（　＾ω＾）ﾌﾞｰﾝがパチスロで生活を始めました　９

投下中に512K超えたやら何やらで新スレですｗｗ

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まとめサイト
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それじゃあ続き投下していきます。

三三⊂二二二(　＾ω＾)二二⊃おっおっお♪

∧_∧
(*ﾟ∀ﾟ)　＜黄金騎士の最大の弱点、それはタイムリミットだZE！
(,,,,,,,,,,)

――――

(ヽ;#;)ω(;#;)　……

(　ヽ｀ゝ′)　……

二人とも一言も喋ろうとしない。お互いに思うものがあるのだろう。
そんな状態のまま五分間が過ぎようとした時、遂に龍二がその思い口を開けた。

(　ヽ｀ゝ′)　……もう、決着ついたのかよ？

(ヽ;#;)ω(;#;)　……！！

ブーンは思った。あっちの世界で「死にたくない」と思った時に走った閃光の事を。
右の頬をさする。あれは龍二、お前が僕を殴ったんだな。僕はまた、龍二に助けられたんだな。

数秒間の沈黙。そして、

(　ヽ＾ω＾)　ああ、ついたお。僕は何が何でも生き抜いてみせる！…そう決めたお

(　ヽ｀_ゝ′)　よし、その言葉が聞きたかった
　　　　　　　 じゃあ行くぞ。もうあんまり時間がないんだ

ポケットから携帯を取り出す龍二。
その時一瞬だが龍二の表情が曇ったのを僕は見逃さなかった。

(　ヽ＾ω＾)　…龍二、迷惑かけてごめんお、…もう僕は大丈夫だお

僕の言葉を聞いた龍二は僕の方に顔を向け、僕の目を見つめた。
そして笑いながらこういった。

(　ヽ｀_ゝ′)　気にすんな、もう終わった事だ
　　　　　　　 それにお前のその性格は今に始まった事じゃねえだろ？ｗｗ

(；ヽ＾ω＾)　お……

(　ヽ｀_ゝ′)　よし、じゃあ行くぞ。正真正銘最後のギャンブルだ！

(；ヽ＾ω＾)　お…、おお！ｗｗ

第二十話　終わり

とはいっても残り２レスだった件について。(ノ∀｀*)
えーと、どうもお久しぶりです。前話から丸々三ヶ月半(もっと？)くらい期間が空いてしまった事、
正直物語が自分の予想以上に大きくなってしまった事、それによってたくさんの矛盾が生じてきそうな事、
モチベーションが上がらないという事でしばらくこのスレに来る事が出来ませんでした。
そんな中、悪い事は重なるものですね。ホラーに取り憑かれてしまいました。ええ、牙狼です。
来る日も来る日もガロってる日が続きました。そのおかげで強いハートを手に入れました。擬似３中毒です。
って、こんな事どうでもいいですね。とにかく第二十話を投下出来たという事が素直に嬉しいです。
それもみなさんの支援があったからです。これ、マジです。一月中旬にスレを覗いたんです。
乗っ取りとかされてるかも…、こんだけ期間空いちゃってるんだもんな…って思いながら見たら、
ホント嬉しかったです。思わず口元緩みましたｗこんな俺の作品を待ってくれている人がいるって事が。

これから就活が始まるので投下ペースをあげるのは難しいと思いますが、それでも出来る限り頑張りたいと思います。
投下中支援してくださった方、ありがとうございましたｗ

名無しさん、新夢さん、投下後のコメントでいつも「待ってる」コメントしてくださってありがとうございます。
これからもこのスレを一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。三人とも完結まで頑張りましょう！でわノシ

べろべろばー　　　　　　うほほほほ
　　　おチンチンびろーん ∩＿＿＿∩
　　 ∩＿＿＿∩　　　　　 | ノ　 ○─○ヽ_∩＿＿∩　にひゃひゃひゃひゃひゃ
　　 | ノ　　　　　 ヽ/⌒)　 /　 ／3　　　3　|　 　　　　ヽ　
　 /⌒) (ﾟ)　　　(ﾟ)　|　.| 　 |　　　　( _●_)　|o⌒　　⌒o|
　/　/　 　( _●_)　 ミ/∩―−、　　 |∪|　/⌒（_●_)⌒ ミ
.（　　ヽ　　|∪|　　／ ／　(ﾟ)　､_ ｀ヽ ヽノ　|　　 |∪|　　／
　＼　　　 ヽノ　/ 　/　　(　●　 (ﾟ) |つ 　∩.　　ヽノ∩
　 /　　　　　　/　　|　／(入__ノ 　 ミ　　　| ノ⌒　　⌒ヽ
　|　　　_つ　 / 　　　､　(＿／　　　 ノ　　/　　（。）（ﾟ）|　　　　　
　|　 /UJ＼　＼　　　＼＿＿＿　ノﾞ ─ｰ|　　(⌒＿●⌒)ミ 　　　　　
　|　/ 　　　 )　 )　　　　＼ 　　　　　　＿彡､/ |Ｕ　　ＵＵ_/ 　　　 　
　∪　 　　 （　 ＼　　　　　＼　　　　　＼ 　　| | 　　　　||
　　　　 　　 ＼＿) あびゃばばばだーん　.　.| |ｎn　_nn||　　ぐへへへへへへ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿）

(　＾Ω＾)乙華麗

カツカレー(ノд<。)゜。

乙！
復活オメｗｗ 待ってたぜ！

(･∀･)乙

待ってたよ〜！これからも楽しみにしてるお！

名無しさんはまだかな〜？

乙です

――とあるバーにて――

ジョルジュは、薄暗い店内で一人、水割りのグラスを傾けていた。
ＢＧＭにはジャズのピアノが流れる、落ち着いた雰囲気の店である。

(　ﾟ∀ﾟ)｢…ちっ｣

ジョルジュは、小さな舌打ちと共に、自分の腕時計を確認した。もう５度めになる。

(　ﾟ∀ﾟ)｢…ったく。あの野郎、何やって…｣

――チリンチリン

新たな客の来店を知らせるチャイムの音と共に、バーのドアが開いた。
ようやくジョルジュの待ち人がやってきたようである。

(´･ω･`)｢やあ。このテキーラはサービスだ。まずはこれを飲んで落ち着いて欲しい。うん、すまな(ｒｙ
(; ﾟ∀ﾟ)｢…遅れた分際で、ずいぶんなご挨拶だな… オイ｣
(´･ω･`)｢はっはっは！ いや、ほんとにすまない。謝るよ｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…けっ 俺様はオメーと違って忙しい身なんだぜ？｣
(´･ω･`)｢で、その大変忙しい店長さんが、わざわざ僕を呼び出して、一体何の用だい？
　　　　　しかも伊藤以外の店で待ち合わせるなんて。珍しいことこの上ない｣

（　＾Ω＾）ｈｓｍｒ

(　ﾟ∀ﾟ)｢とぼけやがって。おおよそ見当ついてんだろ？ オメーもよ｣
(´･ω･`)｢……まあ、ね｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…ふん。ま、とりあえず…｣

そう言って、ジョルジュはグラスに半分ぐらい残っていた水割りを一気に飲み干した。

(　ﾟ∀ﾟ)｢マスター、おかわり。あと、コイツにも同じものを｣
( ´ヮ｀)｢かしこまりました｣

バーのマスターは、慣れた手つきで、水割りを作る。
そして間もなくカウンターにグラスが二つ並べられた。

(　ﾟ∀ﾟ)｢…オメー、また伊藤のツケ溜めてるんだってな？ ママが心配してたぜ？｣
(´･ω･`)｢……うん。でも遅れても、ちゃんと払うから…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢そういうことじゃねえ。金の問題じゃなくて、純粋にオメーを心配してんだよ、アイツは。
　　　　 ショボンは大丈夫なのか、てな。お嬢様育ちのお人好しだ。オメーも知ってんだろ？｣
(´･ω･`)｢…うん｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…そして、オメーの懐具合がサムイことは、俺様はよく知っている。
　　　　 最近全然勝ってねえだろ？｣
(´･ω･`)｢…そうだね｣

(　ﾟ∀ﾟ)｢で、どうやって払うつもりだ？ 踏み倒す、とか言いやがったら、俺様がお前を踏み倒すぜ？｣
(´･ω･`)｢はは… それは無いよ。大丈夫さ｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢じゃあどうすんだよ？ ５号機で食っていけると思ってんのか？｣

この質問に、ショボンは少し考える素振りを見せる。
そして、水割りを一口含んでから答えた。

(´･ω･`)｢今は… 確かに厳しいね。４号機に比べて売り上げが伸びないんだろう？ ５号機じゃ｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢ああ。でもって、売りが落ちるってことは、粗利も出ねえってことだ｣
(´･ω･`)｢そして、利益が出ないってことは、高設定を入れて、出すこともできなくなる…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢そういうこった。でも一番の問題は… 売りが格段に落ちてるってのに、
　　　　 ４号機と同じだけの利益を出せ、とか言いやがるアホ経営陣だがな！｣

ジョルジュは吐き捨てるように言うと、またグラスの中身を一気に空けた。
ドン！ とカウンターにグラスを叩きつけ、また水割りのおかわりを注文する。

(´･ω･`)｢経営者サイドは、たいてい数字しか見ないもんだからね…
　　　　　機械のことなんか、さっぱりわからない人も多いし｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…けっ おかげで俺様は最近、会議で吊るされまくりだぜ。
　　　　 最近売り上げが落ちてるな。現場の怠慢じゃないのかね？ てな。うぜーっての！｣
(´･ω･`)｢ははは… そりゃ大変だ。ホント胃に穴があく思いだよね。僕も経験あるけど｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢ふん… で、優良店で知られるウチの店も、ガッチガチのボッタクリ状態な訳だが、
　　　　 それでどうやって食っていくつもりなのかね？ 元設定師のショボン君は｣

ショボンは、一度大きく溜め息をつき、そして自信の無さそうな小さな声で、つぶやくように言った。

(´･ω･`)｢今は、確かにキツいけど… でも、いずれ経営陣もわかるはずさ。
　　　　　客が完全に飛んでからじゃ遅いからね。５号機なりの利益率の設定になりさえすれば…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…今、ウチの店のスロは、オール設定１だ｣
(´･ω･`)｢…！？ ジョルジュ…！？｣

ショボンは驚きを隠せなかった。
なぜなら、ジョルジュはこれまで、一度たりとも店の具体的な設定状況を、客に漏らしたことなどなかったのだ。
それは、ショボンのように近しい間柄であっても、例外ではなかったはずである。

(;´･ω･`)｢…どうしたんだい？ ポリシーだったはずだろ？ 客に設定を流すような不正はしないって…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…この俺様が、自分のポリシーを曲げてまで言うんだ。
　　　　 いいから黙って耳の穴かっぽじって聞きやがれ！｣
(;´･ω･`)｢ジョルジュ…｣

ジョルジュは、遠くを見るような目で正面を向いたまま、まるで独り言のように語りだした。

(　ﾟ∀ﾟ)｢こないだの営業会議で決まったよ。今月末に、スロ島を半分に減らす。
　　　　 要するに、もともと北斗全盛期に増やした分を、またパチ島に戻すって話だ｣
(´･ω･`)｢リニューアルするのか…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…で、機種は、2/3を５号機のジャグラーにする。
　　　　 もうスロットは、シマ単位で入れ替えすることもねえだろうよ｣
(´･ω･`)｢ジャグラーがメインになるのかい？ それなら…｣

(　ﾟ∀ﾟ)｢アイムジャグラーだぜ？ 俺様も展示会に行って調べて来たが、ありゃあ全くの別物だな｣
(´･ω･`)｢でも、ジャグラーはジャグラーだろ？ 細く長く…薄利多売で使うんじゃないのかい？｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢所詮５号機だってことだよ。低設定が甘くて、高設定がカラいんだ。
　　　　 オメーならわかるだろ？ この意味が｣
(´･ω･`)｢…甘く使っても、なかなか高設定は入れられない…か｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢そういうこった。４号機初期の頃みたいな感じになるだろうな。
　　　　 ただし、あの頃とは違って、技術介入で他人と差をつけることもほとんどできねえ｣
(´･ω･`)｢………｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…で、ウチの店の方針としては、スロは稼働よかひたすら利益重視、
　　　　 余分に抜けりゃ、その分はパチの機械台に回す…とのこった｣
(´･ω･`)｢……そう｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢わかるか？ もう『上』は完全にスロに見切りをつけようとしている。
　　　　 食っていくんだったら、早いとこパチにシフトするんだ。アイツらみたいに｣

(´･ω･`)｢…僕は、１５年間ずっとスロットばっかりだったんだよ？
　　　　　今さらパチンコなんて…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢それでも！ …このままじゃ、オメーは確実に潰れるぜ？
　　　　 もう、スロットの時代は終わるんだよ… 今度こそ…な｣
(´･ω･`)｢………｣

ショボンは、腕を組んだまま、押し黙ってしまった。
二人の間に沈黙が流れる中、軽快なジャズのサウンドだけが虚しく響いていた。
その重い雰囲気に耐えられなくなったのか、再びジョルジュが口を開く。

(　ﾟ∀ﾟ)｢…オメー、いまさら他のことできねえだろ？ これでずっと食ってくしかねえんだろ！？｣
(´･ω･`)｢そう、だね…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢だったら、釘でもなんでも勉強するしかねえだろうが！ 昔、少しはかじってたんだろ？｣
(´･ω･`)｢…うん。実際叩いてたこともあったけど…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢だったらやればいいじゃねえか。オメーならできるさ｣
(´･ω･`)｢…ジョルジュ、ありがとう｣

（　＾Ω＾）四円

(　ﾟ∀ﾟ)｢…ふん。別にオメーの為に言ってんじゃねえよ｣
(´･ω･`)｢ふふふ… わかってるさ。でもジョルジュ… すまない。僕はやっぱり、スロット一本でやっていこうと思う｣

あまりに予想外の返答だった。ジョルジュは思わず飲みかけの水割りを吹き出してしまった。

(; ﾟ∀ﾟ)｢あん？ 何でだよ！？ 沈むとわかってる船と心中しようってのか？ 訳わかんねえぞ！？｣
思わず声を荒げるジョルジュ。しかし、ショボンは決意に満ちた目で、ジョルジュをまっすぐに見据えて言ったのだった。

(´･ω･`)｢例え沈むとわかっていても… １５年も乗り続けてたんだ。今さら降りられないよ｣
(; ﾟ∀ﾟ)｢何だよ、そりゃ！ ますます訳わかんねえ！｣
(´･ω･`)｢もしここで逃げ出したとしたら、それこそ今までの１５年間、全てを否定してしまう気がするんだ。
　　　　　それはつまり『あの時』の選択が、やはり間違いだったという事になってしまう｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢………｣
(´･ω･`)｢そんなの、彼女に申し訳ないじゃないか。それに…
　　　　　この道の先駆者として、僕にはまだ、やらなきゃならないことがある｣

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> >451-455,456-460,461-465,466-470,471-475,476-480,481-485,486-490,491-495,496-500
> >501-505,506-510,511-515,516-520,521-525,526-530,531-535,536-540,541-545,546-550
> >551-555,556-560,561-565,566-570,571-575,576-580,581-585,586-590,591-595,596-600
> >601-605,606-610,611-615,616-620,621-625,626-630,631-635,636-640,641-645,646-650
> >651-655,656-660,661-665,666-670,671-675,676-680,681-685,686-690,691-695,696-700
> >701-705,706-710,711-715,716-720,721-725,726-730,731-735,736-740,741-745,746-750
> >751-755,756-760,761-765,766-770,771-775,776-780,781-785,786-790,791-795,796-800
> >801-805,806-810,811-815,816-820,821-825,826-830,831-835,836-840,841-845,846-850
> >851-855,856-860,861-865,866-870,871-875,876-880,881-885,886-890,891-895,896-900
> >901-905,906-910,911-915,916-920,921-925,926-930,931-935,936-940,941-945,946-950
> >951-955,956-960,961-965,966-970,971-975,976-980,981-985,986-990,991-995,996-1000

(　ﾟ∀ﾟ)｢あの小僧ども…か？｣
(´･ω･`)｢そうさ。彼らは若い。まだまだいろんな可能性があるからね…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…ふん｣

またしばらく沈黙が場を支配した。今度はジョルジュが何かを考え込んでいるようだ。
そして、結論が出たのか、小さな溜め息を一つついて、つぶやくように言った。

(　ﾟ∀ﾟ)｢…お前は、それで後悔しねえんだな？ それが…お前の望みなんだな？｣
(´･ω･`)｢…ああ。僕は決して後悔はしない。
　　　　　それが…君や彼女に対する、唯一の贖罪だろうからね…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…だったら、もう何も言わねえ。この話は終いだ｣
(´･ω･`)｢ジョルジュ…｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢マスター、水割りおかわりだ。…こいつの分もな｣

この日、ショボンはある決意をした。
これまで１５年間乗り続けてきた『船』に最期まで付き合うこと。
それは、同時に仲間との別れを意味する、悲しい決断だった。
居心地の良かった『夢』の終わりは、もう、すぐそばまで迫ってきていたのである―――



――続く

まいどどうも

いつの間にか新スレ立っててビビりましたｗｗ
まずは回胴さん、復活おめでとうございます！ 共に完結まであと一息、頑張りましょう！

で、自分のストーリーですが、なんかまた暗いというか、辛気臭くなってきてます。
でも、４→５号機になった時に、多くのスロプ達が廃業に追い込まれた事実があり、その斜陽の様子を書きたかったんですよね。
また、スロの話なのに、なぜ慶次が？ という指摘を頂きましたが、
それは４号機スロッターと慶次は、なかなか関係が深い、と僕は考えてるからです。
北斗２あたりで大コケした頃から、スロ島から多くの若者たちが消え去りましたよね？
スロに見切りをつけた、その連中が流れた先が慶次だったんです。
イベント時に若者だらけで埋め尽くされた光景は、かつての旧北斗全盛期を思わせるものがありました。
まあ、その時の印象が強くて、僕の中では『スロッターは慶次を打つ』イメージができたんですね。
偏見だったらすいませんｗｗ

ではまた( ＾ω＾)ノ

ハサマレ乙でした

>>26
おつです！
たしかに慶次の大ヒットは若者の支持にあると思います

出た当初は、あまり客付きも良くありませんでしたからね
夢がある機種を好む人々が、５号機に見切りをつけて
移動した先に慶次がいたのは事実だと思いますｗ

最近は５号機もなかなか面白いですけどねｗ
パトラッシュとか慶次とかガロを出されたら、夢があるって部分ではスロに勝ち目はないですねｗ

次回も期待しております！

保守(´∀｀）

(；ﾟдﾟ)ｵﾚﾓｻｲｷﾝﾊﾟﾁﾊﾞｯｶ…

保守(・∀・)ﾉ

|ω･`) 自分も書こうかなとｵﾓﾃﾙのですが、登場ｷｬﾗにできそうな
　　　　AAの一覧載ってるようなｽﾚって無いですか？

>>31
VIPに行けばブーン小説総合スレというのがだいたい建ってる
そこのテンプレに全部あるよ

（　＾Ω＾）>>31　ｙｒｓｋ

乙！続きがきになる展開ですね・・・

｜･ω･`)

( ･∀･)名無しちゃんマダー？

｜･ω･`)保守

オンラインカジノスレって何処だかわからんのでｽﾏｿ(´・ω・｀)
ttp://www.janpachi.com/ja/
↑知ってるヤツいる？
気になるんだがどーよ？

｜･ω･`)

｜･ω･`)まだかなぁ〜

作者逃亡age

ちくしょう

まだまだ〜！

数々の死闘を繰りひろげてきたブーン達にも安らかな日々が訪れていた。。。
(´･ω･｀)でも・・・
('A`)俺たちの戦いは
（　＾ω＾）まだまだ終わらないお！
　　　　　完

エエェェｪｪｪｪェェエエ

雪が降ってるからageてみる
俺はいつまでも３作者に期待してるぞダボが！

ダボダボダボォ！！

保守なんです！（＞＜）

保守(´Д｀)

（　＾ω＾）　ドクオ、明日ヒマかお？

('A`)　え・・・ヒマだけど？

（　＾ω＾）　明日パーラー「メメタァ」が新装開店なんだお
　　　　　　　ノリうちしないかお？

('A`)　えぇ・・・やだよ、ブーンヒキ弱いじゃん・・・

（＃＾ω＾）　ふふ、これを見てもそう思えるかお？

(;'A`)　・・・？え、こ、これわ！！？

（　＾ω＾）+　うむ、いいリアクションだお

(;'A`)　す、すごい・・・財布の中に諭吉が何人も・・・ま、まぶしい！！

ﾎﾞｿ（　＾ω＾）　・・・知りたい？

(;'A`)　・・・は？

ﾎﾞｿｿ（　＾ω＾）　なんでこんなにお金あるのか知りたい？

(;'A`)　・・・いや、別に

（　＾ω＾）　実はね・・・

('A`)　ふ〜ん、GAROで六万発かあ・・・

（　＾ω＾）　あの台食えるお！ドクオもうつべきだお！

('A`)　いやー、俺はフルスペック怖いよ・・・

（＃＾ω＾）　バカ！それでもチンポコついてんのかお！？

('A`)　つ、ついてるわい！！バカにすんなや！！

（＃＾ω＾）　そうやっていっつもマイナスに考えちゃうからドクオはいつまでたってもチンカスなんだお
　　　　　　　いいかお？フルスペックってのは結局いかに初当たりを早くひくかだけが勝負の分かれ目なんだお
　　　　　　　その勝負に勝った者にはその高き壁を乗り越えただけの報酬があるんだお、それが82％継続！！
　　　　　　　見る見るうちに積まれていくドル箱タワー！隣のおにゃのこの羨ましげな視線！“＝”俺のマグナムパーン！！

('A`)　意味分からないよ・・・ていうかブーン、それ店からしたら絶対いいお客さんだよ・・・

（＃＾ω＾）　おにんにん！？(なんだって！？)

('A`)　ノリうちの話、やっぱりやめとく・・・ブーンに付き合ってたらお金いくらあっても足りないよ

（＃＾ω＾）　そーかお！やだねー、夢のない男は！

('A`)　なんとでもいえよ、俺は堅実に立ち回りたい人なんだよ

（＃＾ω＾）　へへー、パチに堅実もクソもねーお！ショボンでも誘ってみるかお！！

('A`)　・・・　　　　-＝（＃＾ω＾）ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ

('A`)　・・・ふん、後でどうなっても知らないからな

――――
―――
――
―

('A`)　ただいまー・・・

('A`)　って誰もいないけど、ね

('A`)　さて、と・・・

('A`)　ちょっくら自己紹介でもしますかね

name：欝田ドクオ　utsuda dokuo
type：♂
birth day：200X 12/31
hobby：ペットの熱帯魚をジーっと見続ける事、
　　　 2ch、体育座り、断食、etc

('A`)　いや、こんな機械的な自己紹介じゃなくてさ
　　　 しかも趣味ヤバクね？一般の人見たら軽くひかね？　

��('A`)　自己紹介するよ！

俺の名前は欝田ドクオ。都内の大学に通う大学二年生だ。
元々地方出身者なんだけど大学生になったら一人暮らしをする！っていうのが俺の昔からの夢だったんだ。

('A`)　ご飯でも食べよ

だから俺には大学は絶対都内！っていう野望があった。その為に高校三年生の時は必死で勉強したよ。
その甲斐あってか無事第一志望の大学に合格。次の日には不動産に出向いてるアクティブな俺がいたっけなあ。

('A`)　食パンと・・・、ゲッ！冷蔵庫にソーセージとビールしかないや

('A`)　・・・

('A`)　ケチャップぶっかけて・・・、ソーセージのっけて・・・

もうその時はウキウキが止まらなかったよ。一人暮らししてる人って、なんかかっこいいじゃん？それだけで大人っていうか。
友達とかと朝まで飲んだり騒いだり、彼女が出来たら家に呼んでさ。そんで朝までキャッキャやったりさ・・・へへッ！

('A`)　うめえええ！ケチャップとソーセージのパンうめえええ！

('A`)　ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

けど現実ってそう甘くないよね。大学入ってから友達といえるヤツなんかブーンとショボンくらいだし、彼女なんて夢のまた夢。
この部屋の有様を見てよ。とてもじゃないけど人なんて呼べない。呼んじゃいけない。チョー汚い自信あるよ。

('A`)　ﾌﾟﾊｰ

('A`)　・・・

('A`)　2chでも見よ

趣味もインドアなものばかりで正直こんな自分に憤りを感じてる。
こんなんじゃ絶対彼女なんて出来ないよ、どうしよう！

('A`)　“初ｾｸﾛｽの場所書いてこうぜｗｗｗ童貞は鍋でも囲んでろ”、か・・・

('A`)　おいおい、春菊はどうした？みんな嫌いかい？

('A`)　さて

だけどこんな俺にも一つだけ人に自慢できる事がある。それは、

('A`)　もう十時か、急がないと閉店しちゃうな

('A`)　ﾌｵｵｵｵ・・・

ヽ('A`)ノ　スーパードクオタイム発動！！(以後SDT)　

手短に支度と気合入れを済ますと俺は一目散に家から飛び出た。交通手段はもちろんチャリンコだ。

　ｼｬｰ! ('A`)　＜まずはスロットの天井チェックだ！
　　　(　O┬O
　-=◎-ヽJ┴◎　　　

そう、俺が人に自慢できる事、それはパチスロで勝ち続けている事なんだ！

―――パーラー「害悪」にて　22:15

('A`)　ふむふむ、エヴァで天井まで後150Gの台が二台あるな
　　　 え！ちょっと待ってよ、ウルトラのデータカウンタで850Gってのがあるし！

('A`)　ウルトラモードがかなり継続したのかな？データはどうなってるんだろう・・・

('A`)　ええ！？たったの一回しか継続してない！って事は実質天井まで後200G程度じゃん！うわ、超ラッキー！

('A`)　メモメモ・・・

('A`)　よし終わり！次は駅前のパーラー「メメタァ」だ！

　ｷｺｷｺ! ('A`)　＜待ってろよおおおおおお！
　　　 (　O┬O
　 -=◎-ヽJ┴◎

―――パーラー「メメタァ」　22:30

('A`)　ふー、ついたついた

('A`)　さてと、こっちはおいしいG数の台はあるかなぁ？

（　＾ω＾）　あ！ドクオ

('A`)　うわ、ブーン何やってんの？

（　＾ω＾）　夢を掴みにきていたんだお

('A`)　また訳の分からない事を・・・

（´・ω・`）　おや？ドクオじゃないか

('A`)　あ・・・、ショボンも

（　＾ω＾）　今日はショボンと一緒にパチンコでノリうちしたんだお！

('A`)　へー、やっぱりあれ？牙狼？

（　＾ω＾）　モチのロンロンだお！

（´・ω・`）　僕は北斗だったけどね

('A`)　ショボンが北斗・・・？珍しいね、あんなにバトルスペック嫌いだったのに

（´・ω・`）　僕はサウザーたんのプリップリのケツがたまらなく愛おしいんだ
　　　　　　　 出来る事ならケツの割れ目に顔をうずｍ('A`)ｵｰｹｰ､ﾖｰｸﾜｶｯﾀﾖ

（　＾ω＾）　ショボンはホモなんだお！

('A`)　ていうか、二人ともバトルスペックでノリうちとか・・・学生だよね君達？

（　＾ω＾）　ﾃｨｶﾄされた！

（´・ω・`）　ところで、ドクオはいつからここにいるんだい？僕達全然気が付かなかったよ

('A`)　ん・・・

��('A`)　ｱｯ！！

（´・ω・`）　ほぉん、いい声で鳴きよる

（　＾ω＾）　ショボン、落ち着けお

('A`)　すっかり忘れてた！ごめん、俺今から台のデータとらなきゃいけないんだ
　　　 また今度！じゃあ！

（´・ω・`）＾ω＾）　　-=('A`)　ｽﾁｬﾁｬｰ

（　＾ω＾）　・・・いっちゃったお

（´・ω・`）　ドクオは勝つ為の努力を怠らないからね、あそこまでやれる人はなかなかいないよ
　　　　　　　 まあそんな事はさておき、ブーンは結局何発出した？僕は20K投資の8000発でなんとかプラッたんだけど

（；＾ω＾）　・・・あの、とてもいいにくい事なんですけど

（´・ω・`）　ん？なんだい、いってごらん（にこやか）

（；＾ω＾）　違うんだお！僕は何度もやめようとしたんだお！
　　　　　　　したけどそのたんびに台から励ましの手紙が届くんだお！おにゃのこに「頑張って(はぁと)」っていわれたら普通頑張るお！？

（´・ω・`）　あいにく僕はホモなんでね、メスの言葉など僕の耳には入ってこない

（；＾ω＾）　！

（´・ω・`）　さぁ、いくら　負　け　た　ん　だ　い　？

ﾎﾞｿ（；＾ω＾）　・・・ﾖﾝﾏﾝ

（´・ω・`）　オーケー、お前の菊門で我慢してやろう

（　；ω；）　や、やめてえ！！それだけはああああ！！

（´・ω・`）　おら、さっさと脱げ豚野郎！！

（*´・ω・`（　ﾟωﾟ）　ら、らめッｱｯｰｰｰｰｰｰ！

　　　　ｽﾞｯｷﾞｬｱｱｱﾝ!!

――――パーラー「メメタァ」二階

('A`)　なにやら一階が妙に騒がしい・・・

('A`)　・・・

('A`)　ま、いっか

('A`)　そんな事よりはやいとこデータとっとかないと！

―――台、物色中・・・

('A`)　ここはあんまり期待値稼げる台は残ってないな、やっぱり一件目のウルトラが明日の第一候補だ！

('A`)　そうと決まれば早く帰って寝よう！寝坊したら大変だしね！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　��(´∀｀　)　＜アイツは・・・
　ｼｬｰ! ('A`)　＜〜♪　　　　　　　　　（　　　　）
　　　(　O┬O　　　　　　　　　　　　　｜　｜　｜
　-=◎-ヽJ┴◎　　　　　　　　　　　 　(＿_(＿＿)

(　＾Ω＾)ｈｓｍｒ

（　´∀｀）　見間違いじゃなければいつも勝ってるプロっぽいヤツモナ

（　´∀｀）　モナよりショボイ顔してるくせに許さないモナ、ちょっと痛い目にあわせてやりたいモナが・・・

　　　　　　　　　ｼｬｰ! ('A`)　＜ﾌﾝﾌﾝﾌｰﾝ♪
　　　　　　　□〜　　(　O┬O
　　　　　ﾋﾗﾘﾋﾗﾘ　-=◎-ヽJ┴◎

（　´∀｀）　ん？なんか落としていったモナ

（　´∀｀）つ□　ﾋｮｲ

（　´∀｀）　・・・

（　´∀｀）　ﾆﾔﾘ

（　´∀｀）　ふ〜ん、ウルトラモナか・・・、モナモナモナｗこりゃ明日が楽しみモナｗ

――――ドクオんち・風呂にて

('A`)　ｷｭﾝｷｭﾝﾋﾞﾊﾞﾀｰｲ♪

('A`)　ｷｭﾝｷｭﾝｷｭｷｭﾝ♪ｷｭﾝｷｭﾝｷｭｷｭﾝ♪

('∀`)　ｷｭﾝｷｭﾝｷｭｷｭﾝ！ｗｗｗｷｭﾝｷｭﾝｷｭｷｭﾝ！！ｗｗｗｗｗ

隣の部屋の人　おい！うっせーぞ静かにしろボケ！

('A`)　ｼｭﾝ……

隣の部屋の人の彼女　ねー今の聞いたぁ？ｗｗｗｗｗキュンキュンだってぇｗｗｗｗｗやだぁ、チョーキモーイｗｗｗｗｗ

隣の人　あー？しかもアイツいかにも童貞ですってツラしてるんだぜぇ？ｗｗｗｗｗ

隣の彼女　キャハｗｗｗｗｗダーリンチョーウケるぅｗｗｗｗｗ童貞とか信じらんなーぃｗｗｗｗｗ

隣　ん、まぁ実際童貞だし仕方ないっしょ？ｗｗｗｗｗなっ！ｗｗｗｗｗ　←　ワザとおっきな声

('A`)　ﾜﾅﾜﾅ

('A`)　最悪の風呂だった・・・

('A`)　2chでも見て寝よ・・・

ｷｭﾝｷｭﾝﾋﾞﾊﾞﾀｰｲ♪

('A`)　ん？ショボンからメールだ、珍しいな

――――

やあ、こんな夜分遅くすまない。いきなりだけど明日ヒマかい？
知ってるとは思うけど明日ブーンと朝からノリうちする事になってるんだ。
だけどブーンだけじゃいまいち心細くてね。ここはひとつドクオの力を借りたい。
今日負けてしまったから明日は絶対勝ちたいんだ。じゃあいい返事待ってるよ。

――――

('A`)　・・・あー

('A`)　ホントは断りたいところなんだけどショボンからこんなメールが来る事自体珍しいんだよな・・・
　　　 なんか断ったら悪い気もするし・・・

('A`)　いちおうウルトラで期待値は稼げるはずだしその後ちょこっと冒険するのもいいかもな・・・

――――ショボンち・自室にて

ﾔﾗﾅｰｲｶ、ﾔｰﾗﾅｲｰｶｰ、ﾔｰﾗｰﾔｰﾗｶｲｶｲ♪

�煤i´・ω・`）　ドクオからだ

――――

おｋ、けど朝一うちたい台があるからその後ならいいよ！

――――

（´・ω・`）　よかった、来てくれるみたいだ

（´・ω・`）　さっそくあの豚にも連絡しとこう

――――豚んち・リビングにて

（　ﾟωﾟ）　ｶｰﾁｬﾝ・・・、お尻に塗る薬はウチにはないのかお？

川　＾ω＾）　ないわおそんなもの！男の子なんだから味噌でも塗って我慢しなさいお！　

（　ﾟωﾟ）　味噌って・・・、我が子のお尻の一大事なのに何を抜かすこのババァ・・・

ﾌﾞｰ、ﾌﾞｰ　←　バイブ音

（　ﾟωﾟ）　お？ショボンからだお・・・

――――

ノリうちの件、ドクオにもう一度頼んでみたんだけど考え直してくれて来てくれる事になったよ。
今日はどこかの誰かさんが足を引っ張ったせいで負けてしまったけど、これで明日はいけるね。
もしまた足引っ張ったら・・・、分かってるだろうね？今日程度の事じゃ済まさないよ？(笑)

――――

（　；ω；）　い、いやああああああああ！！！ ←　トラウマ

――――ドクオんち・布団の中にて

('A`)　明日が待ち遠しいな・・・、早く寝ないといけないのに眠れないよ

('A`)　いちおう明日は八時に目が覚めるように目覚ましセットして・・・っと

('A`)　・・・

('A`)　なんで久しぶりに稼動する日の前日って目が冴えるんだろうね？

('A`)　今まさにそんな状態です、ドクオです

('A`)　・・・

('A`)　おやすみっ！

('A`)　Zzz・・・

目が冴えて眠れないといってた割りに寝付けがよかったドクオ。ショボンの誘いによってノリうちへの参加に賛同したのだが、
この判断が発端で彼の人生が大きく反れてしまう事を一体誰が想像出来たであろうか・・・？

中編に続く！

はい、というわけです。私です。回胴でした。
本編の方の続きも執筆途中なのですが、就活が忙しくて中々はかどらない状態でして、
もうなんか短編のホワホワした作品が書きたいお！（＃＾ω＾）という訳で、短編ですが投下させてもらいました。ｗ
この作品は今のところ前編・中編・後編の三部作で構成する予定です。という訳でアデュ！ｗ

ノシ

（　＾ω＾）挟まれさん、毎度の事ながら乙すぎるお

（　＾ω＾）デュア！

(　＾Ω＾)乙カレー

(ρ_-)ノ乙！

ねかまが帰ってくるかも

( ＾ω＾)乙！

保守(*/ω＼*)

新夢さんの続きが見たいです！帰ってきてください＼(^O^)／

保守(*/ω＼*)

保守(´ω｀)

保守( ﾟдﾟ )

保守＼(^O^)／

保守（　＾ω＾）

まてーい

何奴！？(*_*)

アゲアゲ(∵)

保守

保守(´ω｀)9m

保守なんです！（＞＜）

くやしいです！(｀ω´♯)

m9(´･ω･｀)9m 保守☆

>>92

なんか可愛い(*^^*)

まだ？(´Д｀)

((∵))

(((∵)))

((((∵))))

(∵)(∵)

短編でも良いなら、書いてもいい？

>>100
よろしくお願いします☆(＾ω＾)9m

では、９時頃に投下します

>>102ありがとうございます！期待してますよ(^O^)/

…５号機……

スロットがヒキだけじゃ勝てなくなり、どんどんスロ離れが増え、今やスロプーも絶滅しかけてる…それが今のパチ屋の現状だ
そんな暗い話題しかないスロ業界にある噂が流れていた

設定１でもヒキだけで、勝つ男が全国のパチ屋に旅をしてると。

その噂に、鼻で笑う者もが大多数だが、ごく一部の人間は信じていた
何故なら、その男のおかげで助けてもらったと言う人達が、いるというのだからますますそのヒキ男の噂は全国各地に広まっていく一方だった


…そして、伝説は始まる

今回の体験者
('A`)ドクオさん(仮名)19歳童貞

〜パーラーモナー〜

PM3:30

('A`)くそが！なんでだよ!!最初はいい感じに出てたのにどうして、でねーんだよ!!

