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433( ´∀`)ノ7777さん
若大将シリーズ

若大将シリーズ(わかだいしょうシリーズ)は、東宝が1961年から1971年まで製作した全17作から
構成される加山雄三主演の喜劇映画のシリーズ名である。
社長シリーズ、駅前シリーズ、ハナ肇とクレージーキャッツの映画とともに1960年代の東宝の屋台骨を支えた。
高度成長期の大学生の恋とスポーツを描いた映画である。全作品カラー、シネマスコープである。
沿革
シリーズ誕生
このシリーズの生みの親はプロデューサーの藤本真澄と脚本の田波靖男である。
加山雄三は前年デビューし、田中友幸プロデューサーのもとで『独立愚連隊西へ』(1960年)や
『暗黒街の弾痕』(1961年)で準主役を張り着実に大物振りを発揮しだしていたが、
大学出たばかりで演技といえるものではなかった。
そこで満を持して藤本は、本格的に加山雄三を売り出すことにし、戦前の松竹映画の『大学の若旦那』を
現代風にアレンジする企画を立てた。
加山を呼んできて生い立ちなど聞き、お婆ちゃん子であったことやドカ弁で1日5食だという逸話などを取り入れて
加山と等身大の主人公像を作り上げたのだった。
メインライターは笠原良三だったが、超売れっ子で映画各社の掛け持ちも多く、東宝文芸部の田波が大枠を書いていた。
第1作『大学の若大将』の浄化槽の蓋で焼肉をするのも田波のアイデアだった。
実は、『大学の若大将』の第1稿ではマンホールの蓋で焼肉を焼くというものだったが、
藤本から良識ある大学生がするもんじゃない、人が落ちたらどうするんだとクレームがついてしまった。
だが、ギャグにこだわった田波は、公道のマンホールがダメなら大学構内の浄化槽の蓋にして、
プロデューサーの意見を逆手に取り入れて管理人の片足を落すことにした。
1961年7月に公開された『大学の若大将』は加山自身を演じた等身大のヒーロー像が受けて大ヒットとなった。