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251( ´∀`)ノ7777さん
十八世紀以降の西ヨーロッパ諸国(独英仏伊)では、下層階級からも貴族階級からも
自らを差別化しようとする、中産階級の価値観、リスペクタビリティ(市民的価値観)が生まれる。
十八世紀以降のナショナリズムは、この中産階級の作法や道徳を吸収し、全階級に広めた。
その鍵になるのはセクシュアリティの統制であり、「男らしさの理想」である。
ここにおいて、マスターベーションに耽るオナニストは顔面蒼白、目が落ち窪み、
心身虚弱な人間と表象され、男らしい闘争や社会的達成という国民的ステレオタイプとは相容れない
とされた。
反オナニーの波は、ジャック・デュシェ著、金塚貞文訳「オナニズムの歴史」によれば、
18世紀のティソの著書によって引き起こされ19世紀に最高潮に達する。
スタンジェ著「自慰」によれば、道徳面と同程度かそれ以上に医学面での有害性が強調された。
原因不明の多くの疾患が、オナニーにより引き起こされるとみなされた
(くる病、関節リューマチ、肺炎、慢性カタル、視覚・聴覚の衰えなどなど、
主張する者によりまちまちではあるが)。デュシェ著「オナニズムの歴史」によれば、
1939年にはカルノー医師により性教育面での言及が行われ、1968年を境に
、社会的見解に変化が起こったと述べられている。 
また同書によれば、1882年に、フランスの精神病医専門誌における「二人の少女の
神経障害を伴ったオナニズムの症例」(括弧内訳、「オナニズムの歴史」での訳まま)という
デミトリオス・ザムバコ医師の記事に、医学アカデミー会員のゲラン医師の示唆により、
女性器を焼き鏝で焼却すると脅したことや、ゲラン医師が何人もの女性に、
その焼却治療を施し結果を得ていたことが記されていたという。