(･∀･)店長wあの養分、マーベルのシマは全部１とは知らずに、必死過ぎですねww
(´∀｀)モナモナwガセイベを信じて、６があると夢を見て…そして絶望してく人間を見物するのは最高モナーwww

('A`)…どうしよう…母ちゃんから、貰った今月の家賃代もう千円しか残ってない……ごめんよ、母ちゃん…ウッウ…

(´∀｀)モナモナwwあいつ泣いてるモナーwwww
(･∀･)うっわーwキモイですねwwww

(━━)君…

('A`)…誰だよ、あんた？

(^ω^)そんな事はどうでもいいお。今、君は幸せかお？

(#'A`)……ハァッ!?上のデータ見りゃわかんだろが！財布にもう千円しか残ってない状態で、幸せなわけねーだろーがっ!!!!

(^ω^)…そうか、ちなみにその消えていったお金は、君が働いて手にしたお金かお？

(;'A`)そ、それは…

(^ω^)…まあ、あえて深く聞かないお…ただ、そのお金を稼ぐのに、一体どの位汗水流すかは、……わかるよね？

(;'A`)……

(^ω^)君が二度とこんな過ちをしないというなら、助けてあげてもいいお

(*＾ω＾)支援

Σ('A`)え！…本当に？

(^ω^)そのかわり、何も文句を言わないのが約束だお…できるかお？

('A`)…お願いします

(^ω^)わかったお……ブーンが打とう、君のお金で




(;･∀･)店長！大変です！

(´∀｀)どうしたモナー？

(;･∀･)い、いいから来て見て下さい!



(;'A`)…あり得ねえ…なんだこのヒキ…

…ドクオが呟くのも無理はない…
何故ならブーンはドクオの持ち金千円で、MCに入りそのまま、ベルが四連続きて、SMCに入ったのだ

(^ω^)……

Σ('A`)うお！Θキター……って、ハァッーー！！！？

(;´∀｀)あ、有り得ないモナ…Θで千を引くなんて……

Σ(;´∀｀)ま、まさか、あの男が噂の…？

(^ω^)…ドクオ君、君に一つ言いたい事があるお

('A`)え？何んすか♪

(^ω^)僕はスロをやるなとは言わないお…ただ、のめり込んで一番悲しむのは誰かという事を、決して忘れないで欲しいお

(;'A`)うっ…

(^ω^)スロは楽しむものだお…それを忘れてはいけないお…

('A`)………はい…


(;･∀･)店長！あいつSMCだけでもう三千枚出してますよ！？

(;´∀｀)んなこと、言われなくても分かってるモナー！…って、また、Θで千引いてるモナーーーーー！！！！！

ブーンは閉店までSMCを継続させ、五千枚以上出して流した

閉店後

(;'A`)今日は本当にありがとうございました……あの、やっぱり悪いんで山分けしましょうよ

(^ω^)ブーンはいらないお…その勝ったお金でたまには親孝行でもするお
Σ('A`)え！？

(^ω^)パチ屋とはいえど、人前で泣くのは流石に……ね♪

(;'A`)うわ、俺の独り言…聞こえちゃいました？

(^ω^)ニコッ……また、縁があったら会おうだお
じゃあ
ｸﾙｯ(///)ノシ

('A`)あ、あの……本当にありがとうございました！


終

以上です
初の小説なんで、自信がないのですが
それでも楽しんでくれた方がいたら幸いです

では

乙！！ ( ＾ω＾)

(　＾Ω＾)乙カレー

高木セックスで吹いた

100(´∀｀）

保守(//∀//）

今回の体験者
(´･ω･｀)ショボンさん(仮名)23歳ミュージシャン(自称)



僕はね、昔から音楽一本で将来は食っていこうと、思ってたんだ
それぐらい音楽は好きだったし、なにより信頼できるバンド仲間達と昔から一緒だから、あの当時は、何も恐いものなんてなかった

そして、高校卒業と同時に僕達は、夢を掴む為に今まで育ってきた田舎を後にした
……うん、今になってつくづく思うよ。なんて考えが甘いんだと
現実は酷いもんだった
そりゃあ最初こそは、皆頑張ってたさ…けどね、人間って奴はどうしても、楽な道を選んでしまう
それが、夢から遠ざかる道と知っていても…
……話しが長くなったね…まあ、要するにバンドは解散したんだ……
そして、自分の人生に希望を見いだせず、絶望してた時に、僕はあの人に出会ったんだ

〜パーラージェネラルー〜

PM1:10

(´･ω･｀)ブルーハーツ……いいよな〜…こいつらは成功したけど、僕と何が違うっていうんだろ…僕は腕だって自信があるし、音楽に対する情熱だって……くそっ…

(･∀･)店長‥あの養分、なんかキモいっす。なんか一人でブツブツ言ってるし…
(´∀｀)気にする事ないモナー。どんな客でもサンドに金を注ぎ込んでくれれば、それに越したことないモナー

(´･ω･｀)…貯金だってもう底をついたし…バイトも無断欠勤した時点で、もうクビになってるだろうし…今の残りの金は1200円…ハハッ…我ながら滑稽な人生だな…

(;´∀｀)…やっぱり、ブツブツと呟いてキモいモナー
(･∀･)ちょw店長ヒドスwww

(━━)君…

(´･ω･｀)…僕の事かい？

(^ω^)そうだお。今君は幸せかお？

(´･ω･｀)…幸せなわけないでしょ…

(^ω^)…そうか、ちなみに君はその台が好きなのかお？

(´･ω･｀)好きと言うか…嫉妬…ですかね？音楽やってる身としては、トントン拍子に成功したこいつらを見ると…ね

(^ω^)…そうかお…では、君は今努力してるのかお？
(´･ω･｀)……

(^ω^)愚痴を言うのは簡単だお…だけど、それだけじゃ駄目だお

(´･ω･｀)放っておいて下さい。どちらにせよこの千円で僕は終わるんだから…
(^ω^)その千円…ブーンに託すお
(´･ω･｀)は？…別にどうでもいいですけど…

(^ω^)分かったお…ブーンが打とう君のお金だお

(;･∀･)店長…ちょっと
(´∀｀)モナ？どうしたモナー？

(;･∀･)ブツブツ言ってた奴のとこ見て下さい



(;´･ω･)…君…何者なんだい…？

…僕はブーンと名乗るピザのヒキに唖然としてた
千円でバケを引き、アンコールタイムはナビ無しで、始まったのだが…

(^ω^)……

(;´･ω･)…また、自力でブルーハーツタイムに……

(;´∀｀)…あのピザ…何者だお……

(;･∀･)あの男自力で、ずっとARTを継続させてるんですよ…？

(^ω^)…ショボン君、君に一つ言いたい事があるお

(´･ω･｀)？何ですか

(^ω^)君はさっきブルーハーツに嫉妬してると言ってたけど…君の夢を少し聞いて尚更言わせてもらうお、すぐ叶う夢は夢なんかじゃないお…この台の彼等だって、最初の頃は迷い、苦しみ、悩んだ時期があったお…

(´･ω･｀)……

(^ω^)君が目指した夢は、そんなに簡単に諦めていいものじゃないと思う…だから、諦めないで欲しいお…夢を目指す青春には限りはないお…その熱い情熱がある限り

(´･ω･｀)……はい…


(;･∀･)店長！あいつノーボーナスで二千枚出してますよ！？

(;´∀｀)やばいモナ、あの台がこのままハマっていたら、ここの店の印象を悪くさせてしまうモナーー！！！

ブーンは閉店までブルーハーツタイムを継続させ、しかもノーボーナスで６千枚以上出して流した(キゥイス○ージー神も驚きの展開だ！？)

閉店後

(´･ω･｀)今日は本当にありがとうございました……あの本当にいいんですか？

(^ω^)ブーンはいらないお…ただその代わりに、約束して欲しいお

(´･ω･｀)？なんですか？

(^ω^)君がプロで活躍しても、音楽に対する情熱だけは忘れないでくれお
Σ(´･ω･｀)……はい！


(^ω^)ニコッ……また、縁があったら会おうだお
じゃあ
ｸﾙｯ(///)ノシ

(´･ω･｀)ブーンさん…ありがとうございました！


終

調子に乗って続編書いてみたんですが……
やっぱり、小説って難しいですね
新夢さんや他の作者さんと比べると
やはり、力量不足を感じます

では

トーシローの小説やな！だがそれがいい！乙カレー

(　＾Ω＾)乙カレー
　　　　　また46

(*＾ω＾)乙カレー

乙(´∀｀）

読んでないけど

(^ω^)
(´∀｀)

が気になってしゃあない

( ^ω^)
( ´∀｀)だろ

はよ続き書かんかいこのトーシローが！

早よ書けダボ素人野郎が！
なにげに新鮮で面白いんだよボケ！

新台,クイーンギャラクシア
http://www.youtube.com/watch?v=eeBkihG4WBA

書いてもいいの？

連続で書いたら、他の作者さん達に迷惑だと思って自粛してたんですが…

(　＾Ω＾)遠慮は要らない

次回作なんて、全然考えてなかったので、
少し時間下さい

必ず、明後日までに投下します




ｷﾞﾝｯ

パトるのは後回しにしろよ！

ククク…( ﾟωﾟ )

(｀ω´♯)ｵﾗｵﾗ！通過通過！

トーシローまだか！続き待っててんだよこっちは。はよせんかこのダボが

八割近くできてきたので、今夜にでも投下します





ｷﾞﾝｯ

＞ 　　　　 　　　　,. -ｰ冖'⌒'ｰ-､
＞ 　　　　　　　,ノ　　　　　　　　 ＼　 　中学高校でイジメられっ子のオタクだった俺は
＞ 　　　　　 　/　,r‐へへく⌒'¬､　 ヽ
＞ 　　　　　　 {ノ へ.._、 ,,／~`　　〉 　｝　　　　,r=-､　 一生ヤンキーとビグスクを憎む！
＞ 　　　　 　／プ￣`y'¨Y´￣ヽ―}j=く　　　　/,ミ=/
＞ 　　　　ノ　/レ'>-〈＿ｭ`ー‐'　　ﾘ,ｲ} 　　　〃　/　
＞ 　　　/　_勺 ｲ;；∵r;==､､∴'∵;　シ　 　 〃　/
＞ 　　,/　└' ノ ＼ 　 こ¨｀　　　 ノ{ー--､〃__/
＞ 　 人＿_/ー┬ 个-､＿_,,..　‐'´ 〃`ァーｧー＼
＞ . /　　　|／　|::::::|､　　　　　　　〃　/:::::/ 　　　ヽ
＞ /　　　｜ 　 |::::::|＼､_________／' 　 /:::::/〃
＞ ! 　 　　l 　　|::::::|　　｀￣￣´ 　　　|::::::|/
＞ 　　　 ノ＼　|::::::| 　　　　 　　　 　 |::::::|

今回の体験者
(｀_ゝ´)丈一(仮名)22歳元ボクサー



俺はボクシングが好きだった…何故過去形かというと、もうボクシングができなくなってしまったからだ……

どうしてかって？
……よくある話しさ
ロードワーク中に、酔っ払いに因縁つけられつい拳を使っちまった
それがバレてボクシング界から永久追放
目標を失った俺は、ヤケになり酒や喧嘩、ギャンブルに明け暮れる毎日
我ながらホント、救いようのないクズだったと、思うよ

そんな時、あいつと出会ったんだ

PM14:00

(#｀_ゝ´)おいおい、今日は月に一度の熱いイベントなのによぉ……なんで俺だけ出ねーんだよ!!…ﾋｯｸ

(;･∀･)店長〜〜元気打ってるあの酔っ払いをなんとかして下さいよ。僕何回イチャモンつけられたと、思ってるんですか

( ´∀｀)まあまあ、もし暴行を受けたとしても、君の屍はちゃんと拾うから安心してイチャモンつけられるモナー

(･∀･)ちょww店長ヒドスwww

(#｀_ゝ´)チッ！残り千円か……まあ、いい
金が尽きたらそこら辺にいる奴から貸してもらうだけだw拳を使ってなww

(;･∀･)店長！あいつ一人でカツアゲ宣言してますよ！
( ´∀｀)ん？いいんじゃないの？問題起こせば堂々と警察に通報できるモナ♪つーか早く問題起こせモナw

(;･∀･)…店長…

(　＾Ω＾)四円

(━━)君…

(｀_ゝ´)…あ？なんだテメーは？

( ^ω^)今、君は幸せかお？

(｀_ゝ´)…喧嘩売ってんのか？…ちょうどいい今お前が金を渡してくれたら、俺はすげーハッピーになれるぜ

( ^ω^)…もし、断ったら？

(｀_ゝ´)元ボクサーの拳をプレゼントするだけだぜw

( ^ω^)…断るかわりに、君の残金をブーンが使ってスロで一杯出すというのはどうかお？

(｀_ゝ´)ほぉ、おもしれー事言うな。だが、出なかったらどうすんだ？

( ^ω^)ブーンの財布を全部あげるお

(｀_ゝ´)ああ、それならOKだ(こいつ馬鹿だなw残り千円で何ができるんだよww財布ごっそーさん♪)
( ^ω^)では…ブーンが打とう君のお金で

(;･∀･)店長…

( ´∀｀)ん？あの酔っ払いがついに何かしたモナ？
(;･∀･)違います。とにかく見て下さい
( ´∀｀)モナ？？


(;｀_ゝ´)……。

…俺はブーンと名乗るデブのヒキに戦慄した
だって信じられるか？
千円でバケを引き、そこから速攻金のチャンピオンロードを引いてるんだが……現在ノーボーナスで三千G以上回してるんだぜ

( ^ω^)……

(;｀_ゝ´)…(おいおい、どこまでハマるんだよ。ノーボーナスで四千枚いっちまったぞ)

(;´∀｀)………

(;･∀･)……あれ１…でしたよね？
(;´∀｀)………

( ^ω^)…丈一君、君に聞きたい事があるお

(｀_ゝ´)何だよ、山分けなんてしねーぞ

( ^ω^)…さっき君は元ボクサーと言っていたけど、何故ボクシングをやめたのかお？

(｀_ゝ´)…別にやめたくてやめたわけじゃねー…周りの奴らが……

( ^ω^)……ブーンの勘違いだったみたいだお。ガッツ丈一選手が、こんな情けない人間なわけがないお

Σ(;｀_ゝ´)なっ！俺のリングネームを何故知ってるんだよ

( ^ω^)…昔はファンだったお。何度倒れても立ち上がりそして逆転する…ついには逆転ファイターなんて、一時期呼ばれてたりしてたお……そんなガッツ丈一がリングから姿を消しても、自分の人生に諦めるような事はしないハズお…

(｀_ゝ´)…………


(;･∀･)店長？これ不味くないですか？

(;´∀｀)確かにモナ、あのままハマっていたらうちの信頼がガタ落ちモナ

(･∀･)(この店に信頼してる客なんていないと、思うけどなー)

ブーンは閉店までチャンピオンロードを継続させ、ノーボーナスで７千枚近く叩き出して流した

閉店後
(｀_ゝ´)……今日は悪かったな…あのよ…これから飲みにいかねーか？あ、勿論奢るからよ

( ^ω^)気持ちだけいただくお…ただ、その代わりにお願いがあるお

(｀_ゝ´)なんだ？

( ^ω^)君がプロで活躍してたのは、もう過去の事かも知れない……しかし…君の試合は終わってないハズだお…人生という名の試合が…
(｀_ゝ´)……

( ^ω^)なんでもいいから、熱くなれるものを探してそして頑張って欲しいお…試合の時に輝いてた君の顔をもう一度見せてくれたら、ファンだったブーンはそれで満足お
(｀_ゝ´)…分かった
( ^ω^)約束だお。……ブーンはそろそろ行くおじゃあ
ｸﾙｯ(///)ノシ

(｀_ゝ´)ブーン…ありがとよ……

終

……急ぎで書いたんで、誤字脱字があったら、勘弁して下さい
本当は９時頃に投下する予定だったんですが…
仕事が残業で遅れました
後、仕事が忙しくなってきたので、しばらくは書きません

長文失礼しました
では


ｷﾞﾝｯ

(　＾Ω＾)乙カレー

仕事が忙しいだ？
さっさと次回作書けやダボカスが！



仕事に支障無い程度によろしく

ククク…乙！( ﾟωﾟ )

私たち、出航？ / クイーンギャラクシア【オーイズミ】
http://www.youtube.com/watch?v=AOGJoDHb0XE

新台,クイーンギャラクシア
http://www.youtube.com/watch?v=eeBkihG4WBA

('A`)　Zzz・・・

('A`)　溢れる夢が・・・ﾑﾆｬﾑﾆｬ、繋いだ未来なら・・・ｸﾞｰｸﾞｰ

('A`)　Zzz・・・

('∀`)　・・・ﾌﾋﾋｗモニカﾀﾝもｲｲ！とってもｲｲお！ｗﾑﾆｬﾑﾆｬ　←　涎を垂らしながら布団を抱きしめている

ｼﾞﾘﾘﾘ！ｼﾞﾘﾘﾘ！　←　目覚まし音

('∀`)　チッ！こう敵が多くちゃキリがねえや！ラブ、俺の、マイディムロスを使え！ﾑﾆｬﾑﾆｬ！ﾊｧﾊｧ！　←　まだ夢の中

ｼﾞﾘﾘﾘ！ｼﾞﾘﾘﾘ！　ｺﾞﾄﾝ！　←　目覚ましがベットから落ちました、ついでに音も止まりました

('∀`)　落石か！ラブ、危ない！！あじゃぱっ！

('∀`)、　へへ、こんなかすり傷大したこたあねえよ、唾つけときゃなお・・・えっ！？ﾋﾞｸｰﾝ！

(*'∀`)　ちょ、ラブ！？おま、一体何を・・・あっ・・・き、きもちいい・・・！ﾊｧﾊｧ！

ｶﾞﾁｬ　←　ドアの音

「ドクオー、入るおー」

(*'∀`)　ラブの、は、は、入るって・・・！？い、一体ど、ど、どこに！？うっひょお！！た、たまんね！！正直たまんねっす！！！

（　＾ω＾）　・・・

(*'∀`)　ラブ、実は好きだ！大好きなんだ！俺と結婚を前提にお付き合いしてくれええええ！！うおおおおおおおお！！！

（　＾ω＾）　・・・これがゆとり教育の弊害か、狂ってやがる

　　　　　　（'A`）〜中編、始まるよ〜（＾ω＾）ω・`*）

――――ドクオが目を覚ましました

('A`)　なんだ、来るんならメールくらい入れてよ

（　＾ω＾）　・・・お、ごめんお

('A`)　あれ、ブーンが素直に謝るなんて珍しいな、雪でも降るんじゃないの？ｗ

（　＾ω＾）　もう冬は終わったお、雪は降らないお

('A`)　いやいや、冗談だから

（　＾ω＾）　・・・お、冗談かお、ごめんお

('A`)　なんかやりにくいなあ、今日のブーンは

（　＾ω＾）　お前のせいだお

('A`)　で、今日は何うつつもり？やっぱり牙狼？

（　＾ω＾）　ハッ！そうだお、昨日はやられたけど今日こそは絶対魔戒ループ決めてやるんだお！

('A`)　いちおうノリうちって事忘れないでよ

（　＾ω＾）　ガッテンしょうちのすけ！ダニ村並みのオスイチ決めてドル箱タワー建造してやるお！

('A`)　いや、そういう意味じゃなくて・・・

（　＾ω＾）　メラメラ！

('A`)　(やっぱり断ればよかったかな・・・)
　　　 ブーン朝飯食べた？食パンとソーセージならあるけど食べる？

（　＾ω＾）　当たり前だお！！

（　＾ω＾）　もぐもぐ、それでドクオは朝一どうするんだお？

('A`)　んー、俺は昨日閉店チェックの時見つけたウルトラマンの天井狙いからかな

（　＾ω＾）　ラムクリされてたらどうするお？

('A`)　まあ天井到達しなくても投資は7Kくらいで済むし、実は前にも同じような事があってね
　　　 その時はしっかりウルトラモード入ってくれたし、今回もおそらく大丈夫だと思う

（　＾ω＾）　おお、すごい自信だお

('A`)　まあね、じゃあそろそろ時間だし出発する？

（　＾ω＾）　まだ食べ途中だお、もぐもぐ

('A`)　ほんと、よく食べるよね

（　＾ω＾）　もぐもぐ

――――パーラー「害悪」8:50

（´・ω・`）　遅いなあ、もうすぐ整理券配り始めちゃうよ・・・

　　　　　　　　　　　‐-;-.,_ "''=;- .,_＼ ＼＼
　　　　　　　　　　　　　"‐ニ‐-＞　"`"'-'　＼
　　　　　　＿＿＿＿＿＿二)　　　　 　　　　 ヽ　　　　ﾋﾞｭｶﾞﾌﾞｰﾝMAX！！
　　　　　　　　￣"'''─-､　　　　　　　　　　　　　ヽ
＿＿　　　＿＿＿＿-─ 　　　　　　　／⌒ヽ　　　ヽ,
　　￣￣￣￣　　　　三　 ⊂二二二（　＾ω＾）二⊃　ヽ　ただいま参上！
　　――＝　 　 　 　 　　　　 　 　　 |　　　 /　 　　　　|
　　　　　　　　――　　　　　　　　　（　ヽノ 　　 　 　　 |
　　　　＿＿＿＿＿　　　　　　　 　　ﾉ>ノ　　　　　　　!
￣￣￣￣　　　　￣￣￣￣ヾ､　_､　レﾚ　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　ヾ./_　　　　　_　　　//
　　　　　 　　　　　　　　 　､ｰ`､-､ヾ､､,　　､, /i／
　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　./／／ /
　　　　　 　　　　　　　　　　　/　　／ ／ ／

（´・ω・`）　お、やっと来たね、肉便器

ｸﾜｯ（　ﾟωﾟ）　肉便器って言うな！！違うし！！

（´・ω・`）　それはそうとドクオがまだ来ないんだ、もうすぐ整理券配り始めちゃうよ

（　＾ω＾）　ドクオならもうちょっと時間かかるお、勢い余って置いてきちゃったお

（´・ω・`）　置いてきた？よく分からないけど途中で会ってそのまま置いてきたのかい？

（　＾ω＾）　いや、今朝ドクオんちに行ってたんだお
　　　　　　　途中までは一緒に向かってたんだけどドクオ自転車のくせにトロいから我慢できず先に来ちゃったお

（´・ω・`）　そうなんだ、あと何分くらいかかりそうかな？

（　＾ω＾）　んー、まあ整理券配り始める九時までには来るんじゃないかお？
　　　　　　　ドクオもさすがにそこは空気読むと思うお

（´・ω・`）　ふーん、了解

――――それから八分後

（；＾ω＾）　ドクオ遅いお、何道草食ってるんだお・・・

（；´・ω・`）　やばいね、このホールは代わりに整理券もらう事とか許してないし・・・

Ω＜えーっとぅ、それではこれから整理券配布いたしまっすのでえ、一列になってお並びくだっさぁい！

（；´・ω・`）　え、えー！まだ九時まで二分あるのに、あのクソ店員いい加減にしろっつーの！

（；＾ω＾）　あ、あの冷静沈着なショボンが取り乱している・・・！は、はやくドクオよ来るのだ・・・！

　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ　

（；´・ω・`）　よ、よかった・・・！みんなこれからパチスロできるという興奮のおかげで列になるのに若干のタイムロスが生じている！
　　　　　　　　 この短い時間内でドクオが来てくれれば・・・！

ｼｬｰ！

（；＾ω＾）　こ、この音は！

　　　（;'A`） ｳｵｵｵｵｵｵｵｵｵ！！
　　　(　O┬O
≡◎-ヽJ┴◎　　ｼｬｰ！

（´・ω・`）＾ω＾）　ドクオキター！！



（；´・ω・`）　よし、この混雑の中ならまだ僕達の間に入れる！！
　　　　　　　　 急いで自転車を駐輪場に止めてくるんだ！！早く！！

（；＾ω＾）　なんという熱い展開！！ま、間に合えええええええええ！！！

(;'A`)　ま、間に合った・・・ｾﾞｰｾﾞｰ

（；＾ω＾）　ほんと人騒がせなヤツだお・・・

（；´・ω・`）　ほんとだよ、今度からはもうちょっと時間に余裕を持って出発してよね

(;'A`)　う、うん・・・ほんとにゴメン・・・ﾊｰﾊｰ

(;'A`)　けどもとはと言えばブーンが時間ギリギリまで朝飯食べてるのがいけないんだよ・・・

（；＾ω＾）　うっ！

（´・ω・`）　ほう、それは聞き捨てならないな、どういうことだい？ブーン？

（；＾ω＾）　い、いや、ほら、やっぱり出撃する前はしっかり精力つけて立ち向かうのが正しい戦人のあり方だお？
　　　　　　　ましてや牙狼という化け物にうち勝つにはそれ相応のパワーがないと勝てるのも勝てなくなっちゃうお？

（´・ω・`）　フフ、今夜が楽しみだよブーン

（　ﾟωﾟ）　(ｶｰﾁｬﾝ、薬買っといてくれるかな・・・？)

Ω＜あーい、あなたたち三人組は１３番、１４番、１５番でーっす

（´・ω・`）　とりあえず一安心だね、開店まであと一時間あるしどこかでご飯食べながら作戦会議でもしようか

（　＾ω＾）　賛成だお！おなか空いたお！

('A`)　あんだけ食べといてまだ食べるつもりなの？胃袋どうなってんの？

（　＾ω＾）　僕の胃袋は宇宙だお！満たされることはない、決してね！

('A`)　はあ、そうですか

（´・ω・`）　ロッテリーヌでも行こうか、僕あそこのハンバーガー大好きなんだ

（　＾ω＾）　ガッテンしょうちのすけ！

('A`)　オッケー、じゃあさっそく行こうよ

｜∀▼）　ｼﾞｰｯ ,,,（´・ω・`）＾ω＾）'A`)　ﾃｸﾃｸ

――――「ロッテリーヌ」9:10

（´・ω・`）　えーっと、バリ焼きハンバーガー一つとフライドポティトのエム、それと元祖漢汁のエス下さい

（　＾ω＾）　ロッテリーヌバーガー二つ、バリ焼きビッグバーガー一つ、ポティトのエル、マッ缶のエル下さいお

('A`)　ロッテリーヌ特製直火焼きエメラルドコーヒーのエム下さい

Ω＜うん、とりあえずおめーら一人ずつ注文しやがってください！三名様はいーりまっす！

（´・ω・`）　とりあえず席だけでもとっておこうよ

('A`)　そうだね、あそこ空いてるんじゃない？

⊂二二二（　＾ω＾）二二⊃　ゲッツ！

('A`)　おお、やるねえ

⊂二二（＾ω＾　）二二二⊃　アーンドリターン！

('A`)　もどってくんな！ｗ

（　＾ω＾）　冗談だおｗ

（´・ω・`）　さて、おふざけはそのへんにして本格的に今日の稼動をどうするか話し合おうか

('A`)　そうだね、とは言っても俺とブーンはもうお互いの稼動内容はもう話し終えてるんだよね

（´・ω・`）　あ、そうなんだ、そういえばブーンは今朝ドクオの家に行ってたんだっけ？

（　＾ω＾）　そうだお、中々面白いものが見れたお

('A`)　え、ブーンまさか勝手に部屋のなか物色してた？ちょっとやめてよ・・・

（´・ω・`）　ふーん、で、何が見れたの？

（　＾ω＾）　けしからんドリームだお

（´・ω・`）　え、何それ？

（　＾ω＾）　“けし☆ドリ”だお

('A`)　？(何も思い当たる節がないなあ・・・)

（´・ω・`）　まあいいや、ドクオは何を狙うんだい？昨日閉店チェックしてたし狙い台はあるんだろう？

('A`)　うん、俺はいちおう朝一はウルトラの天井狙いをしようと思ってる
　　　 害悪は実はラムクリ対策をあまりしていない優良ホールなんだ、台さえ確保できればかなり勝率は高いと思う

（´・ω・`）　なるほど、さすがドクオだね

('A`)　けどその後の事は考えてないんだ、というのも今日は強めのイベントの日じゃないし設定を狙うのも難しいと思ってさ
　　　 その中でどうしても稼動がきかなくなったらメメタァの方にも足を運んでみようと思ってる

（´・ω・`）　それが賢明だね、何も害悪だけがパチ屋じゃないしね

('A`)　うん、それで見込みのある台があったら逐一報告する、いちおう今日はノリうちだからね
　　　 それで二人の了承を得たら今日はその台で一日勝負をかけようと思う

（´・ω・`）　とにもかくにも朝一のウルトラの挙動が重要だね

('A`)　そうなるね、見込みのある台を見つけたらって言ってもそうそうあるわけじゃないしね
　　　 ボーナス合算で判別できる機種がホールの主力から遠ざかってる今、俺の後半の立ち回りにはかなりリスクがあると思う
　　　 だけどそこは投資を抑えつつなんとか頑張っていこうと思ってるよ、こんなとこかな？

（´・ω・`）　オーケー、ドクオは何も心配なさそうだね

Ω＜お待たせしましたー、ご注文のお品物でござーいまっす！

（´・ω・`）＾ω＾）'A`)　あ、どーも

（　＾ω＾）　もぐもぐ、ハンバーガーおいしいお！

（´・ω・`）　さて、問題はこのファッキンピッグだ・・・

（　＾ω＾）　ばくばく、くちゃくちゃ、うんまーーー☆

（´・ω・`）　ブーンは今日、どういう立ち回りを想定してるんだい？

（　＾ω＾）　お？ブーンは当然牙狼一確だお！気合で魔戒連発決めて怒涛の出玉を再現するお！！

（´・ω・`）'A`)　(やっぱりか・・・)

（´・ω・`）　ブーン、水をさすようで悪いんだけど僕は今日絶対勝ちたいんだ
　　　　　　　 ブーンはこの前牙狼で大勝してお金余ってるから昨日の負けはそんなに痛くないんだろうけど僕にとってはかなりの痛手なんだ
　　　　　　　 ここは一つドクオみたいに手堅く立ち回ってくれないだろうか？

（　＾ω＾）　・・・

('A`)　ショボンの気持ち分かってあげなよ・・・、二万円とか今のブーンには屁みたいなものかもしれない
　　　 けど普通の大学生にとってはそれはものすごく大金なんだ、ブーンは大勝したせいで気持ちが大きくなってるだけだよ
　　　 牙狼みたいなトンガリスペックうち続けたらせっかく手に入れた大金そっくりそのままパチ屋に返金する破目になるよ？

（　＾ω＾）　・・・

（´・ω・`）　たのむよ、ブーン・・・

（　＾ω＾）　・・・わかったお、じゃあ何をうてばいいお？

（´・ω・`）　ありがとう、ブーン・・・

お久しぶりです。PCのギコナビ、p2ともにアク禁かかってしまったのでしばらくしてからまた投下致します。今日中には必ず、でわノシ

高木セックスの名前見ただけでお茶吹いたｗｗｗあと文章の最後のｷﾞﾝｯってのもツボです。これからの投下期待してます！

乙ｗｗ
久しぶり！

('A`)　この害悪ではほぼ毎日スロットエヴァのイベントを開催しているんだ
　　　 毎日閉店チェックしてるけど履歴を見る限り中間設定の間に高設定を織り交ぜてきている印象が強い
　　　 そこで俺なりに今日設定はいりそうな台を推測してみたんだ

（　＾ω＾）　なるほど１１３番台と１２８番台だおね？

('A`)　うん、大本命台が１２８番台、次点で１１３番台かな、だからブーンには頑張って１２８番台に座ってほしい

（　＾ω＾）　わかったお！牙狼うてないのは残念だけどスロットエヴァなら話は別だお！
　　　　　　　逆押しアリスの熱さは異常だお！！

('A`)　おお、頑張ろうぜ！

（´・ω・`）　１１３番台があまっちゃうね、なら僕がその台うとうかな
　　　　　　　 狙い台を二つともおさえれば設定看破もはやくなるはずだしね

('A`)　それはいえてる、どちらかが高設定っぽい挙動を示してきたらもう一人はヤメ時を意識しながらうてる

（´・ω・`）　これで今日の僕ら三人の立ち回りがきまったね

（　＾ω＾）　ﾌﾋﾋｗ待っててね、レイちゃん！今行くから！！ｗ

('A`)　エウレカ乙、あー、この開店前のこのなんともいえない緊張感・・・、いいねえ

（´・ω・`）　その気持ちわかるよ、なんていうか期待と不安で気持ちがフワフワするよね
　　　　　　　 もちろん不安の方が大きいんだけど、心のどっかで爆出し期待してるんだｗ我ながらバカだと思うよｗ

('A`)　そうそう、あー、今日は出てくれるかなー、出てくれるといいなー、まあ無理なんだろうなー
　　　 けどもしかしたら！みたいな、ねｗｗｗ

（´・ω・`）　実は開店前の待ち時間って一番楽しいよねｗｗｗ

('A`)　すげーわかるわｗｗｗ

（　＾ω＾）　ショボン、バリ焼きバーガー食べないんならくれお、いただきます、もぐもーぐ

――――それから数十分が過ぎ、

（´・ω・`）　さて、と・・・そろそろパチ屋に戻らないといけない時間だね

('A`)　そうだね、じゃあ行こうか

（　＾ω＾）　テンション上がってキタ！！

Ω＜また来いよおまえら！！アデュ！チャオっす！！ｗ　　　,,,（´・ω・`）＾ω＾）'A`)　＜　ｺｺﾉﾃﾝｲﾝﾅﾚﾅﾚｼｸﾈ?
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　禿　同　＼

――――「メメタァ」9:45

（´・ω・`）＾ω＾）'A`)　＜　そんなこんなで開店まであと十五分、時間ってはやいね

Ω＜えーっとぅ、それではこれから整理券順に並んでいただきまーっす！

Ω＜整理券番号一番、整理券番号一番をお持ちのお客様ー！いらっしゃいますかぁー！？

（ ﾟ∀ﾟ）　おう、俺だ俺！

Ω＜あ、ジョルジュさんじゃないっすか！昨日あんだけやられたのに、大丈夫なんすか？ｗ

（ ﾟ∀ﾟ）　てやんでえ！このジョルジュ様があんなもんで心折れるとでも思ってんのかよお！
　　　　　 今日は店にあるドル箱なくなるくらい出しまくってやるから覚悟しとけって店長に言っておきな！ｶｰｯﾍﾟ！

Ω＜気合はいりまくりっすね！ｗじゃあ今日は頑張ってくだっさい！次は整理券二番をお持ちのお客様ー！

（　ФωФ）　うむ、我輩である

Ω＜おじいちゃん、頑張ってくだっさいね！

（　ФωФ）　うむ、頑張るのである

（´・ω・`）　あー、いよいよだね

（　＾ω＾）　開店ダッシュ決め込んでやるお！！ﾌﾋﾋ！ｗｗｗ

('A`)　いや、それ普通に迷惑行為だから・・・

Ω＜整理券八番お持ちのお客様ー！いらっしゃいますかー！？

（　▼∀▼）　モナだモナ

Ω＜モナーさん！？ちょｗｗｗｗｗそのグラサンどうしたんすかｗｗｗｗｗ

（　▼∀▼）　ん、まあ一種の願掛けみたいなものモナ、勝てますようにって

Ω＜んなおとぎ話存在するわけないじゃないっすかｗｗｗｗｗ頭大丈夫っすか？ｗｗｗｗｗ

ﾑｶ（＃▼д▼）　うっさいモナ！！さっさと仕事しろモナ！！

ﾁﾗﾘ（　▼∀▼）…………→　( 'A`)　（＾ω＾（・ω・｀　）

（　▼∀▼）　ククク・・・

Ω＜グスン、整理券十三番をお持ちのお客様ー！いらっしゃいますかー！

（´・ω・`）　あ、僕達十三番から十五番です

Ω＜えーっとぅ、はい、確かに！じゃあここに並んで待っていてくだっさーい！

（´・ω・`）　はーい

（　＾ω＾）　じゃあ僕が十四番、異論は認めない、絶対にね！！

('A`)　いや、まあ別に・・・いいんじゃない・・・？

――――と、成り行きで順番はショボン→ブーン→ドクオになりました

（　＾ω＾）　あ・・・

('A`)　ん？どうしたの？

（　＾ω＾）　今日のパチンコイベント対象機種が牙狼だお、あそこのディーゼル見てくれお

('A`)　あ、ほんとだ・・・

（´・ω・`）　いやいや、どうせガセイベントだよ、この不況の中釘が開くわけがないって
　　　　　　　 パチ屋だって最近の新台ラッシュでやりくり大変だって雑誌に書いてたよ

