( ^ω^)ブーンがパチスロで生活を始めました 7
1 :
( ´∀`)ノ7777さん :
2007/12/22(土) 08:26:48 ID:J/gzytV0
2 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/22(土) 09:04:02 ID:AWuVhBiF
ワヮヮ((((゜д゜;)
3 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/22(土) 12:12:16 ID:wbu2Ht96
4 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/22(土) 19:07:49 ID:u4+Nj7/x
>>1 乙だけど前スレのアドレス携帯用じゃないのか?
評判の(ry
さてと、「5」。
>>6 ちゃん涙目www
5ゲットできずに、
くやしいのうwwwwww×2
6 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/22(土) 22:34:47 ID:/q8neGmM
>>1 (^ω^)乙ですお 水酸素、半年病、リプレイ読んだお。感動したお。
他にオススメあったら教えて欲しいお。
7 :
7ゲッター明日も大勝ち ◆G27VYGpKE. :2007/12/22(土) 23:16:31 ID:/TsvzdWm
今日もクパァ(´Д`)明日もクパァ(´Д`)でも、やっちゃうお(´ω`)連れは八剣伝逝ったお\(^ω^)/ポックンはお家で首吊り準備お!おん\(^ω^)/ \(^ω^)/おっおん \(^ω^)/おっおん (´ω`)ニヘニヘニヘヘ!ニィwニィwwwww
8 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 00:47:06 ID:3C7U9N2G
>>1 乙
以下チラ裏注意
キャラ設定(5人)だけ考えたけど文才の設定1ゆえ書けません
よかったら使ってください
( ^ω^):リストラされた中年サラリーマン、全くのスロ初心者
('A゚):ブーンとひょんな事から知り合い師匠になる人、スロプ
(´・ω・`):ドクオのスロ仲間、三人中ならまともな人
ξ*゚听)ξ:ブーン妻、リストラの事実を知らない、いづればれる日が
川゜_゚):ドクオ達のマイホに居るプロ
あとは産廃にするなり地下深く埋めるなりしてください
9 :
8 :2007/12/23(日) 00:48:32 ID:3C7U9N2G
↑顔とかあってる?
10 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 06:12:46 ID:I4PYIfRG
>>9 ( ^ω^)
('A`)
(´・ω・`)
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)
が正しいとおもわれ
その設定で、ちょっと考えてみますわ
あまり期待しないでね
11 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 07:06:46 ID:3C7U9N2G
>>10 訂正thxそして更にthx設定下手でごめんなさい
12 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 17:08:19 ID:I4PYIfRG
13 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 17:29:41 ID:fvKG0a4I
14 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/23(日) 17:35:32 ID:l/Dy0LJ/
>>12 dクス
イイハナシダナー(;∀;)
一人きりのクリスマスに心暖まったよ…
15 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/25(火) 01:01:18 ID:MoWX5apx
(;ω;)クリスマスにバイトだお
16 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/25(火) 07:04:22 ID:inAWa9mH
パチスロものじゃないとやっぱり書いちゃ駄目なんですかね?
19 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/26(水) 08:32:08 ID:TgFc6ISl
( ^Ω^)気になるならどこかでパチスロの話題をなんとなく入れたらいい
20 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/26(水) 15:11:41 ID:gzwI2l3a
>>19 パチスロちょっと混ぜればおK何ですかね?
やっぱりメインじゃないと駄目だよね?
>>20 ( ^ω^)過去にもパチスロメインじゃないおはなしもあったし
( ^ω^)ぉkだと思うお
22 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/26(水) 20:51:48 ID:ahhdXDb2
( ^Ω^)おkkkkk
23 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/26(水) 23:42:10 ID:BGGMVE9n
>>20 (´・ω・`)初代ねかま氏も、パチスロほとんど関係ない話だったし、
前スレの新夢氏の作品も後半は全然スロット関係なかった。
でも、どっちもかなり評判よかったよね?
つまり、面白ければ何でもおKってことなのさ
投下待ってるよ
24 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/27(木) 22:39:42 ID:v343RIN/
(゚д゚)<この間のブーン小説できたぞ!
25 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/27(木) 22:50:48 ID:kjzs08sS
( ^Ω^)うp
26 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/27(木) 23:30:53 ID:RyvZ16u/
>>24 ξ*゚听)ξ別に待ってたわけじゃないからね
27 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/29(土) 00:51:13 ID:Xh/vmZXP
(´・ω・`)まだかな…
28 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/29(土) 09:11:28 ID:Smr2ojeO
(;^ω^)あら…まだ誰も来ないお。 ( ^ω^)年末年始仕事は寂しいからうp頼むお
29 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/29(土) 22:06:05 ID:Xh/vmZXP
( ・д・)…
30 :
( ´∀`)ノ7777さん :2007/12/30(日) 21:40:11 ID:s84O3MwO
マチュイ
31 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/01(火) 00:44:56 ID:dMuFL/nh
明けオメだお( ^ω^)
32 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/01(火) 00:49:58 ID:dMuFL/nh
保守
33 :
【大凶】 【876円】 :2008/01/01(火) 11:35:18 ID:iKwceioG
( ^ω^)あけおめだお!
34 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/01(火) 12:34:59 ID:JSGBV735
(゚д゚)<あけおめが見えるよ!
35 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/01(火) 14:31:59 ID:N0jOXR8n
元旦早々スロで負けてアタッマきた
36 :
◆0kVR6.rrSc :2008/01/01(火) 20:16:32 ID:UQ+RFWbRO
最近ついてないから、今年はなんとかなってほしいな(´・ω・)
38 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/04(金) 01:39:44 ID:CItOQ3Z6O
初保守 ↑ ↑ ↑
39 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 01:05:27 ID:UCYVhCrFO
(´・д・`)ホシュナノー
40 :
人生初カキコ :2008/01/05(土) 05:00:35 ID:Lgalaqv7O
age
(´・ω・)(・ω・`)保守だよネー?
42 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 05:32:36 ID:Lgalaqv7O
はじめまして カキコ初心者のななしブーンが造るお ( ^ω^)みづらいおねごめんお ( ^ω^)パチアクエリオン おもろいお すろはマジハロだいすきお スロプラスぱち暦5年季で みんな今世紀こそは逆養分 たぶん2日後には糖化 しますお きたいしないでね はあと
うるせはげ
44 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 12:18:53 ID:KqZN5C20O
>>42 どうやらインデックス氏は逃亡したようだし、投下待ってるよ
45 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 14:47:11 ID:Lgalaqv7O
がんがりますお 応援よろすき
46 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 16:41:26 ID:ty3GavnrO
スレチかもしれんがねかま氏が昔グロい小説書いてたんだが そのまとめってどこかにある?
47 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/05(土) 23:33:08 ID:KqZN5C20O
>>46 テンプレに貼ってあるまとめサイトに、初期の作品があるけど…
期間工編の続きで、途中で打ち切りにしたやつのことかい?
48 :
こうかな ◆AaLH8FmUsA :2008/01/06(日) 02:05:26 ID:sP4GGbicO
コテ半てどうやるの? おしえて偉いひと
49 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/06(日) 02:07:03 ID:uLKi+4FN0
( ^Ω^)それでおk
50 :
こうかな ◆AaLH8FmUsA :2008/01/06(日) 02:11:42 ID:sP4GGbicO
romは半年ていどなもんで うまくいきますように 連投はもしかしたら失敗 するかもガクプル
51 :
こうかな ◆AaLH8FmUsA :2008/01/06(日) 02:15:53 ID:sP4GGbicO
ちょwww逃亡扱いは酷いな 正月は色々忙しかったのさ……わかってくれよ (´・ω・`) ちゃんと投下するから待っててくださいな
53 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/07(月) 02:38:32 ID:RAc/WpK40
インデックスさんまってたよ乙
54 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/07(月) 02:39:53 ID:RAc/WpK40
恋すまぬゆるしてぬるぽ インデックスさんに質問していいですか
55 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/07(月) 02:48:06 ID:RAc/WpK40
とりあえず投下は明日になる予定ですので それまでにとうかされるので 亜れ場 ROMしてますお 製作がんがれお つ旦
56 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/07(月) 03:20:29 ID:J7LGXDuoO
うるせハゲ
57 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/07(月) 04:05:27 ID:RAc/WpK40
登場人物(主要きゃら) ( ^ω^) この物語の愛と平和と幸子を(ry 主人公 坂まる 養分ブーンだお (24時間勤務ありの派遣社印でつおと) ('A`) どくおくん ただいまハロワ中 ぶーんと10年来の大親友 BMIシスイ12wwwやせすぎw (´・ω・`) 翔ぼーん 一番まとも ξ゚听)ξ つんつんがーる 通称ツン 本名 さくらいさちこEX 川 ゚ -゚) くーちゃん 中学生にまちがうほどの童顔 以上のメンバーでおおくりしますお 途中でふえるかもお
58 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/07(月) 08:20:18 ID:ayGUne050
( ^Ω^)二人とも頑張れ
59 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/07(月) 09:02:31 ID:HpX7YE3sO
60 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/07(月) 22:12:27 ID:KEfBHJBl0
61 :
ばかなんこ :2008/01/08(火) 08:24:15 ID:2SJC38acO
60
>>57 小学生がスロサロ板でブーン系小説書くな
と言いたくなる位のキャラ紹介だな
63 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/08(火) 09:21:29 ID:dMc22QXfO
(・∀・)おまいら文句は読んでからに汁!作者ガンバレ!
64 :
あいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/09(水) 12:41:14 ID:HLmC/lbbO
みんななかよく
65 :
あいすき◇AaLH8FmUsA :2008/01/09(水) 12:49:17 ID:HLmC/lbbO
だたいま構成中につき しばしまたれい
66 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/09(水) 13:28:30 ID:FLgHI3GL0
( ^Ω^)鳥がおかしくなってるから気をつけれ
67 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/01/09(水) 21:30:37 ID:HLmC/lbbO
またしましたか! いいえは勝ち組 そういいつつも 私はまけない 次回のカキコから とうとう はじまるよ やたやたやた ぱちすろ ぱちんこは ばんざいです 宇宙からのおくりもの
68 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/10(木) 00:39:31 ID:YG8BV2n5O
69 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/10(木) 13:02:52 ID:hOw+6r3xO
>>67 縦読みじゃないのかよw
この電波カキコ。
70 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/10(木) 19:01:27 ID:oDBJHA0iO
(;´・ω・`)ふむ… 電波系とは新しいかもしれんね… で、本編は…?
71 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/10(木) 20:54:31 ID:cnlrWn5qO
72 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/10(木) 22:54:43 ID:++A039YCO
>>67 (;^ω^)次回予告かお?…一応期待しとくお。
73 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/11(金) 22:12:54 ID:E27tyfc3O
74 :
あん :2008/01/11(金) 22:31:42 ID:dL9hhWAT0
75 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/13(日) 10:30:04 ID:Lq+Zi1LFO
【捕手中】 ∧,,∧ (´・ω・) シュッ!! ∧,,∧ ( っ(⌒) ω三二≡=─ ⊂(・ω・`)、 `u-u' ヽ と) `u-u'
76 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/14(月) 13:33:06 ID:+o4M5Vl5O
77 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/16(水) 06:27:46 ID:RMd5LwXOO
保守 またガセ予告か…
78 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/16(水) 08:40:20 ID:9DmoNFhYO
でもアレだな。 やっぱりつまらん作者は途中で投げ出す確率高いな。
79 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/16(水) 16:23:52 ID:RMd5LwXOO
>>78 だな〜
オメガとか新夢とか戻って来ないかな…
80 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/19(土) 01:11:01 ID:l/otusDeO
電波知遅rじゃなくてあくえりおんだいすきさん早く投下してくださいよー
81 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/21(月) 00:58:08 ID:D40PB9DYO
新スレになってから、まだ何にも投下がない件について
82 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 11:46:04 ID:Hug2Eip5O
みんなそんな小説なんか暇ないんじゃね?
83 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 20:37:04 ID:GzSO+Z5z0
リレーじゃだめかな?ネタ要素なく真面目に 作者が来るまでは来やすい環境を作ってくのが残された者の仕事ジャマイカ
84 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 21:08:59 ID:3WriGhlyO
>>83 (´・ω・`)それは素晴らしい提案だね
でもリレーってよく知らないんだけど…
一人一レスとかで繋げていくのかい?
85 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 21:15:56 ID:GzSO+Z5z0
>>84 それでいいと思うけど他の人はどういうか反応が心配
ただ
>>8 の自分がやれるかどうかはわからなす(ω・`)
今みたいにPCからレス付けるの滅多にできないし
86 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 21:17:01 ID:GzSO+Z5z0
書き込まれてない?
87 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/23(水) 21:17:51 ID:GzSO+Z5z0
できてた、サーセン
88 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/24(木) 21:16:05 ID:IdnF5X/TO
どうせダメなら止めりゃいいしやってみようぜ! でもトップ切るのは恥ずかしいぜ!
89 :
◆qPrXz.1ZTw :2008/01/24(木) 21:29:18 ID:C9UX8tXwO
皆さんお久し振りです。前スレの作者です。
実は、新作の構想が出来上がりそうでして…
最近投下がないようなので、今週末あたりからまた連載させて頂こうかなと思ったのですが、いかがでしょうか?
>>85 リレー小説も面白そうですね。
ぜひ参加させて頂きたいものです。
90 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/24(木) 22:26:43 ID:heZd5au80
( ^Ω^)wktk
92 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/24(木) 22:54:45 ID:BOqHPAGIO
93 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/25(金) 00:52:30 ID:KaMEpMwaO
>>89 楽しみだぉ( ^ω^)
早く読みたいぉ♪♪♪
94 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/25(金) 01:53:06 ID:3zexjwIOO
95 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/27(日) 18:51:44 ID:PdZQxojwO
( ^ω^)まだかお〜?
96 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/28(月) 23:37:19 ID:okPE9ZQtO
あげとくお! 作者サン達、荒らしはスルーしてガンバってくれお。 楽しみにしてるヤシの方が多いお!
97 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/29(火) 02:53:22 ID:Pf2f4615O
>>96 禿げるほど同感
荒らしは多分ツンデレだから本当は楽しみにしてんだよ、きっと
予告しておきながら、この体たらく… 本当にすいません 例によって、話は決まったのですが、書く時間が… て、いいわけですね、ハイ。 いま書いてますんで、もう少々お待ちを。 自分は決して逃亡はしませんので…
すいません、連カキですが、実は
>>10 は自分です
だいぶアレンジしましたが、
>>8 さんにはかなりインスピレーションを授けて頂きました。
ありがとうございますm(_ _)m
なんとか今週中には投下開始したいと思ってますので…
( ^Ω^)慌てずに全部書き溜めてから投下するのがいいと思うよ
>>99 さんが安心して書けるようにその間自分がちょっと書こうと思います
実話ってか体験談なのですらすら書けるし話も長くならないので…
主人公('A`)
友達( ^ω^)
友達2(´・ω・`)
友達3( ゚∀゚)
友達4( ´∀`)
友達5( ・∀・)
彼女(*゚ー゚)
女友達川 ゚ -゚)
で、お送りします
今から6年前…俺はスロットに出会った。 初めはゲームセンターのちっぽけなスロットで満足していたが思えばこれが俺の運命を変えたのかもしれないな… 6年前─── ('A`)「おいショボン!モナー!早くBKに打ちに行こうぜ!」 (´・ω・`)「わかったよ〜ったく前キンパルで勝ったからって調子に乗りすぎだよドクオは」 ( ´∀`)「そうモナー。今日はモナーは花火打つモナー」 (´・ω・`)「お前は勝手に喋るな」 ('A`)「まあまあ各自好きなやつ打てばいいんじゃね?俺はキンパルだけどな!」 俺達は高校生ながらスロット店に出入りし退屈な日々をスロットで埋めていた。 当然勝ち方など知らず適当に回し出るか出ないか…まあ養分だったのだ しかしこの頃のスロットが一番楽しかったのは覚えている。 知らぬがゆえに…
ドクオは近くの公立の高校で頭は良くない。その高校も下の下の高校でバカでも入れる所謂滑り止めというかもう地面だ。滑って来たもの達が最後に行き着く場所 その高校にも仲の良い友達がいた。 ( ^ω^)「昨日どうだったぉ?しょぼんとモナーと打ちに行ったんだぉ?」 ('A`)「うっぜ〜な2万すっちまったんだ話かけんな」 ( ・∀・)「プクク。だからスロットなんか辞めた方がいいってんのに」 ('A`)「バーロー賭け事は男のロマンよ!熱く燃えたぎる命をギリギリまで削るな…」 ( ^ω^)「また始まったぉ」 ( ・∀・)「ほっとけほっとけ」 そうして先生が入って来て授業が始まった。 ('A`)(あ〜だりぃ早く夕方になんねぇかな。しょぼんとモナーと打ちにいきてEEEEE) ドクオがそんなことを考えていると… ∧ ∧ ( ゚Д゚)「おいドクオ。お前後でちょっと職員室にこい」 (;'A`)「えっ……(俺なんかやったっけな)」 そうして先生が出て行きホームルームが終わった後、ドクオは先生の元に行った。
('A`)「先生なんすか?赤点ならいつものことじゃないですか」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「バカヤロウ今日は違う。お前、パチンコ屋行ってないよな?」 (;'A`)「へっ?」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「いや、昨日クラスでちょっと小耳に挟んでな。」 (;'A`)「い、嫌だな先生。僕まだ16ですよ?いくら何でも無理ですよwwwスロットっつってもゲーセンのっすよ!」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「そうか…ならいいんだ。スロットなんてロクな奴がやらないからな、行ったりするんじゃないぞ」 ('A`)「うぃーす」 けっ…勝てないからって僻みかよ!人間小せぇな! さて、今日も行くとするかね 学校が終わり───('A`)「お〜遅くなったなお二人さん」 (´・ω・`)「モナーとドクオがしょっぴかれたって話してたよ全く」 ( ´∀`)「えっそんな話してないモナー」 (´・ω・`)「黙れよデブ」 この二人は他の高校でこの辺りでも有数な進学校に在籍していながら、スロットにどっぷりハマってしまったのである。 ('A`)「(あながち外れてはないけどな)しゃあ!今日は勝てそうな気がするぜ!」 (´・ω・`)「いっつも言ってるし」 ( ´∀`)「モナモナ」 が、その日は違った何か知らないが凄い連チャンしてB15R4の大連チャン。
('A`)「これが設定6ってやつですか?」 (´・ω・`)「な、なんじゃこのコインはwww」 ( ´∀`)「ヤバいモナ!焼き肉モナ!」 ( `∀´)シャキン ('A`)「うぉっモナーがシャキンってなってるなんて何年ぶりだ」 (´・ω・`)「中学三年の夏以来だね、あのスイカ事件」 ('A`)「ちょwwwテラナツカシスwww」 そんなこんなで換金した後みんなで焼き肉を食った 勿論ドクオの奢りだ 奢るのは嫌いじゃなかった。優越感に浸れる… この日ことは良く覚えている。そう…これからが俺の暗い闇の人生の始まりだった 続きはまた明日 早め進行で行くのでよろしく!後に大物控えてるからね〜www
106 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/30(水) 06:30:49 ID:xC7qXF0nO
禿しく乙です 続きにも期待wktk
107 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/30(水) 08:14:50 ID:ojhTH76I0
( ^Ω^)乙鰈
108 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/01/31(木) 03:52:55 ID:ap4Wb7dgO
乙! 激しくこれからの展開にwktk
それからと言うもの俺達はスロットに心を奪われ学校をサボったりしてスロットを打ちに行くようになった。 ('A`)「ちぃブルリン解除しろよ!」 (´・ω・`)「ドクオ、そればバウンドストップと言って解除要因などではないよ?」 ('A`)「は?まあ何でもいいや!おっ!第3ブルリンktkr!」 ( ´∀`)「オレンジとりこもしてるモナー…」 ('A`)「…んなコマケェこと気にしてられっか!」 俺は仲間内でもかなりいい加減でスロットに対して何も学ばずだった。他の二人が色々話してるのを聞いてさっぱりわからなかったこともしばしば こんなことをしていれば当然差は出てくるわけで…
('A`)「また負けた…」 (´・ω・`)「今日はいっぱいゲーム数拾えたせいか3万プラスだ」 ( ´∀`)「800はうますぎモナーwww」 ('A`)「?まあいいか!とりあえず今日はお前等の奢りな!」 そうした日々が長い間続き… ある日久しぶりに学校に行くドクオ ('A`)「まあたまには学校行かないとね〜単位も取らなきゃだしって俺は大学生かっての〜」 昨日また5万くらい勝ったからか上機嫌のドクオ。 ('A`)「ウィース久しぶりだなてめぇら」 ( ^ω^)「ぉっ!ドクオが来たぉ!インフルエンザじゃなかったのかぉ?」 ( ・∀・)「どうせスロット三昧だろ?」 ('A`)「おぅまあそんなところよ。まあインフルエンザっぽい風邪ってことにしてたから宜しくwww」 ( ^ω^)「でも学校休んでまで行くのは良くないと思うぉ」 ( ・∀・)「ブーンの言うとおりだよ。スロット行くのは止めないが学校休んでまで行くのはやめとけって」 ('A`)「るせぇな〜まあ明日からはちゃんと来るからよ」
朝一 ('A`)「と、言いつつ並んでる俺wwwいや〜キンパルお前は罪な奴よのぉ〜」 何か角が出そうだったので何となく座る。 ケロケロ〜 ('A`)「あん?」 ケロケロ〜 ('A`)「……」 ケロケロ〜 ('A`)「むっ!」 ケロケロ〜 ('A`)「こいつぁ…」 ケロケロ〜 (*'A`)「お座り一発かよ!うへへビックだし今日はついてるぜ!」 ドクオがそうやってると後ろから何やら声をかけられた (´・ω・`)「やぁ、リセモ先こされたみたいだね。ドクオなかなかやるな」 ('A`)「リセモ?何か新しいおはようとかそんな類の語源か?」 (;´・ω・`)「なんだたまたまかよ。というか前に色々教えたでしょ?ストック機には天井があって設定変更なんかすると128以内に(ry」 ('A`)「俺はそうゆうややこしいことは苦手なんだわ。それよりお前もサボリかよ」 (´・ω・`)「うん…まあ朝は何かと利点が多いからね。」 ('A`)「へ〜まあいいや!キンパル打てよ!」 (´・ω・`)「本当に好きだなぁ…」
そうして二人で話ながら打つことに ('A`)「しかしいいのかよ?優等生がそんな学校サボったりしてさ」 (´・ω・`)「サボるんじゃないさ遅刻だよ遅刻」 ('A`)「一緒のことだろwwwっと第三ブルルン」 (´・ω・`)「またオレンジこぼしたんじゃないの?」 ('A`)「そのどっちだ…ってのも楽しみの一つだろうがよ!」 (´・ω・`)「ちゃんと取った方がいいと思うけどなぁ」 ('A`)「ほ〜れ入ってた!」 その後ちょっと早い昼飯を食った後しょぼんと別れた。 ('A`)「明日は学校いかねぇとな〜」 (*゚‖「…」
113 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/03(日) 03:47:21 ID:3ApAYzwoO
乙としか言い様がない!
ありがとう、ちょうど気分が落ち込んでたから
>>114 が居てくれて良かった
114 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/03(日) 03:48:22 ID:3ApAYzwoO
115 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/03(日) 15:18:49 ID:Rp+M7dBS0
('A`)「お〜れ何やってんだか」 習慣と言うのは恐ろしい物だ。朝、またパチスロを打っている。 中毒…か?そりゃ負けて借金してまで行く奴の事だ。俺は負けてないし借金もしてない…っ ('∀`)「まあいっか。おっ新台か!ネオプラネット?なかなか面白そうじゃねぇか!」 ネオプラネット、俺の中ではNo.3に上げられる名機との出会いだった…。 ('∀`)「2チェあちぃ!!対角テンパイ2確うぅぅぅ!」 気づいたら3500枚出てた。 ('∀`)「俺すげEEEEEEE!にしてもネオプラネット略してネオプラ面白いわ!演出もハイミドルローと選べるしよ!」 (知らない人すみません><) ('A`)「さて、稼いだ事だし帰るとすっかな」 そうして帰ろうとした時だった。 (*゚ー゚)「あっあの…」 ('A`)「あん?何か用か?」 ((*゚ー゚))「(こ、怖い…でも…)その…VIP高のドクオ君ですよね?」 ('A`)「えっ……」 これがしぃとの出会いだった。
彼女は3つ下の佐藤しぃ。中学2年だそうだ ('A`)「で、何の用だ?さすがに中学生と付き合う趣味はないぞ」 (〃゚ー゚)「ちがっ…違います!昔近所で良くしてもらったじゃないですか!覚えてませんか?」 ('A`)「……ん〜そんな気もしたようなしなかったような。まあいいや。で、何か用?」 (*゚ー゚)「あの…学校はどうしたんですか?」 ('A`)「いや行ってるよ。たまに」 (*゚ー゚)「学校って毎日行くものじゃないんですか…?」 ('A`)「いや兼業が忙しくてな」 (*゚ー゚)「パチンコのこと?」 ('A`)「パチスロだ。パチンコは老後を迎えたジジババがすることだ」 (*゚ー゚)「でも学校は行かないと駄目です!」 ('A`)「つかお前はどうなんだ?今2時だぜ?学校終わるにはちょっと早過ぎじゃないか?5分短でもこんなに早くないぜ?」 (*゚ー゚)「うっ……私は…その…」 ('A`)「不登校児って奴か…」 (*゚ー゚)「違います!ただ体が弱くて…あまり学校に行けないんです…」
('A`)「へ〜ならこんな所彷徨かないでさっさと帰ることだな」 (*゚ー゚)「かっ帰りますよ言われなくても!ドクオさんも学校行ってくださいねちゃんと!」 ('A`)「気が向いたらな〜」 歳がだいぶ下なのに臆さないで意見して来たその子の言葉を…俺は少し頭の中で考えていた。 ('A`)「只今〜って誰もいないか」 ドクオは母と姉の三人暮らしだ。母は夜遅くまでパート、姉は看護学校を中退したのち転々とバイトや男遊びをしていた。 ('A`)「ふぃ……とりあえずドラクエでもすっか!」 こないだ買った金で購入したプレステ2。勝った時は迷わず好きな物を買い負けたら忘れる そんな毎日だったが楽しかった。 学校と言う名の肩書きと、自由に過ごせる環境に満足していた。 そんな短絡的毎日が…俺を貶めているなんて知らずに… 楽は苦の種苦は楽の種である。
携帯厨なのでメモ帳の都合によりちょっとづつの投下になりやすくなってしまうのですみません。 一気に読みたいんだよバカ野郎!って人は溜といて読んでください 投下するのは早めにやりますんでなにとぞ
頑張れ
121 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/05(火) 23:10:27 ID:Yfgalrhd0
( ^Ω^)乙家例
122 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/06(水) 06:37:59 ID:G1+tznqxO
乙!大儀でゴザる
123 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/06(水) 07:11:45 ID:ZU8g7TXv0
ハッキリ言って、今のご時勢でパチで稼ぐなら、 コンビニバイトのほうが100倍マシ。
124 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/09(土) 09:38:01 ID:19XoDXtwO
捕手揚げ
125 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/10(日) 20:19:46 ID:oNlZrWmLO
はよ書かんかいダボが
126 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/11(月) 01:00:01 ID:NAi6KkWkO
そんな毎日が続けば当然上手く行くわけもなく両方から洗礼を受けることになる…。 ('A`)「ちっ…もう4万も入れてんのに当たらねぇ!んだよクソ!」 怒りに任せ台をどついて昼は残った金で美味い物を食う。 勝っても負けてもずっと荒い金使いが続く…。 学校には週3日…2日と減っていき今では仮病を使い週に行かない日も出てきた。 毎日がイライラする…。勝てないイライラもあるが何故か何をしても晴れない ('A`)「ちっ…暇だし学校行くか…。っとその前に」 ドクオが学校をサボった時日課にしていることがあった。 それは─ ('A`)「よっ不良少女」 (*゚ー゚)「あっドクオさん!また学校サボってパチンコですか?!駄目でしょ!」 (;'A`)「パチスロだっつってんだろそれにわめくなうるさい」 ドクオは何だかんだ言ってしぃの事を気にかけていた。 しぃは本当に体調が悪いらしく1ヶ月に一回学校に顔を出す程度らしい。 それ以外は体を少しでも動かす為近くの公園にいる
('A`)「しかしよぉ…一言言っていいか?」 (*゚ー゚)「はい。何ですか?」 ('∀`)「テラニート乙www」 ( ゚-゚)「……」 ('A`)「おいおい冗談だよ間にうけんなwww」 しぃはそのまま黙り込み、やがて言葉を区切るようにして話始めた。 (*゚ー゚)「私…小さい頃からずっと体が弱くて…。運動会も出たことないし…そもそも体育の授業だって数えるくらいしか出たことないです。だから羨ましいんです…ドクオさんが」 ('A`)「俺が?ただサボってパチスロ打ってる駄目野郎だぜ?」 (*゚ー゚)「でも…行けるじゃないですか、学校」 ('A`)「えっ……」 (*゚ー゚)「好きなことも出来て学校も行ける…、私には出来ないから両方」 ('A`)「しぃ……」 (〃゚ー゚)「すっすみません何か気まずくさせちゃって…今日はもう帰ります。ドクオさんもちゃんと学校行ってくださいね!」 ('A`)「……あぁ」 どうしてこれから真面目に生きる…と考えられなかったのか…今でもわからない
しかし前よりだいぶ学校には行きだした。あの言葉が後押しだったのかはわからないが… しかしそんなものは奴の前では風前の灯火だった ('A`)「獣王?」 (´・ω・`)「うん。それが凄いらしいんだよ。ネットの掲示板でもktkrとかSUGEEEEEとか言いまくりでさ」 ('A`)「へ〜まあ打ってみる価値はありそうだな!で、いつ入るんだよここいらには」 (´・ω・`)「BKには来週の月曜日辺りだね」 ('A`)「月曜って思いっきり平日&野球応援があんじゃねぇか」 (´・ω・`)「野球応援なんか行っても意味ないだろ?どうせお互いの高校弱小高だしwww」 ('A`)「まあな…つかモナーは?最近見ねぇけど」 (´・ω・`)「あぁあいつね。最近何やら付き合い悪いんだわあのデブ」 (;'A`)「言い過ぎwwwまあ二人で並ぶとしようか」 (´・ω・`)「それで並ぶ時間なんだが…」 生まれて初めの体験だったね…
───日曜日、午前2時 ('A`)「夜間慣行ッスかwwwwww」 (´・ω・`)「いや凄い人気なんだよ獣王は。6なら楽勝で万枚だし新装は朝来た順番で限定30台!となったらこれ位に来ないと」 ('A`)「まあしかし後ろに数人いることがすげぇわ…いくら夏とはいえバカかと…」 (´・ω・`)「まあまあ。温かいコーヒーでもやりましょうや」 ('A`)「いや冷たいのでいいんだけど…まあいいか」 二人は語り始めた、この先の事や最近の事 ('A`)「俺はさ…正直この先どうしたらいいのかがわからねぇ」 (´・ω・`)「それは同じさ…僕もいい高校に入ったことはいいけど正直ついていけない。辞めるかもしれないよ…」 ('A`)「マジか!俺の高校は卒業しても辞めても変わらんがお前の高校はかなりの有名高だろ?勿体ねぇって!」 (´・ω・`)「でも他に好きな事ができたからさ…やる気がしないんだ」 ('A`)「好きなことって?」 (´・ω・`)b「スロットさ!色々知る度にいつの間にかハマってさ。将来スロプロになりたいな…なんて」 本来こんなバカな発言したら即刻友達として熱い一撃を入れるのが普通だが…そう、若さ故か (*'A`)「スロプロかぁ…」
(´・ω・`)「ドクオ、真面目な話だ!僕が学校辞めたら一緒にスロプロにならないか?君とならやれる気がするんだ!」 ('A`)「おいおい…本気かよ…」 内心は嬉しかった。人に認められるなんてほとんどなかった人生だ。だが… ───学校、行ってくださいね この言葉があったのか…返事はしなかった。 ただ、 ('A`)「お互い辞めたら考えようぜ」 そう素っ気ない返事を残した。 朝九時─── 開店、俺の運命の5日を選べって言われたらまずこいつがあがるだろう日の朝が始まる (´・ω・`)「ドクオ!こっちだ!」 (;'A`)「うぉぉぉ!」 必死に携帯を投げ込み席を死守。 (;'A`)「一番前に並んでたのに他の奴らお構いなしに猛ダッシュで抜いていきやがったよ」 (´・ω・`)「本当に凄いよね。鉄火場とはまさにこのこと」 しょぼんにあらかた聞いた後、獣王を打ち始めるのだった。 一方、学校では ( ^ω^)「ドクオは今日も来ない気かぉ?」 ( ・∀・)「さすがに野球応援サボっちゃやべぇんじゃないのけ〜あいつ?」 ( ^ω^)「ドクオ…学校辞めるのかぉ?」 ( ・∀・)「さあな…あのバカやろう」
そんな心配を余所に二人は (*'A`)*´・ω・`)「やべEEEEEEE」 (*'A`)「何て言うんですか?このサバチャン?ずっと続くんですがナニコレwww」 (*´・ω・`)「僕のは続きこそしないが低確からでもガスガスサバチャンだよ!僕が6、ドクオが5かもね!」 ('A`)「設定ってやつか?高けりゃいいんだろ?」 (´・ω・`)「そうそう!でも獣王の場合6より5の方が万枚出やすいらしいからドクオ次第さ!」 ('∀`)「へっ俺様の引きがありゃ言っちゃうね、万枚」 昼の時点で既にドクオが5000枚、しょぼんが4000枚近くあった。ホールは軽くお祭り騒ぎで30台中半分が456か?などという噂も飛び交っていた ──── ∧ ∧ ( ゚Д゚)「おい、ドクオの奴はまだ来てないのか?」 ( ^ω^)「ぉ、携帯には何度もかけてるんですが繋がらなくて」 ( ・∀・)「サボったらあいつどうなるんすか?」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「………野球応援を今までサボった奴は例外なく退学になっている。それ自体退学になるような事じゃないが…全員自主退学を勧められてるらしい」 ( ^ω^)「ドクオ…辞めちゃうんですかぉ?」
∧ ∧ ( ゚Д゚)「あいつの登校日数と態度を見れば…な。校長も退学を勧めている。これが引き金になるかもな…」 ( ・∀・)「…っざけんなよ…。」 ( ^ω^)「モララー…」 ( ・∀・)「また電話してくるわ。あいつに辞めさすわけにはいくか」 ( ^ω^)「ぉ!頑張るぉ!きっと来るぉ!」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「お前等…(何やってんだ…ドクオ)」 その頃── ('A`)「サバチャン続き過ぎてだりぃ…」 (´・ω・`)「コインうぜぇ…」 ('A`)「クククッ……」 (´・ω・`)「ハハハ…」 ('A`)「ぶぁーはっは!何がコインうぜぇだよwww確かに一度は言ってみたいこと言えっつったのは俺だがコインうぜぇっておえおぇ@」 (´・ω・`)「ちょ、落ち着きなよwwwちゃんと見てサバ消化しないと」 ('A`)「わぁってるって一回300円だからな!しかしまあこんな簡単に万枚って行くもんですね〜」 (´・ω・`)「万枚って簡単だよね」 (*'A`)「いやぁ本当に来て良かったわ!」 ヴヴヴ…ヴヴヴ…
( ・∀・)「くっ…でねぇ!またパチスロでも行ってんのかあいつは!」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「パチスロ…?」 (;^ω^)「あ、いや何でもないです気のせいです」 ( ^ω^)(パチスロ行ってること言ったら元も子もないぉ) ( ・∀・)(そりゃわかってる!しかしどうするんだ?あいつマジでねぇよ) ( ^ω^)(困ったぉ…どこで打ってるかとかは知らないし) ( ・∀・)(うむ……繋がったフリして熱があるのか〜?みたいな仮病作戦で休ますか?) ( ^ω^)(名案だぉ!) ( ・∀・)「あ〜かかってきた!もしもし?お前何やって…えっ?熱が40℃?」 ( ^ω^)(高杉wwwwww) ∧ ∧ ( ゚Д゚)「………」 (;・∀・)「どうせいつもの嘘だろ?えっ?今回はマジ?本当かよ参ったなぁ」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「代わりなさい」 ( ・∀・)「先生に代わるぞ?おい、お〜…あれ?しまった電池切れか…」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「……何て言ってた?」 ( ・∀・)「何か熱が酷いらしくて。今回はマジらしいス。ゼイゼイ言ってたし」
∧ ∧ ( ゚Д゚)「そうか…まあそうゆうことにしておこう」 ( ^ω^)「えっ…」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)「気にするな。さあ行くぞ〜」 ( ・∀・)「バレてた?」 ( ^ω^)「さあ…?」 こんな友達の努力も虚しくドクオはただ打っていた。 己の虚しさ、虚脱をスロットに喰われ… (*'A`)「ヒャッホー」 (*´・ω・`)「今日焼き肉だね!こりゃ」 偽りの楽しさを知り 先に待つことを捨て 仲間の思い遣りを捨て 全て捨て…ドクオは一体何を求めているのだろうか…
遅くなって申し訳ない 色々省いてる部分もありますが全部書くと長くなりそうなので 最近途中で終わってしまう作品が多々あるので自分は完結させようと頑張る次第であります! 色々意見下さると助かります ではまた!
( ^Ω^)乙鰈
138 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/11(月) 11:14:21 ID:+yv9UttnO
お疲れ様
139 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/11(月) 18:55:02 ID:avCQAEd7O
乙! 続き待ってます!
140 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/11(月) 21:23:47 ID:CYxahcMBO
作者さん乙です! 大変楽しく読まさせていただきました 何かとネタを考えたりオチを考えたりで時間もかかる事だと思います 次回の作品も楽しみにしております ゆっくりでいいのではよ書かんかいダボが
141 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/13(水) 20:55:42 ID:/EDcI89JO
はよ書かんかいダボが
142 :
◆a/JOKER/4Q :2008/02/13(水) 21:39:22 ID:73sqKUroO
川//ー//)y-~~
143 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/14(木) 08:18:07 ID:INYgQTu6O
このスレでダボとは大丈夫、ボツとは言わないの略かい?
144 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/16(土) 01:26:12 ID:0PrpOvjyO
投下待ちあげ
145 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/17(日) 13:10:14 ID:6YYyqI9ZO
はよ書かんかいダボが
>>143 何スレか前に、「はよ書かんかいダボが」と書いた人がいて、あまりにも斬新な支援(?)の仕方に感化され、ここの住人がこぞって使うようになった
以来、支援と保守の両方の意味合いで使われるようになったとさ
147 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/18(月) 03:02:53 ID:EId+bTPMO
すいません作者です なんかアク禁?みたいなものくらってて書き込めなかった…てか表示すら出来なかった… 明日からまた投下しますので! 今日は眠たいので寝ます (*^ー`*)ノ ちょっと待てよだぼが
150 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/19(火) 05:48:28 ID:JtxYjCRUO
待っててやるから早く書けダボが
151 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/19(火) 10:04:13 ID:6iOuodtMO
はよ書かんかいダボが
152 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/19(火) 10:52:52 ID:YwpX8ampO
DABO
153 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/19(火) 12:44:20 ID:kMdl1urTO
ドロダボ
フダツキー
155 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/20(水) 11:36:59 ID:5TZTTLi4O
はよ書きあげたらんかいこのダボハゼが保守
156 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/20(水) 22:07:45 ID:xu0zh9DyO
早く書いてくださいダボがぁ!
157 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/20(水) 23:16:39 ID:5eOFYQX+O
投下待ってるよダボが!
158 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/21(木) 09:10:46 ID:Rw9BqQZLO
みんなの期待に応えなさい!
159 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/23(土) 00:58:17 ID:p2vPyVAKO
いつまでも待ってるぞダボ野郎がっ!
160 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/23(土) 06:03:42 ID:Xdd+Lvw0O
あげるからなダボが
161 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/24(日) 00:21:31 ID:WYdHAe4w0
ダボ守
162 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/25(月) 05:53:04 ID:Dbo+HNYIO
はやく書けやダボが
163 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/25(月) 08:23:02 ID:ct8ngP2aO
はよ書かんかいダボが
164 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/26(火) 19:41:33 ID:/O3912yFO
(´・ω・`)まだかい?
165 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/26(火) 19:50:28 ID:Oh7OwjWoO
いつまで待たせるんじゃいダボがっ
166 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/27(水) 05:27:07 ID:7gQOAgFdO
なんか下がってるからアゲ
167 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/28(木) 04:16:33 ID:lWOld7qkO
早朝にだって揚げ
168 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/28(木) 19:20:37 ID:HwqZopNNO
もう言っちゃうぞ。 やっぱりつまらん作者は途中で投げ出す割合が高い。 知能が低くて文章をまとめられない奴は、責任感とか継続性がないのが多いんだろな。 低学歴がまともな職に就けないのはこのため。
出たな!あちこち荒らす超ナルシスト! さあ、君の作品を披露しておくれ。 長編を書き上げてくれるよね。
170 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/02/29(金) 22:41:59 ID:Wb4CGJcWO
はよ書かんかいダボが
じゃあ俺が披露してやろうか? お前らお願いしますと言えよ。したら書いてやる
面白くないからいいよ
173 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/02(日) 13:24:51 ID:GKMcBYRWO
ねかまとか今回の作者とか、単に自分の変わった体験を書いてるだけだからな。 文章力の無さはブーン小説にすることでごまかせるし。 ストーリーを作り上げてた他の作者からしたらただのゴミ。
174 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/02(日) 13:27:31 ID:GKMcBYRWO
そしてゴミは途中でめんどくさくなって投げ出す。 ただの体験談だから作品に愛着が持てないんだろうな。 ゴミは嫌なことからは逃げてばかりだから いつまで経ってもゴミのまま。
175 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/03(月) 13:49:55 ID:1q8BfXRDO
能書きはイイからはよ書けやダボがぁ!
177 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/03/04(火) 10:44:19 ID:VJ/GmXunO
皆様今から謝罪します ごめんなさい
皆様今から射精します ごめんなさい
179 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/03/04(火) 13:18:18 ID:VJ/GmXunO
射精じゃなくて謝罪だお ただいま(^ω^ )
180 :
あくえりおんだいすき ◆AaLH8FmUsA :2008/03/04(火) 13:26:53 ID:VJ/GmXunO
( ^ω^)つ原作 だれかかわりにつくってお
181 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/04(火) 14:12:54 ID:DokaLio9O
182 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/04(火) 16:21:39 ID:zeZeFWDnO
はよ書かんかいダボが
183 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/04(火) 23:03:29 ID:LYiubhjyO
もうダメ…早く書いて、ダボ…
184 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/05(水) 01:07:41 ID:14kYNjWlO
焦らすのは良いが焦らしすぎだぜ、ダボが!
185 :
アクエリ ◆AaLH8FmUsA :2008/03/05(水) 02:28:56 ID:SctjcxAuO
名前かえたすお
186 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/06(木) 12:20:43 ID:5Bkg1oL/O
まだかよ、ダボが
187 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/06(木) 17:19:08 ID:oMZjyKaBO
ダボがぁ!
今までに作った短編小説がいくつかあるんだけど等価していい?
189 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/07(金) 00:29:29 ID:fyzOCeRS0
( ^Ω^)おk
190 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/07(金) 02:14:47 ID:rRjt713VO
是非
191 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/08(土) 08:48:26 ID:yX3ArP8qO
アゲ
192 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/09(日) 11:42:20 ID:btsyt6Eo0
暇な日曜にアゲ
また過疎とるなwww 仕方ないから必殺仕事人シリーズ短編でもまた書くかwww 新夢氏とかまだなのか〜? このスレもおわたのかねぇ…
194 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/10(月) 08:49:44 ID:LCDnsa4d0
投下を止めるのはいいけど 投下すると嘘をつくのは止めてほしい
195 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/10(月) 13:50:06 ID:mvSqyz13O
投下日照りでもうあかんよ だぼがぁ!
196 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/12(水) 08:34:51 ID:C16+Hc+FO
ほ
197 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/12(水) 22:17:22 ID:kWLfC15C0
す
198 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/12(水) 22:38:38 ID:12cQ8xqnO
ブーン小説で一番はドクオが海にいくようですだな 最後のあのヘタクソな絵に感動したよ
199 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/12(水) 22:53:25 ID:UnIptTumO
はよ書かんかいダボが
200 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/12(水) 23:33:35 ID:96ZfJ4QkO
201 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/13(木) 08:46:10 ID:bvSJdWqaO
朝からあげるぞ!ダボがぁ!
