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36( ´∀`)ノ7777さん
東條首相と閣僚
しかし、6月にその最重要地点であったマリアナ諸島にアメリカ軍が来襲する。
日本海軍機動部隊はこれに対し反撃すべくマリアナ沖海戦を起こす。
日本機動部隊は空母9隻という日本海軍史上最大規模の艦隊を編成し、米機動部隊を迎撃したものの、
圧倒的な工業力を基に空母を多数竣工させていたアメリカ側は15隻もの空母を基幹とし、
更に日本の倍近い艦船を護衛につけるという磐石ぶりであった。
航空機の質や防空システムでも遅れをとっていた日本機動部隊はアメリカ海軍の機動部隊に
惨敗を喫することとなる。
旗艦であった大鳳以下空母3隻、その他多くの艦載機と熟練搭乗員を失った日本機動部隊は
文字どおり壊滅した。
しかし、戦艦部隊はほぼ無傷であったため、10月末のレイテ沖海戦では戦艦部隊を基軸とした艦隊が
編成されることになる。
サイパンに上陸するアメリカ兵陸上では、猛烈な艦砲射撃、航空支援を受けたアメリカ海兵隊の大部隊が
サイパン島、テニアン島、グアム島に次々に上陸。
7月に海軍南雲忠一中将の守るサイパン島では3万の日本軍守備隊が玉砕し、
多くの非戦闘員が両軍の戦闘の中死亡した。
続いて8月にはテニアン島とグアム島が連合軍に占領され、即座にアメリカ軍は
日本軍が使用していた基地を改修し、大型爆撃機の発着が可能な滑走路の建設を開始した。
このことにより日本の東北地方の大部分と北海道を除くほぼ全土がB-29の航続距離内に入り、
本格的な本土空襲の脅威を受けるようになる。
実際、この年の暮れには、サイパン島に設けられた基地から飛び立ったアメリカ空軍のB-29が
東京にある中島飛行機の武蔵野製作所を爆撃するなど、本土への空爆が本格化する。
太平洋上の最重要地点であるサイパン島を失った打撃は大きく、
攻勢のための布石は完全に無力と化した。