話におけるテンポの良さ、随所でみられるソフトな桃色描写は、当時の読者たちから好評を博した。
そして後にその読者たちが漫画家になり、本作中のギャグや構図を元にしたパロディが、
ギャグ漫画作品を中心として広範に見受けられるようになる。
また、たたみかけるような不条理ギャグの中には、連載当時の歌やCM、特撮を中心としたサブカルチャーなど、
当時の世相を反映したネタが数多くあり、時代を表した資料的価値も有するようになっている。
基本的には「ほうれん荘」と、その周りを取り巻く人々の日常生活を中心に描いているが、
シンデレラなどをモチーフにしたミュージカル的な話や刑事ドラマ仕立ての話、更には第二次世界大戦中の
世界を舞台にした1話読み切りの話など、ストーリーがバラエティーに富んでいたことも特筆に値する。