動力源は原子力エンジン。ハンドルのスイッチを入れることにより、
本郷猛の常用バイクが変形。常用バイク形態の方がモトクロス戦には有利なため、
2つの形態を瞬時に使い分けている。
ライダーベルトから遠隔操作を行うことも可能。
テレビ作品中では製作者は語られていないが、原作の漫画版では
緑川博士が用意したとの記述がある。
誘導ミサイルと対超音波砲を装備しているが劇中未使用。
当時流行のカフェレーサー風のフルカウリングが特徴で、
後方に6本出された排気管はジェット噴射口。
劇用車のデザインは美術スタッフの三上睦男によるもので、
複眼のようなヘッドライトや6本足のマフラーは昆虫をイメージしている。
なお、カウリングは前面にスリットの入ったもの、そのスリットが切り広げられているもの、
スリットのないものの3種が写真で確認されている。
作品中ではスリットなしのみが使用されている
(変身シーン用のバンクフィルムではスリット入りが確認できる)。
これは当初作ったスリット入りカウリングが大きすぎて前輪に干渉したため
切り欠きが入れられ、それでも不都合があって最終的に大きく削られたのだという。
6本のマフラーは水道管を加工して取り付けたもので、
上部の一対のみが本物の排気管である。
アクションに不向きであるため、前述の通りジャンプやオフロードのシーンでは、
常用オートバイスタイルに戻っているシーンが多々見られた。
そのため2号編では出番が少なくなったが、改造サイクロンと併用でほぼ1年近く使用され、
桜島ロケで1号が乗ったのが最後の登場となった。