回復者本人で精神保健福祉士が運営する相談カウンセリングセンター
「横浜メンタルヘルスサポートセンター」も活動し効果を上げている。
元臨床心理士で作家の松岡圭祐は、著書の催眠や千里眼の教室といった
複数の作品中で、パチンコ依存症を、パチンコ台が「大音量の音楽」、「点滅するネオン」、
「回転するデジタルスロット」、そして「“大当りが出たら儲かる”という欲求」などの
複数の要素を巧みに用いることで、交感神経系優位で被催眠性の高い(熱中しやすい)
人間をトランス状態、一種のリラックス状態に導くことが出来る。
これにより理性が弱まり大金を浪費してしまったり、遊技中の快楽感が癖になり
依存症や中毒になってしまうと分析している。
またそれらの特性からパチンコそのものを強く批判している。
児童の車内放置
パチンコに熱中した保護者がパチンコ店の駐車場に止めた自動車内に子供を放置して、
子供が熱中症や脱水症状などで死亡する事件(→ネグレクト)が発生し、
社会問題になっている。
そのため全日本遊技事業協同組合連合会は子どもの車内放置は児童虐待の防止等
に関する法律の児童虐待にあたるとして車内放置根絶を目指し
注意を喚起するキャンペーンを行っている。
対策として、加盟店内の一角に壁で仕切られた遊び場を設けて子供を預かったり、
あるいは駐車場を店員が巡回して注意を呼び掛けたりしている。
同会の報告によると、巡回などで見つかった車内放置のケースは2006年度で37件、
56人になり増加傾向にある。