【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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159( ´∀`)ノ7777さん
さらにはこの「複数ヒーロー」のコンセプトは『秘密戦隊ゴレンジャー』をはじめとする
スーパー戦隊シリーズに受け継がれるなど、まさしく「怪我の功名」といえるだろう。
また、変身ポーズは、後の仮面ライダーシリーズ、さらには他の特撮ヒーローものにおいて、
もはや定番パターンとして受け継がれ、これもまた藤岡の負傷にはじまる主役交代劇が残した
思わぬ遺産であった。
この路線変更以降、初期の物語が持っていた仮面ライダーの「異形」という要素は
徐々に影を潜めて行った。そして、2号から新1号へ、そして『V3』以降へと
シリーズを重ねながら仮面ライダーというブランドのヒーローは徐々に姿を変えていった。
ヒーローとして、キャラクターとして、あるいは戦闘に特化した姿としての
洗練されたデザインになっていったのである。
その一方で、番組初期のテーマであった「改造人間の苦悩」というテーマも
一文字や帰国後の本郷が、わずかに苦悩をうかがわせる形とはいえ残り、
そして後のシリーズにおいても様々な形で取り上げられている。
現在の視点で見れば不自然な演出や矛盾した展開も多いのは否めないものの、
それを補って余りある魅力を見せ、そして現在の特撮ヒーローの原型となった事は
大いに評価出来る。

仮面ライダーとその協力者達
本郷猛 / 仮面ライダー1号
1948年8月15日生まれ。世田谷区出身。
城南大学(1話のみ城北大学と呼称)の生化学研究室所属の科学者で、オートレーサーでもある。
IQ600、スポーツ万能の超人的な才能をショッカーに見込まれ改造人間にされたが、
脳改造寸前に脱出しショッカーと戦うことを決意した正義漢である。