202 :
いなぞう ◆chinpoEKYI :2008/03/13(木) 10:19:18 ID:NfZOkfCrO
( ^ω^)と猫と神様 には泣いた
203 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/15(土) 11:09:39 ID:NS9JuAf30
204 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/15(土) 11:19:40 ID:r5u9lv2P0
K DABO SHINE
206 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/18(火) 00:19:38 ID:wYhLVKF7O
↑ ↑ ↑
207 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/19(水) 23:22:54 ID:Wsj5fUNFO
あげますお
208 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/22(土) 02:05:46 ID:wN/kunu1O
( ^ω^)
209 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/24(月) 00:11:02 ID:kWS9lr6iO
↑ ↑ ↑ 歩くようです。よかったお。 ちょっと泣いた…
210 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/24(月) 00:20:14 ID:C2qRtfsg0
,,,r-‐───‐--、 / ,,,z-──ュ‐-、 /,,,,,,,,,,r-‐''~´ リ \ //~ | ゙i i/ | | f | ヽ | | | リ r-、 | | `ヽ/「ワ,| リ ,,,r==、 ,,r===ュ、 ┐ソ ゙i -<○>-ヽ i-< ○>- ` ン } ゙i ヽ--‐ .| l `'─‐'" ノ ト‐/ | /l l 、 ,/ ├‐'゙ .|、 ノr' レ ヽ¬、,,.... -‐ | ゙iヽ‐' ヽ,,,,,r''´ ノ | ヽ ト‐==─イ~、 / .ト、 \ ヽ  ̄__ ‐' y ノ \ ` , ' `ー--──'"-' ぶーんチ
211 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/25(火) 23:01:34 ID:RDaPed5uO
ごめん!お気に入りから消すよ
212 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/27(木) 18:51:24 ID:U2dAVtZC0
213 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/29(土) 01:07:53 ID:cxyVcBSgO
(´・ω・`)
214 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/29(土) 02:05:15 ID:NWqmrtO7O
はよ書かんかいDABOが
215 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/29(土) 07:38:09 ID:k4vfxqH/O
(^ω^)昔の作者達は今どこへ…… (^ω^)ニコ
216 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/29(土) 20:42:39 ID:smyuQieS0
( ^ω^)つ\<ブーンの筆が唸っちゃってもいいかお!?
217 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/29(土) 23:41:01 ID:tuEn7/HH0
たのむ
218 :
作家ブーン :2008/03/30(日) 00:49:45 ID:wKiEXsyI0
( ^ω^)5号機世代のハイパーにわかだお ( ^ω^)思いついたら書くお!速報を待てお!!
219 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/30(日) 22:34:04 ID:3hMKkMgPO
おっ、挙げてまってるお!WKTK
人生の意味…果たしてそんなものは存在するのだろうか これは、わけもわからずただ無駄に時間を潰し楽へ逃げてきた男の話だ ('A`)「ふぅ〜毎日たりぃぜ。まあどうせやることもないし稼働するかねぇ」 この言葉…今まで何度吐き出しただろうか 嫌悪感に苛まれながらも毎日朝からスロットに行く自分。 こんな俺を同級生や知り合いが見たらどう思うだろうか いや、そんなことはいいんだ。自分がこうしたいからやってるわけで他人がどうのとか世間体がどうのとか…そんなのどうでもいい ('A`)「ちっ…またあいつ等が先頭かよ」 ノリ打ち軍団。ドクオのマイホを起点にここらのスロット店ではかなり稼いでいる輩達だ ( ゚∀゚)(´・ω・`)( `・ω・)( ´_ゝ`)( ゚Д゚) ('A`)「ったく毎日毎日ご苦労様なこって…」 ドクオが悪態をつきながら見ていると明らかにパシりそうな奴がやって来た。 どうやらコンビニに行かされていたらしい (;^ω^)「ぉっ買って来ましたぉ!」 ( ゚∀゚)「オメーおせぇよアホ」 (´・ω・`)「おいデブ、僕は伊右衛門と言ったろ?何で爽健美茶買って来てんの?死ぬかい?」 ( `・ω・)「どうでもいいから一発殴らせろやwww」 ( ´_ゝ`)「ふひひwww」 ( ゚Д゚)「シャキン先輩テンション他界ってwww」
('A`)「(本当にバカ丸出しだよなあいつら…一般常識とかないのかね…つか死ね!にしてもあいつあそこまでして…)」 (;^ω^)「す、すみませんぉ。買いなおして…」 (´・ω・`)「うんもういいよ。そろそろ開店だしねうん」 ( `・ω・)「くっせぇ〜の今度から注意しろよカス」 ( ´_ゝ`)「うんうん」 ( ゚∀゚)「う〜しとりあえず狙い台まとめっぞ!」 ( ゚Д゚)「シャキン先輩ひどっwww」 こんな奴らと同じ扱いされてんのかと思うと死にたくなるわ… 俺はピンで礼儀正しくて店員にも頭下げるし割り込みとか絶対しねぇし… でも世間の目は一緒なんだろうな…鬱だ ('A`‖) ( □∀□)「え〜番号1〜10まで入ってください」 そうしてドクオの1日が始まる
(;'A`)「ちぃ!新台は軍団が全台抑えてやがる…しゃあねぇから新吉行くか」 ドクオのマイホはパチンコ400台、スロット377台の普通のホールだった。田舎なのでイベントは規制されており狙い目は新台位なものだ ここはこの辺りでも一番設定は入る所なのでドクオはここ、ヘヴンに通い詰めだ ('A`)「さて、新吉は4台だが…昨日は二台入ってた。大体ここはこの場合据え置かない。つまり昨日二台は除外…となれば…こっちしかねぇ!」 適当に座るドクオだった。まあ考えても設定が見えるわけじゃないので直感に任せるとしよう。
('A`)「太鼓〜太鼓〜太鼓〜を数えるぞと」 いつも持参、銀の鳥愛好家が使用するカウンター もう何十万回こいつで小役を数えたかわからねぇ…今や歴戦の友になっているカウンターだ ('A`)「新吉で早く看破したいなら爺ステージだ。単独が見抜き易いからな。後は太鼓を数えりゃおK」 そうして打ち続けること3時間 2400 10 太鼓370 ('A`)「うむ…5か6か非常に微妙な数値だな。RTの引き弱のせいでコイン全然たまらねぇし…ちょっと店内でもぶらつくか」 これが結構重要だったりするのさ。スロプロ何年かやっててこの周り観察で気づき6をツモったことは幾度もある。視野は常に広く持つ、それが大事さー ('A`)「新台プギャーwwwあいつらの一人しか残ってねぇwww」 見ると朝のパシリが打っていた。 (;^ω^)「アマゾーンつまらんぉ〜」
とりあえず見回ったが特に目立ったものもないし数値が悪いわけでもないので新吉を続行することにしたドクオ 昼飯を食べて後はひたすら回す。トイレも最小限 タバコは高いし体に悪いのでやめた。今はガムの時代だ キシリデント最高っ! 5000 23 太鼓820 ('A`)「ここまでくりゃ6だろ!太鼓あまりにもおちるから数え過ぎちまったぜwww」 ここでまた店内物色。朝のパシリは二箱カチ盛りか…なかなかやりおる ( ^ω^)「あまぞん→アマゾーン!」 ('A`)「ふふ、楽しそうだなあいつ。スロット本当に好きなんだな。」 俺も昔は…… ('A`)「そんなことよりぶんまわさねぇと」 後はひたすら回す作業だ。朝は設定判別、昼までにはツモりたい。→その後飯を食い→夕方に最終確認→後はひたすらぶん回すと言うのが俺の1日だ ツモれない日は普通に帰ったりゲーセンで暇を持て余したりしている。 なんてつまらない毎日だろうか! だが…俺は回し続ける。それに意味があるのなら
9800 42 ('A`)「RTあんまり入らなかったから2000枚ぐらいだったか…鬱だ…まあ勝ったからいいか。」 朝の奴は5000枚くらい出していた。あの引きをわけて欲しいな しかし他の連中はいない。データ取りも彼一人がやっているようだ。 ('A`)「ふぅ…哀れだねぇ」 そうして換金所に向かう俺。すると何やら騒がしい… (;^ω^)「なっなにするぉ!これはブーンが一生懸命打って出したお金ぉ!お前らなんかにやらないぉ!」 ( ´∀`)「あぁん?お前本気で言ってんのモナ?」 (´<_` )「先輩、そいつ糞兄貴がいるノリ打ち軍団の打ち子ッスよ。」 ( ´∀`)「マジかモナ?なら後輩の金は俺の金モナ、よこせモナ」 (;^ω^)「ちょっ…やっ…やめるぉ!これは大事な…みんなで頑張ったお金…なんだ…ぉ…っ!」 見てらんねぇな…こんなことに関わりたくないんだが… ('A`)「おい、やめてやれ」 ( ´∀`)「あぁん?テメーなんか文句あるのかモナ?やっちまうぞモナ?」 (´<_` )「やっちまいましょうよ!」 ('A`)「ガキが…。」 俺はそこらに落ちていた棒を拾う。材質は軽いが正面は鉄か?まあ丁度良い ('A`)「剣道三倍段って知ってっか?」 ( ´∀`)「知るわけないモナ!逝って来いモナ!」
その刹那だった── 「籠手…」 ( ´∀`)「!!」 気づいた時は既に遅くモナーの腕が下にガクンと堕ちた。 ( ´∀`)「っ……えっ…何が…起きたモナ?」 腕に感覚がないとばかりに手を抑えるモナー。 ('A`)「これ以上は怪我だけじゃすまない。おとなしく帰れ、モナー」 ( ´∀`)「なっ…なんでお前が俺の名前……まっまさか…ドクオかモナ?!」 モナーは思い出した、高校時代に剣道がめちゃくちゃ強いやつがいて…そいつはクラスの人気者で……でも、 ( ´∀`)「はっ!…今日の所はドクオに免じて退くモナ!覚えてろモナ!」 (´<_` )「えっ…せっ…先輩〜!」 走り去った二人を見て棒を捨てるドクオ。 カランと転がり落ちる。 ('A`)「ふぅ…下手すりゃ障害もんだぜ」 ( ^ω^)「あっあの、ありがとうございましたぉ」 ('A`)「いやいいってことよ。じゃあな」 去ろうとした時だった。コイツを見たときふっとよぎって聞いてみたかったこと、この際せっかくだ── ('A`)「なぁ、お前…スロット好きか?」 ( ^ω^)「ぉ!大好きだぉ!」 これが彼らの出会いだった。長く、遠く、意味があるかないかは…わからないが、本人達が自分の思うままに生きる…物語である TO BE CONTINUE
227 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 03:51:14 ID:lsIIp3a70
( ^ω^)おー新しい作者さんだお ( ^ω^)ブーンも今少し書いたお・・正直見劣りしてるけど投下するお
228 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 03:51:57 ID:lsIIp3a70
ブーンがパチスロに出会うようです 2008年リアルタイムなお話です ブーンは花の大学生♪だった・・・ 夜10時〜 (´・ω・`) ブーンすまない・・父さんはリストラになってしまった… ( ^ω^)っちょ!本当かお!?ブーンはどうすればいいんだお!? (´・ω・`) ウーンとりあえず父さんと一緒にお金を稼ごうか ( ^ω^)バイトかお?てか大学やめたくないお!いやだお〜 (´・ω・`) うるさい!黙ってちょっとついてこい! ( ^ω^)理不尽パピーだお!後で訴えるお! (´・ω・`) あ? (;^ω^)うは・・コワス (´・ω・`) とりあえずちょっと外行くぞ〜
229 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 03:52:21 ID:lsIIp3a70
車で5分〜 ( ^ω^)ん?パチンコ屋さんだお? (´・ω・`) そうだパチンコ屋さんだここで今日から仕事だ ( ^ω^)っちょ!そんなん無理だお!何言ってるお!パチンコなんて負けるだけって学校の先生が言ってたお (´・ω・`) その先生は養ブーンさんだなブーンお前は私の血をひいている名前は似てるがスロ機種板の養ブーンさんたちとは別なのだ!やれないわけがないのだ! ( ^ω^)言ってることが意味不明お!パピーはいったい何者だお!?ちょっと話すお! (´・ω・`) そうだな簡潔に言うと父さんは元スロプロだったんだよ… ( ^ω^)っちょ!初耳だお!スロプロってスロットで金稼いでる人達のことかお? (´・ω・`) そうだ昔は月100万くらい稼いでたんだぞすごいだろ ( ^ω^)嘘だお人生そんな甘くないお!証拠もないのに信じれないお… (´・ω・`) はっはっはとりあえず中に入ろうか ( ^ω^)あ!待つお〜
230 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 03:52:41 ID:lsIIp3a70
(´・ω・`) まずロビーで座って話そう ( ^ω^)初めてくるお〜おー結構良い椅子だお〜 (´・ω・`) いいか本当にパチスロで勝てるのか!?ブーンどう思う ( ^ω^)無 理 に き ま っ て る お ! (´・ω・`) 無理じゃない実際にスロプロといわれている人達はいる (´・ω・`) 作者の知り合いもスロプロなのだ現役で月50万は稼いでいる ( ^ω^)作者ってなんだお!意味不明お! (´・ω・`) こっちの話だとりあえず下見をするぞ ( ^ω^)下見ってなんだお!スロットなんて運じゃないのかお (´・ω・`) その発想は間違っているとりあえずこい ( ^ω^)あいお〜だお〜
231 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 03:53:03 ID:lsIIp3a70
(´・ω・`) いいかブーン明日はこのパーラーカチ盛りの月3回のイベントだ ( ^ω^)イベントってなんだお?うまいのかお? (´・ω・`) そうだうまいんだ早い話がいっぱいお金が増えるチャンスの日だいいな? ( ^ω^)へぇ〜だお (´・ω・`) とりあえず明日簡単なことを貴様に全て叩き込む! ( ^ω^)はっはFラン大のブーンには無理なお話だお〜w (´・ω・`) まぁとりあえずついてきなさい 黙々とメモ帳に何かを書き続けるパピーそれの後にただついていくブーン ( ^ω^)メモなんてとっても意味ないお〜出る台なんてわからんお (´・ω・`) はっは父さんを甘く見るなよすでに2カ月分のデーターをとっているのだ ( ^ω^)本当かお凄いお〜そんなもん本当に役にたつのかお? (´・ω・`) はっは明日が終われば全てがわかるさブーン ( ^ω^)おーねむから帰りたいおー (´・ω・`) じゃあ先に車に戻ってなさい ( ^ω^)ラジャーお!車の中で父さんの何かテンポの良いCDに入ってる曲でもきくお〜 (´・ω・`) (大花火のドンBIGのことかやはり血はあなどれないのか楽しみだな)
232 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/31(月) 09:13:27 ID:6/Hv6wmtO
最近作者が居ないから書いていたが、レベル高いから投稿するのは、気が引けるなあ。早く続きを
233 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:24:30 ID:lsIIp3a70
234 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:24:51 ID:lsIIp3a70
そして迎えた決戦の日〜朝〜 ( ^ω^)朝からパチンコ屋さんかお眠いお〜 (´・ω・`) おーもう先頭に二人もいるじゃないか ( ^ω^)うは…ありえなっしんぐだおこんな早起きして先頭じゃないとか (´・ω・`) 彼らもパチプロの用だね何回か下見の時に見た顔だ恐らく結構な腕だろうね (´・ω・`) (なかなか出してるような空気はあったなライバルになりえるか…) ('A`) あのおじさんなんかメモとってた人だな〜見たことある ( ゚∀゚)おじさんにはおっぱいはないぞ!おっぱい!おっぱい! ('A`) おっぱいよりも設定だ!設定!設定! ( ゚∀゚)おっぱいに設定はないぞ!おっぱい!おっぱい!
235 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:28:21 ID:lsIIp3a70
( ^ω^)パピーとりあえずどの台を打つお? (´・ω・`) 今日打つ台はずばり今1番稼動があり設定もある台エヴァンゲリオンだ ( ^ω^)エヴァかお・・・(昨日アスカで抜いたおwww) (´・ω・`) なんだその嫌らしい顔は貴様は綾波ヲタか ( ^ω^)違うオ!どっちかっていうとアスヵ…なんでもないお!変なこと言わせるなお! (´・ω・`) フフフ・・・父さんはマヤさんが好きだぞ? ( ^ω^)そこはミサトさんだお!
236 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:28:59 ID:lsIIp3a70
そんなこんなで開店の時間ー (´・ω・`) このお店は抽選が無いんだ並んだ順で整理券がもらえる ( ^ω^)頑張れば先頭ってことかお? (´・ω・`) そうだ作者のマイホと同じだ ( ^ω^)作者? (´・ω・`) ホラ前だその券を店員に渡すんだ ( ^ω^)あいおーどうぞだおー 店員A「はいありがとうございます!頑張ってください!」 (´・ω・`) ほら!走るぞ!マッハGO!GO!GO! ( ^ω^)ヘアピンカーブーン♪
237 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:29:42 ID:lsIIp3a70
一目散に二人はエヴァのシマへしかしここでアクシデント (´・ω・`) なんということだ… ( ^ω^)もしかしてお腹でも減ったのかお? (´・ω・`) ノー!ノー!ノー! ( ^ω^)もしかしてトイレ行きたくなったのかお? (´・ω・`) ノー!ノー!ノー! ( ^ω^)もしかしてオラオラですか? (´・ω・`) YES!YES!YES! (´・ω・`) ってそうじゃなくて狙い台があの不健康そうな子にとられている・・ ('A`) 「並んだ甲斐があったぜ〜」
238 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:37:18 ID:lsIIp3a70
( ^ω^)どいてもらうお〜 (´・ω・`) ンーそれはできない・・とりあえず準狙い台のエヴァがあるんだそっちに行こう ( ^ω^)了解お (´・ω・`) (これから先彼が最大のライバルかもな・・・」 とりあえず難無く準狙い台のエヴァを2台確保!実践スタートとなった ( ^ω^)おーエヴァは知ってるお (´・ω・`) そうか父さんも結構見てるぞ (´・ω・`) ってそんな話じゃなくてだなとりあえずどんな台でもほとんどの台が決まった打ち方があるんだ ( ^ω^)なんだお?どっか狙うのかお? (´・ω・`) そうだまずエヴァンゲリオンなんだが黄7狙いとかもあるんだがとりあえず赤7狙っとけばいい ( ^ω^)お!そうなのかお〜タァ!
239 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:38:15 ID:lsIIp3a70
リールを止めるブーン (´・ω・`) 早いんだよリール配列をみなさい ( ^ω^)これじゃだめなのかお? (´・ω・`) スイカがカバーできないんだこれはよくみなさんがやるんだ注意しなさい ( ^ω^)了解おーけどスイカ1つ上にあるからとれないお? (´・ω・`) いや内部でスイカが成立していたらスイカは滑ってくるんだ ( ^ω^)へぇ〜なら安心だおエヴァは安心設計だお〜 (´・ω・`) そうだこれだけ1日やるかやらないかで偉い違いなんだぞ ( ^ω^)1日!?そんなに回すのかお!?嫌だお〜めんどいおーアニメ見たいおー (´・ω・`) うるさい!今日は父さんが良いっていうまでここから離れさせん! ( ^ω^)っちょ何するお!やめるお! (´・ω・`) うるさいこれがパチプロ養成ギブスだ!
240 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:40:29 ID:lsIIp3a70
イスにくくりつけられるブーン ( ^ω^)ちょwwねーお!これはねーお! 店員B お客様おやめください!当店はそういったプレイはお断りさせていただいております! (´・ω・`) すいませんこの子は私の息子なんだ教育方針はまげない 店員B うっ…そうですかどうぞお楽しみお(息子プレイかややこしい奴らだなめんどくさいからいいや) (´・ω・`) 何やらかんぢがいされているな・・・だがそれがいい ( ;ω;)よくないお!オッオーン! (´・ω・`) そうだエヴァはまずベルを数えなきゃ始まらないんだ ( ^ω^)まんどくさい台だお〜 (´・ω・`) フフフこれをつかうんだ「カンタ君」だ ( ^ω^)世の中便利だおー (´・ω・`) じゃあ父さんは向こうの台行くからノシ ( ^ω^)O.K.お〜いってらっしゃいだお そうしてDDTを覚えベルを数えながら打つブーン ('A`) フヒヒ俺は妹プレイw ( ゚∀゚)おっぱい!おっぱい!
241 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 10:41:39 ID:lsIIp3a70
とりあえずここまでしか書いてないです 昨日ここまで書いてて眠くてちから尽きて今赤ドンの設定変更エナして帰ってきました 113枚だけど流しました('A`恥ずかしいプレイでした
242 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/03/31(月) 12:31:30 ID:uyvzohd8O
一挙に二作品も連載開始っすか! 待ってたかいがあったぜ! どうか今度こそ完結まで頑張って下さい!
243 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:11:56 ID:6/Hv6wmtO
自信ないですが投稿します
244 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:14:03 ID:6/Hv6wmtO
AM8:50 害亜の入り口には人の列が並んでた。半年に一度の激熱イベント となると否が応でも期待したくなるのが人というものだ。その列の並びにブーンはいた。 (; ^ω^)(勝てば問題ないお、勝てば問題ないお、勝てば…) ('A`)「お前、今日はいつになく気合い入ってんなあ」 ( ^ω^)「え?…ブーンはいつもと変わらないお」 ('A`)「ふーん、まあいいけどよ…常連のお前がここ2週間見かけなかったけど何してんだ?」 ( ^ω^)「…別に理由は――」 (・∀・)「皆様、お待たせしました。只今をもって開店しますので走らないように御願いします」 ('A`)「ま、後で聞くわ、勝った後でなwんじゃな」 そう言うとドクオは早々にに店の中に消えた。それに続いてブーンも狙い台に向かって走る。 ⊂(# ^ω^)⊃「ブーン!」 キモさ満点な走りに加え必死な顔が周りの客から失笑と嘲笑が沸き上がらせる (; ^ω^)(笑いたければ笑うがいいお!ブーンには後がないんだお) ブーンは狙い台を無事にgetし、祈る気持ちで打ち始めた……何故ブーンがこんなにも必死になってるかは、昨日の話にしなる
245 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:16:34 ID:6/Hv6wmtO
( ^ω^)「金がないお…でも打ちたいお」 スロニートのブーンは困っていた。以前コンビニで働いていた時の金は底を尽き、大好きなスロが打てなくてやるせなくて悶々としてた ( ^ω^)「はあ〜〜、売れる物は全部売ったし、車まで売ったら、母ちゃんにまた怒られるお」 ブーンは母親と二人で暮らしている。小学生の頃に父が亡くなってからは、一人で頑張って働いている母ちゃんには、頭がいまだに上がらない ( ^ω^)「掃除でもして母ちゃんに小遣いでももらうかお」 〜掃除をする事10分〜 ( ;^ω^)「先週のチラシぐらい捨てておけお」 まとめてゴミ箱に捨てようとした時に、束ねたチラシの中から封筒が落ちたのを見て、ブーンは本日何回目になるか分からない溜め息を出した ( ^ω^)「また、保険かなんかの勧誘のやつだろ……え?」 封筒の表には母ちゃんの名前が書かれた給与という封筒がそこにはあった (; ^ω^)「ひい、ふう……諭吉さんが10人いるお…これだけあれば…」 後の説明はいらないだろう……ブーンは勝って、戻せば問題ないと勝手に自分を納得させて封筒を懐に入れた。この行動が悲劇を生むとは知らずに…物語は最初に戻る
246 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:17:29 ID:6/Hv6wmtO
( ^ω^)「これぜってぇー6だお!」 ウザガキ度満点なブーンは開店から三時間、千枚近く出してた。 ( ^ω^)「フヒヒwww周りから羨望の眼差しが痛いおw」 「あいつ良くあんな台を朝から打ってられるな」「キメェ、笑ってるぞ」「養分乙」このように囁かれているのを知らないのは本人のみ。ブーンが打っている台は『夜勤病棟』だった。 ( ^ω^)「この調子でいけば五千枚はちょろいお、買った帰りにイメクラでも…フヒヒwオッキしてきたお。たまらんお」
247 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:18:26 ID:6/Hv6wmtO
しかし、人生甘くないのが世の常。勿論、ブーンも例外ではない。時刻は夕方の6時 ( ;^ω^)「あっという間にノマレたお、これで5人諭吉さん犠牲だお」 (; ^ω^)(あそこで止めておけば…もう五万も使ったら、スロじゃ取り返せないお!……パチでいくしかないお!!) ブーンは走った!希望を求めてある台へ走った!走ってブーンが求めて座った台は…『歌舞伎剣』だった。 ( ^ω^)(アクエリオンやエヴァとかやりたいけど当たりが来るまでちんたらやってられないお) こうしてブーンは残りの資金で回し始めた……
248 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:19:16 ID:6/Hv6wmtO
〜三時間後〜 ( ω)(……) ブーンは静かに害亜を後にする……街を廃人のように徘徊しながら、最悪の計画をブーンは実行を起こそうとしてた… ( ω)「母ちゃんが汗水流して働いた金を全部使ってしまったお…もう母ちゃんを裏切りたくないお…だからこれはしょうがない事だお…そうブーンは何も悪くないお…」 そして、ブーンはカッターを持ったまま、コンビニへ………。 次の日からブーンを見る事はなくなった。
249 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 15:22:47 ID:6/Hv6wmtO
今まで読むだけだったんですが…稚拙な文章力ですいません。楽しんでもらえたら幸いです、ではではノシ
250 :
作家ブーン :2008/03/31(月) 18:40:18 ID:lsIIp3a70
多分SAGEしたほうがいいとおもうお!
251 :
もぅすんごい :2008/03/31(月) 20:00:26 ID:6/Hv6wmti
まあ、小説がでるまでの期間長かったからね
なるべく投下しようと思いますがこちらにも都合や気分があります 早く書け早く書け連呼せずに気長に待ってください、お願いします。 では10分後投下します
さて、今日も一日が終わる。コンビニで弁当を買い家に帰る。 時間は深夜の12時、立ち読みし過ぎたせいで帰るのが遅くなっちまった。 ('A`)「たでぇ〜ま〜っと」 「コラ!今何時だと思ってるの?!」 ('A`)「うわっ!」 急の大声にビクつく。声の主は台所のテーブルに倒れ込む用に座り込み酒瓶片手に酔いどれている。 ('A`)「んだよ姉貴かよ、ビビらせんじゃねぇよレディースが家襲撃してんじゃないかと思っちまったじゃねぇか」 (*´∀`)ノ「やぁねぇ〜☆こんな綺麗なレディースいたら大変よ♪」 ('A`)「ダレモソンナコトイッテマセンガ…」 (#`∀´)ノ「あぁ?」 (;'A`)「いえ、言いました。大変お綺麗でございます」 (*´∀`)ノ「よろしい!可愛い弟め!」 「お兄ちゃん〜おかえりー」 お兄ちゃんなどと有り得ないフレーズを口にしながら台所に入って来たのは妹のしいだった。 あ、ちなみに姉貴はのんと言う。 (*゚ー゚)「お兄ちゃんお帰りなさい」 ('A`)「二回もそんな甘いフレーズを口にするんじゃないぞ妹よ。俺はそっちの興味はない」 (*゚ー゚)「?」 我が家の家族はこの三人だけだ。 親父とお袋は…
(*゚ー゚)「あーまたお兄ちゃんコンビニ弁当だしぃ。ちゃんと作ってるって言ってるでしょ?」 (*´∀`)ノ「そうよぉ〜私の可愛い妹の料理が食べられないってわけ?!」 っ……と。まあその話はいいか。それよりも… ('A`)「(絡み酒うぜぇ…)いや二人とも寝てると思ってな。気を利かせて弁当買って来たんだよ」 (*゚ー゚)「そうなんだ。せっかく起きてたのにぃ…まあもうしいは寝るけどお兄ちゃんもお姉ちゃんも早く寝るんだよ」 (*´∀`)ノ('A`)「は〜い」 そうしてしいは奥の部屋に戻って行った。まだ高校1年なのにしっかりしてやがる 俺とは… (*´∀`)ノ「俺とは大違いだって?」 (;'A`)「ぶっ!心読むのやめてくださいwww」 (*´∀`)ノ「何年家族やってると思ってんの。そんなの手に取るようにわかるわよ」 ('A`)「………」 (*´∀`)ノ「あんた、いつまでそうやってプータラする気?」 やはり来たか…
('A`)「別に…」 (*´∀`)ノ「別にいいだろ金も入れてるししいの学費の半分は俺が持ってるんだって?」 ('A`)「うっ…」 (*´∀`)ノ「確かに助かってるわ。毎月家にお金も私以上に入れてくれてるししいの学費まで払ってくれてる。でもねドクオ、私はあなたの為を思って…」 ('A`)! (#'A`)「うるせぇんだよ!たった二年早く産まれただけで母親面かよ?金は入れてるんだから文句は言わせねぇよ!俺が何しようと勝手だ!」 つい怒鳴ってしまった…。それを言われたらまた過去を思い出してしまうような気がして… (*´∀`)ノ「ドクオ…。ごめんね…姉さんが悪かったよ。明日も行くんだろ?今日は早く寝な」 ('A`)「言われなくてもそうするさ」 こんなこと言いたくなかったんだけどな…ただ空気に流されるまま俺は自分の部屋へと急いだ (*´∀`)ノ「ドクオ…あんたは本当にそれでいいの…?」
『お〜とこなら〜自分の〜世界が〜ある〜』 ばっ!『「例えるなら〜空を駆ける〜一筋〜の流れ星〜ルパンザサード!」』 ('A`)「やっぱりルパンは最高だな!すぐ起きちまうよ。さ〜て今日も行くか〜!」 妹と姉貴は既にいなかった。まあもう8時15分だからな、妹は学校、姉貴は会社か ('A`)「そして俺スロプwwwはっはっは〜愉快だな!」 陽気に台所へ行くと書き置き発見。 『お兄ちゃんへ、朝ご飯ぐらいはちゃんと食べてください』 ('A`)「……俺何言ってんだよ…アホか…ゴミだ…鬱だ…」 いつもの自己嫌悪だ、これをしなきゃスロプやってけない俺 ('A`)「うん、朝飯美味いな」 mycarのスカイラインでマイホにGO!ちょっと最近ガソリンが高いから走るの控えめにしてるmycarだ 9時オープンの店に8時50分に到着 まあ平日ならこんなもんだろう ('A`)「あれ?先頭に奴らがいねぇな。珍しいこともあるもんだ」
とりま新台三日目ジアマゾンロードだわな ('A`)「こいつは合成は差はなくビッ確にちょっと差があるだけだから下見が大事だ。設定差はイマイチ上がってないがアマゾーンの突入率辺りが臭いな」 こうゆう場合は据え置き狙いに限る。ジアマゾンロードは設定変更するとストックが全部消滅する。しかしそこからはストックが優遇されると言うシステムだ なのでここは闇雲に設定差がわからないのを打つより昨日安定して出てたやつの据え置きを狙おうって作戦なのだ これは昨日500くらいまでハマってたからな ('A`)「上手くすればストック大量&激アマゾーンだぜ!以上解説終わり!」 解析が出てない新台には手は出さない主義だが状況が状況だ 一番入りそうなやつに座るのがただしい立ち回りと思ってる ('A`)「しかし今日はあのピザこねぇのかな〜」 その頃ブーンは…… (#´ω`)「ぅう……何で…こんな…ことに…なってしまったんだぉ……」 TO BE CONTINUE
258 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/01(火) 06:42:22 ID:TXaua7RfO
乙カレー 次回も楽しみにしてるよ!
( ^Ω^)乙
思えば僕の人生…一体何だったのだろう。小さい頃に親は離婚しどちらにも引き取りを拒否されおばあちゃんとおじいちゃんに育てられ… でもおじいちゃんは病気で入院、おばあちゃんはそのことで鬱病にかかってしまって……毎日塞ぎ込んだまま寝ている 誰にも必要とされず、疎まれ、嫌がられ、ずっと世間から逃げ続けた… でもそんな僕にも初めて友達が出来た…でも……でも…… そんな、彼ら にも 裏切られた。 目が開かない── 音はする、何の音だろう 周りに何もないのか小さくしか聴こえない。 体が熱かった── 唇が痛い…呼吸がしにくい 何でこうなったのか、僕は思い起こすことにした
3時間前、AM7時── ( ^ω^)「昨日はあんなに出たから気分がいいぉ。みんなもきっと喜ぶぉ」 ブーンは浮かれながらマイホのヘヴンに急いだ ちなみに車はないので自転車だった。ブーンの家から約10分 ( ^ω^)「にしてもばあちゃん心配だぉ〜…ちゃんとご飯食べてるかぉ…?ブーンはもっとばあちゃん孝行しないとだめぉ…」 でも稼がないと…それに友達を裏切るわけにはいかない 今はみんなの為にも…いや、みんなと一緒に頑張るんだぉ! 「ここで待ってたら会えると思ったモナ」 ( ^ω^)!? ( ´∀`)「クックック。今日は一人のようだなピザデブ!約束通り金をもらいに来た」 (;^ω^)「なっ!ふざけるなぉ!そんな約束してないぉ!」 ( ´∀`)「うるせぇんだモナ!さっさとよこすモナ!」 (;゚ω゚)「逃げるぉ!」 全力で自転車を漕ぐ、みんなの所へ行けば…… ( ´∀`)「逃がすかモナ!」 モナーは予め持っていた鉄パイプを自転車のタイヤに引っ掛けた するとどうなるかはおわかりだろう ブーンは凄い勢いで遠くへ投げ出された
(X^ω^)「ぉ……痛いぉ…何でこんなことするぉ」 ( ´∀`)「うるせぇんだモナ!雑魚は黙って金を渡せばいいモナ!」 (×^ω^)「はあ…はあ…」 後頭部が痛む…触って見ると血が出ていた。 (X^ω^)「救急車を……」 ( ´∀`)「は?モナモナモナwwwなもん呼ぶわけないモナ。そのまま野垂れ死ぬモナwww」 そう言いながらモナーはブーンの財布を… ( ´∀`)「…ぐっ、よこすモナ!」 (X^ω^)「嫌だぉ…これだけは…昨日の10万だけは渡せない!」 ( ´∀`)「くらえモナ!」 ガスっ!乾いた音が響いた。モナーの拳がブーンを捉えたのだ (XX^ω^)「ガッ……」 ( ´∀`)「けっ…ウジ虫が。ん…?」 手が離れない、気を失うほどの傷だと言うのにブーンはまだ財布を握り締めている。 (X;ω;)「絶対渡さないぉ……やめてくださいぉ…ブーンから仲間を奪わないでくださいぉ」 ( ´∀`)「もっモナ!きめぇんだよ!」また一発。今度は蹴りが深く溝落ちに入った ( ゚ω゚)∵ガッ…。ブーンはそのまま深く埋まり気絶してしまった。くそ…ごめんよ…みんな ( ´∀`)「ふん!しかし可哀想なやつモナ。あいつらがお前の事どう思ってるかも知らずに
「……っお……い…ー………」 ぉ……?誰が呼んでるんだぉ? 「……おい!………ーン……」 駄目だぉ…立てないぉ ( ゚∀゚)「起きろよブーン!」 (×^ω^)「…ぉ…ジョルジュ…君?」 ( ゚∀゚)「車で来てたらお前が脇で倒れてるからよ。一体何があったんだよフルボッコじゃねぇか」 (×^ω^)「す、すまないぉ…昨日のお金…モナーとか言う人に」 (;゚∀゚)「まさか…盗られたのか?」 (×^ω^)「ごめんなさいぉ……頑張って守ったんだけど…」 ブーンは期待していた。甘い、優しい言葉を だが── (#゚∀゚)「このカス何やってんだよボケ!本当使えねぇな!」 (×^ω^)「えっ…?」 トゥルルル…トゥルルル ( ゚∀゚)「はいジョルジュ。あ、モナー先輩…チイッス…。あっハイ、そうなんすよ」 一体何を話しているんだろう… ( ゚∀゚)「わかりました。ちゃんと厳しく言っておきます。ハイ…ハイ…では今月分はあれで…じゃあ」 (X^ω^)「ジョルジュ君…?」 ( ゚∀゚)「けっ…今月は上手く騙せればと思ったんだがよ…」
(×^ω^)「なっ…なにが」 ( ゚∀゚)「俺らがああやってここら一体ノしてんのはあの人のバックがいるからなんだよ」 バック…? ( ゚∀゚)「で、月にいくらか払うんだがその月によって払う金額も違うわけ。勝ち分の何%なんだけどよ」 何を言っているんだぉ…? ( ゚∀゚)「で、お前があの人に楯突いたおかげで今月は30%も払わなきゃなんねぇ。全く余計なことしてくれたよなぁデブ!」 ガスっ えっ…。蹴られた…のか?友達に…? (×^ω^)「ジョルジュ君…何をするんだぉ…僕達友達じゃ…」 ( ゚∀゚)「思いあがんなよデブ!お前がちょっと使えるからって友達面してやってりゃいい気になりやがってよ!あ?!」 そう言いながらジョルジュは何回もブーンを蹴り飛ばした (×^ω^)「がはっ…ぐっ…」 「面白いことやってんな」 ( ゚∀゚)「お、来たか」 (´・ω・`)`・ω・)´_ゝ`) ゚Д゚) ( ゚∀゚)「お前はもう首だ、ブーン。」 (×^ω^)「みんな……待って…僕は…みんなの為に」 「ボコボコにしちまおうぜwww最近ストレス溜まってたからよwww」 「マッテ……ボクハ……」 「おいおい泣くなよwwwオラッ!」 イタイ…イタイ…ヤメテクレ ミンナノタメダッタノニ…ナンデ
('A`)「ん〜やっぱり新台三日目にもなると設定も入ってないな〜。とりあえず昼飯でも…ん?」 何やらホールを出た所の近くに人だかりが出来ている。確かあそこは路地であまり人通りが少なかった筈。('A`)「警部…こりゃ事件ですね!ってかぁwww野次馬辛抱たまらん!」 ドクオが興味本位で見に行くとそこには… (#´ω`) 変わり果てたブーンがいた。 ('A`)「おっ、お前!おい!大丈夫かよ!」( ・∀・)「君、彼の知り合いかね?」 ('A`)「あっハイ」 ( ・∀・)「救急隊員の者だが一緒に病院まで来てくれないか?」 ('A`)「わかりました!」 そうしてドクオとブーンを乗せた救急車は人混みを離れて行った…。 ─────。 ('A`)「あいつ…なんであんな…」 ( ^∀^)「親族の方ですか?」 ('A`)「あ、いや…知り合いッス」 ( ^∀^)「そうですか。恐らく集団暴行でしょうね。背中やお腹にいくつも痣があります。後頭部も酷く打ちつけておりもう少し遅れていれば危なかったかと…」 ('A`)「まじっすか……」 誰がこんなことを…真っ先に思い浮かんだのは ( ´∀`) モナーだった。 熱い…… ( ^ω^)『スロット大好きだぉ!』 何故そんな彼がこんな目に遭わなければならないのか。('A`)「モナー…お前だけは絶対許さない」 TO BE CONTNIUE
266 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 07:58:09 ID:s/6cGQfxO
乙カレー(´・ω・`)
( ^Ω^)ブーンがいじめられるのは切ないのう
268 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 08:47:12 ID:OJNWlx1BO
それから3ヶ月後……そこには元気に走るブーンの姿が ( ^ω^)「もうパチスロなんてしないよ」
269 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 11:31:58 ID:siS+xKIzO
思ったのだが、このスレってブーンが主役のスレじゃないの? 以前から疑問だったのだが、ドクオが主役の物語が多くなってきたのは何故?
ブーンはなんだかんだ癖あるから 癖のないドクオのが書きやすいんだと思う 逆にサブキャラは癖あったほうが書きやすいけど
271 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 12:21:43 ID:s/6cGQfxO
テーマがスロット、というのもあってDQNキャラを主役にした方が話を作り易いし、 リアルでもちろんスロッターである作者が自己投影しやすいのも、やっぱりドクオだからかなぁ つーか、モララーは本家のVIPでも、わりと鬼畜キャラがデフォだけど、 このスレではモララーもヒール役なんだなww なんか俺的には少し違和感があるけど
272 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 12:25:13 ID:s/6cGQfxO
(誤)>モララーもヒール役 (正)>モナーもヒール役 サーセンww
273 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/03(木) 13:58:41 ID:siS+xKIzO
ひょっとして自分が体験した事を、書いてる作家さんもいるのか?
274 :
◆chinpoEKYI :2008/04/03(木) 15:50:43 ID:ihFJeYoZO
お前らカスは 僕はモナーを百回読め
275 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/04(金) 22:36:50 ID:IPIyRzSdO
これ面白い?みんなはどう思う?
277 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/06(日) 01:25:44 ID:fUHZ8gM1O
続きマダー
最近稼働してたので忙しくて書けませんでした。 今日投下します 自分はこのスレで昔見たキャラの印象で決めてます でも今のはドクオが主人公ってわけじゃないので… ブーンとドクオの物語なので主人公は二人ってことでよろしくお願いします
279 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/07(月) 22:13:33 ID:8cbTqtM6O
280 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/07(月) 22:34:11 ID:+5BGQsl+O
( ^ω^)まってるおー! Wktk!!
