【有意義な日を】禁スロマラソン40km【過ごそうよ】

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149( ´∀`)ノ7777さん
1m x 2m程度の鉄板台のスペースを、焼き手である経営者の側に向かい、4〜5人の客が椅子で囲む
という形式で、最低2坪もあれば簡便な営業が行えたからである。
ちなみに、物価水準が現在(21世紀初頭)の1/10位であった昭和30年頃には、キャベツを主な具材とする
野菜焼きが15〜20円、それに若干の肉を加えたもの(肉てん)が20〜30円という価格帯であった。
基本的な肉・野菜焼きをベースにソバ焼きあるいはモダン焼き、そして季節の魚介類をも加え、
文字通り客の「お好み」に応じて鉄板の上で焼き、ビールや酒類のつまみとしても供した。
ときには家庭で余った米飯を持ち込み、適宜な具材を指定して焼き飯として持ち帰る、などという
注文にも応じる「お好み焼き屋」は、鉄板一枚を中心とした近隣のコミュニケーションの場でもあった。
その後、食生活が多様化するに従い、このような内職的な店は廃れ、繁華街を中心にして専業化した店が
他の食種とも味を競うようになった。
また、高級化してステーキや魚介類を中心とした鉄板焼き店に業態を変えた店も多い。
関西風お好み焼き屋の業態として、オーダーごとに生の具材と生地の提供を受け、
客の側で調理し焼き上げる半セルフサービスの店がある。
店側としては食材を用意するだけで良く省力化ともなるので、チェーン店などでこの方法をとる店も多く、
関東一円でもこの形式の店は顕著に見られる。
ホットプレートなどの普及で、お好み焼きが家庭でも広く一般化し、
高度な調理技術を要求されないこともあり、店側の焼き方にとらわれず
自由に焼き具合や調味加減ができる面白さも手伝って、カップルや学生、団体客などの需要に受けている。
お好み焼きを副食として米飯と一緒に食べる習慣が関西にある。
じっさい関西のお好み焼き屋には米飯を用意する店も多く、「お好み焼き定食」などとしてごはん
(またはおにぎり)をセットで出す店もあり一般的である。
関西出身の芸能人の「お好み焼きはおかず」との発言などで全国に知られるようになった。
しかし、「おかず」として扱う習慣のない他の地方からは奇異に見えるという指摘もある。