('A`)　あー、だろうね・・・、パチンコだったら春に向けてキン肉マン、花の慶次２、エヴァ５と立て続けに新台が待ってるからね

（　＾ω＾）　まあ言われてみればそれもそうだお、間違ってもこんなつらい時期に釘なんか開くわけないお

('A`)　・・・

（´・ω・`）　そんな事よりロッテリーヌで話した作戦忘れてないよね？
　　　　　　　 ブーンが１２８番台で、僕が１１３番台、大丈夫だね？

（　＾ω＾）　おｋおｋ

Ω＜えーっとぅ！ただいまから入場開始しまっすので１番の方からこちらにおこしくだっさーい！

（ ﾟ∀ﾟ）　キタキタ！さーて、今日はしっかりたのむぜ魚ちゃん達よ・・・、へへへｶｰｯﾍﾟ！

（　ФωФ）　ふぉっふぉっふぉ、さて、今日は何をうとうかの？

　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ

（　▼∀▼）　ククク・・・、あのウルトラはもらったモナ

　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ

（´・ω・`）　いよいよだね、あー、勝てればいいなあ

('A`)　そうだね、けどまあ十中八九勝てないんだろうけどねえ

（　＾ω＾）　けどもしかして！？の爆発に期待するお！僕、そういう男！ｗｗｗ

（´・ω・`）'A`)　ｳｯｾﾞｰ､ｹﾄﾞｽｷﾀﾞｾﾞｿｳｲｳﾉｗｗｗｗｗ

Ω＜おまたせしました！それでは入場開始しまっす！いらったいませﾎﾜｱｧｯ！！！

-＝（ ﾟ∀ﾟ）　うおおおおおお！！

-＝（ ﾟ∀ﾟ）　昨日はまさかの大敗をくらっちまったが、今日の俺は一味ちがうぜ！！
　　　　　　　前日、前々日いまいちな台は今日あたり絶対噴く！！狙い台とかしっかり決めて立ち回ってる俺、ヤバイ超クールすぎる！！

ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ（ ﾟ∀ﾟ）　えーっと、前日大当たり二回、前々日大当たり五回・・・、ちょｗｗｗヤバイ、これ絶対噴く！！
　　　　　　　　 ヤバイ俺、こんな台と巡りあうなんて超絶ラッキー！！ｗｗｗ即ゲットもんだろこんなんｗｗｗ

（;ﾟ∀ﾟ）　さっそくうちはじめるぜ！って、ちょおおおｗｗｗオスイチ１×９リーチキタコレ！！
　　　　　 ふおおお、しかも魚群あっちーーー！！こりゃもらったろ！！ｗｗｗﾊｧﾊｧ！

（;ﾟ∀ﾟ）　・・・って、はずれやがったああああああ！！！ちょ、ありえねーｗｗｗ
　　　　　 しかも全然まわんねー！！千円三回転とかどんだけ回収必死なんだよｗｗｗボケが！二度とこねーよｳﾜｧｧｧｰﾝ

　((;;;;゜;;:::(;;:　　　　 　　'';:;;;):;:::))゜)) 　::)))
　(((; ;;:: ;:::;;⊂(　；∀；　)　 ;:;;;,,))...)))))) ::::)　　ﾔｯﾃﾗﾚｯｶﾖｫｫｫ！！　←　帰宅しました
　　((;;;:;;;:,,,."　ヽ ⊂ ） ;:;;))):...,),)):;:::::))))
　　　("((;:;;;　 （⌒） ｜どどどどど・・・・・
　　　　　　　　 三 `Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　('A`（＾ω＾（・ω・｀）　＜　ﾅﾝﾄｲｳﾔｯﾂｹｼｺﾞﾄｗｗｗｗｗ

――――パーラー「害悪」二階西　ショボン＆ブーン

（´・ω・`）　よし！１１３番台ゲット！！

（　＾ω＾）　１２８番台もゲットできたお！！

（´・ω・`）　オッケー、あとはドクオだね！ちょっと様子を見にいこうよ！

（　＾ω＾）　ガッテンしょうち！！

――――パーラー「害悪」二階東　ドクオ

(;'A`)　そんな、そんなバカな・・・

（　▼∀▼）　フンフンフーン♪

(;'A`)　狙いのウルトラマンに先客がいる、だと・・・！？

（　▼∀▼）　フンフンフフーン♪あれ？なんかいきなりウルトラモードはいったモナｗｗｗ
　　　　　　　もしかして天井近かったモナか？ｗｗｗモーナモナモナ！こいつは朝からラッキーモナｗｗｗ

(;'A`)　(・・・クッ！)

（　▼∀▼）　おや？さっきからモナの事じっと見てる感じの悪いやつがいるモナなｗｗｗ
　　　　　　　まったく、自分が座れなかったからってそういうのやめてほしいモナｗｗｗ気分悪いモナよｗｗｗモナカッカッカｗｗｗ

(#'A`)　(ク、クッソーーー！なんてムカつくヤツなんだ！！)

（´・ω・`）　ドクオ！

(;'A`)　ショ、ショボン！それにブーン！

（；＾ω＾）　エヴァの狙い台とれたからそれの報告がてらドクオの様子を見に来たんだお！
　　　　　　　それでウルトラマンの狙い台は・・・、とれなかったのかお？

(;'A`)　うっ、すまない・・・ブーン、ショボン

今から出かけるので続きは夜に投下します！支援ありがとう（　＾ω＾）お！

(　＾Ω＾)乙カレー

（´・ω・`）　どうやら僕達の前にいた人もドクオのウルトラマンと狙い台がかぶってたみたいだね
　　　　　　　 ドクオ、過ぎた事はしょうがない、問題はここからどう立ち回るかだよ

(;'A`)　そ、そうなんだけどさっきも話したとおり、朝一はあのウルトラマンとだけしか考えてなかったから保険の台がないんだよ・・・

（；＾ω＾）　マジかお・・・、本当に一つもあてがないのかお？

(;'A`)　う、うん・・・エヴァに狙い台はもうないし・・・

（´・ω・`）　・・・しょうがないね、ドクオ、申し訳ないんだけど身動きがとりやすい時間帯になるまで稼動は控えてくれ
　　　　　　　 今へたに動いたらそれこそ致命傷だよ

（；＾ω＾）　！！ちょ、ショボン、それはひどいお！！

（´・ω・`）　・・・なにが？

（；＾ω＾）　そもそもドクオには無理いって今日のノリうちに参加してもらったんだお！！
　　　　　　　それなのに稼動は控えろとか・・・、ショボンは勝ちにこだわりすぎて大切なものを見失ってるんじゃないかお！？

（´・ω・`）　なに言ってるんだよ、ノリうちをしている以上ドクオのお金はドクオだけのものじゃない、僕やブーンのものでもあるんだよ？
　　　　　　　 それに朝ドクオも言ってたじゃないか、僕等の了承を得ながら立ち回るって、とてもじゃないけど今の状況で自力で高設定を探すなんてリスクの高いことさせられないよ

（；＾ω＾）　うっ・・・、それは、そうだけど・・・！

（´・ω・`）　というわけなんだ、本当にすまないドクオ、僕等もできるだけ早く設定を看破して無駄な稼動を減らすように努力する

(;'A`)　・・・わかった

（；＾ω＾）　ドクオごめんお、無理いって来てもらったのに

(;'A`)　いやいや、ショボンのいうとおりだよ、ノリうちしてる以上投資額が増えてしまうことだけは絶対避けないといけない
　　　　だからブーンがそんな気を落とす必要なんて全くないって、気にしないでいいよ

（　＾ω＾）　ドクオ・・・、分かったお！ショボン！ここはドクオの分まで気合で出しまくるお！！

（´・ω・`）　そうだね、じゃあ時間ももったいないしそろそろもどろうか
　　　　　　　 ドクオ、よさそうな台があったら報告よろしくたのむよ、今日は三人で気持ちよく勝とう！！

('A`)　うん！

('A`)　・・・　　　　　　　　-＝（´・ω・`）＾ω＾）　ｽﾁｬﾁｬｰ

（　▼∀▼）　(モナモナｗｗｗなにが三人で気持ちよく勝とうモナｗｗｗ今日みたいな通常営業でそうそう高設定なんて置いてるわけないモナよｗｗｗ)

（　▼∀▼）　(あー、それにしてもボーナスこないから着実にメダルが増えてってるモナｗｗｗいやー、楽しすぎるモナーｗｗｗ)

('A`)　・・・

('A`)　めげててもしょうがない、とりあえず稼動が落ち着く昼時まで休憩スペースで休んでるか

――――パーラー「害悪」休憩スペース

('A`)　ふう

('A`)　ここは普通にマンガとか置いてるから意外と重宝してるんだよな
　　　 どれどれ、おっ！ToLoveるの最新刊あるし！即ゲット！！

――――
―――
――
―

('∀`)　ﾌﾋﾋｗ一度でいいからこんなハーレム経験してみてーｗｗｗたまんねーなｗｗｗﾊｧﾊｧ！

ﾇｯ（　ФωФ）　よっこいしょっと、ふう

('A`)　(おっと、ちょっと恥ずかしいじゃねえかチクショー)

（　ФωФ）　・・・

('A`)　・・・

（　ФωФ）　・・・ハア

('A`)　・・・？

（　ФωФ）　やっぱり小林幸子にしておくべきじゃったかの・・・

('A`)　(ああ、負けちゃったのね)

（　ФωФ）　この前興味本位でうった金色の犬の台で三十連なんてしてしまってからすっかり虜になってしまったのである・・・
　　　　　　　今日で十連敗・・・、このままじゃどんどんお金がなくなっていく一方じゃ・・・

('A`)　(金色の犬・・・？もしかして牙狼のことか？)

（　ФωФ）　じゃがあの台に慣れてからもう他の台なんてバカらしくてうてなくなってしまったのである・・・
　　　　　　　それほどスゴイのである、ツボにはまったときのあの連チャンは・・・じゃけど・・・ハア

('A`)　(まああの手の台は荒いからなあ、じいさんかわいそうに・・・)

（　ФωФ）　・・・もう今日使える分のお金は使ってしまったのである、今日は帰るとするかの・・・トホホ

('A`)　・・・　　　　,,,（　ФωФ）　ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

('A`)　牙狼か・・・、まあ興味ないっていえばウソになるけど俺みたいな貧乏学生には無縁の台だよな、ハハハ

('A`)　ハハ、ハ・・・

('A`)　・・・イベント、だったよな・・・、ちょっとだけ、のぞいてみようかな？

――――パーラー「害悪」一階階段脇　牙狼のシマ

('A`)　うおー、スロットと違ってすごい人の数だし熱気があるねー

('A`)　へー、やっぱり出してる人もいるんだなー、一番出てる人で今五箱くらいかー

('A`)　ふーん、けどやっぱり現金投資してる人のほうが目立つなー、まあマックスタイプだしそんなもんだよな

('A`)　やっぱ俺にはちょっとハードル高い台だな、しょせん金持ちがやる台だよこんなん

('A`)　ヤメヤメ、一階フロアぐるっとしてから戻るとするか

――――
―――
――
―

('A`)　北斗はけっこう出てたなー、シトフタもエウレカもいい感じだ

('A`)　まあパチンコなんてギャンブル性高いからこわいんでやらないんだけどねー

('A`)　とりあえずひととおり見て回ったし戻るとするか・・・

――――一階階段脇

('A`)　さて、さっきのToLoveるの続きでも見るか・・・って、ええ？

(;'A`)　う、うそだろ？ついさっきまで五箱だったよな、なんでもう十二箱つんでんだよ？まだ三十分もたってないぞ？

(;'A`)　いくら超速っていっても早すぎるだろ・・・、七箱っていったら軽く一万発以上は出てることになるぞ！？

(;'A`)　・・・

ドクオの足がまるでなにかに操られているかのように牙狼のシマへと入り込んでいく。
まるっきり興味がなかったわけではない、もともとごくわずかな好奇心は持っていた。しかしドクオはそれを自制心で押さえ込んでいたのだ。
しかし、現実に牙狼という台の破壊力を見て、その自制心という名の鎖は見事に崩れ落ちた。その結果、ドクオの牙狼への好奇心が巨大化するのは当然の流れであった。

(;'A`)　五千円だけ、うってみようかな・・・もちろんノリうちとは別に

(;'A`)　お金は、ああそうか、スロットとは違って左側のサンドにいれるんだよなパチンコは・・・

ｳｨｰﾝ……

(;'A`)　えーっと、それでこのボタンを押して・・・、たしかここをにぎって・・・、と

(;'A`)　ああー、パチンコなんて普段全然やらないからなんかドキドキしてきた・・・

(;'A`)　おお、玉が出た！！

ﾋﾟｭﾝﾋﾟｭﾝ！ﾋﾟｭﾝﾋﾟｭﾝ！　ｽﾎﾟｯ　ﾀｰﾗﾗﾗｰﾗｰﾗｰﾗｰﾝ

(;'A`)　お、画面の数字がうごいたぞ！

(;'A`)　ああ、けどやっぱ揃わないや・・・

(;'A`)　まあマックスタイプだし・・・、当たらないでしょ五千円じゃ・・・

――――

(;'A`)　ふー、これで最後の五百円目だ・・・まあ当たるわけないよねやっぱし・・・

ﾋﾟｭﾝﾋﾟｭﾝ！ﾋﾟｭﾝﾋﾟｭﾝ！　ｽﾎﾟｯ　ﾀｰﾗﾗﾗｰﾗｰﾗｰﾗｰﾝ　ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ！

(;'A`)　ん、なんだこれ？はじめて見る演出だな・・・「牙狼」・・・？

（´ζ｀）　おっ！にいちゃん！それアツいぞ！！

(;'A`)　えっ！？マ、マジっすか！？あ、なんか牙狼の顔が画面いっぱいに出てきた！

（´ζ｀）　やっぱり擬似ったか、そいつは擬似３までいきそうだな、にいちゃん激アツだ！

(;'A`)　擬似・・・？げ、激アツ・・・？あ、今度は「GARO」の文字だ！！

（´ζ｀）　しかも金シャンだ、かなり期待できる演出の一つだぜ！

(;'A`)　あっ！また牙狼の顔が画面いっぱいに！！

(;'A`)　・・・あれ？なんか文字が出てこないけど

（´ζ｀）　よく画面をみてごらんよ

(;'A`)　・・・？あ、なんか出てきた・・・

（；´ζ｀）　うおおお！？にいちゃんそれ、数ある演出の中でも信頼度激高の次回予告「獄竜」だぜ！！

(;'A`)　え、え、え？マジ、マジ？当たるのそれ、当たるの？

（；´ζ｀）　当たるかどうかは分からんが、魔界竜リーチはこの台にあるリーチの中でも一番熱いリーチなんだ！
　　　　　　　もうここまできたら当たってくれないと困るレベル！あとはにいちゃんのヒキ次第だぜ！！

(;'A`)　う、ウソだろ・・・？そんな、うわ、マジ緊張してきた・・・ってうわっ！！

ｼﾞｬｯｷｰﾝ！！！！　ｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗ　ｼｬﾗﾗﾗﾗｰｰｰｰ！！！！

(;'A`)　ま、まぶしい！！うわ、マジ激アツっぽい、しかもこのリーチすげーかっこいい！！

(;'A`)　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

『ｳｵｵｵｵｰｰｰｰ！！！！』、『ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｽ！！！！』

(;'A`)　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ！

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！！　『ﾌﾝ！！』　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！！

(;'A`)　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ！！

『魔界竜を撃破せよ！！』　ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ！！

（；´ζ｀）　(雷エフェクト・・・赤！！！しゃ、灼アツ！！！)

『ｳｵﾘｬｱｱｱｱｱｱｱｱ！！！！』　ｼﾞｬｯｷｰｰｰｰｰﾝ！！！！

(;'A`)　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ！！　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ！！

ｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝｼｬﾝ……！！！！

ｵｵｵｰｵｰｵｰｵｰｵｵｰ！！

(;'A`)　あっ！牙狼が敵の頭に剣をぶっさした！！！

（´ζ｀）　おめでとう、無事大当たりだったようだな

(;'A`)　えっ！？これ当たったの？って、数字揃ってるし！！や、やったあ！！

『ボタンを押せ』

(;'A`)　え？あ、はい！

ﾎﾟﾁｯ　ｼﾞｬｯｷｰﾝ！！！！　ﾄﾞｶｰﾝ！！

(;'A`)　え、え、え？

（；´ζ｀）　にいちゃんやったな！魔戒チャンス突入確定だ！！

(;'A`)　え？ま、まかいチャンス？？

（；´ζ｀）　おいおい、ほんとうに何も知らなくてこの台うったのかよ
　　　　　　　いいか？この台は当たっても単発で終わるケースと魔戒チャンスに移行するケースの二種類があるんだ
　　　　　　　単発だと名前のとおりドル箱は一箱分しかでねえ、だが魔戒チャンスに当選してれば至福の８２％ループの連チャンが始まるんだ
　　　　　　　にいちゃんはまさにその魔戒チャンスに当選したってわけだ！よかったなあ！

(;'A`)　え、マジっすか？もしかして俺、超うすいとこひいたってことですか？

（；´ζ｀）　そのとおり！にいちゃんほんとラッキーだよ、まだ全然お金いれてないでしょ？
　　　　　　　今日は大勝ちが確定したようなもんだよ！

(*'A`)　う、うおおおお！！やっべえ！超うれしい！うわ、まだ心臓ドキドキなってる！！

（；´ζ｀）　おいおい、興奮するのもいいがもうすぐ大当たり終わるぞ？この台は大当たり間がとてつもなく短いから感動に浸ってるヒマなんてないんだからな！！

(;'A`)　え、あ、は、はい！えーっと、「右打ち」・・・？こ、こういうことかな・・・？

ﾋﾟｭｲ　ﾋﾟｭﾋﾟｭﾋﾟｭﾋﾟｭｲｰﾝ！！　大当たりぃ！！

(;'A`)　え！？も、もう当たった！？まだ大当たり終了してから十秒くらいしかたってないのに！！

（；´ζ｀）　うおおお！？同一ゲートキタコレ！！喜べ、魔戒チャンス継続確定だあ！！

――――パーラー「害悪」二階　ショボン＆ブーン

（　＾ω＾）　うっほーい！！ｗｗｗ金シャッターキタコレ！ここはあえて逆押しアリス！！
　　　　　　　ヒャッホー！！ｗｗｗズルリと上段までスベッてきましたよ、青７がね！！ｗｗｗ

（´・ω・`）　ふう、どうやらブーンの台が正解だったようだね、僕の台はベル確率はいいけどボーナス確率が今一つだしここらがヤメ時かな？

（　＾ω＾）　中リール中段下段に赤青の形から右リール赤狙い！おｋ！バケ否定キタコレ！！ｗｗｗ
　　　　　　　左で赤ビッグ否定、ということは青７確定！！また枚数多いほうのビッグだお！！ｗｗｗうはｗｗｗ連チャンとまんねぇおｗｗｗ

（´・ω・`）　ブーン、調子いいっぽいね、僕の台は設定見込めなさそうだし浮いてるうちに流すことにするよ
　　　　　　　 その調子でガンガンメダル出してくれよ？

（　＾ω＾）　サーイエッサー！！

（´・ω・`）　さて、こうなると僕も身動きとれるような状況じゃなくなっちゃうな
　　　　　　　 とりあえずドクオと会ってこれからの立ち回りについて話し合ってくる、ブーンはそのままその台ぶん回しちゃって

（　＾ω＾）　ブ☆ラジャー！！

Ω＜合計６４５枚になるっす！

（´・ω・`）　ありがとう、えーっと、六千円投資の６４５枚だから六千五百円プラスか、中々きびしいなあやっぱり

（´・ω・`）　さて、ドクオに会いにいくか・・・と、その前に・・・

（´・ω・`）　朝ドクオが狙ってたウルトラはどうなったんだろう？ちょっと見にいってみるか

――――

|ω・`）　どれどれ？　ｼﾞｰｯ

|ω・`）　って、あれ？

（´・ω・`）　なんだい、だれも座ってないし・・・まあいいか、履歴見るには好都合だ

（´・ω・`）　・・・ちょｗｗｗ朝一五百枚出た後見事なまでの右肩さがりｗｗｗ
　　　　　　　うわー、朝一座ってた人が粘ったのかな？それにしてもひどいｗｗｗ

∧＿∧
　（　´∀｀）　＜　ﾊｸﾁｮﾝ！あーあ、パチスロとか消えてなくなれモナ！！　←　とっくの昔に帰宅してました
　（　　　　）
　｜ ｜　|
　（_＿）＿）

――――

（´・ω・`）　よし、じゃあ用も済んだしドクオに会いにいこう

,,,（´・ω・）　ﾃｸﾃｸ

（・ω・｀）,,,　ﾃｸﾃｸ

（´・ω・｀）　・・・

（；´・ω・`）　あれ？ドクオどこにいったんだろう、見当たらないぞ？

（；´・ω・`）　・・・

（；´・ω・`）　一階・・・？まさか、な・・・

――――パーラー「メメタァ」　牙狼のシマ　ドクオ

(*'A`)　うっはｗｗｗまた勝ったｗｗｗこいつらマジよええｗｗｗ

（；´ζ｀）　にいちゃん・・・、あんたすげえよ、もう二十連突破じゃねえか・・・

(*'A`)　いやー、自分でもなにがなんだかｗｗｗあ、まーた弱そうなヤツ出てきたｗｗｗちょｗｗｗ☆一個ｗｗｗぜってー勝つるｗｗｗ

（；´ζ｀）　継続確定だよにいちゃん・・・、いいなあ、俺なんかもう千ハマり目前だってのに・・・

(*'A`)　うわ！敵の攻撃くらった！でも大丈夫ｗｗｗこんな雑魚に俺の牙狼が負けるはずがなーいｗｗｗ
　　　　オラオラオラー！！ィエーイ！！ｗｗｗ危機回避キタコレｗｗｗ

（；´ζ｀）　ウッ、ウッ、グスン・・・俺の牙狼〜、そろそろ本気出してくれよおおおお・・・

(*'A`)　わ！☆五つの敵キタ！ああ、しかも先制とられた・・・、やばそうだなあー・・・って！！ゼロとダンキター！！ｗｗｗｗｗ

（；´ζ｀）　ちょｗｗｗ初うち初魔戒でスペエンとかｗｗｗもうね、お前バカｗｗｗマジでバカｗｗｗｳﾜｧｧｧｧﾝ

(*'A`)　おおー！なんか今までとはちがう大当たりだー！！ｗｗｗたまんねえーｗｗｗ

（；´・ω・`）　・・・

（；´・ω・`）　あれは・・・ドクオ・・・？牙狼・・・？どういうことだ・・・？

（　＾ω＾）　ショボーン、ドクオには会えたのかおー？僕はまだまだとまりそうもないおー！

（；´・ω・`）　ん、ああ、うん、さっき会ってきたよ、まだそれらしい台が見当たらないってさ

（　＾ω＾）　そうかおー、それは残念だお・・・

（；´・ω・`）　そんなことよりブーンの台はおそらく設定６なんだから全力でぶんまわしてきてよ！
　　　　　　　　 ドクオのことは心配しなくていいからさ、僕に任せて！！

（　＾ω＾）　ガッテンしょうち！のほほー、レイちゃんまってておーｗｗｗ

（；´・ω・`）　・・・

（´・ω・`）　・・・

（＃´・ω・`）

――――パーラー「害悪」22:45

『ただいまの時間をもちまして、本日の当店でのご遊戯は終了とさせていただきます、本日はまことにありがとうございました〜・・・』

（；＾ω＾）　ふう、休みなくぶんまわした結果全部で五箱も出たお、これは四千枚は固いんじゃないかお？ｗｗｗ

（´・ω・`）　すごいじゃないかブーン！これで確実に今日はプラスだよ！本当よく頑張ってくれたよ！

（＊＾ω＾）　えへへ〜、だおｗ

（　＾ω＾）　ところで、ドクオは？

（´・ω・`）　ああ、さっきメールおくっといたからもうそろそろ来ると思うんだけど・・・

(*'A`)　やあやあ！みなさん！ご機嫌がよろしいみたいで！ｗｗｗ

（　＾ω＾）　お、きたお、なんかテンションおかしいけど

（´・ω・`）　ああ、そうだね

つ�@�@�@�@

（　＾ω＾）　ドクオ、今まで連絡一つもよこさないでどこいってたんだお？僕達かなり心配してたんだお？

(*'A`)　へっへっへ、まあまあ、そんな焦りなさんなって！あとでしっかり報告するから！そっちはどうだったんだい？

（´・ω・`）　・・・ブーン、教えてあげて

（　＾ω＾）　お！聞いておどろくなお！？ｗｗｗジャジャーン！このレシートを見るがいいお！ｗｗｗ

(*'A`)　ん？おおおおお！！四千枚越えてんじゃん！！ｗｗｗうおー、ブーンすげーなー！！ｗｗｗ
　　　　んで、ショボンは？あの台どうだった？

（´・ω・`）　・・・僕のほうは設定なかったよ、ブーンの台の調子がよかったから浮いてるうちに切り上げた、プラス六千五百円さ

(*'A`)　ありゃりゃりゃ、まあしょうがないね、プラスのうちに切り上げたのは正解だと思うよ、そのへんの状況を読む力はさすがショボンという感じかな！ｗｗｗ

ﾋﾞｷ（＃´・ω・`）　どうも、じゃあドクオの結果も教えてもらおうか、そうだな、出来るだけ詳しく、僕等と別れたあたりからたのむよ

ｿﾞｸ（　＾ω＾）　

(*'A`)　俺？そーだなあ、まあショボン達と別れたあととりあえずヒマだったから休憩スペースにいったわけさ！
　　　　そうしたら別の客が入ってきてなんか独り言言ってんのねｗｗｗなんだろう？って思って耳傾けてたら牙狼についてブツブツ言ってんのよｗｗｗ

ﾋﾟｸ（　＾ω＾）　牙狼？

（＃´・ω・`）　フーン、それで？

(*'A`)　それでさー、俺って実際に牙狼見たことなかったからどんなもんなのかなーって興味があったわけよ！
　　　　それで見にいったんだけどもうすごいのなんの！みるみるうちにドル箱つんでいくんだから！！ｗｗｗ
　　　　もう感動と好奇心でいっぱいになってさ！！五千円だけ！！って思って試しにうってみたわけよ！！ｗｗｗ

（　＾ω＾）　え？マジでうったのかお？

(*'A`)　マジマジ、大マジだよｗｗｗんで案の定最後の五百円までなーんもこなくてさｗｗｗあー、終わったって思ってたら最後、きちゃったのよｗｗｗ
　　　　もうその瞬間超興奮してさ！！しかもただ当たっただけじゃなくてなんと魔戒チャンスっつーのに突入しちゃってｗｗｗ
　　　　そっからはあれよあれよというように連チャン伸びまくり！！ｗｗｗいやー、ブーンがハマる気持ち分かるわー、超気持ちいいよｗｗｗ

（　＾ω＾）　・・・

（＃´・ω・`）　はい、長々とごくろうさん、結果は素晴らしいね、スゴいヒキに感服するよ
　　　　　　　　 けどさ、僕が今から問い詰めたいのは結果じゃないんだ、ドクオのとったその行動に子一時間問い詰めたいんだよね

(　＾Ω＾)ｈｓｍｒ

(*'A`)　え、あ、ああ、いや、悪かったって！一回も連絡しなかったのは！
　　　　俺も初めはノリうちとは関係なく自分の財布からって意味で五千円と決めてうっただけだったんだって！
　　　　それがまさか当たるなんて思ってなかったんだって！ごめん！許して！ｗｗｗ
　　　　けどさ、六万発出たｗｗｗこれは山分けにしよう！ｗｗｗさすがに、ねｗｗｗ

（　＾ω＾）　・・・ドクオ

（＃´・ω・`）　自分の財布？当たるとは思わなかった？山分けにしよう？おい、ちょっとこっち向けよ

(*'A`)　え？

ﾊﾞｷｯ！！

(;'A`).:　ぶへあっ！！

（；＾ω＾）　！！ショ、ショボン！！？

（＃´・ω・`）　てめえ、自分のしたことの重さが理解できてねえみたいだな

(;'A`)　あ、あ、な、なんだよ、殴ることないじゃんか！！

（＃´・ω・`）　今日はノリうちの約束だったはずだ！連絡も逐一取り合おうっていう事も決めていた！
　　　　　　　　 ブーンは本当は牙狼をうちたがっていた！けど僕達の説得に納得してくれてその後は文句の一つもいわずエヴァをぶんまわしてくれた！
　　　　　　　　 ドクオがウルトラマンを取れなかったとき、僕達は軽はずみな行動をとるのはやめようとも決心した！
　　　　　　　　 それがなんだ？なんで一番わかっていそうなお前がそういうことするんだ？お前の自慢話を聞いたブーンがどんな気持ちになるかも想像できなかったのか！？
　　　　　　　　 全部答えてみろ！！今ここで！！さあ！！

(;'A`)　・・・い、いや、だから、ごめんって・・・

（　＾ω＾）　・・・ドクオ

(;'A`)　ブ、ブーン・・・、ご、ごめん・・・、俺、そんなつもりじゃ・・・

（　＾ω＾）　わかってるお、うん、その周囲が見えなくなるその気持ち、僕は充分理解しているお

（＃´・ω・`）　！！ブーン、甘いよ！！そうやっていっつもニコニコしてるから周りの奴等が調子づくんだ！！
　　　　　　　　 今回だって悪いのは全部コイツなんだぞ！？

（　＾ω＾）　そうだお、だから今日のノリうちは破棄だお

（＃´・ω・`）;'A`)　！！？

（　＾ω＾）　もちろん僕とショボンはノリうちだお、当然お金を分け合う必要があるお
　　　　　　　だけどドクオは自分の軽はずみな行動で勝手に行動した、僕等とドクオのとった行動にはなんの関係も見当たらないお

（＃´・ω・`）　そ、そりゃそうだけど・・・、まさかそれで全部チャラとかいわないよね？

（　＾ω＾）　ドクオなんて最初からここにいなかった

(;'A`)　！！！！

（　＾ω＾）　ドクオの気持ち、僕は痛いほどわかるお、けど分かるのは大爆発したあとの気持ちの高揚だけ
　　　　　　　僕等に黙って勝手な行動をした、それも自分がさんざん僕に向かってヤメろといっていたあの台をうった
　　　　　　　こればっかりは許せないお、ドクオのその軽い気持ち、その軽い心が僕にとって一番つらいお

(;'A`)　ブ、ブーン・・・そ、そんな、ごめんって・・・、ほんと悪気はなかったんだって・・・

（＃´・ω・`）　これで決まったね、その六万発かなんだかは自分のお金で出した金なんだろ？どーぞ、自分の財布にいれてあげなよ
　　　　　　　　 きっと財布も喜ぶよ、よかったじゃないか

(;'A`)　う、うう・・・

（　＾ω＾）　ショボン、もういこうお

（´・ω・`）　ああ、そうしよう、よかった、昨日の負け分より二万円くらい上乗せできたよ
　　　　　　　 これもブーンが頑張ってくれたおかげさ、ありがとう

(;'A`)　う、そ、そんな・・・！待って、置いてかないでくれよお！
　　　　う、う、うう・・・待ってくれよお・・・！

己のとった軽はずみな行動で友を同時に二人も失ってしまったドクオ、財布は前日よりも分厚くなったが、心にポッカリあいた穴は隠せない。
そしてこの後、さらなる不幸がドクオを襲う！！ブーンとショボンとの友情はもう修復不可能なのだろうか！？どうなる、次回最終話！！

(　＾Ω＾)乙カレー

どうも。前回からの投下がまた一ヶ月も空いてしまいすいません…
就職活動のコツを教えて下さい…orzまだ内定もらえない…

支援してくださった人たち、毎度毎度ありがとうございます。
次回の投下予定は未定です。また期間空いてしまうと思いますが、気長に待ってくださると幸いです。
こんな下手くそなブーン小説に付き合ってくださりありがとう！でわノシ

(　＾Ω＾)新卒？転職？

新卒です…、はやく終わらせて楽になりたいです…

俺も新卒の時はギリギリまで内定もらえなかったな…頑張ってください！あと乙でした！(´･ω･｀)

(　＾Ω＾)てことはもう卒業してるんだね？
　　　　　　今は企業側がいい人材を選び放題な状態だから厳しいだろうね
　　　　　　　しかし、この不況時に求人に力入れてる企業は不況に強いといえるからチャンスでもあるよ　　　　　　

>>220
ありがとうございます！とにかくはやく就活終わらしたい気持ちでいっぱいですよｗ

>>221
卒業はまだしてないです。来年卒業の大学四年です。色々な業種見てるんですけどね〜、なかなかうまくいかないものですねorz
不況に強い企業がやっぱり今の時代は重要ですよね、いきたい業界だけにこだわらないで広い目で企業巡りしてみます！ありがとうございます！

↑
回胴作者です（　＾ω＾）お！

たんぱん

短パン

私たち、出航？ / クイーンギャラクシア【オーイズミ】
http://www.youtube.com/watch?v=AOGJoDHb0XE

新台,クイーンギャラクシア
http://www.youtube.com/watch?v=eeBkihG4WBA

あげ(´∀｀）

保守!!!(´ﾟωﾟ｀)

はよ書かんかいダボが

ダボダボダボーーー！！！

　ξ 　　ﾟ�听)ξ

ξ（Ｕ）ξ

　ξ 　　　　　　ﾟ�听)ξ

おっおっおっ( ﾟωﾟ )

ξ（ Ｕ ）ξ

保守＼(^O^)／

保守(^O^)

〜根拠ブギ〜


(о゜∀゜)｢ﾃﾒｪらここも監視してることを忘れるなよ……っと｣


(о゜∀゜)｢さて、常勝スレも盛り上がってきた事だし、ここら辺でブログ更新しますか♪｣


(о゜∀゜)｢朝一狙ってたラブジャグを無事確保｣

(о゜∀゜)｢意気揚々とコインを入れて回したら、なんと無音！｣

(о゜∀゜)｢これには拍子抜けしましたわ……ブハッ…っと｣

すいません
仕事暇なのでついアホな事やってしまいました


時間ができたら、今度はちゃんと書きます

嫌いじゃないぜダボ野郎

(　＾Ω＾)たのむ

(о゜∀゜)｢ブログも書き終えたし…さ〜てと、常勝スレの方はどうかな？……な…｣

｢あの禿また分かりやすい捏造をww｣｢根拠w｣｢枚数おかしいだろ｣｢推定設定６…捏造乙｣

(#゜∀゜)｢こ、こいつら〜！？……｣

(#゜∀゜)｢お前等ら、タカさんが羨ましいんだろww哀れ過ぎwwその様はまるで田舎の婆ちゃん家で上げた線香花火のよう……っと♪｣

１０分後

(о゜∀゜)〜♪｢さてさて、ネラーさん達は悔しがってるかなw｣

｢知らなかったなー線香花火って打ち上げるのかー｣｢腹筋痛てぇwwww｣｢残念な頭してるな｣｢禿降臨｣｢日本語不自由な奴だ｣
ブルブル…ｶﾀｶﾀｶﾀ
〃(#//゜∀//゜)〃
↑
顔真っ赤にして書き込んでる

終わり

スロ機種板の有名人を書いたら面白いんじゃないかなと、思い発作的に書きました

ブーンと全然関係ないなこれw

駄文失礼しました





ｷﾞﾝｯ

スロサロじゃ有名人だしいーんじゃね？
作者が定期的に書いてくれたほうが活気あるし

×スロサロ
○スロ板
すまんね

保守(≧∇≦)ﾉ

(｀ω´)ｷﾞﾝッ

おっおっお(＾ω＾)





