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207( ´∀`)ノ7777さん
西武が全日程を終了した次の日(17日)に近鉄が敗れたため、近鉄が残り試合に全勝しない限り
西武の優勝が決まる所までいったが、翌18日は近鉄がロッテに大勝する。
ここに至って、森は近鉄に10月だけで7敗目のロッテのあまりの不甲斐なさに呆然とし、
動揺が生まれたという。
10月19日の試合結果待ちとなった西武は当日、西武ライオンズ球場をファンに開放し、
スコアボードの大型映像装置でロッテ対近鉄戦を生中継していた。
監督以下選手たちも西武球場に待機し、第1試合の7回裏、ロッテが2点リードすると
選手たちはユニフォームに着替え、胴上げのためベンチ入りした。
しかし、森は2点のリードでは安心できないとユニフォームを着ることを拒んだ。
そして、第1試合は近鉄が勝った。
第2試合が始まると、森は秋季キャンプの会議を始めた。
試合に一喜一憂するより、来季に向けた話し合いをした方が気が休まったからである。
だが会議後、内野守備走塁コーチの伊原春樹は精神的苦痛のためか、一旦帰宅したという。
森は球場の駐車場に停めてあった自分の車に乗り込み、ラジオで試合の行方に耳を傾けていた。
延長10回裏、西武の優勝が確実になった状況で、新聞記者たちが集まってきた。
しかし「まだロッテの攻撃時間がある」と押しとどめ、ロッテよ、攻撃に時間をかけてくれと祈った。
午後10時44分、正式に西武の優勝が決まると「選手たちが本当によくやってくれた」とコメントした。
西武球場に集まった数百人のファンの前で、選手たちに胴上げされた。
こうして優勝をもぎ取った西武のチームリーダー・石毛宏典は「こんなんで負けたら近鉄に申し訳ない」
と日本シリーズを必ず制することを誓った。
その後の日本シリーズで中日ドラゴンズと対戦して日本一を勝ち取ったが、
その時に清原和博が「これで近鉄に顔向けができる」というコメントを残している。