検定の有効期間は3年間とされ、有効期間を過ぎた遊技機は
現行法下の遊技機については設置は可能だが、検定が満了しているため変更が一切認められない。
そのため故障などの場合は、部品などの交換や修理が出来ないため、
故障のまま放置するか、新しい遊技機と入れ替える必要がある
(故障したまま稼動を続けることは出来ない)。
ここでみなし機撤去について誤解があるようだが、
この撤去は現在の遊技機の基準を満たしていない(法が改正された)ために
行われたものであり、現行法が改悪されない限り、
現行法下での検定を合格した遊技機は、検定期間が満了した際に撤去しなければならない、ということではない。
また、現行機については、認定を受けることで、認定日から更に3年間、
設置運用(部品交換等の変更可)が認められる。
現在の遊技機は、以下の基準に沿って作られている。
大当たり確率が最低でも1/400以上。また、異なる確率を採用する場合
(確率変動や、始動口で異なる確率にする場合)、2種類までの確率を採用できる。
1回の確率変動で獲得できる平均出玉は8000個以下。
総出玉のうち、役物による出玉(役物比率)が60%以下。
打ち込み6000個(1時間)の出玉率の上限は300%、打ち込み60000個(10時間)での
出玉率の上限が200%、下限が50%。
パチンコでは、玉を借りる際、台に付属されている機械にお札又はICコイン・ICカードを挿入し、
玉貸ボタンを押すという手順が一般的で、通常のパチンコでは、玉貸単位が500円125発、
1円パチンコでは100円100発であるが、そもそも、ここからパチンコの敷居の高さが窺える。
ゲームセンターでは100円玉、もしくは50円玉で遊技出来る施設が数多くあり、
大衆娯楽の中でいきなり最低でも1000円札が必要なものはパチンコ・スロットのみと言っても過言ではない。