ｷﾞﾝ！( ﾟωﾟ )

仕事落ち着いてきたので、明後日までに投下します






ｷﾞﾝｯ

(　＾Ω＾)ｙｒｓｋ

〜？？？〜

(´･ω･｀)｢…これで良し……ふふふ…明日が楽しみだ…｣

(;･∀･)｢店長…本当にやるんですか？｣

(´･ω･｀)｢ん？僕のやり方に不満でも有るのかい？｣

(;･∀･)｢いえ、そういう訳ではないんですが｣

(´･ω･｀)｢客も私達も笑顔になれる最高のイベントなんだ…問題ないじゃないか？｣

(;･∀･)｢はあ……(笑顔になれるのはテメーだけじゃねーか！)｣

(´･ω･｀)｢ふふふ…｣

６月９日
AM8:50

〜パーラーショボン店前〜

( ^ω^)｢今日は年に一度の激熱イベントなのは、知ってるけど…ドクオの携帯には何かきたかお？｣

('A`)｢いや、メール会員だけに設定のヒントを昼過ぎに、メールで知らせるような事しかきてないな…｣

( ^ω^)｢ブーンもだお。後はなんかアバウトな事しか書いてなくてイミフだお｣

('A`)｢ま、この店に限ってガセイベの心配はないから安心はできる…けど｣

( ^ω^)｢けど？｣

('A`)｢なんか胸騒ぎがするんだよな〜｣

( ^ω^)｢考え過ぎじゃないかお？｣

('A`)｢……だといいけど｣

(･∀･)｢間もなく開店します！皆様走らないようにお願いします｣

( ^ω^)｢お、話してたらもうそんな時間かお。ふふ、今日は大勝ちさせてもらうお！｣
('A`)(気のせいだといいんだが……)


俺達は気付いてなかった
何かを手にする為には、何かを犠牲にしなければいけないという事を
そう…俺達は知らなかった…いや、知ってたのに気付かないふりをしてたのかも知れない

そして俺達は現実で嫌という程に味わう事になる

PM11:30
今、俺とブーンは少し早い昼飯を近くのファミレスでとっている

('A`)｢………｣

( ^ω^)｢………｣

そして、俺達は自分の携帯を黙って見てる


朝、あの後開店と同時にお互い狙い台を無事確保できたのはいいが…
結果はハッキリ言って外れだ
別の候補台は他の奴が回してたがどうも微妙だし…
しかも、パーラーショボンの台は設定が読みにくい台ばかりなので
投資を抑える為にも店からメールが来るのを待とうとブーンと話し合い
そして、ここで待つ事にしたのだ

('A`)｢う〜ん…店長が変わったせいか今年はなんか癖が読みにくいなぁ｣

( ^ω^)｢だお。ここは大人しく店からのメールヒントがくるのを待つのが、吉だお｣

『待ってたぜ〜♪デビルマシン、マジンカイザ〜♪』

( ^ω^)｢お！噂をすればなんとやらお。早速店からメールがきたみたいだお｣

('A`)(なんでマジンカイザー？)

『空に〜♪問いかけた言葉〜♪君の胸に届くなら〜♪』

('A`)｢俺も店からきたみたいだな｣

( ^ω^)｢サクラは渡さん！？俺の嫁お｣

('A`)｢ハァ？｣

( ^ω^)｢気にしなくていいお、多分神からの電波を受信しただけお｣

('A`)(…俺、ザクロ派だから別にいいんだけどね)

こうして、俺達は店からのメールヒントを見ながら再びパーラーショボンに向かって行った



〜？？？〜

(･∀･)｢……店長が選び抜いたメール会員のみに、『漢』メールを送信しましたよ｣

(´･ω･｀)｢うん、ご苦労様……いよいよ待ちに待った本当のイベントが開始される…ふふふ…｣

(:･∀･)｢………｣



続く

ども、セックスです

今回は短編ではなく、中編の作品を書いてみようと頑張ってます…が、

正直言って難しい

長編書いてる作者さん達の凄さが改めて思い知らされます






ｷﾞﾝｯ

(　´-ω-`)つ�@�@�@�@

(･∀･)乙

楽しみにしてるよ〜！

( ＾ω＾)お疲れだお
　　　　 続き待ってるお

( ＾ω＾)ここは小説とか書いたこと無いブーンでも投下していいのかお？

(　＾ω＾)歓迎だお。力作期待だお。

( ＾ω＾)力作は無理な予感お
（ ^ω^）パチスロのハウツーみたいな内容を考えてるお
（ ^ω^）ちなみに今は仕事中だから無理お

(　＾ω＾)「なあ」

('A`)「ん」

(　＾ω＾)「ジャグラーは完全攻略すると１でも勝負出来るらしいぜ」

('A`)「ふーん」

(　＾ω＾)「・・・・・・・」

('A`)「・・・・・・・・・」

(　＾ω＾)「それだけか？」

('A`)「まあな」

(　＾ω＾)「・・・・・・・」

('A`)「・・・・・・・・・」

(　＾ω＾)「・・・・・・フンッ…！」

(　＾ω＾)「なあ」

('A`)「ん」

(　＾ω＾)「入れ替え初日はストックが無いとわかってるくせに並ぶ奴らってなんなの？馬鹿なの？」

('A`)「自分の胸に聞いてみろ」

(　＾ω＾)「・・・・・・・」

('A`)「・・・・・・・・・」

(　＾ω＾)「・・・・・・フンッ…！」

PM00:15
〜パーラーショボン〜

('A`)｢う〜ん…これどういう意味なんだろ？｣

(; ^ω^)｢ブーンもさっぱりだお…つーかヒントと言うより謎々だお｣

俺達はメールのヒントを見ては唸るばかりだ
店内に俺達と同じように携帯を見て難しい顔をしてる奴らが何人かいる
恐らく俺達同様、店からのメールのヒントで悩んでいるのだろう
内容はこうだ

『今日、オレンジを食べよう、上から


野外で食べたいな、うん
最良の日になりそうだ
変かな？なんかウキウキ
そうだいい気分だから
梟さんとカエルになりたてのも呼ぼう


…嫌なあいつがきたら
これは蹴ろっと
さて、皆がくるまでオレンジ食べながら、週刊オレンジを読む……かな？

※分かった方は店員にお知らせ下さい
高設定を教えできるのは三名様限定です』

と、こんな感じだ

('A`)｢ん〜…まずスロ関連の問題だとは思うけど…って、何やってんの？｣

( ^ω^)｢ブーンには無理お。だから、ドクオが謎を解くまでブーンは携帯で遊んで時間潰してるお｣

('A`)｢お前ねぇ…｣

( ^ω^)｢ウハッwwwビッグ確定だおwww｣

チャララ、チャンチャラ、チャーチャンチャラチャラララン〜♪ケロッケロッ♪

(〃^ω^)｢ハァ〜、このファンファーレはいつ聞いても癒されるお♪｣

(;'A`)｢あのなぁ…｣

(〃^ω^)｢蛙可愛いお〜♪｣

(#'A`)｢キンパルなんてやってる場合じゃ……？…キンパル……蛙………まさか!!？｣

(;^ω^)｢き、急にどうしたお？｣

('A`)｢ちょっと黙ってろ。今、急いで携帯で調べるから｣

( ^ω^)｢………｣

('∀`)｢……なるほどねぇ…ブーンがキンパルやってたおかげで答えが分かったよ｣

( ^ω^)｢キンパル？………あ！、答えは蹴ろっと、つまりケロットだお!?｣

('∀`)｢ハイ、違います｣

(;^ω^)｢…すいません、教えて下さい。ドクオ大先生……なんでしたら、靴でも舐めさせてもらいますお｣

(;'A`)｢気持ち悪いよ……ヒントやる……いーか？もう一度、よ〜くメールを見てみ。もしくは携帯でケロットの機種情報を調べるんだ｣

(;^ω^)｢じ〜〜……｣

('A`)｢な？簡単だろ｣

( ^ω^)｢分からないお｣

('A`)｢……殴っていい？｣

(;^ω^)｢勘弁して下さいお。｣

('A`)≡3｢はぁ、もういい答え教えてやるよ…あのな……ごにょごにょ｣

Σ( ^ω^)｢エッ！？｣

('A`)｢もう一度メール見てみ。｣

(;^ω^)｢じ〜…本当だお｣

('A`)｢よし、さっさと他の奴に先を抜かれる前に行くぞ、あ、店員さ〜ん♪｣

(･∀･)｢ハイ、なんでしょうか？｣

('A`)｢俺達答え分かったんですけど｣

(･∀･)｢あ、メールのヒントのやつですね。では、事務所の方に来てください｣

( ^ω^)｢お？なんでだお｣

(･∀･)｢なんでも、分かった人に、店長が直々に設定を教えしたいとの事で……｣

( ^ω^)｢なんて、パッションな店長お♪｣

('A`)｢パッションはどうでもいいよ｣

(･∀･)｢では、付いて来て下さい…(可哀想に……)｣

続く

最近パトりたいけど、仕事帰りにパチ屋に行っても高設定台をいつもスロプに占領され、(´･ω･｀)なセックスです
低設定打って負けてまでパトりたくないっす

あ、ちなみに謎々の答えは次に明かします
もう一つ、次で最後です





ｷﾞﾝｯ

( ´-ω-)つ�@�@�@�@

乙！( ﾟдﾟ )

車上荒らしの被害にあったorz

(　＾Ω＾)大丈夫かね？

貴重品は置いてなかったかし、保険も入ってたから良いんだけど……

凹む(´･ω･｀)

(　＾Ω＾)丁寧に開けてどこも壊さず汚さずに荒らしてくれるとまだ助かるんだがね

だと良かったんだけどね…
運転席側のガラスをキレイにブチ割られてたよ

警察の事情聴取って凄い時間かかるんだね
初めてだから、色々疲れた

(　＾Ω＾)それはどっかの小僧の犯行かもしれないね
　　　　　

そうなのかな？
…明日仕事早いし寝るよ







ｷﾞﾝｯ

（ ^ω^）ブーンがスロットに興味を持ったようです　第1話



（ ^ω^）「あ〜何か面白いこと無いかお？」

ブーンは何処にでも居る20代後半のサラリーマンだった
元々は東京の大学に進み、東京の会社に就職したのだが
年老いてきた両親の願いで地元に戻り、父のつてで地元企業に入ったのであった

（ ^ω^）「やっぱり地元に戻ったのは失敗だったかお・・・」

東京に居た頃は大学時代の友人等が沢山居た為、いくらでも遊ぶことができたが
地元に戻ったブーンには気軽に連絡が取れる友人が一人も居なくなっていた
今の職場は不景気もあり残業は殆ど無く、定時には終わってしまうので余計に暇を持て余していた

（ ^ω^）「今更後悔しても仕方ないし、面白いブログでも探すお♪」
（ ^ω^）「ネットは都会も田舎も関係ないから良いお」
（ ^ω^）「ゲーム系や映画系は殆ど観ちゃったし、新しいジャンルを発掘する必要があるおね」

そうして一覧を眺めていたところ、あるジャンルにふと目が止まったのであった
今思えば・・・・・・この時偶々興味を持たなければ一生かかわることもなかっただろう
本当に人生とはどうなるか分からないものである



（ ^ω^）「パチ・・スロ？　パチンコスロットの略かお？」



これはパチスロの意味も知らなかったブーンが、一人前に稼げるようになるまでの物語
・・・・になる予定である

>>262のブーンです、とりあえず1話だけできたので投稿します
本当は実戦部分から書きたいんですけど、それだとイミフになるので
導入部分からにしました
小説とか書いたこと無いので、変なとこあっても多めに見てやってくださいな

（ ^ω^）ではまた

( ´-ω-)つ　乙。

( ^@^)乙。期待してるよ

(　＾Ω＾)乙カレー

期待してます(´･ω･`)

( ･∀･)乙カレー

（ ^ω^）ブーンがスロットに興味を持ったようです　第2話


（ ^ω^）「パチスロは[パチンコ屋のスロット機]の事だったのかお、初めて知ったお」

（ ^ω^）「そういえば東京の友達に、[俺はスロで生活してるぜ]とか言ってる奴が居たお」

（ ^ω^）「いつも[おっぱい!おっぱい!]煩い奴だったけど、良く奢ってもらったし良い奴だったおね」

（ ^ω^）「スロットって生活できるくらい稼げるものなのかお・・・？　調べてみるお！」


興味を持ったブーンは、その日からパチスロブログ漁りをするようになった
スロットの事等何も知らなかったブーンにとっては、それは楽しい作業であった


そして数日が過ぎた

（ ^ω^）「とりあえずこんなもんかお」

スロ未経験のブーンには良く分からないことも多々あったが、それなりの収穫はあった

何点かに要約すると


○4号機時代は比較的容易に稼げた為、スロプと言われる人種が大量に発生したこと

○この時代のスロプが作った収支自慢ブログも沢山あること

○あまりに行きすぎた為に、スロットに規制が入ったこと

○今は規制後の5号機の時代になっているらしいということ

○そして、4号機時代に作られたブログの殆どの更新が止まってしまっていた・・


ということであった


( ^ω^)「5号機？　とか言うのだと勝てないのお？　何処かに勝ってる人は居ないか探すお！」

色々探した所
5号機時代でも勝っているというブログはそれなりにはあった
そして、多くのブログでは以下のような事が良く述べられていた


「5号機は高設定を長時間打たなければ勝てない」


（ ^ω^）「色んなブログでそう言われてるお」

（ ^ω^）「スロ雑誌でも頻繁に言われているらしいお、これが正解かお」

（ ^ω^）「ジャグラーとか青ドンとかいうボーナスだけのタイプなら合算確率で分かるから簡単らしいお」

（ ^ω^）「これは仕事が終わったら行ってみるしか無いお！」

（ ^ω^）「沢山勝ったらピザを一杯食べるおっおーん♪」


パチ屋に初めて行くことにしたブーン、その結果はどうなったのか

次回に続く

ブーン一人で話し続けるのが想像以上に辛かったので
後半ショートカットしました

（　＾Ω＾）乙カレー

短パン〜〜！！！

( ･∀･)乙カレー

( ﾟдﾟ )OTU！

（ ＾ω＾）家で3話作ったのに忘れてきた

ところでドクオの笑い顔とかありましたっけ？

(　＾Ω＾)つ('∀`)　

嘘教えんな(*'ヮ`)だよ

(´・ω・｀)つ○大福食べませ〜ん？

（ ＾ω＾）がパチスロに興味を持ったようです　第3話


（ ＾ω＾）「仕事も終わったしスゲキするかお」
（ ＾ω＾）「近くに外亞（そとあ）とか言うチェーン店があるからそこにするお」

〜〜〜〜移動〜〜〜〜

（ ＾ω＾）「ついたお」
（ ＾ω＾）「パチンコ屋に入るのは初めてだから緊張するお・・・」
（ ＾ω＾）「意外と中は綺麗だお〜、もっと汚い所かと思ってたお」


最近のパチ屋は大抵綺麗だけど、その中でも外亜の綺麗さは異常である


（ ＾ω＾）「これが青ドンと言う奴かお、打ってる人も何人かいるお」
（ ＾ω＾）「確か合算確率が良い台が高設定なんだおね、上にあるのがデータ機とか言う奴かお」
（ ＾ω＾）「これで総回転数とかボーナス回数が見られるって書いてあったお、調べてみるお！」

（ ＾ω＾）「これは・・・3000回転でボーナス15回も引いてるお！設定H並の合算確率お！」
( ^ω^)「これに決定お」
（ ＾ω＾）「こんな簡単に高設定が拾えるなんてついてるおっおーん♪」

ねーよ！と思うかもしれないが初心者はこんなものである

（ ＾ω＾）「で、どうやってコイン買うのかお？」
( ^ω^)「お？　あれは・・・・」


（；´Д｀）「ったく、いつになったら掛かるんだよこの糞台は」
（;´Д｀）つ[1000]

ジャラジャラジャラ

（；´Д｀）「そろそろお願いしますよホント」


( ^ω^)「・・・・・・」

( ＾ω＾)「なるほど、この横についてる穴に[1000]を入れればコインが出てくるおね」
( ＾ω＾)「早速入れてみるお！」
( ＾ω＾)つ[1000]

ジャラジャラジャラ

('A`)・・・・・・・・

（;＾ω＾）oO○（出るには出たけど隣の台の方に出ちゃったお、どうしよう）



初心者らしいミスをやってしまったブーン
しかし、このミスが新たな出会いを生むことになる


次回に続く

>>299
( ^ω^)どうもどうも

>>300
( ^ω^)どっちゃねん


基本的に、壮大な伏線とか劇的な展開とかを出す予定は有りません
そういうのはもう沢山出てるので良いかなと
たんたんと進む内容になると思います
先の展開は殆ど考えてません('∀`)

(　＾Ω＾)乙カレー

(;・ω・)乙。最近は本当勝てねえｗ一週間で150Kやられてまだ打とうと思ってる自分が嫌だ。

ブーンがパチスロに興味を持ったようです　第4話



('A`)「おい」

( ^ω^)「（ビクッ）・・・な、なんですお？」

('A`)つ[1000]　「ほらよ」

( ^ω^）「え？？え？？」

(;'A`)oO○（初心者かこいつ・・・）

('A`)「コイン50枚数えるの面倒だから[1000]で買うってことだよ、等価だから問題ないしな」

( ^ω^)「そういうことでしたかお〜頭良いですお、それでお願いしますお」

('A`)「まぁ偶にあるからな」


普段行かない店だと稀にこういうこともあるのだ
筆者も何回かやられたことがある

('A`)oO○（しかし、こいつ何処かで観たことあるような・・・・・・・あ！）

( ^ω^)「どうしましたかお？」

('A`)「違ってたら悪いんだけど、お前もしかして内藤か？」

( ^ω^)「そうですお・・・・何で知ってるんですお？」

('A`)「俺だよ、中学で同じクラスだったドクオだよ」




( ^ω^)「ドクオ・・？　あのドクオ君かお？　中学の頃と全然雰囲気が違うおｗ」

('∀`)　「お前は相変わらずピザだけどなｗｗ」

( ^ω^)「ちょｗｗｗｗひどすｗｗｗ」


ブーンとドクオは同じ中学に通い、そこそこ遊んでいた仲だった
その後ブーンは進学校に進み、ドクオは工業高校に入った為に会う機会も無くなった為
実に10数年振りの再開であった

('∀`)　「ブーンもスロ打つのか？　意外だな」

( ^ω^)「そうでもないお、スロを打つのは今日が初めてだお」

('∀`)　「マジで？」


ブーンはドクオに
ネットでスロに興味を持ったことや
今日は青ドンの高設定を探しに初めてパチ屋に来たこと等を話した

('A`)「なるほどなぁ・・・・」

( ^ω^)「そしたら偶々こんな台が空いてたから打ってみることにしたんだお」

('A`)「・・・・・・・」

('A`)「なぁブーン、悪いことは言わないからこのまま打たずに帰った方がいいぞ？」

( ^ω^)「な、なんでかお？」

('A`)「その台じゃ勝てないからだよ・・ブーンは勝つつもりで来たんだろ？　なら打たない方が良い」

('A`)「初心者が下手に突っ込むと抜け出せなくなることもあるしな」

( ^ω^)「で、でもこの台は合算確率が設定H並だお！ブログや雑誌だとこういう台が高設定だって書いてたお」

('A`)「それはな・・・」


と、ドクオが何かを話しかけた時

バァーーーーン!!

( ^ω^)「（ビクッ）何だお？テロかお？」

（；´Д｀）「ホントなんなんだよこの糞台はよ！」
（；´Д｀）「バケ1回引いたと思ったら糞ハマりやがって、金無くなっちまったじゃねーか！」
（；´Д｀）「また遠隔かようぜぇな・・・・しょうがねぇ帰るか」


それは台パンの音だった、パチ屋では日常的に聞こえてくる音だが
ブーンは初体験だった為何が起きたか分からなかったようだ


( ^ω^)「は〜ビックリしたお〜〜〜、台を叩くなんて良くないお」

('A`)「良くあることだが、台パンは最低だな」

('A`)「それよりあの台・・もしかして」


ドクオは何かを呟いた後、台パン男が打っていた台を調べにいった

('A`)「こ・・これは・・・」



( ^ω^)「どうしたのかおドクオ君」

('∀`)「おいブーン、この台打てよ」

( ^ω^)「え？」

('∀`)「スロで勝ちに来たんだろ？この台打てば勝てるぞ」

('∀`)「自分で打ちたいとこだけど、こっちの台がまだ終わってないしな」


ドクオの唐突な申し出に、ブーンは少し戸惑った
自分でもデータチェックをしてみたが、とても良い台には見えなかった

( ^ω^)「ほ、ホントかお？・・・・でもこの台1000回転でバケ1回しか引いてないお」

( ^ω^)「どうみても設定１なんじゃないかお？」

('∀`)「まぁ打ってみりゃわかるよ、もし負けたら俺が負け分払ってやるからよ」

( ^ω^)「う〜ん、そこまでいうなら打ってみるかお（そんなこと約束していいのかお？）」

('∀`)「ボーナス引いたら呼びに来いよ」


ブーンはいまいち納得していなかったが
自分はドが付く程の初心者であり
スロットを打ち慣れているらしいドクオの言うことなので素直に言う事を聞くことにした


ブーンの初スロ結果はどうなったのか？　　　次回に続く

( ^ω^)土日はネット使えないから文章多めになりましたお
( ^ω^)最初は1回ボロ負けしてからドクオ登場するつもりだったお
( ^ω^)でもブーン一人だと辛いのでさっさと登場することになりましたお
( ^ω^)ニコッ

乙！続きがはやくみたいよ(´･ω･`)

( ＾ω＾)乙カレー
　　　　 新夢の作品と微妙に設定がかぶってるけど、頑張って！

(´･ω･`)新夢戻ってこないかなぁ…

(　＾Ω＾)乙カレー

あそこまで書いといて逃亡とか嫌がらせにもほどがあるお

( ・ω・)急に書き込む時期と過疎る時期があるからなぁ。一度止めると書き込み辛いんだろ。

たんぱん

ブーンがパチスロに興味を持ったようです　第5話


( ^ω^)「もしもし」

('A`)「ん？どうした？」

( ^ω^)「打ち方が分からんお」

('A`)「コイン入れてBET押してレバー叩いてボタン押せ」

( ^ω^)「ちょｗｗそっちじゃないお、どこ狙えば良いのかを教えて欲しいお」

('A`)「ググれカス」

( ；ω；)「イジメいくないお」

('A`)「・・・しょうがねーな」

ドクオは台に付属してあるリール表を見せながら簡単に説明をした

('A`)「要はチェリーさえカバーしとけば溢す可能性があるのは氷だけだから」

('A`)「挟んで氷テンパイしたら中に七狙っとけってこった」

( ^ω^)「把握したお」


ドクオの説明で、頭では理解したつもりのブーンだったが
実際に打ってみると・・


(;^ω^)「全然絵柄が見えんお・・・」

(;^ω^)「辛うじて三連ドンちゃんと七が光って見えるくらいかお」


ボーナス絵柄を頼りに回し始めたブーンであったが
当然上手くは回せない

チャリンチャリン♪

( ^ω^)「またコイン溢しちゃったお、何で皆あんなに上手く入れられるんだお？」

(；^ω^)「あうあう、もう千円分のコインが無くなっちゃうのかお」

( ^ω^)「これじゃ一万円無くなるのもあっという間お」

( ^ω^)「スロットって怖いお、破産者が沢山出るのも分かるお・・・お？」


ttp://images.google.com/images?q=青ドン導火線


( ^ω^)「なんか変なの出てきたお、何だお？」

( ^ω^)「ドクオ君、何か画面に変なの出てきたお　これ何お？」

('∀`)「（ニヤリ）まぁ気にせず回してみろよ、そのうち面白いことが起こるぜ」

( ^ω^)「良く分からないけど分かったお」

そして1k目のコインが無くなり、２k目を消化していた時・・

ドーン！

( ^ω^)「導火線が燃え尽きて花火が上がったと思ったら音楽も変わったお」

( ^ω^)「ボーナス入ったのかお・・？でも狙っても揃わないお」

( ^ω^)「何かリプレイばっかり揃うようになったお、何が起こったお？」


何が起きたのか分からず戸惑うブーン、そこへ・・

('∀`)「お、やっとRT入ったか」

( ^ω^)「RT?って何お？」

('∀`)「簡単に言うと、ボーナスが成立するまでリプレイが沢山揃うようになるんだよ」

('∀`)「RT中はコインが増えるからハマればハマるほどお得になるのさ」

( ^ω^)「そういえばちょっとずつ増えてるおｗ」

('∀`)「俺の方はだいぶ前からRTだから、もう200枚以上増えてるぜｗ」

( ^ω^)「ちょｗｗｗ凄いおｗｗｗ」

('∀`)「ボーナス引いたら元に戻るから、引いたら止めな」

( ^ω^)「分かったお」

次回に続く


( ^ω^)風邪気味で頭働かなくて少しｇｄってしまったお、すまんですお
( ^ω^)・・・・4話と5話の最後が同じじゃねーかと言われる気がしますお
( ^ω^)ぶっちゃけ5話は殆ど解説だから4→6話でも話は繋がりますお


('A`)つーか俺の扱い悪くね？

（　＾ω＾）＿('A`)ﾄﾞｽｯ!! ﾓｯﾄｶﾂﾔｸｻｾﾛﾔ

（　＾ω＾）･･･意識が遠のいて行くお･･


>>316
( ^ω^)これで良ければどうぞ

>>317
( ^ω^)ｍｊｄ？
( ^ω^)前に過去スレ一通り観たけど気が付きませんでしたお

(　＾Ω＾)乙カレー

( ＾ω＾)｢住人の皆様、お久しぶりだお。新夢ですお｣

ｍ9( ＾ω＾)｢前回の投下から、約４ヶ月… すっかり僕が逃亡したと思ってたおね？ｗ｣

(;＾ω＾)｢…いや、実際逃亡してましたお。スマンコ｣

( ＾ω＾)｢あまりに久しぶりだから、きっとみんなストーリーを忘れているおね？｣

(;＾ω＾)｢なのでこれまでのあらすじを書こうと思ったけど…｣

(*＾ω＾)｢めんどくさいので、各自過去スレを読んで欲しいおｗｗ
　　　　　フヒヒヒｗｗ サーセンｗｗ｣

(;＾ω＾)ノ｢では、投下致しますお｣

(´ ω `)つ○｢………｣

彼は最後のコインを投入した。ゆっくりと一枚ずつ。
それはわずか２枚。いつもなら、足下に落ちたコインを探して、３枚掛けにするところだが、
その日は微動だにせず、そのまま２枚掛けでゆっくりとレバーを押したのだった。
リールはカラ回しにしたまま、彼はタバコに火をつけると、

(´･ω･`)y-~~~(…これで最後、か…)

くゆらせた白い煙の向こうで、回り続けるリールをただ眺めていた。

１５年―――
ひたすらこのリールばかりを見てきた。
いろんなことがあった。でも…何もなかった。そんな、１５年。

(´ ω `)y-~~~｢……｣
(´･ω･`)｢……さて、と｣

リールはすでに止まっている。彼はタバコを吸い終えると、その席を立ち、シマを後にした。
おそらく永遠の別れになるであろう。しかし、彼はもう、振り返ることすらなかった。

――パチンコのシマ――

('A`)｢…はあ〜｣

ドクオはこの日も憂鬱だった。ここのところため息ばかりついている。
もはやすっかり癖になってしまったほどである。

川 ﾟ -ﾟ)｢ん？ どうしたドクオ。今日もまただるそうだな｣
('A`)｢いやぁ… ま〜た一日中『これ』ばっかり、ひたすら閉店まで…て思ったらさ…｣
川 ﾟ -ﾟ)｢う〜む。さすがに飽きるか… まあ、その気持ちはわからないでもないがな｣
(*＾ω＾)｢なに言ってんだお！ 毎日のようにマリンちゃんとハアハアできるなんて…
　　　　　僕はサイコーに幸せだと思うお！ あ、スーパーリーチキタ―― ！！｣
(;'A`)｢おまえはいいな… つーか、いい加減飽きねえの？ 海ばっかりで｣

この頃ドクオ達は、パチンコでノリ打ち、というスタイルがすっかり定着していた。
イベント回りで開放釘をひたすら狙い、波の荒いＣＲ機でも安定した収支を出すためである。
となると、今やパチンコの代名詞とも言える、海物語がメイン機種になるのは必然だった。

川 ﾟ -ﾟ)｢この頃ほとんど海で、たま〜に仕事人、慶次…のパターンだものな｣
('A`)｢いい加減飽きるっての…｣
(*＾ω＾)｢な〜に贅沢言ってんだお！ あ、魚群キターー(ﾟ∀ﾟ)――！！｣
川 ﾟ -ﾟ)｢ホント海専門のおっちゃんおばちゃん達は、ある意味スゴいと思うよ｣
('A`)｢だな。なんせ初代の海物語からもう１０年近くだろ？ 信じらんね｣
( ´ω｀)｢おっお〜ん。マリンちゃん…どうしてハズすんだお〜…次は頼むお〜｣
川;ﾟ -ﾟ)｢ブーンは本当に楽しそうだな…｣
('A`)｢こいつはスロの時も、ひたすら北斗ばっかりでも平気だったからなぁ…
　　　基本的に凝り性なんだろうな。うらやましい性格だよ、全く｣
川 ﾟ -ﾟ)｢そう言えば、ショボンさんもジャグラー一筋だな｣
('A`)｢うん。ショボンさんはホントにすげぇ。もはや職人だな。ジャグ職人｣

その時、後ろからその聞き慣れた声がした。

(´･ω･`)ノ｢やあ、君たち。今日も調子良さそうだね｣

('A`)｢あ、ウワサをすればなんとやら｣
川 ﾟ -ﾟ)｢そっちはどうですか？ ショボンさん｣
(´･ω･`)｢うん。見事にヤラれちゃったよ。今日も早上がりだ｣
('A`)｢うっわー… それはご愁傷様っす。最近調子悪そうっすね｣
(´･ω･`)｢まあこんな時期もあるもんさ。ところで君たち、今晩空いてるかな？｣
('A`)｢ええ。俺は大丈夫っすよ。ブーンは？｣
( ＾ω＾)ノ｢全然おＫですお〜｣
川 ﾟ -ﾟ)｢お？ 久しぶりにお誘いですか？｣
(´･ω･`)｢うん。実は今日は伊藤の開店記念日なんだ。
　　　　　最近景気が悪かったから行ってなかったけど、今日ぐらいは…と思ってね｣
川 ﾟーﾟ)｢それは行かないわけにはいきませんね｣
('A`)｢おＫっす！ じゃあ俺らもなるべく早めに切り上げて行きますわ｣
(´･ω･`)｢…うん。じゃあ、待ってるよ｣
( ＾ω＾)｢お疲れですおー…？｣

別にいつもと変わらない何気ない会話だった。
しかし、この時ブーンだけは、ほんのわずかな違和感のようなものを感じていたのだった。

――スナック伊藤――

川;ﾟ -ﾟ);ﾟωﾟ);'A`)｢…え？｣
３人は言葉を失い、固まっていた。たった今、衝撃的な告白をされたのである。

(;'A`)｢いや‥あの、ショボンさん。マジっすか？｣(´･ω･`)｢うん。マジだよ。大マジだ｣
川;ﾟ -ﾟ)｢ほ、本当に？？｣

思わず何度も確認してしまう。そのぐらい信じられない話だった。

('、`;*川｢ショボン…｣

伊藤のママも驚きを隠せないでいた。心配そうな目でショボンを見ている。

(´･ω･`)｢はっはっは。心配しなくても大丈夫だよ、ママ。
　　　　　今日、ちゃんとツケの全額を清算して帰るからさ｣
('、`;*川｢お金のことは別にいいのよ。ただ…｣
(´･ω･`)｢うん言いたいことはわかるよ。でも、それも心配ないんだ｣
(;＾ω＾)｢ショボンさん… 本当に本当…なんですおね…？｣
(´･ω･`)｢ああ、そうだ｣

ショボンは手に持ったグラスの中身を一口含んだ後、もう一度はっきりと言ったのだった。

(´･ω･`)｢僕は今日で、スロプロを廃業する｣

(　＾Ω＾)ｈｓｍｒ

(;'A`)｢あの… どうして…とか聞いちゃってもいいスか？｣
(´･ω･`)｢うん。単純な話さ。食えなくなったからだよ｣

ショボンはあっさりとそう言った。

(´･ω･`)｢君たちも知っているだろう？ 最近のスロットのお寒い状況を｣
川;ﾟ -ﾟ)｢そ、それは確かにそうですが… まさか、ショボンさんほどのお方までもが…｣

決して納得できない話ではない。現に、ここ数ヶ月で多くのスロプロ達が次々と姿を消している。
ただ、認めたくなかった。これまで長いキャリアと実績があり、
誰が見ても一流の腕を持っている男が、時代の波に淘汰されたという事実を。

(´･ω･`)｢僕も君たちのように、パチンコにシフトしていれば、まだなんとかなったかもしれない。
　　　　　でも、僕もいい年だしね。今さら…というか、まあ…潮時かな、と思ったんだ｣

(;＾ω＾)｢…これから、どうするんですかお？｣
('、`;*川｢そうよ。私はそれが一番心配だわ｣

一同は不安そうな眼差しをショボンに送っていた。
しかし、そんな周囲の心配をよそに、ショボンは軽く微笑みながら言う。

(´･ω･`)｢うん。実は、僕の昔の同僚がね、今隣り街のホールで営業部長をやっているんだ。
　　　　　で、今度新規オープンする店舗があるらしいんだけど、
　　　　　そこのスロットコーナーのマネージャーをやらないか、て前々から誘われてたんだ
　　　　　その話を受けることにしたんだよ｣

(;＾ω＾)｢え？ それって…｣
('∀`)｢なーんだｗｗ めちゃめちゃいい話じゃないスかｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢全くです。心配して損しちゃいましたよｗｗ｣
('、`*川｢そうだったの… 良かったわね。おめでとう！｣

さっきまでの不穏な空気は一気に吹き飛び、いつものノリが戻ってきたのである。

(*＾ω＾)ノ｢じゃあ、もう一回乾杯するお！｣
('∀`)｢だなｗｗ じゃあ、ショボンさんの第二の人生に…｣
川 ﾟーﾟ)｢おいおいｗｗ それじゃ定年退職したみたいだぞｗｗ｣
(´･ω･`)｢はっはっは。さすがにそれはちょっと早すぎかな｣
(*＾ω＾)｢うーん… じゃあ、ショボンさんの『新しい人生』に…｣

川 ﾟーﾟ)*＾ω＾)'∀`)｢かんぱーい！｣

(´･ω･`)(新しい人生、か… ふふ、まあ間違っちゃいないよね…)

('∀`)｢ショボンさん、その新規の店ってどこなんすか？ 教えてくださいよｗｗ
　　　 俺らみんなでグランドオープンには抜きに行きますからｗｗ｣
(´･ω･`)｢うん。それがね… 北海道の方なんだ｣
(;'∀`)｢え…？｣
(;＾ω＾)｢ず、ずいぶん遠いんですおね…｣
(´･ω･`)｢うん。まあ、だから…さ、たぶんここで飲むことはもう…いや、
　　　　　もしかしたら、会うことすら今日が最後かもしれない｣
川;ﾟ -ﾟ)｢そんな寂しいこと言わないで下さいよ…｣
(´･ω･`)｢はは。ありがとうクーちゃん。まあ、そんなわけだからさ｣

ショボンは伊藤のママに向き直り、静かに言った。

(´･ω･`)｢ツケは今日きっちりと全額払っていくからね…｣
('、`*川｢うん… わかった…｣

目線を落として、それだけ答えた伊藤のママも、どことなく寂しそうだった。
そして、ショボンの送別会となった、その日の飲み会は、朝まで続けられたのである。

――それから２カ月後――

(;'A`)｢はぁ〜… あっちぃなぁ… もうすっかり夏だねぇ…｣
(;´ω｀)｢今年もまた、ピザな僕に厳しい季節がやってきたお…｣
川;ﾟ -ﾟ)｢う… ブーンがそばにいるだけで体感温度が３℃くらい上がる気がする…
　　　　 少し離れて歩いてくれないか｣
(;´ω｀)｢クー姉さんヒドスｗｗ｣

ショボンが街から姿を消して２ヶ月が過ぎ、日差しの眩しい初夏の季節がやってきた。
行きつけのニューVIPネオは、最近リニューアルの為の長期休業に入ったので、
優良店を探す為に、ブーン達一同は他のホールの偵察に出かけていたのだった。