281 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/07(月) 23:33:45 ID:j6gRptrxO
( ´ω`)ん〜ここはどこかぉ? 周りを見渡すといつものパチンコ屋があった。 ( ^ω^)ぉ!とりあえず行くぉ〜。 何でここに居るか覚えてないが恐らく習慣と云う奴だろう 中に入ると…… ( ^ω^)ぁ……ぉぉぉおおおあああああぁぁぁ!なんじゃこりゃあああああぁぁぁぉ! 爺様だってな〜ばあさまだってな〜大判小判にゃ目が眩む〜での〜 懐かしのあの曲、 香ばしい香り、 そう、何故か吉宗がある! ( ^ω^)違法だぉ!違法だけどまあいいぉ!打つぉ! ブーンはそうして打ち始めた、覚めることのない夢の中で───
(#'A`)「テメーで10人目なんだよ…俺をこれ以上苛つかせんじゃねぇよ?」 胸ぐらをグッと掴み上げ脅しかけるドクオ。相手はドクオに殴られたのか顔を抑えている (×゚Д゚)「だから知らないんですよ…本当に。勘弁してください…」 ('A`)「ちっ…あの野郎。こっちからわざわざ来てやって……」 ドクオは見た、距離にしておよそ100m、交差点付近を他の奴らと歩いているのを ('A`)「手間省けたわ…じゃあなあんちゃん…」 そう言ってドクオは駆けて行った。 ( ゚Д゚)「あいつ…モナーさんに勝てるとでも思ってんのか…?でも…何かが引っかかる」
( ´∀`)「モーナモナモナモナ!今日はモナーの奢りモナ!いっぱい梯子するモナ!」 ( `・ω・)「ウィッス!」 ( ゚∀゚)「さすが先輩」 (´・ω・`)「……」 ( ゚∀゚)「どうしたよしょぼん?しょんぼりしちゃってよ」 (´・ω・`)「そこは突っ込まないで欲しいな。生まれつきだから返せない」 (;゚∀゚)「わりぃwwwで、どうした?」 (´・ω・`)「ブーンのことさ…。僕は何もあんなことする必要なかったと思うんだ」 ( ゚∀゚)「またかよおめー。そうゆう割り切れない所悪い癖だぞしょぼん。俺らが誰のおかげでこうしてられるか考えてみ?」 (´・ω・`)「それは…わかっているけど…。彼はあんなに一生懸命だったじゃないか」 ( ゚∀゚)「でもあぁなっちゃ切るしかないでしょ。モナーさんに刃向かうわけにもいかないし」
(´・ω・`)「……本当に…これでいいのだろうか」 しょぼんはあの時のブーンの言葉を思い浮かべていた。 『友達……』 (´・ω・`)「友達…か」 ( ´∀`)「そう言えばあの( ゚Д゚)←こんなのは一緒じゃないモナ?」 ( `・ω・)「あぁよしおっすか?なんか連絡つかないんスよ!」 ( ´∀`)「モナー(ふ〜ん)」 ( ´∀`)「しかしあのブーンとか言う奴もバカモナwww仲間と思ってやつが実は自分の事を何も思ってないなんてなwww」 (´・ω・`)「……」 ( ゚∀゚)「……」 ( ´∀`)「お前らは利口モナ。こうしてモナーの言うこと聞いていれば誰も刃向かったりしてこないモナ」 「案外そうでもないぜ?」 ( ´∀`)「モナ?!」 ヒュン… 乾いた…いや、何かが投げられたような音がする。 それは近くで確実に自分に向かって来ている 〓〓('A`)つ(#)´∀`) ガホッ……鈍い音がした。ドクオの跳び蹴りがモナの頬にヒットした ('A`)「さあて地獄見るかお前ら」
('A`)「本当やってくれたよね、うん。こんなにムカついたのはあん時以来が、なあモナーよぉ?」 (#)´∀`)「……」 ('A`)「ちっ、気ぃ失ってやがるわ。まあ次お前らだ」 (;゚∀゚);´・ω・`);`・ω・)「なっ…」 なんか怒ってる…、しかもこいつ見たことあるぞ…!あのヘヴンの常連じゃねぇか!なんであいつがこんなに怒ってんの? つかモナーさん? 考えていることはみんな大体一緒だった。理解が追いつかない、人間思っていない予想外過ぎることが起きると反応が鈍くなる ('A`)「早くしないと警察来ちゃうでしょうが。ほら、早く早く」 周りのギャラリーも倒れているモナーに気づきあわめいている (;゚∀゚)「つかなんでテメーがいるんだ?つか何の用だよ!」 ( `・ω・)「おうおうおういきなりダチ公蹴り飛ばしてくれちゃってよぉ!」 (´・ω・`)「……」 (#'A`)「黙れ糞が…。話はよしおってやつから聞いてんだよ全部。テメーらがモナーと組んでここらで幅利かせてんのはよ」 ( ゚∀゚)「それわかってて来たならお前死んだぜ?www」 ( `・ω・)「モナーさんこんなにしちまってよ〜暴力団が黙ってないよ?」 囀り回りやがる…バックがいるからっていい気になる。てんで話にならないガキ
('A`)「オラッ!」 ( ` ω )・ ・「グホッ」 しゃきん、戦闘不能 (;゚∀゚)「おっ…おい!」 ('A`)「人間にはやっちゃいけないことと良いことがあるわけ。わかるか?」 (;゚∀゚)「はあ?」 ('A`)「友達を裏切って…しまいにゃあんなになるまでボコるなんざ言語道断!」 ( ゚∀゚)「テメーは一体あいつの何なんだよ!」 ('A`)「友達だ!だから来たんだろうが!」 (´・ω・`)「!!!」 ( ゚∀゚)「ぐぉ……」 その瞬間にみぞおちに綺麗に決まっていた。元から喧嘩慣れなどしてないスロプロの真似事集団だ 喧嘩は弱い ('A`)「さて最後はお前だ」 (´・ω・`)「あぁ、やってくれ。君には僕を殴る権利がある。ブーンの為にも頼む…」 ('A`)「ほぉ…わかってるやつもいたか」 (´・ω・`)「僕は彼に本当に酷いことをした…彼はこんな僕を友達だと思ってくれていたのに…」 ('A`)「わかってんなら謝りに行け、斎藤病院の505号室だ」 (´・ω・`)「わかった。」 ('A`)「その前にだ、」
(´・ω・`)「わかっているよ。思いっ切り頼む」 ('A`)「歯ぁ食いしばれや」 (´・ω・`)「一つだけ…いいかい?君はいつブーンと友達に?」 ────ドクオはちょっと笑った後、言った。 「昨日だ。」 ガスッ! 強く……激しく、だが気持ちの良い音が響いた。 彼に謝ろう。そうしたら…もう一度友達になってくれるだろうか…
( ・∀・)ゝ「ハーイ警察ですよ〜。君だね暴れてるのは」 ('A`)「はい、どうぞ連れて行ってください。でもこいつらは関係ないんです。あるのはこいつ( ´∀`)と俺だけです」 ( ・∀・)ゝ「でもね〜そうゆうわけにもいかないしねぇ〜事情聴取とかさ、色々あるんだよ?」 ('A`)「お願いします…!」 ( ・∀・)ゝ「……まあそこまで言うなら。詳しい話は君達二人に聞こうかな、ハイ連行しちゃって」 車に乗り込む前にドクオはしょぼんに言付けた。 ('A`)「そいつらのこと頼んだわ。後は言わなくてもわかるだろ」 (´・ω・`)「あぁ。そう言えば名前は…」 ('A`)「あぁ、名前か。ドクオ清十郎だ」 (´・ω・`)「わかったドクオさん。」 ('A`)「……まあいいか。」 (´・ω・`)「かなり痛かったよ」 ('A`)「それが人の痛みってやつだ。良くしっとけ!」 そうして二人は連行された。 (´・ω・`)「ブーン……待っててくれよ」 TO BE CONTNUE
290 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/08(火) 08:29:49 ID:wAEJQrIQO
乙です。 続きを楽しみにしてるよ
291 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/08(火) 10:31:49 ID:T7lD5i/CO
乙(´・ω・`)
292 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/08(火) 12:54:49 ID:YPkLDeq20
( ^Ω^)悪くない展開だ
つまんね
バカは放置しようね。 作者さん乙ですお( ^ω^)
(^ω^)ひこまろの作品を読みたいお
( ^ω^)「鳴り止まないGONG!尽きないSeoul!お前と俺で朝までdance!」 『キーーーン!ジユ゛ヤ゛キギィィィ〜ン!』 ( ^ω^)「またタブルか…一個損してしまったぉ。リミッターとは罪なものよなのぉ」 久しぶりに吉宗を堪能しているブーンだった。 ( ^ω^)「でも何か忘れている気が……」 ────その頃、警察署では ( ・∀・)ゝ「君も派手にやったねぇ〜」 ('A`)「まあ色々ありましてね」 ( ・∀・)ゝ「君が一方的に暴行を加えた…で、構わないね?」 ('A`)「……はい、異論ないです」 ( ・∀・)ゝ「……本当に…これでいいのかね、ドクオ君」 ('A`)「いいんですよ…事実は変わりませんから……」
( ・∀・)ゝ「ブーン君の敵討ちのつもりかい?」 ('A`)「何でそのことを?!」 ( ・∀・)ゝ「私の顔に見覚えがありませんか?」 ('A`)「……?」 ('A`)「……」 ('A`)「…!」 (;'A`)「誰?」 〓〓ヽ( ・∀・)/ズコー ('A`)「あっ!救急隊員さん!」 ( ・∀・)ゝ「そうさ。モララコは僕の弟でな。ちょっと前に連絡があったのさ」 ('A`)「それはすみません…ご迷惑お掛けしました」 ( ・∀・)ゝ「ふふ、これも仕事の内さ。だから君の事情も知っているんだよドクオ君」 ('A`)「でも…俺がしたことに変わりはありません。どんな処分でも受けますよ」
( ・∀・)ゝ「熱い男だな君は。同情や人情を売ろうとしない。」 ('A`)「……」 ( ・∀・)ゝ「まあある程度の処分は覚悟したまえ」 ('A`)「……はい。」 一方モナーは (#´∀`)「だからこっちが被害者モナ!悪くないもな!」 (゚Д゚)「あのね〜君ここ来るの何回目か知ってる?40回目だよ40回!なんかまたしたんだろ?」 (#´∀`)「あぁん?飛ぶかモナ?!」 (゚Д゚)「捕まえちゃうよ?暴行罪で捕まえちゃうよ?」 ( ´∀`)「くっ……これだから警察は嫌いモナ」 (゚Д゚)「ハイハイいいから黙って聞かれたこと話せ」
モナーは釈放、ドクオはとりあえず結果が出るまで拘留となった。 ( ・∀・)ゝ「お疲れ様」 (゚Д゚)「ったくあのモナーの野郎はいつもいつも…」 ( ・∀・)ゝ「まあまあ。相手はまだ子供だろ。ただの喧嘩ってことですまそうじゃないか」 (;゚Д゚)「いや二人とも二十歳じゃないスかwww」 ( ・∀・)ゝ「まだまだ子供さ…二十歳何てものわな」 ───、 ('A`)「まさかこの歳で牢屋に入れられることがあるなんてな…いい経験になったわ」 …ブーンの奴は目を覚ましただろうか。心配だ ('A`)「次は一緒にスロ行きてぇな〜。まあすげぇうるさそうだがwww」
その頃しょぼんは病院に訪れていた。ジョルジュやシャキンを家に送って時刻は夜10時を廻っていた。 (´・ω・`)「お願いします!会わせてください!」 ξ゚听)ξ「だから〜無理だって言ってるでしょ?とっくに面会時間過ぎてんのよ」 (´・ω・`)「そこを何とか…」 二人が言い争いをしていた時だった。 ( ^∀^)「どうしましたか?」 ξ゚听)ξ「あっ先生!聞いてくださいよ〜この人が会わせろ会わせろってうるさいんですよ」 ( ^∀^)「なに?勝手に二人の世界に入ってるカップルが病院の中心で愛を叫ぼうっての?」 ξ゚听)ξ「いや相手は男ですよ。505のブーンさんです」 ( ^∀^)「ん?……なるほどね。入れてあげなさい」 (´・ω・`)「!本当ですか?!ありがとうございます!」 ξ゚听)ξ「ちょwww病院内は走らないで〜」 続く
301 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/09(水) 08:35:47 ID:WzaejYzJO
(´・ω・`)乙です!
302 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/09(水) 08:51:46 ID:lIYloMbfO
乙カレー 長編の良作の予感
( ^Ω^)乙鰈
304 :
◆wWwwWwWwWw :2008/04/09(水) 09:57:18 ID:NkosQfdlO
(´・ω・`)
305 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/09(水) 10:17:34 ID:3aWi82UpO
続きが気になる 楽しみにしてます
306 :
続きまして名無しがお贈りします。。 :2008/04/10(木) 18:02:01 ID:pKEgYbNcO
もう書きません。こんな駄作につき合ってもらって本当にありがとうございました
307 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/10(木) 19:59:20 ID:NNduW4jHO
(゚д゚)<ガーン!
308 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/10(木) 21:28:40 ID:9JAZ6H7+O
偽物はどーでもいいから早よ書けやダボが! 楽しみにしてるぞクソダボ野郎!
309 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/10(木) 22:43:42 ID:xLT3kR5PO
マジで打ち切りなん?
310 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/10(木) 23:43:22 ID:MZ2JxlzSO
偽物の本当のダボはスルーしよう! 作者のダボサンは煽り負けずにガンバって下さい。 ( ^ω^)みんな、楽しみにまってるおー!
酉付けました 誰に何を言われようと完結させるまでは書きます その点は心配しないでください。面白いかそうでないかは別ですが… 今日はもう寝ないと駄目なのでまた明日投下します
312 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/11(金) 08:18:31 ID:3kspTnw3O
俺は楽しませて貰ってるんだぜ!
313 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/11(金) 08:39:30 ID:BZ1mxJplO
みんな楽しみにしてるぜ!
314 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/13(日) 22:55:42 ID:dd6laPkIO
( ^ω^)ぁげるぉ♪
( ^ω^)「こいつぁ6ですね警部!この天国ループ率といきなり解除(純はずれ)の多さは6に違いねぇぉ!」 気分よくぶん回すブーンだったが周りに誰もいないのを見て不安になる ( ^ω^)「ぉ……閉店いつかぉ?つか今何時かぉ?」 ブーンはポケットを漁ったが携帯はない ( ^ω^)「時計見るぉ!」 辺りを探して見たが見当たらない。人も、店員すらいない (;^ω^)「なんて過疎な店だぉ…」 これで少しは不安になるかと思いきや、( ^ω^)「換金してくれるのかぉ…」 金の心配だった。 「ブーン……起きてくれ…ブーン…」 ( ^ω^)「誰か呼んでるぉ…」 「ブーン…頼む…起きてくれ…」 この声に聞き覚えはあった。だが…何か嫌な思いに苛まれる
( ^ω^)「うぅ……誰かぉ…?」 (´・ω・`)「ブーン!よかった…気がついたのか。君には言わなくてはならないことが沢山…」 ( ^ω^)「君は誰かぉ?」 (´・ω・`)「えっ…?」しょぼんは言葉が止まった。いや、あんなことしたんだ…他人の振りをされても無理はないか…。 (´・ω・`)「ブーン…本当に悪かった。君の気持ちを踏みにじってしまったことはどんなに謝罪しても許されないことだ…」 ( ^ω^)「……」 (´・ω・`)「でもある男に殴ら…いや言われてわかったんだ!こんな僕のことを友達と思ってくれる人がいるって」 ( ^ω^)「……わからないぉ…。すまないぉ、君が謝る理由を僕は持ち合わせてはいないぉ」 (´・ω・`)「ブーン…?」 まさか…こんな…嘘だろ
( ^∀^)「やはりか…」 (´・ω・`)「?!先生!どうゆうことなんですか?ブーンが…」 ( ^∀^)「こちらで話そう。ブーン君、今日はもう休みなさい」 ( ^ω^)「??わかったぉ」 ブーンはそう言うとまたすぐに横になり寝息をたてた。 ────。 ( ^∀^)「コーヒーで良かったかな?」 (´・ω・`)「お構いなく…」 医者はしょぼんに缶コーヒーを手渡し隣の待ち合い用の椅子に腰掛けた。 ( ^∀^)「強いショックの性で一時的な記憶損失に陥っているみたいなんだ」 (´・ω・`)「やはり……あの時のが…」 ( ^∀^)「余程酷い目に合わされたのだろうね、思い出したくないのだろう」 (´・ω・`)「……。先生…ブーンはずっとこのまま何ですか?」 ( ^∀^)「いや、彼がその記憶を大切な物と思えた時思い出すかもしれない。刺激の問題さ」 (´・ω・`)「はあ…」 良くはわからなかったがやることは決まっていた。ブーンのお見舞いに…毎日みんなで行こう そう心の中で決めていた
今日は日曜日の為二人ともご在宅の筈 ドクオははあ〜と深い深呼吸をした後玄関のドアを開けた ('A`)「た、只今」 ・・・・・。応答がない。姉と妹並んでテーブルの椅子に座り黙り込んでいる。 (*´∀`)ノ「………おい」 (*゚ー゚)「………ねぇ」 (;'A`)「は…はい。」 (*´∀`)ノ「今まで何やっとんじゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!」 (#゚ー゚)「お兄ちゃんのバカー!!!」 姉は一升瓶で殴りかかり妹はなぜか文房具を投げて来た ('A`)「えぇっちょっ…コンパスは危ないってwwwwww」 とりあえずこのままじゃ危ないので経緯を二人に話した。 昨日出来た友達がリンチに合いそいつらを正に単身乗り込んで警察に捕まったが大事にはならなかったと大雑把に (*´∀`)ノ「アホかお前は」 (*つー;)「お兄ちゃん…やっぱり格好いい!」 二人ともバラバラな反応だったが心配してくれたのだろう。夜ご飯が綺麗にラップに包まれておりいつでも支度出来るように台所で待っていてくれたのだろう
('A`)「迷惑かけたな…。」 (*´∀`)ノ「当たり前よ!誰の弟だと思ってんの?」 (*゚ー゚)「本当に心配したんだよ?警察から電話あって今日は帰って来られるかわからないって言うから…」 ('A`)「もうこんなことはこれっきりにするから…。ほら、二人にお土産」 (*´∀`)ノ「シュークリーム!」 (*^ー^)「シュークリームだぁ〜」 二人は仲良くシュークリームを頬張る ('A`)「あ…あれ?なんかあっさり終わったな…まあいいか」 ドクオは思った、家族ってものは良いもんだなと この後あいつの所に見舞いでも行くかな、シュークリーム持ってさ
すみません色々あって遅れました。 思ったっていたやつが思ったより面白くなさそう?なのでちょっと変えて行こうかなと思います。 後書き方であまりに描写を入れると長くなり読みにくくなるのでこの辺りは省いて行きます 応援ありがとうございます!駄作ですが最後までお付き合いしてやってください
321 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/15(火) 03:56:12 ID:TYSamLEEO
乙(´・ω・`) 次回も楽しみにしているよ
322 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/16(水) 19:53:11 ID:SbmmvLh00
( ^Ω^)乙華麗
323 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/18(金) 11:25:47 ID:oqKZIB+JO
(´・ω・`)乙
324 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/19(土) 22:05:13 ID:cu3JWn08O
(`・ω・´)保守★
325 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/20(日) 03:27:32 ID:0WEMSC5B0
326 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/21(月) 00:24:50 ID:OIOoc9B3O
保守
記憶…と言うものは曖昧なもので本当に自分自身の物なのかどうかわからなくなる時がある。 ただ目で見てそれを記憶として組み込んでいるだけなのなら…果たしてそれは本当に自分のモノなのか ( ^ω^)「んぉ…ここはどこかぉ?」 見たこともない場所だ。天井は白く薬品の匂いが少し鼻につく。それですぐにここが病院だとわかった。 ( ^ω^)「……。」自分が何故病院にいるか…それはわからないが何か頭の中がすっきりしなかった。 何か抜け落ちた様な…そんな感覚。 重たい、足元に何かがのしかかっている (´-ω-`)「zZZ…」 ( ^ω^)「フラグktkrと思ったら男かぉ…マジ病むぉ」 しかし彼にも見覚えがない。いや、昨日見たような気もしないまでもないが… ( ^ω^)「とりあえず腹減ったぉ」 ブーンがそんな事を言っていると都合よくご飯が運ばれて来た。 時間からいって朝食だろうか
ξ゚听)ξ「はいブーンさん朝食ですよ〜」 ( ^ω^)「(ぉ!なかなか可愛い看護婦さんだぉwwwこりゃフラグ立てないと…)」 ξ゚听)ξ「ブーンさんは幸せ者ですね。彼、ずっとついてたんですよ?」 ( ^ω^)「えっ?」 ξ゚听)ξ「夜遅くに押しかけて来てね〜本当に友達思いな人ね彼」 知らない人が何故自分の看病なんて…、悪い気はしなかった。だが惜しい… ( ^ω^)「(女の子なら文句なしだったのにぉ〜)」 足元で横になってる彼は看護婦さんの「遅くまで起きてたみたいだから寝かしてあげてね」の一言により放置することになった。 朝ご飯を食べつつ詮索する…。どうも思い出せない 自分がどういった人間なのか。ある程度の過去は思い出せるのだが… 自分が今何をしててどうゆう環境に置かれているのかと云う記憶がスッポリなくなっていたのだ ( ^ω^)「……どうゆうことだ…ぉ」 ぉ?何だこの語尾は。さっきから気にはなっていたがなんでこんな語尾がつくんだぉ? あ、また言ったぉ
( ^ω^)「我慢……………だぉ」 (#^ω^)「何だよこの語尾ふざけんな………!ぉ」 諦めよう…どうしても出る。 叩いて被ってじゃんけんぽんで負けが続き防御が当たり前になった時たまたま勝ったがメット被ってしまう様な感覚だぉ ( ^ω^)「まあいいかぉ」 その時だった─ (´つω-`)「ん…」 ( ^ω^)「起きたかぉ?(いい加減男に枕にされるのは勘弁だぉ)」 (´・ω・`)「やぁ、いい朝だね。」 ( ^ω^)「ぉ〜そうだぉ。」 (´・ω・`)「お腹が減ったな…あっその卵焼きもらうよ」 ( ^ω^)「ちょ、まっ…食うのはやっwww」 彼はあまりの速さで卵焼きを口にいれた。何なんだこいつは… 第一印象× ( ^ω^)「で、君は誰かぉ?」 (´・ω・`)「そうか…記憶損失だったな。僕はしょぼん、君の唯一無二の親友さ」
覚えてはないが確かにこんなに心配してくれてるのだ、彼の言葉に嘘はないのだろう。 ( ^ω^)「ぉ〜そうだったのかぉ!それはすまないぉマイフレン!しかし何も思い出せないから許してほしいぉ〜」 (´・ω・`)「うんその辺りは医者から聞いているよ。」 そうだ、この人からなら自分がどうゆう人間だったか聞けるはず ( ^ω^)「教えて欲しいぉ!ブーンがどうゆう人間だったか…」 (´・ω・`)「……うん、そうだね。教えといた方がいいのかもね」 それから彼は長々と話してくれた。ブーンには沢山の友達がいてスロットが大好きだったこと いつもみんなでつるんでいたこと。彼女いない歴が歳と同じなこと。 童貞だったことや、童貞だったことを… ( ^ω^)「いや二回言わなくても…」 (´・ω・`)「大事なことだったからさ。いくら記憶損失と言えどもそんな勘違いさせるわけには行かないしね」
(;^ω^)「容赦ないぉwww」 その時だった、病室のドアが開いた── ('A`)「よぉ〜見舞いに来てやったぜ!ほらこれト○屋のシュークリーム」 何か幸の薄そうな男が入って来た。 ( ^ω^)「(まあ彼女もいないし当然と言えば当然…)」 と思った後ろに小さな影が見えた。 (*゚ー゚)「ブーンさんお体の方大丈夫ですか?」 キ、キタ━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━ あぁ、間違いない、女の子だ。 19年(ブーンの歳)振りだな。 間違いない、恐らく付き合ってはいないものの幼なじみかそんな辺りに違いない 経緯はこうだ。あの幸の薄そうなやつも友達で彼女と俺と幸が薄そうな奴は幼なじみ で、俺がけがしたから見舞いに… しかしブーンに電撃走る──── どう見ても歳が離れてる…男は二十歳ぐらいだが女の子の方はどう見ても高校生…というか制服来てるし… ( ^ω^)「はっ!」そうだ…何故気づかなかった!妹だ!妹に違いない! しかし更に電撃走る─── ブーンさん…?普通妹ならお兄ちゃんじゃないのか…?
いや待て、焦るな…まだ可能性は… ('A`)「あ、こいつ妹のしい。部活行くついでにどうしてもっつ〜からさ」 (*゚ー゚)「兄がお世話になってます。」 ( ^ω^)「………うっ…。」 (´・ω・`)「童貞の妄想に通常の兵器は役にたたんよ」 ( ^ω^)「うるさいぉwww心読むなぉ!」 ('A`)(*゚ー゚)「???」 ──── ブーンの部屋は個室だった。何でかは知らないが多分部屋が開いていたのだろう しいは持って来た花を花瓶に活け部活があるからと部屋を後にした。 活発そうでいい子だなぁ…将来の良いお嫁さんになりそうだ… ( ^ω^)「(で、残ったのは男三人かぉ…氷河期だぉ)」 しょぼんと確かドクオという人が何やら話していた。 名前はさっきしいちゃんがあいつのことをドクオお兄ちゃんと呼んでいたからだ 羨ましい…… ('A`)「……なるほどな。大体は把握したよ」 (´・ω・`)「はい……本当にすみません」 ('A`)「謝って今更どうこうなる事でもないだろう。まあ何とかなるさ」
初めは驚いた。しょぼんが本当に何言っているのかわからなかった 『記憶損失』本当にそんなことが身近で起こるなんて思いもしなかった。 (´・ω・`)「頭を強く打った事と…彼自信が思い出したくないのかもしれないと医者が言ってました」 ('A`)「………」 (´・ω・`)「ドクオさん?」 ('A`)「ん?あぁ何でもない。そうか…記憶損失か…」 たった一日の付き合いでも…忘れられると辛い物だな。 いつか彼は思い出すのだろうか…昨日の出来事を。 思い出した方がいいのか…悪いのか、ドクオにはわからなかった。
( ^ω^)「病人の前で内緒話ばっかりやめてほしいなぉ」 ('A`)「っとすまないな。自己紹介がまだだったな。俺はドクオ、ドクオ清十郎だ」 ( ^ω^)「ふ〜ん。妹さんは?」 ('A`)「しい清十郎だ!」 ( ^ω^)「(ドクオが名字じゃないのかぉ)」 そんなこんなで昼になり昼食が運ばれて来たと同時にドクオ達も昼ご飯を取ることにした。 病院内にある小じんまりとした喫茶店でドクオはナポリタンとブルマン、しょぼんはカレーと紅茶を注文した。 ('A`)「で…他の奴らは?」 (´・ω・`)「一応電話はしたんですが…」 ('A`)「待て、敬語はやめろ。歳一つ違うぐらいで偉そうにしたくはない」 しょぼんはちょっと間を置いた後、 (´・ω・`)「…では。連絡はしたんだけどやっぱりみんな顔を合わせずらいんだろうね」 ('A`)「記憶損失のことは話してないのか?」 (´・ω・`)「えぇ、断片的な物だから話すかどうか迷って…。凄い曖昧なんだ。中学時代の事などは覚えてるけど高校の後半にかけて記憶がなかったり…」
('A`)「ふむ…、なるほどな。まあ俺に医学知識がないからどうも言えんが…お前らがあいつの友達なのは変わらんだろ?」 (´・ω・`)「……うん」 しょぼんは強く頷いた。もう彼は友達だ でもそれは自分だけの視点であって…。今は記憶がないため友達面はいくらでもできる。だが、 (´・ω・`)「複雑何ですよ…。思い出したら嫌われる気がして…それだけのことを僕らはして来たんです。昨日のことに限った事じゃありませんしね…」 時折敬語が混じるのは真剣な証拠か…。 ドクオはそんなことを思い言葉を紡ぐ ('A`)「そんなの思い出す時までに笑い話にすればいいさ。昔はあんなこともあったってな」 (´・ω・`)「そう……ですね」 本当のところドクオにもわからなかった。それはブーンがどう思ってるかで話は変わってくるからだ。 人の心まではわからない。そいつ自身じゃないと でも思い出すまでにいい思い出をいっぱい貯めておけばそれを耐えられる気がした 二人のテーブルにナポリタンとカレーが並べられる。 何故かブルマンまで一緒に来た、食いながら飲めと言うことか… さすがに病院内の喫茶店、わかってないと思いつつナポリタンを啜りブルマンを飲んだ 寝ていない体に苦味が透き通って行く感じがあった…。
とりあえず以上で やっぱり多少は描写入れた方が読みやすいかなと思って入れました。 保守している方々乙であります! ではまた
( ^Ω^)もつ
338 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/21(月) 10:56:05 ID:tLR9yqffO
(´・ω・`)乙。ヒューマンドラマ系だね… 今後の展開が楽しみだ
今更気づいたけどパチスロあんまり出てNEEEEEEE 次から何とか絡まして行きます ちょっと普通の小説になりつつあるし
340 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/21(月) 15:38:03 ID:xjw8Wx2TO
いぇいぇ、十分おもしろいお。 話は作者サンの好きなように進めた方が、味が出てイイと思うお。 次回も楽しみにまってるお! 乙でした。
341 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/23(水) 19:42:24 ID:ErzinWiMO
↑ ↑ ↑
342 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/25(金) 17:21:20 ID:0rgkNm3nO
面白いから保守あげ!
343 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/26(土) 21:54:21 ID:XABqfcR6O
(=゚ω゚)ノ
344 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/28(月) 00:03:26 ID:WSlkDRsOO
☆ゅ♪ヽ(`Д´)ノ
了解しました。では
347 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/30(水) 01:00:15 ID:t386BXpgO
いやぁあ〜゚。(p>∧<q)。゚゚止めないでッ!!!
348 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/04/30(水) 14:33:00 ID:SpshUC0RO
新夢が書いてた頃はこのスレに来るのを楽しみにしていたもんだがな…… 比べるのもなんだが、内容や投下ペースが全然違うから、支援のレスが伸びないんだろうな でも、俺的には続きが気になるからやっぱ保守 楽しみにしている住人もいるんだから逃げるなよ
まあせっかく来てくれた作者だし気長に待とうぜ。文句言うなら他の人も書いてくれよ 別に同時に進行しても問題ないわけだし ↑の人頼むわ 書けないのを文句言っても仕方がないぜ?
GWは何かと忙しいんですいませんがちょっとお待ちを 逃げるつもりはないんで安心してくだされ
351 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/02(金) 13:39:46 ID:0XPl3eyaO
352 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/02(金) 13:40:26 ID:0XPl3eyaO
>>350 おK
しっかり保守して待ってるからな!
353 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/03(土) 01:58:57 ID:LyCwRR8BO
>>350 >逃げるつもりはない
いや、逃がすつもりはない
>>350 やめろっつってんだろ。つまらんから終了しろ
妬み厨必死
356 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/06(火) 23:05:15 ID:tybrfDs3O
安芸お!
357 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/07(水) 19:26:24 ID:cTf5RjKoO
アゲ
358 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/09(金) 23:45:28 ID:6elzzQ4eO
保守
359 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/11(日) 14:01:22 ID:D6F4hQ4SO
ほす
360 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/11(日) 15:51:31 ID:bXR2XrCdO
で、こう少し間が空くと、もう書くのがめんどくさくなって逃亡するんだよな… 初代スレ主のねかまからしてだけどさ、作者は逃亡するのが伝統なのかね? 俺このスレ初期からのファンだけどさ、長編の完結作品が新夢の作品以来ない、というのはいかがなものか? まあ、その新夢ですら、新作の投下予告しときながら逃げたけどな… まあ、現作者は頑張ってくれよ これまであまりに裏切られすぎたから期待はしないけど、応援してるからな…
361 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/12(月) 07:50:34 ID:8HUmPeCbO
なんか……また過疎ってるな…… もう、ここは寿命なのかね? 毎回楽しみにしてたのに……
362 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/12(月) 13:41:02 ID:8wRycFDkO
このスレ、よくあるスレの興亡コピペそのままの展開になってるなw 今は丁度末期か
363 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/12(月) 15:23:05 ID:Uj6x1PZDO
本当にどうしようもないクズばっかりなんだな、作者もどきは。 途中で投げ出すなら最初からやるなよ。 しかもつまらんし。
364 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/12(月) 20:11:50 ID:F42T9YzqO
めっちゃおもろいわっ! 文句ばっかり言うな 微酔いアゲ(´・ω・`)
うぉぉぉみんなすまねぇ…… つまらんとか書くなとか言われて何かどうでも良くなって放置しちまって… 何の為に書いてるのとかモチベーションが上がらなく見て見ないふりしてたよ… でもこんなに待っててくれてる人がいたとは…! これからは負けずに頑張って書くよ ごめんねみんな (´つω;`)
>>365 とりあえず完結させてくれれば、展開がどうなろうと俺は文句は言わない
他のやつらがなんと言おうと支援する
だから頑張れ
367 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/13(火) 04:01:44 ID:rCnZMR9JO
>>365 2chの、しかもスロサロ板だぞ?
民度が低いのはしょうがないし、
この程度の批判はむしろ優しいぐらいだろw
もうちょい打たれ強くなきゃ。
ま〜気負わない程度に頑張れ。
368 :
いなぞう ◆chinpoEKYI :2008/05/13(火) 07:05:12 ID:cyPis+pgO
つまんなくても良いから完結させろや こんなもんですら途中で投げ出すようじゃ この先の人生も同じ様に投げ出すつまらないヤツになんぞ?
369 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/13(火) 13:32:30 ID:gltxY9KPO
まぁあれだ。 批判してる奴も期待して待ってるって事だ。 いつもの流れ。
370 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/13(火) 13:47:39 ID:JOI4sI7UO
批判してる奴はツンデレってやつか 物語の続き頼むよ
いや、ホントに
>>365 のネタはつまらんわ
モチベーションよりマスターベーションでもしてなさいよ
それから3日経った水曜日、時刻は午前10時前といった所か。 ブーンは生活用品色々をバックに詰めていた。肉体的な外傷は思ったよりなく頭の包帯はすぐ取れるそうだ 本当はもっと入院した方がいいと先生には言われたが一人暮らしの祖母の事を考え退院を進言したのだ。 細部なことは忘れているが家族構成や行った中学の名前など大まかな道筋は覚えていた ただしょぼん達と知り合ってから四日前の間までは綺麗に記憶が抜け落ちていた。 結局しょぼん以外の奴は来ず、ドクオは怪訝な表情を浮かべていた。 ( ^ω^)「これでよしっと」 ('A`)「本当いいのか?」 ( ^ω^)「ぉ。やっぱりばーちゃんが心配だしお金もあんまりないし…」 ('A`)「バッキャロー金より命だ」
(´・ω・`)「そうそう。お金なら保証金がいくらかあるんだから」 ( ^ω^)「二人ともサンクスだぉ。でももう平気だぉ」 ドクオが頼んだこともあり、ブーンには交通事故と医師から伝えてもらった。 ショボンがみんなからカンパを募り、それをブーンの足りない医療費に宛てていたのだ。 さすがに自分責任感があるのか皆かなりの額を出してくれた 見舞いには来てはくれなかったがやはり気にはしているのだろう。 ─── 病院の玄関前で医師と看護士が集まる。ドクオの車に荷物を積み終えたブーンが一人一人に挨拶をしていた 車の助手席でそれを眺めているショボンにドクオが静かに話かけた。 ('A`)「これからどうすんだ?軍団は解散か?」 (´・ω・`)「えぇ…。しかし所詮僕は無職…稼ぐにはやはり行くしかないんだ」 ('A`)「そうか…」 こいつならこれからブーンのイイ友達になってやれる。ドクオは何も言わず煙草つけた。いつもは吸わない筈の煙草 でも今はその煙に迷いの答えを見いだす様にゆっくりと紫煙を吐き出した… 第一章 完
第ニ章 パチスロに行こう あれから数日が過ぎた。何の変わりもないまたいつものスロプスタイル。 朝7時に起きて飯を食った後メールでイベントを厳選、行き場所を決める。 ('A`)「今日もやっぱり大したイベントはね〜な、ヘヴンに行くか」 (*゚ー゚)「お兄ちゃん今日も遅いの〜?」 携帯をいぢっていたドクオを後ろから覗き込むのはドクオの妹のしいだ。 ('A`)「ん〜まあなるべく早く帰ってくるわ」 (*゚ー゚)「は〜い。じゃあお仕事頑張ってね!」 ('A`)「お前も学校頑張れよ」 そう言って家を出た。姉貴のワゴンRは既にない。一足先に仕事に行ったのだろう。 ('A`)「さて、行くか」
ちょっと早めに来てみた。特に意味はない。 ('A`)「ん、先着が二人か…。あ?」 遠くに見ただけだがその二人には見覚えがあった。 (´・ω・`)^ω^) ('A`)「おっ、あいつら!」 何だ何だ二人仲良くツレスロかよ。俺はのけ者か〜?などと考えつつも内心どこか嬉しかった。 ('A`)「やあやあ久しぶり」 (´・ω・`)「あっドクオ。やっと…会えたね…」 ( ^ω^)「ヨーモニーィィイイイ」 ('A`)「チュンさん…。っておいwwwショボンはともかくとしてブーンまで何だこのノリはwww」 ( ^ω^)「パチスロパチンコ凄い面白いぉ!それにショボンの言うとおりにすると大体勝てるぉ!最近ばーちゃんの具合もいいし気分いいぉ!」 (´・ω・`)「いやぁあの後何回かパチ屋連れてってたらいつの間にか二人で行くのが日課になってさ」 ('A`)「おいおいなら俺も呼べってんだよ」 (´・ω・`)「ドクオの連絡先聞くの忘れてたから」 ('A`)「あっそっか」
('A`)「ところで何打つんだ?」 (´・ω・`)「エヴァまごかな」 ( ^ω^)「最近ハマってるぉ。ブーンは日にスイカ10回しかこぼさないぉ」 ('A`)「おまwww下手すぎんだろそれwww普通0〜1だよプロならな!」 三人で楽しく話していたらすぐに開店時間になった。 他の奴らは来ていないみたいだ。ショボンに聞こうかと思ったがこの空気に水を差したくないのでやめておこう ──── ('A`)「エヴァンゲリオンまごころを君にG……5号機初となるスロット、エヴァンゲリオンの後継機である。新たに重複機能が付き、チェリーでも期待感が持てる仕様になった。」 (´・ω・`)「更に設定看破要素も多く、ボーナス中はスイカ、チェリー、ハズレに、通常時にはスイカ、チェリー、ベルに設定差がある」 ('A`)「偶数は青7、奇数は赤7、6は両方出やすくレイチャンス中のハズレにも設定差がある。暴走モード搭載」 (´・ω・`)「今5号機の主格となってる一台だよね」 ( ^ω^)「ちなみに、綾波レイのスリーサイズは上から78、53、76らしい」 ( 'A`)´・ω・`)「ねぇよwww」
( ^ω^)「……あっ」 ('A`)「……」 (´・ω・`)「……」 ( ^ω^)「『ヒュ〜ン』……あっ…」 ('A`)「……」 (´・ω・`)「……」 ( ^ω^)「『ビービービーパターングリーン』おっ…」 ('A`)「こもし杉www」 (´・ω・`)「あっでもそれ入ってるね。スイカ重複かな?多分そのリーチ目は青7だよ。ベルをこぼさずに取るやり方は前に教えたよね?」 ( ^ω^)「ぉ。中に青早めで中段に止まったら右上段に青狙いでダブテンしたらベルだぉ」 ('A`)「ほ〜ほ〜よく勉強してんじゃね〜か。そうそれそれ、そうなったベ(ry」 ( ^ω^)「『私に還りなさい〜』」 ('A`)´・ω・`)「アーッ」 何だかんだ言って楽しみながら打ってる3人だった。 狙ったつもりはなかったがドクオが6、ショボンが5、ブーンが4っぽい数値 ('A`)「出玉はしょぼいがB中スイカが1/10で通常ベルが7.1なら6だろう」 (´・ω・`)「羨ましいなぁ。僕は出てるけどいつハマるか…」 ( ^ω^)「4だけどいっぱいでるぉ」
───数時間後 (#'A`)「間違いなく6何だよ…6000も回してベル1/7でスイカもいいんだ!赤青も出てる…ただ回数が…少ないです…」 (´・ω・`)「赤7kmkr(来まくり)」 ( ^ω^)「心よ原子に戻れ〜」 そんなこんなで結果 ('A`)ドクオ500枚 (´・ω・`)ショボン3500枚 ( ^ω^)ブーン2500枚 ('A`)「落ちわかってたもん…期待値だもん…」 (´・ω・`)「まあみんな勝ったからいいじゃないですか」 ( ^ω^)「そうだぉドクオ。スイカだっ!」 ('A`)「お前はチェリーだ」 (‖^ω^)「ズーン…」 (´・ω・`)「まあまあ二人とも。今日は僕が奢りますよ」 ('A`)「イヤッホー」 ( ^ω^)「ぉー!」
飲み屋、よっちゃん。ドクオが酒を飲む時必ず行くのがここ、よっちゃんである。 ショボン、ブーンはまだ未成年だが祝勝会に酒がなくてどうする!というドクオの意見に従いドクオの行き着けに行くことになった。 自分が18の頃には酒も煙草も済ましていた。今の世の中そうゆうものさ ('A`)「ヘイ大将、生大3な」 ( ▼ー▼)「おぉドクオじゃねぇか!久しぶりだな。ちょっと待ってろ」 ('A`)「まあ座っておくなまし」 (´・ω・`)「こうゆう所初めてだから緊張するよ」 ( ^ω^)「右に同じだぉ…。」 ('A`)「気にすんな気にすんな!ここのマスターは顔は怖いが心は仏だ!じゃんじゃん飲もうぜ!」 ( ▼ー▼)「ヘイ生大3つお待ち!」 ('A`)´・ω・`)^ω^)「それでは、カンパーイ」 三人の夜は更けていく。 ────。 (*´・ω・`)「わかってないよねー二人とも。アスカの魅力を全然わかってない!」 ('A`)「でもやっぱり綾波だろ!なっブーン」 (*^ω^)「俺の嫁に何か?」 ('A`)「きめぇwwwwww」 (*´・ω・`)「だからーアスカはーツンデレとは違うんだってー」
('A`)「わかったから落ち着けwww」 ( ^ω^)「アスカさんの魅力は確かにわかります。ですが私の嫁にはやはり叶いません。彼女の魅力は僕だけ知っていればいいんですがね」 さっきからこんな調子だ。エヴァまごの話をしていたのに何故か脱線してキャラの話になっていた。 ( ▼ー▼)「えらく楽しそうじゃねぇかドクオ」 ('A`)「大佐…。まあな」 ( ▼ー▼)「昔を思い出すな。あいつら元気か?」 ('A`)「えぇ…まあ…ね。色々あったんすよ」 ( ▼ー▼)「……あぁ、わかってる。」 (*´・ω・`)「アスカタソハアハア…」 ( ^ω^)「キモオタですかあなたは。私の嫁には近づかないでくださいよ」 三人が帰路についたのは深夜1時になってからだった。千鳥足になりながら歩く三人 さすがに飲酒運転はまずいので車は店に置かせてもらうことにした 三人ともここから家はさほど遠くないので歩いて帰ることにしたのだ ('A`)「お前ら大丈夫かよ」 (‖´・ω・`)「ぎも゛ぎわるい…」 (‖^ω^)「右に同じ…だぉ」 ('A`)「さすがに初めてにしては飲みすぎたか…」
('A`)「なぁ二人とも。俺らくまねぇか?」 (´・ω・`)「ん〜?」 ( ^ω^)「ぉ?」 ('A`)「イベントやら何やら色々あるとき仲間が多い方が何かとやりやすいだろ?別にノリ打ちしようってわけじゃない。まあ今日みたいに連れ打ちやら情報交換やらってことさ」 (´・ω・`)「僕も言おうとしてたんだ。いいね」 ( ^ω^)「ブーンはかなり素人だぉ…」 ('A`)「俺としょぼんでビシバシ鍛えてやるよ!」 (´・ω・`)「うん、覚悟するんだね」 ( ^ω^)「ぉ…頑張るぉ!」 (´・ω・`)「じゃあチーム名でもつけるかい?」 ('A`)「おいおい何もそこまで…」 ( ^ω^)「つけるぉ!しょぼんなんかいい名前ないかぉ?」 ('A`)「……まあいいけどさ」 (´・ω・`)「……。ドクオ、しょぼん、ブーンだから…ドション?」 ('A`)^ω^)「……」 (;´・ω・`)「やっぱり無理があるかwなら…サンズオブリバティ…でどう?」 ('A`)「何かいい響きだな!」 ( ^ω^)「ぉ!それでいいぉ!」 サンズオブリバティ───自由の仔達… 偶然つけられたこの名前こそが今後彼らの生き方そのものだった TO BE CONTENU
とりあえずは以上です 色々突っ込みどころあるだろうけどその辺りはスルーでw 待っていてくれた方々、ありがとうございます ではまた
383 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/15(木) 09:40:21 ID:B7z+hZAw0
( ^Ω^)乙鰈
384 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/15(木) 12:15:00 ID:KAqfsbUtO
乙です 次回作期待してます
385 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/15(木) 16:17:14 ID:rnHCKxhy0
乙!いいねいいね。ちらほら伏線も出てきたし、今後の展開が楽しみだよ。 サンズオウリバティってsuns of〜なのかsons of〜なのか・・・これはもしかしたら鍵なのか??
387 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/15(木) 22:08:24 ID:4vW+uJ+uO
↑ワロタww 作者さん乙 まだまだ先が長そうだけど、完結まで頑張ってくれよ!
