【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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58( ´∀`)ノ7777さん
花粉症の患者では、原因植物の花粉に対するIgE量が多いことは明らかであり、
これがアレルギーを起こす直接の原因である。
しかし、花粉症の原因となる花粉と接触しても全ての人が花粉症になるわけではなく、
IgEが多くても発症しない人がいる。
またIgEの量と重症度とは必ずしも相関しない。
なぜこうしたことがあるかについては、遺伝要因(遺伝的素因)や
環境要因などさまざまな要因の関与が考えられている(すなわち花粉症は多因子疾患である)が、
全貌は明らかになっていない。
遺伝要因については、広く体質(いわゆるアレルギー体質)と呼ばれるものが相当する。
しかし広義の体質は、遺伝による体質と、
出生後に後天的に獲得した体質とが混同されているため、
これらは分離して考える必要がある。
アレルギーになりやすい遺伝的素因、
すなわちIgEを産生しやすい体質は劣性遺伝すると考えられており、
それを規定する候補遺伝子は染色体11qや5qなどに存在するといわれるが確証はない。
こうした遺伝的要因については、IgE産生に関わるもののほか、
各種のケミカルメディエーター遊離のしやすさや
受容体の発現のしやすさの違いなども考えられている。
どんな物質に対してアレルギーを起こすかということも、
遺伝的に規定されているとの説もある。