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( ´∀`)ノ7777さん:
妊婦の場合、早流産の危険性がある。
浣腸は強い便意を促し、それに伴い排泄時に強くいきむことになるため、体力を消耗する。
体力が衰えた状態では医師の監督の下行うようにする。
腹部に縫合などの傷がある場合、浣腸に伴う内臓の動きの活発化や、排泄時のいきみよにって
傷が開いてしまうことがある。
非常に頑固な便秘の場合は、便が固まり浣腸でも排泄できなくなっている場合があり、
この状態で浣腸を行うと排泄できず、腹痛を悪化させることになる。
早急に医療機関にかかり医師の判断の下、摘便など適切な処理をする必要がある。
また、実際に浣腸を行っても排泄が起こらない場合には、即座に医療機関へ相談するようにする。
便秘時の浣腸の注意点
便秘治療においては、浣腸はあくまで症状緩和の応急措置として認識する必要がある。
ほとんどの便秘症状は精神的な要因や生活習慣の乱れなどが原因で発生する一時的なものであるため、
浣腸によって症状を解消させれば十分である。
しかし、慢性的な便秘の場合は繰り返し浣腸を行うことで浣腸に対する慣れが生じ、
便意をより感じにくい体質になるなど、かえって症状を悪化させる要因となることがある。
数回浣腸などによる排便を行っても便秘症状が続いている場合は、医師の指導の元、
食事療法など抜本的な治療が必要である。
また、便秘は大腸ガンなどの腸疾患の症状として表れている可能性もあるため、
長期にわたって便秘症状が続く場合は、安易な判断は避け、医療機関にかかり検査を受けるべきである。
主なメーカー
イチジク製薬株式会社:イチジク浣腸
健栄製薬株式会社:ケンエー浣腸
ムネ製薬株式会社:コトブキ浣腸