【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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56( ´∀`)ノ7777さん
幼少時における感染症が減ったために
アレルギーを起こしやすい体質になっているのではないかという説については、
この仕組みが関与していると考えられている。
成長期において細胞性免疫を獲得する機会が減っているため、
おのずとTh1よりTh2が優位になる人が多く、アレルギー人口が増えたというものである。
強く影響を与える感染症としては、過去に国民病ともいわれた結核が疑われている。
鼻症状に限定すれば、やはり過去には多かった副鼻腔炎の減少の関与を考える場合もある。
これらヘルパーT細胞のバランスは出生後数ヶ月のうちに決まるとも、
3歳程度までのうちに決まるともいわれるが、
のちに人為的に変化させることもできるという説もある。
なお、ヒトは胎内にいるときや出生直後はもともとTh2優位の状態であり、
また、Th1とTh2は相互に抑制しあう関係にあるという。
衛生仮説ともいわれるこの説は現在もっとも有力な説となっており、
概ね広く合意を得ている。
実際に結核のワクチンであるBCG接種によって花粉症の治療をしようという試みや、
結核菌と同じグラム陽性菌である乳酸菌の一種を摂取することが
治療に役立たないかどうかの研究も行われている。
菌のDNAの一部であるCpGモチーフを抗原ペプチドとともに投与して
減感作療法の効率をあげる試みもなされている。