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( ´∀`)ノ7777さん:
キリスト教的な行為で隊員の弔いをしており、組織のリーダーであるミスターKは十字を切ったり
アーメンと唱えていることから、キリスト教に何らかの関わりを持つ組織、つまり宗教過激派である可能性が高い。
隊員に対し“同志”と呼びかけていることから、隊員は雇用関係ではなく共通の目的の為に集い組織されていると推定される
(ソ連の青年団やナチの親衛隊と同じである)。
人間を狂気にする薬・キャッツアイによる社会混乱・経済テロ、攻撃機ダッカーでの空爆等を仕掛けるも
悉くレインボーマンに阻まれ、やがては日本人ではなくレインボーマンの抹殺を至上命題とするようになる。
宗教団体「御多福会」を通じて大量の偽札をばらまく「M作戦」によって日本経済をハイパーインフレに陥れ経済破綻を目指す、
地底戦車モグラートによる人工地震と人工津波により日本の国際的信用と国際競争力を失墜させ孤立させるなど、
子供向け特撮番組としてはかなり現実的な作戦を行うことが多く、組織の設定とあわせ作品の評価を高める一因となっている。
これらの描写が後の日本に起こるオイルショックやオウム事件を初めとする社会混乱を鋭く予言している点も、
本作を批評する上で欠かせない特徴である。
ミスターK:平田昭彦
秘密結社「死ね死ね団」のリーダー的人物。本名、国籍、経歴等は一切不明で白髪、黒い服に黒いサングラスという容姿の謎の男。
「ガッデム!」等と叫び、宿泊先等の公の場では英語を用いるため、英語圏の白人(混血?)であると推測される。
平田昭彦も肌を白く塗るなどのメイクで、ミスターKを演じている。
時折作中で日本人に変装する事があったが、その際は逆に平田が素顔で演じている。
第二次世界大戦中に家族を日本軍に殺害され、さらに自分も日本人に虐待されたため、日本と日本人を憎悪しており、
地上から消し去ろうと企んでいる。
作戦に失敗した男性幹部を他の隊員の目の前で処刑したり(処刑時にはバッハの『トッカータとフーガニ短調』が流れる)、
男性DAC隊員に爆弾を持たせ、レインボーマンに近付いたところを狙撃・爆破したりなど、部下に対しても冷酷非情。
しかし、女性幹部に対しては一度下した死刑宣告を取り消す事が多々あるなど、相当甘い面もある。
変装術に長けており、堂々とタケシの前に現れた事もあった。