カウルには“オートバイに重なったR”のエンブレムが記され、
仮面ライダーのマークとしての印象が強いが、実際は「立花レーシング」のもので
第1話で仮面ライダーに改造される前の本郷も使用している。
外装のためベース車の判断が難しく、1998年にKAZeが仮面ライダーのゲームを製作した際の
レプリカ製作イベントではコレダT125が使用された。
石森章太郎の原作漫画で、冒頭に本郷がのっているのはウルフT125で、
型番は同じだが全く別のオートバイである。
改造サイクロン号
ベースモデル:ホンダSL350K1[15]
仮面ライダー2号および新1号が使用したバイク。
※初披露目は14話のOPからだが(旧)サイクロンに乗った2号のカットも使用されている。
本郷が欧州へ旅立つにあたり、日本を守る一文字に託したマシン。
セミカウルのデュアルパーパスマシン(オンロードとオフロードの兼用マシン)で、
旧サイクロンと比べ出力増強と車体の大幅軽量化が行われているため、
旧サイクロンよりも小回りが利き、機動性が高い。ジャンプ力も40メートルにアップし、
垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されている。
劇中では旧サイクロンと別車両であるという描写はなく、
2種類の車両で同一のマシンを表現していただけであり、書籍等でも区別はされていなかった。
しかし、形状が明らかに異なるため後年の書籍類でオフロードタイプを“改造サイクロン”と
記述するようになった。
書籍によっては旧サイクロン号と同一の車両が変形しているという解釈もある。
2号はもちろん、1号自身も日本への帰国後はこの改造サイクロンを愛用。