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( ´∀`)ノ7777さん:
愛の戦士レインボーマン
レインボーマン』は川内康範原作の漫画、特撮、テレビアニメ作品である。
作品のタイトルは「レインボーマン」だが、特撮版最終話のエンディングのテロップ、
映像ソフトのタイトル、関連商品の記述等では『愛の戦士レインボーマン』とされている。
漫画版
講談社
少年マガジン(作画は小島利明)
テレビマガジン 1972年10月号 - 1973年10月号(作画はあだち充)
おともだち 1972年11月号 - 1973年1月号(作画はあだち充)
秋田書店
冒険王 1973年8月号 - 10月号(作画は小畑しゅんじ)
小島利明の作画版は1990年12月に全2巻(1巻945円)として再刊された後、現在はKC版の復刻が
コミックパークのオンデマンド出版にて全4巻で入手できる。
あだち充の作画版は復刻の希望が出ているが、あだち自身が反対しているようで、実現の可能性は低い。
現在入手可能なものとして「Season's album-あだち充イラスト集」に当時のカラーイラストが1枚収録されている。
特撮版
本作品は、レインボーマンとそれに変身するヤマトタケシの戦いを描く。
しかし単純な勧善懲悪モノではなく、太平洋戦争時に日本が犯した過ちを見つめ直そうとする作者・
川内康範の意図が反映された、数々の特徴をもっている。
すなわち、日本に虐待された外国人が組織立って日本人に復讐しようとするという敵の設定、
祖国が諸外国から迫害されている現実を目の当たりにしながらも、日本を守るために孤独な戦いを続ける
レインボーマンの「祖国愛」、主人公の私生活やヒーローとしての苦悩に重点を置き、
特撮モノに典型的である完全無欠な性格としていない点、などである。