【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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330( ´∀`)ノ7777さん
防衛庁幹部B:津田光男
防衛庁幹部C:大友伸
当時の東宝特撮の正月映画としては、本作の撮影スケジュールはやや短めである。
この作品で初めて登場したムウ帝国の守護怪獣マンダは、後の東宝作品『怪獣総進撃』(1968年(昭和43年))
にも登場しているが、角がないなど頭部のデザインが微妙に異なっている。
当初のデザイン画ではマンダは蛇の怪獣で、このいわゆる二代目のほうがデザイン画に近い。
なお『ウルトラQ』に『怪竜』として出演時はほぼそのままの姿なのが確認できる。
後日、冒頭の蒸気人間のシーンと主人公旗中と神宮司大佐との会話での「戦争気違い」発言をカット・編集した
『新版 海底軍艦』がゴジラシリーズ『怪獣総進撃』と二本立てで公開されている(1968年(昭和43年)) 。
2004年(平成16年)の『ゴジラ FINAL WARS』では、新旧轟天号が共演し、守護龍マンダも再登場している。
2005年(平成17年)の『超星艦隊セイザーX 集え!星の戦士たち』では、轟天号の発進シーンに本作のテーマ曲が流用されている。
劇中のムウ帝国、海底軍艦等のデザインを担当した小松崎茂は、「潜水艦とロケットとでは根本的に構造が違うので、
轟天号のようなものを実際には作れないのは分かっているが、映画の画面ではそれなり観客を納得させられるようにデザインした」
との趣旨の発言をしている。
ムウ帝国皇帝側近の女官役で、横田基地など在日米軍の軍人の家族が多数エキストラ出演している。
「(衣装が)クレオパトラみたい」などと概ね好評だったそうだ。
ムー帝国人の履いているサンダルは、のちに『さよならジュピター」でジュピター教団のものに流用された。
冒頭、沢村いき雄のタクシーの港での引揚げ場面で、背景に万景峰号が写っている。
人工衛星には「地球防衛軍」や「宇宙大戦争」の宇宙ステーションのシーンが流用されている。
天本英世は当時38歳でムウ帝国長老役を演じた。
轟天号は、劇中ではその装備のひとつ「電子砲」を使用することは結局なかったが、
東京湾内でムーの潜航艇と対峙して砲撃を交わす合成素材用の特撮フィルムは現存しており、何らかの事情で場面カットされ、
光線の合成まで至らなかったようである。