388 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/17(土) 11:29:51 ID:bRm5lc9GO
保守(`・ω・´)
俺達がチームとして動くことになった翌日の朝出来事である。 『どんなに〜遠く二人離れても〜』 我が愛しの彼女(だった)操たんの声が聞こえる…あぁ、電話だ。 ('A`)「はぁいもふもふ」 (´・ω・`)『やぁ、今日もいい朝だね』 ('A`)「そうだなー」 ドクオは携帯を耳から離し時間を見る。そこには6時30分と出ていた ('A`)「つかはえっwww何時から行くつもりだよおい」 (´・ω・`)『行くイベントを決めて狙い台の設定、色々やることあるんだからこれくらいでも遅いぐらいさ』 ('A`)「はあ…そうですか」 (´・ω・`)『とにかく今からもっふに集合ね』 ('A`)「いやしかし我が愛しの妹の朝ご飯を…」 (´・ω・`)『朝からフラグ立ててんじゃねーよ。さっさと来いよ』 ガチャ ('A`)「………あんなキャラだったっけ…?」 まあいいか。チームとして動く記念すべき一日目だから気合いが入っているのだろう 顔を洗いに洗面所に行く途中台所を見ると妹のしいがふぅんふぅん〜と可愛らしげに鼻歌を混じりながら朝ご飯を作っていた すまない妹よ…こんな兄を許しておくれ…
(*゚ー゚)「あっお兄ちゃん。お兄ちゃん昨日遅かったから罰として朝ご飯抜きだからね!」 (;'A`)「えっwwwまあ好都合だけどそれはそれで辛いな…」 反抗期かなと思いつつも顔をじゃぶじゃぶ洗いさっさと身支度を整えるのだった。 ───ブーンの家では 「ユワッショック!愛で空が〜堕ちてくる!」 ( ^ω^)「ん…。(うるさい着信音だぉ…つか何の曲だぉ)もしもしだぉ」 (´・ω・`)「色々話合う必要があるからもっふに7時集合ね。昨日飲み会のせいで話し合い出来なかったからさ」 ( ^ω^)「ぉ、わかったぉ。」 (´・ω・`)「じゃあまた」 ガチャリ ( ^ω^)「急がないと」 J(´ー`)し「ブーンや、出かけるのかえ?」 ( ^ω^)「あっばーちゃん。うん、仕事だよ仕事」 J(´ー`)し「そうかえ。気をつけて行くんだよ」 ( ^ω^)「ぉ!ばーちゃんもあんまりウロウロしないでちゃんと寝てるんだぉ」 J(´ー`)し「はいはい」 そうして三人はもっふバーガーに急ぐ
もっふバーガー。全国チェーンのハンバーガー屋でもっふバーガーは大人気だ ('A`)「え〜と、おっいたいた」 (´・ω・`)^ω^)「遅い(よ)ぉ〜」 ('A`)「わりぃな。つっても一番俺が遠いんだから勘弁してくれ」 もっふバーガーまではブーンとショボンは徒歩5分だがドクオは車で10分くらいかかる。 ちなみにこの区ではもっふバーガーは3つあるが他はどこも遠い ('A`)「で、まずイベントチェックだが…」 (´・ω・`)「メールオープン!」 ズババっ!中央に携帯のメール履歴が集められる。 ('A`)「俺のいち押しはこいつだな。激熱祭り!最終鬼畜狂気の456祭」 (´・ω・`)「僕はこれかな。エヴァVSキン肉マン設定看破対決!他にも設定看破しやすい機種に6大量投入です!」 ( ^ω^)「ブーンはこれだぉ!一回5000円ポッキリ!あの○○に似てる子います!風俗○○○」 ('A`)「え〜マジ?いい子いっぱいいるならそこがい〜な〜」 (#´・ω・`)「何でそんなメールが来てるんだよwww」 (;^ω^)「すまないぉ。パチ屋のメールないぉ」
('A`)「まあ風俗情報はブーンに任せるとして…どっちに行くか」 (´・ω・`)「やっぱり看破しやすい方がいいんじゃない?」 ('A`)「甘いな。看破しやすい機種にそう何台も6を入れるとは考えにくい。」 (´・ω・`)「確かに言えてるね…」 ('A`)「そしてその店のメールは俺にも来てるがあえて外した。何回かそうゆう時行ったことあるがやはり6は一島に一台…全員ツモるのは難しい」 (´・ω・`)「なるほど…」 ('A`)「しかしこっちのイベントは全機種対応しているからツモるチャンスも増える。まあ具体的に決まってないのが痛いが条件は全員同じだしな。それに…」 (´・ω・`)「それに…?」 ('A`)「コーヒーガールの衣装が日によって変わる」 ( ^ω^)「よくやったドクオ…。今日はそこだな」 (´・ω・`)「お前今まで黙ってた癖にそこだけは食いつくんだね」 ( ^ω^)「サンズオブリバティ…出撃!」
ちょっと顔文字が不足気味です 出して欲しいってお気に入りのやつがあったら貼ってください!
乙! AAキャラは、VIPのブーン系小説総合スレに行けば全部手に入るよ 個人的には 从'ー'从 渡辺さん 从 ゚∀从 ハインリッヒ高岡 使って欲しいっす
( ^Ω^)乙華麗
397 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/20(火) 20:38:41 ID:9+DP6rxSO
揚げとくお! アチッ。
カシャカシャカシャ…全員6をツモれ トゥルルルーチャラッチャチャッチャチャッチャチャッチャ ('A`)「到着」 (´・ω・`)「並びはまずまず…50人ぐらいかな。ここは確か抽選だよね?」 ('A`)「そうだ。50人しか並んでないのに150番とかあったりするから凄い困る」 (;´・ω・`)「えぇっ」 ('A`)「まあさすがに改正されただろ。で、狙いは?」 (´・ω・`)「さすがにハイスペにはあんまり設定が期待出来ないからね…今日はキン肉マンにするよ」 ('A`)「十分ハイスペだろwwwなら俺はやっぱりエヴァかな。他にめぼしいもんないし」 (´・ω・`)「うん、お互い頑張ろう」 ('A`)「……で、何でお前は会話に入って来ないわけ?」 ( ^ω^)「ブーンはもう決めてるぉ!もえろ!ハーレムエースだぉ!」 ('A`)「えっ…また何で。バラにひっそり3台しかないのにさ。そりゃハーレムは良台だけどよ…」 ( ^ω^)「さっきチラシを見て決めたんだぉ!まあ見てろぉ」 (´・ω・`)「そんなハーレムエースに設定が入ってるとか言うヒントあったかな…」 何はともあれクジ引き
(´・ω・`)「サンズ一発目のクジ引き勝負なわけですが。5番ですね僕は」 ( ^ω^)「1番…男は何事も一番だぉ!」 ('A`)「あっ空気読まなくてすみません、32番です」 (´・ω・`)「てかブーン1番でハーレム特攻?www」 ( ^ω^)「3台しかなかったから危なかったぉ〜」 ('A`)「50番でも取れるわwww」 開店──── 从'ー'从「1番からどうぞ〜走らないでくださいね〜」 ( ^ω^)「だが断る!ブーン〜ワープで〜」 从'ー'从「は…走らないでよねっ」 (´・ω・`)「(えっ…なにこれなんてエロゲ)」 从'ー'从「オラ走れよ豚野郎」 ('A`)「ちょwww5〜32の間に何があったかKWSKwww」 かくして全員狙い台をゲット。打ち出す開始時間までの間に周りをチェック。人気機種などはほとんど埋まっておりバラエティーや人気の薄い機種はまだ所々空いているという状況
(*'A`)「ウホっ…何か今日は色々な衣装だなぁ」 (*^ω^)「萌えるぉ〜サクラたん可愛いぉ」 (´・ω・`)「あ〜あの皮じゃんにジーパンのやつハーレムのサクラだったのか。あの偽パイの」 ( ^ω^)「偽パイ言うなwwwそうだぉ!チラシ見たらサクラたんのコスプレした子が載ってて一番可愛かったからハーレムにしたぉ!」 ('A`)「しかしんな理由で…。ほかにもいっぱいいるじゃないか。綾波もいるぞ?」 ( ^ω^)「プラグスーツは微妙だぉ。制服なら良かったのにぉ」 (´・ω・`)「まあみんな次があるよ頑張ろうよ」 ('A`)^ω^)「葉月うぜぇwww」 ────『打ち出し開始1分前になりました。みなさま台の方へお願い致します』 エヴァ、左角 ('A`)「いよいよか…」 キン肉マン、左から2 (´・ω・`)「6だといいなぁ…」 ハーレムエース、バラエティーの真ん中 ( ^ω^)「サクラたん…」 『スタート!』
401 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/21(水) 12:52:40 ID:b2xyFNKOO
(´・ω・`)乙駆れ!
( ^Ω^)乙家例
403 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/21(水) 22:52:08 ID:vob+lLqtO
( ゚∀゚)乙!
404 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/22(木) 08:42:30 ID:NeyPqMRqO
(´・ω・)ノシ乙です
>>401 乙。
開店前入場懐かしい・・・俺の地域は2年位前に警察の糞指導で入店できなくなっちまったからな。。。
この規制だけは意味不明すぎて納得できない
>>405 うちのところはまだやってますね。何で廃止になるのかは確かに意味不明ですよね…
こちとら北海道なのに開店前入場禁止だぜ? さらに抽選方式や整理券の発行も禁止だぜ? 冬場の並びは命懸けだよ…
408 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/24(土) 22:35:17 ID:LmcNE41/O
↑ ↑ ↑
409 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/26(月) 00:45:30 ID:wuRXu8f/O
保守(`・ω・´)
410 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 03:41:45 ID:djzhESrLO
('A`)「エヴァまごは設定変更されると400G以内はプラグスーツが出やすい。これを、プラ判と言う…」 打ち始めて3000円… ('A`)「黄色まで滑って右チェリー、スイカテンパイからだから黄色7だな。ここは揃えずに…と」 『奇跡はね、起こしてこそ価値があるものよ…ボーナス確定』 (;'A`)「……みさとさん…。言い忘れたけどミサトさんが出るとわかりません」 ('A`)「まあ…所詮目安にしかならないさプラ判なんて。スイカ祭りカモンっ」 ──────一方しょぼんは… (´・ω・`)「ククク…朝一から高確ゴングからMTとは幸先いいね。この店は強めのイベントには結構分かり易い機種に入れてくるからこれは期待できる。」 ───一方ブーンは ( ^ω^)「空に〜問いかけた言葉〜ブーンの〜胸に届く〜なら〜」 凄いキモい歌を唄いながらビッグを消化していた ( ^ω^)「そこのお姉さん…コーヒーを」 从 ゚∀从「ありがとうございます〜」 (*^ω^)「サクラのコスプレ似合ってるぉ」 从 ゚∀从「はあ…どうも(キモい…)」 どうやらコーヒーガールはそれが何のコスプレはわかってなかったようだ
411 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 03:42:26 ID:djzhESrLO
('A`)「ベル100で730、まずまず!730で黄色2赤1バケ1。82でスイカ7チェリー3ハズレ7…まだ微妙だな。5か6…ってとこか。しかしまだまだ試行が足りない!回すぜ!」 ────── (´・ω・`)「炎のキン肉マンが流れた事により偶数が固くなってきた。そしてこのMTの入り易さ…恐らく6だ」 ────── ( ^ω^)「何かサクラたんボーナスばっかり来るぉ…。ビッグ来ないぉ〜」 気づけば時間は12時半を回っていた。彼らは事前に昼は必ず取る、という取り決めをしている。 携帯で各々連絡を取り近くのセルフうどん屋に集合した。 ('A`)「よし、各自自分の台の状況と周りの状況を頼む」 (´・ω・`)「僕のキン肉マンは6っぽいね。だけど7揃いが少ないのがちょっとね。キン肉マン自体はあんまり入ってないかも。まあ6は一気に出ないからこの時間は目立たないのかもね」 ( ^ω^)「サクラたんはよく出てるぉ!ただちょっとバケに偏り過ぎで辛いぉ」 ('A`)「ブーンベルとか数えてんのか?」 ( ^ω^)「……。忘れてたぉ」 ('A`)「……。まあノリでもないからブーンが何打つのか強制はしないが…判別はしっかりな。バラエティーが当たりって事も多々あるし」
412 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 03:43:28 ID:djzhESrLO
('A`)「俺も微妙だな。ベルはいいんだがボーナス中のスイカがちょっと悪いのと青7がまだ一回しか出てないってのがね。まあ5以上はありそうだ」 (´・ω・`)「しかし何かが引っかかるんだよ…」 ('A`)「ん?なんだ?」 (´・ω・`)「何だろう…出てる台が引っかかるというか…」 ('A`)「?まあとりあえず今のところみんな数値は良さそうだし後半も頑張って行こうぜ!」 ( ^ω^)「ぉー!」 ──────後半戦突入。 後半戦に入り思わぬ苦戦を強いられたのはしょぼんだった。 (;´・ω・`)「ちぃ!ベルとチェリーの合算も悪いしMT突入率が悪くなってきた。7揃いが少ない…6じゃないのか…」 キン肉マン全体に出玉感がない…。しょぼんは一旦島を吟味してみることにした。 (´・ω・`)「(ジャグラーはやはり出てるね。全56かも)」 (´・ω・`)「(後6が入ってるのはエヴァ、戦国、赤ドン、青ドン、2027に吉宗、後はバラエティーにちらほら…ん?)」 (・ω`=´ω・) (´・ω・`)「まっ…まさか!」
413 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 03:45:49 ID:djzhESrLO
しょぼんが何かに気づいたその頃、ドクオに事件があった ('A`)「っしゃあ!ベル500で7.24。他の数値も6を上回ってやがる!ツモったかな」 ドクオがそう喜んでる時だった。 川 ゚ -゚)「………」 ('A`)「……?あの…」 綾波の格好をしたコーヒーガールが横に立っていた。 ('A`)「(朝にこんな子居たか…?それにプラグスーツしかいなかったのに制服だし…)」 川 ゚ -゚)「コーヒー…どうぞ」 ('A`)「えっ…?」 川 ゚ -゚)「店長にコーヒー配る様言われてるの」 ('A`)「…あぁ!コーヒーね。どうもどうも」 綾波の格好をした子からコーヒーを受け取る。 ('A`)「(な、なんだこの胸のときめきは…)」 川 ゚ -゚)「おめでとうございます。」 ('A`)「へ?おめでとう……。ありがとう…」 そう言って彼女はどこかへ行ってしまった。 ('A`)「変わった子だな…でも可愛かったな…。でもおめでとうって…まさか!」
414 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 04:03:57 ID:djzhESrLO
('A`)「しょぼん!ってあれ?いない…あいつやめたのか…?」 キン肉マンの島に行くもしょぼんの姿はない。 仕方ない…先にブーンに… ('A`)「ブーン!聴いてくれ!わかったんだよ!」 ( ^ω^)「クックック…先程もそうやって走って来た人がいましたぉ」 ('A`)「まさかしょぼんも気づいて…?しょぼんは?!」 ( ^ω^)「あっちのサクラたん打ってるぉ。クックック…」 ドクオは急いでしょぼんの元へ向かった。 ('A`)「しょぼん!」 (´・ω・`)「あ、あぁ…ドクオか。エヴァは6だったろ?よかったね…」 ('A`)「お前も気づ(ry」 (´・ω・`)「話は後だ、今は帰ってエヴァをブン回すんだドクオ」 ('A`)「しょぼん……すまねぇ!」 ドクオは駆けていった…ただ、エヴァの6をブン回す為に!
415 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 04:26:38 ID:djzhESrLO
ザァァァ…。1日の頑張りが報われる瞬間、スロプロ…いや、万人が喜べる瞬間でもある。このコインを流す音… ('A`)「何度聞いても良いもんだ…。コインの雨…シュールレイとめどなく…」 サンズオブリバティ収支結果発表 ドクオ+68.8K(エヴァ設定6) しょぼん+59K(キン肉マン+12K、ハーレムエース+47K) ブーン+106K(ハーレムエース) 居酒屋、よっちゃんにて 三人は静かに生を頼んだ後指定席に座った。店の一番奥の座敷である。一回にしてそこを指定席に選んだのだ 重苦しい雰囲気の中ドクオが切り出した… ('A`)「さて…今日のイベントの真相を…各々語ってもらおうか」 (´・ω・`)「ふふ…恐らく胸の内は同じだろうけどね…まさか…ね」 ( ^ω^)「そのまさかだったぉ」 その一 ('A`)「朝一、俺とブーンが話したこと」 その二 (´・ω・`)「設定とあるものの比例」 その三 ( ^ω^)「萌え…」 ('A`)´・ω・`)「あ?」 ( ^ω^)「基後半の変化…」 ('A`)「これらがはじき出す答えは!」 (´・ω・`)「見た目は幸薄頭脳は期待値!その名は、名探偵ドクオ!」
416 :
( ^ω^) :2008/05/26(月) 04:27:07 ID:djzhESrLO
('A`)「答えはコーヒーガールのコスプレ衣装だ!」 (´・ω・`)^ω^)「なっなんだってーΩΩΩ」 ('A`)「全てコスプレ衣装を確認したブーンさん、お願いします。」 ( ^ω^)「ぉ。まず我らがサクラたん(ハーレムエース)葉月(青、赤ドン)阿国たん(戦国無双)リオたん(リオパラ)ミント(ドリスタ)…」 ('A`)「ごくり…」 ( ^ω^)「綾波、アスカ(エヴァンゲリオン)姫(吉宗)愛、優(2027)ラムちゃん(うる星やつら)アリス(マジカルハロウィン)…」 (´・ω・`)「もういいよ。十分だ」 ( ^ω^)「ぉ?残念だぉ…」 ('A`)「うむ、ご苦労。で、しょぼん君。閉店チェックで確認できたかね?」 (´・ω・`)「さっきブーンが言った機種に全て高設定が使われてたよ。エヴァは君が知る通り全56。アスカは5、綾波は6を表していたみたいだね」 ('A`)「うむ…完璧なる我らの敗北だ。たまたまツモれただけだ…」 ( ^ω^)「たまたま?ご冗談を。ブーンは初めから計算付くだったぉ」 ('A`)´・ω・`)「ハイハイ…」 ( ▼ー▼)「オラッ生3つ!」 そうして今日も主宴会は盛り上がった
( ^Ω^)乙華麗
418 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/26(月) 20:38:32 ID:68wgg4XlO
( ゚∀゚)乙!
419 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/27(火) 17:14:04 ID:aPuCqxjeO
( ^ω^)ノシ乙ですお
420 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/27(火) 19:37:49 ID:5+H9h7stO
乙っす。 作者サン調子がでてきたね。 これからも、ガンバレー\(^O^)/!
421 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/27(火) 21:22:28 ID:aEz53jHgO
5号機題材なのにかなり面白い! 今後にも期待。
x
423 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/05/31(土) 05:53:52 ID:yQz5G7u2O
保守
424 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/01(日) 20:07:13 ID:IiwxO1vAO
保守('A`)
425 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/03(火) 10:26:01 ID:/ll2rig0O
(`・ω・´)★ゅ♪
すいません今週色々忙しかったからなかなか書けなかった 今日の夜書きます
427 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/04(水) 19:19:40 ID:UKR4x87iO
428 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/05(木) 00:32:54 ID:+WUBNBGZO
キタ━━(゚∀゚)━━!!
第三章 四人目の適格者 ある日の朝一、サンズオブリバティ結束からもう一週間は経とうとしてた頃 ('A`)「朝一バキューンから炎のキン肉マンきたぜぇ!」 (´・ω・`)「珍しくいい引きじゃないかドクオ」 ('A`)「まあな!これで6の確率アップだな」 二人は肉の日のイベントに来ていた。ブーンは定期検診の為今日は朝一からは来てないのだった。 (´・ω・`)「しかし最近あんまりいいイベントないよね。このキン肉マンイベントもそこまでだしさ」 ('A`)「ふむ…まあ店も回収せにゃならんからな。仕方ないさ」 (´・ω・`)「おっと黒7か…。」 ('A`)「無理無理www」 (´・ω・`)「肉のカーテンで防いだ!」 ('A`)「ないない…」 (´・ω・`)「筋肉バスター!」 ('A`)「甘いぞキン肉マン!」 (σ´・ω・`)σ「マッスルタイム!」 ('A`)「……すげぇ引きだな…。6かもな」 しばらくして… ('A`)「赤7青7と引いて3ラウンド目か…ボタンも全部水色とか青だしこりゃ6かもな」 (´・ω・`)「僕も似たような展開だね。まあ…ん?」 二人同時だった ('A`)「二人同時に金色シャッターか!あちぃな!これで黒7でも来てくれた…」 (´・ω・`)「………」
『M・U・S・C・L・Eマッソ!』『リングに〜稲妻走る〜』 ('A`)「……」 (´・ω・`)「……」 ('A`)「リングに〜稲妻走る〜」 (´・ω・`)「マッソ!マッソ!」 もはや歌うしかない二人だった。 ('A`)「何故これで二人ががっかりなのかキン肉マン打たない人にも分かり易い説明!」 (´・ω・`)「MT中にGOfightまたは炎のキン肉マンが流れるとストックがあるの確定だから98.4%6否定なんだよね(6がARTをストックする確率は1.6%しかない為)」 ('A`)「やっぱり弱いイベントだと判別しにくい5を交えてくるのが定石か…」 (´・ω・`)「キン肉マンの5はかなり判別しずらいからね…とりあえず念の為SIN数えてて良かったね」 ('A`)「だな。しかしSIN数えるのめんどくさいんだよな〜。通常時は常に二コマ目押しだし失敗して枠下押したらSINかわからないからグダグダになるしさ」 (´・ω・`)「MT中も注意しないとね。確定から数ゲーム引っ張られるからその分までゲーム数に加算するとSIN確率がぶっちぎり悪くなるからね。ボーナス確定後はSINがないし」 ('A`)「辛いね〜」 (´・ω・`)「うん〜」 二人がそんなこんなしてた頃、ブーンは
( ^∀^)「うん、どこも異常はないね」 ( ^ω^)「そうですかぉ。ありがとだぉ」 ブーンは定期検診を受けていた。退院してからも念の為と医師に言われたからである。 ( ^ω^)「しかしブーンの記憶はまだ戻らないのかぉ?」 ( ^∀^)「う〜ん…医者にもどうにも出来ないこともあるからね。君の様な場合はショック療法より自然に思い出すのを待った方がいいと思うんだ」 ( ^ω^)「そうですかぉ…。それじゃあまた来ますぉ」 ( ^∀^)「気をつけて帰るんだよ」 ξ゚听)ξ「は〜いブーンさんお帰りはあちらですよ」 ( ^ω^)「君の眩しい笑顔が僕の唯一の寄りどころさ…」 ξ;゚听)ξ「(キモいんだよ)」 ブーンが診察室を出て行った後 ( ^∀^)「ふむ…」 ξ゚听)ξ「先生どうなさったんですか?」 ( ^∀^)「いやね、彼が本当に記憶を取り戻して良いものかと…ね」 ξ゚听)ξ「それはどうゆう…?」 ( ^∀^)「いや、聞かなかったことにしてくれ」 ( ^∀^)「(忘れていた方が良いこともあるもんだよ…人生は)」
( ^ω^)「二人は確かK店の肉のイベントだったかぉ。」 ⊂( ^ω^)⊃「久しぶりにブーンして行くぉ!」 ブーーーーーーーーン ≡≡≡⊂( ^ω^)⊃ ───── ('A`)「ないね〜これは…」 (´・ω・`)「うん。見事に2と3っぽいね。プラスのうちに上がろっか」 ('A`)「だな」 二人がドル箱を持ったそのとき ≡≡≡⊂( ^ω^)⊃ ('A`)「い、今何かが!肉ボタン押してデータチェックして即座にどっかに…」 (´・ω・`)「肉ボタンでデータ見るには2秒間長押ししないと見れないよ?」 ('A`)「……ですよね〜」 ( ^ω^)「二人ともやめるのぉ?」 Σ('A`)「っていたのかよ!」 (´・ω・`)「いやさっき肉ボタン押してデータ見てじゃんって…もういいよ…」 今日も平和だ 場所を移動して喫茶店『華一』 ('A`)「よし!さ、さ、さ、させせん会議だ!」 ( ^ω^)「パクってんじゃねーぉwww」 (´・ω・`)「知ってる人いたら神www」 ('A`)「とりあえずだ、最近イベントもまばらで強いのがない。こうゆう停滞気味な時こそ動かないと駄目なんだよ!他と差をつける為にもな!」 (´・ω・`)「でもね〜僕らはイベントハンターだからね」
( ^ω^)「ハンターだぉ!」 ('A`)「そのイベントがない場合…やはり個々にこの周囲の店を下見してイベントなくても出してる店を探すしかないな」 (´・ω・`)「それは名案だね。僕らはこの区内しかほとんど行かないし」 ( ^ω^)「把握したぉ!」 ('A`)「なら6時にまたここに集合!マスター!勘定!」 ( ゚,_J゚)「はい毎度」 かくして、彼らは食えるホール探しを開拓に出かけたのだった。 ドクオは車で、しょぼんは地下鉄で、ブーンは自転車で! ドクオ編 ('A`)「ここいらだと行ってないのは大体大型チェーン店だけだな。ガ○アとかエス○スとか林○とか。ぼったイベントばっかり展開しやがってなんだよ前のガ○アイベント!クレオフしたらMAXかと思いきや3かよ!ったく…」 愚痴を漏らしながらも快調に今まで行ったことのないホールを回るドクオ ('A`)「やっぱりどこもジャグは気合い入ってんな」 ジャグラーならオール456でもさほど痛くないからな… ('A`)「エヴァは閑古鳥キン肉マンは6っぽいのだけ稼働か…よろしくない、次だ」
しょぼん編 (´・ω・`)「次は〜品川〜品川〜なんてね。よし、ホール探すぞ」 こうゆうのは初めての経験なので少し胸が躍る。今まではただジグマで張り付いてただけだからな… (´・ω・`)「駅前の大型店舗か…。客付きはいいし最近出来たばっかりかな?イベント告知も今日はないのに賑わいを見せてる」 エヴァには角2と奥に6設置。キン肉マンも2台ほど6っぽいな ジャグラーが2島で全部埋まってる…。還元率も良さそうだ (´・ω・`)「ここはいいな。早速一つ見つけた……あれ?まさか…」 『おっしゃまたPTキタ!』 『シャキンやるな!』 (´・ω・`)「やっぱりか…」 ( ゚∀゚)( `・ω・) 二人がパワフルアドベンチャーに座っていた。どうやら新台の様でかなり出ている (´・ω・`)「さて…どうしたもんか」 気まずいな… よく見ると1台空いている。あの二人の2つ隣だ。 (´・ω・`)「よし…」 しょぼんはバレないように座り小冊子を手に取り読む (´・ω・`)「知らない台を打つ時は必ず小冊子を読もうね」 あらかたシステムを把握、打ち始め開始 (´・ω・`)「DDTポイントは左に赤の2連を狙う感じか。中押しでも面白そうだね」
( ゚∀゚)「またビッグ来たぜ!」 ( `・ω・)「やるなジョルジュ!」 (´・ω・`)「(二人とも元気そうにしてるな…あの二人は昔から仲良かったから軍団解散しても一緒に打ってたんだな)」 懐かしい友、しかし今は違うのか。他の友を選んだからと言って捨てなければならないのか… 納得行かない…! (´・ω・`)「77メロン…!中に赤を…っ」 止まったら…赤7ビタで中に綺麗に止まったら…言おう! 思ってること全て。確かに僕は優柔不断で物事にあまり関心がない…でも…友達なんだ!ブーンとも…この二人とも! 弱い心の僕に後押ししてくれ…パワフルアドベンチャー! (´・ω・`)「……っ」 美しい…綺麗に7がテンパっていた。 (´・ω・`)「イエスredビッグ」 その時だった。 ( ゚∀゚)「しょ…しょぼんじゃねぇか?」 ( `・ω・)「ん?あぁ本当だ!赤7引いてやがるwww」 二人がしょぼんに歩み寄る。 ( ゚∀゚)「よぉしょぼん!珍しいところであったな」 ( `・ω・)「レッドビッグイエス!」 (´・ω・`)「二人とも…」 ビッグが二人を…僕を気づかせてくれた なにも変わらない、変わっていない。 なら何が変わったのか…僕にはわからなかった
もっと書こうと思ったのですが眠いのでまた今度で 次は近いうちに書きます ノシ
437 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/05(木) 07:07:04 ID:rX3HZ59yO
('ω`)乙です
( ^Ω^)乙カレー
439 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/05(木) 08:50:26 ID:nnaI4V6uO
( ゚∀゚)乙
ページ乙
441 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/07(土) 19:43:39 ID:mXg6G7VGO
乙い!乙い!
442 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/09(月) 00:51:21 ID:2XrQQsWIO
★ゅ(`・ω・´)
443 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/10(火) 20:59:38 ID:WY6Drh9tO
( ^ω^)ニコッ
444 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/11(水) 08:52:54 ID:xvpoC9RXO
('A`)保守
445 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/12(木) 23:53:24 ID:O2MK78zqO
(´・ω・`)…
446 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/13(金) 10:12:18 ID:JEm6k3RyO
( ・д・)まだ?
447 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/13(金) 10:23:02 ID:glWu7sa4O
('A`)y-~~最近作者の書き込みペースが落ちている……が、 その分良い作品を作っているに違いない
448 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/13(金) 10:24:33 ID:MYCuqKpuO
449 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/15(日) 16:11:53 ID:VLRBRadXO
(゚д゜≡゚д゚)まだかい?
450 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/15(日) 16:50:14 ID:4QpLvfE0O
10日経ったか・・・ また逃亡?
451 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/16(月) 13:03:32 ID:4UrLZx9tO
はじめまして。ネカマさんの時からロムらせて貰っているものです。 いずれの作者さんの話もとても面白くて楽しく読ませて頂いてます。 中でも初期の作者さんの話が好きなのですがカイジをメインとした話の続きを書きたいと思っています。(というより大体枠組は既に決まっています) もし宜しければ近々投下したいと考えているのですがねかま氏やナオの話の作者さん達、そしてスレ住人の皆さんに前もって了承を得ておきたい次第です(過去こういった事から討論になった為) もし宜しければレスお願いいたします。
和田アキ子は成りすまし朝鮮人だから紅白に出れるの? 松田龍平・翔太の兄弟は成りすまし朝鮮人だから、あのレベルの顔でもTVに出られるの? 阪神の桧山は成りすまし朝鮮人だからクビにならないの? 布袋寅泰は成りすまし朝鮮人だから暴力事件を起こしてもOKなの? 松田翔太は成りすまし朝鮮人だから暴力事件を起こしてもOKなの? 岩城滉一は成りすまし朝鮮人だから覚醒剤所持、拳銃所持の銃刀法違反で逮捕されてもOKなの? 金村キンタローは成りすまし朝鮮人だから猥褻事件を起こしてもOKなの? 錦野旦は成りすまし朝鮮人だから大麻取締法違反で逮捕されてもOKなの?
453 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/16(月) 18:57:03 ID:GXiuUkr10
( ^Ω^)出来れば完成してからの投下が望ましいが 最後まで続けてくれるのなら書きながらでもおkですな
454 :
チェコスロバキア :2008/06/16(月) 20:28:08 ID:5ci/lxS5O
455 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/16(月) 23:23:52 ID:86h3zWSQO
どんな形であれ、最後まで書いてくれさえすれば、他人の続きだろうがパクリだろうが何でもいいっす 是非頼む
待たせたな! はいそうですメタギア漬けでした
457 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/17(火) 01:05:11 ID:f/0kE3eiO
>>451 です。レスありがとうございます。やっと一話分書き終わりました…orz
実はブーン系小説を書くのは今回が初めてで枠組みは決まっているのにキャラの言葉遣いや地の文でかなり苦戦してますw
改めて作者さん達の辛さを感じますorz
とりあえず途中で投げ出すのは絶対嫌なので完成させてから投下させていただきます!
恐らく十話前後の作品になると思いますので今しばらくお待ちを( ^ω^)
( ^Ω^)続きを・・・
459 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/17(火) 09:00:14 ID:Jsnn9+x+O
考えてみれば 長編は多々あるが 短編は少ないね 個人的には1話完結系が手軽だと思う 作者さん達も楽だと思うのだが? 無理して長編書いて、とんずらするよりこのほうが良いと感じるのだが
460 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/18(水) 21:55:37 ID:sWYd8SMdO
( ・∀・)ノ ★ゅ♪
ステルスと無限バンダナ取って満足したので投下します! 待たせたな!
ブーン編 ( ^ω^)「つか何で俺チャリ?いじめ?」 そんなことを言いつつも真面目に店を廻るブーンは偉いぉ ( ^ω^)「やっぱり駅前はかなり賑わってるぉ。でもちょっと設定状況がイマイチだぉ」 何件か廻ったり打ったりでとりあえず満喫で休憩 ( ^ω^)「ふぅ、なかなか理想なホールがないぉ〜。あっ、とりあえず一時間で」 (*゚ー゚)「は〜い。ってあれ?ブーンさんじゃないですか!」 ( ^ω^)「ぉ?ドクオの妹さんかぉ?」 (*゚ー゚)「いつも兄がお世話になってます」 ( ^ω^)「おぉ。バイトかぉ?」 (*゚ー゚)「はい。今日は学校が早く終わったのでちょっとグッド○ィルですwww」 (*^ω^)「そうかぉ。学生らしくてほのぼのだぉ(しいちゃん可愛いぉ〜)」 (*゚ー゚)「ブーンさんはお体の方はもういいんですか?」 ( ^ω^)「ぉ、すっかり良くなったぉ」 (*゚ー゚)「それは良かった」 ( ^ω^)「(ドックン……はっ…まさか…これは…恋?!)」 (*゚ー゚)「どうかしたんですかブーンさん?」 ( ^ω^)「い、いや…何でもないぉ。それより今度…」 ─────、
ドクオ編2 ('A`)「ちょwww仮面ライダー走れ編まだ一島ある店があるとはな!www」 ('A`)「思えば5号機も遠くへ来たもんだな〜…エヴァに始まりサクラ大戦、デビルマン…絶望したっ!だが5号機は死滅していなかった…今ではまあまあ可能性は出てきつつあるしな」 ('A`)「とかやってたらもう5時か。そろそろ帰らないと…」 にしてもちょっと小腹が減ったな。パンでも買って行くか。 ドクオは適当に見つけた小さいパン屋に入った。 懐かしい銀色のトレイにオオドイロのトング ('A`)「あそこの喫茶店たけぇ〜からな食い物。ここは安上がりのパンで経費削減よぉ」 スロッターらしくカレーパンとウインナーパンをチョイス ('A`)「すいませーん」 『はーい』 川 ゚ -゚)「いらっしゃいませ。」 ('A`)「あっ…君はこの前の」 川 ゚ -゚)「?どこかで会いましたっけ?」 ('A`)「い、いや…何でもないです」 おこがましいよな…所詮ただの客が特別感じて覚えててもらってくれてるかな…なんてさ 川 ゚ -゚)「?え〜と280円になります」 ドクオは丁度払いパン屋を出る 川 ゚ -゚)「ありがとうございました〜。(どっかで見たかしら)」 ('A`)「(何か雰囲気違うな…)」
464 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/19(木) 00:59:23 ID:kzc2mq4a0
支援
しょぼん編2 ( ゚∀゚)「こいつは俺の奢りだ!じゃんじゃん飲め!」 (´・ω・`)「コーヒーはお代わり自由で無料だよ」 ( `・ω・)「相変わらずジョルジュはケチだよな!」 ( ゚∀゚)「うるせぇ!奢ってもらうだけありがたいと思え!」 このやり取り…懐かしい。しょぼんが二人と出会ったのは高校2年の時だった。 文廻市高の生徒だったしょぼんが二年の時に初めて出来た友達がこの二人だったのだ。 この二人はもっと前からの知り合いで中学の頃からの付き合いらしい。 だからノリ打ちじゃない時もこうして個人で連れ打ちしたりしている。 ( ゚∀゚)「ふぅ……。……で。」 ジョルジュが区切るように間を空けた後切り出して来た。 こうゆう場合大体がジョルジュが悪い質問をするときだ。 ( ゚∀゚)「まだブーンとあのスロプとつるんでんのか?」 (´・ω・`)「……あぁ。二人は友達だからね。君らと同じに」 ( `・ω・)「……しょぼん…」 こんな言い方はズルいと思ったけど仕方ない。両方失いたくはないんだ
( ゚∀゚)「そうか…。俺らもあの一件以来ノリ打ち軍団は解散してな。モナー先輩からも連絡ないし」 ( `・ω・)「取りたくもないけどなあんなデブオヤジにwww」 やっぱり心の底ではモナーを嫌っていたんだなとしょぼんは再確認した。 (´・ω・`)「そうか…。…二人に話があるんだけど…」 ( ゚∀゚)「悪いがパスだ」 ( `・ω・)「俺もな」 (´・ω・`)「まだ言ってないけど」 ( ゚∀゚)「言わなくてもわかる。一応情報は入ってくるんだ。お前ら3人が最近つるんで打ってるってことくらいな」 ( `・ω・)「俺らの情報網なめんなよ!」 (´・ω・`)「でも…」 ( ゚∀゚)「まあ適当にバイトでもするさ。ノリ打ちじゃねぇと勝てる気しないしな」 ( `・ω・)「それによ…今更どんな顔してブーンに顔合わせたらいいんだよ…」 ( ゚∀゚)「あぁ…いくら記憶がないからって平然と仲良くできるかよ…。」 (´・ω・`)「……そうか。」 でもこれでわかった。二人はブーンが嫌いなんじゃなく怖いのだ 自分の罪を見るのが…。今はその時じゃないのか…ただ黙って見送るしかない そんなことを心中に抱き3人は喫茶店を出た 帰ろうか、今の仲間の所へ
ブーン編2 今度っ───── ( ^ω^)「一緒にご飯食べに行かない?!」 (*゚ー゚)「えっ……?」 ( ^ω^)「あっいやその何でもありますん」 (*゚ー゚)「すん?」 ( ^ω^)「何でもないようなことが…幸せなんですよね。無くして初めて気づくんだよ」 (*゚ー゚)「クス。ブーンさんって面白いですよね。いいですよ♪」 ( ^ω^)「……今、なんて?」 (*゚ー゚)「今度ご飯食べに行きましょう!そのときまた面白いお話聞かせてくださいね」 ( ^ω^)「ぉ!勿論だぉ!」 (*゚ー゚)「じゃあ仕事に戻りますね。ごゆっくり」 (*^ω^)ノシ「ぉ〜」 ( ^ω^)「………」 開眼 ( ΦДΦ)「いよっっっっしゃああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアア!」 まるで戦争で日本が勝利したような雄叫びをあげた。満喫にその叫びが木霊し皆何事かと外を見るほどだった
PM6時 喫茶店華一 ('A`)「まずはお疲れと言っておこう。しかし早速だが話を聞かせてくれ。まずはしょぼん」 (´・ω・`)「もう少しで団員が増えそうだったんだけどね…。駅前の喫茶店のブルマンは美味かった」 ('A`)「はい、−30P。次、ブーン」 ( ^ω^)「デート……はあはあ…デート…」 ('A`)「デートじゃなくてデータ取ってこいっつってんだろうが。」 (´・ω・`)^ω^)「隊長は?」 ('A`)「知り合いと勝手に思いこむな…だな」 (´・ω・`)「何を今更自分の人生の注意点語ってんだい?死ぬかい?」 ( ^ω^)「あぁん?あんかけチャーハン?!」 ('A`)「アッー!」 10分後 ('A`)「真面目に話そうよ…。」 (´・ω・`)「ですよね」 ( ^ω^)「だぉ」 ('A`)「じゃあしょぼんから」 (´・ω・`)「隣町は駅前が強いかな。客付きも良くて設定も入ってる。ちょっと客付きが良すぎなのが逆にね」 ('A`)「ふむ…」 ( ^ω^)「ブーンはチャリでしょぼんと逆方向の所を捜索したけどやっぱりジャグとかは客付きいいけどART機はからっきしって店が多かったぉ」 ('A`)「ほむほむ」
('A`)「最後は俺だな。車でこの辺りで行ってない店片っ端から見ていったが何件かは使えそうな店があった。明日以降はちょっとそこを重点に行きたいと思う」 二人ともこくりと頷くと3人共メール会員になったかどうかを確認した後今日の所は解散とした。 ('A`)「明日からが勝負か…イベントしてない時でも勝てるかどうかだな…」 (´・ω・`)「あの二人はどうするんだろ…はあ…」 ( ^ω^)「デート…2人っきりでデート…」 3人は思いは違えど帰路につく。これから激化する戦いを前に少しの休憩を過ごしながら… ドクオ邸 ('A`)「ただいま〜」 (*゚ー゚)「あっお兄ちゃん!ブーンさんに誘われて今度食事に行くんだぁ。お兄ちゃんも行くよね?」 ('A`)「あぁん?……待てよ、デート。デート…つまり2人っきりで…妹と?しいと?あいつが…?あぁん?!!」 (#゚A゚)「勿論行くよ」 (;*゚ー゚)「お兄ちゃん怖いよ」 さらばブーン!妹が兄を愛しすぎるばかりに!
次回予告 ('A`)「これがっ……これが6!」 (´・ω・`)「奴めまんまと盗みおって!いや、奴は確かに盗みました…あなたの心です」 ( ^ω^)「そう、私がブーンだ」 次回をお楽しみに!
>>440 ちょwwwwwww
IWGPとかキャッツアイとかアットディープ好きなんですよ
皆さんお待たせしてすまない。最近色々忙しくつい書く気と時間がなかったり
でも逃げないのでその点は安心してください
では、また
472 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/19(木) 07:18:57 ID:XadITbJsO
まったく遅いっつーの!チャッチャと書かんかい 乙です 無理せず頑張って下さい
473 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/19(木) 10:14:30 ID:Q7W0xK/qO
遅くて前回の内容忘れるっちゅーねん もっと早く書けやダボが ( ゚∀゚)乙 次回も期待してるぜ!
474 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/19(木) 16:18:14 ID:AFFH7GhQO
( ゚д゚) ゴラアァァ! オモシロイじゃあねぇかぁ〜、ダボが! 乙、イロイロ言われるだろうけど、みんな期待してんだよ、 クオリティ下がること考えたら、今のペースでもいいとオモ。
( ^Ω^)もつ
俺の名前は喪手内毒男。 普通に大学行って、普通の会社に就職。今まで10年間、普通に働いて来たつもりだった。あの日までは・・・ ('A`)「・・・え?」 ( ^Д^)「だからクビ。」 ('A`)「何故急にクビなのでしょう?」 ( ^Д^)「わが社も経営の見直しをする事になってね。人件費に無駄が在るので削減する事になった。」 ・・・あぁ、何か言ってたな。でも ('A`)「何故、俺なんでしょう?」 ( ^Д^)「君は頑張っていたよ。だが、頑張っても人並み以下だっただけだ。」 ('A`)「そうですか・・・」
目の前の上司が殺したくなる程憎たらしかった。コイツが俺のクビを切った訳でもないのに。 ( ^Д^)「と言うわけだ。明日からは来なくていい。」 ('A`)「・・・わかりました。」 ( ^Д^)「すまない・・・。私としても心苦しい選択だったんだ。」 ('A`)「いえ・・・。今までお世話になりました。では、失礼しました。」 俺は上司と同じ空間に居るに居られなくて自分の机に戻った。先程の自分の考えた事を思い出し、自分の小ささに失望した。 他の社員の視線に耐えられず、俺は会社を飛び出した。 ( ^Д^)「すまない・・・。」
('A`)「ハァ・・・。」 鞄を置いて来てしまった。取りに戻るか・・・いや、別に大した物は入って無いしもう使う事は無い。思い起こせば、そんなにいい会社ではなかった。薄給で残業もあって同僚にも恵まれなかった。 あんな所に二度と戻るか。 ('A`)「これからどうするか・・・。」 俺は宛も無く歩き出した。
続きは後日に
( ^Ω^)乙鰈
481 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/20(金) 11:51:17 ID:eGJP/JPDO
('A`)乙! 二人とも乙!
