【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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283( ´∀`)ノ7777さん
映画概要
柴又帝釈天渥美清が演じる主人公、「フーテンの寅」こと車寅次郎は、父親、車平造が芸者、菊との間に作った子供。
実母の出奔後父親のもとに引き取られたが、16歳の時に父親と大ゲンカをして家を飛び出したという設定。
第1作は、テキ屋稼業で日本全国を渡り歩く渡世人となった寅次郎が家出から20年後突然、
倍賞千恵子演じる腹違いの妹さくらと叔父夫婦が住む、生まれ故郷の東京都葛飾区柴又・柴又帝釈天の
門前にある草団子屋に戻ってくるところから始まる。
シリーズのパターンは、一貫している。寅次郎は、旅先や柴又で出会うマドンナに惚れてしまう。
マドンナも寅次郎に対して好意を抱くが、それは多くの場合恋愛感情ではなく、
最後にはマドンナの恋人が現れて振られてしまう。
そして落ち込んだ寅次郎が正月前、もしくは盆前(即ち正月、盆がテキ屋は書き入れ時)に
再びテキ屋稼業の旅に出て行くという結末となる。
寅次郎夢枕の千代や、いわゆる「リリー三部作」のリリーなどのように寅次郎に恋愛感情を持った
マドンナもいたが、この場合は、寅次郎の方が逃げ腰になり、自ら身を引く形となっている。
また、マドンナと「うまくいっている」と誤解している時点で、寅次郎が柴又に帰り、
さくら達にマドンナとの楽しい体験を話す場面は、渥美清の語りは落語家のような名調子で、
スタッフやキャスト達は「寅のアリア」と呼んでいた。
42作目以降の4作品のマドンナには、さくらの息子満男(吉岡秀隆)が思いを寄せる泉(後藤久美子)が
通常のマドンナに加えて登場するようになり、寅次郎が満男のコーチ役にまわる場面が多くなっている。
このようになったのは渥美が病気になり快活な演技ができなくなったためである。
また当初は予定されてなかった泉の登場は、満男を主役にしたサブストーリーに
満男の恋の相手が必要になったためである。
ちなみに山田監督の話によれば第49作で泉と満男を結婚させようと考えていたらしいが、
渥美の死去により幻になった。