(;'A`)｢しっかし、ロクな店がねえよなぁ…｣
川 ﾟ -ﾟ)｢うむ… ニューVIPネオと比べてしまうと、どうしても…な｣
(;´ω｀)｢はぁ〜… いっそのこと、ホントに北海道のショボンさんの店に遠征するかお？｣
(;'A`)｢冗談のつもりだったけど、本気でそのほうがいいような気がしてきたぜ…｣
川;ﾟ -ﾟ)｢何を言っている… 知らない土地でどう立ち回ると言うんだ？
　　　　 そんなに甘いもんじゃないだろ…｣

ハサマレ(^_-)-☆

(;´ω｀)｢あっちはきっと涼しいお〜｣
(;'A`)｢でもって、カニやらウニやらイクラやら毎日食ってさ…｣
(*´ω｀)｢あ〜サイコーだおね〜 北海道行きたいお〜｣
川;ﾟ -ﾟ)｢…全く。おまえらときたら…｣
(;'A`)｢ふう… まあ冗談はさておき… ちょっとそこの公園で休憩しようぜ。
　　　 ほら、ちょうどいい木陰がたくさんあるし｣
川;ﾟ -ﾟ)｢うむ… そうだな｣

ブーン達は、たまたま通りかかった、都市部にしては緑が多くて広い公園で休むことにした。
本来、都会のオアシスとして、住民達に安らぎを提供する為に作られたはずのこの場所は、
今では全くその用途が変わってしまったようだった。

('A`)｢…すげえな。つーか、もう村レベルじゃね？ これ｣
(;＾ω＾)｢ものすごい数のダンボールハウスだお…｣
川;ﾟ -ﾟ)｢こんなにもホームレスっているのか…｣

その公園は、ホームレスの集落になっていたのだ。

('A`)｢俺、けっこうここ通るけど、来る度に増えてる気がするな…｣
川 ﾟ -ﾟ)｢世の中不景気だからな…｣
(;´ω｀)｢僕も一歩間違ったら、こうなっていたかもしれないんだお…｣
('A`)｢ん？ ああ、そうか。お前と再会したとき、失業中だったんだっけ…｣( ＾ω＾)｢…もうすぐ、あれから一年経つんだおね…｣

ニューVIPネオの前で、偶然中学時代の友人であるドクオと再会した。
そして、その後ショボンやクーにも出会えた。その全ては、ドクオとの再会があってこそである。
ブーンはふと思った。もし、あの偶然がなかったら、今の自分はどうなっていたのだろう？
普通に再就職して、あくせく働く日々を送っていたのだろうか？
それとも、リストラのショックから立ち直ることができずに、この公園の人達の仲間になっていたのだろうか？
今となってはわからない。そして、ブーンには同じくわからないことがもう一つあった。

( ＾ω＾)｢一年後…僕たちは、いったいどうなってるんだおね？｣
川 ﾟ -ﾟ)｢どう…とは？｣
( ＾ω＾)｢…今のまま、パチンコやスロットで食っていく生活を続けてるんだろうかおね？
　　　　　それとも、何か別のことをしているのかおね？｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…それは、自分次第だろう。自分が何を選ぶか…だろうな
　　　　 だからと言って、どうしていいかは私自身わからないがな。
　　　　 ま、なるようにしかならん…かな｣
('A`)｢俺はオーディションに通るかどうか次第だなぁ…
　　　もし、まだ芽が出てなければ、きっと今と同じ生活だと思う｣
( ＾ω＾)｢そっか… ドクオには夢があるんだおね…｣
川 ﾟ -ﾟ)｢ブーンはどうしたいんだ？｣
( ＾ω＾)｢僕は…｣

ブーンは少し考える素振りを見せて言った。

( ＾ω＾)｢僕も…よくわからないお｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…そうか｣

それからしばらく３人とも無言だった。将来に対する不安は誰もが抱くものだが、
他人より不安定な生活をしている彼らにとって、それは人一倍大きかったに違いない。

('A`)｢ま、んなこと考えてたって始まんねえさ。とりあえずは、明日のメシの種を探そうぜ！｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…そうだな｣
( ＾ω＾)｢ラジャー…｣

あえて考えないようにする。とりあえず彼らにできることはこれしかなかった。
それは現実逃避、あるいは人間の弱さ、と言われるものかもしれない。
しかし、そうでもしなければ、あまりに大きすぎる不安に押し潰されてしまいそうになるのだ。

('A`)｢さて、次は南区あたりでも探索… ！！？｣
(;＾ω＾)｢ん？ どうしたんだお？｣

ふいに、先頭を歩き始めたドクオの足が止まり、ブーンは思わずドクオの背中にぶつかりそうになった。

(;'A`)｢え…？ な、なんだよ… これ。どういうことなんだよ…？｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…ん？ どうしたんだ？ ドクオ｣

ドクオは震える手で、少し離れた所にある、公園のベンチのあたりを指さした。
ベンチの横にはゴミ箱が設置されており、それを一人の浮浪者が漁っているのが見える。

(;＾ω＾)｢ん？？ あそこが何ｋ｣
川;ﾟ -ﾟ)σ｢！！ お、おい、ブーン！ あの浮浪者を見ろ！｣
(;＾ω＾)｢ふ、浮浪者…？｣
(; ﾟωﾟ)｢！！！？？｣

クーに言われ、ゴミ箱を漁っている浮浪者に注目したブーンは、もはや絶句するしかなかった。

川;ﾟ -ﾟ);'A`)｢あ、あれは…｣

(; ﾟωﾟ)｢ショ、ショボンさん…！？｣


続く――

まいどどうも
えーと… いや、もはや何も言いますまい。
どうにか完結だけはさせたいと思ってますので…なんとか頑張ります。
で、僕が逃亡してる間に新しい作者さんが降臨されたようで…
毎度楽しく読ませて頂いております。逃亡歴有りのクサレ作者ですが、どうかよろしくお願いします。

ではまた( ＾ω＾)ノ
ハサマレ乙でした

(　＾Ω＾)乙カレー　ハッピーエンドを期待

二人の作者とも乙！(´･ω･`)

( ・ω・)やっと戻ってきたかこのおバカ。続きが気になるからはよダボ！

おい新夢。今更どのツラ下げて現れてんだ？
富樫のマネか？
内容覚えてる奴いると思ってんのか？
まぁ俺はがっつり覚えてるけどね。
そしてずっと楽しみにしてたけどね。
お帰りダボカス野郎！そして新参作者も乙！

( ^@^)新夢！待ってたも
乙乙乙乙ぅー！

雄ブタ作者共乙


新夢は取り敢えず鉄板土下座な

ブーンがパチスロに興味を持ったようです　第6話


( ^ω^)「ほくほくだお」
('∀`)「二人ともBIGで良かったなｗ」
( ^ω^)「あのデーデーッデデーにはびっくりしたおｗ」
('∀`)「ゴージャス音→ナメコ→ドンBIGの流れは最高だぜ」

ブーンは2000円でRTに入り、500回転程ハマった後にBIGを引き約550枚に
ドクオに至ってはRTで1000回転以上ハマりBIGを引いたので約800枚程になっていた

( ^ω^)「これはいくらになるのかお？」
('∀`)「等価だからブーンは9000円の勝ちか、俺は1万ちょいの浮きだな」
( ^ω^)「ちょｗｗたった1時間くらいで9000円も勝てるのかおｗｗ凄いおｗ」
('∀`)「まぁ今回は展開が良かったからなｗ」
('∀`)「んじゃ換金しに行くか」

コインを計数してもらいレシートに、レシートをカウンターで景品に、
景品を換金所で換金し実際にお金を手にすると、ブーンは妙な感動を覚えた

('A`)「それじゃ、もうこの店で打つの無いし他行くわ」
('A`)「その金無駄遣いすんなよ、じゃあな」

( ^ω^)「ちょっと待つお」
('A`)「ん？」

( ^ω^)「何であの台だと勝てないのかまだ教えてもらってないお！」
('A`)「そういや、そんなこと言ったっけな」
( ^ω^)「他にも色々聞きたいことがあるお」
('A`)「しょうがねーな、今度暇な時に教えてやるよ」
( ^ω^)「今度なんて待ってられないお、今教えてほしいお」
( ^ω^)「ブーンが奢るから、これからどっか飲みに行くお」
('A`)「ちょｗ」

ドクオは少し悩んだようだが、ブーンの提案に乗ることにした
一度言いだしたら聞かない奴だったという事を思い出したからである
('A`)oO○（ま、旧友と飲むのも悪くは無いかな）

( ^ω^)「何してるお、早く行くお」
('A`)「分かったから押すなってｗ」

その辺の居酒屋にて

( ^ω^)「とりあえず生中２つと枝豆お願いお」
( ^ω^)「後ウィンナーと焼き鳥の盛り合わせとお握りとピザとやっこ」
( ^ω^)「それにほっけの開きとサラダとモツ煮込みは欠かせないお」
( ^ω^)「あと・・・」

(;'A`)「おいブーン、とりあえずその辺で良いだろ」
( ^ω^)「そうかお？　じゃあとりあえずそれだけお願いしますお」
(=ﾟωﾟ)「了解しましたょぅ」

( ^ω^)「ドクオ君は何も注文しなかったけど、ビールだけで良かったのかお？」
('A`)oO○（え？あれ一人分のつもりだったの？）


ブーンとドクオの夜はこれからのようです


次回に続く

( ^ω^)最初はRT中のプレイとか大当たりの部分を書くつもりでしたお
( ^ω^)でも解説ばっかだとつまんないからカットしましたお
( ^ω^)ニコッ


ｵｲ・・・・・

('A`)ﾓｯﾄｶﾂﾔｸｻｾﾛｯﾃｲｯﾀﾖﾅ

(;^ω^)ちょ、話せばわか

( ^ω^)＿('A`)ﾄﾞｽｯ!!

( ^ω^)また意識が遠のいていくお・・・・

(　＾Ω＾)乙カレー　

(･∀･)乙！

おっおっおっ乙！(´ﾟωﾟ｀)

わた

ブーンがスロットに興味を持ったようです　第７話


( ^ω^)「ぐぁつぐぁつ　むしゃむしゃ」
( ^ω^)「ドクオ君は食べないのかお？美味しいお」
('A`)「ああ、まずは酒かなと思って」
( ^ω^)「このほっけの開きがまた何とも言えないお」
('A`)oO○（聞いちゃいねえ）

( ^ω^)「ハムッ　ハフハフ　ハフッ」
(;'A`)「少し落ち着いて食べたら？」

( ^ω^)「何言ってるお、ご飯は食べられる時に食べとかないとだめお！」
( ^ω^)「これだから日本人はいかんお」
('A`)「おめぇも日本人じゃねえかｗ」
('A`)「つか最初の二つはともかく今の元ネタ分かる奴いねーだろ」

( ^ω^)「ちなみに最初のはハンター×ハンターだお」
('A`)「AKIRAだろ」
( ^ω^)「パクリかお？」
('A`)「逆だろｗ」
( ^ω^)「こまけぇことは良いんだおｗ」

( ^ω^)「あ〜ドーラ一家に混じってシータのシチューおかわりしたいお」
('A`)「あれは確かに旨そうだが、パズーの家のハムも美味そうだな」
( ^ω^)「目玉焼きを乗せたパンも旨そうだお」
('A`)「ん〜あれは実際に作ってみると微妙なんだよな」
( ^ω^)「マヨネーズ塗ると美味しいお」
('A`)「それじゃ別もんじゃねーかｗ」

ttp://image.blog.livedoor.jp/master44/imgs/5/a/5aaeb334.jpg

('A`)「ジブリの飯なら紅の豚のもりもり食べる奴が好きだな」
( ^ω^)「あれも美味しそうだお」
('A`)「この歳になると紅の豚の良さが分かるぜ・・」
( ^ω^)「EDの歌詞は泣けるお・・・」
('A`)「どこに居るのか　今ではわからない
　　　　 友達も何人かいるけど
　　　 あの日の全てが　空しいものだと
　　　　　それは誰にも言えない・・・・・か」

( ^ω^)「千と千尋の最初のご飯も美味しそうお」
('A`)「あれ食ったら豚になるぞ」
('∀`)「あ、もう豚だから関係ないかｗｗ」
( ^ω^)「ちょｗｗｗ名誉毀損ｗｗｗ」
('∀`)「そんだけ食っといて名誉毀損も何も無いだろｗｗ」
( ^ω^)「それもそうだおｗｗフヒヒｗｗサーセンｗｗ」

( ^ω^)「おっおっ料理が無くなっちゃったお、店員さーん」
(=ﾟωﾟ)「何ですかょぅ」
( ^ω^)「皿が足りねぇ、食い物じゃんじゃんもって来いお」
(=ﾟωﾟ)「了解しましたょぅ」

('A`)oO○（ホントに一人で全部食っちまいやがった）

('∀`)「そろそろ俺も何か食べるかな」
( ^ω^)「おっ、何でも頼むと良いお」


ブーンとドクオの夜はまだ始まったばかりのようです

次回に続く

(　＾Ω＾)乙カレー　

('A`)「何この展開」
( ^ω^)「前回の時点ではドクオの過去とかスロの話とかに触れるつもりだったけど」
( ^ω^)「気がついたらこうなってたお」
( ^ω^)「行きあたりばっかりのジャンプ方式ですおｗ」
('A`)「最初から最後まで食いもんだけじゃねーか」
('A`)「しかも俺食ってないし」

＿('A`)「やれやれ」

(;^ω^)「ちょ、三度目の正直」

( ^ω^)＿('A`)ﾄﾞｽｯ!! 「二度あることは三度あるんだよ」

( ^ω^)「また意識が遠のいていくお・・・・ 」

(・∀・)乙！

(; ﾟωﾟ)｢ショボンさん！！｣

ブーンは思わず叫んでいた。しかし、呼び掛けてはみたものの、
心の中では、人違いであって欲しい…いや、人違いに決まっている、と思っていた。だが、

(´ ω `)｢………ッ｣

ゴミ箱を漁る手を止めて、ゆっくりとブーン達の方へと向けたその顔は、
紛れもなく、ショボン本人だった。

(´･ω･`)｢やあ、君たちか。ここに居れば、いずれ出会うと思っていたよ｣

以前とまるで変わらない、穏やかな口調だった。
しかし、その顔はほこりで黒ずみ、地味ながらも、センスが良くて清潔感のあった衣服は、
見る影もなく汚れている。その様子はどこからどう見ても、ただの浮浪者にしか見えなかった。

川;ﾟ -ﾟ)｢いったいどうしたんですか！？｣
(;'A`)｢北海道に行ったはずじゃ…｣

当然の疑問を素直にぶつける彼らに対して、ショボンは、

(´･ω･`)｢ん…？ ああ、北海道ね。あれはウソだ｣
(; ﾟωﾟ)｢ウソ…？？？｣

まるでなんでもないことのように、軽い口調でサラっと言ったのだった。
ブーン達は、すっかり頭の中が？マークで埋め尽くされ、言葉を発することができずにいた。
そんな様子を見たショボンは、軽い口調のまま続ける。

(´･ω･`)｢ふふふ… わけがわからない、という顔をしているね？｣
川;ﾟ -ﾟ)｢ええ… さっぱりです｣
(´･ω･`)｢あんな稼業をしていて、まともに社会生活を送っている知人なんか、いるはずがないだろう？｣
(;＾ω＾)｢で、でもなんでそんな…｣
(´･ω･`)｢ああでも言わないと、伊藤のママのことだ。
　　　　　きっとツケの代金を受け取ってくれなかっただろう｣
川;ﾟ -ﾟ)｢それはそうかも知れませんが…｣
(´･ω･`)｢で、ツケを払ったら、見事に一文無しになったというワケさ。
　　　　　まあ、君たちまで騙す形になってしまったのは申し訳なかったけどね｣

やはり穏やかな口調で、淡々と語るショボンだった。
その話が一区切りついた所で、対称的に語気を荒くしたドクオがショボンに詰め寄ったのである。

(#'A`)｢なんでなんだよ…？｣
(´･ω･`)｢ん？ なんで、とはなんだい？｣
(#'A`)｢なんで金が無いなら無いで、俺らになんの相談もなかったんだよ！？
　　　 こんな…ホームレスなんかになって… 俺たち仲間じゃなかったのかよ！？｣
(´･ω･`)｢仲間…？｣

ショボンは胸ぐらをつかむドクオの手を振りほどき、その目を真っ直ぐに見据えて言い放った。

(#´･ω･`)｢ふん。思い上がるなよ？ 小僧がッ！｣
(;ﾟAﾟ)｢う…｣

それは喧嘩上等のドクオですら、思わずたじろいでしまうほどの迫力だった。

(#´･ω･`)｢たかが１年や２年食ってるからって、もう俺と同等なつもりか！？
　　　　　 お前らなんかこの俺から見れば、まだまだヒヨッコだッ！｣
(; ﾟωﾟ)｢ショ、ショボンさん…！？｣

ブーン達はこんなショボンを初めて見た。
ドクオはすっかり圧倒されて、何も言えないでいる。
一喝した後、ショボンは少し荒くなった呼吸を整えてから続けた。
するとまた、さっきまでの穏やかな口調に戻っていた。

(´･ω･`)｢大きい声を出してしまってすまなかったね。まあ、とにかく…だ｣

(´･ω･`)｢僕は君たちを仲間とは思っていない。さらに、僕は君たちより目上の人間だ。
　　　　　目上の者が目下の者に相談したり、世話になったりなど有り得ない｣
(;'A`)｢そんな… なんだよ、それ…｣
(´･ω･`)｢…君たちはいわば、後輩だ。僕はこの道の先輩であり、後輩の指導をする義務がある｣
川;ﾟ -ﾟ)｢え…？｣
(´･ω･`)｢君たちには、今の僕の、この姿を見て欲しかったんだよ｣

穏やかながらも、どこか力強い。そんな眼差しで３人を見渡し、ショボンは続けた。

(´･ω･`)｢僕も、君たちぐらいの年にこの稼業を始めた。
　　　　　あくせく働く毎日に嫌気が差してね。社会から逃避したいと思ったのがきっかけだったよ｣
(´･ω･`)｢パチプロやスロプロなんて、世間から見ればただの無職だ。
　　　　　ホールからしても、甘い台に群がる乞食でしかない。
　　　　　何の生産性もない、まさに社会のゴミクズなんだよ｣

(´･ω･`)｢でも、ゴミはゴミなりにプライドをもたなきゃならない。
　　　　　僕は本格的にこの世界で生きていくと決めた時に、ある決断をしたんだ｣
(;＾ω＾)｢…それは？｣
(´･ω･`)｢社会に対して、何も貢献しないのならば、そのかわり誰の助けも借りない。
　　　　　そして決して自分のこの選択を後悔しない。この腕一本で食っていくんだ…てね｣
(´･ω･`)｢この稼業は、常に勝負の連続だろう？ 勝ち続けなくては生き残れない。
　　　　　そして、負けた時は…｣

ショボンは、両手を大きく広げてみせた。自分をよく見ろ！と言うかのように。

(´･ω･`)｢負けた時は…負けるということは、こういうことなんだ。
　　　　　僕は先輩として、それを君たちに伝えたかった｣
(´･ω･`)｢そして、そのぐらいの決意がなければ、プロとしてはただの『にわか』だよ。
　　　　　ただなんとなく流されてるだけでやってるようなら、今すぐにやめるべきだ。
　　　　　後から後悔するのは、目に見えているんだからね｣

ブーン達は、何も言えなかった。ただ、黙って立ち尽くすだけだった。

(´･ω･`)｢さあ、どうなんだい？ そこまでの覚悟がはたしてあるのかな？
　　　　　……君たちはまだ若い。道を引き返してやり直すことだって十分できるはずだよ｣
( ;A;)｢そんな… ショボンさん… そんなのねえよぉ…｣

しかし、鼻をすすりながら、ドクオはショボンに懇願するように言ったのだ。

( ;A;)｢誰の助けも借りないなんて… でもショボンさんは、俺たちを何回も助けてくれたじゃないっスか…｣
(´･ω･`)｢…先輩が後輩の面倒をみるのは当たり前さ｣
( ;A;)｢俺がまだ駆け出しで、金なかった時とか、よくメシ奢ってくれたじゃないスか…
　　　 今度は俺が奢りますから… だから、メシ食いに行きましょうよぉ…｣
川 ; -;)｢そうですよ… 私たち…まだ、なんにもあなたに恩を返してないんですから…｣
(´･ω･`)｢…ありがとう。でもね、それはやっぱり遠慮させてもらうよ｣

(　＾Ω＾)ｈｓｍｒ

(´･ω･`)｢好き放題に生きてきて、最後に困ったら誰かの世話になる…
　　　　　そんなの勝手すぎるとは思わないか？｣
( ;A;)｢で、でも…｣
(´･ω･`)｢わかってくれ。これは僕に唯一残されたプライドなんだよ。
　　　　　僕はこれまでいろんなものを捨ててきたけど、これだけは離さなかった。
　　　　　この最後のプライドまで失ったら、僕は身も心も、本物のクズになってしまうんだ｣
(　;ω;)｢ショボンさん…｣
(´･ω･`)｢…僕が君たちに言いたいことはそれだけさ。
　　　　　よく考えなさい。人生は一度しかないんだよ…｣

そして、ショボンはブーン達に背を向けて歩きだす。
３人はただその背中を見ていた。もう追いかけることなど、できやしない。
できたことは、ただこの言葉を叫ぶことと、そして

川 ; -;);A;);ω;)｢ありがとう…ございました！｣
(　　)ﾉｼ｢……｣

振り返らずに手を振った後ろ姿を、見えなくなるまでずっと見送ることだけだった。

その後、ブーン達は何度かその公園に足を運んだが、もうショボンの姿をみることはなかった。
役割を終えた彼は、どこか遠い街へと行ってしまったのだろうか。
最後にショボンがブーン達に伝えた事は、それぞれの心を大きく動かしていた。
道をそのまま進むのか？ やはり引き返すべきなのか？
彼らは、その決断を迫られていたのである。



続く――

まいどどうも
えーと、ショボンの出番は今回で最後になります。
なかなかいい味のキャラで、自分的にけっこう愛着もあったので、少し寂しい気がします。
さて、実は今回書くのに相当苦労しました。
ショボンの言いたいことを、うまく伝わるようにまとめられただろうか…とかなり心配です…
もしかしたら、僕のオナニー作文で、読み手にはさっぱりワケわからん内容かも知れません…
ご意見頂けたら幸いです

ではまた( ＾ω＾)ﾉ
毎度ハサマレ乙っすｗｗ

(　ﾟ∀ﾟ) 乙！
なんだか考えさせられるぜ！

(　＾Ω＾)乙カレー　

｢社会に対して何も貢献しないのならば、そのかわり誰の助けも借りない。……｣
名言だ(T^T)　安易に福祉をアテにして怠惰に生きてる奴らに聞かせたい！！

( ・ω・)今回が最終回じゃなくて良かった。このまま終わったらなんかﾓﾔﾓﾔするし。

( ^@^)乙も

――パーラー ニューVIPネオ･リニューアル当日――
　　　ワイ
ΩΩ　　ワイ…　ΩΩΩ　　ガヤガヤ
　　　　ΩΩΩ　　ざわ…　　　ΩΩ
　　　　　　　　　　　ざわ…　　　　　　ΩΩΩ

川;ﾟ -ﾟ)｢すごい人数だな…｣
(;＾ω＾)｢圧巻だお… まさに人がゴミのようだお｣

ブーンとクーは開店の１時間前に、店の前に到着した。すでに３００人を超える行列が出来ている。

(;＾ω＾)｢先頭のほうに、毛布にくるまってる人とかいるけど…｣
川;ﾟ -ﾟ)｢まさか、このメールのこと知らないで、徹夜で並んでたんじゃ…？｣

今や常識となったメール会員サービス。ブーン達ももちろん会員になっている。
今回リニューアル３日前に送られてきた内容は、以下の通りであった。

『ついに３日後、皆様待望のリニューアルオープン！ もちろん全機全台フル大開放！
　新イベントも盛り沢山！ 当日に『超』重大発表有り！？ ぜひご期待ください！
　尚、今回より当店も抽選入場方式を採用する事となりましたm(_ _)m
　開店１時間前より、くじ引きにて入場順番の抽選を行いますので、どうぞご理解ご協力お願い申し上げます！』

川 ﾟ -ﾟ)｢並びが楽になるのはいいことかもしれんがな…｣
( ＾ω＾)｢でも、これで狙い台を押さえるのが、完全に運任せになってしまったお｣
川 ﾟ -ﾟ)｢まあな。しかし、最近モチベーションが微妙だから、私にはちょうどいいな…｣

ショボンとの別れから数週間が経っていたが、ブーン達は日々の糧を得る為にとりあえず…と、
これまで通りパチンコを打つ生活を続けていた。
しかし、悩みや迷いはモチベーションの低下を生むものである。
最近のブーン達の間には、『惰性』と表現するのがしっくりくるような空気が漂っていたのだ。

川 ﾟ -ﾟ)｢しかし、ドクオは今日も遅いな。もう抽選が始まってしまうぞ｣
( ＾ω＾)｢うーん… ドクオは最近遅刻が増えてきたおね…｣

『おぃ〜っす！ みんな久しぶりぃ！ 今日はこんなにたくさん来てくれてありがとよ！』

先頭の方から、数週間ぶりに聞く懐かしい声がした。
最近モヤモヤしたものを抱えていたブーン達も、この時ばかりは少しホッとする思いだった。

( ＾ω＾)｢相変わらずハイテンションだおｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢ふふ… やはりこの店は、ジョルジュ店長あってこそ…だな｣

拡声器を片手に、赤いハチマキにハッピという、お祭りスタイルで登場したジョルジュだったが、

( ＾ω＾)｢うはｗｗ 超うさんくせえｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢はははｗｗ いかにも夜の繁華街が似合いそうだｗｗ｣

どうみても風俗の呼び込み以外の何ものでもなかった。

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢さぁ〜て！ そろそろくじ引きだから、みんな一列に…｣
(* ･∀･)｢いやぁ店長、お久しぶりです！ やっと入場ですか！？ 待ちくたびれましたよ！｣
(; ﾟ∀ﾟ)｢ん…？ お、おう。久しぶりだなモララー… つーかおめぇ、その毛布はまさか…｣
(* ･∀･)｢HAHAHA！ 今回は気合い入れて徹夜で並んじゃいましたよ！
　　　　 いやぁ、夏とはいえ、夜はけっこう冷えますねぇ〜ｗｗ｣
(; ﾟ∀ﾟ)｢まあ、その…頑張ってな。ビロード、先頭はここからだ…あとは頼んだぜ｣
(; ＞＜)｢了解なんです… あの、モララーさん？ 実はですね…｣
(* ･∀･)｢ん？ なんだい？ ビロードくん？｣

抽選のくじ引きはビロードに任せ、ジョルジュは常連客に挨拶しながら、列の整理を始めた。

(# ﾟ∀ﾟ)＜｢ゴルアァア！！ そこのガキャァア！ 一列に並べっつってんのが聞こえねーがぁあッ！｣

あやふやだった列が、みるみるうちに一列に整列されていく。

(;＾ω＾)｢さすがだおねｗｗ｣
川;ﾟ -ﾟ)｢うむ… しかし、ドクオは何をやっているんだ？ もう間に合わないぞ｣

『わりぃわりぃ！すっかり遅くなっちまったよ！』
と、その時ブーン達の背後から、聞き慣れた声がしたのだった。

(;＾ω＾)｢ドクオ！？ 遅いお！ 何やって…｣
(; ﾟωﾟ)｢！！？｣

振り向いたブーンは、驚きのあまり、思わず言葉を失ってしまったのだった。

川;ﾟ -ﾟ)σ｢ドクオ…？ どうしたんだ？ その頭…｣
('∀`)｢へへ… やっぱ驚いた？｣
(; ﾟωﾟ)｢驚くに決まってるお！ 一体何があったんだお！？｣

( ´-ω-)つ�@�@�@�@

もはやドクオのトレードマークと言ってもよかった、スーパーサイヤ人のような逆立った金髪。
それが普通のサラサラな黒髪に変わっていた。いや、本来の姿に戻った、が正しいのだろうが。

川;ﾟ -ﾟ)｢なんか…ものすごい違和感を感じるぞ。正直すごくキモイ｣
(;'∀`)｢ヒドスｗｗ実は(ｒｙ
(# ﾟ∀ﾟ)＜｢コラァ！ そこの喪男！ 割り込みすんじゃNEEEEEEEEE！｣
(;'A`)｢おわっ！？ まあ話は後だ！ とりあえず後ろに並ぶわ！｣
(; ﾟωﾟ)｢わかったお…｣

ドクオは逃げるようにして、列の最後尾へと走って行ったのだった。

(　ﾟ∀ﾟ)ノ｢おう、オメーら。やっぱり来てやがったか｣
(;＾ω＾)｢あ、店長。お久しぶりですお｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢ん…？ じゃあさっきのアレはドクオか？ だいぶ雰囲気変わったなあ？｣
川;ﾟ -ﾟ)｢ええ… 私たちも驚いてるんですよ｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢ふ〜ん… なるほどねぇ…｣
(;＾ω＾)｢お…？｣

(　ﾟ∀ﾟ)｢ま、頑張れや。今日はお祭り状態だからな。負けたら恥ずかしいぜぇ？｣
(*＾ω＾)｢おっおっ 期待してますお！｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢…ま、今日が最後かもしんねえけどな…｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…え？｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢なんでもねえ。じゃあな！｣

意味深な言葉を残してジョルジュは、更に後列の整理に向かっていった。

(　ﾟ∀ﾟ)(ショボン… オメーの『指導』は、どうやらちゃんと伝わったみてぇだぜ…)

くじ引きは無事終わった。今度は引いた番号順に整列させなくてはならない。
店員としては、なかなか大変な作業なのだが、ジョルジュの手腕は実に見事で、とてもスムーズに整列できたのだった。
そして、あとは入場を待つだけの状態になり、ブーン達は電話で打つ台の打ち合わせをしていた。

川 ﾟ -ﾟ)】｢まあ私ぐらいにもなれば、８番という一桁さえ造作もないわけだが｣
( ＾ω＾)】｢僕は94番だお。まあまあ…かお？｣
('A`)】｢はいはい。どーせ俺は430番ですよ… もうね、世界中の全人類が滅べばいいと思うよ｣

川 ﾟ -ﾟ)】｢で、どうする？ まあドクオは選択の余地があまりなさそうだが｣
( ＾ω＾)】｢やっぱり海じゃまいかお？ おそらく一番釘をアケてくるはずだお｣
('A`)】｢…それなんだけどさぁ、今日は各自好きな台を打つ…じゃダメかな？｣
川 ﾟ -ﾟ)】｢…まあ、あの店長のことだから、今日は何を打っても十分勝負できそうだしな。
　　　　　 たまにはそれも悪くないかもしれん。私は構わんぞ？｣
('A`)】｢そっか。ブーンは？｣
( ＾ω＾)】｢二人が言うなら… 僕も、それでいいお…｣

この時ブーンは、ある予感がしていた。
――きっと、今日が３人で打つ最後の日になる。
なんとなくではあったが、ブーンにとってはほとんど確信に近い、そんな予感だった。

川 ﾟ -ﾟ)】｢で、収支はノリでいいのか？｣
('A`)】｢ま、いいんじゃね？ お互いのウデを信じましょ、てことで｣
( ＾ω＾)】｢了解…だお｣

(;'A`)】｢つーかさ… さっきから俺の後ろの方から、すすり泣きが聞こえてくるんだけど…｣
( ＾ω＾)】｢なんなんだおね？ 後ろの番号だったのがよっぽどショックだったんじゃまいかお？｣
(;'A`)】｢うん… なんかそんな感じなんだけどさ。何も泣くこたぁねえよなぁ…
　　　　 勘弁してほしいよ。辛気くせえったらありゃしねえぜ｣

(　;∀;)｢ひどいよ… 440番なんて…
　　　　 うう… ひっぐ、うえぇぁおぉん…｣

この日彼は、なんとか座れた松浦亜弥のパチンコ台で、ストレート1000ハマりを食らい帰宅した。
ちなみに、腹いせにあややで３回抜いて寝た。

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢え〜と。間もなく入場だが、その前に重大発表があるぜ！｣

500人近い客の注目が、一斉にジョルジュに集まる。

('A`)】｢ん？ なんだろ。メールで言ってたやつかな？｣
川 ﾟ -ﾟ)】｢超重大発表、とやらか？｣

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢え〜と、実はこの俺様、ナイスミドルなカリスマ店長こと、
　　　　　 ジョルジュ長岡はこの度、別の支店に異動することになりました！｣

ΩΩΩ『な、なんだってー！？』
(; ﾟωﾟ)｢え〜！？｣
(;'A`)｢まじかよ…！？｣

あちこちでどよめきやブーイングが起こる。それは、素直にジョルジュの人気の高さを示していた。

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢実は今さ〜ウチの支店でちいと成績の悪りぃ店があってよ。
　　　　　 ま、そこの立て直しに出向することになっちまったんだなぁ…ホラ、俺様って優秀じゃん？｣
(　ﾟ∀ﾟ)＜｢ま、そういうわけだから、みんな元気でな！ これからも、ニューVIPネオをよろしく頼むぜ！｣

ワァーッと歓声が上がった。ほとんどタレント並みの人気である。

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢で、俺様の後任を紹介するぜ！ アサピー店長どうぞー！｣
(-@∀@)＜｢やあ、どうもどうも。アサピーと申します〜｣

( ´-ω-)つ�@�@�@�@　ﾆｶｲﾒｰ

ジョルジュに紹介されたアサピーという男は、今時珍しいぴっちり七三分けに黒縁のメガネという、
どことなく神経質な印象を与える痩せ形の小男だった。
コワモテでマッチョなジョルジュとは、実に対称的である。

(-@∀@)＜｢どうもー。養分の皆様…もとい、パチンコパチスロファンの皆様
　　　　私が新店長に就任したからには、もう根こそぎ…もとい、より楽しめるお店を作って(ｒｙ

(;＾ω＾)】｢…なんか、全然ダメダメっぽいお…｣
川;ﾟ -ﾟ)】｢ああ… この店も終わりだな…｣

そして、アサピー新店長の挨拶が終わり、いよいよ開店の時がやってきた。

(　ﾟ∀ﾟ)＜｢じゃあ開店だ！ みんなジャンジャンバリバリ(死語)出してくれよ！｣

パーラーニューVIPネオ、只今よりオープン！ のようです。


続く――

( ´-ω-)つ　ﾓﾂｶﾚｰ　ﾂｷﾞﾓﾀﾉｼﾐﾆｼﾃﾙｰ

( ^@^)乙も

( ^ω^)乙
( ^ω^)風邪ひいて頭痛いから8話は作れませんでしたお

たんぱん

まいどどうも
相変わらず進行が遅くて、未だ完結のめどが立たないっす…
あとはこうなってああなって、ラストがこうで…と自分の中では物語が完成してるんですがね
今回で３作目(２作目は初代夢氏との合作ですが)、まさかここまで長くなるとは自分でも思いませんでした…
多分あと５〜６…いや、７〜８話ぐらいですかね？
今しばらくお付き合い下さい…

ではまた( ´ω｀)ノ
ハサマレ乙でした

3作目って1作目と2作目は完結させたっけ？

(　＾Ω＾)乙カレー　ショボンのプレミア復活演出はないかね？

(´･ω･｀)ふっふっふこの作品で一番かっこいいのは

(´･ω･｀)このショボン様さ!!!