482 :
喪手内 :2008/06/20(金) 18:50:47 ID:PnejR23YO
どれだけ歩いただろう。30分位か。 ('A`)「疲れた・・・帰ろ。」 家の方向へと足を向けた時、猛烈な便意が襲ってきた。 (;'A`)「パターン茶。大です。」 アホな事を言いつつ、変な汗をかきながらトイレを探す。 ふと目に留まったのはパチンコ屋。距離的にも一番近い。周りに変人だと疑われない様に、なるべく自然な足取りでパチンコ屋に向かう。 喪手内毒男。32歳。今日会社をクビになりウンコを漏らしたとなると末代まで恥だ。嫁も息子もいませんが・・・。だがそんな事は関係ない俺は行かなくてはいけない。足早にパチンコ屋のトイレに向かった。
483 :
喪手内 :2008/06/20(金) 19:01:33 ID:PnejR23YO
(*'A`)「ふぅ・・・。」 間に合った。今日クビになった事等忘れてしまう程、最高の時間だった。 ('A`)「さて、帰りますか。」 トイレを出て出入口に足を向ける。 ふと、よぎった。俺はこんな男なのか?猛烈な便意を催し、何気なく入ったパチンコ屋。便所だけ汚し何事も無かった様に帰ろうとしている。 俺は正に恩を仇で返そうとしている。命の恩人とも言えるこのパチンコ屋に。 何という恩知らず。正に屑。少し遊んで帰るのが恩返しと言うものでは無いのか? ('A`)「ちょろっと打って帰るか。」 俺は体の向きを変え、パチンココーナーに向かった。
('A`)「何打とう・・・。」 俺はパチンコをあまり打った事はない。大学時代に友人に誘われて1度行ったきりだった。その時は負けたのでそれ以降打った事はない。 ('A`)「あ、ここ人少なくていーわ。」 それは新世紀エヴァンゲリオン〜奇跡の価値は〜の島であった。使途再びが導入以来、稼働は減ってしまった機種である。本来、使途再びと入れ替えられる機種だったがこのパチンコ屋は金が無いのか、まだ数台残っていた。勿論、そんな事毒男は知らない。 ('A`)「5000円打ったら帰ろ。」 そう言いながら、5000円札をサンドに吸い込ませた。
3時間後― ('A`)「いつ帰れんの?」 終わらない。連荘が終わらない。投資2000円で数字が揃った。そこからが止まらない。ただ彼はいつ帰れるかだけが気がかりだった。 ( ∵)「申し訳ありません。当店は明日新台入れ替えの為、本日は7時閉店となっております。この大当たりが終了次第打ち止めとなりますがご了承下さい。」 ('A`)「あ・・・はい。」 良く噛まないなぁと思いながらも、ようやく帰れる事に喜びを感じていた。 出玉は26000発程あった。 ('A`)「25000円位なのかな?」 店員に交換所と換金所の場所を聞き、換金に向かう。 「10万4000円になります。」 ('A`)「はいはい。10万っすね。・・・10万!?」 「何か間違いでも?」 ('A`)「いえ。大丈夫です。」
と言いつつも声が上がっている。 ('A`)「何だよこれ・・・。」 10万円。俺が2週間働いて貰えるかさえ解らない金額。そんな大金をたった三時間で得てしまった。 (*'A`)「何だ。働く必要なんて無いじゃん。」 これで生活していける。これから何処で働こうかと考えていたんだがそんな必要はない。無くなってしまった。働く事が馬鹿らしくなってしまった。 (*'A`)「今日は焼肉でも行くか。」 そうして毒男は夜の街に消えた。 ここで勝ってしまった事が毒男の今後の人生を大きく左右するなど、この時の毒男は考えもつかなかった。 続きはまた後日に・・・
( ^Ω^)なかなかいいね
488 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/21(土) 09:13:56 ID:VX7jEeOkO
( ^ω^)乙ですお このスレも活気がでてきてなによりですお
489 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/21(土) 23:27:30 ID:4d9m8gvI0
「また後日に」 この言葉で俺は夜も眠れない
490 :
喪手内 :2008/06/21(土) 23:36:14 ID:Nz+TrLGVO
―3ヶ月後 ―AM9:40 ('A`)「おりゃおりゃおりゃおりゃどか〜ん♪」 クビになり3ヶ月。俺は軽快な歌を歌い自転車でパチンコ屋に向かっている。 あの日以来、毎日の様にパチンコ屋に足を運んでいる。 様々な機種に手を出してみたが、最近のお気に入りはもっぱら花の慶次。あの爆発力と演出に惚れ込んでしまった。 ('A`)「昨日は8万やられたけど今日は勝てる気がする。」 そう。毒男は養分。パチンコを始めて間もない頃によくあるオカルター。 ('A`)「慶次は朝一よく当たるわ。」 ^o^「うみの 200ぜんごは あつい です。」 類は友を呼ぶ。そんなオカルト信者の知り合いが毒男に増えてきた。
AM10:00 開店 ('A`)「慶次の前日爆死台ゲット。今日はこれ出るよ。」 ^o^「わたしは となりに すわります。」 早速打ち出し開始。投資10k。 ('A`)「まぁ慶次じゃ普通。」 20k。 ('A`)「もうすぐ当たるだろ。」 40k。 ('A`)「万発だしてチャラだ。」 60k。 ('A`)「もうどうにでもな〜れ。」 100k。 ('A`)「あれれ〜。お金がないよ〜?」 100kストレート。実際は突通を3回引いてるがそんなもの意味はない。 ('A`)「ちょっとATM行ってくる。」 ^o^「ようぶん おつかれさま。」 ('A`)「タヒね。」 捨て台詞を吐いて、ATMに向かった。
毒男は10年間独り身で働いていただけあって貯蓄は多くはないがあった。 ('A`)「そ〜れ10万ポチッとな。」 10万円が出てきた。だが3ヶ月前の毒男とは価値が違った。今では1万円程の価値もあるか定かではない。ただ、パチンコ屋の中に限って。 ('A`)「急ぐか。時間が惜しい。」 毒男は狂っていた。パチンコが生活の中心。今の彼の全て。 こんな生活が何時までも続くはずがない。毒男の貯蓄は日に日に減っていった。 ―2ヶ月後 ('A`)「え・・・?」
エラー。ATMにはエラーとだけ記してあった。 ('A`)「畜生。急いでいるってのに。」 セカンドバックから通帳を取り出した。クビになったが癖で会社で使っていた時と同じ様な鞄をまた購入し、何処に行くにも持ち出していた。 通帳をATMに入れ記帳をする。面倒なので普段カードしか使わないが稀にこうやって記帳しないとカードが利用出来なくなる事があり、今日は正にそれだった。 出てきた通帳を見ていると目を疑った。 ('A`)「残高15万円・・・?」 毒男は何が起きたか解らなかった。半年程前までは今の20倍近く有ったはずだ。だが今は15万円。 毒男は数分間その通帳を見つめていた。結局、パチンコ屋に行く気が失せ家に帰った。 続きは後日に・・・
494 :
喪手内 :2008/06/22(日) 00:37:22 ID:eW2Of40ZO
作中でオカルトを批判しているような表現が有りますが失礼しました。あとパチスロが登場していないのも重ね重ね失礼しました。
495 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 07:40:48 ID:FWMFnN2jO
もてない乙!(^ω^)
( ^Ω^)おつ
乙!
498 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 17:56:43 ID:W7jnIEHAO
( ゚∀゚)乙!
499 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:00:59 ID:Z2y4uMG90
>>457 です。とりあえず半分近く書き終わったので三話分くらいまとめて投下してみます( ^ω^)
週一くらいのペースで投下していきたいと思ってます。駄文ですがそこは生温かい目でお願いしますねwww
500 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:02:44 ID:Z2y4uMG90
カーテンの隙間からもれている日差しが俺に早く起きなさい、今日は大事な予定があるでしょう?と言っているように思えた。 何か大事な予定でもあったっけ?まぁいいや、起きよう。 俺は半分寝ぼけたままリビングへと向かう、もちろんパジャマのままで。 だってめんどくさくない?午前中くらいはずっとパジャマでいてもいいよね? そうして、妻がいる筈であろうリビングへと到着した瞬間・・・何ていうのかな・・・。 そう、例えば幽遊白書でいうと能力者のテリトリーに入った瞬間に感じるあの強烈な違和感? はたまた、大地を揺るがすエネルギーっていうのかな・・・。 要するにもんのすごい殺気を感じました、ええ。てっきりピッコロ大魔王の恐怖再来かと・・・。 まあ何がいいたいかというと・・・さっきから妻が背中越しにすごい気を発してるんですよ、ええ・・・orz 俺がおそるおそる妻に近づくと、俺の気を感じとったのか妻は鬼のような形相をしながらこちらを振り向きました。 何ですか…、朝っぱらからそんな顔しないで下さいよ、もう…ガクブルガクブル
501 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:03:43 ID:Z2y4uMG90
妻「アナタ・・・、今日が何の日か覚えていない訳ないわよね・・・?」ゴゴゴゴゴ・・・ うわーん、この様子だと大層怒ってらっしゃるorz今日?今日・・・は・・・ 俺は必死に今日が何の日だったかを思い出す・・・、そう、妻に今日の事を聞かされていたなら俺はその言葉を胸に深く刻みこんでいる筈だ。メニューを開いて深く思い出す、深く思い出す・・・、あっ!! (;´∀`)今日は・・・、アナタとの結婚記念日です・・・ 妻「はい、正解。という事は・・・、今日何の約束していたかももちろん覚えているわよねぇ・・・?」ゴゴゴゴゴ・・・ (((;´∀`)))は、はいぃぃ・・・、今日は親子でピクニックに行くんでした・・・ビクビク 妻「はい、正解。お弁当は俺が作ってやるって・・・、アナタすごく張り切ってました。けど・・・現実では私が作っています・・・、これはどういう事かしら?」ゴゴゴゴゴ・・・!!!! (((;´∀`)))へ、へへぇぇぇ・・・、すいません・・・、寝坊してしまいましたぁぁ・・・ビクンビクン 俺は返す言葉が見つからず出来るならこの場からはやく消え去ってしまいたい気持ちでいっぱいだった。妻もそんな俺の気持ちを読み取ったのか、次のように言葉を続けた。
502 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:04:59 ID:Z2y4uMG90
妻「そういうところ昔からほんと変わってないわよね〜(ためいき)、もう娘も起きてるっていうのに…」 (;´∀`)へへへ…、いや〜、返す言葉がありません… 何という俺、あろうことか一番怒りを感じていた筈の妻が情けない俺をかわいそうと思ってフォローし始めたのだ。俺・・・カッコワルスギ・・・orz 妻「まっ、いいわ。朝ご飯、お腹空いてるでしょ?待ってて、すぐ用意するからっ」 (*´∀`)ありがとっ!ちょっと顔洗ってくるね そういうと妻はこちらを振り返り了解のサインをする。ああ、ほんと出来た妻だ。俺の一番の理解者だ。 妻が食事を用意してくれている間に俺は洗面所に向かう。すると、子供部屋から我が愛しのエンジェルがとてとてと足音を立てながら俺の方に近づいてきた。
503 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:06:04 ID:Z2y4uMG90
娘「アッ!おとうさんおはよー!」 (*´∀`)あはえへwwwwwおっはようwwwww あぁあ、なんてきゃわいいんだ、んもう、抱きしめてあげたいィィィイイっ!!←(くんかくんか…これは…犯罪のにおひっ!?) …いーだろ、こちとら平日は毎日遅くまで仕事づめで愛娘と顔あわせられるのは休みの日くらいしかないんだから。 てゆーか誰だお前は。 娘「ねえっ!今日はピクニックなんだよっ!お母さんがおべんとつくってるんだよっ!」 (´∀`)おおー!お母さんのお弁当何が入ってるんだろうねえwwwww 娘「えっとね、うんと、きっとたこさんウィンナとかサンドイッチだよっ!」 (*´∀`)それは楽しみだwお父さん今からちょっと顔洗うからお母さんのところにいってお弁当のお手伝いしてきなさいw 娘「おk把握wwwwwww」 (;´∀`)o0O(え?)
504 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:07:09 ID:Z2y4uMG90
娘がとてとてとリビングの方へ向かう。俺は水道の蛇口を開き、流れ出てくる水を両手で形作ったお椀に水を溜め顔を洗う。 ふう、気持ちいいな。再び顔を洗うため水を手に溜め始める。 …ふと俺は手に溜まりつつある水を眺めて数ヶ月前に起きたエスポワールの事を思い出していた。 いや、正確にはあいつ、ブーン君の事だ。ふとした瞬間どうしても彼の顔を思い出してしまう。 あの時は自分の忠告を聞かなかったブーン君が悪いと一方的に決め付けて彼を利用し、そして生き残った。 あの時はそれが正しいと思っていた。だけど、今になってだんだん俺の中に罪悪感というものが産まれてきてる。 俺は今までスロプロという生活を送ってきた。もちろん今では完全に足を洗ったが当時はブーン君みたいにスロットで借金を覚えて堕ちていく奴等を何人も見てきた。 そういう奴等は親、友達が借金を肩代わりしてもまた借金を重ねるケースが多かった。 そう、俺は何もブーン君が初めてじゃなかったんだ。今までブーン君みたいな奴等を何人も目の当たりにしてきていた。 当然ブーン君がまた借金を重ねる事だって容易に想像できた筈なんだ…。
505 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:08:11 ID:Z2y4uMG90
なのに俺は…、あの時の自分の状況…、なにより“俺”がブーン君の借金の肩代わりをしたのにまた借金を重ねたブーン君に少なからず怒りが湧いてしまった。 元々スロットを教えたのは自分だというのに…、最終的に俺がブーン君の命を奪い去った…!! いつの間にか手から水がジャボジャボと溢れ出ている。それはまるで俺の中だけでは収まりが効かないブーン君の恨みの念に比例しているように感じた。 俺は怖くなり素早く蛇口を閉め、顔を洗った。 まあ俺が手を下さなくてもブーン君の事だ。いずれ同じ運命になっていただろうが…、いや、結果じゃないんだ!少なくてもその過程を作ったのは俺なんだ…! そんな俺がこうして幸せな毎日を過ごしてていいのだろうか…?…くっ、答えが見つからない…、いや、正確には見つけたくないのか…?なんていうヘタレなんだ俺って…。 リビングから妻と娘の声が聞こえてくる。ああ、朝ご飯の用意が出来たみたいだ。俺はタオルで顔を拭くと無理やり笑顔を作ってリビングへと向かった。
506 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:09:20 ID:Z2y4uMG90
(´∀`)おっw今日は朝から豪勢ですねえ奥さんw 妻「でしょー!今日は久しぶりに親子三人揃うんですもの!wちょっとは贅沢しないとねw」 娘「ぜいたくぜいたくぅ!」 (´∀`)o0O(なら昼飯も弁当じゃなくて中華料理とか食いたかったなぁ) 妻「…あんだって?」 (;´∀`)ちょwwwまだなんもいってないってwww 妻「わしの隻眼は人の心が見える!!」 娘「伊達政宗自重wwwwww」
507 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:11:14 ID:Z2y4uMG90
( #)∀(#)いてて…前が見えない… 妻「あなたがあんな事いうからよっ!(怒)」 娘「テラバカスwwwwwwwwwwww」 ( #)∀(#)ちょwwwwwww娘wwwwwwww やれやれ、といった感じだけど、やっぱりこの空間は気持ちいい。こういう幸せな気持ちがずっと続けばいいなって思うよ本当に。 そうさ、ブーン君の亡霊(あくまで俺の意識下のもの)は、俺をこれからも苦しめるだろうけど俺は俺で今のこの生活を守っていかなくちゃいけないんだ。 そう思うと今、この瞬間だけは、心の闇を消し去ってしまうのもいいじゃないか。
508 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 19:12:18 ID:Z2y4uMG90
妻「じゃあそろそろ行きましょうか!親子水入らずのピクニック!」 娘「出発シンコー!」 (*´∀`)なすのおしんこー! 妻&娘「中年黙れ」 外は晴天、心も晴れ晴れ、そんな瞬間はこれからの俺には数えるほどしか訪れないのを分かっているからこそ、俺はこういった瞬間を一秒一秒大切にしていきたい。 さて、あんまり待たすとまた怒られるから俺はもう行くよ。あいつらもう玄関の外で俺の事、待っているから――――― 第一話 終わり
509 :
499 :2008/06/22(日) 19:17:07 ID:37ml2m9VO
ちょwwwアク禁www
510 :
499です。第二話投下します :2008/06/22(日) 20:01:21 ID:Z2y4uMG90
はぁ…、はぁ…! もうどのくらい食べ物を口に入れていないだろうか、粘着力のある唾液が口の中で嫌な音をたてる。 とにかく水だ、一口でいい、もう喉がカラッカラなんだ…! 足取りもおぼつかない様子でその男は懸命に近くに公園がないか探していた。 その身につけている服はいつから洗濯していないのだろうか、ダメージジーンズというには少々度が過ぎている上に汚れが目立つ。なにより異臭を放っているのだ。 はぁ…、はぁ…! 周りを歩いている人達は驚きの表情を隠せない。ある者は汚物を見るような眼差しでその男を見つめ、またある者は面白半分でその男に罵声を浴びせた。 男はその一つ一つから感じる恐怖と体力的限界からついには道の真ん中でしゃがみ込み吐いてしまった。 正確にはその男の胃の中には何も入っていない為胃液だけが道路に浴びせられた。 その光景を見て今までその場にいた人達は一目散に去っていってしまった。
511 :
499です。第二話投下します :2008/06/22(日) 20:03:10 ID:Z2y4uMG90
通行人A「うげっ!きもちわりー!しねよこいつ!!」 通行人B「全く…、最近の若者はなにやっとるんだか…ブツブツ…」 通行人C「写メ写メ…っと、さっそくVIPにうpするおwwwww」 男は震える体を奮い立たせ再び公園を探し始めた。その目からは大粒の涙が幾度となく溢れ、それでも決して男はその足を止めようとしなかった。 (ヽ;ω;)ん、はあ、あ、み、みず…んんっ、ああ、はあ、はあ…! 回胴黙示録ブーン 〜絶望の城編〜
512 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:05:09 ID:Z2y4uMG90
ジジジジ…、バチッ、バチチチ…! 街灯に群れる蛾が一匹ずつバチバチと音をたてながら焦げ死んでいく。地面には数十匹という蛾の死骸が広がっていた。 ブーンは周囲が暗闇に包まれる時間まで歩き続け、ようやく街の外れの方にある公園にたどり着いていた。 一目散に水道に走り乾ききった喉を思い切り潤す。何しろここ二日間何も飲んでいなかったのだ。 (ヽ;ω;)がぶがぶ!…げっほ!げほがは! (ヽ;ω;)ふー!ふー!死ぬかと思ったお…!まだ水足りないお…! ブーンはそれからしばらく水道から出てくる水から口を離そうとしなかった。よほどつらかったのだろう。 それもそうであろう、今は六月下旬、これから夏にかけてどんどん暑くなっていく時期に丸二日間水すら飲めなかったのだ。 (ヽ;ω;)ごく…ごく…
513 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:07:16 ID:Z2y4uMG90
顔はやせ衰え手足の筋肉などもはや塵と等しいほどブーンは衰弱しきっていた。手先が小刻みに震えている。おそらく栄養失調からくるあれであろう。 ブーンはおもむろに自分のポケットをまさぐった。しかし、そこから出てきたのはいつか買ったエロゲのレシートとスロットのコイン二枚という悲惨なものであった。 (ヽ;ω;)こんな…どうしろっていうんだお僕に!!100円すらない…!!パンすら買えない…!!お腹減ったんだお…!!ほん、とに…おな、か…!! ブーンは空腹と疲れ(肉体的にも精神的にも)により今まで感じた事のない苛立ちを覚えていた。 (ヽ;ω;)たす、けてくれ、お…!!こんなの…こんなのやだお…!!誰か…誰、かあああ…!! 6月下旬とはいってもまだまだ深夜の夜は寒い、着込んでいないブーンにとってはなおさらだ。 結局ブーンはその日公園の周りからかき集めた新聞紙を毛布に見立てくるまって夜を過ごした。 その夜ブーンは夢を見た。幾度となく見ている夢、そう、あの忌まわしきナオに裏切られたエスポワールでのスロットバトルの後の事である…。
514 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:10:38 ID:Z2y4uMG90
〜夢の中〜 (;^ω^)なんだと…、約束を破っただと…? (#^ω^)冗談じゃないお!!僕はナオさんに迷惑かけたくないからすぐお金を返そうと思ってスロットを再開したんだお!! (#^ω^)僕の性格知ってるのならなおさら僕がこういう行動出るって事くらい分かるだろうが!!なら最初から借金の肩代わりなんかすんなお!!うぜーんだお!! (#^ω^)いや…、待てよ、まさかナオのやつ、最初からこのエスポワールに僕を連れてくるために…!? (#^ω^)きっとそうだお!!そうすれば全てつじつまがあうお…!! ブーンは思った。ああ、やっぱりスロットをやる人にロクな人間はいない、と。期間工時代からそうだった。 片目の男、山崎といい精神未発達な糞ヤロー共、普段はいい人だけどスロットの事になると人格が変わる田中さん。 こっちに戻ってからは比嘉、あいつもあんな夜遅くに一人で何しにぶらついていたのか怪しいもんだ。 そして最大の憎むべきナオ、はなっから僕はあいつの金儲けのために…!あいつの手のひらで踊らされていただけなのか…!! (#^ω^)ナオ…殺してやりたいお…!僕の人生滅茶苦茶にしやがって…! ブーンの顔は酷く歪んだ。まるでその顔つきは以前自分を死の寸前まで追い詰めた男山崎の形相のようだった。
515 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:12:46 ID:Z2y4uMG90
翌朝ブーンは朝の強い日差しで目が覚めた。しばらくボーッとした後、新聞紙の毛布からノソノソと体を出して、顔を洗いに水道の方へ歩いていく。 久しぶりに顔を洗ったブーン、とても気持ちよかった。顔を洗った後、しばらく公園のベンチでゆっくりしていた。 (ヽ^ω^)ぐー (ヽ^ω^)・・・・・・ (ヽ^ω^)そういえば昨日の朝から何も食べてないお… (ヽ^ω^)・・・・・・ (ヽ^ω^)お腹、減ったお… (ヽ^ω^)カーチャン…
516 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:14:45 ID:Z2y4uMG90
ブーンは辺りをきょろきょろ見渡して何か落ちていないか探した、が当然食べ物など落ちている筈もない。 公園に設置されているゴミ箱の中も覗いてみたがあるのは食べ終わったコンビニ弁当、煙草のボックスなどしか捨てられていなかった。 煙草のボックスの中にはまだ吸っていない煙草二本と百円ライターが入っていた。ブーンはそれを取り出して三日ぶりの煙草の味を噛み締めた。 ブーンが煙草の味を覚えたのもスロットを始めてからである。特に二度目の借金をした頃からは一日に二箱は吸う重度のヘビースモーカーになっていた。 (ヽ^ω^)煙草でちょっとお腹ふくれたお、まだなんとかなりそうだお (ヽ^ω^)・・・・・・ (ヽ^ω^)ぐー (;ヽ^ω^)・・・・・・ (;ヽ^ω^)どうしたもんか…
517 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:16:14 ID:Z2y4uMG90
その時ブーンは昨日ポケットを確認した時スロットのコインが二枚入っていた事を思い出した。 (ヽ^ω^)これ持ってパチ屋行けば40円分のお菓子と交換できるかもしれないお… 時刻は十時を既に回っている。 (ヽ^ω^)今ならもうパチ屋開店してるし、…行くだけいってみるかお… ブーンはその衰弱しきった体を無理矢理動かし、駅の方にあるパチ屋の方へ足を運んでいった。
518 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:17:18 ID:Z2y4uMG90
−幸運ファイナンス事務所 (▼▼メ)あー、あの野郎、やっぱり逃げちまいましたか (▼▼メ)あ、いや、別におたくらを責めている訳じゃないんですよ? (▼▼メ)はい、それじゃ進展があったらまた連絡下さい、はい、では 黒服の男はそういって電話をきると、明らかに面倒くさそうな顔をして煙草に火を付けた。 男は煙草を一吸いして数秒後に煙を吐き出す。その煙を眺めながら男は何かを思い出したかのように一人で語りだした。
519 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:18:14 ID:Z2y4uMG90
(▼▼メ)あいつ、俺達を相手に逃げ切れると思ってんのか? (▼▼メ)悪いがこっちも商売だ、借金してとんずらこくような奴をおめおめと逃がすような真似だけは絶対しねぇ (▼▼メ)地獄の底までついていき身包み全部剥がしてやる・・・、それでも足りなかったらそんときゃ強制労働だ・・・ 男はくっくと笑いながらまた煙草を一吸いする、借金なんてする方が悪いのだ、こちら側はそんな困っている人間に手を差し伸べるありがたい存在。 そう、感謝される覚えはあっても恨まれる覚えなど一切ない、さらに奴等は十日で五割という利息も承知した上で金を借りていっているのだ。 その金を返せない、返さないとは一体どういう事か?ならばこちらもそれ相応の対応をとらせてもらおうじゃないか、くくく・・・
520 :
499 :2008/06/22(日) 20:31:00 ID:37ml2m9VO
突然電話が鳴り出す、男は面倒くさそうに電話にかけより受話器をとった。 (▼▼メ)はい、幸運ファイナンスです 次の瞬間、受話器の先から聞こえてきた声に驚きが隠せず男は思わず電話だというのに後方に仰け反った。 驚きというより恐怖に近いものを感じているようにも見える、男は無意識のうちに煙草を灰皿にグイグイと押し付けていた。 (▼▼メ;)こ、これはこれは“信濃川副会長”ではないですか...、一体どうしたんです?エスポワールでのギャンブルが終わったばかりで次のギャンブルは当分先でしょうに... (`∀´)くく、まあ落ち着きたまえ、君が驚きを隠せないのも分からんでもない (`∀´)しかし早急に伝えねばならない事があってね...、こういう不本意な形で直接連絡をとらせてもらった
( ^Ω^)hsmr
522 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:33:25 ID:37ml2m9VO
(▼▼メ;)“早急に伝えねばならない事”...ですか...? 男の心にこの時少しばかり不安な気持ちが芽生える、またこの人達はよからぬ事を考えているんじゃないか、と。 (`∀´)そう、早急だ、確か君の事務所からも先日行われたエスポワールでのギャンブルに参加した者がいるね? (`∀´)それと多額借金者、このどちらかに当てはまる者達に早急に連絡を取り、こう伝えてほしい (▼▼メ;)は、はぁ...、一体なんて...? 黒服は思った。やれやれ、どうやらこれから数日間は寝る暇もないくらい忙しくなりそうだ、と。 第二話 終わり
523 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 20:37:45 ID:37ml2m9VO
アク禁うぜええええええええええええ!! なんかギコナビと直接2chからの書き込み出来なくなりましたwww とりあえず今の段階で投下するのは難しいのでアク禁解除後にまた投下させていただきます。 不本意な形で終わってゴメンよ(´ω`)
525 :
喪手内 :2008/06/22(日) 22:18:07 ID:eW2Of40ZO
('A`)「俺何やってるんだろう。」 毒男は猛省していた。この半年の身の振り方に。激しい自己嫌悪に陥っていた。こうなってしまったのは何故だ・・・クビになったから?トイレにパチンコ屋に行ったから? 違う。自分の考えの甘さ。何故考えようとしなかった。何故あれが商売として成立しているのかを。 それは俺の様な人間が沢山いる。負け続けている人間が居るから成り立っているんだ。 何故その事実に気がつかなかった。 ('A`)「もうやめよう・・・。」
526 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 22:19:10 ID:37ml2m9VO
>>524 ありがとうございます!これはどうすればいいんですか?(;^ω^)
とりあえずアカウントとってみました!
―3日後 (ヽ'A`)「ハァ・・・。慶次打ちたい。」 この3日パチンコ屋には顔を出していない。常連達から何回が連絡があったが無視し続けた。 毒男はまともに眠れなかった。布団に入ると熱い演出やドル箱の山が瞼の裏にはっきり浮かんでくる。 パチンコ依存症。現代では大きな社会問題にもなっている。ただ打ちたい。単純な欲求だがその単純さから欲求も肥大する。 現にこの三日間彼はパチンコ情報サイトを漁り倒していた。 (ヽ'A`)「あぁ・・・打ちたい・・・打ちたい・・・打ちたい・・・打ちたい・・・」 そんな中ふと一つの広告が目に入った。
('A`)「冬のソナタ2完全攻略法・・・?」 毒男は無意識にその広告をクリックしていた。一番始めに目についたのは冴えない男性が一万円札の束を沢山持っている写真が。 下にスクロールする事に毒男は惹かれていった。こういった広告は人を惹き付ける文章を書くのが非常に巧い。まるでマニュアルでも在るように同じ流れを取る。押して押して少し引いて押す。毒男はこの魔術にかかってしまった。 (*'A`)「こんな冴えないおっさんでも出来るなら俺にも出来そうだな。」 (*'A`)「2万円・・・。今の俺には痛い出費だが仕方ない。先行投資だ。」 毒男は購入手続きのページに飛んだ。 毒男は大きな間違いを犯した。いざというとき他人は頼りにならない。 だが今の彼はそんな事を気づく術も無かった。 続きは後日に
529 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 22:32:03 ID:37ml2m9VO
藻手内さん乙ですお( ^ω^)
531 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 23:02:02 ID:37ml2m9VO
>>530 送りました!確認お願いします。
それとこれって後から請求とかってあるんでしょうか?
出来ました!
>>524 さん温かいお心遣いありがとうございます!(*^ω^*)
ここまでしてもらったからにはこの作品を絶対最後まで書き続けます!
そして
>>524 さん、多分俺はアナタの作品の読者でしたwwwサーセンwww
なんかテンションあがってきたのでこのまま第三話投下しますwww
ガチャリ・・・、受話器を電話に置きなおしたその音は、自分以外誰もいない無人の部屋には充分すぎるほど大きく響いた。 くそ、何てこった!ジワジワあいつら追い詰めてってやると思っていたのに・・・! 男は悔しい事があると下唇を噛む癖があった、それは噛んだところから血が出るほど強烈に。 今まさに男は下唇を噛みながら事務所を歩き回っている。しかし、その表情には悔しさとは別に何か焦りを感じているように見えなくもない。 男はしばらく無言で部屋中をウロウロ歩き回っていたがようやく落ち着きを取り戻したのか、やっとその重かった口を開き始めた。 (▼▼メ#)ほんっと、めんどくせー事してくれるぜえ!!お上の人間どもはよぉーーー!!URYYYYYYYYYYYYYYYYYY!! 全然、落ち着いていなかった。
それはものの数十分前に遡る。信濃川から直接事務所に連絡が来る、これは今までなかった異例の事態だった。 基本的に(▼▼メ#)達のような通称“黒服”と呼ばれる人間はこの大きな謎に包まれた大組織の中では末端、つまり何の権力を持たない一介の人に過ぎない。 表社会でまともな定職に就けない者がほとんどではあるが、一部には元々この組織に借金、または弱みを握られて働かされている者もいるという。 (▼▼メ#)も例外ではなかった、この男の場合は上に述べた中の前者にあたる。 若い頃に負ってしまった頬の傷のせいで受けた会社からはことごとく不採用、生活する為にはこういった闇商売しか道はなかったのである。 この男も実は苦労人なのである。 話がそれてしまったので話を戻すとそういった末端の者に直接トップクラスの人間自ら用件を伝えるなど今までありえなかったのである。 こういった場合、間に用件を伝える役目の者が必ず存在していた、いや、それは今でも存在している筈だ、それなのに何故信濃川副会長から直接連絡が来たのか・・・? それは信濃川副会長が言っていた様に、今までになかったほどの緊急に伝えなければならない用件だったからに他ならない。 ゆえに(▼▼メ#)はこう考えた、緊急の用件とはイコール緊急に済ませなければいけない用事という事、そしてこれは今後の組織にとって絶対に重要な事なのだ。 自分がヘマでもしたら自分のクビが危ない、最終的には表社会だけではなくこの裏社会からも追放され、野良生活を過ごし誰にも見取られる事なく死んでいく可能性だって出てくる。
(▼▼メ;)笑い事じゃねー・・・笑い事じゃねーぞ俺・・・ そう呟きながら男は震える手で再び受話器を持ち上げる、どこかに電話する気らしい。 先刻から噛んでいた下唇からは遂に血が出始め、口の中に血特有の鉄の味が広がっていく。 Prrrrr・・・Prrrrr・・・ (▼▼メ#)くっそ・・・、早く出ろよ、糞ヤクザ・・・!!イライラ・・・ Prrrrr・・・Prrrrr・・・ピッ 男「はい、佐藤でs・・・」 (▼▼メ#)のんきに佐藤ですなんていってんじゃねーよ!!例の件は!?どうなってんだよ!!
男はいきなり罵声を浴びせた(▼▼メ#)に対して最初こそ驚いたが、「何で俺、怒鳴られなあかんの?('A`)」と後から沸々と怒りが湧いてきていた(この間二秒) 男「ちょっと・・・、いきなりなんですか?例の件?ああ、あのガキの事っすね?電話してからまだ30分もたってないし進展っちゅう進展はないでs・・・」 (▼▼メ#)お前それでもその道のプロか!?人探しもできねー屑が!!肝心なところで役に立ちもしねぇなオイ!? 男「・・・お前、何?事情はよく分からないけど誰に口聞いてんの?お前のその口から塞いでやろうか?あ?な?」 (((▼▼メ#;)うッ・・・ 男の強烈な脅し文句で少なからず冷静になった黒服は、事の事情をヤクザである男に説明した。(ここから下はヤクザの男→佐藤となります)
佐藤「なるほど・・・、つまりそのガキを最低でも後三日以内に見つけ出せって事だな?」 (▼▼メ)そういう事だ、出来れば今日、もしくは明日中がベストだ。色々処置が必要だからな フンフン、と話を聞いている佐藤であったが、話を聞くにつれ不適な笑みがこぼれるのを我慢できずにいた。 佐藤「話はよーく分かった、オウケーイ、その話引き受けよう」 (▼▼メ*)お、おお!助かったよ!じゃあ、見つかったら報告の連絡をくれ!期限は三日だ、忘れるなよ!? 佐藤「フフ、困った時はお互い様さ、それより・・・」 (▼▼メ)?・・・なんだ?
佐藤「おいおい!?冗談はやめてくれよ、報酬だよ報酬、前に受けた依頼はそのガキとっ捕まえろってだけだぜ? だけど、今回の依頼は期限付きときてる、これは明らかに依頼内容が違うよなぁ〜?」 (▼▼メ#)な、なんだと!?お前まだ金を要求しようってのか!? 佐藤「おいおい、ちょっと待ってくれよ〜、人探しっていっても期限が一ヶ月と三日ではかかるプレッシャーってえらく違うんだぜ・・・、このくらい当たり前だとは思うがね?」 (▼▼メ#)ぐッ・・・!! なんて事だ、畜生、今日は本当に憑いてない・・・! (▼▼メ#)・・・いくらだ? その言葉を聞いた佐藤はニヤリと微笑み、甲高い声を発して言葉を連ねていく。 佐藤「さっすがシャチョさん!!話が分かるネ!・・・うぅ〜ん、そうだなぁ・・・」 一瞬会話に間が空く、額には汗、黒服は今にもその場から立ち去りたい気持ちでいっぱいであった。 しかし、そういった黒服の事などお構いなしに佐藤が告げた金額は常軌を逸しているものだった。
佐藤「・・・参百萬♪」 怒涛の勢いで黒服の頭の中を駆け巡る「参・百・萬」ということ言葉達、 それらは頭蓋骨の裏で何度も跳ね返りあい、 脳みそに多大なダメージを与え、 今にも脳みそが崩れ溶けていってしまうんじゃないか、という様な錯覚に襲われた。 黒服の視界はものすごい勢いで歪んでいった。 (▼▼メ#)ふ、ふ、ふざけるな!!そんな大金通る筈がなかろうが!! 佐藤「ふーん、まぁおたくがいいならこの話はなしだ、俺はアンタに頼まれた通り“一ヶ月”以内でそのガキ捕まえるだけさ。 もっとも話を聞いた限りその頃にはアンタ、今と同じ場所にはいないかもしれないがなwww」 その通りである、今回緊急に与えられたこの指令をクリアしなければクビは容易に想像できる。 黒服にとって今後の事を考えるとここは無茶な話でも折れなくてはならないところなのだ。 (▼▼メ#)う、く、糞・・・!わ、わかった・・・、参百萬だな?OK、用意しよう・・・ 体中の毛が逆立つ。黒服は胸ポケットから一本煙草を取り出し火をつけ、心を落ち着かせながらそう言い放った。
佐藤「あっははは!いやー、そういってくれると信じてましたよ!大丈夫、一度引き受けた仕事は必ず遂行します!安心して待っていて下さいよ!」 佐藤「じゃあさっそく契約してしまいましょう!今からだとそちらに着くのは・・・、う〜ん、後一時間後くらいですね! マッハで駆けつけるんで絶対事務所いて下さいよ!?」 一方的に話し続けた佐藤、最後の言葉を言い放つとここで話す事はもうないといわんばかりに電話を勝手に切った。 黒服は呆然とした表情を浮かべ事務所のソファーにフラフラしながら座り込む。 (▼▼メ;)おいおい・・・、マジかよ、参百萬なんて・・・払えるわけねーだろーよ・・・ 頭を抱える黒服、先程まで吸っていた煙草はいつのまにかフィルター部分まで火が迫っていた。急いで灰皿に押しつぶし、次の一本を取り出して火をつける。 吐き出した煙がまるで逃げ場を失ったかのように頭上に溜まっていく。その光景がまるで今の俺みたいだな、と黒服は自虐して、失笑した。
(▼▼メ)それよりこれからどうするか・・・、とりあえず奴がここに来るまで待ってるしかないよな・・・ そうぼやきながら黒服は窓の外に視線を向ける。行きかう人々にも色んな奴らがいる、会社勤めで忙しそうな中年サラリーマン、一体何が楽しみで生きているのか自分には検討つかないパチンカス。 道の真ん中で堂々とティッシュ配りをするアルバイター、端でやれ端で。また、幸せそうに腕を組みながら周囲に熱々っぷりを見せつけているバカップル、シンデシマエばイイのに。 お、近くにいるアイツは結構いい女だな・・・フヘヘ・・・。 黒服はその人達を見て思う。俺もあんな風に生きれればなぁ、けど、もう遅いんだよなぁ、俺はあっち側にはもう戻れないんだ・・・、と。 この顔の傷、こいつさえなければまだどうにかなったかもしんねぇ。けど・・・、けどやっぱり遅いんだよ・・・。俺は羨ましいんだよ、輝いているお前ら見てると・・・。羨ましい反面憎いのさ・・・。 だから、俺は道を踏み間違えて借金重ねていった奴らは容赦しねぇ。なにが不満で借金なんてするんだ、そっちにはいくらでも楽しい事、あんだろ?・・・と。 黒服はうっすら涙を浮かべながら表社会の住人達を眺める。あと一時間もたたないうちに自分はあの悪魔と契約をするのかと思うと胸が痛くなる。 その時だった。黒服の目に映ったのは見覚えのあるシルエット、着ている服はボロボロだし髪の毛もボサボサだけどあの顔は・・・? 黒服は急いで顧客登録リストを取り出して急いでその顔を見比べる。
( ^ω^)hsmr
543 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 23:42:33 ID:Z2y4uMG90
間違いない・・・、あいつだ、内藤ホライゾン、なんでアイツ・・・、ここにいやがるんだ・・・!? 第三話 終わり
545 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 23:47:05 ID:Z2y4uMG90
とりあえずこれで第一話〜第三話まで終了しました! 10レス連続で短い時間内で投稿するとアク禁になるんかな? とりあえず最後のレスは何故かギコナビのアク禁が解除されてたwので投稿できましたw 次回は来週の日曜日辺りを予定しています!パチスロ全然でてないwwwサーセンwww
546 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/22(日) 23:52:03 ID:ZPqq247s0
( ^Ω^)乙華麗
547 :
アクエリ ◆AaLH8FmUsA :2008/06/23(月) 05:56:37 ID:NHe+I+kJO
そうだね
548 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/23(月) 17:58:00 ID:2iNvylaaO
だいぶこのスレも盛り上がってきたな 作者さん達乙です
549 :
喪手内 :2008/06/23(月) 19:03:55 ID:DcSsNwyqO
(*'A`)「届いた。」 待った。待ちに待った。たった2日間の事であったが彼には永遠の様に感じられた。 早速届いたファイルに目を通す。たった30頁程の頁数。一度目を通し、忘れない様に何度も読む。 気がつけば日がくれていた。 ('A`)「もうこんな時間か。今日実践したいけど取りきれないし明日朝一行くか。」 今日は明日に備え早めに眠る事にした。 (*'A`)「明日が楽しみだ。」 布団に潜り込み目を閉じる。 ・・・眠れない。興奮して。明日の出来事を様々なパターンを想像してしまう。様々な考えを浮かべている内に日付は変わっていた。 ('A`)「眠れない・・・」 暖かい飲み物でも飲んで落ち着く事にした。心が安らぐ。こんなに落ち着いたのは久しぶりだ。これなら眠れそうだ。 ('A`)「おやすみなさい・・・。」 明日の出来事に期待しつつ夢の世界に向かった。
翌日AM9:50 ('A`)「いよいよか・・・。」ついに来た。妙に心が落ち着いている。昨日は予定より眠れなかったが目は冴えていた。今日は気合いを入れて開店1時間前から並んでしまった。 ―開店。 それぞれの想いを胸に沢山の人が走った。 彼は難なく冬のソナタをキープした。 ('A`)「さて・・・と」 打ち出しを始める。たった1週間振りだが数ヶ月の感覚だった。 攻略法とは特定のタイミングで打ち出すという比較的簡単なものだった。 しかし、怪しまれてはいけない。これが彼の身心の生命線。なるべく自然を装い打つ。 投資3000円目に確変図柄が揃う。この事が攻略法を彼の中で揺るがない物にした。 結果的には6連荘。約25000円程の浮きが出来た。彼は時短終了後に即流し、家路に着いた。
(*'A`)「これは本物だ・・・!」 興奮が醒めない。たった1時間、2時間の実践だったが非常に濃い時間だった。本当はまだ打ち続けたかったがファイルには2〜3万浮いたら止めてくれと書いてあった。撤去されると困るからそうだ。 この結果は彼に大きな物を残した。まず収支が+になった事、攻略法が成功した事、そして何より彼に心のありどころが出来た事であった。 明日からの事を想像すると何とも言えない笑みを浮かべてしまう。 (*'A`)「これでやり直そう。」 だが彼は僅か1日で天国から地獄に落ちる事になる。
翌日も意気揚々と同じ店に並んだ。興奮が収まらない。楽しみで仕方ないのだ。 ―開店 ('A`)「よし開店だ。」 また冬のソナタの島に向かう。最近では他の機種程では無いが客も遠退いていた。 早速打ち出し開始。なるべく自然に手際よく攻略法を使った。 彼は昼過ぎの予定を考えていた頃、異変に気づいた。 ('A`)「当たらない・・・?」 投資はまだ15000円まだまだこれからだが彼は猛烈な不安に襲われた。もしこのまま当たらなければどうなる?だが昨日はうまくいった。きっとすぐ当たると無理矢理不安を振り払った。 ―ついに投資は30000円流石に彼もいてもたってもいられず、台を放棄し自宅に向かい駆け出した。
―自宅 ('A`)「確かこの頁に・・・あった。」 毒男は家に戻るとすぐにファイルを手に取り、サポートセンターなる所にダイヤルする。 2コール程で相手は取った。 「はい。こちらサポートセンターです。」 物腰柔らかい男性の声が聞こえてきた。 ('A`)「あーすいません。お宅の攻略法が使えなかったんですけど。」 「どの機種になるんでしょうか?」 ('A`)「冬のソナタ2です。」 「少々お待ち下さい。」 爽やかな保留音が1分程鳴り続いた後に、男が出た。 「此方の機種は店側に対策されている可能性が在りますので店舗を変える等して下さい。」 ('A`)「あ・・・そうなんですか。失礼しました。」 「今後も完全攻略社をよろしくお願いします。」 受話器を置いてから彼は気づいた。そして直ぐ様リダイヤルした。
(#'A`)「おい。待てや。昨日出来て今日出来ねー訳無いだろ!」 「それではお客様の手順が誤っているとか・・・」 (#'A`)「昨日できて今日出来なくなるんかよ!?」 「・・・」 (#'A`)「ふざけるな!金を返せ。」 「当社ではその様な事は行なっておりません。」 ブツンッ!・・・ (#'A`)「畜生!嵌められた」 その後何度も電話をかけたがそれ以降サポートセンターは電話に出なかった。 毒男はこれからの暮らしを想像し、頭を痛めた。どうすればいい・・・ 金も無くなり、心の拠り所もなくした毒男は放心状態だった。 ( A )「・・・」 毒男は戸締まりもせず、何処かに向かった。
着いた先は行きつけのATM。彼は残りの全財産を財布にねじ込み先程のパチンコ屋に向かった。 ( A )「・・・」 早足にパチンコ屋の中を進み花の慶次の島に向かう。そして1万円をサンドに吸い込ませる。 放心状態の彼は手が震えストロークも滅茶苦茶だったので投資スピードは異常な物だった。 20k・・・ ( A )「・・・」 40k・・・ ( A )「・・・」 80k・・・ ( A )「・・・」 100k・・・ ( A )「・・・」
―そして最後の10k。 彼は色んな意味を込め呟いた。 ('A`)「いつ帰れんの?」 (;A;)「・・・」 自然に涙が溢れてきた。何故か走馬灯の様に様々な思い出が頭を巡った。 幼少時代、小、中、高、大そして就職してから・・・ 今思えばそんなに悪くなかった。そんな変な考えが浮かんだ。 今の全財産は上皿の銀玉のみ・・・徐々に減っていく。 そして最後の銀玉はスタートチャッカーに入る事なく下の方へと落ちていった・・・
何処かの廃ビルの屋上。彼はそこにいた。譫言を言いつつも彼は端に向かっての歩みを止めなかった。 (;A;)「俺は何になりたかったのだろう。」 ―3m ( A )「俺は・・・」 ―2m ( A )「俺は・・・」 ―1m ('A`)「・・・」 ―そして ('∀`)「・・・」 彼は重力の法則に従い落ちていった。 それはまるで先程の銀玉の様に何処にも行かずただただ落ちていった・・・ ('A`)は気づかなかったようです
以上で完結です。 暗い話になってしまったので次回は明るいものをと思います。 あとスロットが全く出ませんでしたね('A`)
( ^Ω^)乙加齢 出来れば最後は救われる話にしてくれ
乙 みんな面白いな〜 俺は書き出す気がしないわ… 頑張ってくれ…
561 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/24(火) 09:30:28 ID:tlS41HKVO
( ゚∀゚)乙… 久しぶりのバッドエンドktkr でも面白かったぜ!
