【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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159( ´∀`)ノ7777さん
逆に、広島以外で広島風お好み焼きといえば、字義通り広島風のスタイルを取り入れた生地の厚い
タイプ、あるいは「広島風お好みピザ」に近いものであることが多く、広島人の期待は裏切られることが多い。
また、関西風の「モダン焼き」(そば入り)という言葉も広島ではまず通じない。
ただし、広島県内でも三原市ではそばまたはうどん入りの広島風お好み焼きをモダン焼きと呼んでいる店が存在している。
なお、広島県内であっても地域によって作り方が異なる。
福山市など岡山県境に近い広島県東部(備後地域)では、兵庫県など近畿圏が近いことで
関西風のお好み焼き店が多い。
備後地域では関西風のお好み焼きがもともと主流であったところに、後から広島風お好み焼きが
浸透していったという構図である。
なおこの地域ではお店によって変わった具を入れる所がある。
以前、因島出身の東ちづるが、料理番組でコンニャクを加えて「広島では入れるんです」と言ったことがあるが、
この地域だけである。
また、府中市では豚バラ肉の代わりにミンチ肉や細切れ肉が入る。
地場産業の家具・桐箱製造業で働く母親が多く、お好み焼きは子どものおやつや晩ご飯だった為、
子どもがお小遣いで食べられるようにとバラ肉ではなく安い合い挽き肉を使ったのが始まりである。
ミンチ肉は細かいため熱を通すとよくダシが出てうま味が増し、脂も多く出て麺がカリッと焼き上がるのが特徴。
狭い鉄板でたくさん焼けるようにという工夫から、形は楕円形をしている。
また尾道では砂ズリ(砂肝)を入れる店があり、呉市ではうどんを入れる場合が多い。
焼き上げる際に押して圧縮するかどうかは意見が分かれている。
圧縮しない焼き方の理由として圧縮した場合、空気や水分を押し出し、かえって熱の伝わり方が悪くなり、
味や食感を損なうので、極力避けることが望ましいためとされている。
圧縮しない焼き方は80年代にお好み焼きが名物として認知され、有名店がテレビなどで紹介されるようになったことで
「圧縮しない方がよい」という焼き方が正統とされたようである。