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41( ´∀`)ノ7777さん
一方、「神洲不敗」を信奉する軍の強硬派はなおも本土決戦を掲げて、
「日本国民が全滅するまで一人残らず抵抗を続けるべきだ」と一億玉砕を唱えた。
日本政府は中立条約を結んでいたソビエト連邦による和平仲介に最後の期待を賭して
ポツダム宣言を黙殺する態度に出た。
このような降伏の遅れは、その後の制空権喪失による本土空襲の激化や沖縄戦の激化、
原子爆弾投下などを通じて、日本軍や連合軍の兵士だけでなく、日本やその支配下の国々の
一般市民にも甚大な惨禍をもたらすことになった。
その頃、アメリカ軍やイギリス軍を中心とした連合軍は次に沖縄諸島に戦線を進め、
沖縄本島への上陸作戦を行う。
多数の民間人をも動員した凄惨な地上戦が行われた結果、両軍と民間人に死傷者数十万人を出した。
なお、沖縄戦は日本国内での降伏前における唯一の民間人を巻き込んだ地上戦となった。
日本軍の軍民を総動員した反撃にも拘らず、連合軍側は6月23日までに戦域の大半を占領するにいたり、
すでに濃厚であった敗戦の見通しを決定づけた。
また、沖縄戦の支援のために沖縄に向かった連合艦隊第2艦隊の旗艦である戦艦大和も
4月7日に撃沈され、残ったわずかな空母や戦艦も、燃料・搭載機の欠乏により出撃不能となった。
活動の主体は駆逐艦・潜水艦などの小型艦艇に移行し、ここに日本海軍が誇った連合艦隊は完全に壊滅した。
この頃には、日本軍の制空権や制海権の完全な喪失に伴い、日本近海に迫るようになった連合軍の
艦艇に対する神風特別攻撃隊による攻撃が毎日のように行われ、連合軍艦艇に甚大な被害を与えるなど、
日本陸海軍も必死の反撃を行うものの、戦争経済に関する大局観を当初から欠いている上、
日本の降伏はもはや時間の問題となった。