【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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327( ´∀`)ノ7777さん
捕らえられた男は、ムウ帝国人ではなかった。神宮司大佐の部下、天野兵曹である。
神宮司大佐が健在であることを知り、楠見らは神宮司に会うことを決意する。
神宮司大佐の根拠地は知られざる島にあった。その名も「轟天建武隊基地」である。
海底軍艦轟天号の驚くべき性能の一端を示した試験航行の成功に酔う神宮司に、
楠見は非道なるムウ帝国撃滅のために海底軍艦の出動を要請するが、拒絶される。
神宮司は大日本帝国海軍の再興をかたくなに望んでいた。
真琴と旗中は痛烈な抗議をするが、一行に混じって海底軍艦基地に潜入した海野魚人
=ムウ帝国工作員により、基地は爆破された。
ムウ帝国に拉致された真琴と旗中は、ムウの大群衆の極彩色の群舞の中で、華麗なるムウ帝国女帝より、
守護竜マンダの生贄として死刑を宣告される。
なおも世界を脅迫し続けるムウ帝国によって、世界各地に最後通告が行われる。
東京丸の内も陥没、ムウ帝国の潜水艦の怪光線により東京湾の船舶が炎上する地獄図の中を、
海底軍艦の雄姿が空中に出現した。
これ以上のムウ帝国の暴虐を阻止せんと破壊された基地をドリル衝角で突破して出撃したのだ。
潜航し、逃走を図るムウ帝国の潜水艦を追って、海底軍艦もまた潜航する。
一方、真琴と旗中らは拉致された土木技師らと共に奴隷労働を強いられていた。
作業現場より盗み出した特殊火薬を武器に、女帝を人質に取り、脱出を図るがここは海底である。
だが、そこにムウの潜水艦を追って海底軍艦が到着した。
マンダの妨害を排除し、楠見と神宮司らは脱出者を海底軍艦に収容した。
今こそ心をひとつにした父と娘の再会である。
喜びもそこそこに、海底軍艦はありえざるゲストを迎えることになった。ムウ帝国の女帝陛下だった。
神宮司大佐の和平の提案を、無礼と一蹴し、余を殺せてもムウ帝国を滅ぼすことは不可能と冷たく言う女帝に対し、
神宮司は毅然と返すのだった。「ではムウ帝国の心臓部を攻撃してご覧に入れよう。」