アレルギーの中でも、IgE(免疫グロブリンE)と肥満細胞(マスト細胞)による
メカニズムが大きく関与する、即時型のI型アレルギーの代表的なものである。
同じI型アレルギーが主であるアトピー性皮膚炎では、
IV型のアレルギー反応も部分的に関与するといわれる
(症例によってはIII型も関与するといわれるが確証はない)。
花粉症でも、皮膚症状が出る場合は、IV型(すなわち接触性皮膚炎。いわゆるかぶれである)
が関与している場合もあるだろうと考えられている。
ここでは、即時型のI型アレルギーのみを紹介している。
また、一つの仮説としてTh細胞バランスを紹介する。