562 :
回胴黙示録ブーン :2008/06/25(水) 02:11:21 ID:VBifSCOT0
日曜投下予定でしたがテロ起こします。 第四話と第五話、今から投下開始します。 エマージェンシー、エマージェンシー
563 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:13:22 ID:VBifSCOT0
繁華街に着いた時、既にブーンはヘトヘトになっていた。それでも、体が要求する食べ物調達という使命の為にブーンは進んでいく。 コイン二枚だったら・・・、上手い棒が四本もとれちゃうおwww今から楽しみで仕方がないおwwwwwという妄想はパチ屋に近づくにつれ肥大化しつつあった。 その欲望を満たすため・・・、ブーンはひたすらに足を動かし続ける!いくら足を酷使しようとも、あの上手い棒の甘美な味わいにはそれだけの価値がある! ブーン!お前はもっとやれば出来る子だお!だから、後少し・・・、頑張るお!! その時、中学生の集団が横を通り過ぎていく、どこに行くかと思えばあろう事か中学生の分際で松屋に入っていったのである。 この時、ブーンの魂は半分天に召されていった、・・・気がしたお。そんなの関係ないお、別にイマドキの中学生、財布の中に千円、二千円入っていてもなんら不思議ではないお! 珍しく強気なブーンであったが、自分はその財布すら持っていない事に気づき、追いかけるように残りの半分の魂もお空に消えていった。・・・気がしたお・・・orz (ヽ´ω`)エロゲ・・・の中ではウハウハなのに・・・お・・・
564 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:15:25 ID:VBifSCOT0
ブーンは駅前のパチ屋に到着すると、一目散にカウンターまで向かっていった。そして、カウンターに着くやいなや (*ヽ^ω^)ハァ・・・ハァ・・・、おねーさん・・・、このコイン二枚とそこにある上手い棒四本、交換してくださいお・・・ カウンタースタッフ(♀)「え、あ・・・しょ、少々お待ち下さい・・・(え、何この男・・・、てゆーか超臭いんですけど・・・)」 ブーンはワクワクしていた、あぁ、やっと食べ物にありつける・・・、今後またこういうように食べ物にありつけるかはわからないけど上手い棒四本あれば何とか三日くらいは持つだろう、と考えていた。 とはいっても、普通の一般男性だったら上手い棒四本なんて一時間も持たないよ、という方が大多数だと思われるが、ブーンの胃は長い引き篭もり生活によって限界まで小さくなっていた。なのでこういった考えに至る事が出来たのである。 (*ヽ^ω^)まだかおまだかお〜♪ (*ヽ^ω^)(それにしてもパチ屋なんて久しぶりに入ったお、北斗やりたいお〜)
565 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:17:45 ID:VBifSCOT0
ブーンは自分をここまで破滅させたパチスロに対して、既に怒りを感じていなかった。 パチスロに負けた(五万〜十万クラス)帰り道で誰もが思うであろう「パチスロなんて二度とやらない!」という気持ち。 しかし翌朝目が覚めると意外とケロッとしていたりしないだろうか?今のブーンはまさにこのような感じであった。 ブーンの現段階での借金総額は利息込みで二千万近く、そんな状況でよく怒らずにいられよう。ブーンは既に常人の精神ではない、狂人である。 つまりそれほどまでにブーンはパチスロ依存症なのである。これは本人には自覚しにくい症状で誰かが諭してあげなければなかなか治す事が困難な一種の病気だ。 しかしブーンには生憎相談できる友達が回りにいなかった為、パチスロ依存症の進行は順調に進んでいった。これだけで今のブーンが存在している理由には充分であろう。 また「パチスロやってる人間で、借金をしていない人間はいない」これがブーンの自論であった。 これはパチスロユーザーとしての自分の立場を中立に考えると、パチスロをしている大多数の人は皆借金をしている筈。 そもそもあんな現金投資ばっかしてて借金していない方がおかしい。自分は普通なのだ、パチスロをしていれば借金は絶対付いてくるのだ!と、いう真に勝手な妄想である。 しかしこうでも考えないとブーンの精神は簡単に壊れてしまっていただろう。これは一種の自己防衛でもあった。 無意識に自分を欺いて自分に都合のいい理論を語りだす、ブーンは常にギリギリのところで生きていたのである。
566 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:19:47 ID:VBifSCOT0
それから少ししてからである。先程のカウンタースタッフがブーンの下にやってきた。 カウンタースタッフ(♀)「お客様、大変お待たせいたしました♪ご用件はお菓子の交換でよろしかったでしょうか?」 (*ヽ^ω^)は、はい・・・、そこの上手い棒・・・ カウンタースタッフ(♀)「かしこまりました♪ではコイン二枚頂く形になりますがよろしいでしょうか?(コイツ、さっきから上手い棒上手い棒いいすぎ)」 (*ヽ^ω^)はい、じゃあこれで・・・ハァハァ ブーンは確信していた、数秒後には自分の手の中に上手い棒が四本ある事を。しかし、カウンタースタッフ(♀)が放った言葉はブーンが予想もしていなかった一言であった。
567 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:23:07 ID:VBifSCOT0
カウンタースタッフ(♀)「・・・お客様、大変申し訳御座いません。このコインは当店で使用しているコインではないのでお菓子と交換する事が出来ません」 (*ヽ^ω^)はいはい、・・・・・・えっ? カウンタースタッフは如何にも面倒くさそうな顔つきでもう一度説明し始めた。 カウンタースタッフ(♀)「ですから!このコインは当店のものではないので交換する事が出来ません!理解していただけたでしょうか!?」 (;ヽ^ω^)そ、そんな!上手い棒四本くらい、大目に見てくれお! カウンタースタッフ(♀)「規則なので。申し訳御座いません」 そう一言投げ捨てるように言い放つとカウンタースタッフはブーンの後ろで待っていた客の対応に移っていったのであった。
568 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:26:27 ID:VBifSCOT0
ブーンは愕然としながらパチ屋を後にした。上手い棒四本の為にここまでやってきたというのに・・・。 この時のブーンにとって、肉体的な疲れより上手い棒と交換できなかったという精神的ショックの方が大きかった。 (ヽ´ω`)なんか・・・もう疲れたお・・・、何やってもうまくいかないし・・・ そう呟くとブーンは歩道の真ん中で立ち止まり先程公園内で手に入れた煙草を取り出した・・・が、ライターがない。どうやらどこかに落としてしまったようだ。 (ヽ´ω`)どんだけついてないんだお僕は・・・ うなだれるブーン、僕は煙草すら吸えないのか・・・、何やってんだ死ねよ自分・・・。そんな絶望感さえ感じさせる。 「兄ちゃんお困りのようだねぇ、俺のでよかったらライター貸そうか?」 なんて優しい方なのだろう。ブーンはその人の好意を甘んじて受ける事にした。 しかし何故だろうか?ブーンが煙草に火をつけ終わりライターを返したにも関わらずその人はブーンの前から動こうとしない。 ブーンは急に不安になりおそるおそる顔をあげた。そして、その人の顔を見た。 (▼▼メ)やぁ、ブーン君、久しぶり。ここじゃなんだから事務所行かないか?ちょっと話したい事もあるしね 僕は、コオリツイタ―――――
569 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:29:56 ID:VBifSCOT0
事務所はクーラーがきいていてとても快適だった、黒服の男は「煙草、吸いたいだろ?そこに完備している灰皿とライター、勝手に使ってくれ」とだけ言い残すと、奥の部屋に消えていった。 ブーンは煙草に火をつけようとしたが、その両手は恐怖を隠しきれないのか、終始震えていて上手く煙草に火がつける事が出来なかった。 ようやく煙草に火をつけ終わり一服するブーンは、ゆっくりと、それは時の流れを感じさせないくらいゆっくりと煙を吐いていく。 ブーンが多少落ち着きを取り戻した時、黒服が麦茶と和菓子を持ってきた。コイツ・・・実はいい奴なんじゃ、とブーンはこの時ばかりは心底思った。 (▼▼メ)まぁ飲みなよ。ここ最近ロクなもの口に入れていないだろう? (;ヽ^ω^)・・・・・・ ブーンは首だけでコクリと頷くと、目の前に出された和菓子と麦茶をものすごい勢いで平らげていった。 胃が小さくなっていると思っていたが、数日間水しか口の中に入れてなかったのだ。いざ食べ物を前に出されると体が意識とは無関係にそれを欲しがる。 ブーンの余りにすごい食欲にちょっとひいていた黒服であったが、すぐに冷静になり話を切り出していった。
570 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:33:35 ID:VBifSCOT0
(▼▼メ)いやー、それにしてもブーン君が無事でよかったよ。こっちとしても連絡が取れなかったからさ、心配してたんだよ (;ヽ^ω^)・・・ハムハム・・・ (▼▼メ)連絡が取れないって事はさ、もうそいつには返済する意思がないって事と同じなんだよね。それはやっぱりさー、おかしいよね人間として、借りたものは返さなきゃ!これ常識だよね! 元々暴利じゃないか、返せなくなるの前提でお前ら金を貸しているくせに何もっともな事いってやがる、とブーンはいいたかった。 しかし結局その条件を呑んで借りた自分にこそ一番責任がある事を知っていたブーンにそんな事言える筈もない。 そんな黙っているブーンを見て黒服は今までよりドスの聞いた声で本題に移りだした。 (▼▼メ)・・・で?ブーンはいつ、どうやって借りた金返すつもりなんじゃ? それまで和やかだった空間が一瞬にして修羅場と化す。ブーンは黒服が放つ威圧的なオーラをビシビシ感じながらようやくポツポツと喋りだした。 (;ヽ^ω^)・・・返すつもりはないお・・・!元々暴利だったし・・・返す義務はないお・・・! それを聞いた黒服はじっとブーンの目を見つめ返し、こう言い放つ。 (▼▼メ)おいおい、そこは俺もお前も納得して上で契約したんだぜ?お前さんのいってる事は契約違反だと思わんかね?なあ? (;ヽ^ω^)・・・それでも、それでも返せないもんは返せないんだお・・・
571 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 02:37:00 ID:VBifSCOT0
黒服はわざとらしいため息を一回つくとゆっくりと立ち上がり窓の方に歩いて、外を眺めながら話し続けた。 (▼▼メ)お前の言い分なんて俺達からしたら塵同然だ。返せないじゃなくて返すんだよお前は。借金返すためにその身を粉にしながら一生懸命働くんだよ (;ヽ^ω^)そ、そんな・・・ 黒服はなおも攻撃の手を止めない、畳み掛けるように一枚の書類をブーンに見せた。 (▼▼メ)いいか、よく見ろ。これがお前さんがウチからお金借りましたっつー契約書だ。しっかり判子も押してある (▼▼メ)さらにこの契約書にはウチの利用規約も記されてある。十日五割ってな。話変わるがお前今借金いくらあんのか大体把握してんのか? (;ヽ^ω^)わ、わからないお・・・大体千万くらいだと・・・違うのかお? (▼▼メ)どんだけお気楽なんだお前さんは・・・、いいか?元々お前さんの借金は三十万だった。しかしエスポワールでの敗戦によりお前さんの借金は・・・ (▼▼メ)15,963,279円に増えた (;ヽ^ω^)え・・・?
驚きはしたがいまいちその金額の凄さが理解できない。しかし黒服はさらに続ける。 (▼▼メ)残念だが15,963,279円はエスポワールでのギャンブルが終わった時点での借金総額だ。あれから五日たった今、借金の総額はさらに四百万近く増えているぜ (;ヽ^ω^)・・・・・・ ブーンはなにがなんだか分からなかった。いつのまにか自分は自分の想像する借金の倍近く借金を重ねているのか? そんなのたとえ働いたとしても利息すら払えない。というより過去の期間工での事件以来自分には働く意思などとっくにない。 (▼▼メ)・・・何度もいうがお前は借金なくなるまで金を払い続ける義務がある、払えないんなら犯罪を犯したり臓器を売ってでも払ってもらう、それが誠意だ (;ヽ^ω^)んな無茶な・・・、払いきれるわけないお・・・ (▼▼メ#)払わない、払えないっつー問題じゃねーんだよ!まだわかんねーのかてめーは! 突然黒服は大声を上げてブーンを威嚇する。身を震わせるブーン、初めて自分の置かれている立場をしっかりと認識したブーンは絶望のあまりその場で泣き崩れてしまった。 その姿を見て黒服はニヤリと笑う。何か企んでいる、そんな顔だった。
(▼▼メ)しかし、今回そんなブーン君を救うためにあるギャンブルが行われる (ヽ;ω;)お?ギャンブル・・・? (▼▼メ)そうだ、まぁ正確には多重責務者を救うギャンブルだな。意外とお前さんと同額、いやそれ以上の借金苦のやつは結構いるんだ (▼▼メ)そんな屑共の為にお上はもう一度チャンスをやるっていってるんだ (*ヽ^ω^)mjsk! (▼▼メ)ふっ・・・、いっておくがこんなチャンスは二度とないぞ?このギャンブルで勝利すればお前の借金など一夜にして帳消し、さらにお釣りまでついてくる・・・ ブーンは迷う事なく参加する事に決めた・・・が、寸前のところで思い留まった。前回のエスポワールでの事を思い出したのだ。 また負けたら今度はどうなるんだろう、また借金が増えるのであろうか?そうなったらもう絶対払えない、もう自殺以外選択肢はない。 そんな迷っているブーンを見て黒服は飽きれた口調でこう続けた。 (▼▼メ)おいおい、まさかこの後に及んで迷ってる訳じゃねーよな?勘弁しろよ、こんなの迷う必要ねーじゃねーか (▼▼メ)しょうがねーなぁ・・・、ちょっと待ってろ
そういうと黒服は先程ブーンに見せた契約書を持って事務所内にあるコピー機で契約書を一部コピーし、それを持って不適な笑みを浮かべながらブーンの目の前に立った。 (▼▼メ)いいか?今だけこれを本物の契約書と思え。もしお前が今回のギャンブルで見事勝利をおさめたら・・・、こんなものこうだ! コピーした契約書はバリバリという音をたてながら黒服の手によって真っ二つになる。ブーンはこの様子を見て驚きの表情を浮かべた。 さらに黒服は続ける。 (▼▼メ)これで契約は破棄だ、お前の借金はチャラになる・・・。さらに! 黒服は事前に用意していたのか、足元から百万円の束を取り出し机の上に叩きつける。 (▼▼メ)これは借金の釣りだ、実際こんなもんじゃすまねえかもしれん・・・。大きく勝てば二百、三百という大金を掴む事だって可能だろう・・・
いつのまにかブーンの顔は希望に支配されていた。もしこれが本当なら参加しない訳にはいかない・・・! 目の前に出された意味を失った契約書(のコピー)、さらに現金の魔力にやられたブーンはとうとう参加の意思を黒服に伝えたのであった。 (▼▼メ)ふふ、そうこなくっちゃあな。いいか、これだけは覚えとけ!お前はまだ若い、若い人間は何事にもチャレンジしていかなきゃ駄目だ! (▼▼メ)特にお前みたいなこの先一生日の目に出る事がないヤツにとってはこれは一攫千金のチャンスだ! (▼▼メ)このチャンスを生かして今までの自分と決別しろ!お前の人生を変えるのなら今がその時なんだ!
ブーンは黒服の言葉を信じきっていた、正しくは洗脳されていたに近い。ブーンはギャンブルを行う日程、場所を黒服から教えてもらい事務所を後にした。 再び黒服しかいなくなった事務所。ブーンが事務所から遠ざかっていくのを確認した後、黒服は腹を抱えて笑い出した。 (▼▼メ)くはは・・・!wwwwwまさかこうもうまくいくなんて・・・!どこまで単純なんだアイツは・・・!wwwww (▼▼メ)まぁ借金の金額から参加するのは当たり前だが、ここまで来てさらにギャンブル持ち出す俺に対して罵倒くらいしてくると思っていたのにwwwww (▼▼メ)事務所から出る時の「当日は是非よろしくお願いしますお!」には笑いを堪えるのに大変だったぜwwwwwアイツ目ぇ輝かせながらいうんだもんなぁwwwww 黒服がヒィヒィいっていると、突然事務所に誰かが入ってきた。 佐藤「やー!遅れてすいませんねぇ!ほなさっそく契約むすびましょかwww」 余りにも場違いなこのヤクザを見て黒服の笑いはさらに大きくなった。 「ちょwww待ってwwwはらいたいwwwww」といいながら黒服は佐藤に事情を説明すると、佐藤は涙目になって事務所から走り去っていった。 第四話 終わり
以上で第四話終了です。 アク禁の関係で第五話は明日に投下いたします。 じゃあ・・・おやすみなさい・・・
578 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 08:24:33 ID:CEB/cGsAO
乙。 名作の予感。
('A`)「ケケケ…」 (;´・ω・`)「ドクオどうしたんだい?」 ('A`)「いやぁ、何でもないよ。くふふ…」 (´・ω・`)「(昨日何かあったのかな)」 しょぼんの読みは当たっているが完璧…とはいかない。 ドクオが悩んで?いるのは勿論ブーンとしいの件。しいが言い出さなかったら… ('A`)「ふ、ふ、ふた、二人きりふたなり…」 (;´・ω・`)「ちょwwwww落ち着きなよwww」 ここはいつもの集合地点のもっふ。二人とも朝飯代わりにもっふバーガーセットを頼んでいた。ブーンは遅刻だ ('A`)「落ち着け…クールになれ…。」 そうだ…たかが飯。それにしいは3人で行くことを前提にしていた筈…。 なら大丈夫…っ。 ─────こんなことには…、 (*゚ー゚)「お兄ちゃん紹介するね。こちら彼氏のブーンさん」 ( ^ω^)「いつもしいが世話になってます」 ─────ダメだ。 このままじゃブーンを殺し兼ねない だがこれぐらいで目くじら立てても仕方ない…。ここは我慢するんだ…奴にしいを完膚なきまでに諦めさせる為にも…我慢っ ( ^ω^)「すまないぉ〜遅れたぉ」 (#'A`)「時間を守れない奴…即ちそれは駄目人間と云う」 (;^ω^)「いやすまなかったぉ」
(´・ω・`)「どうしたんだい?珍しいね君が遅刻なんて」 ( ^ω^)「ちょっとおばあちゃんの具合が悪かったからお薬飲ませてたんだぉ…」 ('A`)「えっ……。そうか…悪かった」 ( ^ω^)「いや、いいんだぉ。ブーンが遅れたのは事実だぉ」 ('A`)「(こんな優しい奴を俺は…)」 ドクオは一時この件を保留にしておこうと思った。 こんなばーちゃん思いな奴が悪い奴な筈がない…それに確かに見かけはキモいが中身はいいやつだ。付き合いは短いがそれぐらいはわかる これなら妹を任せても……。 ('A`)「うんそれ無理ぃ〜」 (´・ω・`)「(今日はやたら独り言が多いな…)」 みんな色々なことを懸念しつつも実戦である。今日は昨日しょぼんが見つけた店のイベントだ。
('A`)「抽選だし10分前で楽勝と思ったら…」 ( ^ω^)「ブーン達しかいないぉ」 そこは閑散としていた。優良店のイベントならまず見かけるノリ打ちどもの雑誌攻撃やバカみたいにうるさい談笑が全くない。 ('A`)「そもそもちゃんと開くのかさえ不安だwww」 (´・ω・`)「まあまあ。騙されたと思ってさ」 ( ^ω^)「まあしょぼんが言うなら信用性は高そうだぉ」 ('A`)「まあ我がサンズオブリバティの頭脳だからな!」 (´・ω・`)「そう言われると照れるな」 ( ^ω^)「ぉ!いいキャッチフレーズ思いついたぉ!」 なんだなんだと話合い、各々のキャッチフレーズが決まった ('A`)「じゃあ行くぜ…」 (´・ω・`)^ω^)「応!」 (´・ω・`)「サンズオブリバティのブレイントラスト、しょぼん!」 ( ^ω^)「サンズオブリバティの期待のルーキー、ブーン!」 ('A`)「サンズオブリバティの引き弱担当!確率収束なんざ目じゃないぜ!ドクオ!」 決まった……
('A`)「ハイハイ分かってましたけどね」 ( ^ω^)「冗談だぉwww」 (´・ω・`)「ご愛嬌ご愛嬌www」 そんなことしてると店員が出て来て笑顔で抽選ボックスを差し出して来た。 (´・ω・`)「2番だね」 ( ^ω^)「ククク…来たぜ、ぬるりと。1番だぉ」 ('A`)「なら三番だな…」 しかしリアルは違った。 ('A`)「ごっ……52番…」 (´・ω・`)^ω^)「ぶっひゃっひゃwwwww」 「他に人もいないので123番でいいですよ」 ('A`)「ですよね〜」 店員の配慮に感謝しつつ3人は開店を待った。 開店。 走る必要もなく三人とも歩いて狙い台を取る。 ドクオはマジハロ、ブーンはリオパラ、ショボンはパワフルだ。 ドクオはショボンの言葉を思い出す (´・ω・`)『マジハロはかなり固いと思う。リオパラ、パワフルも下見した結果だよ。だからノリ打ちにしてくれると争いにならなくてすむ』 ('A`)「本当にこんな店のマジハロに6が入るのか……」
('A`)「まあいい。とりあえず打つか」 そこに台があれば打つ…それがスロッターと言うものだ。 ('A`)「マジハロの判別は簡単だ。高設定ほどARTに入り易い。ビッグ中にも期待だな。金箱来ればね〜」 実はドクオはマジハロを打つのが初めてだ。近くに導入されなかったことと判別しやすさ故に6が入らずすぐ廃れて行ったことが理由だ。 まあハイスペはどれもそうゆう末路を辿るものだ。その性能の高さ故に活かされずただの回収台となる りんかけなどは判別しぬくいのでイベント時は抜けるがマジハロみたいな判別し易いハイスペなど論外である。 だからドクオは打たなかった。 ('A`)「え〜とスイカからのビッグから入らないとほぼオワタだな」 とか言ってる側からスイカからの演出。 良くはわからないが熱そうなバトルだ。 ('A`)「ぉっ一本で来たよ。」 幸先良くビッグ。まあしょぼんも確実ではない、設定が見えてるわけじゃないんだ スカっても何も言うまい 続く
( ^Ω^)乙カレー
585 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 11:55:08 ID:GetqF6eaO
('A`)最近すげー盛り上がりですな 皆様乙です。
586 :
回胴黙示録ブーン :2008/06/25(水) 21:02:47 ID:VBifSCOT0
ただいま帰宅。 第五話投下します!
587 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:03:44 ID:VBifSCOT0
ブーンがあの日黒服に参加の意思を告げた日から五日後、遂にこの日はやってきた・・・。 場所は近々取り壊される予定の廃ビル、ここには新しく「スターサイドホテル」という一流国際ホテルが建設される予定らしい。 僕は既に廃ビル近くまでやってきていた、正確にはこの廃ビル近くの公園にてこの五日間を過ごしていた。 黒服の事務所を訪れたとき、黒服から五千円渡されていた。黒服曰く、「なんかかわいそうだからちょっとおこずかい」らしい。 そのおかげで僕はこの五日間をなんとか乗り切っていた。アイツ、根はいい人なんだお・・・。 次第に人が集まってきた、この人達が今回のギャンブルの対戦相手かと思うとブーンは無意識に拳を握り締めていた。 空は雲一つなく星達が互いに自己主張しながら光り輝き、月は妖しささえ感じさせるほど完璧な円を夜空に描き輝いていた。 そんな夜空を普通の人なら素敵な夜空と認識するであろう。が、今のブーンには言い表せない、何か不吉な予感しかその夜空からは感じとれずにいた。 現在のブーンの抱える借金総額 23,944,918円也。 ( ヽ^ω^)やってやるお!
588 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:04:37 ID:VBifSCOT0
(ヽ`ゝ′)・・・ふぅ・・・ 俺は廃ビルにて一服していた。銘柄はセブンスター、これは煙草を吸い始めた中学生の頃からのポリシー。 これ以外を吸っているヤツとは仲良くなれる気がしない、特にマルボロなんて吸ってるヤツはぶっ飛ばす。 若者が調子ずいて街中で歩き煙草してるとこを見かけるともう止めらんねぇ。詫びるまで殴りつくす。 若い頃はそんなんが理由でよく無茶をした。街の一番巨大なチームに喧嘩売ったり、地元のヤクザに喧嘩売ったり・・・。 喧嘩、喧嘩、喧嘩。そんな毎日だったから極道の連中から声がかかるのは自然の流れだった。 極道になった俺はすぐにメキメキと頭角を現していった。いつのまにか関東周辺のヤクザで俺の名前を知らないヤツはいなくなってた。 (ヽ`ゝ′)・・・それが・・・、なんでこんな事に・・・ (ヽ`ゝ′)いや・・・、俺達が幸せになるには、こうするしかねーんだ・・・ (ヽ`ゝ′)待ってろよ・・・、麻衣・・・!俺は・・・、絶対負けねえ・・・!
589 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:05:25 ID:VBifSCOT0
そう呟くと男は再び口元に煙草を運ぶ。いつのまにか煙草は後少ししか残っていなかった。 (ヽ`ゝ′)o0O(満月か・・・、狂気の夜には丁度いいな・・・) 男はポケットから煙草を取り出そうとする、とその時、一人の男が外から廃ビルの中に入ってきた。 ようやく参加者がやってきたか・・・、と男は思った。まぁ誰がやってこようが俺には関係ねぇ、どんなヤツにも俺は負けない。 俺はソイツを鼻で笑ってから、威嚇の意味を込めてソイツを睨みつける。こういう行為は大事だ。 これからギャンブルを行う上で最初から恐怖感を与えておけば少なからずソイツの精神状態に影響を与える。 そんな状態では冷静な判断なんて出来ない、コイツはもう駄目だな・・・。
590 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:06:16 ID:VBifSCOT0
睨まれた男は元極道である男の睨みで完全に萎縮してしまっている。「僕、なんか悪い事しましたっけ?」的な事を言いたげな表情で今にも泣きそうだ。 元極道の男はそんな男の姿を見て再び鼻で笑う。この様子じゃあ今日のギャンブルは余裕かな・・・、手は抜かないけどな。 そして、数分待ってまた新しい男が入ってくる。今度はどういったヤツだ?まぁ誰であろうと俺の一級品の睨みでちびりあがらせてやる。 ビルの影で下半身しかまだよく見えない、ようやく影から出てきたソイツは酷く痩せていた。加えて・・・ (ヽ`ゝ′)・・・マルボロ吸ってやがる・・・、殺すか 元極道の男はその男にゆっくりと歩み寄る。それは肉食獣が獲物を狙って近づいてる時みたいに、静かな足並みであった。
591 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:07:12 ID:VBifSCOT0
時は少し遡る――――ブーンは廃ビルの正面入り口まで足を運んでいた。そして、黒服からもらった金で買った煙草を口に運び火をつける。 回りには参加者と思われる人間が多数いた。そこにいるだけで二十数名といったところか、一体何人が今回のギャンブルには参加しているのだろう。 参加者の顔を見渡すともう既に目に力のない人間、青ざめている人間、爪を噛んで自分を落ち着かせようとしている人間など様々であった。 きっとこの中には自分と同額、もしくはそれ以上の借金を背負っている人もいるだろう。みんな今日というギャンブルに人生を賭けている。 しかし自分もその内の一人だ、絶対負けられない。 そうしてブーンは自分の中にある勝ちへの強い気持ちを再確認して決戦の場である廃ビルの中に入っていった。 ( ヽ^ω^)お?まだ中には誰もいないのかお? ブーンはガランとした空間に呆気をとられていた。もう約束の時間までそんな時間もないのに・・・、ひょっとして外にいるので全員なのか? ブーンは回りを見渡す。さすがに廃ビルだとしても都内の中に建てられていただけあって内装はなかなか綺麗だった。 出来れば違う形で訪れてみたかったと心の中で思いながら先へと進んでいく。 と、そこで前から誰かが近づいてきている事に気がつく。ああ、やっぱりいるよね当然。ブーンは煙草を口に運ぶ、その時であった。
592 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:08:12 ID:VBifSCOT0
( ヽ゜ω゜)ゲフゥ!! あろう事か近づいてきた男はいきなりブーンを殴ってきたのだ。一体何が起きたのか理解出来ないブーン。 その男はなおもその手を止めようとしない。全く対抗できないブーン、ひとしきり殴り終えたその男はブーンに向かってこう言ってきた。 「おう、次俺の前で煙草吸いよったらこんなもんじゃ済まさへんで?」 なんと、じゃあこうやっていちゃもんつけられたのは煙草のせいだというのか?納得いかないブーン。 しかしその思い空しくブーンの意識はすぐにどこかへ消えてしまった。
593 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:09:19 ID:VBifSCOT0
(ヽ`ゝ′)おう、次俺の前で煙草吸いよったらこんなもんじゃ済まさへんで? 元極道の男はそう吐き捨てると元いた位置に戻っていった。最初に睨んだ男は奮え怯えている。 マルボロを吸っていた男は何かいいたげな顔をしていたがすぐに意識が飛んだらしい、その場で倒れこんでしまっている。 (ヽ`ゝ′)あの様子じゃあ時間までに間にあわねーかもなぁ・・・ 集合時間は午前零時、後一時間ちょっとといったところか。まぁそれならそれでライバルが一人減っただけだ、何の問題もない。 考えるだけエネルギーの無駄だと考えた。とりあえずアイツはこのまま放置する事にしよう。 そう決めた俺はポケットからセブンスターを取り出す。残りの時間は煙草の煙で遊びながら過ごす事にしよう。
594 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:10:13 ID:VBifSCOT0
( ´ー`)廃ビルはここであっているのかーヨ・・・ 約束の時間の三十分前くらいであろうか、また一人今回のギャンブルに参加する人間がやってきた。 都内にはめったに行かないこの男、余裕を持って自宅を出てきたのだが慣れない都会にやってきたので迷ってしまっていたのだ。 どうにかこうにか目的地である廃ビルに着いたこの男、しかし本当にここであっているのか怪しんでいるようだ。 ( ´ー`)ここじゃなかったら僕オワタ\(^o^)/ーヨ なんとも焦っていないようにも見える、がそう見えるだけで内心物凄い勢いで焦っていた。 この男、名はシラネーヨという。地元にある小さい会社に勤めていた。 しかし同僚に誘われた初めてのパチスロで大勝し、すっかりパチスロにハマッてしまう。いつのまにか貯金はなくなっていた。 金に困っていたシラネーヨに手を差し伸べたのは幸運ファイナンスであった。世の中に疎いシラネーヨは十日五割の利息にも関わらず五十万を借りた。 気がつけば自分はここに足を運ぶほどの酷い借金持ちになっていた。最後に確認した借金の総額は七百万強、それが五日前であった。
595 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 21:11:08 ID:VBifSCOT0
( ´ー`)お・・・、どうやらここであってるみたいだーヨ。結構な数の人がいるんだーヨ どうやらここで間違いないらしい、とりあえず一安心したシラネーヨは廃ビルの前に座り込んで一服し始める。 ここで行われるギャンブルで自分は絶対勝利を掴みとって地元に帰る。 帰ったらまず母さん父さんのところに行きおいしいものが食える店に連れてってやる。 今まで安月給でロクに親孝行していなかったシラネーヨ。親の喜ぶ顔を見たい、その為にも絶対負けられない。 シラネーヨはふと夜空を見上げる。星が綺麗だ、月も綺麗だ。 自分の田舎でも滅多に拝めない、こんな綺麗な夜空を都内で見る事ができるのか。 この付近に住んでいる人達はなんて贅沢な空を持っているのだろう。 ( ´ー`)ふふ、羨ましーヨ。こんな気持ちのいい空を毎日見れるなんて・・・ シラネーヨは思った。これから人生を賭けたギャンブルをするというのにこんなにも清々しくていいものか? いや、意外と人生を左右する大一番の時こそ人間はこのような気持ちになるのかもしれない。 そんな事を考えつつシラネーヨは決戦の地である廃ビルの中に足を運んでいった。
中には既に数十人の参加者は待機していた。しかし、そのほとんどが浮かない表情をしている。 それも当然、今から行われるギャンブルは生きるか死ぬかのギャンブル。平然としていろという方が無茶な話である。 シラネーヨはさらに奥へと進んでいく・・・、すると何やら倒れこんでいる人がいるのを発見した。 (;´ー`)ちょ!お、おい君!大丈夫かーヨ!? シラネーヨは倒れこんでいる男の側まで駆け寄っていく。そして両手で抱き上げるとその男が無数の傷跡を負って気を失っている事に気づいた。 (;´ー`)だ、誰がこんなひどい事を・・・!とりあえず傷口を洗うーヨ! シラネーヨは持参していた水筒の中の水をその男にかけて体を洗っていく。途中どこからか「チッ・・・」という舌打ちが聞こえたがそんなの気にしない。 いくらかきれいになってきたところでその男は目を覚ました。
( ヽ´ω`)う、うう・・・ (;´ー`)ッ!気が付いたかヨ?大丈夫かヨ君!? その男は半分まで朦朧としているようだった。歳は二十代前半くらいだろうか?それにしても誰がこんなひどい事を・・・。 ( ヽ´ω`)おっお、もう大丈夫ですお・・・、ありがとうございますお・・・ (;´ー`)そう?それはよかったーヨ。最初は死んでるかと思ったーヨ・・・ ( ヽ´ω`)ほ、ほんとに・・・、あ、ありがとうございます・・・おっお・・・
どうやらこの男あまり人と喋るのが上手ではないらしい。必死に頭をフル回転させてようやくでてきた言葉が「ありがとうございます」って感じだ。 僕はまだ開始まで時間もあるしこの子と時間を過ごす事に決めた。 ( ´ー`)紹介が遅れたーヨ、僕の名前はシラネーヨ。よろしくだーヨ。君の名前は? ( ヽ´ω`)お?ぼ、僕の名前は内藤ホライゾンだお・・・よ、よろしく・・・ ( ´ー`)内藤、ホライゾン?また随分変わった名前だーヨwwwまあ僕の名前も人の事いえないけどwww ( ヽ´ω`)・・・??・・・は、はぁ・・・
どうやら僕はここに着いてから随分気を失っていたらしい。そこを通りかかったシラネーヨさんが僕の事を助けてくれた。 意識を取り戻した僕は約束の時間までこのシラネーヨさんとともに時間を過ごした。ずっとひきこもりだった僕は久しぶりに人と話をした気がする。 家にいる時は誰とも話さなかったし、最近では話をしたのはあの黒服の男くらいだ。 だからこういったくだらない話で盛り上がるのはすごく久しぶりで、なんだかくすぐったい感じがした。 ( ´ー`)それで赤強雑魚百烈拳で2チェktkr!って思ってたら4チェで・・・ ( ヽ^ω^)あるあるすぎて同情する気もおきないおwwwww ( ´ー`)そんで落ち込んでたら数G後にジャギの旦那がでてきてーヨ・・・ ( ヽ^ω^)うはwwwww神のヒキktkr!wwwww ( ´ー`)僕すっげー薄いとこひいたなーなんて思ってたらケンシロウ普通に負けやがったーヨwwwwwwwwwwwww ( ヽ^ω^)それはひどいwwwwwwwwwwざまぁwwwwwwwwww
シラネーヨさんはとても話しやすい人でこんな僕でもすぐに仲良くなれた。 むしろ久々にくだらない会話をしたおかげでシラネーヨさんに色々失礼な事をいってしまったかもしれない。 ( ´ー`)いやー、若い子と喋るのはやっぱりたのしーヨ。 ( ヽ^ω^)こちらこそすごい楽しいお!こんな笑ったの久しぶりだお! ( ヽ^ω^)それと内藤じゃなくてブーンって呼んでほしいお!これ僕のあだ名だお! ( ´ー`)ブーン・・・?また変わったあだ名だーヨwww ( ヽ^ω^)シラネーヨって名前もあんま大差ないおwwwwwwww 僕らは時間まで笑いあった。それは回りの人から見たらとても奇妙な絵だったに違いない。 だってギャンブルが始まってしまえば僕達は敵同士なんだから―――――
そして約束の時間はやってきた。同時に奥の扉から数人の黒服と四十、いや五十代ととれる男が現れた。 僕はその男に見覚えがあった。アイツはエスポワールでスロットバトルの説明をしていたヤツだ。 (`∀´)やあ、諸君。本日はこんな廃ビルなんかに集まってもらいありがとう。今日君達を案内する信濃川だ、よろしく (`∀´)さて、急で申し訳ないがさっそく本日のギャンブル場までついてきてもらう。あんまり待たすのも悪いからね ギャンブル場?待たす?ここで行う訳じゃないのか?そして待たすって何を? 僕はこの信濃川と名乗る男のいってる事がこの時点では全く理解出来なかった。 (`∀´)くくく、さっそく意味がわからないって顔をしているな。そうだな・・・、簡単にいうと今回のギャンブルは・・・ (`∀´)第三者参加型設定看破バトルとでもいっておくか・・・! ああ、もっと分からない・・・。誰かもっと分かりやすく説明をしてくれ、と僕は心底思った。 第五話 終わり
以上で第五話終了です。 続きは予定通り日曜日に投下いたします! ノシ
603 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/25(水) 22:18:07 ID:3skPrOeuO
( ・∀・)ノ オツカレサマデシタ!!
(*゚ー゚)トッテモオツデス
一レス完結のこち亀みたいな物を書こうかと思いますが、お題が浮かばないので幾らか上げてくれると助かります。 とりあえず自己紹介編
―お名前は? ( ゚∀゚)「ジョルジュ長岡だ。」―趣味は? ( ゚∀゚)「パチスロ。」 ―パチスロ歴は? ( ゚∀゚)「3年ってトコかな。」 ―好きな機種は? ( ゚∀゚)「最近では肉だ。6判が楽だし。」 ―最後に一言 ( ゚∀゚)「好きです。イチロー。」
―お名前は? ('A`)「ドクオ。」 ―趣味は? ('A`)「貯金。」 ―パチスロ歴は? ('A`)「5年。」 ―好きな機種は? ('A`)「哲也。」 ―最後に一言。 ('A`)「なし。」
―お名前は? ( ^ω^)「内藤ホライズンですお。皆にはブーンって呼ばれてるお。」 ―趣味は? ( ^ω^)「最近はアニメをよく見てますお。」 ―パチスロ歴は? ( ^ω^)「1年と少しですお。」 ―好きな機種は? ( ^ω^)「マジカルハロウィンですお。」 ―最後に一言。 ( ^ω^)「僕は養ブーンじゃないお。」
―お名前は? 从 ゚∀从「ハインリッヒ高岡です。」 ―趣味は? 从 ゚∀从「料理です。」 ―パチスロ歴は? 从 ゚∀从「2年です。」 ―好きな機種は? 从 ゚∀从「エヴァです。」 ―最後に一言。 从 ゚∀从「猫かぶんのたりぃ。」
610 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/26(木) 07:18:09 ID:kA3If9ghO
611 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/26(木) 18:45:45 ID:Xnh5tizfO
最近レス伸びてるね 流れが早くて読むのが大変だぜ 作者さん達乙
『宝くじ』 ( ^ω^)「今年こそサマージャンボ当てるお!」 ( ゚∀゚)「養分乙」 ('A`)「養分乙」 从 ゚∀从「養分乙」 (;^ω^)「養ブーンとは何だお!?酷いお!」 ('A`)「宝くじってねー」 ( ゚∀゚)「還元率がだいたい45%なんだよ」 从 ゚∀从「要は機械割45%」 (;^ω^)「えっ!?えっ!?」 ('A`)「これだから」 从 ゚∀从「養ブーンなんだよ」 ( ゚∀゚)「ハハッワロス」 ( ;ω;)「ブーンは夢を買ってるんだお!ほっといてくれお!」 ( ゚∀゚)「んで幾ら買ったんだ?」 ( ;ω;)「400枚だお」 ('A`)「1枚300円だから・・・」 (;゚∀゚)「・・・うん。当たるといいね」 (;'A`)「・・・イキロ」 从 ゚∀从「12万ってバッカじゃねえか!ギャハハハハ・・・」 ( ;ω;)「ずっとーいつまでもー・・・」
613 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/26(木) 21:29:33 ID:Xnh5tizfO
↑面白いじゃんww じゃあ俺からもお題を一つ『マージャン』
614 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/26(木) 22:07:29 ID:kA3If9ghO
>>612 Thanks♪
次は『花火』で!( ・∀・)ノ
『麻雀』 東三局一本場 ('A`)「ポン」(親のココは固く行く) ( ゚∀゚)「・・・」(どう頑張っても満貫が限界かな) 从 ゚∀从「・・・」(緑集めよ) ( ^ω^)「・・・」(ルール解んない・・・) ('A`)「・・・」(ジョルジュは無理、ハインリッヒも狙いすぎ、となると・・・) ( ゚∀゚)「・・・」(俺は今回は無理か・・・ハインは問題外、ドクオの待ちも解るし、今回はあいつか・・・) 从 ゚∀从「・・・」(勘だがあいつだ) ( ^ω^)「・・・?」(東西南北揃ってるお) ('A`)「・・・」(ヤバイ・・・どれだけ張るんだ・・・読めない) ( ゚∀゚)「・・・」(ブーンだからこそ読めん) 从 ゚∀从「・・・」(なんか読めん) (;^ω^)「・・・」(視線を感じるお) 流局 ('A`)テンパイ ( ゚∀゚)ノーテン 从 ゚∀从ノーテン ( ^ω^)ノーテン ( ^ω^)「あれ・・・?」 麻雀にわかなんでこれで勘弁して下さいorz
616 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/27(金) 17:02:12 ID:f0HJ8H0P0
( ^Ω^)乙鰈
617 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/27(金) 22:46:34 ID:BXyJpJwM0
『花火』 ('A`)「いやー大花は良かった」 ( ゚∀゚)「懐古乙」 从 ゚∀从「演出キャンセル不可ってアホか」 ( ^ω^)「沖スロかお?」 ('A`)「ハァ・・・てめえらは何にも解ってねえ」 ( ゚∀゚)「だってその頃中学生だぜ?」 从 ゚∀从「黒歴史だから伏せとく」 ( ^ω^)「どんな沖スロだお?」 ('A`)「演出バランス、大量獲得機、低設定の甘さ、高設定の出玉も申し分ない。最高じゃねえか。」 ( ゚∀゚)「あれ?ドクオ何歳だっけ?」 从 ゚∀从「お前の黒歴史は?あ、人生が黒歴史か」 ( ^ω^)「・・・おーい」 ('A`)「・・・四捨五入して30だ」 ( ゚∀゚)「お前悟り開けそうだな」 从 ゚∀从「うっ・・・くっ・・・静まれ!俺の腕よ!」 ( ^ω^)「ドクオはもう達観してるよ」 ('A`)「もう色々悟ったよ。俺はリーチ目しか信じない。」 ( ゚∀゚)「嫌な悟りだな」 从 ゚∀从「成る程・・・貴様も『力』の使い手か・・・」 (;^ω^)「約2名にはついていけないお」
619 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 06:35:23 ID:R6Y6PfGjO
↑乙ww お題『爆裂AT機』 次回も期待してるぜ!
620 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 11:39:43 ID:6G4MXa7mO
>>618 乙!( ・∀・)ノ
短編でここまで話まとめるなんて、すごいね♪
では、次は『エヴァンゲリオン』で頼む!