( ・ω・)乙。ｽﾛｻﾛﾌﾞｰﾝ小説は読み入ってしまう。

ブーンがスロットに興味を持ったようです　第8話


( ^ω^)「ふ〜人心地ついたおｗ」
('A`)「そりゃあんだけ食べればなｗ」
( ^ω^)「少し食休みするかお」
('A`)oO○（まだ食うのか）

( ^ω^)「で、あれはどういうことかお？」
('A`)「あれ・・？」
( ^ω^)「あの台じゃ勝てないって言う話だお」
('A`)「ああ、そのことか・・」


('A`)「あの台は設定1だから勝てないってことさ」
( ^ω^)「・・・・それホントかお？」
('A`)「間違いないね」
( ^ω^)「合算確率が設定6並だったのに、なんで設定1って分かるのかお？」
('A`)「だってあの店全台設定１だもん」

（ ﾟωﾟ）・∵. 「ﾌﾞﾊｯ!!」

('A`)「ちょ、こっち飛ばすな」

（ ﾟωﾟ）「それはホントかお？」
('A`)「ホントだよ」

ブーンは動揺した
ドクオの言うことが本当ならば、高設定探しなんてするだけ無意味ということになるからである

（ ﾟωﾟ）「でもブログや雑誌だと高設定探せば勝てるって書いてたお」
（ ﾟωﾟ）「ということは高設定もあるってことなんじゃないかお？」
('A`)「そういう幸せな地域もまだ何処かにはあるのかもしれないが・・」
('A`)「この辺じゃもうそんな店は無いよ」

（ ﾟωﾟ）「じゃあ、他のお店にも高設定は無いのかお？」
('A`)「無いよ」
('A`)「まぁ設定２〜３くらいは入れてる店も有るけど、高設定置いてる店は無いね」
('A`)「つかその顔キモいから止めろｗ」
( ^ω^)「・・おっとすまんお、つい取り乱してしまったお」

('A`)「さっき打った店で、スロに客が何人居たか覚えてるか？」
( ^ω^)「う〜ん・・・確か10台に一人くらいだったかお？」
('A`)「まあそんなもんだな、客付き1割ってとこだ・・・もう夜になるってのにな」
( ^ω^)「？」

('A`)「仕事も終わって客が集まり始めるはずの時間帯なのに、客付きたった1割なんだぜ？」
('A`)「あれだけ電気使って人も沢山使ってるんだ、毎日かなりの費用が掛かってるんだよ」
('A`)「パチ屋もボランティアでやってるわけじゃないし、そのわずかな客から利益取らなきゃ潰れちまう」
('A`)「高設定を入れるどころか、中間設定で遊ばせる余裕も今のパチ屋には無いってことさ」
('A`)「今のブーンには、まだ分からないかもしれないけど・・・な」
( ^ω^)「・・・そう言われるとそんな気もするお」

ブーンはさっき入った店の様子を思い出してみた
店内は確かに綺麗だったが、客はまばらで誰も箱にコインを移して無く
皆疲れたような顔をしていた・・・気がする

('A`)「ま、あの店はこの辺でも最低の部類に入るんだけどな」
( ^ω^)「そうなのかお？」
('A`)「流石に全1で放置してるのはあそこくらいのもんだよ」

('A`)「ま、この辺じゃどの店行っても高設定なんて無いってのは今言った通りだし」
('A`)「スロで稼ごうなんて考えは金輪際止めた方が良いよ、せっかく初打ちで勝てたんだしね」
('A`)「あの客達みたいに、死んだ顔しながら店に金を吸われたくないだろ？」

( ^ω^)「その件については分かったお」
( ^ω^)「でも・・・・・・」

('A`)「ん・・？どした？」
( ^ω^)「じゃあなんでドクオ君はあの最低のはずの店で打ってたお？」
('A`)「あ、やっぱりそう来る？」

( ^ω^)「当たり前だおｗｗどう考えてもおかしいおｗｗｗ」

('∀`)「ですよねーｗｗｗ」


( ^ω^)「まぁその話は次回聞くとして、食休みも済んだし何か注文するかお」
('∀`)「じゃあ日本酒と焼き鳥よろ」
( ^ω^)「把握」


二人の夜はまだまだ続くようです

( ＾ω＾)乙

ほのぼの系で手軽に読めるのが嬉しいお。
そろそろトリつけたらいいと思うお。
カラダの方は大丈夫かお？

( ^ω^)やっと本題に入りましたお
( ^ω^)ちなみにこの作品のパチ屋の状況は地元を参考にしてますお
（ ^ω^）マジでどの店も客2割前後しか居ませんお
（ ^ω^）イベントとか設定札とかも禁止されてますお
( ^ω^)ホント設定狙い（）笑　　って感じですお・・・
（ ^ω^）今年に入ってから高設定っぽい台殆ど見たこと無いですお

（'A`）大半の作品が、4号機ワイワイ→5号機で終了って流れだし
（'A`）今の5号機でもそれなりに頑張ってるぜって話があってもいいんじゃないかと思う
（'A`）それが裏のテーマのつもり
（'A`）高設定掴んだ〜って展開も入れてみたいけど
（'A`）作者自身が全く掴めない（掴む以前に無いんだけど）ので嘘っぽくなりそう

( ^@^)乙も

( ･∀･)ｵﾂｶﾚｰ

>>407
（ ^ω^）こんな感じですかお？
（ ^ω^）まだ頭痛がしますお、でも休めないお・・
（ ^ω^）これから残業しますお・・ニコッ

(　＾Ω＾)乙カレー

>>411
( ＾ω＾)ｂ おＫだお
テスト氏でいいのかお？ｗ

新夢…期待してるよ

強制的にテストで決定だな。

――呑み喰い処･ぃょぅ――

('∀`)｢それじゃあ、今日は久しぶりに揃って快勝できました、てことで…｣

川 ﾟーﾟ)*＾ω＾)'∀`)｢かんぱーい！｣

ショボンのことがあってから、こうして乾杯するのは久しぶりだった。
とりあえず３人は生中を一気にあけると、すかさずビールのおかわりと料理を注文する。

川 ﾟーﾟ)｢ま、平均８ｋだから、たいした勝ちじゃないけどなｗｗ｣
('∀`)｢まあ時間が短かった、てのもあるし…｣
(*＾ω＾)｢３人ともスロットなんか打ってるからだおｗｗ｣
('∀`)｢はははｗｗ 好きなの打て…つったら、こうだもんなぁｗｗ
　　　 結局みんな考えることは一緒なんだなｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢何を言うかｗｗ 私はちゃんと期待値理論に基づいて、りんかけに座ったんだぞ？ｗ
　　　　 お前らと一緒にしてもらっちゃ困るなｗｗ｣
(*＾ω＾)｢フヒヒヒｗｗ クー姉さん、もっともらしいこと言ってるけど、
　　　　　バラエティに一台しかないりんかけに、６なんか普通入らないおｗｗ｣

('∀`)｢絶対ただ打ちたかっただけだよなｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢じゃあ言わせてもらうが、ドクオの『小麦ちゃんマジカルて』だっけ？
　　　　 あれの方がワケわからん選択だろｗｗ てゆうか、最後の『て』ってなんだ？『て』ってｗｗ｣
('∀`)｢サーセンｗｗ 俺も知らねっスｗｗ つか、今日は無性にスロが打ちたかったんだけど、
　　　俺が行った時には、もう空いてんのアレしかなくてさｗｗ｣
(*＾ω＾)｢適当ktkr！ ノリ打ちだってことわかってんのかお？ｗ この童貞野郎ｗｗ｣
('∀`)｢ツインエンジェルなんかに一直線のキモピザに言われたくねえｗｗ｣
(*＾ω＾)｢フヒヒヒｗｗ キュンキュンいわせまくりんぐでしたおｗｗ サーセンｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢３人ともスロットのバラエティなんかでよく勝てたもんだｗｗ｣
('∀`)｢ま、今日はお祭りだったし、たまにはいいじゃん？ 結果オーライ最高ｗｗ｣

各自好きな台を打つ――
結局、３人は示し合わせたわけでもないのに、同じシマに集結していたのである。
もう互いに苦笑するしかない状況になったのであった。

川 ﾟーﾟ)｢で、ドクオ。そろそろ聞かせてもらおうか？ その頭の理由を｣
( ＾ω＾)｢あー… そういえば聞きそびれてたおね。一体どんな心境の変化なんだお？｣
('∀`)｢ああ… これね。実は俺…さ、普通に働こうと思って｣
川 ﾟ -ﾟ)｢そうか…｣

このドクオの告白も、ブーンとクーには大したショックではなかった。
朝にその姿を見た時から、なんとなくそんな気がしていたからである。

( ＾ω＾)｢バンドの方はどうするんだお？｣
('∀`)｢うん… そっちもやめることにした。
　　　 実は昨日メンバーと話し合って、ユニットを解散してきたんだ｣
川 ﾟ -ﾟ)｢ずいぶんとあっさりしてるんだな…｣
( ＾ω＾)｢こう言っちゃなんだけど… ドクオの夢って、そんなものだったのかお？｣
('∀`)｢はは、これは手厳しいね。もちろん、そんなもの…なわけないだろ？ でも…｣

ここで少し間を置くと、ドクオは少し目線を落として、つぶやくように語りだしたのだった。
それは、人に聞かせるというよりも、まるで自分に言い聞かせてるかのようにも見えた。

('A`)｢音楽の世界ってさ、すげぇ厳しいんだ。成功する奴なんて、本当に一握りの中の、さらに一粒だ。
　　　よく、それでも夢は諦めなければ必ず叶う…とか、諦めたらそこで終わり…とか言うじゃん？｣
('A`)｢あんなのは綺麗事なんだよ。実際は、ダメなもんは一生やってもダメ…それが現実なのさ｣
(;＾ω＾)｢それはあまりにネガティブすぎじゃ…｣
('A`)｢……俺達は、オーディションの度に言われてきたよ。
　　『君たちは才能ないから、諦めなさい』てな｣
('A`)｢審査員のプロデューサーが毎回変わってんのに、毎回同じこと言われるんだぜ？
　　　フツーの奴らだったら、へこんで立ち直れねえよ｣
('A`)｢それでも、俺達は何年もやってきた。毎度酷評されるのにも慣れちまったさ。
　　　諦めたらそこで終わり、逃げちゃダメだ！て励まし合ってな。でも…｣
('A`)｢実はメンバー全員、心の底ではちゃんとわかってたんだ。
　　　俺達はいくら頑張っても成功しないってことをさ…｣

('A`)｢ただ、それを認めたくなかった。認めてしまえば、俺達の夢はそこで終わりだ。
　　　メンバーの中には、バイト先で正社員になれる話を蹴った奴や、
　　　不安定なバイト生活のせいで愛想つかされて、女と別れた奴だっている｣
('A`)｢これまでの努力や犠牲… それが全て消えてなくなるのが怖かったんだ。
　　　夢を追っていたつもりが、いつの間にか、現実から逃げてるだけになっていたんだよ。
　　　夢を追っているうちは、夢をみていられるから…｣
( ＾ω＾)｢ドクオ……｣

３人に少しの間、沈黙が訪れた。しんみりした空気が漂う中、
他の客たちの楽しそうな笑い声が、ブーン達には虚しく聞こえる。

('∀`)｢…でも、やっぱそれじゃダメなワケじゃん？ 人生前に進まなきゃ…て思ってさ｣

ドクオは空気を変えようと気を使ったのか、再び軽い口調で話しだした。

('∀`)｢思い切ってみんなに切り出してみたんだ。そしたら割とあっさり、解散…て流れになってさ｣

はさまれてみようか…

たかしふじさわ

('∀`)｢結局、みんな待ってたんだな、て思って。誰かが言うのを…きっかけをさ｣
川 ﾟーﾟ)｢そうか… ならドクオバンドの解散は、残念…ではなく、おめでとう！ と言うべきだな｣
(;'∀`)｢いやｗｗ おめでとうはさすがに微妙かもｗｗ 一応挫折してるわけで｣
(*＾ω＾)｢おっおっｗｗ いいじゃまいかおｗｗ
　　　　　残念でした…よりも、おめでとう！で乾杯した方が、うまい酒が飲めるってもんだおｗｗ｣
(;'∀`)｢ちょｗｗ おめーらはただ盛り上がりたいだけだろｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢まあまあｗｗ とりあえずもう一回乾杯だな！
　　　　 ドクオの新たな人生のはじまりに！｣

この日ドクオは、現実をしっかりと見つめ、前に進むことを決意した。
ブーンは、友人として素直に嬉しく思ったものの、ほんの少しだけ…孤独感にも似た、焦りを感じていた。
自分はまだ迷っている。答えが出るのはいつになるのだろう、と…

( ＾ω＾)｢で、ドクオはスロプをやめて、どんな仕事をするつもりなのかお？｣
('∀`)｢うん… それなんだけどさ。これ見てくれよ。今日ハロワで貰ってきたんだ｣
川 ﾟ -ﾟ)｢半導体の製造工場…？｣

ドクオが見せたのは、いわゆる派遣期間工の募集広告だった。

( ＾ω＾)｢寮つきの工場にカンヅメになって働くやつだおね？｣
('A`)｢ほら、俺も働くのって久しぶりだし、自分を鍛え直す意味でさ、
　　　少しこの街を離れてやってみようと思うんだ｣
川 ﾟ -ﾟ)｢そうか…地方に行ってしまうのか… それは寂しくなるな…｣
(;'A`)｢で、でさ… ちょっとここの部分見てくれよ｣
川 ﾟ -ﾟ)｢…ん？｣

ドクオが指差したのは、チラシの待遇面に関する部分の、ある一文だった。

( ＾ω＾)｢夫婦やカップルでの応募も大歓迎…？｣
川 ﾟ -ﾟ)｢独身寮だけでなく、世帯用の寮もあるということだろう？
　　　　 それがどうした？｣

( ^@^)わくわく♪

(;'A`)｢いや、その… あのさ、クー姉？ 実はその…｣

ドクオはなぜかモジモジしている。目は泳ぎ、呼吸は荒くなっていた。
はっきりいって挙動不審である。

川 ﾟ -ﾟ)｢なんだ？ はっきりしない奴だな。つーか、動きがキモイぞ？｣
(;'A`)｢くっ…！！｣

すると突然、ドクオはジョッキに半分ぐらい残ったビールを一気飲みしだした。
そして、カラになったジョッキを勢いよくテーブルに叩きつけると、
いきなり立ち上がり、衝撃的なセリフを言い放ったのである。

(;*'A`)｢クー姉！ お、俺と一緒に…それ行かないか！？｣
川;ﾟ -ﾟ)｢へ…？？｣

(; ﾟωﾟ)(なななななななんですってぇ――！？)

呑み喰い処･ぃょぅの夜は、これから盛り上がりそうな予感のようです――


続く――

お疲れ！

まいどどうも
久しぶりにスロットを打った話だったのに、その描写をすっとばしてしまいました。
つーか、りんかけも小麦ちゃんも、ちらっと触った程度で、
実はどんな台なのかすら、よくわかってない作者ですので、どうかご容赦くださいｗｗ
さて、いよいよ次回でドクオとクーの出番がラスト…になる予定です。
レギュラーキャラがどんどん消えていくのは、やはり寂しい気がしますが、
でもそれは、確実に完結に向かってるということなので、頑張りたいと思います。

ではまた( ＾ω＾)ノ
ハサマレ乙でした

>>399
一応１作目も２作目も完結しています。
まとめサイトにある…んですかね？ もし目を通していただけたら幸いです。

>>400
すいませんｗｗ
残念ながら、間違いなくないと思いますｗｗ

>>414
ありがとうございます。
期待に応えられるよう、なんとか頑張りますね

(･∀･)乙！

テストさんも新夢さんも毎回楽しみにしてます！

テストで決まりなのかおww

( ＾ω＾)始めからドクオとクーなんて居なかった

>>431
うん

(　＾Ω＾)乙カレー　残るはブーンだけか・・・

>>431
改めてもう一度言おう。
強制的にテストで決定！

( ・ω・)いよいよ最終回か…。過疎って待ってたばかりだったけど終りとなると寂しいな。

なんだこのおセンチな気分わあああああああ


新夢乙津です！

川;ﾟーﾟ)｢え…え〜と。ドクオ？ 今、なんて…｣
(;*'A`)｢俺と一緒に来てくれって言ったんだよ！ 俺は、クー姉のことが…｣
川;ﾟ -ﾟ)ﾉｼ｢いやいやいやいやいやいや！ まてまて、ちょっとまてーい！！｣

クーはその先は言わせまいと、必死にドクオの言葉を遮った。

川;ﾟーﾟ)｢ドクオ？ だ、大丈夫か？ 少し飲みすぎじゃないのか？ 冗談にもほどがあるだろう？｣
(;*'A`)｢チキンハートのこの俺が、酒でも入ってなかったら、こんな話できるか！
　　　　それに冗談でもなんでもねえ！ 俺は真剣だ！｣
川;ﾟ -ﾟ)｢う……｣
(*＾ω＾)(うはｗｗ マジ告白ktkr！ ドクオ頑張れｗｗ)

クーはまっすぐに見つめるドクオの熱い視線に耐えられなくなったようだ。
目線を逸らし、落ち着きない様子でモジモジしている。
いつもの毅然としたイメージは、もはや跡形もなかった。

(;*'A`)｢さあ！ どうなんだ！？ 一緒に来てくれるのか、来てくれないのか！？｣
川;ﾟ -ﾟ)｢ま、まて！ 少し頭を冷やせ！ 私は、その…お前より５歳も年上だし…｣
(;*'A`)｢それがなんだ！ 歳の差なんか関係ねえ！｣
川;ﾟ -ﾟ)｢いや、あの… 私は来月で、もう30歳なんだ！ 三十路だぞ！？ オバサンなんだぞ！？｣
(;*'A`)｢だから何だってんだよ！ 俺は全然、熟女上等だぜ！？｣
川;ﾟ -ﾟ)｢そ、そうだ！ そもそもドクオは、胸の大きい女は好みじゃなかったはずじゃないのか？
　　　　 自慢じゃないが、私はけっこう…｣
(;*'A`)｢だったら俺も今日から巨乳好きだ！ ブーン以上のおっぱい星人になってやんよ！｣
川;ﾟ -ﾟ)｢…じ、実は私、最近ビールの飲み過ぎで、お腹のあたりがポーニョポーニョポニョ…ｗ｣
(;*'A`)｢『腹の上がポニョ』て、やかましいわｗｗ つか、茶化すんじゃねえ！｣
川;ﾟ -ﾟ)｢う……｣

さすがに言い返すセリフが尽きたクーであった。
まるでライオンに追い詰められたウサギのように、怯えるように震えている。

('A`)｢クー姉、俺は真剣だ。本気で好きなんだ。一生大切にしたいと思っている｣
川;//-/)｢……ッッ｣
('A`)｢だから… 真面目な答えを聞かせてくれ｣

ドクオは静かに、しかし力強く言った。その目は、ただクーだけをまっすぐに見つめている。
それに対してクーは、火が出そうなくらいに赤くした顔で、ただうつむいていた。
二人の間に長い沈黙が訪れる。その緊張した空気にドクオが先にしびれをきらしたのだった。

('A`)｢どうしたんだ？ クー姉。早く答えを｣
(;＾ω＾)｢ドクオ…？｣
('A`)｢早く答えを聞かせてくれよ！｣
(;＾ω＾)｢ちょっと… ドクオ…！｣
(#'A`)｢なんだよ？ 邪魔すんじゃねえ！ お前がそんな野暮なやつだったとは…｣
(;＾ω＾)｢そうじゃなくて… ほんの少しだけ、周りの様子も気にして欲しいお…｣
(#'A`)｢あん…？｣
川;//-/)｢………このばかっ…｣

ブーンに言われ、ドクオはようやく周囲の異変に気がついたのだった。

さっきまで騒がしかったはずの店内が、妙に静まり返っている。

ｷｮﾛｷｮﾛ (;'A`)｢え…？｣
ｷｮﾛｷｮﾛ ('A`;)｢ええっ！？｣
(;＾ω＾)｢あんだけでかい声で叫んでたら、当然だお…｣

なんと、店中の客や店員たち、その全員がドクオとクーに注目していたのである。
ある中年男は、ニヤニヤと生暖かい笑顔で二人を眺め、
ある若い女は、両手を胸の前で組み、心配そうに祈るようにして見守っていた。
また、ネクタイをはちまき代わりに頭に巻いたサラリーマンは、拳を固く握りしめ、
『ガンバレ！ 兄ちゃんガンバレ！』と、小声でエールを送っている。

川;//-/)｢…この状況で、私にどうしろと…？｣
(;'A`)｢正直スマンかった… ついアツくなっちまって…｣
川;//-/)｢ふん… 今さら遅いわ。でも、どうしてもと言うのなら、私の答えを聞かせ…てや…る｣
(;'A`)｢え…？ マ、マジで？｣

そして数秒後――
居酒屋ぃょぅの店内に、割れんばかりの歓声と拍手が響き渡ったのだった。
ドクオたちはもちろん、この場に居合わせた全員にとっても、忘れられない夜になったのである。

――２週間後･VIP駅ホームにて――

川 ﾟーﾟ)｢わざわざ見送りに来てくれてすまないな。ブーン｣
( ＾ω＾)｢おっおっｗｗ 親友の旅立ちだお？ 当然じゃまいかおｗｗ｣
('A`)｢なんて言うか… 悪いな、ブーン…｣
( ＾ω＾)｢お？ 何がだお？｣

いつになく神妙な面持ちで、ドクオは言う。

('A`)｢だってさ… 結局俺がブーンをスロプの道に誘ったようなもんだろ？
　　　なのに… 俺の方が先に抜ける形になっちまって…｣
( ＾ω＾)｢なーに言ってんだおｗｗ 決めたのは僕自身だお？ それに…｣

ブーンは精一杯の笑顔を作り、言ったのだった。

(*＾ω＾)｢この一年間… 本当に楽しかったお！ 僕はむしろ、ドクオ達に感謝してるぐらいだお！｣
('∀`)｢はははｗｗ 聞いてるこっちが恥ずかしくなるセリフだなｗｗ｣
(;＾ω＾)｢ちょｗｗ ヒドスｗｗ｣
川 ﾟーﾟ)｢まあ、ブーンらしいけどなｗｗ｣

('∀`)｢…ま、お互い頑張ろうぜ？ ブーンも早く『答え』が見つかればいいな！｣
( ＾ω＾)｢だおね… まあ、気長にやるお｣
川 ﾟーﾟ)｢そろそろ電車が出てしまうな… ブーン、名残惜しいが…｣
( ＾ω＾)ｂ｢わかったお。クー姉さんもお元気で。このクズ野郎のこと、よろしく頼むお！｣
川 ﾟーﾟ)｢ふふ… まあ任せておけ。さあ、行こうか。ドクオ｣
('∀`)ノ｢じゃあな。ブーン… ピザの食い過ぎには気をつけてなｗｗ｣
( ＾ω＾)ノ｢黙れ童貞野郎ｗｗ あ、もう違ったかお？ｗｗ｣
('∀`)｢フヒヒヒｗｗ サーセンｗｗ｣
川*ﾟ -ﾟ)｢全く… お前らは… 早くしろドクオ！｣

ドアが閉まり、電車はゆっくりと走りだす。
ブーンは、その場で手を振りながら、電車が見えなくなるまで見送ったのだった。

( ＾ω＾)(行ってしまった…かお)

電車が止まっていないホームは、人もまばらで意外なほど静かだった。
時折吹き抜ける風が、暑い季節にはありがたく、とても心地良かった。
その居心地の良さもあってか、ブーンはそのホームから動く気にならず、
そばにあったベンチに腰を下ろし、最近覚えたタバコに火を点けた。

( ＾ω＾)y-~~~(僕は…これからどうすればいいのかお？)
( ＾ω＾)y-~~~(僕の『答え』…かお)

ブーンは、ホームの屋根の隙間から見える、雲一つない青空を眺めながら、自分の過去を振り返っていた。

( ＾ω＾)(都会の空でも、こんなに青いんだおね…
　　　　　会社勤めしてた頃は、気付きもしなかったお…)
( ＾ω＾)(毎朝…誰よりも早く出勤して、仕事に取り組んで…
　　　　　毎日毎日、当たり前のように残業して… でも、なかなか結果が出なくて…)
( ＾ω＾)(仕事してるフリだけの給料泥棒、とか陰でバカにされてたっけ…)

( ＾ω＾)(出世コースから外れていったのは、自分自身仕方ないと納得できたお。
　　　　　仕事は結果を出さないとダメだから…)
( ＾ω＾)(でも…それでも真面目にさえやっていれば… せめて人並みには報われる…
　　　　　そう信じてた…いや、信じるしかなかったんだお…
　　　　　だって、僕にはそれしか取り柄がなかったんだから…)

出世コースから外れながらも、ひたすら真面目に勤め上げ、昇進はせいぜい課長くらいまでで定年を迎える。
やる気はあるが、能力が足りない。ブーンは典型的なこのタイプだった。
少し前の世の中なら、このような人間にも、それなりの仕事と居場所が与えられてきた。
しかし、バブルと一緒に終身雇用制度は崩壊し、企業は合理化の名の下に、
こういった戦力にならない人間を、次々と排除するようになっていったのだ。

( ＾ω＾)(…結局、将来性ナシと判断された僕は、リストラされたんだお…)

使えない者は切る――
弱肉強食とも言うべき、この平成の時代に、ブーンのような人間たちは、居場所を失っていったのである。

( ＾ω＾)(でも… この世界は違ったお。こんな僕でも結果が出せるんだお)

パチプロやスロプロという仕事においても、向き不向きがある。決して誰でもできるわけではない。
主に必要とされる能力は、自制心や忍耐力等。要するに『真面目であるかどうか』である。
この一般的にみて、不真面目な職業において、実はブーンは適性の持ち主だったのだ。

( ＾ω＾)(……もう、あんな惨めな思いはたくさんだお…
　　　　　ならば、いっそのこと僕は…)

ホームに次の電車が止まった時、ブーンも立ち上がった。
もう一度青空を見上げて大きく深呼吸をし、ホームを後にする。
真っ直ぐ前だけを見つめる彼の目に、迷いはもうなかった――


続く――

(　＾Ω＾)乙カレー

まいどどうも
次回からようやく本当に最終章に入ります。
ようやくここまできたか…という感じです。もう一頑張りですね。
で、次回からたぶん物語の冒頭部分あたりとリンクする場面が出てくるかと思われます。
最初の投下が去年の８月なんで、覚えていて下さってる方がはたしているのか…？
いや、まあ僕が遅筆だったり、逃亡したりしてるから悪いんですがね(泣)
アレだったらぜひ、ちらっとでも目を通しておいて下されば、より話が楽しめる…かもです。

ではまた( ＾ω＾)ノ

短パン

｜･ω･`)乙

>>新夢氏
もちろん覚えてるよ(´･ω･`)
完結まで後少し？がんばってくださいダボが。

新夢ちゃん乙


次頑張って書けダボが

( ・ω・)去年の投下が始まりだったのか…。長々と待ちつつも全然気付かなかったよ。楽しみにしてる乙。

支援下げ

( ^@^)新夢乙も

( ^@^)テスト氏…期待してるも

9話投稿しようと思ったらアクセス規制でオワタお
これは携帯お

（　＾Ω＾）携帯に転送して投稿すればおｋ

ｗｋｔｋ

最終章か…寂しいな

―――３年後―――

(ヽ＾ω＾)y-~~~｢………｣

ブーンはその日も、シマの端に立ち、タバコをふかしていた。
大当たりに満面の笑顔を浮かべているオヤジや、リーチに一喜一憂するおばちゃん。
それはどこのパチ屋にもある、ごく普通の風景。ブーンはそれを眺め始めて、そろそろ２時間が経とうとしていた。

(ヽ＾ω＾)y-~~~(……お？)

そんな時、ブーンはある客に注目した。
落ち着きのない様子で、台の貸し玉ボタンをまるで叩くように連打している。
遠目から見てても、そのイライラしている様子が伝わってくるようだった。

(#｀Д´)=つ｢何だよコレ！ 時間城モードになっても、全然こねえじゃねえか！ クソッ！｣
(ヽ＾ω＾)y-~~~｢………｣

その客はついに台パンまでし始めた。その怒りは頂点に達したようである。

(#｀Д´)｢けッ！ やってられっか！ こんなもん！ 鉄郎死ね！ 氏ねじゃなくて死ね！｣

ｶﾞﾀﾝ！(#｀Д´)
　　　ｽﾀｽﾀ…三(#｀Д´)
ついにその客がキレて、席を離れようとしたその時、ブーンは動いた。

ｻｻ 三(ヽ＾ω＾)　　三(#｀Д´)
　ｽﾄﾝ (ヽ＾ω＾)　　　三(#｀Д´)

ブーンは見事な速さで、その客の手離した台に着席したのである。

(ヽ＾ω＾)y-~~~(この台は、ヘビーメルダーから時間城モードに入ってたお…
　　　　　　　　そして100回転以上も、まだ時間城モード継続中… 潜伏確変濃厚だお)

サンドに金を入れて回し始めると、開始わずか５回転で機械伯爵とのバトルに発展し、鉄郎は見事に勝利した。
しかも、揃った図柄はメーテルの７である。

(ヽ＾ω＾)y-~~~(確変だお。これで今日の日当は出たおね)

しかし、ブーンは特に喜ぶ様子もなく、ただ淡々と大当たりを消化していった。

(ﾋｿﾋｿ… あいつまた来てるぜー…)
(ﾋｿﾋｿ… 毎日ああやって潜確エナやってんだろ？ ホントうぜえよな〜)
(ﾋｿﾋｿ… エナの為に何時間もシマに張り付いてさー… バカじゃねーの？)
(ﾋｿﾋｿ… よくそこまでやるよな〜。んな根性あるんだったら働けよ、て感じ)

(ヽ＾ω＾)y-~~~(ふん… 今日も養分どもが吠えてるお。何とでも言うといいお)

ブーンの確変は４連で終了し、時短を消化後すぐに玉を流した。
レシートの数字は約5000発。ほぼまるまる２万円ほどの利益であったが、

(ヽ＾ω＾)y-~~~(大当たり一回平均1250発かお… アタッカーもスルーも削りすぎだっつーの。
　　　　　　　　こんなんでまともに勝負できるわけねーお。クソが)

眉間にシワをよせて舌打ちすると、すぐに換金して帰途についたのだった。

(ヽ＾ω＾)(ふう… 今日は早めに上がれて良かったお。早く帰って寝るお)
(ヽ´ω｀)(なんか最近体の調子が悪いんだおね… 体重もここ半年で20キロぐらい落ちたし…)
(ヽ´ω｀)(まあ元がピザだから、いいことかもしれないけど…)

(･∀･)ｈｓｍｒ

半年ぐらい前から、急に体重が落ちてきた。もはやブーンをピザと言う人はいないほどである。
しかし、その顔色は病的なまでに青白く、かつてのまるまるとした健康的なイメージは微塵もなかった。

(ヽ´ω｀)(タバコ… あ、もうないお。そこの自販機で買うお)

(ヽ´ω｀)y-~~~(ふう…)
(;ヽ´ω｀)=3｢ゲフン！ ゲフン！ ゴホゴホッ…！｣

また、タバコの量も尋常じゃなく増えていた。最近は１日に３箱消費するペースである。

(;ヽ´ω｀)(最近やたらとタバコでむせる様になったお… 前はこんなことなかったのに…)
(;ヽ´ω｀)(たまに胸のあたりが苦しくなることもあるし…
　　　　　　これはそろそろ病院に行ったほうがいいかもわからんね)

ブーンは重い足取りで、ようやくアパートに到着した。
集合ポストの中身を取り出して、自分の部屋へ向かう。
そして部屋までの間に、歩きながら郵便物をチェックするのが彼の習慣だった。

(ヽ＾ω＾)(ふ〜ん… 害悪がリニューアルで６時開店……ま、どうせガセだお)

全部で10通ほどのハガキは、ほとんどパチ屋からのＤＭだった。軽く目を通しながら、次々とチェックしていく。
そして、ある一枚のハガキを見つけると、ふとその足が止まった。

(ヽ＾ω＾)(VIP高等学校第７７期生３―Ａ同窓会…)

それは、出身高校の同窓会の知らせだった。

(ヽ＾ω＾)(我らがVIP高等学校を巣立って、今年で10年…
　　　　　 変わったけど変わらない、そんな仲間達と再会しませんか…か)

ブーンはハガキの裏面を読みながら、再び歩きだした。

(ヽ＾ω＾)(幹事は…プギャーかおｗ 相変わらず、こういうことが好きなんだおねｗ …ん？)

懐かしい旧友の名前を見つけて、ブーンは思わずほくそ笑む。
そして、その名前のプリントの横に、小さな手書きのメッセージが添えられているのを見つけた。
『必ず来いよ！ ツンも来るらしいぜｗｗ』

(ヽ＾ω＾)(ツン… 懐かしいお…)

(　＾Ω＾)紫煙

ブーンは部屋の前に到着し、鍵を開けて自室へと入った。
日当たりの悪いその部屋は、まだ日中なのに薄暗い。
なので、ブーンはまず部屋の照明のスイッチを入れた。そして次に、机のペン立てからボールペンを１本取り出すと、

(ヽ＾ω＾)(行けるわけ……ないお)

返信用ハガキの『不参加』の欄にマルをつけて、ペンと一緒に無造作に机に放り投げたのだった。

(ヽ´ω｀)(はあ… カラダが重いお… 寝れば良くなるかお…)

そして、ベッドに身を投げると、食事も取らずにそのまま寝てしまったのだった。
家具などは必要最低限しかない殺風景なこの部屋は、ワンルームなのにやけに広く感じる。
ドクオ達がいなくなってからは、招く友人もおらず、もはやただ寝るためだけの部屋になっていた。
今やパチンコメインのプロとして、そこそこの収入のあるブーンだったが、
住まいはこの小さなワンルームで十分だったのだ。

――数日後――

(ヽ´ω｀)y-~~~｢………｣

ブーンはこの日もいつものように、ハイエナの為にシマの端に立っていた。

(ﾋｿﾋｿ… アイツまた来てるよ…)
(ﾋｿﾋｿ… でもなんか様子が変じゃね？)
(ﾋｿﾋｿ… 顔真っ青じゃん。ゾンビみたいできめぇｗｗ)

(ヽ´ω｀)y-~~~(うう… なんかフラフラするお… やっぱりちゃんとご飯食べないとダメだおね…)

ブーンはこの数日、まともに食べ物を口にしていなかった。
体調不良のせいか、全く食欲がわかないのだ。

(;ヽ´ω｀)(あ… あのGOGO郷、やめるのかお…？)
(#｀Д´)｢何だよコレ！ そろそろくるかも〜…て、全然来ねえじゃねえかよ！
　　　　　つか、この台眩しすぎだろ！ 失明するっつーの！ ニュー〇ン死ね！｣

苛立ち、席を立つ男を見て、ブーンは動いた。

(;ヽ´ω｀)(よし… 台を押さえるお… 早く…行かな…きゃ…)

しかし、いつも以上に足が重い。体に力が入らない。明らかな異変を感じたその時、

(;ヽ´ω｀)(え…？？)

突然視界がぐにゃりと歪み、そして次の瞬間には、目の前が真っ暗な闇に閉ざされていた。

『うわ！？ 人が倒れたぞー！』
『誰か！ 救急車だ！ 早く！』
『おい！ アンタ大丈夫か！？』

(;ヽ-ω-)(やめてくれお… 僕に…構わないでくれ…お…)

ブーンの、徐々に遠のいていく意識もまた、深い闇の中へと落ちていったのだった。

―――VIP総合病院―――

(*ﾟ∀ﾟ)｢気分はどうですか？ 内藤さん｣
(ヽ＾ω＾)｢はい… だいぶいいですお。もう何とか立ち上がれそうですお｣
(*ﾟ∀ﾟ)｢そうですか。点滴が効いたみたいですね！｣
(ヽ＾ω＾)｢あの… ありがとうございましたお…｣
(*ﾟ∀ﾟ)｢どう致しまして！ 今、先生を呼んできますからね！｣

ブーンは診察室のベッドに横になっていた。腕には点滴の管が繋がれている。
目が覚めた時、最初に見たのは、ここの白い天井。
そして、次に目に入ったのは、こまめによく動く、小柄で童顔の看護士の姿だった。
彼女はブーンの意識が戻ったことを確認すると、屈託のない笑顔で、ブーンの無事を喜んでくれた。
その健気で献身的な姿に、ブーンは素直に好感を持ったのだった。

(´@д@`)｢内藤さん、どうですか？ 体の具合は｣

奥から現れたのは、白髪が目立つ、白衣を着た初老の男だった。どうやら、ここの医師のようだ。

(ヽ＾ω＾)｢ええ… とても体が軽くて、いい感じですお｣

はさまれ

(´･ω･`)僕も挟まれたいんだ

はさまれ

今日もアク禁とかもうダメだorz

(´@д@`)｢そうですか。それは良かった｣
(ヽ＾ω＾)｢最近ずっと調子悪かったんですけど、ホント良くなりましたお。
　　　　　 点滴ってよく効くんですおね｣
(´@д@`)｢よく効く栄養剤ですから。あなた全然食事を取ってなかったんでしょう？ 貧血で倒れたんですよ｣
(;ヽ＾ω＾)｢お… すいませんでしたお… 最近なんか食欲がなくて…
　　　　　　でも、おかげ様で大丈夫ですお。もう帰りますお｣
(´@д@`)｢それなんですけどねぇ… あの…内藤さん？｣
(ヽ＾ω＾)｢お…？｣

医師は、その白髪頭をポリポリとかきながら、言いにくそうに、ブーンに言ったのだった。

(´@д@`)｢内藤さん… あなた、ご家族は？｣
(;ヽ＾ω＾)｢お…？ 僕は独身です…お？｣

医者が家族について訊いてくる。このベタな展開は、まさか…と、ブーンは嫌な予感がした。

(´@д@`)｢そうですか… う〜ん…｣

ドキドキ
はさまれ

医師は、腕を組んで押し黙ってしまった。

(;ヽ＾ω＾)｢あの… 先生？ 僕はただの貧血…じゃないんですかお…？｣
(´@д@`)｢いや… 倒れられた原因は、確かに貧血によるものでした。しかし…う〜ん…｣

またも言葉を濁す医師の態度に、ブーンはほとんどある確信を得ていた。
そして、それを医師に確認すべく問いただしたのだが、その声は妙に穏やかで落ち着いていたのだった。

(ヽ＾ω＾)｢先生…教えて下さいお。僕はなんかの病気なんですかお？｣
(´@д@`)｢内藤さん…｣

その落ち着いた様子を見て、大丈夫だと判断したのか、医師は静かに語りだしたのである。

(´@д@`)｢実は、血液検査で異常がみられましたので、レントゲンを撮らせて頂いたのですが…
　　　　　内藤さんの肺の部分に白いカゲが写っているのを確認したのです｣
(ヽ＾ω＾)｢白い…カゲ…？｣

(´@д@`)｢はい… さらに詳しい検査の結果、残念ながら…悪性の腫瘍であると判明しました｣
(ヽ＾ω＾)｢悪性の… それっていわゆる…｣
(´@д@`)｢ええ。肺ガンです。それもかなり…末期のものでした｣
(ヽ＾ω＾)｢末期…てことは、もう助からないんですおね？｣
(´@д@`)｢……極めて難しい、と判断せざるをえません｣
(ヽ＾ω＾)｢なるほど…で、余命は…どれくらいですかお？｣
(;´@д@`)｢内藤さん…？｣

医師は思わずブーンを凝視していた。妙に落ち着き払った態度で、
まるで他人ごとのように、淡々と質問を繰り返すその様子は、ある意味異常だったのである。

(ヽ＾ω＾)｢先生？ どうしたんですかお？｣
(;´@д@`)｢い、いや…｣
(ヽ＾ω＾)｢教えて下さいお。僕はあと、どれくらい生きられるんですかお？｣

彼は依然として穏やかで冷静である。医師はこの様子に、気味の悪さを感じながらも、静かに宣告したのだった。

(´@д@`)｢３ヶ月… もって３ヶ月ぐらい…でしょう―――


続く――

まいどどうも
すいません…せっかくの支援のかいも虚しく、規制の餌食になってしまいましたorz

いやぁ…なんかこう、暗い展開になってまいりましたね。
結局ショボンと同じ道を歩むことを決意したブーン…
しかし、若くして人生の終わりの見えた彼が、この先取った行動は果たして…？

今回は伏線を張る回でした。次回、次々回あたりで、ついにクライマックスに突入…の予定です。

ではまた(ヽ＾ω＾)ノ

( ^@^)……。

(;^@^)バッドエンドフラグがきたかも

新夢司おつ。いつも楽しく拝見射してもらってます。もうすぐラストですか、淋しくなります、次回作の予定はないのでしょうか？この物語を読んでいるといろいろなことを考えさせられます。がんばｯﾃ ｡応援しつるよ

(　＾Ω＾)奇跡が起きるに違いない

( ･∀･)ｵﾂｶﾚｰ
神様再登場でハッピーエンド希望！

( ・ω・)ハッピーエンドに決まってるさ！

新夢氏乙〜


いつも楽しみにしてます
ラストがどうなるのか待ちきれない！

( ｀ω〆)otu!

