【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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39( ´∀`)ノ7777さん
これらにより、日本における花粉症の研究および患者の発見・報告等が遅れた
という指摘がある(1939年の米国帰国者の症例報告では、当地において
「バラヒーバー」と診断されたと記録されている。前述の「バラ熱」のことである)。
1960年後半からおよそ10年は帰化植物であるブタクサによる花粉症が多かったが、
1970年代中頃からスギ花粉症患者が急増した。
特に関東地方共通のできごととして1976年に第1回目の大飛散があり、
その後1979年、1982年にもスギ花粉の大量飛散と患者の大量発症があり、
全国的ではないにしろ、ほぼこの時期に社会問題として認知されるに至った。
「花粉症」という言葉が報道等で一般的に用いられるようになったのもこれ以降からである。
原則的に自然治癒は期待できないため、毎年のように患者数は累積し、
現在では花粉症といえばスギ花粉症を指すと思われるほどになっている。
花粉症のおよそ80%はスギ花粉症といわれ、新たな国民病とも呼ばれる。
なお、本邦初の花粉症の報告は、1960年の荒木によるブタクサ花粉症であり、
次いで1964年の杉田・降矢によるカモガヤ花粉症、堀口・斎藤によるスギ花粉症、
1965年の寺尾・信太によるイネ科花粉症、佐藤による
イタリアンライグラス(ネズミムギ)花粉症、1967年の我妻によるヨモギ花粉症などの順である
(報告年は文献により多少異なるが、初例報告か完成度を高めた研究報告かなど、
取りまとめる際の観点の違いによると思われる)。
2003年12月現在までに報告されている花粉症(花粉喘息等も含む)は、
一般的なものや職業性の特殊なものを含めて61種類となっている
(1998年2月現在で80種類との説もある)。