【もうすぐ】禁スロマラソン38km【春ですね】

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157( ´∀`)ノ7777さん
例としては「蝙蝠男」戦の夜間撮影での失敗でライダーの身体に
銀のラインを付けるなどの配慮が行われた。
仮面ライダーに変身ポーズを設定し、一文字の意思による能動的な変身を取り入れた。
このような経緯で仮面ライダー2号が登場し、番組の中に複数のヒーローが存在する展開になる。
また、主役交代に合わせて番組強化策を一気に実行したため、
番組強化にありがちな舞台の急変や主人公の性格変更に伴う違和感を払拭できたのは、
不幸中の幸いといえる。
その後9ヶ月間は2号が主人公となり、地方ロケによる舞台の拡大や、
大幹部の投入によるショッカー側の強化などの展開が順調に行われ、
番組の人気は急上昇していった。
特に、変身ポーズの発明は児童層への影響が絶大であり、
脚を開き、両腕を大きく動かしながら「変身!!」と掛け声を叫ぶ2号の変身ポーズは
たちまち子供達の間で流行してブームを盛り上げた。
やがて、1972年正月からは藤岡の治癒によって1号ライダーがゲスト出演する
「ダブルライダー編」がイベント的に挿入されるようになった。
東映側はダブルライダーの定着を考えていたが、佐々木剛が
「藤岡君がカムバックするまでという約束で引き受けたのだから、当然、藤岡君に返すべきだ。
自分がいたままでは彼が付録のようになってしまう」と頑として拒否。
新一号単独の路線でいくことになった。
こうして同年4月には一文字隼人がショッカーを追って南米へ向かったという設定の元、
スタイルを一新し変身ポーズも得た新1号ライダーが満を持して主役に返り咲いた。
ヒーローが2人いる(ダブルライダー)という展開は、物語世界の拡大をもたらし、
次作『仮面ライダーV3』やその後の仮面ライダーシリーズが長期にわたり人気を得る原因となった。
2号の登場がなければ、孤独な変身ヒーローを描いた単発作品で終わっていた可能性もある。