乙！
続きが気になるわ

(ヽ＾ω＾)｢３ヶ月… ですかお…｣
(´@д@`)｢ええ… すでに全身に転移もみられます。残念ながら手術は無理な状態です…
　　　　　ですが、放射線治療や抗ガン剤の投与で、半年から一年延命できたケースも… て、内藤さん！？｣

まだ医師の話の途中である。しかし、ブーンは立ち上がり部屋を出ようとドアへと向かったのだ。
医師は慌ててブーンを引き止めた。

(;´@д@`)｢内藤さん！ どこへ行かれるのですか！？｣
(ヽ＾ω＾)｢どこって… 家に帰りますお。お世話になりましたお｣
(;´@д@`)｢そ、そんな！ まずは今後の治療方針をしっかりとしないと…
　　　　　 お気持ちはわかりますが、ヤケにならないで下さい！｣
(;ヽ＾ω＾)｢いや… ヤケになんかなってませんお。僕は至って冷静ですお。
　　　　　　先生はなにか勘違いしてるんじゃないですかお？｣
(;´@д@`)｢内藤さん…？｣

困惑する医師に、ブーンは静かに言ったのだった。

(ヽ＾ω＾)｢僕は延命治療を受けるつもりはありませんお。
　　　　　 だからお話を聞く意味がないんですお｣

(;´@д@`)｢…それは何故ですか？｣
(ヽ＾ω＾)｢治療費が払えないからですお。僕は保険証すら持っていないんですお｣
(;´@д@`)｢は？｣

一瞬呆気にとられた医師であったが、すぐに『なんだそんなことか…』と言わんばかりの安堵の溜め息をついた。

(´@д@`)｢内藤さん… 金銭的な問題なら心配はいりませんよ。
　　　　　今は、市の福祉課に相談すれば、補助金が出る制度があるんです。だから…｣
(ヽ＾ω＾)｢ええ。知ってますお｣
(;´@д@`)｢は？？｣

医師は今度こそ言葉を失ってしまった。

(ヽ＾ω＾)｢僕は…そういった制度を利用する気はないんですお｣
(;´@д@`)｢何を言っているんですか！？ 私にはあなたの言ってることが、さっぱりわからない！｣

思わず声を荒げる医師に、ブーンはきっぱりと言ったのだ。

(ヽ＾ω＾)｢僕の『プライド』なんですお｣

そして、もはや何も言えなくなった医師に、無言で一礼すると、静かに診察室を後にしたのだった。

―――ブーンのアパート―――

(ヽ＾ω＾)y-~~~(さて… 残り３ヶ月、何して過ごすかお？)
(ヽ＾ω＾)y-~~~(３ヶ月分の生活費は、貯金があるから心配ないお)
(*ヽ＾ω＾)y-~~~(やっぱり何か好きな事をやって過ごすお！)
(;ヽ＾ω＾)y-~~~(でもいざとなったら、特に思い浮かばないお…)
(ヽ＾ω＾)y-~~~(そうだお！ ２chでスレ立てて、みんなの意見を聞くお！)

ブーンは、パチ屋の情報収集の為に買ったパソコンを立ち上げた。
それ以外にはあまり使用しない為、キーを打つ手つきがややぎこちない。

(ヽ＾ω＾)ｶﾀｶﾀ(スレタイ…『ちょｗｗ 今日余命３ヶ月の宣告を受けたんですけどｗｗ』…と)
(ヽ＾ω＾)ｶﾀｶﾀ(本文『残り３ヶ月、何して過ごせばいい？ｗｗ』…こんな感じかお？)

それから数分経ち、リロードすると、すでに10件以上ものレスがついていた。

(*ヽ＾ω＾)y-~~~(おお〜！ すぐにレスがついたお！ ２chって面白いかも。 どれどれ…)

ブーンは、wktkしながらスレを開いたのだが…

『かまってちゃん乙』
『君に未来はどうせないんだ！ だから今すぐに吊ればいいと思うよ！』
『ばーか。オナニーでもしてさっさと寝ろ。この童貞野郎』
『釣れますか？』
『そんなことより、ラーメンの話しようぜ！』

(ヽ＾ω＾)｢…………｣

(ヽ＾ω＾)ｶﾀｶﾀ(…釣りですた。こんなクソスレ立ててごめんなさい…と)

ブーンは、スレを閉じてパソコンの電源を切った。

(ヽ＾ω＾)(ふう… やっぱりネットなんてつまんないお。あ、そうだお！)
(*ヽ＾ω＾)(だいぶ前に景品で取った『24』のDVDボックス… まだ観てなかったお！)
(*ヽ＾ω＾)(とりあえずこれを全巻制覇するお！)

―――６時間後―――

(;ヽ-ω-)(…確かに面白いけど、さすがに疲れてきたお…)
(ヽ＾ω＾)(続きは明日にして、今日はもう寝るお)

そして彼は部屋の明かりを消し、ベッドに横たわった。
こんな感じで残り３ヶ月を過ごし、静かに死を迎えよう…
大した人生じゃなかったが、好きな事をやって生きてきたじゃないか。
悔いはない… あるはずなどない。そう思っていた…はずだった。

(ヽ;ω;)(お… ど、どうして…？)

溢れ出る涙は止まらなかった。まるで涙腺が壊れてしまったかのように。

(ヽ;ω;)(僕は決めたんだお！ 決して後悔しないんだお！)

誰もいない真っ暗なその部屋に、声を押し殺した嗚咽は、彼が疲れ眠るまで止むことはなかった。
人間の感情… それは、どんなに隠しても、押し殺しても、決して割り切れるものではないのである…

―――数日後―――

(ヽ＾ω＾)(ついに、全巻制覇したお。ものすごい達成感…と同時に少し虚しいお…)
(ヽ＾ω＾)(さて… 次は何をしようかお？)

ブーンは部屋を見回してみた。すると、あることに気づいたのである。

(;ヽ＾ω＾)(部屋が…ものすごく汚いお…)

以前は、ほとんどパチ屋に入り浸っていた為、
部屋が散らかることもゴミが溜まることも、そんなになかった。
しかし、今はずっと部屋に引きこもり状態なのである。

(ヽ＾ω＾)(掃除するかお…)

彼はドクオとは違い、割と几帳面できれい好きだった。
さっそく部屋の窓を開け、まずは散乱したDVDや衣類を片付け始めた。
そしてDVDを棚に収納しながら、あることに気づく。

(ヽ＾ω＾)(うはｗｗ そういえば、このエロゲやらエロDVDを処分しなきゃいけないおｗｗ
　　　　　 こんなのが遺品になったら、さすがに恥ずかしすぎるおｗｗ)

別に一人暮らしの男の部屋には、あってもおかしくない。
むしろ、ない方が不自然なぐらいである。

(ヽ＾ω＾)(巨乳ものばっかりだから、僕の性癖がバレバレだおｗｗ)
(;ヽ＾ω＾)(後でブックオフにでも持っていくかお…)
(ヽ＾ω＾)(ついでに、いらない本やＣＤも一緒に…)

ブーンはダンボール箱に、それらを入れ始めた。
少し片付けるつもりが、いつの間にか大掃除になっている。

(ヽ＾ω＾)｢お…？｣

本棚の整理をしていたら、ふと机の上から何かがひらひらと足下に落ちてきた。
窓から入った風に吹き飛ばされたようだ。

(ヽ＾ω＾)(同窓会のハガキ… そういえば忘れてたお)

ブーンは届いたその日に、不参加に○をつけたものの、
机に置いたまま、ポストに入れるのを忘れていたのだった。

はさまれぺったん

(ヽ＾ω＾)(ま、ブックオフに行くついでに出してくるお)

ブーンは、そのハガキを机の上に戻した。
そして、再び部屋の掃除を始めたのだが…

(ヽ＾ω＾)｢………｣

(ヽ＾ω＾)Φｶｷｶｷ(………)

突然思い出したようにペンを取り出し、不参加につけた○の上に×をつけ、
かわりに参加の欄に○をつけたのだった。
この時彼は、なぜこんな行動を取ったのか、自分でもよくわからなかった。
ほとんど無意識というか、まさに手が勝手に動いた、と表現するに相応しい状態である。

(ヽ＾ω＾)(まあ… ちらっと顔を出すぐらいならいいかお… 最期だし…)

しかし、ブーンは密かにその日を心待ちにするのであった――


続く――

まいどどうも
う〜ん。もう少し先まで書こうと思ったんですが、長くなりそうなので、とりあえずここで切ります。
で、ここまで書いてやっとゴールが見えてきた感じです。
おそらく、あと４〜５回で完結すると思います！

ではまた(ヽ＾ω＾)ノ

あと、いつもたくさんの応援のレスありがとうございます。
ほんと作者冥利に尽きる限りです…m(_ _)m

( ´-ω-)つ�@�@・・・
( ´-ω-)ﾏﾆｱﾜﾅｶﾀﾖ　ﾓﾂｶﾚｰ

面白いんだけどかなり重い内容になってきたな…
こんな時こそテストの出番！
さっさと書けやダボっち！

そう思ってるんだけど
まだアクセス規制が解除されないんだお( ；ω；)

( ･∀･)ｵﾂｶﾚｰ

(　＾Ω＾)まだここからでも奇跡のハッピーエンドに移行できる

夏を感じるパチスロ機


夏の暑い日に自転車こいで、冷房の効いたホールで当時打っていたのがドン２でした。
自分的にはドン２以外ありえません
そろそろｓｓ

( ・ω・)新夢乙。ｶﾞﾝｶﾞﾚ!続きが気になる。ﾃｽﾄもｶﾞﾝｶﾞﾚ!何故ｱｸ禁されてんだおまいは。

(・ω・)どっかのアホが荒らしてとばっちり食らったんでは

ブーンがスロットに興味を持ったようです　第9話


（'A`）「ハハハハ、我を称えよ・・我が名は魔王ドクオなり」

（ ^ω^）「ドクオ君・・・どうしてなんだお・・」
(*゜ー゜)「一緒に魔王ギコを倒した仲間だったのに、なんでドクオ君が魔王になってるのよ？」
ξ゜�凵K)ξ「あんた・・どういうことか説明しなさいよ！」

('A`)「フン、あんな雑魚ども・・守ってやる価値など無いということに気づいただけさ」
('A`)「だから滅ぼそうと決めた」
('A`)「俺の魔力と、この魔王ギコの杖の力があれば容易いことだ」
('A`)「お前らなら部下にしてやっても良いぞ？」

ξ゜�凵K)ξ「ふ・・ふざけないでよ！」
('A`)「そうか、なら氏ね」
ドーン
ξ゜�凵K)ξ「キャー」

( ^ω^)「ツ・・・ツンちゃん！」
(*゜ー゜)「なんてことを・・・・」

('A`)「お前らはどうする？」

( ^ω^)「ど、どうしてツンちゃんを殺したお・・」
(*゜ー゜)「ツンはドクオ君が好きだってこと、知ってたはずでしょ？」
('A`)「魔王にそんなものは不要だ」

(#^ω^)「ドクオ君・・・許さないお！」
('A`)「ならお前も氏ね」
ドーン

(*゜ー゜)「かはっ・・・・」
( ^ω^)「しぃちゃん！」
('A`)「・・・氏ぬ順番が変わったか」
( ^ω^)「ドクオ・・・貴様ー！」
ガキーン
('A`)「フン」

('A`)「剣を振るしか能がないお前が、この大魔法使いの俺様に勝てると思っているのか？」
( ^ω^)「そんなのやってみなくちゃ分からないお！」
('A`)「やれやれ」

( ^ω^)「このっこのっ」
キンッ
('A`)「この絶対孤独領域（アンチフレンズフィールド）がそんなもので」

( ^ω^)「はぁ・・はぁ・・」
('A`)「そろそろ気が済んだだろう・・氏ね」
ドーン
( ^ω^)「うわあああああ」
('A`)「・・・・・ちっ」

( ^ω^)「・・まだブーンは・・生きてるお？」
('A`)「その剣の力のせいだ」
( ^ω^)「剣？・・・そういえば・・」
( ^ω^)「この剣には、魔法を使えないブーンが魔王ギコの魔力に対抗できるようにって」
( ^ω^)「対魔法力（アンチマジック）が掛けられていたんだお・・・・ドクオによって・・」

('A`)「確かにその対魔法力は強力だが、この魔王ギコの杖を得た俺様の魔力の前では無意味だ」
('A`)「次は倍の力で吹き飛ばしてやろう、それまで念仏でも唱えるが良い」
( ^ω^)「くっ」

（・・・ン！）
( ^ω^)「？」

（ブーン！）

( ^ω^）（なんだお？幻覚かお？）
ξ゜�凵K)ξ（ブーン・・あたしよ・・ツンよ）
(*゜ー゜)（私もいるよ）
( ^ω^)（ふ、二人とも・・死んだんじゃないのかお？）
ξ゜�凵K)ξ（確かに肉体は死んだわ）
(*゜ー゜)（でもまだ心は消えてないの、それももうすぐ霧散してしまうけどね）

( ^ω^)（そうだったのかお・・ブーンももうすぐそっちに行くお・・）
ξ゜�凵K)ξ（ダメよ）
( ^ω^)（ダメって言われても、今のドクオには手も足も出ないお・・）
(*゜ー゜)（まだ手はあるよ）
( ^ω^)（手？）

ξ゜�凵K)ξ（心だけの状態になって分かったことがあるの）
ξ゜�凵K)ξ（今のドクオは本当のドクオじゃないの）
(*゜ー゜)（魔王ギコの杖の力に操られているのよ）
( ^ω^)（杖に？）

ξ゜�凵K)ξ（どうやら魔王ギコは、死ぬ時に自らの杖に力の全てを封印したようね）
ξ゜�凵K)ξ（あの馬鹿・・その力にまんまと囚われてしまったのよ）
(*゜ー゜)（だから、あの杖を破壊すればドクオ君も元に戻るかもしれないよ）
( ^ω^)（そうだったのかお・・・・）
( ^ω^)（でもどうやって破壊するのかお？ブーンの力じゃ破壊するどころか近づくこともできないお）

ξ゜�凵K)ξ（あたしたちの力を貸すわ）
( ^ω^)（で、でもそんなことをしたら二人が・・）
(*゜ー゜)（構わないわ、どうせ私達はもうすぐ消えてしまうもの）
ξ゜�凵K)ξ（ガツンと一発、あの馬鹿の目を覚まさせてやって）
( ^ω^)（・・・分かったお！）

ξ゜�凵K)ξ（その剣にあたしたちの力も加えれば、次の攻撃も逸らす位はできるはず）

(*゜ー゜)（あれだけの力を放出した直後なら、防御壁も薄くなっているはずよ）

('A`)「念仏は済んだか？・・・お別れだブーン」
（ ^ω^）「ドクオ・・君・・」
('A`)「また君付けとは・・死ぬまで甘い奴だ」
('A`)「氏ね」
キィィィン
('A`)「なん・・・だと・・？」
( ^ω^)「今だお！」

('A`)「どうやって防いだのかは知らんが、どの道貴様の力ではこの絶対孤独領域は突破できんよ！」
( ^ω^)「それはどうかお」

( ^ω^)「ブーンの名前は内藤ホライゾン・・・地平を駆ける騎士（Knight Horizon)だお」
( ^ω^)「そして今・・・天空をも駆ける騎士になるお！」

('A`)「なんだ・・あれは・・・」
('A`)「ブーンに、2枚の翼が!?」

( ^ω^)「行くお！！」

( ^ω^)「うおおおお！」

≡≡≡('A`)≡≡≡⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃ブーン

('A`)「く・・・・まさか貴様に突破されるとはな・・・」
('A`)「だが、この程度では俺様は倒れんよ」

( ^ω^)「それは・・・どうかお？」
('A`)「どういうことだ？」
（ ^ω^）「ブーンは最初からドクオ君は狙ってないお・・」
('A`)「何だと？？まさか！」

ピシッ

('A`)「貴様・・・いつの間に気づいていたんだ」
('A`)「くっ・・・この俺様が・・こんな奴に二度もやられるだと・・・」

(,,゜Д゜)「そんな馬鹿なぁぁぁ！！！！！」

( ^ω^)「ツンちゃん・・しぃちゃん・・・やったお・・・」

('A`)「・・・ブーンか・・・」
( ^ω^)「ドクオ君気づいたのかお」
('A`)「ブーン・・・俺を殺してくれ」
( ^ω^)「な、何を言うお！」

('A`)「俺はツンとしぃを殺してしまった」
( ^ω^)「そ、それは魔王ギコに操られていたんだお！」
('A`)「確かに俺は操られていた、だがそれでも俺の手で殺したことに変わりは無いんだ」
('A`)「それに、俺にも原因がある」

('A`)「俺達は魔王ギコを倒した」
('A`)「だが、元々王国の騎士であるブーンや教会に仕えるツンやしぃと違い」
('A`)「俺はただの魔法使いだった」
('A`)「そして魔王を倒すほどの力を持つ俺を、周りは恐れた」
('A`)「その内、俺は人里離れた所に一人で住むようになった・・・孤独だった」
('A`)「その孤独な心に付けこまれたのさ」

('A`)「俺が弱いから、魔王に操られたんだ」
( ^ω^)「そうだったのかお」
('A`)「だから俺を殺してくれブーン、でなければあの二人に申し訳が立たない」
( ^ω^)「ダメお！」

( ^ω^)「ブーンも勇者だ何だと言って王国の宣伝に使い回されるようになったんだお」

( ^ω^)「勇者らしく振舞う事を強要されて、気が休まる時は無かったお・・」
( ^ω^)「ブーンが杖を持ってたら、きっとブーンが魔王になってたんだお」
('A`)「・・・・」

( ^ω^)「それに、あの二人は恨んで居なかったお」
( ^ω^)「ドクオの目を覚まさせてくれって頼まれたお」
('A`)「そうか・・だから杖に気づいたのか」
('A`)「あの2枚の翼はツンとしぃだったんだな」
( ^ω^)「そうだお」

('A`)「でもブーン、俺はこの先生きていく自信が無いんだ」
('A`)「それに、操られていたとはいえ魔王も名乗っちまったし」
( ^ω^)「・・・・・」
( ^ω^)「死んだことにするお」
('A`)「え？」
( ^ω^)「ブーン達は魔王ドクオと相打ちになって死んだことにすれば良いお」
('A`)「でもそれじゃブーンが・・」

( ^ω^)「さっきも言ったけど、もう勇者として良いように使われるのには疲れたんだお」
( ^ω^)「二人で何処か別の国に隠れるお」
('A`)「・・・・」
( ^ω^)「さ、立つお・・このままここに居たら誰かに見つかるかもしれないお」
('A`)「そうしたいんだが、さっきの攻撃で足をやられちまったらしい・・しばらく立てそうも無い」
('A`)「やはりブーン一人で・・」
( ^ω^)「じゃあおんぶするお」
('A`)「ちょ」
( ^ω^)「ほらちゃっちゃとするお」
( ^ω^)「よいしょっと」

( ^ω^)「ドクオ君の魔力が回復すれば世界中何処でも飛んで行けるお」
( ^ω^)「それまでその辺で隠れて休むお」
( ;ω;)「だから死んじゃダメお」
( ;ω;)「ドクオ君まで居なくなったらブーンは一人ぼっちになっちゃうお」
('A`)「ブーン・・分かったよ、もう死にたいなんて言わないよ」
('A`)「・・・やっぱりブーンは強いな、流石俺達のリーダーだ」
( ^ω^)「そうかお・・？」

( ´-ω-)つ�@�@�@�@

( ^ω^)「むにゃむにゃ・・」
ゆさゆさ
( ^ω^)「なんだお・・・・・うーん」
ゆさゆさ

( ^ω^)「おんぶしにくいから動かないでほしいお」
('A`)「おんぶ・・？何言ってるんだこいつ？」
( ^ω^)「・・・・・お？」
('A`)「起きたか」
( ^ω^)「ドクオ君、魔力は回復したかお？」
('A`)「はぁ？」
( ^ω^)「あ・・・あれ？」

('A`)「何か変な夢でも観てたのか？ｗ」
( ^ω^)「夢・・だったのかお」
('A`)「どんな夢を観てたんだ？」
( ^ω^)「ん〜〜〜、起きたら忘れちゃったおｗ」
( ^ω^)「何か悲しい夢だった気がするお」
('A`)「そうか」

( ^ω^)「料理が中々こなくて寝ちゃったのかお」
('A`)「何か規制かかってたらしいぜ、今も掛かってるそうだが・・」
( ^ω^)「それにしても夢で良かったお」
('A`)「夢オチ最高だな」

どんなに苦しいストーリー展開でも・・・
　　.　 , ― 、- 、
　　　＜＜　）　）:::: : .
　　　　Ｕ( (Ｕ_つ::::.. .. .


夢オチにして
目を覚ましたらなおるよ！
　　　　 ハ_ハ
　　　('(゜∀゜∩　なおるよ！
　　　　ヽ　　〈
　　　　　ヽヽ_)

（´・ω・｀）「夢オチ、それは欝な扱いからの解放」

( ゜∀゜)「ショボンはそういう役多いもんな、良く殴られるしｗ」

( ^ω^)「ブーンは主役だから酷い時はトコトン酷いおｗ」

ξ゜�凵K)ξ「私達はそうでもないけどね」

(*゜ー゜)「ドクオ君は大抵欝要素あるよね、ドクオだけにｗｗ」

( ^ω^)∀゜)ω・｀）�凵K)ξ「言えてるｗｗ」

('A`)「え？何これ？」

ゆさゆさ

('A`)「うーんうーん」
('A`)「何が、ドクオだけにｗｗだこら・・」
( ^ω^)「起きたかお？」

('A`)「あ、あれ？」
( ^ω^)「何か変な夢でも観てたのかお？」
('A`)「夢・・だったのか」
( ^ω^)「どんな夢だったのかお？」
('A`)「ん〜起きたら忘れちまった・・・悲しい夢だった気がするが」
( ^ω^)「ふむふむ」

( ^ω^)「料理はまだかお〜」
('A`)「何か規制掛かってるらしいぜ」
( ^ω^)「そうなのかお・・何で知ってるお？」
('A`)「なんでだろ？」

(=゜ω゜)「お待たせしましたょぅ」
( ^ω^)「お、きたお」
('∀`)「じゃあ食うか」

パチスロ関係ねぇ

トリ付けろテスト！
その名前が嫌とは言わせねーよ？

>>520
本来の9話が投稿出来ない間に作った白昼夢みたいなもんですお
(;^ω^)何も考えずに一気に書いたんで内容がカオスになってしまったお・・・

10話(本来の9話)はスロ話になりますお(^ω^)

>>521
無理矢理携帯から投稿したから、毎回名前付けるのが面倒だったんですお
PCから投稿できるようになったら付けますお
正直仕事中に携帯から投稿は辛いお・・・・

ξﾟωﾟ)ξｱﾀｼｶﾜｲｲ?

さすがにこれはつまらん

それは作者もわかってるはず。
間を繋ぐためだろ。いい奴じゃないか

新夢氏の最終回が非常にきになる！ラストは小出しにするあたりなかなかのやり手ですな〜

テストも乙

（　＾Ω＾）乙カレー

>( ^ω^)がスロットに興味を持ったようです　第10話


( ^ω^)「で、なんであの店で打ってたお？設定1しかないんじゃなかったのかお？（はぐはぐ）」
('A`)「ああそれはな（ごくごく）」
( ^ω^)「ふむふむ（はぐはぐ）」
('A`)「設定1でも勝てる方法があるからだよ（ごくごく）」
( ^ω^)「お？5号機は高設定を長時間打たないと勝てないんじゃなかったのかお？（はぐはぐ）」
('A`)「んなわけねーだろ（ごくごく）」

('A`)「つか食いながらしゃべるなｗｗしかもそれ俺のモツ串だろｗｗｗ」
( ^ω^)「おっとすまんお、食べないのかと思ったお」
('A`)「俺は食うの遅いんだよ」
( ^ω^)「そうだったのかお、じゃあこれ返すおｗｗ」
('A`)「いｗｗるｗｗかｗｗ」

('A`)「さっきブーンも打ったから分かると思うけど、青ドンには天井RTがあるんだよ」

( ^ω^)「あのリプレイが沢山きた奴かお」
('A`)「そそ、あのRTにBIG後なら1200から、REG後なら800から入るわけ」
('A`)「RTに入れば金を入れる必要はない、むしろコインが増えるだろ？そして必ずボーナスが引ける」
('A`)「ってことは、天井RTのすぐ近くから打てば絶対勝てるってことだ」
( ^ω^)「なるほど」

('A`)「さっきブーンが打った奴はREG後750くらいだったんだ、天井まで50回転程ってこと」
('A`)「青ドンは1000円で43回転だから2000円もあればほぼ確実に天井突き抜ける」
('A`)「そしてREGの払い出しは約100枚」
('A`)「最悪天井目前でバケ引いても負けは無いってことだ」
( ^ω^)「ふむふむ・・・・だから負けたら負け分やるって言ってたおね」
('A`)「そういうこと」
('A`)「まぁ実際はそんなとこで止める奴なんて殆ど居ないから、REG後400くらいから打ったりするけどな」
( ^ω^)「お？そんな所からでも勝てるのかお？」
('A`)「確実に勝つのは無理だけど、REG後400から打てば平均1400円くらいは浮く計算になるんだ」
( ^ω^)「ほほう」

( ^ω^)「青ドンについては分かったお」
( ^ω^)「でもなんでわざわざ外亜に居たんだお？他の店の方が良いんじゃないかお？」

('A`)「それは客層の問題だよ」
( ^ω^)「客層？」
('A`)「外亜は全台ベタピンってのはさっき教えたよな」
('A`)「そんな店でわざわざ打つような客のレベル・・・高いと思うか？」
( ^ω^)「凄く低そうだお、そんな所で打つなんて信じられないおｗｗ」
('A`)oO○（お前もさっき打とうとしてた癖に）

( ^ω^)「なんだお？」
('A`)「なんでもないお」
( ^ω^)「お？　真似すんなおｗ」
('∀`)「おっと、これはすまんおっおｗ」
( ^ω^)「ムキーｗｗ」

('A`)「・・・まぁそんなわけで、客のレベルが低いから変なところで止める奴が多いんだよ外亜は」
('A`)「さっきも台パンしてた奴が天井目前で止めてたしな・・もうちょい回せばRT入ったのにさ」
( ^ω^)「設定が低いせいで勝ちやすくなるなんて、何か面白いお」

('A`)「青ドンみたいな特定条件下なら設定1でも勝てる台ってのは昔から沢山あるわけ」

('A`)「せっかくあるんだから打たない手はないだろ」
( ^ω^)「お？そんなに昔からあるのかお？」

('A`)「例えばニューペガって台があってさ、これは1.5号機で20年くらい前に出た奴なんだけど」
('A`)「この台は吸い込み方式って言って、コインを一定枚数吸い込むとボーナス放出する台だったんだよね」
('A`)「このニューペガ・・・ブーンならどうやって勝つ？」

( ^ω^)「お？？一定枚数吸い込むと放出するのかお？？」
( ^ω^)「ならある程度吸い込ませた台を打てば、すぐ放出するんじゃないかお？」
('A`)「その通りだな、当時はその方法で荒稼ぎした奴が大勢居たらしい」
( ^ω^)「ドクオ君も打ってたんじゃないのかお？」
('A`)「20年前は小学生なんだがｗｗ」
( ^ω^)「お？それもそうだおｗｗ」
('A`)「まぁ人気機種だったから、ちょっと前までは置いてるとこもあったけどな」

( ^ω^)「そういえば、青ドンの天井とニューペガの吸い込み方式って似てないかお？」

('A`)「良い所に気づいたな、その通りだ」
('A`)「仕組み自体は別物だが、ある程度ハマった台を打てば勝てるという点では全く同じだ」
('A`)「20年前の台と今の台でも勝ち方自体は殆ど変わってないってわけ」
('A`)「てことは、当然その間の20年間も似たようなものだったわけ」
('A`)「だからさ、5号機だから云々ってのはおかしいわけよ・・スロットはスロットだからさ」
( ^ω^)「そうなのかお」

('A`)「ふ〜〜、一気にしゃべったから喉が渇いたな」
( ^ω^)「おっお、ビール飲むおｗ」
('∀`)「お、サンキューｗ」
( ^ω^)「沢山飲むと良いおｗ」
( ^ω^)oO○（もっと酔わせて色々聞き出すおｗ）


ブーンはまだまだ聞き出すつもりのようです

( ´-ω-)つ�@�@�@�@

( ^ω^)「これが月曜日に投稿するはずだった奴ですお」
( ^ω^)「だから前回との絡みは一切ありませんお」
( ^ω^)「スレ空気が重いからぶち壊そうと思ったらやりすぎましたお」
( ^ω^)「ではまた来週」

('A`)「来週アク禁解けてるかな・・・」

テストさん乙です。
9話もあれはあれで良かったよ。楽しませようとしてくれてるのが、ひしひしと伝わったし

(･∀･)乙！

(;・ω・)乙。でも正直9話にはびっくらした。

おいおい始めてこのスレきたけどおもしろいじゃねえか!俺もなんか書いていいか?ｵﾅﾆｰだけど

書けよ。夢想者っ…！

そうだ！書けよ夢精者っ・・・！

―――２ヶ月後･同窓会当日―――

(ヽ＾ω＾)y-~~~(なんか… 場違いだお…)

とあるホテルの宴会場を借りて行われた同窓会。
ブーンはその会場の隅の方でタバコをふかしながら、次々と集まってくる懐かしい顔ぶれを眺めていた。

『おお〜！ 久しぶりだなぁ！ 大学以来か。今何やってんの？』
『ただの公務員だよ。お前こそ、司法試験通ったんだっけ？
　弁護士？ 検事？ デキのいい奴は違うねぇ〜』
『検事だよ。お前だって公務員ったって国�Tだろｗｗ ｢ただの｣じゃねぇじゃんかｗｗ』

(ヽ＾ω＾)(やっぱり… 来なきゃ良かったかお…)
早くも来たことを後悔するブーンであった。
ブーンの母校であるVIP高校は、それなりに有名な進学高である。
ほとんどの生徒は大学に進学し、超難関と言われる学校に合格する生徒も多い。
ゆえに、同級生たちはいわゆる『勝ち組』と言われる職業に就いている者が多いのだ。
それに比べて自分は…という卑屈な感情が、どうしても出てきてしまう。
ブーンが当初、この会に参加することに難色を示していた理由はここにあった。

(ヽ＾ω＾)(…ま、適当な所で帰るかお…)

(　＾Д＾)｢え〜、皆さん飲み物は行き渡りましたね。では荒巻先生、乾杯の音頭を！｣

幹事兼司会のプギャーに紹介された、荒巻先生はゆっくりと壇上に上がる。
その足取りはおぼつかない様子で、階段が少し危なっかしく思えた。

/ ,' 3｢よっこらせっと… いやぁ…最近足腰が弱くなってのう。
　　　 さて…今日という日を迎えられて、わしはとても幸せじゃ。まずは、皆に礼を言わせておくれ｣

彼は、定年退職してすでに10年。ブーンら７７期生達を送り出し、その年に一緒に学校を去った。
つまり、ブーン達が最後の教え子なのである。なので、その思い入れは特に強かったに違いなく、

/ ,' 3｢…というわけなのじゃ。さらに、子曰わく…｣
(; ＾Д＾)｢………｣

その思いを述べたスピーチは、延々10分以上続いていた。
教師というものは、たいてい話好きなものであるが、荒巻は特に話が長いタイプだったのである。
そして、いい加減空気がダレてきたころだった。

/ ,' 3｢…で、わしが特に忘れられないのは、君たちが２年の時…｣
(; ＾Д＾)｢先生！ そろそろ時間がないので手短にお願いしますｗｗ サーセンｗｗ｣

このプギャーのおどけたツッコミに、どっと会場が沸いたのだった。

/; ,' 3｢むむ… そうか、仕方ないのう…｣
(; ＾Д＾)(荒巻先生… 申し訳ありません)
/ ,' 3｢いやいや、いいんじゃよ。では、乾杯じゃ！｣
ΩΩΩ『かんぱ〜いｗｗ』

普通に考えれば、恩師に対して、とても失礼な物言いである。
しかし、プギャーは場の空気を常に第一に考えるサービス精神の持ち主だった。
長い話にダレてきた場を盛り上げるために、あえてそうしたのである。
そして、その後の荒巻に対するフォローも忘れない。とても頭の回転の早い『キレる』男だった。

(ヽ＾ω＾)(プギャーは相変わらずだおね…)

成績は常に上位で、生徒会長まで務めた優等生。大病院の息子で、本人ももちろん医大に進学。
しかし、それでいてイヤミな所が全くない。
まさに『非の打ちどころのない』という言葉がぴったりな人間だったのだ。
そんなプギャーとブーンは、小学校から高校までずっと一緒だった。いわゆる幼なじみなのである。