明日投下の予定でしたが急用が入ってしまったので今から第六話投下します! 手直しが終わり次第今日の夜に第七話も投下するかもしれんです。。。
(;ヽ^ω^)だ、第三者参加型設定看破戦!?なんだおそれ!? (`∀´)くくく…、まあ落ち着きたまえ、百聞は一見にしかずというだろう? (`∀´)今から案内するところに行けば多少この闘いの事を理解して頂けると思うよ そういうと信濃川は黒服達にプレイヤー達を御案内するよう命令した。 黒服達はプレイヤーを一人ずつ奥の部屋へと案内していく。 (;ヽ^ω^)o0O(一人ずつって…わざわざそんな事する必要なんてあるのかお?) その通りである。ただ会場に案内するだけならば全員一緒に案内されてもいい筈なのにどうしてこういった手間もかかる手段を取るのだろう? エスポワールでのスロットバトルでは全員一緒に説明をしていたのに、もしかして今回のギャンブルに何か関係があるのだろうか?
ギャンブル場への案内が始まってからどれくらいたっただろうか?一人ずつの案内という事で進行はお世辞にも早いとはいえなかった。 ブーン達参加者は一列になって順番を待つ。シラネーヨは既に順番が回ってきていたのでこの場にはいなかったが、ブーンはあろう事か列の最後尾に並んでいた。 (;ヽ^ω^)なんか緊張してきたお・・・ 人生を賭けたギャンブルを直前にしているのだから当然である。むしろその緊張感を持つ事は勝負するものにとって逆に好影響を与えたりする。 例えるならば、運動会の100m走で自分の番が回ってくる直前の緊張状態が挙げられる。結果、その程よい緊張感のおかげでいいタイムが残せたりするのだ。 ブーンもまたこの緊張状態のおかげでここ数ヶ月の間では一番といっていいほどクリアな状態になっていた。 (;ヽ^ω^)それにしてもさっき信濃川がいっていた言葉の意味が全く分からないお・・・ (;ヽ^ω^)特に「待たす」って何を待たしているんだお・・・?僕達以外にも誰かいるって事なのかお・・・?それとも僕等を待たすのがっていう意味かお・・・?
624 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:10:42 ID:dHuelbAx0
考えれば考えるほど答えが見つからない。ブーンが考えている間にどんどん列は前に進んでいく。 ブーンはその状況に気づかないほど一人で考え込んでいた。こんなに頭を使っているのは人生の中でも初めてではないだろうか? そして残すはブーンのみとなった時までブーンはまだ先程の疑問の答えを模索していた。 黒服の一人がブーンの存在に気づき、面倒くさそうな顔をしながらブーンに近づいていく。 (-■■)おい、何ボサッとしてやがる。次はお前だ、さっさと来い (;ヽ^ω^)あう、すいませんお ブーンは慌てて黒服の後についていく。 ( ヽ^ω^)テクテク・・・・・・ (;ヽ^ω^)o0O(あれ?心なしか黒服の歩くスピードが速く感じるのは僕だけかお?) うん、それはブーン、君の所為なんだよ?けど君は全くその事に気づいてないよね。 黒服もそんなブーンの態度が気に入らなかったのか、歩くスピードをさらに加速していった。 (;ヽ゜ω゜)o0O(この人歩くの超HAEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!)
625 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:12:25 ID:dHuelbAx0
そうして歩き続けていくと目の前にようやく扉らしきものが見えてきた。 黒服はブーンに「ちょっとここで待ってろ、すぐ呼ぶ」とだけいって、先に扉の中に入っていった。 ブーンにまたしても疑問が浮かぶ。 (;ヽ^ω^)o0O(あれ?話ではギャンブル場への案内だった筈なのに・・・。もしかしてこの中がギャンブル場になっているのかお?) またもや自分の世界に入ろうとするブーンだったが、黒服のブーンを呼ぶ声によりそれは中止される。 ブーンは慌てて扉を開けて部屋の中へと入っていった。 ギィィ… ガチャン カチ (;ヽ^ω^)ジロ…… (^ω^r;)ジロ…… 一見すると殺風景な部屋だった。 それもその筈、この廃ビルは近々取り壊される予定なのである。家具という家具は全て取り外され、残されているものは何もない。 壁だけが経営中の時と変わっていなかったので、唯一それだけが昔ここが一流ホテルだったという事実を思い出させてくれる。 また、そんな部屋だからこそ窓から差し込む月明かりによりなんとも不気味な雰囲気を作り出していた。 (;ヽ^ω^)o0O(それもそうだお、ここは廃ビルだし、何を期待していたんだお僕は…)
626 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:13:34 ID:dHuelbAx0
それより気になる事がブーンにはあった。それは自分より早く案内された者達がどこにもいないという事だ。 本当にここがギャンブル場であるならばここで待機している筈。ならば先の者達は一体どこに消えたというのだ。 (? ?)やあ、ブーン君、待っていたよ (;ヽ^ω^)ビクッ! (;ヽ^ω^)だ、誰だお! ブーンは正体不明の謎の声により自分でも「どっから出たんだ?」と突っ込みたくなるような奇声を上げた。 そんなブーンの姿を見て、謎の声の主はまるで楽しんでいるかのように笑い声をあげ、暗闇で見えなかった姿を自らさらけ出してきた。 (? ?)ククク…、そんな驚かなくてもいいじゃあないか (`∀´)私だよ、信濃川だ、びっくりしたかな? (;ヽ^ω^)し、信濃川さんかお…、心臓に悪いお… (`∀´)くく、まあ落ち着きたまえ、それよりブーン君、君は私に何か聞きたい事があるんじゃないのかね?
627 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:14:58 ID:dHuelbAx0
図星だった。ブーンは今回のギャンブルについて不明瞭な点が多すぎると思っていた。 しかし信濃川本人がその話題をふってきてくれているのだ。これを生かさない手はない。 ブーンは今自分が抱いている疑問を全てぶつけてやろうと決心した。 (;ヽ^ω^)ええ、答えてもらえるのなら… (`∀´)くく、まぁ答えられる範囲内でどうぞ (;ヽ^ω^)まず一つ、なんで案内するだけなのに一人ずつなんだお?みんなまとめて案内すればもっと効率がいい筈だお? (`∀´)まぁ、当然の質問だな。それは…… 途端に信濃川が不適な笑みを零す。 (`∀´)こういう事さっ…!! (;ヽ^ω^)!!?
628 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:16:19 ID:dHuelbAx0
突然扉付近に立っていた黒服の男達がブーンに襲いかかる。ブーンも必死に抵抗するが全く歯がたたない。 それもその筈、見た目からして屈強そうな男達に束になってかかってこられてはなす術がなかった。 (;ヽ゜ω゜)し、信濃川さん…、こ、これは一体…!? (`∀´)くくく、どうだい?これで君はさらにこれから何をされるのか不安になってきてるんじゃないかな? 黒服の男達は抵抗できないブーンに目隠しをつけた。元々気の弱いブーンである。既に両目からうっすらと涙が浮かんでいた。 さらに黒服達はブーンの両腕にロープのついた手錠を付けた。ブーンは最早訳が分からなかった。 (;ヽ ω )う、うう…、一体なんの真似だお… (`∀´)くかか、いやね、今回の会場に行くためにはその装備は絶対必要なのだよ。分かってくれるね、ブーン君 (;ヽ ω )う、う、う…わ、分かる筈ないお…!こんなの絶対おかしいお…! (`∀´)会場に着いたら分かるさ…!第三者参加型設定看破戦という名前の由来もね…!くくく…! 信濃川は笑いを堪える事が出来ずにいたが、一呼吸おいた後真面目な声でブーンに話しかける。
629 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:17:06 ID:dHuelbAx0
(`∀´)さて、まだ質問はあるかな?答えられる範囲内なら何でも答えてあげよう こんな状況で質問なんて出来るか!と叫びたかったが信濃川に質問出来るのはここが最初で最後かもしれない、そう考えたブーンは涙を堪え二つ目の質問を口にした。 (;ヽ ω )う、ぐす、な、なんで!なんで僕がこの部屋に入ってきた時誰もこの部屋にいなかったんだお!!ひっく…、答えろ信濃川あ! ブーンは腹の底から力いっぱい声を出した。これが今のブーンに出来る唯一の反撃であった。 それと同時に大きな声を出す事で自分自身を奮い立たせようとしたのだ。しかし、ブーンはこの問いを信濃川にぶつけた事をすぐに後悔する事になる。 それほどこの質問に対する信濃川の返答は余りにも悪魔じみているものだったのだ…! (`∀´)くかかか!ん〜、確かにその疑問はもっともだ!よし、教えてやろう、それはな… ブーンは次の言葉を聞いた瞬間戦慄する。 (`∀´)私は今のお前のような恐怖に満ちた顔を見るのが大好きだからさ…!
630 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:18:05 ID:dHuelbAx0
(`∀´)言っておくが先に会場に向かった者達にも全員目隠し、手錠、耳栓…、おっと、ブーン君はまだ耳栓はしていないよね?この後ちゃんとつけてもらうよ (`∀´)先ほどブーン君にも手荒な真似をして目隠し、手錠をつけてもらったが… (`∀´)これらは一人ずつ、これから何をされるか分からないという状況でつけさせた方がより“純度の高い恐怖”を与えられると思わんかね? (`∀´)というより同じ場所で全員同時につけさせたのではそれこそ興ざめだ。それなら最初からこんなものはつけさせんさ (*`∀´*)恐怖に歪んだ人間の顔っていうのは美しい…!気が付いたらその表情が私の何よりの栄養剤となっていた…! 信濃川は喋っているうちにだんだんと口調が荒くなってきていた。一種の興奮状態に陥っているのだろう。 (*`∀´*)今宵もたくさんの恐怖に歪んだ顔を馳走になった…!おかげでブーン君!私は今、すこぶる気分がいい…! くくく、かかか、ききき…!!
631 :
回胴黙示録ブーン :2008/06/28(土) 14:19:59 ID:cQHRNaRbP
ブーンは思った。ああ、こいつは人間じゃない、悪魔だ、と。人間の皮を被った悪魔。こいつは狂っている。 いつのまにかブーンは過去ブーンを恐怖に貶めた片目の男や山崎の時とは異質の恐怖に包まれていた。 ブーンはそれ以上質問する気が失せた。質問したからってまともな答えが返ってくる筈がない。 なによりブーンはこの悪魔の側から一刻も早く離れたかったのだ。 (`∀´)さて、質問は終わりかな?確かブーン君で最後だったよね? (-■■)はい、信濃川様、その通りでございます。 (`∀´)じゃあブーン君を会場へ案内してやってくれ。大分待たせてしまっていると思うから (-■■)把握しました、ほら、立て!! 手錠と目隠しをつけられたブーンは上手く立つ事が出来ず、黒服の協力もあってかやっとの思いで立ち上がる事が出来た。 (`∀´)ここからは耳栓もつけてもらう。会場の雰囲気を全て外すまで感じてほしくないからね そういって信濃川はブーン用にとっておいた耳栓を黒服に手渡す。
632 :
回胴黙示録ブーン :2008/06/28(土) 14:22:06 ID:cQHRNaRbP
(`∀´)これから数分の間、視覚、聴覚、体の自由を奪わせてもらう。それでは今日のギャンブル頑張ってくれたまえ それだけいうと信濃川はどこかに移動していく。 去り際の足音がなんとも不気味でいつまでもブーンの耳に響いて止まなかった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ブーンは黒服にロープで先導してもらい会場へと向かい始めた。その光景ははたから見たら囚人を連れて歩いている様にも見える。 ときおり黒服が僕に聞こえるほど大きな声で「階段があるから気をつけて歩け」といってきた。下っていたところからどうやら地下に案内されているみたいだ。 言い知れぬ不安を抱えながら歩く事数分後、黒服が急に立ち止まる。 黒服がブーンの両耳から耳栓を取り外す。途端に聞こえてくる野次罵声。なんだなんだ、一体何が行われているんだ!? 続いて手錠、目隠しの順番で身につけていたものを取り外されるとさきほどの疑問が向こうから正体を現した。 第六話 終わり
633 :
回胴黙示録ブーン :2008/06/28(土) 14:27:07 ID:cQHRNaRbP
以上で第六話終了です! カンパンうめぇwwwww
634 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 14:30:50 ID:jEdNszYG0
( ^Ω^)乙家例
『爆裂AT機』 ( ^ω^)「今日はゲーセンですお」 ( ゚∀゚)「誰に向かって話してんだ?」 从 ゚∀从「遂に頭まで・・・可哀想なブーン・・・」 ( ^ω^)「何でいつもこんな扱い酷いお・・・」 ('A`)「やはりAT機といえば獣王。外れの熱さもあるが、技術介入でATが1G伸びる。正に俺の為の台。」 ( ゚∀゚)「俺はアラジンでも打つか。」 从 ゚∀从「じゃあインディでも。ここでアドリ(ry」 ( ^ω^)「お!旋風の用心棒があるお!これに決めるお!」 (*'A`)「久しぶりだしテンション上がって来たぜ」 ( ゚∀゚)「あ、音楽変わった。」 从 ゚∀从「てぃ!やぁ!とりゃ!あーまたバケです。」 (*^ω^)「うおお!懐かしすぎるお!」 ・・・・・・ ('A`)「いやー良かったよ。」 ( ゚∀゚)「あの増加スピードは癖になるな。」 ( ^ω^)「今日は楽しかったお」 从 ゚∀从「いやーATってたのしーな。ワン、ツー、まんなっかてアホか。吹いたわ。」 ('A`)「お前はインディを打ってたんじゃないのかよ・・・」
636 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 20:36:01 ID:R6Y6PfGjO
↑ワロタww 回胴黙示録の作者さんも乙ですww
637 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 21:39:29 ID:6G4MXa7mO
638 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 22:33:14 ID:OgDDYCZOO
あ
639 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/28(土) 23:09:04 ID:CVvpYKvv0
なんか短編もいいなw
『エヴァンゲリオン』 ('A`)「パチ、スロ打ってDVDBox買ったぜ」 ( ゚∀゚)「俺は映画も視聴済みだ。」 ( ^ω^)「アニメの話題はついてけるお。」 从 ゚∀从「俺もエヴァはよく打つし何とかわかる。」 ( ゚∀゚)「レイ可愛いよレイ」 ( ^ω^)「お!ブーンもレイ派だお」 从 ゚∀从「私は多分三人目だから・・・」 ('A`)「フ・・・俺位になると委員長一本だ」 ( ゚∀゚)「アスカはカッコいいって感じだよな。」 ( ^ω^)「あれはツンデレ」 从 ゚∀从「エーストゥ!」 ( A )「ウッ」 ドサッ ( ゚∀゚)( ^ω^)「ちょww」 从 ゚∀从「ツヴァーイ!」 ( ω )「ウッ」 ドサッ (;゚∀゚)「ちょ。話し合えばわかる!」 从 #゚∀从「これでラストォォォ!」 ( ∀ )「ウッ」 ドサッ 从 ゚∀从「フゥ・・・」 从 *゚∀从「・・・」(これで少しはカッコいいと思ってくれるはずだ)
641 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/30(月) 07:56:28 ID:rutOqPXIO
>>640 ( ゚∀゚)乙!なかなかクオリティ高いな!
じゃあ俺からお題だ『花の慶次』
『花の慶次』 ( ゚∀゚)ミつ─┛~~コーン ('A`)「意外とハマってるな」 ( ^ω^)「そっくりだお」 ( ゚∀゚)「いっつも腕降ってるからな」 从 ゚∀从「なんで腕降ってんだ?」 ('A`)「あぁ。それはいつもおっ」 ( #゚∀゚)三つ「オラァ!」 (#A`)「ゲフゥ」 ( ^ω^)「最近のドクオカワイソスお」 从 ゚∀从「ねーなんでなんでー?」 (;゚∀゚)「そ、それは・・・レバオンする時に気合い入れてるからだよ・・・」 ( ^ω^)「あれ?ジョルジュ、レバオンは優しくがくちぐs」 (#゚∀゚)三つ「ドカーン!」 ( #ω^)「アベシ」 从 ゚∀从「ねーなんでなんでー?」 (;゚∀゚)「お前知ってて言ってるだろ・・・」 从 ゚∀从「なんのことかなー?ねーなんでなんでー?」 (#゚∀゚)ピキピキ(コイツ・・・いつかしめる) 話が被った上にあんまり関係なくてすいませんorz
643 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/30(月) 21:24:39 ID:rutOqPXIO
↑乙ww
644 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/06/30(月) 23:00:57 ID:0WamorRs0
『デビルメイクライ3』 ( ^ω^)「おーーーほっほっほ!おっおっっ!」 ('A`) 「うるさいななんだよそれ」 ( ^ω^)「ダンテだお!おーーーおっおっおっ!」 ('A`) 「うるせぇしね!」 ドカッ ( ^ω^)「あうッ」 DOKUO jac game!!!
645 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/01(火) 04:57:23 ID:8j+o+uI1O
「エヴァまご&エヴァ4」 前日 ('A`)「二人とも6掴めて良かった!」 ( ^ω^)「ぉっぉっぉ」 『スイカだっスイカだっスイカだっ』 ( ^ω^)「……」 次の日 ('A`)「今日はエヴァ4のイベントだな!」 ( ^ω^)「ぉ!」 ('A`)「速攻確変かよ羨ましいなおい!」 ( ^ω^)「勝負はここからさ!」 3連目 『私に還りなさい〜』 ( ^ω^)「………」 ('A`)「ふぅ〜二人とも勝てて良かったな!」 ( ^ω^)「スイカ落ちなかったぉ…」 ('A`)「両方のエヴァ打つ人はあるあるだなwwwww空耳でスイカだって聴こえるしなたまに!」 ( ^ω^)「なわけねーだろ。耳鼻科池」 (#'A`)「チェリーだ!ァチェリーだ!あいつチェリーだ!」 (;^ω^)「悪かったぉ、スイカやるからみんなにバラすのやめてwwwww」
花の慶次その2 ( ^ω^)「オラオラオラオラブタァ!オラオラオラオラブタァァ!」 ('A`)゚∀゚)从 ゚∀从「それはお前だろ」
花の慶次その3 从 ゚∀从「慶次で言うとさ〜ドクオが捨丸でジョルジュが岩だよね〜」 ('A`)「ハイハイ突通持って来ますよと」 ( ゚∀゚)「確かにムキムキだけどよぉ!あのソリコミはないぜ〜」 ('A`)「で、そうゆうお前は?」 从 ゚∀从「私は当然おまつよ!」 ('A`)゚∀゚)「……」 从 ゚∀从「文句あんの?」 (;'A`);゚∀゚)「ありません」 ( ^ω^)「じゃあブーンが慶次かぉ!?あっ!奥村助ざえ門かぉ?」 ('A`)「名前違うし…助衛門だし…」 从 ゚∀从「そうね…ブーンは…」 从 ゚∀从「本間左馬助」 ('A`)「ぐちゃぐちゃもぐちゃぐちゃ…」 ( ゚∀゚)「の人ですね、わかります」 ( ^ω^)「………」 ( ゚∀゚)σ「旦那!」 ('A`)σ「旦那!」 ('A`)σ゚∀゚)σ「ブーンが樹海にいきまっせwwwww」 ( ^ω^)「わしゃあもう死んでもいいわい!」 おわり
648 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/03(木) 20:57:03 ID:vPyOOly9O
↑乙! そして保守
649 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:07:27 ID:3KxJRIc20
ここ何日か忙しくて更新できませんでしたorz 第七話投下します。
650 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:08:21 ID:3KxJRIc20
ザワザワ… 「はやく始めんかいボケェ!!」 クセーンダヨテメーラハヨ!! キャッハハハハハ!! 「本日のオッズはどういう感じになっていますかな?」 ザワザワ… ガハハハハハ!! 「うっしゃああぁ、今日こそ勝つぜぇぇ!!」 ザワザワ… ここは本当にあの廃ビルから繋がっていた場所なのだろうか?まるで別世界だ。 会場は半円球の形をしていた。想像しやすい形は東京ドームといったところだろうか。しかし実際の大きさは東京ドームの1/10くらいであろう。 会場の中央にはかなりの数のパチスロ台が設置してある。四号機から五号機まで幅広いラインナップでそこに存在していた。 しかし何が一番気になったかというと会場内に自分達以外の人間が存在している事であった。全員が全員、ブーン達参加者を嫌な目つきで見下している。 おそらく数は2、300人といったとこだろう。加えて夥しい程の歓声、いや、この場合罵声といった方が正しいであろうか? とにかくブーンはその盛り上がり方に異様な雰囲気を感じ取っていた。 回りを見渡すと自分以外の参加者全員も同じ様に困惑した表情を浮かべていた。当然だ、ここで一体これから何が起こるというのだ。 隠し切れない不安の中どこからかあの悪魔、そう、信濃川の声が会場全体に響き渡った。 (`∀´)くくく・・・、全員集まったようだな。それではこれから第三者参加型設定看破戦の説明を始める!
651 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:10:04 ID:3KxJRIc20
(ヽ`ゝ′)どうなってやがんだこりゃ・・・ 会場の後方に設置してある巨大モニター、そこに信濃川は映っていた。どうやらこの会場内にはいないらしい。 途端に会場内は観客による大ブーイングが巻き起こる。なんだなんだ、信濃川はコイツラにあまり好かれてないのか? 当然そういう訳ではない、もちろん信濃川はそのブーイングが起こる理由を知っている。 信濃川は躍起となっている観客を宥めるかの様にスピーチを開始した。 (`∀´)みなさま本日はここ、絶望の城まで来ていただき誠にありがとうございます。 (`∀´)さて、さっそくみなさまからこのような無礼をとらせてもらう形になってしまった事を先に謝らせていただきます。まことに申し訳ございません。 (`∀´)しかしこのギャンブル、参加者に前もってルールを説明してしまうと興が削がれる事間違いなしなのでございます。 (`∀´)そういった事からギャンブルを開始する前に数分間のルールの説明をここでさせてもらいます。どうぞご理解の程お願いいたします。
652 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:11:07 ID:3KxJRIc20
信濃川がそういい終わると観客によるブーイングはピタリと止み、逆に歓声が沸き始めたのだ。 なるほど、一種のデモンストレーションのようなものか。 つまり、このギャンブルは何も今日に始まった訳ではないのだ。 ここにいる観客のほとんどはこれから始まるギャンブルの内容を知っている。 それなら何度も同じ説明を聞くのはさすがに聞き飽きているであろう。 おそらくこのギャンブルが完成され実際に行われてから数回後に本物のブーイングが観客から飛び出た筈。 その時にも信濃川が先程と同じ様な内容で観客に詫びを入れた。 しかし開催側はいつになっても説明を会場で行うという姿勢を変えなかった。 そんな状態がずっと膠着していたらいつの間にかその行為自体が定番化してしまった。まぁそんなとこだろう。 (ヽ`ゝ′)ふん、つまらん茶番見せ付けやがって・・・。あのジジイいつか殺す
653 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:11:55 ID:3KxJRIc20
一方ブーンは右へ左へ変化する会場の雰囲気に全くついていけていなかった。常人はそれが普通である。 (;ヽ^ω^)あうあう、全くついていけんお・・・これはもう駄目かもわからんね その場に呆然と立ち尽くすブーン、そこへシラネーヨがやってきた。 (;´ー`)ブーン君、今僕達の周りで起きている出来事に君はついていってるかヨ? (;ヽ^ω^)ついていくどころか完全に乗り遅れてますおwww (;´ー`)・・・ダレカ産業でkwsk! 軽い冗談をいいあうところを見るとこの二人は他の参加者に比べるといくらか余裕があるように見受けられる。 その証拠に他の参加者の中には「聞こえてくる声は問答無用で右から左へ受け流す!」モードに入っている者がチラホラ見られた。
654 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:14:27 ID:3KxJRIc20
(`∀´)みなさん、静粛に!静粛にお願いいたします! 信濃川の一声により歓声は鳴り止み会場内は途端に静まり返る。 (`∀´)さて、それでは時間も押しているようですし手短にルールを説明していきたいと思います 参加者は全員息を呑む。ようやく本題であるギャンブルのルールが説明されるのだ。 皆真剣な顔つきで信濃川の言葉を待つ。 (`∀´)まずはお客様対象のルールの説明をさせていただきます。 (`∀´)今回のギャンブルは第三者参加型設定看破戦の名の通り、この会場に来ていただいているお客様にも参加していただく形になっております (`∀´)お客様はこの会場に設置されてある台の設定をバトルが開始されてから台の出玉や挙動を見てその台の設定がなんなのかを予想していただきます
655 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:15:13 ID:3KxJRIc20
(`∀´)そして設定に自信のある台に十万から上限五十万の中から金を賭けてもらいます (`∀´)見事予想が当たった場合、会場に来る前にお渡ししたオッズ表の通りに金額は倍増してお客様に払い戻されます (`∀´)しかし残念ながら予想が外れてしまった場合は賭け金は戻りません (`∀´)例を挙げると次のようになります そういうと信濃川が映っていたモニターは切り替わり代わりに次のような表が映し出された。 台番号1 設定1 賭金 × 1.5 設定2 賭金 × 4.9 設定3 賭金 × 3.0 設定4 賭金 × 4.6 設定5 賭金 × 2.3 設定6 賭金 × 7.2
656 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:15:30 ID:WJIUgBngO
支援♪( ・∀・)ノ
657 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:15:56 ID:3KxJRIc20
(`∀´)例えばAさんという方がいて、Aさんは台番号1の設定を3と予想して十万円を賭けたとします (`∀´)設定発表でその台は見事設定3だった場合Aさんにはこの表を見て分かるように、賭金十万円の3倍がお客様に払戻されるという事です (`∀´)逆に設定を外してしまった場合はその十万円は負け金となり没収させていただきます。 (`∀´)ここまで理解していただけましたでしょうか? モニターが信濃川に切り替わる。 観客達は何もいわない。それも当然、客達は既にルールなど把握しているのだ。 信濃川もそれを知っているので一度全体に目を向けた後、すぐに次の説明に入っていく。
658 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:16:52 ID:3KxJRIc20
(`∀´)それでは質問がないようなので続けましょう。ここからは参加者諸君に深く関係する事なので耳を傾けてほしい 信濃川がそういうと参加者は一斉にモニターの方を注目した。 (`∀´)まずはこの第三者参加型設定看破戦は12時間バトルとなっております。その間この会場からは出られないのでご了承下さい (`∀´)次に勝負に用いる機種は我々が選び出した会場内にあるもの限定で勝負していただきます 参加者と客の視線は会場中央付近にある台に移る。それは北斗、番長、吉宗、エヴァ、戦国、キン肉マンなど全て四号機と五号機で揃えられていた。 大体確認し終わると一同の視線は再びモニターの方に向けられた。 (`∀´)確認はしていただけたでしょうか?・・・それでは次は参加者諸君対象の説明に移ろうと思う 参加者は待っていたとばかりに信濃川の説明に集中する。 (`∀´)君達参加者にはお客様の勝ち分、負け分を背負ってもらう。要するに自分がうった台に賭けられた金の収入と支出を君達が管理するのだ (`∀´)先程あげた表を用いて説明しよう。見たまえ 再びモニターには先程映し出された表が映し出される。
659 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:18:30 ID:3KxJRIc20
台番号1 設定1 賭金 × 1.5 設定2 賭金 × 4.9 設定3 賭金 × 3.0 設定4 賭金 × 4.6 設定5 賭金 × 2.3 設定6 賭金 × 7.2 (`∀´)ここに例えば参加者Bというものがいるとしよう。そうだな・・・、三人が設定2に五十万ずつ、二人が設定4に三十万ずつ、四人が設定6に十万ずつ賭けられていたとしよう (`∀´)そして設定発表で設定が4だったとする。その場合、Bは(50×3)+(10×4)−(30×4.6×2)=−86となり、借金が八十六万円増えるという仕組みだ (`∀´)だが安心したまえ、今回のギャンブルは実はギャンブルという皮をかぶった戦いだ。この他にも君達の手に出来る金額をアップさせるチャンスはある (`∀´)それは第三者参加型設定看破戦の文字通りお客様だけでなく、君達にもうっている台の設定を看破してもらうというところだ (`∀´)しかもそれが当たればそれだけで一千万円君達には与えられ、さらに出玉も一枚二千円で取引してやる。どうだ?なかなかいい話だろう?
660 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:21:02 ID:WJIUgBngO
支援♪( ・∀・)ノ
661 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:21:32 ID:03AP0heHP
参加者の顔に安堵の表情が戻っていく。もしかすると今回のギャンブルはそこまできつくないのかもしれない。 設定を読みさえすればとにかくそれだけで一千万手に入るのだ。出玉も一枚二千円と条件がいいし案外すんなり勝てそうな気さえしてくる。 (`∀´)そうそう、いい忘れたが取引する時一枚二千円なのだからメダルを借りる時も一枚二千円というのを肝に銘じておくように。 (`∀´)50メダルで十万円、金はその度に借りてもらう。しかし今回はエスポワールの時のように利率5%の一時間複利などそういう類は一切ない! (`∀´)純粋に借りた分だけを最終的にひかせてもらう! (`∀´)そしてもちろん今回は設定オールバトルとしてある!つまり設定は1〜6をまんべんなく均等に使っているという事です! 参加者はさらに歓喜する、原因は信濃川自ら最高設定の存在を認めたからである。 つまりそれさえ掴めば勝ちは約束されるようなものなのだ。この時点で参加者のほとんどは目を輝かせていただろう。
662 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:22:13 ID:03AP0heHP
(`∀´)ここまでは理解したかね?では次にこのバトルを行っていくつかの禁止事項を説明しよう。お客様にも何点かございますのでどうぞ耳を傾けてください (`∀´)まず一つ、これは参加者の禁止事項だ。 (`∀´)一度台に座ってから台を移動する事も禁ずる。何度も何度も席を移られては最終的な金額の計算が出来なくなるからな (`∀´)二つ目、台を回し始めたら終了の時刻までに最低でも3000G以上は回してもらう。機種によっては試行を増やさないと設定が読めない台もあるからな (`∀´)せっかくお客様参加型なのだからうっている本人だけでなくお客様にもその台の情報を与えなくてはなりませんからね (`∀´)以上この二つが参加者の禁止事項だ。これらを破ったものは一千万の罰金に処すので注意するように 参加者は再びざわめきだした。まぁ他の面があれだけいい条件なんだしこのくらいしょうがないといった雰囲気が参加者全員を包み込んでいる。 特にブーンは前回のエスポワールで利率5%の一時間複利に散々苦しめられているのでそれがなくなっただけでも充分この禁止事項に値すると思っていた。
663 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:23:08 ID:03AP0heHP
(`∀´)それではお次にお客様の禁止事項、及び注意事項に移ります。 (`∀´)まずは会場内へのゴミの投げ込み、及び参加者への罵声等は極力控えるようにお願いいたします これは土台無理であろう、客はわざわざ金を賭けてこの勝負を見に来ているのだ。つまり馬券を買ってレースを観戦する事と同じ。 それでは自分が買った馬券がもし外れたらどうするか?当然客は馬と騎手に対して罵声を浴びせるであろう。 結局こういったギャンブルの類には野次や罵声はつきものなのだ。信濃川もそれを承知で言っている。 つまりこれもまた形式の一つに組み込まれた単なる飾りに過ぎない。 (`∀´)続いて注意事項です、本日のスロット台は全て設定が6段階の機種を使っております。設定は1が一番悪い数字で設定6が一番よい数字になっております (`∀´)つまり設定6が一番平均出玉が多いという訳です (`∀´)以上で禁止行為と注意事項に関する説明、及び全ての説明を終了いたします
664 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:24:00 ID:03AP0heHP
いよいよ始まる、参加者全員に緊張が訪れた。 それは心地よい緊張であった。多額の借金を返済するにはあまりにも甘すぎる勝負の内容。 おそらくこの時点では参加者全員負ける気がしなかったのではないだろうか? しかしこの時点で何かおかしいと感ずいていた者が只一人存在していた。 (ヽ`ゝ′)o0O(この勝負が甘いって・・・?冗談じゃないぜ・・・、まず設定掴まなきゃ話になんねーだろうが・・・) そうなのである。確かに設定はオールバトル仕様になっているだろう、しかし禁止事項にもあるように自分の望む設定台をお座り一発で掴む必要がある。 つまり何の考えもなしに1/6で座ったらもうお終いであろう。それこそ運武天武。自分達が何故今ここにいるのか?まずそれを考えなければならない。 普段通りの立ち回りを露呈すれば必ず負けが待っているのだ。 (ヽ`ゝ′)o0O(スタートと同時に稼動を開始する奴らは八割今日は負け戦だろう・・・!何かある筈だ・・・、うつ前から設定が見えてくるヒントが・・・!) (ヽ`ゝ′)o0O(それに他にもなにか嫌な予感がするぜ・・・!俺の思い過ごしだったらいいが・・・)
665 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:24:49 ID:03AP0heHP
一方ブーンは (*ヽ^ω^)o0O(開始と同時に北斗キープするお・・・!ていうか他の台うった事ないからよくわかんねぇwww) なんとブーンは北斗厨であるため他の台は全くといっていいほど興味がなかった。 つまりパチスロの基本であるBIGとREGの概念すら持ち合わせていないのである。 さっそくブーンは絶体絶命のピンチに自らを追い込んでいってしまっていた・・・。 ( ´ー`)o0O(・・・・・・) (`∀´)それではただいまより第三者参加型設定看破戦を開始する!! 第七話 終わり
666 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 01:29:52 ID:WJIUgBngO
>>665 ( ・∀・)ノ 乙!!
面白い!wktkしてまつ♪
667 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/04(金) 01:31:59 ID:03AP0heHP
以上で第七話終了です。 何かルールの事で分からない事があったらレス下さい。 週末までに何話かまた投下できそうです。 あとリアルタイムで支援してくださった方がいてふいたwww でわノシ
668 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 08:42:37 ID:YWFoHlwf0
( ^Ω^)乙鰈
669 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/04(金) 11:47:19 ID:Sb6g6BpbO
( ゚∀゚)乙!
670 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:03:34 ID:zykcF5FC0
第八話、投下いたします。 今日中に第九話も投下するとオモワレ。 ※補足 前回説明されていなかった金の借り方について説明。 スロット台の右横に設置されているサンドについている貸出ボタンを押す事で十万円分のコインを借りる事が出来る。(十万円で50枚のメダル) つまりこのバトル中に何回ボタンを押したかにより最終的にいくら金を借りたかを割り出す事が可能となる。
671 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:04:18 ID:zykcF5FC0
信濃川のスタートコールにより会場の熱気はさらに上昇する。 参加者は一部を除き台の確保に走る。その中には無論ブーンの姿もあった。 (*ヽ^ω^)北斗、北斗!よし、なんとか台をとれたお! ブーン以外にも北斗に走ってくる参加者は多数いたので北斗のシマはあっという間に満台となった。 さっそくブーンは貸出ボタンを押す。下皿に音をたてて流れてくるコイン。この時点でブーンは台移動が出来なくなってしまった。 (*ヽ^ω^)僕のオカルトで北斗は連荘すれば高設定お!ヒィヒィいわしてやるおwww! ブーンが自ら地獄行きの列車に乗ってしまった事に気づくのはもうしばらく後の話である。
672 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:05:07 ID:zykcF5FC0
<設置している機種> 北斗6台 吉宗6台 番長6台 秘宝伝6台 銭形6台 鬼武者6台 南国6台 エヴァまご6台 キン肉マン6台 戦国無双6台 マジカルハロウィン6台 哲也6台 北斗将6台 ※時間制限は12時間 ※参加者は総勢52名 ※ルールをもし破ったら罰金一千万 開始されてから一時間はたっただろうか。元極道の男はいまだに台に座っていなかった。 いや、正しくは座れなかったといった方がいいだろう。何故か? それはこの勝負で一番重要な事は最初の台選びだという事に気づいていたからだ。 (ヽ`ゝ′)何の機種に座るかはもう決めてあるんだが・・・ (ヽ`ゝ′)ただその中で何番台に座るかが勝負だ・・・
673 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:06:05 ID:zykcF5FC0
この男がうつと決めている機種・・・、それは押忍!番長であった。機会割を超えた連荘力が魅力の台である。 ただ男の頭を悩ましているのは台の設定が分からない限り手を出せないという事である。 このバトルのルールの一つに「一度稼動を開始したら終了まで台移動が出来ない」というのがある。 つまり誤って設定1の台にでも座ってしまえばその時点でほぼ負けが決定する。 男はさらにこのバトルの巧妙な仕掛けにも気づいていた。それは自分のうっている台の設定看破さえ出来れば一千万円というサービス的ルールだ。 何故これが罠なのか?それはこのルールの中で最も甘い匂いを放つ“一千万円”という具体的な数字に他ならない。 簡単に言えば“設定看破さえ出来ればとりあえず一千万円手に入る”という事と同じなのである。 その点、他の二つの要素である差枚数と客の設定看破はいかんせん具体的な数字が浮かび上がらない。要するに曖昧なのである。 それならばまず目に見える一千万という金を追う立ち回りをするべきなのではないか?
