一文字隼人や滝和也、レーシングクラブの女性メンバーたちに対しても父親のように接し、
ショッカーとの戦いやレース活動のリーダーとして若者たちを指導した。
やがて、少年仮面ライダー隊を組織するとその会長に就任し、
仮面ライダーへの支援にいっそうの力を入れるようになる。
トレーナーとしての指導力はショッカーからも一目置かれており、
死神博士がライダーとの最終決戦にあたって自身のトレーナーとするため
組織に招請するほどの実力を示していた。
自身もショッカーの戦闘員と渡り合える程度の実力があり、
怪人に対して啖呵を切るシーンもある。
ゲルショッカーが壊滅した後も、歴代の仮面ライダーの後見人となり、
仮面ライダーストロンガーまでの7人ライダーがデルザー軍団を全滅させるまで、
その戦いを支援し続けた。
当初、本郷や一文字からは「立花さん」と呼ばれていたが、
31話より「親父さん」と呼ばれるようになり、レーシングクラブ員や
少年ライダー隊のスタッフからは「会長」と呼ばれていた。
ファンの間では「おやっさん」と呼ばれているが、これは劇中で使用された通称ではなく、
本郷猛を演じた藤岡弘の癖のあるイントネーションで「親父さん」がそう聞こえることから、
後年ファンの間で愛称として定着したもの。
愛煙家で、パイプを愛用している。
立花を演じた小林昭二は『ウルトラマン』でも隊長役を演じ、
代表的な二大特撮ヒーロー作品で重要なポジションをつとめている。