【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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45( ´∀`)ノ7777さん
両語とも成立は新しく、「うんこ」は18世紀後半、「うんち」に至っては20世紀以降の
用例しか存在しない。
糞に通常語とは異なる幼児語を当て嵌める文化は普遍的に存在し、
例えばフランス語ではメルドmerdeという通常語の他にカカcacaという幼児語も存在する
(これにちなみ、『天空の城ラピュタ』のフランス公開では原語日本語版において
「カッカ(閣下)」という言葉が頻出するのが子供たちの間で失笑を買った)。
当て字
「糞」を意味する「うんこ」に漢字表記は存在しないが、小説家の開高健はエッセイ
『私の釣魚大全』(1969年)で、雲古(うんこ)という当て字を使用していた
(同様に小便についても御叱呼(おしっこ)と表記していた)。
これには「雲を眺めて古きを落とす」という意味が込められていたとされる。
また落語家や寄席芸人の符丁で「クモ(=雲)」といえば「うんこ」のことを表す。
糞の方言
近畿地方ではババ(屎)と呼ぶが、この呼び方は「ネコババ」の語源となっている。
ネコババとは、落し物を着服することを意味する。上記の猫糞を参照。
また新潟県ではあっぱ、愛媛県ではポン、福島県会津ではバッコと呼ぶ。
また、会津地方の方言では糞尿を漏らすことをむぐすと言い、前述とあわせるとバッコをむぐすとなる。
その他「糞」に関する古語
排泄を意味する古語動詞は「まる」で、「くそまる(脱糞する)」「ゆまる(小便をする)」のように
用いられた。おまるという語に今も残るが、長野県、愛知県では方言として現在でも使われる。
子音交替によりバ行に転じた「ばる」になると、さらに多くの地方で方言として残っている。
たとえば、肥筑方言の「ばりかぶる=脱糞する(なお、「かぶる」は広く九州地方で排泄を意味する語。
「しかぶる」は小便を漏らす、失禁するの意)」など。「ばば」の語源にも関係があるともといわれる。