昔は一緒によく遊んだし、ブーンも決して彼のことが嫌いなわけではない。
しかし、デキのいい彼と一緒にいると、ブーンは自分のコンプレックスを刺激されることがあった。
そんな身勝手な理由だったが、高校の頃から彼に苦手意識を持つようになっていったのだ。
そんな彼が乾杯の後、会場の隅の方にいたブーンのもとへ、グラスを片手にやってきたのである。

(　＾Д＾)ノ｢ブーン！ よくきたな！｣
(ヽ＾ω＾)ノ｢プギャー、久しぶりだお｣
(　＾Д＾)｢お前だけ返信が遅かったから、来ないかと思ってたよ｣
(ヽ＾ω＾)｢…すまんかったお。仕事の都合がつくかどうか、微妙だったんだお｣
(　＾Д＾)｢そうか…仕事キツそうだな。お前すごく痩せたもんなぁ｣
(ヽ＾ω＾)｢一目で僕だとわかったのはプギャーだけだおｗｗ｣
(　＾Д＾)｢そりゃオメー、他の連中よか付き合いなげーしなｗｗ ま、そんなことより…｣
(;ヽ＾ω＾)｢お…？｣

急に小声になり、耳打ちするようにプギャーは言う。

(　＾Д＾)9m｢アイツには、もうアイサツしたのか？ ん？｣

ニヤニヤしながら、密かにプギャーが指差したその先には、
実はブーンも、来た時からずっと気にしていた、ある女性の姿があった。
彼女もまた、旧友と楽しそうに談笑している。

(;ヽ＾ω＾)｢いや… まだ…だお｣
(　＾Д＾)｢なんだよｗｗ しょうがねえなあｗｗ｣
(;ヽ＾ω＾)｢ほら… 向こうとしても、気まずいかもしれないし…｣
(　＾Д＾)｢もう10年も前の話だろｗｗ 大丈夫だってｗｗ 行こうぜ、ほらｗｗ｣
(;ヽ＾ω＾)｢ちょｗｗ 引っ張るなおｗｗ｣

プギャーに手を引かれ、ブーンは彼女たちのいるテーブルに連れて来られてしまった。

(　＾Д＾)ノ｢よう！ 久しぶりだねぇ、お二人さん！｣
ﾉﾊﾟ�听)｢む？ プギャーと…もしかして内藤か！？ 久しぶりィィィ！！｣
(;ヽ＾ω＾)｢ヒートさんお久しぶりだお。相変わらずアツいっすねｗｗ｣

ヒートはかつて、ソフトボール部のエースとして活躍していた、超体育会系である。
そしてもう一人、そのヒートの親友で、ブーンが気にしていた彼女が…

ξﾟーﾟ)ξ｢…二人ともおひさ〜。元気してた？｣

(ヽ＾ω＾)｢ツ… いや。津出さんも… お久しぶり…ですお｣
ξﾟ�听)ξ｢う、うん… そうね。な、内藤くん…｣

そこで会話が途切れてしまった。そして時が止まったような沈黙が訪れたのだが…

(; ＾Д＾)｢いやぁｗｗ しかし二人とも、変わらないねぇｗｗ 今年でいくつになったの？｣
ﾉﾊﾟ�听)｢私か！？ 私は２８だ！ まだまだ女盛りィィィィ！！｣
ξﾟ�听)ξ｢うん。私も、こう見えて実は… て、あんた同級生でしょ！｣
(　＾Д＾)｢あ、そうだったねｗｗ サーセンｗｗ｣

プギャーの助け舟によって、なんとか場をつなぐことが出来たのだった。

(　＾Д＾)｢さて…と。それじゃあ俺はあっちのテーブルに行ってくるよ。
　　　　　 一応幹事だからさ、みんなに挨拶しないとならないんでね｣
ξﾟ�听)ξ｢あらそう… じゃあまた後でね｣
(　＾Д＾)｢で… ヒートさん。ちょっと俺と一緒に来てくれないかなぁ｣
ﾉﾊﾟ�听)｢ん？ ああ、そうか！ そういうことか！ 空気嫁ってやつだな！？｣

(; ＾Д＾)｢そんな大声で言われたら、あんまり意味ないんだけど… まあそういうことだね｣
ﾉﾊﾟ�听)｢うむ。じゃあ行こうか！ ツン、内藤、ここは任せたぞ！｣
ξ;ﾟ�听)ξ｢ちょ、ちょっと！？ 二人とも！｣
(;ヽ＾ω＾)｢プギャー！ ちょっと待ておｗｗ｣

プギャーとヒートは逃げるようにして去ってしまった。
そしてテーブルに残されたのは、ブーンとツンのみ。

ξ;ﾟ�听)ξ｢………｣
(;ヽ＾ω＾)｢………｣

二人ともしばらく無言だった。
この２人は高校時代付き合っていた、『元』恋人同士である。
破局の原因は、ブーンがツンと同じ大学の受験に失敗したことだった。
ツンの方から一方的にブーンを振る形で終わっている。
あれから10年経った今でも、ブーンにとっては忘れられない過去の傷である。
ゆえに、この状況はなかなか気まずかった。

ξ;ﾟ�听)ξ｢あ、あの！｣
(;ヽ＾ω＾)｢は、はい！ 何ですかお！？｣
ξ;ﾟ�听)ξ｢ブー… いや、内藤くん…は、元気にしてた？｣

(;ヽ＾ω＾)｢は、はい。まあまあです…お｣
ξ;ﾟ�听)ξ｢そ、そう… それは良かった…わ｣
(;ヽ＾ω＾)｢あ、あの。津出さんは…お元気でしたかお…？｣

２人ともテンパっているその様子は、まるで慣れない者同士のお見合いのようである。

ξ;ﾟ�听)ξ｢うん… 私は元気だったよ… 内藤くんは今、お仕事何してるの？｣
(ヽ＾ω＾)｢僕は… 普通の…サラリーマンですお｣

ブーンはこれまで、何度ついたかわからないウソを、またついてしまった。
パチンコやスロットで食っているなんて、とても他人には言えない。特に、ここにいるような人達には。
もし言えば、勝ち組の彼らはきっと好奇の目で笑うか、まるで汚いものでも見るように侮蔑するだろう。
世間から冷たい目で見られるのには、ある程度慣れてはいたが、
かつて同じ校舎で学んだ仲間たちにさえも、そう思われるのはさすがに辛かったのだ。

(ヽ＾ω＾)｢あの… 津出さんは、今何をされてるんですかお？｣
ξﾟ�听)ξ｢あたし？ あたしはね…｣

自分の職業を答えるだけなのに、ツンはなぜか少し考えてから言った。

ξﾟ�听)ξ｢報道記者…よ｣
(ヽ＾ω＾)｢報道記者… てことは… 夢が叶ったんだおね…｣
ξﾟ�听)ξ｢え？｣
(ヽ＾ω＾)｢昔…一度だけ、津出さんが僕に語ってくれたお？ ジャーナリストになりたい…って｣

ブーンがそう言うと、ツンはそれまでの固い表情から一転して、満面の笑みを浮かべたのだった。

ξ^ー^)ξ｢そっかぁ… 覚えててくれたんだね。ブーン…｣
(ヽ＾ω＾)｢おっおっｗｗ 記憶力だけは自信あるんだおｗｗ｣

彼女のその笑顔は、10年前の記憶となんら変わることはなかった。
ブーンはこの時だけ、まるで10年前に戻ったような錯覚すらおぼえたのである。
それから二人は、さっきまでのぎこちなさもなくなり、昔話に花を咲かせたのだった。

ξﾟーﾟ)ξ｢…でも、びっくりしたぁ〜 ブーン、すっごく痩せたよね｣
(;ヽ＾ω＾)｢最近仕事がキツいんだお… そ、そのせいじゃないかおね？｣
ξﾟ�听)ξ｢うん… でも、なんか顔色も悪いよ？ 病院とか行ってるの？｣
(;ヽ＾ω＾)｢お… それは…｣

実は余命２ヶ月です…とは、当然言えない。適当な答えを探している所で、壇上からプギャーの声がした。

(　＾Д＾)｢え〜皆様、宴もたけなわですが、お開きの時間になってしまいました｣

『なにぃ〜！まだ飲み足りねえぞ〜！』
『そうだそうだ〜！プギャー、延長しろ〜！』

酒が入って、テンションの上がった会場からは、ブーイングの声があがる。

(; ＾Д＾)｢まあまあ、君たちのことだから、絶対そう言うと思ったよ。
　　　　　 だからちゃんと二次会の場所を用意してある。続きはそこでどうかな？｣

そう言うと、今度は一転して歓声が上がったのだった。

ξﾟーﾟ)ξ｢さすがね〜プギャーくんは…｣
(ヽ＾ω＾)｢慣れてる…というか、きっと好きなんだと思うお。こういうことが｣
ξﾟーﾟ)ξ｢そういえば、学園祭の実行委員会とか、よくやってたもんね〜
　　　　　で、ブーンはどうするの？ 二次会｣
(ヽ＾ω＾)｢僕は… 帰るお。なんか疲れたし…｣
ξﾟ�听)ξ｢ふ〜ん… じゃあ、あたしも帰ろっかなぁ…｣
(;ヽ＾ω＾)｢お…？｣
ξﾟーﾟ)ξ｢ねぇ、だから駅まで送ってよ！ いいでしょ？｣

( ･∀･)ﾊｻﾏﾚｰ

( ＾ω＾)ﾊｼﾞｹﾃﾏｻﾞﾚｰ

(ヽ＾ω＾)｢うん… わかったお…｣

そして、会場を後にして解散…という時、

(　＾Д＾)｢ブーン…ちょっといいか？｣

プギャーがブーンをこっそりと呼び出したのだった。

(　＾Д＾)｢今日はもう帰るんだってな？｣
(ヽ＾ω＾)｢うん… ツンを送ってくお｣
(　＾Д＾)｢そうか… いい雰囲気になって良かったなｗｗ｣
(;ヽ＾ω＾)｢別にそんな…｣
(　＾Д＾)｢で… これ、渡しとく｣

そう言ってプギャーはブーンに一枚の名刺を渡した。

(ヽ＾ω＾)｢…タカラ記念病院…プギャーの名刺じゃまいかお？｣
(　＾Д＾)｢…俺も、まだまだ駆け出しだけど、一応医者の端くれだ。
　　　　　 その一人の医師として、言わせてもらう｣

いつものサービス精神旺盛な笑顔ではなく、その表情は真剣そのものだった。

(　＾Д＾)｢近い内に… いや、なるべく急いで検査を受けに来い。お前絶対どっか悪いぞ？｣
(ヽ＾ω＾)｢プギャー…｣
(　＾Д＾)｢その顔色でわかるんだ。痩せたのも最近じゃないのか？ それも急激に｣

プギャーの目は一点の曇りもなかった。
純粋に医師として、友として心配してくれてるのが、ブーンにもひしひしと伝わっていた。

(ヽ＾ω＾)｢…わかったお。次の…休みにでも行くお｣
(　＾Д＾)｢そうか。じゃあ、日にちがわかったら連絡してくれ。予約を入れとくから｣
(ヽ＾ω＾)｢わかったお… じゃあ、また今度…｣

ブーンから見て、プギャーという男は『完璧』だった。
頭は良いし、ユーモアのセンスもあるし、女の子にもよくモテる。さらに友達思いのいいやつ。
しかし、そんなやつなのに、苦手意識を抱いてしまう自分がとても嫌になるのだ。
それは、嫉妬以外の何物でもない、ブーンの中の黒い感情。
それを引っ張り出されて、自分の目の前に突きつけられるのが、たまらなく…嫌だった。

(ヽ＾ω＾)(プギャー… すまんお…)

プギャーと別れて、ツンの所へ戻る途中で、ブーンは今もらったばかりの名刺を、丸めて投げ捨てたのだった。


続く―――

まいどどうも
また規制を食らってました。10レス以上投下で規制がかかるようですね…

え〜と、同窓会で昔の恋人に再会…とか、またしても恋愛ものチックな展開になってきました。
苦手な方、どうもすいません…
『またしても』というのは、実は僕の過去作２つとも恋愛要素が絡んでいるからなんですけど…
何でなんでしょうね？ 自分ではその手の本や映画は全く見ないのですが…
さて、いよいよ次回は、ラスト手前のクライマックス…の予定です



(ヽ＾ω＾)ノではまた

ハサマレ乙でした

(´･ω･`)ぉ⊃

( ´-ω-)つ　ﾓﾂｶﾚｰﾉﾘｵｸﾚﾀｰ

>>557

ﾓﾂｶﾚｲ
しかし、奇跡は起きないのか…ﾌﾞｰﾝが不憫で仕方ないのだが…

全ては夢だったんだよ!

なんつうか、いつもながらに新夢氏乙。
今までに無い展開だけどあなたの書くｽﾄｰﾘｰ好きですぉ。

( ^ω^)乙。続きが気になるお！他の作者さんも気にせず投下して欲しいお。

ξﾟーﾟ)ξ｢…でね、その時言ったのよ。それがもうケッサクなの！｣
(ヽ＾ω＾)｢うんうん…｣
ξ*^ー^)ξ｢もうおっかしくって！ でね、それなのに、その人ったら…｣
(ヽ＾ω＾)｢だおだお…ｗｗ｣

ネオンの華やかな夜の街を、二人は歩いていた。
しかし、その歩みは遅く、時には立ち止まったりして…

(ヽ＾ω＾)(少しでも…この時間を長く過ごしたいお…)

未だ彼女に密かに想いを寄せる、ブーンのささやかな願いであった。

ξ*^ー^)ξ｢でも、なんか懐かしいね！ 昔、付き合ってた時も、あたしたちこんな感じだったよね｣
(ヽ＾ω＾)｢…だおね｣
ξ*^ー^)ξ｢ほとんどあたしばっかり喋ってて、ブーンはそれを聞く一方でさ…
　　　　　 今さらだけどごめんね。退屈だったでしょ？｣
(ヽ＾ω＾)｢そんなことないお。ツンの話は楽しいお｣
ξ*^ー^)ξ｢そう？ そう言ってもらえると嬉しいな！
　　　　　 実は結構、周りに引かれるんだよね〜…あたし｣

ツンは好奇心旺盛で、とにかくよく喋るタイプだった。
その話題の引き出しは、まさに無尽蔵と言ってもいいぐらいである。
放っておけば延々と、そのマシンガントークが続くのだが、ブーンはそれを聞くのが好きだった。
ツンが話す時に、よく動く唇と、楽しそうにキラキラ輝く瞳を見ているのが好きだった。
そして今、目の前に10年前と変わらない笑顔がある。ブーンは思わず見とれてしまっていたのだった。

ξ*^ー^)ξ｢ん… どうしたの？ 人のことジロジロ見て｣
(ヽ＾ω＾)｢いや… ツンは変わらないな、て思ってたんだお｣
ξ*^ー^)ξ｢なにそれ〜？ 褒めてんの？ それともバカにしてる？ｗｗ｣
(ヽ＾ω＾)｢もちろんいい意味でだお。ツンは昔から負けず嫌いで、
　　　　　 好奇心旺盛で、思い立ったらすぐ実行する行動派だったお？｣
ξ*ﾟーﾟ)ξ｢そうねー… あの頃は若かったしねー。でも、今は…｣
(ヽ＾ω＾)｢いや、それは10年経った今でも、きっと変わってないんだお。
　　　　　 じゃなかったら、ジャーナリストになる夢は叶えられなかったと思うお｣
ξ* ー )ξ｢………｣

(ヽ＾ω＾)｢だから、僕はツンのことを本当にすごいと思うお。
　　　　　 夢を実現できる人なんて、本当に世の中に一握りしか…｣
ξ �� )ξ｢ごめん、ブーン…｣
(;ヽ＾ω＾)｢お…？｣

ツンは突然、きっぱりとした口調でブーンの言葉を遮った。
そして、呆気にとられるブーンに対して、うつむいたままつぶやくようにツンは言ったのだった。

ξ �� )ξ｢報道記者…て、あれ…ウソなの｣
(;ヽ＾ω＾)｢お…？｣
ξ �� )ξ｢本当はね… 貿易系の会社の、ただのＯＬなんだ…
　　　　　ごめんね。騙しちゃって｣
(ヽ＾ω＾)｢でも…どうして…？｣
ξﾟ�听)ξ｢ブーンがあたしの夢、覚えててくれてるかなーって… それで、つい…ね｣
(ヽ＾ω＾)｢そうだったのかお…｣

申し訳なさそうにするツンを見て、ブーンは心が痛んだ。
自分もウソをついている。ツンを騙しているのだ。しかも、自分はそれを告白する勇気は…ない。

ξﾟーﾟ)ξ｢…軽蔑した？｣
(ヽ＾ω＾)｢そんなこと…ないお｣

――そう、僕にはそんなことできない。むしろ軽蔑されるのは、僕の方なんだ。

ξﾟ�听)ξ｢あたし… 高校の頃は、努力すれば…頑張れば手に入らないものなんて、ないと思ってた…｣
(ヽ＾ω＾)｢うん…｣
ξﾟ�听)ξ｢ダメな時は、全て努力とか、気持ちが足りないせいだ…て、思ってた。
　　　　　だから… ブーンが大学受験に失敗した時、ブーンの気持ちを疑ってしまったの…｣
(ヽ＾ω＾)｢…あの時は、本当に申し訳なかったお。一緒に合格しようって約束してたのに…｣
ξﾟ�听)ξ｢ううん… そうじゃないわ。だって、ブーンは一生懸命やってたもの…｣
ξﾟ�听)ξ｢あたしもそれを知ってたのに、結果しか見なかった。
　　　　　ブーンのあたしに対する気持ちは、そんなものだったんだ…て｣
(ヽ＾ω＾)｢それが… 僕を振った理由だったのかお？｣
ξﾟ�听)ξ｢うん… そうよ。 でもね、あたしもそれからわかったんだー…｣
(ヽ＾ω＾)｢お…？｣

ξﾟ�听)ξ｢大学に行ってから、あたしはジャーナリストになりたくて、猛勉強したわ。でも…｣
ξﾟーﾟ)ξ｢…全然ダメだった。試験も面接もさっぱり。その時に、やっとわかったの…｣
(ヽ＾ω＾)｢うん…｣
ξﾟーﾟ)ξ｢努力だけじゃ越えられない壁があるんだ…てこと。 …初めての挫折だった｣
(ヽ＾ω＾)｢……うん｣
ξﾟーﾟ)ξ｢すごくつらかった。
　　　　　そして…ああ、きっとあの時のブーンも同じ気持ちだったんだな、て…｣
ξ �� )ξ｢それなのに、あたし…ブーンにあんな、ひどいことを…｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン……｣

ブーンは、そっとツンの肩を抱いた。その細い体は、まるで怯えるように震えていた。

ξ;��;)ξ｢ごめんね… ブーン… ごめんね…
　　　　　つらい時に、あたしが力にならなきゃいけなかったのに…｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン… もういいお。しょうがなかったんだお。ツンは何も謝る必要なんかないお｣

――僕は、今でもやっぱり彼女が好きだ。でも…

ξ;ー;)ξ｢ブーンは、やっぱり変わらないね。そういう所…好きだよ｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン… 僕は、この10年でだいぶ変わったと思うお…｣

――でも、僕にはその気持ちを打ち明けることはできない。なぜなら…

ξ;ー;)ξ｢そんなことないよ。ブーンは優しいもん。10年前と同じだよ…｣
(ヽ＾ω＾)｢違う… 違うんだお。僕は…｣

ξ;ー;)ξ｢あ… 駅だ… もう着いちゃったね…｣

大きな通りの先に、ライトアップされた駅の看板が見えた。ここを渡れば、もう構内はすぐそこである。
二人は、信号待ちの為に横断歩道の手前で止まる。ツンもどうやら落ち着いたようだった。

ξﾟーﾟ)ξ｢ありがとう、ブーン。変なところ見せちゃったね…｣
(ヽ＾ω＾)｢…いいんだお。気にするなお｣
ξ*ﾟーﾟ)ξ｢…ねえ、ブーン？ また今度…会えないかな？｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン……｣
ξ*ﾟ�听)ξ｢ほ、ほら！ 昔さ、ずっと行こう行こう言ってて、行けなかった所とかあるじゃない？
　　　　　 あの時の罪滅ぼし…じゃないけどさ、その…｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン… ごめんお…｣

――そう、僕にはもう、時間がないんだ。

(ヽ＾ω＾)｢ツン、僕達は…｣
ξﾟ�听)ξ｢ブーン…？｣

――違う。そうじゃないんだ。本当は僕だって…

(ヽ＾ω＾)｢もう、あの頃みたいには、戻れないお…｣
ξ �� )ξ｢……そっか｣

――ツン、君を愛しているんだ。世界中の誰よりも…

(ヽ＾ω＾)｢だから… もう…会えないお｣
ξ �� )ξ｢うん… わかっ…た｣

――でも… これでいいんだ。いや、こうするしかないんだよ…

ξ ー )ξ｢…うふふ｣
(ヽ＾ω＾)｢ツン…？｣
ξ*^ー^)ξ｢あはは！ 今度はあたしが振られちゃったね〜！｣
(ヽ＾ω＾)｢…ごめんお｣
ξ*^ー^)ξ｢いいのいいの！ 気にしないで！ あ、信号変わるから、そろそろ行くね！｣

ξ*^ー^)ξ｢さようなら！ ブーン！｣
ξ*;ー;)ξ｢あ…あれ！？｣

彼女は堪えていた涙を隠すように、ブーンに背を向けると、横断歩道へと走った。
彼女はもう振り返らない。ブーンはただその背中を見送っている。
そして、ブーンもそろそろその場を立ち去ろうとした、その時だった。
突然、ツンの体が眩くて白い光に包まれたのだ。

ξ;��;)ξ｢え…？｣
(;ヽﾟωﾟ)｢ツン！！ 危ない！！｣

その白い光の正体は、車のヘッドライトだった。
赤信号にも関わらず、全く速度を緩める気配のない、黒いワゴン車がツンに迫る。
ツンは突然襲った恐怖に、立ちすくんで動けない。両手で顔を覆うのが精一杯だった。

ξ;>��<)ξ(助けて…！ ブーン！！)

次の瞬間、耳をつんざくようなブレーキ音を聞くと同時に、ツンは体に大きな衝撃を感じた。
まるで宙を浮くような感覚を一瞬味わい、そしてそのまま、彼女の意識はぷつりと途絶えてしまったのである。

『おい！ あんた大丈夫か！？ しっかりしろ！』
『はやく！ 救急車を！』

確かに誰かの呼ぶ声がする。しかし体は動かない。ツンはそんな、夢と現実の狭間にいた。

ξ;>��<)ξ(救急車…？ ああ、そっか… あたし車に…はねられて…)

『マズいぞ…！かなり出血してる！ 急がないと！』

ξ;>��<)ξ(出血…かあ。嫌だなぁ… でも、全然痛くないよ… 案外こんなものなのかな…)

『こっちのねーちゃんは、気を失ってるだけっぽいぞ！』
『おい！ あんた！ 彼女は無事だってよ！ しっかりしろ！』

ξ;>��<)ξ(え…？ あたしだけじゃなくて、もう一人いる…の？)

その全てを悟った時、ツンは目覚めた。

ξ;ﾟ�听)ξ｢ブーン！！？｣

――そうか… ツンは無事だったんだおね。良かったお。

『お前にしちゃ会心のダッシュだったな。だが…本当に、これで良かったのか？』

――いいんだお。どうせ僕は２ヶ月後には死ぬはずだったんだお。少し…予定が早まっただけだお。

『ふーん… そうかい。じゃあ… そろそろ、そっちの世界とはお別れだが…いいか？
　まあ、もう体を動かすことすらできねえだろうけどな』

――あ… ちょっと待って下さいお。右手に、温もりを感じるお。
とっても温かくて…心が安らぐような… だから、もう少しだけ… 僕に時間を…

『わかったよ… ま、最期だしな、サービスだ。少し延長してやるか』

――ありがとうございますお。優しいんですおね…

『ふん…まーな』


ブーンこと内藤ホライゾン。交通事故にて死亡･享年２８―――


続く――

おつかれー

まいどどうも…
ええ、ついにここまできました。次回でついに最終回になります！
２度目の人生を終えたブーン… 果たしてその結末は！？
乞うご期待！

　　　　　＿△＿
ではまた( ＾ω＾)ノ

( ･∀･)ｵﾂｶﾚｰ

( ´-ω-)つ　ﾓﾂｶﾚｰ　ｷｮｳﾓﾉﾘｵｸﾚﾀｰ

(´･ω･`)ブーン…

新夢氏乙です。ついに最終話ですか。少し寂しい気持ちがしますが楽しみにしています

ドクオたちとは再会せずに終わってしまうのか。
そっちのパターンも見てみたかったな・・・

新夢氏乙です！

　 _△_
( ＾ω＾)
ξﾟ�听)ξ<どうやら私のスタンドが見えるようだな

＿△＿ ←幽霊のｱﾚかぉ？（；へ；）悲しいぉっぉ〜ん
( ＾ω＾)ノ

ｵﾂｶﾚｲ
しかし何と悲しい最期…せめともの救いは大事な人を助けた事…切なさ過ぎ…

(´･ω･`)ブーン…
成仏してくれるといいんだが…

（　＾Ω＾）乙カレー

スイカマダー？

アク禁解けず(´・ω・｀)

負けるなテスト！

頑張れテスト！

立つんだ！てすとぉぉぉ

このアク禁野郎！

続きがミタイヨー

このアク禁豚野郎！

ドクオとか、みんな死ぬ結末だったら面白いのに

人それぞれだがおもしろくNEEEEEEEEYO！悲しいんだYOOOOO！

( ^ω^)がスロットに興味を持ったようです　第11話


('∀`)「うぃ〜」
( ^ω^)「・・・ドクオ君少し飲み過ぎじゃないかお？」
('∀`)「な〜に、ビールなんて水みたいなもんよｗ」
(;^ω^)oＯ○（ちょっと飲ませ過ぎたかもしれないお、ブーンが食べてる間もずっと飲んでたし）

('A`)「で、俺ら何話してたんだっけ？」
( ^ω^)「お・・・？なんだったかお？」
('A`)「結構経ったから忘れちまったな」
( ^ω^)「全くだお」

巻き添えのアク禁が続いてるせいで作者も忘れてしまったようである

('A`)「ん〜、この時間じゃもう打ちに行くのは無理かな・・」
( ^ω^)「何処かに打ちに行くつもりだったのかお？」
('A`)「あの後何件か回るつもりだったんだが、ブーンに会ったからな〜」
( ^ω^)「おっお、邪魔してしまったかお？」
('A`)「んなことた〜ないよ、俺もブーンと飲めて楽しいしなｗ」
( ^ω^)「そうかおｗ」
('A`)「この歳になると気軽に飲める機会なんて滅多にないしな」
( ^ω^)「ブーンも接待が多いお」
('A`)「それは大変だな〜」
( ^ω^)「結構大変だおｗ」

東京から地元に戻り、周りに友達が居なくなってしまったブーンにとっても
このささやかな宴はとても楽しいものであった

('A`)「あ〜明日の仕事行くのめんどいな、このまま朝まで飲んでたいぜ」
( ^ω^)「お？ドクオ君も働いてるのかお？」
('A`)「ま〜なw」

( ^ω^)「てっきりスロットで生活してるのかと思ったおｗ」
('A`)「あ〜昔はそうだったよ」
( ^ω^)「昔はスロプロとかいうのしてたのかお？」
('A`)「確か4年くらいはしてたかな？」
( ^ω^)「スロットで4年も生活してたなんて凄いお！」
('A`)「そうかぁ？」
( ^ω^)「そうだお」

('A`)「俺は大学行ってちゃんと就職もしてたブーンの方がよっぽど凄いと思うけどなぁ」

( ^ω^)「そうかお？」
('A`)「まぁスロプロなんて胸張れるようなもんじゃないしな」
('A`)「だから廃業して就職したのさ」

( ^ω^)「お？でもスロットも打ってるんじゃないかお？」
('A`)「あぁ、働くようになってからもスロはずっと打ってるよ」
('A`)「だから副業スロッター？って奴になるのかな」
( ^ω^)「ほほう」
('A`)「ブーンも副業にしようと思ってパチ屋に来たんじゃないのか？」
( ^ω^)「ん〜〜〜」

( ^ω^)「ブーンは、スロットで勝てたお金でピザを一杯食べれたら良いなって思ってたおｗ」
('A`)「ピザかよｗ」
( ^ω^)「ピザは美味しいお〜〜エビマヨが最高だおｗ」
('A`)「ブーンも真面目にやればピザ位ならいくらでも食えるようになるんじゃないかな」
('A`)「資質と時間があれば・・・だけど」
( ^ω^)「副業スロッターってそんなに稼げるのかお？」

('A`)「ん〜、俺は今は月平均20万くらい稼いでるかな？」
( ^ω^)「そんなに稼げるのかお！」
('A`)「昔は副業でも月30〜40万くらいは稼げたんだぜ」
( ^ω^)「40万とかブーンの給料よりずっと多いお！」
('A`)「ST機時代には良くあること」
( ^ω^)「その話もっとkwsk聞かせてほしいおｗ」


ブーンはドクオの話に興味しんしんのようです

( ^ω^)「ふ〜やっと11話まできたお」
('A`)「毎回行きあたりばったりで一気に書いてるから、予定と大分違う方向に行ってるな・・」
( ^ω^)「まさか11話の時点でブーンが打ったのが青ドンの天井狙い1台だけとはｗ」
('A`)「それよりこの居酒屋の話はいつ終わるんだよ・・まだまだ続きそうなんだが」

( ^ω^)「もうちっとだけ続くんじゃ」
('A`)「ホントかよ」

乙＼(^O^)／

やれば出来るじゃねーかテスト！
新夢氏、続きが気になるんだが…
また富樫化しないよね？

(´ω｀)乙

（　＾Ω＾）乙カレー

まだ解けてないから、12話うpはまた今度な(´・ω・｀)

(ﾟДﾟ)＜このアク禁糞豚野郎！

( ^ω^)ちなみに>>538はなんか書いてくれないのかお

お茶も入ったし…
アク禁解けませ〜ん？

(´・ω・｀)明日試してみる

解けて無かったぜ・・・

駄目か…
(^ω^)気長に待つお

(´・ω・｀)大変残念です。気長に待ちますか。

朝だぞ！このアク禁豚野郎！！はよ続き書かんかいこのダボどもが！！

（ ＾ω＾）まだかお・・

（ ＾ω＾）・・・・・・・・・お？

真っ暗な闇。
上も下もわからない、全ての感覚が奪われた空間。
いや、『空間』という定義すら適当なのか疑わしい、そんな所にブーンはいた。

――ここは… ああ、そうか… 僕は『また』来たんだおね…

『さて… 一応聞いておくが、思い出したか？ 全てを』

ハスキーな女性の声がする。彼女の声にも聞き覚えがあった。

――ええ… お久しぶりですお。ハインさん

『お？ ちゃんとあたしのことを覚えてるとは、なかなか上等だな』

――あんな見事なスイカは、一度見たら忘れられませんお。

『はははｗｗ そりゃどうも。まあ、とりあえずこっちに来いよ』

――こっちと言われても、どっち…？

と、思っていたら、不意に視界がパッとひらけたのだった。

(;＾ω＾)｢お…？｣
从 ﾟ∀从｢よ、久しぶり。｣
( ´∀｀)｢とりあえず乙カレだモナー｣

そこは何もない真っ白な空間だった。先ほどとは対称的な、圧倒的な白。
そして目の前には、見覚えのある大きなスイカップと、
穏やかな笑みを湛えた初老の男性が、その空間に浮かんでいた。

( ＾ω＾)｢神様… お久しぶりですお｣
( ´∀｀)｢まあ、予想よりだいぶ早い再会だったモナー｣
(;＾ω＾)｢すいませんでしたお… また早死にしてしまいましたお…｣
从 ﾟ∀从｢まあ人生なんて、長けりゃいいってもんじゃねえしな｣
( ´∀｀)｢そうだモナー。大事なのは内容だモナー｣
从 ﾟ∀从｢で、どうだった？ やり直しの感想は｣

はさまれ

( ＾ω＾)｢…初回より、だいぶ充実した人生だったと思いますお｣
从 ﾟ∀从｢ほうほう｣
( ＾ω＾)｢好きな事をして生きて… 好きな人を守って死ねて… 僕は幸せだったと思いますお｣
( ´∀｀)｢………｣
从 ﾟ∀从｢なるほど。それは己の人生に満足している、と解釈していいんだな？｣
( ＾ω＾)｢…ええ、結構ですお。悔いはありませんお｣
从 ﾟ∀从｢おＫ！ だそうだ。良かったな！ これで天国行き一人ゲットだぜ！｣

ハインは上機嫌でモナーの背中をバシバシ叩いていた。
しかし、そのモナーはハインとは逆に、険しい表情をしている。
鋭く厳しい目つきで、刺すような視線をブーンに送っていた。

(;＾ω＾)｢お…？｣

ブーンはたじろぎ、目をそらす。思わず後退りさえしてしまうほどの迫力だった。

( ´∀｀)｢内藤くん… ウソはいけないモナー｣

モナーが静かに言ったその言葉には、なんともいえない威圧感があった。

(;＾ω＾)｢そ、そんな… 僕はウソなんて…｣
( ´∀｀)｢私はこれでも一応、君達に神と呼ばれる存在だモナ。
　　　　　その私に見破られないとでも思ったかモナ？ 冒涜も大概にするモナー｣
((; ﾟωﾟ))｢………？？｣
从;ﾟ∀从｢おいおい…｣

神の怒りに、すっかり恐怖に支配されたブーンは、ただ怯え震えることしかできなかった。
そんなブーンの心を察したのか、モナーはさっきまでの穏やかで、優しい口調に戻って言った。

( ´∀｀)｢…信念を貫こうとする姿勢はなかなか立派だモナ。
　　　　　しかし、自分を偽るのは感心しないモナ。もう無理する必要はないんだモナー｣
(　;ω;)｢お… 神…様…｣

神の言葉に触れ、ブーンはようやく封印し続けてきた、自身の心を解放したのだった。

(　;ω;)｢僕は… 普通の幸せが欲しかったんですお…｣

そしてブーンはひざまづき、独り言のように語りだす。
それはまさに神に許しを乞う、懺悔の様子そのものだった。

（ ^ω^）投稿しようと思ったら投稿中だった罠
（ ^ω^）後にするかお
（ ^ω^）というわけでhsmr

(　;ω;)｢本当は… ツンと結ばれて、幸せに暮らしたかったんですお。
　　　　 二人で家庭を築いて、子供達に囲まれて、そして年老いて死んでゆく…｣
(　;ω;)｢僕が欲しかったのは、そんな普通の幸せだったんですお…｣
( ´∀｀)｢…しかし、君の体は病魔に蝕まれ、その願いは叶わなかったモナー｣
(　;ω;)｢ならば、せめて残された時間だけでも、彼女と共に過ごしたかった。
　　　　 最期の瞬間は彼女に…看取られて逝きたかったですお…｣
从 ﾟ∀从｢ならばなぜ、あの時彼女の気持ちを受け入れなかった？
　　　　 そっちの方はまだ実現可能だったはずだぜ？｣
(　;ω;)｢それは…｣

ハインの問いに、ブーンは聞き取るのもやっとな声で言ったのだ。

(　;ω;)｢怖かった… 僕は、怖かったんですお…｣

从 ﾟ∀从｢怖かった…？｣

(　;ω;)｢僕は、スロプロだった自分を、ツンに知られるのが怖かったんですお。
　　　　 そうすれば、きっと彼女の気持ちは離れてしまうから…｣
(　;ω;)｢だから僕は、偽った自分のまま、彼女と別れるしかなかったんですお…｣
( ´∀｀)｢では、君はやっぱり後悔してるモナ？｣
(　;ω;)｢僕は…ショボンさんみたいには、なれませんでしたお…
　　　　 自分の決めた道を… 生き様を後悔しているんですお…｣
( ´∀｀)｢そうかモナー…｣
从 ﾟ∀从｢あ〜あ… 言っちまいやがった…｣
(　;ω;)｢だから… 神様、お願いしますお。僕に、もう一度だけチャンスを…！？｣

そんな懇願するブーンの言葉を遮るように、モナーはくるりと背を向けた。

( ´∀｀)｢残念だが、やり直しは１回だけと決まってるんだモナー。
　　　　　だから内藤くん。君と話す事はもうないモナ｣
(　;ω;)｢え……？？｣
从 ﾟ∀从｢オメーは地獄行き決定だよ。残念ながら…な｣