【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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192( ´∀`)ノ7777さん
語源
「インフルエンザ」の語は16世紀のイタリアで名付けられた。
当時はまだ感染症が伝染性の病原体によって起きるという概念が確立しておらず、
何らかの原因で汚れた空気(瘴気、ミアズマ)によって発生するという考え方が主流であった。
冬季になると毎年のように流行が発生し春を迎える頃になると終息することから
当時の占星術師らは天体の運行や寒気などの影響によって発生するものと考え、
「影響」を意味するラテン語:influentia(英語でいうinfluence)にちなんでこの流行性の感冒を
インフルエンザと名付けた。
この語が18世紀にイギリスで流行した際に英語に持ち込まれ、世界的に使用されるようになった。
日本では江戸時代に長崎から持ち込まれたインフルエンザウイルスが幾度か全国的に流行し、
「お七かぜ」「谷風」「琉球風」「お駒風」など当時の世相を反映した名称で呼ばれた。
古くから風邪、風疫とされるとおり、悪い風が吹いて人々を病気にするという認識があった。
幕末にはインフルエンザの名称が蘭学者より持ち込まれ、流行性感冒と訳された。
近年、マスコミなどで「インフル」と略した呼称が使われるようになってきている。
歴史
インフルエンザウイルス#歴史を参照
病原体
インフルエンザの病原体はRNAウイルスのインフルエンザウイルスである。ウイルスが分離されたのは1933年。
ヒトインフルエンザウイルスの多くはマウスやウサギに対して病原性を持たなかったが、
このときフェレットを用いた感染実験によって初めてコッホの原則に基づいた病原性の証明がなされた
(なお、ウイルスが知られていなかった頃は病原体として細菌しか知られていなかったため、
患者から分離されたインフルエンザ菌が原因だと思われていた)。
インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスも参照