【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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53( ´∀`)ノ7777さん
花粉症の患者は、症状が現れる以前にそのアレルギーの元(アレルゲン)
になる花粉に接触している。
目や鼻などの粘膜に花粉が付着すると、花粉内およびオービクルから
アレルゲンとなるタンパク質が溶け出し、マクロファージ(貪食細胞)に取り込まれ、
非自己(異物)であると認識される。
この情報は胸腺由来のリンパ球であるヘルパーT細胞のうちのTh2を介し、
骨髄由来のリンパ球であるB細胞に伝えられる。
そして、B細胞はその花粉アレルゲンと特異的に反応する抗体を作り出す。
抗体は本来、体内に侵入した病原細菌や毒素などの異物を
排除・無害化するためのものであり、ヒトにはIgG、IgM、IgA、IgD、IgEの5つのタイプが存在するが、
花粉症の患者で最も重要なのがIgEである。
(こうした抗体が関与する免疫反応を液性免疫という。)
このIgEは、血液や粘膜中に存在する肥満細胞や好塩基球に結合し、
再び花粉アレルゲンが侵入してIgEに結合すると、
様々な化学伝達物質(ケミカルメディエーター)が遊離して症状を引き起こすことになる。
なお、IgEが一定レベルまで肥満細胞に結合した時を感作が成立したと言い、
発症の準備が整ったことになる。