禁スロマラソン41km

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300( ´∀`)ノ7777さん
1974年に週刊誌上で第一回目が掲載された時の最終コマは、犬の栃の嵐に制帽を奪われ、
その制帽を被った栃の嵐に逮捕されているというシーンであり、こまわり君の頭はボサボサの
髪の毛があらわになっていた。
しかし、連載が進むにつれ、この第一回目を読んでいないファンの間で「こまわり君の髪型はどうなっているか?」
という話題が盛り上がった。
週刊誌上での第一回目を読んだ読者からすれば「普通のボサボサの髪型だよ」となるところだが、
このミステリアスなブームを長続きさせようと企図した編集部は、チャンピオン・コミックスに第一回目を採録するに当たって
作者に書き直させ、こまわり君が制帽を被ったままの最終コマを掲載した。
「週刊少年チャンピオン」連載当時の最終回は、普通に読んでいるといかにも続きがあるような、
実に最終回とは思えない終わり方であった。
これは、作者が「連載を打ち切らせてほしい」と編集部へ申し出たとき、当時の編集長から「いつでも連載を
再開できる形で終わらせてほしい」と頼まれ、そのような形になった、とのエピソードがある。
ちなみに、1989年にアニメ化された際に、並行して週刊少年チャンピオン誌上において
月1連載で全12話の『完結編』("がきデカ"ファイナル)が連載されて終了となった
(最後はこまわり君が種田山頭火の句と衣装で放浪の旅に出た)。
登場人物
こまわり君
名前の由来は、『小さなおまわり(巡査)』から『こまわり』となった。
連載当時は苗字は不明であったが「中春こまわり君」では「山田こまわり」という設定となっている。
2頭身(第1巻ではもう少し大きかった)で、しもぶくれな顔。
「日本初の少年警察官」という奇抜な設定で(第1話で、夏休みを利用して少年警察官になったと発言しているが、
どこで、誰がこまわりを少年警察官にしたかは、作中では語られていない。
また、後にシロアリ防除士の資格も持っていることも判明している)、いつもバカでかい警察の制帽をかぶっており、
ランニングシャツと派手な水玉模様のネクタイを着用している。