674 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:07:21 ID:zykcF5FC0
答えはノー。実はこの考え方こそが信濃川が放った一つ目の罠である。 それは何故か?このバトルでは全部で三つ大事な要素がある。それは @自分自身による台の設定看破が当たった場合得られる一千万円 A<差枚数>×二千円 B<客の負け分>−<客の勝ち分> の三つである。 @が上記で挙げた具体的な部分、そしてABが曖昧な部分だ。 ここで一つ@を重要視した場合の例を挙げてみる事にしよう。 @で見事に予想的中し一千万円を手にしたとする。 しかしAで−3000枚、Bで客の勝ち分の方が多かった場合どうなるであろうか? Aは<差枚数>×二千円なので−六百万円となる。つまり@−Aの時点で残り四百万円しか残らなくなるのだ。 ここで最悪の場合を考えてみるとしよう。今回の客は総勢200名ほどだと思われる。
675 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:08:11 ID:zykcF5FC0
その200名が全員その台の設定を的中させた場合どうなるか。オッズを2倍と仮定した場合 200名全員が十万円ずつ賭けた場合、200×100000×2=40000000 ↓ 客の勝ち分が四千万となりBだけで−四千万となる。 よって@−(A+B)は−三千六百万円となり今の借金総額にさらに三千六百万円上乗せとなってしまうのだ。 もちろんこの様な最悪なケースは起こりにくいであろう。というか全員が的中させるなんて絶対に起こらない。 しかし客の賭ける事が出来る金額は上限五十万となっており、さらにオッズも2倍だけではなく4倍、8倍もある事を予想すると油断は出来ない。 むしろこれ以上最悪なケースに陥る可能性は十二分にあるのだ。
676 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:09:06 ID:zykcF5FC0
これで分かっただろうか?一番重要視しなくてはならないのはBなのだ。 もし@がなかったら参加者は全員一番重要なものがBである事に気づいている筈だろう。 しかし@というルールが存在しているからこそ参加者はどうしても曖昧なABに意識が回らない。 ゆえに@は撒き餌に過ぎない。木の葉を隠すなら森に隠せとはよくいったものである。 さてBを重要視する為には客、つまり第三者から見て設定が読みにくい台。 つまり出ればそれが設定6だとは限らない台を選ばなくてはならない。 そういった意味でこの元極道の男は押忍!番長の爆裂仕様である設定5を狙っていた。 出玉の多さから設定6と勘違いする客は多いだろうと踏んでのとこである。 しかし、肝心の設定5がどの台に入っているのかが分からない。 迂闊に手を出せないこの状況下、押忍!番長は残り3台となっていた。 残り3台の中に都合よく設定5が残っている可能性は限りなく低い。 額から汗が滴り落ちる。元極道の男は焦っていた。
677 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:09:47 ID:zykcF5FC0
( ´ー`)o0O(・・・・・・) シラネーヨもいまだうつ事を拒んでいた。実は最初ブーンに「一緒に北斗うたないかお?」と誘われていたのだが断っていたのである。 シラネーヨもまた元極道の男と同じ様にこのバトルの巧妙な罠に気づいていた。いや、正確にいうと気づきかけていたといった方が懸命だろう。 そう感じたのは信濃川がこのバトルのルールを説明している時からである。 ただシラネーヨの場合、元極道の男のようにその罠の仕組みを理解している訳ではなくただ何となく嫌な予感がしただけであった。 その嫌な予感の原因が何なのか分からなかった為、ブーンに誘われた時最初から座りにいくのはやめた方がいいといえなかった。 その後も自分は最初の位置から動けなかった。今座ったら負けると直感的に感じていた。
678 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:11:06 ID:zykcF5FC0
それから一時間がたった今、その予感は的中した。すでに二百万以上の負債を背負ってしまっている人がかなり出てきている。 その代わりマグレで連荘していたり、五号機では上手い具合にボーナスをひけている人もいた。しかし現状では2、3人といったところだ。 ( ´ー`)o0O(やっぱりあの時座らなくて正解だったよーだヨ) シラネーヨはとりあえず安堵していた。が、すぐに不安の波が襲ってくる。 ( ´ー`)o0O(けど僕もそろそろ行動しないと・・・。ここに突っ立ってるだけじゃ何も始まらないヨ・・・) その通りである。このまま何もせずに突っ立ってるだけじゃルールの一つである最低3000Gというのも守れない。 罰金として一千万が今ある借金にそのまま上乗せされる。それだけは絶対に避けなくてはならない。 しかしシラネーヨはこの一時間、何も考えてなかった訳ではない。このバトルにおいて一つ疑問が浮かび上がっていた。
679 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:11:49 ID:zykcF5FC0
( ´ー`)o0O(客は設定1〜6まである中、データと出玉だけでほんとに設定判別できるのかヨ?) ( ´ー`)o0O(いや、設定6ならまだしも設定1〜4なんて実際うたない限りスロプロでも判別不可能だし・・・) ( ´ー`)o0O(全くわからねーヨ。それとも完全に勘で選んでるのかヨ・・・?) ( ´ー`)o0O(いや、完全に勘だったらこの勝負絶対的にこっちが有利になる気がするヨ・・・) 頭を悩ませるシラネーヨ。さらに悩み続ける。 しばらくそうしていると観客席から早くも野次が飛んできた。北斗将をうっている男に対しての野次だ。
680 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:13:46 ID:0FqluhaxP
客A「バケばっかひいてんじゃねーよ屑!」 客B「ボーナスひけてもバケばっかじゃねえ・・・。全然出玉増えないし駄目だなあの台」 ( ´ー`)o0O(いや、MID確率はいいしまだまだ設定6の可能性は・・・) そう思った瞬間、シラネーヨにさらに一つの疑問点が浮かび上がる。 さらに信濃川の説明を思い出していくと明らかに信濃川がおかしい発言をしていた事に気づく。 ( ´ー`)o0O(信濃川のあの発言・・・、今考えると絶対おかしいヨ・・・!となると・・・客は勘ではなく・・・) ・・・・・・そうか・・・、そういう事か・・・!シラネーヨは高らかに笑った。 勝利を確信したのである。なんだ、ちょっと考えればなんて事はないヨ。 僕の考えが正しければ後数時間後にある事が起きるヨ・・・、それまでは我慢我慢・・・。
681 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:14:44 ID:0FqluhaxP
元極道の男は痺れを切らしていた。糞!全く分からない・・・!勝利の方程式は立ててある・・・! だけど設定が分からない限り行動する事は死亡フラグだ。しかし、しかし・・・! (#ヽ`ゝ′)畜生!設定が分からなかったらどうしy・・・! 元極道の男の動きが止まる。そして、言いかけた言葉をもう一度、今度はゆっくりと声にだしてみた。 (ヽ`ゝ′)・・・「設定が分からない」・・・? (ヽ`ゝ′)これは・・・客に対してもいえるんじゃないのか・・・? (ヽ`ゝ′)o0O(俺は一時期スロットで飯を食っていた時期があったが・・・その時の経験からいわしてもらうと・・・) (ヽ`ゝ′)o0O(データと出玉だけでは設定は何かまで詳しいところまでは分からない・・・) (ヽ`ゝ′)o0O(という事は客は設定を一つに絞り込む事なんて出来ない・・・)
682 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:15:29 ID:0FqluhaxP
元極道の男の中に散りばめられていた謎という名のパズルのピースが組み合わさっていく。 ここに来てからの事を一つずつ思い出していく事で、そのスピードはさらに上がっていく。 そしてそれは最終的に、一つの答えを導き出した。 しかし、それでも表情から焦りの色が消えない。 (ヽ`ゝ′)o0O(問題はそれがいつ起きるかだ・・・!その前に台がなくなっちまえばそれはそれで御終いだ・・・!) 狙い台の番長の空き台は依然として残り三台をキープし続けている。
683 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:16:49 ID:0FqluhaxP
一方ブーンはというと・・・ (ヽ;ω;)おっ・・・おっ・・・、どうしてこんな事に・・・お・・・ 下皿には数枚のコイン、もちろんドル箱なんて使ってはいない。 データカウンタに表示されている数字は 1017G BB 0 とだけ表示されていた。 (ヽ;ω;)いきなり千ハマりとか・・・、もう既に34回貸出ボタン押しちゃってるお・・・
684 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:17:50 ID:0FqluhaxP
34回、つまり金に直すといきなり三百四十万円の負債である。 さらに千ハマりしたおかげでブーンのうっている台の設定6の可能性は限りなく薄くなっていた。 しかし、台移動は許されない。低設定丸出しの台をブーンは残り10時間近くも打ち続けなくてはいけないのである。 もし奇跡的に設定が看破できたとしても投資金額が大きかったら意味がない。 そんな簡単な事に今更気づいたブーンは自分を呪いたかった。 震える手で下皿のコインを取ろうとする。 が、もう既に下皿にはコインが残っていない。 前もって言っておくが、これは、夢、ではない。現実だ。 滴り落ちる汗。悲痛の表情。気づけば35回目の貸し出しボタンを押している自分。 ダレカ、ダレカこれは夢だと、そういってくれ。 グニャリ。 カーチャン、お願いだから僕の部屋を開けて――――― 僕を布団から叩き起こして――――― この世界から救い出して――――― 歪ム、視界。 第八話 終わり
685 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/05(土) 17:22:51 ID:0FqluhaxP
これで第八話は終了です。
>>673 で機械割なのに機会割と書いてしまってますねorz
ええ、脳みそ腐ってますw
前回辺りから話がややこしくなってきてる気が自分でもしています。
なんか意味わかんね、とか思ったら遠慮なくレス残してくれると嬉しいです。
作者も若干把握できてないのでwww
ではノシ
686 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 17:53:52 ID:hST8eV9Q0
( ^Ω^)おつかれー
先ほど予告した通り、今から第九話投下いたします。 ちょっとキモい描写&レス数が多めになってしまいましたorz ごめんなさい。
688 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 21:08:46 ID:zykcF5FC0
『バシュー!』 この効果音、このバトルが始まってから一体何回目であろうか。 液晶に青い稲妻が走り、その先ではケンシロウが仲良く仲間達と散歩をしている。 男はイライラしていた。なんでこんな重要な時に限って自分はいつもヒキが悪いんだ。 思えば子供の頃からそうだった。 小学校の時、席替えで一番後ろの席になった事などなかったし、 給食で余りの牛乳争奪ジャンケン勝負に勝った事など一度もない。 中学校の時も、やっとの思いで掴み取ったエースナンバー、最後の大会前に肘痛で出場を断念。 結局前みたいな投球が出来なくなって、高校野球も諦めた。 フリーターになってからはバイトの毎日。同じバイトの先輩に誘われ、 人生初のパチスロ。なんか知らないうちに二万くらい勝ってたなぁ。 それからも先輩に連れてもらってた。そのうち一人でもパチ屋に行くようになってた。 給料は全部パチスロに消えた。先輩にも借りた。いまだに、返していない。
気がつくと幸運ファイナンスに足を運んでいた。金が、欲しかったんだ――――― パチスロやってると、吐き気がしてくる。でも、やめられなかった。 煙草も増えた。女はもうずっと抱いていない。時々激しい性欲に襲われる。 あぁ、セックスしたい!誰でもいい!人肌を、温もりを・・・。 ダレカ、ダレカ俺を愛してくれ―――――ってね。 それでも俺は、気づいたら、パチ屋にいるんだ。 吐き気や頭痛に苦しみながら、それでも俺は、やめられなかったんだ。 その末路がコレだ。俺は、俺の人生は、最後の最後まで運が悪かったな。 これで終わりだ。なら最後に、俺なりの抵抗を見せつけてから死んでやる。 信濃川、コロシテヤル―――――
ブーンはひたすら回し続けていた。涙で顔をグシャグシャにしながら。 下皿にコインがなくなった瞬間に貸出ボタンを押すブーン。 その動作からは何故かベテラン選手のような慣れを感じずにはいられない。 それもその筈、ブーンはあれから更に20回も貸出ボタンを押していた。 あの時ブーンは既に35回貸出ボタンを押していたので、 今現在で55回、つまり五百五十万円の借金の上乗せが確定されてしまったのだ。 (#ヽ;ω;)終わったお・・・、これ絶対高設定じゃないお・・・! 明らかに特定子役の落ちも悪い。だからといってまだ2000Gも回していない状況下、 高設定かどうかを否定するのにはまだ早い。 まだBB後の天国スタートも確認出来ていない状況なのだから。 ブーンにとってはここから天井G数までが正念場。 なんとかここからの巻き返しに期待したいところである。
と、思った矢先、 (ヽ;ω;)お?人影演出・・・、!!赤強雑魚だお!2チェのチャンスktkr!! 『北斗百烈拳!』 (ヽ;ω;)おお!必殺技の中でも一番熱い百烈拳ktkr!これはさすがに2チェだお!? 左リール枠上にチェリー付きの北斗図柄を狙う。タン、タン、タンと自分の中でリズムをとるブーン。 いまだに目押しが苦手らしい。目を必死に上下運動させながら、 自分が「ここだお!」と思ったタイミングで左ストップボタンを押した。 (*ヽ^ω^)・・・やったお!やっぱり中段チェリーだったお!これで低確or通常Mでも25%で大当たり、高確Mなら100%大当たりだお! どこからかブーンに対して「説明乙」と聞こえてきた、気がしたがブーンはシカトした。 ブーン曰く、「気づいたら何故か説明口調になっている自分がいた」らしい。 何をいっているのか分からないと思うがブーン自身何が起きたのか分からなかった。頭が(ry
さて、その後ブーンの台の様子は一変して騒がしくなった。 2チェ後、数Gでシンと対決。敗北後、ジャギステージに移行。 これは前兆中よくあるパターンだ。しかし、ごくたまにガセもあるので注意しよう。(←作者涙目w (*ヽ^ω^)さすがにここまできたらBBだお!早くジャギ出てくるお♪ ブーンは非常にwktkしていた。それも致し方ないだろう。 2チェはこれまでも何度かひいていたが、その後の演出が芳しくなかった。 案の定全てスルーしていたが、今回は前兆中に出やすい演出が続いていたので期待するなという方が酷な話である。
『デーデン』 人影演出だ。ブーンが左リールをストップさせると、次の瞬間ナイフを持った白雑魚が現れた。 ケンシロウにビビッた白雑魚は腰を抜かしそこから立ち去ろうとする。が、その先には 『ケンシロウ〜、俺の名前をいってみろ〜』 ジャギが白雑魚をぶっ飛ばし、ケンシロウとのバトルに突入する。 ここまできたらもうBBは目前だ。ブーンの顔に安堵の色が戻る。 (*ヽ^ω^)ktkr。ちゃっちゃとぶっ飛ばしてくれお♪ ブーンは勢いよくベットボタンを押した。
『ケンシロウがかつて兄と呼んだ男、ジャギ!』 タイトルコールが流れ、ジャギとのバトルが始まった。先制はケンシロウ、 ケンシロウの放った百烈拳をジャギが見事によける。高らかに笑うジャギ。 次の攻撃はジャギだ。右手に持った銃をケンシロウに突きつける。 突進してくるジャギ。振り下ろされた銃での攻撃をケンシロウはジャンプしてよける。 ジャギの背中をとったケンシロウは、無防備の状態であるジャギを襲うような事はせず、 『こい』 と、ジャギを威嚇する。相手の背中を襲う真似をしたくないのだろうか、つくづく紳士な男である。 そして遂に勝負の時だ。ここでケンシロウの攻撃ならばその時点でBB確定。悶絶の瞬間である。 しかし、現れたのはジャギの姿。繰り出された技はジャギ最強の奥義、 『北斗羅漢撃!』 ケンシロウはジャギの攻撃を避けきれずに吹っ飛ばされる。 フラフラしながらケンシロウは何とか立とうとするが、さすがに最強の奥義を食らったせいか、そのまま地面に倒れこんでしまった。 (;ヽ゜ω゜)9mちょwwwwwwwwwwwテラアリエナスwwwwwwwwwwww
『兄より強い弟などいないのだぁ〜!』 「うるせーボケ、死ね雑魚」 今のブーンの心情を察するにこんな感じであろう。 まあ、まだ分からない。ここでベットボタンを押して、 リンが『ケーン!』と叫んだら復活大当たりだ。 さすがにバトル前の演出からここまで来て種なしだったら切れておkであろう。 おそるおそるベットボタンに指を運ぶ。『バシュー!』という効果音とともに青い稲妻が液晶に映ったら、 同時にブーンは台に岩山両斬波を食らわしてやろうと思っていた。 意を決してブーンはベットボタンを押した。
『ケーン!』 そりゃそうだよね、あんだけ前兆っぽかったんだもの。 『うおおおおおお!』 復活したケンシロウはジャギに北斗百烈拳をお見舞いする。 頭が破裂してその場に倒れこむジャギ。長かった、長かったが、ようやくブーンはこのバトルにおいて初BBをゲットしたのだった。 ベットボタンを押す。次の瞬間、液晶にはBATTLE BONUSの文字が浮かび上がる。 (*ヽ^ω^)ようやくBBだお♪まずは赤7から試してみるかお♪ ブーンは全リール枠内に赤7を目押しした。中段に赤7が揃う。 その瞬間、液晶に青色のオーラを纏ったケンシロウが映し出された。 (;ヽ^ω^)さすがに、漫画みたいに北斗絵柄フラグとかない・・・おね・・・JK・・・orz ようやくBBが当たったというのに何か釈然としない表情を浮かべるブーン。 それもその筈、これから最悪でも3000枚くらい出さないと投資金額にさえ追いつかないのだ。 先程まで初BBで浮かれていたが、ここからが本当の勝負。 ブーンは覚悟を決めたような表情をして、いざラオウとの死闘へと進んでいった。
(;ヽ`ゝ′)o0O(まだかっ!!?) このバトルが始まってから四時間が過ぎようとしていた。 いまだに動かない元極道の男、しかし時間がたつにつれ、 空き台は埋まっていく。 ラッキーだった事は、自分の狙い台の番長をあれから誰も座ろうとしない事だった。 回りを見渡すと、参加者のごく一部であるが、自分と同じ様に開始から動こうとしない奴らがいた。 おそらく自分と同じくこのバトルのからくりに気づいているのであろう。 とすると、予想する出来事が起きてからそいつらは一斉に台の確保に走ってくる筈だ。 流れに乗り遅れでもしたら、座れなくなる可能性も否定できない。 ここは一つ、番長の近くで待つ事にしよう。 (;ヽ`ゝ′)o0O(それにしても何も起きないな・・・。やっぱり俺の的外れか・・・?) もし予想する出来事が起きなかったら――――― このバトルは正真正銘の運任せな勝負になる。 それは、客にとっても、俺達参加者にとっても――――― こんな自分の人生がかかっている勝負で、運任せなどありえない。 絶対勝ちルートは存在する。そう考えた末に導き出した一つの答え。 今はそれが起きる事をただただ祈り続ける。
その時である。ブーン達が入場してきた扉が急に開き始めたのである。 そこにいるのはバニーコスプレをした女達、その手には何か札のようなものを持っている。 同時にモニターの電源がつき、そこに映っている信濃川が何やら喋り始めた。 (`∀´)くくく、バトルが開始されてから四時間がたった訳だが・・・。楽しんでいるかね? 観客席は待ってましたとばかりに歓声を上げる。まるで一流アイドルのような扱いだ。 一方参加者サイドはどうかというと、皆様々な顔つきで視線をモニター先の信濃川に送っている。 (`∀´)それなりに楽しんでいるようで光栄だ。さて、これから札発表を行う。 札発表。それを聞いた瞬間、元極道の男は拳を握り締めた。 やはり、やはり俺の考えは間違っていなかった。 おかしいと思ったのは信濃川がこのバトルの説明をしている時、 パチスロの基本中の基本である設定の説明をしていた事だ。 パチスロやってる人間なら設定1が一番出なくて、設定6が一番出るという事は当たり前の知識。 何故そんな分かりきった事を説明したのか?答えは只一つ。
客はパチスロをやらない、もしくはやった事すらない人が殆どなのだ。 そんな人がどうやって正確に設定看破なんて出来よう? 否、出来るはずがない。では少しでも客が設定を看破する確率を上げるにはどうしたらよいか? 答えは簡単だ、単純に発表してしまえばいい。まぁさすがに確定台の発表はないだろうが。 例えば、<奇数>、<偶数>、<Hi設定>、<Low設定>とか。おそらくこんな感じで発表される筈。 しかし、その効果は絶大だ。本来1/6のところを1/3まで確率を高める事が出来る。 そもそも普段の生活でパチスロと余り関わりを持たない客なのだから、 このくらいやらないと対等ではないのだ。客もまた俺達と同じ様に勝負をしに来ているのだから。 (`∀´)それでは札を台ごとに差していくのでお客様はそれをヒントに設定看破のほうをお楽しみ下さい 信濃川が放った言葉は明らかに客に対しての言葉だが、それは同時に参加者のほうにも伝えられるもの。 残った参加者の台読みとは、今現在稼動している台の様子と札によって設定を見極める事だったのだ。
次々とバニーガール達によって台に札が差されていく。 案の定確定台の発表はないが、これでようやく元極道の男含む、 待機していた参加者達が動ける状況になったわけだ。 稼動中の参加者の顔がみるみるうちに青ざめていく。 自分がうってる台に<Low設定>なんていう札が差さっていくところをみれば当たり前であろう。 これから八時間、その台を打ち続けなくてはならないのだから。 (ヽ`ゝ′)o0O(悪いな、だがこれは人生がかかった真剣勝負なんだ。恨むなら勝負を急ぎすぎた自分達を恨め) (´ー`)o0O(やっぱり思ったとおりだったヨ。さっさと札をチェックしてこないと) その時である。北斗のシマでうっていた男がいきなり暴れだした。 どうやら札発表というルールが気にくわないらしい。 男のうっていた台のデータカウンタはBB0で総回転数がもう少しで天井付近にまで迫っていた。
男「ふ、ふざけんなぁ!札発表だと!?そんなの俺達聞いてねえぞ!?」 男はもはや理性を失っているようだった。慌てて男を押さえつけようと駆けつける黒服達。 客達はその様子をまるでゴミでも見ているかのように眺め、見下していた。 駆けつけた黒服を手当たり次第殴りつける男。黒服達ですら手がつけられないくらい暴れている。 男「出て来い信濃川ぁ!俺はてめえを殺す!姿見せろゴルァ!!」 バニーガール達は恐ろしくて、その場にしゃがみ込み震えている。 男は気が狂ったかのようにバニーガールに襲い掛かる。 男「お、オ、女だァ!!フヒヒヒ!!恨むなら信濃川を恨めよォ!?」 男の手がバニーガールの身体に触れようとした、その時である。 信濃川が颯爽と扉から現れる。その手には、銃。まさか―――――
パァン!! 大きな銃声と共に会場全体から悲鳴の声が響き渡る。 信濃川の放った弾丸は男の背中に命中し、男はその場に倒れこむ。 一瞬の静寂。いつのまにか男はそのまま動かなくなっていた。 元極道の男はそのまま信濃川に駆け寄る。その顔には怒りと恐怖が入り混じった、そんな色が伺える。 (;ヽ`ゝ′)あ、あんた!何やってるんだ!?何も殺すこたぁないだろう!? 駆け寄ってきた元極道の男に今気づいたのか、信濃川は元極道の男のほうを振り返る。 一瞬間が開いたが、すぐに信濃川はその口を開き始めた。心なしか口元に笑みを含んでいるように見える。 (`∀´)・・・くく、安心しろ、これは麻酔銃だ。死んではいない (`∀´)時々いるのだ、ああいった狂人が。・・・全く、こちらの手間も考えて欲しいものだ そういうと信濃川は男に襲われそうになったバニーガールの近くに歩み寄っていく。 怖くて立ち上がる事の出来ないバニーガールに手を差し伸べる。その光景はまるで映画のワンシーンのようだ。
(`∀´)私が説明した話を一言一句漏らさずに聞いていれば、後々札発表があるかも知れない事に気づく筈だ (`∀´)なのに、開始と同時に稼動を開始するとは本気でこの勝負に挑んでいないという事 (`∀´)そうは思わないかね? そういうと信濃川は元極道の男のほうに視線を送る。 ああ、全くその通りだ。これは人生を賭けた闘い、 易々と稼動を開始したヤツは結果はどうあれ、その時点で勝負に負けているのだ。 (`∀´)くく、まあこの札発表が行われるまで稼動をしていなかった人間はまだ見込みがあるというものだ (`∀´)それではこれから頑張ってくれたまえよ。おい、お前達、そこの男を連れ出せ それだけ言い残すと信濃川は入ってきた扉へと戻っていく。 麻酔銃を撃たれて気を失っている男は、数人の黒服に抱え込まれて会場を後にする。 その様子を見て元極道の男は人事ではない恐怖を感じたという。 もし、自分がこの札発表という裏ルールに気づかなかったら自分がああなっていたかもしれないのだ。 おそらくあの男はこのバトルが終了するまで帰ってこないだろう。 この勝負が終わってからの男の事を考えるとなんともいたたまれない気持ちになる。 この元極道の男、実は情にとても脆いという一面を持っていた。
だがしかし、今は勝負の真っ只中だ。他の待機していた奴らはもうすでに札のチェックに走っている。 こんな事があってよくもまぁすぐに勝負に戻れるものだ、と元極道の男はそいつらを心の中で卑下した。 まぁそんな事をいつまでもブツブツいってる場合じゃない、自分も狙い台の番長のシマに走っていく。 たどり着くとラッキーな事に番長のシマにはまだ誰もチェックしにきていなかった。 とりあえず安堵する元極道の男は札のチェックに取り掛かる。すると、 (;ヽ`ゝ′)おいおい・・・、ここまであらわにしちまっていいもんかね全く・・・ 番長のシマに差さっていた札は全部で6種類、つまり全ての台に札が差さっている事になる。 その内容は、<Hi設定>、<奇数>、<天国or地獄>、<2or5>、<偶数>、<Low>の6種類。 そのうち<奇数>、<天国or地獄>、<Low>は既に稼動中である。 簡単に考えればこの札の意味するものは以下のように考える事が出来るだろう。 <Hi設定>→4or5or6 <奇数>→1or3or5 <天国or地獄>→1or6 <2or5>→2or5 <偶数>→2or4or6 <Low>→1or2or3
こう考えればまだ設定5に座れるチャンスはある。<奇数>は既に先客がいるため、 設定5を狙うとしたら<2or5>と<Hi設定>のみ。<天国or地獄>はデータカウンタと出玉を見る限り、 初当たりごとにショボ連が続いており、出玉も既に一箱積んであるところから設定6の可能性が高い。 つまり<奇数>札の台はまだ1、3、5どの設定もありうる状況と考えていいだろう。 悩んだ末、元極道の男は<Hi設定>札の台を選んだ。何故かというと、 <偶数>札の台は<天国or地獄>が設定6の可能性が高いため、既に設定2か4と推測できる。 <Hi設定>札の台も同様に考えると、既に設定6の可能性は薄いので設定4、5のどちらかであろう。 それならば、<2or5>よりリスクの低い<Hi設定>に座るべきだ。 また、もし<Hi設定>が設定5だった場合、爆裂したらその出玉は設定6を遥かに凌駕する。 すると、客は出玉と札から<Hi設定>札の台を設定6に賭ける筈。 つまりこれは客が番長の仕様を知らないと見込んでの台選びである。 (ヽ`ゝ′)おそらくこの先もう札発表なんてのは起きないだろう・・・。ならばもうこれで行くしかない! 元極道の男は<Hi設定>の札に座る。もうこれで台移動は出来ない。 元極道の男の本当の闘いが今、始まった。
一方ブーンはというと、 台が騒がしい。一体何が起きているというのか。 液晶左上には「Round 42」と表示されていて、頭上には既に4箱近く山積みされている。 刺された札は<天国or地獄>と書かれていた。 (*ヽ^ω^)うはwwwwwなんだこれwwwww連荘が止まらないおwwwww ブーンの手には既に満パンになろうかという5箱目の箱があった。 ブーンに一体なにが起きていたというのか? 只ブーンは思っていた。こんな連荘する台が低設定のはずがない。 まさしく自分の台こそ設定6なのだと。 (*ヽ^ω^)僕歓喜wwwwwktkrwwwww 液晶の中のケンシロウが再び立ち上がった。 第九話 終わり
これで第九話終了です。 次回は次の日曜日辺りを目安に考えています。 それではノシ
708 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/05(土) 22:05:31 ID:k7Q8PpNTO
乙! 練りこまれたストーリーと投下ペースが早いのがいい感じだな! ぜひ完結まで頑張ってくれ! もしかして新夢?
>>708 残念、私は新夢氏ではないんだ。
この回胴黙示録ブーンが処女作の平凡なおいなりさんですおwwwww
この投下スピードを守って完結まで頑張りますお!( ^ω^)
乙!圧倒的乙!! 次も楽しみにしてます。
711 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/06(日) 13:13:11 ID:hDYVM0K50
( ^Ω^)乙佳麗
こにゃにゃちは。申し訳ないのですが今週末いつもせいよk・・・ゲフンゲフン 暇を持て余している作者が珍しく予定が入ってしまったので、少ないのですが書き溜めていた 第十話分の投下を今のうちにしておこうと思います。 次に投下する時は、数話分一気に投下しようと思っていますので・・・。スイマセンorz では↓から第十話、ハジマルヨー\(^o^)/
713 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/08(火) 21:08:11 ID:Zsj7Vt/u0
と、その前にとりあえずageときます(´・ω・)
元極道の男が番長のどの台に座るか悩んでいた同時刻、 シラネーヨもまたどの台に座るか悩んでいた。 (´ー`)設定看破がしやすい機種というと・・・、やっぱりこれかヨ? そういってシラネーヨが目をつけた台は新世紀エヴァンゲリオン〜まごころを君に〜であった。 この台の特徴はなんといっても他の台にはない、設定看破の材料の豊富さであろう。 通常時のベル、スイカ、チェリーやボーナス中のスイカ、チェリー。 また、設定毎に当選確率に大きな差のあるボーナスの種類。 さらには、REG後の50Gのレイチャンスと呼ばれるRT中のハズレにも設定差が存在する。 これだけの設定看破要素があるにも関わらず、 最高設定の機械割が110%オーバーというのも本機の魅力だ。 当然シラネーヨは、その出玉力も見込んでの台チョイスである。 (´ー`)さらに五号機なんだから平均投資額も少なくて済むヨ。これで5000枚でも出したらもう勝利は約束されるようなもんだヨ・・・
エヴァには6枚の札が刺されていた。つまり番長と同様、全台に札が刺さっている状態である。 札の種類は<偶数>、<奇数>、<Hi設定>、<Low設定>、<暴走>、<5or6>であった。 現在稼動中の台は<偶数>、<奇数>、<Hi設定>、<5or6>の四台。 それぞれ現段階で1000Gほど回っている状態だ。今のところ結果が出ているのは<Hi設定>と<5or6>の台。 どちらも下皿満タンといったところだ。しかし、稼動している二人とも何か物足りない表情をしている。 通常時のベル確率が悪いのだろうか?まぁ、1000Gで分かれば苦労はしない。 とりあえず今の段階では、残りの台にも充分設定6が残されている可能性はある。 (´ー`)<Low設定>の台をうつ訳にはいかないヨJK・・・ 残された台は<暴走>といういかにもなネーミングの札が刺さっている台だ。 エヴァをうつのならもうこれしか残されていない。 シラネーヨは若干の不安を抱きつつも、その<暴走>札が刺さっている台に腰を下ろした。 (´ー`)まぁ、これで通常時の子役やボーナス中のスイカ、チェリーがよかったら札の信頼度が高まる訳だし・・・ (´ー`)なにより<暴走>札なのに実は低設定でしたwなんて考えられないヨ! 珍しい札に食いついてしまうのは負け組スロッターの悪い癖である。 シラネーヨもまたその一人であった。変なところで鋭いのにこういうところでは持ち前の鈍感さを発揮する。 (+´ー`)ようし!稼動開始だヨ!
さて、話は少し前に遡る。ブーンがやっとの思いでひく事が出来たBB。 しかし、揃った絵柄は奇しくも赤7。オーラの色も青とどちらかというと、 連荘にあまり期待できない66%を抽選してしまった可能性が高い。 66%の場合、平均連荘数が2.94回。1セット当たり140枚程度のメダルを獲得できるので期待メダル枚数は400枚といったところだろう。 それは、ブーンのここまでの総投資金額である五百五十万円分のメダルにとって微々たるものに過ぎない。 (;ヽ^ω^)なんかの間違いで5連くらいしてくれたら・・・ そういってブーンは稼動を再開した。液晶には額に数字をつけた黄雑魚が三人、 その三人ともこちらに向かってナイフを突きつけている。 ブーンはその数字の順に従って、ストップボタンを押していく。 このようにナビに従っていけば、ベルを揃える事が出来るわけだ。 思わぬ凡ミスをすると、ベルを取りこぼす上に、糞生意気なガキから嫌味を言われるので注意しよう。 『なぁ〜にやってんだよぉ〜(;´д`)=3』 ほらね・・・? ブーンの腕が一瞬とまる。次の瞬間、目にも止まらぬ速さでベットボタンを押している彼の姿があった。 きっと、恥ずかしかったのだ。そうに、違いない。 ビキビキ(#ヽ゜ω゜)うるせーお、引っ込んでろ作者!!
いわゆる成立子役を全てナビするというゲーム間の事をAT(アシストタイム)と呼ぶ。 このおかげでAT中は子役の取りこぼしを防ぐ事ができ、メダルを増やす事が可能となる。 北斗の拳の場合、JAC GAMEの前に必ずATが10ゲーム用意されている。 今回ブーンはベルのヒキがすこぶる好調だったため、AT中に50枚近くメダルを獲得していた。 今でいう2027で単発にも関わらず、獲得枚数が100枚近くになるあの感覚に似ている。 ゆえに地味に嬉しい瞬間だったりする。 『ガーッハッハッハッハ!』 今度は台からラオウの豪快な笑い声が聞こえてくる。 ブーンは今まで通り、液晶に指示されたナビ通りに消化していく。 リールに揃った図柄はラオウの顔が描かれたJAC図柄。 これが揃う事により、これから8ゲーム間の死闘演出に突入する。 この間は、1ゲームあたり純増14枚となるため、これが北斗の拳の実質的なボーナスゲームとなる。 要するに、AT10ゲーム+BB8ゲームのセットが何連するか?これが北斗の拳の最大の魅力なのだ。
音楽が変わる。AT中のテンポの遅いギターチューンに比べて、こちらは激しいギターが特徴の楽曲だ。 まさにラオウとケンシロウの死闘に相応しい。画面が不規則に回転しながら、二人の姿を映し出している。 まずは、ケンシロウのアップだ。青い闘気をその身体に纏いながら、 その目に映る世紀末覇者をしっかりと見据えているのがよく分かる。 次は、ラオウのアップに移り変わる。ケンシロウを見下すような顔つきをしているが、 その表情には油断という色は皆無だ。纏っている赤い闘気からは「絶対的なパワー」を感じずにはいられない。 互いの闘気がぶつかり合い、天と地が悲鳴をあげる。空には暗雲がたちこみ、大地は震え上がる。 その様子は、液晶が上下に激しく揺れる事によってブーンにも伝わってくる。 まるで自分が北斗の拳の世界に入り込んでしまったような錯覚を覚えるブーン。 (;ヽ^ω^)ゴクリ・・・ (;ヽ^ω^)何度やってもこの迫力はすごいお・・・この頃のサm(ry
ブーンはベットボタンを押し、レバーを叩く。直後、画面は暗転。 いや、正確に言えば黒に限りなく近い茶色。この奥に立っている男はラオウなのか、それともケンシロウなのか? 思わず手を握り込むブーン。ケンシロウが立っていたらその時点でこのBATTLE GAMEは継続確定なのだが・・・。 『うおおおおおおおおお!!』 静かで、それでいて力強い叫び声と共に現れたのは、青い闘気を身に纏ったケンシロウであった。 ブーンの顔に安堵が戻る。とりあえずこの時点で単発の芽はなくなった。 冷静になって考えればたかが120枚程度の差なのだが、それでもこの瞬間は嬉しいものだ。 (*ヽ^ω^)ktkr!いいよいいよケンシロウ〜♪ ケンシロウが繰り出したのはパンチ。否!ただのパンチではない。北斗神拳伝承者の本気のパンチだ。 その拳が向かう先にはラオウ、ガードするのか、それともくらうのか? どちらにせよこの結果によってこのBBの継続率が何%なのか、それを判断できる材料の一つとなる。 ブーン的には当然、ガードせずにくらってくれた方が都合がよい。
ブーンがレバーを叩くと、そこにはラオウ。不適な笑みを浮かべ、ケンシロウの渾身のパンチを自身の右手で受け止める。 やはり、やすやすとパンチをもらってしまっては、その背中に背負った世紀末覇者の名が廃るという事なのか。 ケンシロウのパンチをものともしない、その強靭的な肉体。 ラオウは自身の両腕をまるで大鷲が大空に羽ばたく時の様に左右に広げると、 『そんなヤワな攻撃では、この身体に傷一つつける事はできぬわぁ!』 と、言い放つ。なるほど、やはり世紀末覇者と呼ばれているだけある。 さて、ラオウがケンシロウのパンチを防いでしまったのでこのBB、最低継続率である66%の可能性のほうが高くなってしまった。 もちろん一回だけでは全然分からないが、条件が条件だけに高継続率はやはり期待できないだろう。 ブーンは継続した事は確かに嬉しいが、心境は穏やかではなかった。 やはり、ここでは大きな連を期待するのは難しい。それならば、 最低でも平均連荘数分のメダルだけはしっかりと獲得する事がここでの目標となる。 (;ヽ^ω^)最低でも3連を目標に頑張るお!
自分を見失わず、今この状況ですべき事を察知出来るようになったブーンが幾分頼もしくみえる。 ブーンの右手がベットボタンに触れた。爆発音。その直後、再びATに入る。 ブーンは指示されたナビ通りにATを消化していく。しかし、今回は最初のATに比べリプレイが多く、 増えたメダルは先ほどの半分以下であった。まぁ、増えるだけマシというものである。 JACIN。再びラオウとの死闘が始まる。ちなみにこのBB中はフリーうちは厳禁である。 必ず毎ゲーム、レバーを叩いた時に音声ではあるが順押しか、逆押しかの指示が入る。 要はそれに従ってうっていけばいい訳だ。 『右だ!』 今のようにバットの声だったら必ず逆押し。要は右から押していけ、という事である。 最初こそブーンもうち方が分からなかった時があった。しかし、今では音声が聞こえた瞬間に、反応が出来るようになっていた。 別に特別反射神経がいい訳ではない。スロッターにとってはこれが普通の事だった。 ジャラジャラジャラ・・・ クレジットに収まりきらなくなったメダルが下皿に排出されていく。 その様子を確認したブーンは、少し満足気な顔をした。
姿を現したのは世紀末覇者なるラオウであった。圧倒的なまでのオーラを身に纏い、攻撃を繰り出す準備をしている。 この瞬間、ブーンに嫌な予感が走る。パンチやキックならまだ継続する可能性はあるが、 ラオウの必殺技である「北斗剛掌波」をくらってしまえば継続する可能性は激薄だ。 ブーンは剛掌波だけはこないでくれ、と心の中で願う。 (;ヽ>ω<)o0O(ナンマイダブ、ナンマイダブ・・・!) (ヽ゜ω゜)o0O(かーーーーーーーーーーつッ!!(喝)) (;ヽ゜ω゜)o0O(・・・・・・) (ヽ゜ω゜)bビシ!! どうやら願いは通じたようだ。ラオウはその何百キロもありそうな全身の体重をのせたパンチをケンシロウに向かって放っている。 とりあえず一安心といえるだろう。何故ならラオウ攻撃時、ラオウの攻撃がパンチの時が一番継続する可能性が高いからである。 それはケンシロウがパンチをくらった場合も同じ。むしろ、ラオウの攻撃はよけるより、くらって継続した時の方が高継続率の可能性が高いのだ。 まあ何がいいたいかというと、パンチの時はそこまでビビる必要はないという事だ。 ブーンもそこらへんは知っているようで、ラオウの攻撃の種類を確認した後は、淡々と残りのゲームを消化していく。 しかし、現実は時として牙を剥いてくる事もあるのだ。
『ケンシロウ、うぬの力はその程度か?』 はいはい、継続継続っと。と、思っていたブーン。しかし、液晶を見て愕然とする。 (;ヽ゜ω゜)雲動いてNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!! はわわー、と現実では絶対口にする機会がないであろう言葉をブーンは思わず口にしてしまっていた。あ○りちゃんか、お前は。 まあ、そうなってしまうのも無理もない(よくよく考えたらそうでもないw) ブーンの言っている雲とは、ケンシロウの背後にある雲の事を指している。 この雲が流れていたら、問答無用で継続確定、すなわちケンシロウはラオウの攻撃に耐えて立ち上がるという事になる。 しかし、この雲が流れていなかったら、残念ながらケンシロウは倒れてしまう。 つまり、次のベットボタンでリンかユリアのカットインが入らなければBBが終了してしまうのだ。 ラオウの攻撃がパンチ、これは継続するパターンが多いので、終了してしまった時のショックはかなり大きい。 当然ブーンが受けたダメージも大きかった。 (;ヽ゜ω゜)そ、そんな・・・ガーン
案の定、ケンシロウは地面に倒れこむ。そして、画面にはROUND 2、GET 282枚と表示された。 しかしここではまだ100%BBが終了した訳ではない。前にも説明したようにベットボタンを押して、 リンかユリアのカットインがはいればケンシロウが立ち上がり、復活してBBが継続するようになっている。 そして意外とこの復活しての継続の割合は決して低くはないのだ。 これは作者の経験談だが、10回に1回はこの復活継続が起きた記憶がある。 ブーンもまさかパンチで終了するとは思っていなかった。 ベットボタンを押せば、きっとリンタソが『ケーン!』と叫んでくれると信じていた。 ベットボタンを押せば、きっとユリアタソが『ケン・・・』といってくれると信じていた。 いや、それは必ず現実に起こる!起こさせてみせる! 俺を誰だと思ってやがる!無理と通して道理を蹴っ飛ばす!それがブーン、それが内藤ホライゾン!! 『バシュー!wwwwwww』 (ヽ^ω^) (ヽ゜ω゜)
液晶には荒野を歩くケンシロウの姿、ラオウにやられたお怪我はもう大丈夫ですか? うん、まあこんなもんだ。ていうか、最初から66%継続ってくらい知ってたさ。 ただ33%をひいてしまっただけ。よくある事さ。だから、そんなしょげるなよ、僕。 ブーンは心の声に耳を傾ける。数秒毎にウン、ウンと頷いている自分がそこにはいた。 はたから見たら、只の危ない人である。しかし、そうでもしないとブーンは落ち着けなかった。 だってそうだろう、獲得したメダルは全て換金したところで六十万にも満たないのだ。 これまでの投資金額、五百五十万がブーンの肩に重くのしかかる。 しかし、そういつまでもしょげている訳にはいかない。残り時間は後九時間をきっているだろう。 このままボケーッとしてても何も変わらない。ならば、一秒でも稼動時間を長くした方が現状を打破できるかもしれない。 ブーンは気持ちを切り替えた。オカルト信者のブーン、さっきは天井付近までハマッたんだ。 その分次は早いゲーム数で大当たりがくるハズサ! ・・・なんてポジティブ思考なんだろうか、いや、単なる馬鹿か? まあ、どちらにせよ稼動しない限り現状は変わらないというところだけ同意だ。 再び稼動を開始したブーン。その第一歩となるレバーを叩いた。 『バシュー!』 (ヽ^ω^)
『ポキ、ポキ・・・』 (ヽ^ω^) コロシアム。 (;ヽ^ω^) 指、鳴らす、ケンシロウ。 (((;ヽ^ω^)))ガクガクブルブル これ、即ち。 (((;ヽ゜ω゜)))う、うわああああああああああああああああああ!!!! 1G連?1G連?1G連? YES!YES!YES!(ジョセフ<Oh My God・・・。) \(*ヽ゜ω。)/キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 『ババァーーーーーーーン!!』
ブーン自身、それは初めての経験であった。1G連。北斗うちにとってこれほど歓喜な瞬間はないであろう。 前回の継続率が66%の場合、発生する確率0.58%。まさに針の穴ほどの確率。 それをブーンは、この人生のかかった闘いで、なんという強運。なんという僥倖。 肩を震わすブーン。まだ、自分に起きた出来事が理解できていないようだ。 無理もない、普通ありえないのだ。しかもこのタイミングで。 もうこれは「うはwwwwwwktkrwwwwww」という次元ではない。 「・・・?ちょ・・・?ktkr・・・?ktkr!?これktkrえええええええええええええええええ!!!?」ぐらいだ。 ・・・うん、すまない。正直作者もこの歓喜の表現をうまく言葉に表す事ができないようです( ^ω^) 只これだけはいえる。これでブーンの運気は完全に逆転した。 その証拠に、さっきまで肩を震わせていたブーンが、「くっくっく・・・」と回りに聞こえない程度だが不気味な笑い声をあげている。 (ヽ^ω^)天下人は天が決める、か。フッ・・・、オーケイ。これより我、修羅の道にはいる!!
時は戻る――――― ブーンはすでに49連目にはいろうとしていた。低継続率からの1G連の時は、北斗絵柄の確率0.19%。 つまり、赤7と北斗絵柄の比は2:1。1G連を成し遂げた事で己の運気のボルゲージがMAXまで高められたブーンにとって、 1/3をひく事は造作もない事であった。 当然揃ったのは北斗絵柄。ケンシロウのオーラもレインボーオーラといいことずくめで、 挙動は間違いなく最高継続率である89%を示していた。 残念だが、この連荘はまだまだ終わる気配がしない。それは何故か?おいおい、そんな無粋な事、今更聞くかい? それはうち手があの男、内藤ホライゾンだからさ!! (ヽ^ω^)うはwwwwwテラメダルでまくりんぐwwwwwこりゃ設定6で決まりっしょwwwww 調子にのるな、調子に。 第十話 終わり
以上で第十話終了です。 次の投下の日にちが分かり次第スレのほうに書き込んでおきますね( ^ω^) ではノシ
730 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/08(火) 22:11:11 ID:PBXv6/mLO
( ゚∀゚)乙!
731 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/08(火) 22:30:43 ID:0YKb5wZtO
( ・∀・)ノ モツ!!
( ^Ω^)初代北斗懐かしいのう
733 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/10(木) 10:42:40 ID:tVrGU6hVO
('A`)乙
734 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/10(木) 16:07:27 ID:+xerqSINO
他の作者たちはどうなったんだ?
邪魔するのも悪いと思って自重してんじゃね? 投下スピードからして違うしな 俺はどっちも好きだが
一話完結の作者です スロにわかなんでネタが切れました('A`) 今は賭博が楽しみです。作者さん頑張って下さい
737 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/12(土) 14:53:51 ID:+pabe7+uO
( ・∀・)ノ ホシュ!!
738 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/12(土) 15:14:28 ID:YFclOkK3O
(^ω^)が記憶障害になったやつの続きがみたい
他の作者さんが投下しづらい環境を作ってしまいすいません…orz 僕個人としても他の作者さんの小説が楽しみなので、 これからは投下の速度を下げてやっていこうと思います。 楽しみにしてくれている皆様、完結まで必ず続けますので、マターリ待ってくれると幸いです。 それでは携帯から失礼しました。 =三( ^ω^)スチャチャー
740 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/14(月) 05:09:38 ID:oJk4zIhdO
保守 別にペースを落とす必要はないと思うぜ?
741 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/14(月) 05:46:28 ID:ja2F3CMZO
お前らさぁこの世からパチ屋が消えたらどうする気?
742 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/15(火) 00:53:24 ID:bEZTexF+O
どうもしない。 今の状況じゃ勝てないから、潰すか緩和するかどっちでもいいから早くなんとかしてほしい
レスくれた方ありがとうございます。 ここにきて初めてどうストーリーをもっていくか悩んでいて、執筆がはかどらない状態です。 次投下するのにまだ時間がかかりそうなので、もうしばらくお待ち下さい(;´ω`)スマンコ
ちなみに作者は昨日財布から諭吉さんが3人天に召されました( ^ω^)お? 戦国の天井高確狙いはするべきじゃないですね☆ パチ屋なくなったら…まぁ別にどうもしないですね。ちょっと寂しくなるかもしれないですけど受け入れると思います。
745 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/16(水) 10:09:47 ID:J1jLCaBDO
作者乙。 ST機時代じゃ勝って焼肉ざんみだったけど今じゃ立派な養ブーンです。 だって新台でも誰も打たないんだもの…
746 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/17(木) 02:23:58 ID:KWaegI8MO
747 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/17(木) 02:36:13 ID:KWaegI8MO
失礼 携帯用でしたね PCの方は、「憧れの一人暮しで隣人に恋した」でググッて下さいな ジャンルは恋愛系…、だが、スイーツ(笑)な感じは全くないので、苦手な人でもイケるはず 読み始めたらもう、作者のものすごい文章力に引き込まれること間違いなし!
なんか携帯から2ch行くとEZが(ry とかなって全く来れないわけで・・・ 久しぶりに来たけども。間を見て投下します
お待たせしました。ようやく一話だけではありますが執筆の方が終了しました。 今から投下いたします。
(´ー`)・・・・・・ シラネーヨがこの<暴走>札のついている台に座ってから、まもなく一時間が過ぎようとしていた。 黙々と試行回数を増やしていくシラネーヨ。薄らとだが、唇右端が上方向につりあがっているように見える。 決して怒りからではない。それは、達成感。五号機らしく、地味だが確実に増えていくメダル。 通常時のベル確率も出来すぎの1/6.7、さらにこの時点で単独青7を一回ひいていて、すこぶる調子がいい。 しかし、稼動し始めてからまだ一時間。満足にサンプルも集まっていない状況で設定6と確信するのは如何なものか。 玄人からすれば「にわか乙」といいたいところだろう。しかし、人それぞれに好きな食べ物が異なるように、 スロットの設定看破の基準も人それぞれ異なるものだ。その一例を次に挙げてみることにする。 スロットで生計を立てているいわゆるスロプロと、趣味程度にスロットをうつ普通のサラリーマンがいるとしよう。 前者に要求される設定看破の基準は、より高い精度性である。何しろ生活がかかっているのだ。 設定毎に確率に差があるものは、全てサンプリングしていく必要があるだろう。 しかし、確率とは面白いもので、必ずしも設定された数字に落ち着く訳ではない。 1/2や1/65536という確率の大小関係なく、偏りというものが存在するからだ。
コイントスを思い浮かべて欲しい。一投目が裏だったから、今度は表が出るといえるだろうか。 答えはノー。「え!?じゃあ1/2じゃないじゃん!嘘つきシネ!」といわないでほしい。 1/2とは“2回の試行で1回当たります”という意味ではない。“常に1/2で当たりを抽選してますよ”という意味なのだ。 なので、ルールが極めて単純なコイントスでも、裏裏裏表裏裏表という事は容易に起こりうる。 大事なのは試行回数なのだ。これをサンプル10回とかではなく、より多くのサンプルをとってみてはどうか。 きっと1/2の近似値に落ち着くだろう。何故か?それは確率が確率である以上、当然起きる事象だからである。 分かりやすくいうと、“常に1/2で当たりを抽選”の延長線上に“1/2で当たります”という終着点が存在しているからだ。 何度も繰り返し試行を重ねる事は、つまり前進。いつか辿りつく終着点への歩みといえる。 途中、脇道にそれる事もあるだろう。しかし、その度に軌道を修正し、見えないゴールを目指す。 確率とは、そういうものなのだ。
さて、話が大分それてしまった。以上の事を踏まえた上で、スロプロが少ない試行で設定を判別しようとするだろうか。 否、しない。いや、したくても出来ないといった方が正しい。その時点での確率には信憑性がないからだ。 一日のうち半日くらい回して、初めて確率は意味を持つといえるだろう。それでも足りない時は足りないのだが。 よって、精度を求めた設定看破の術を使いたいのなら、まず稼動ありきといえる。 そこから見出した確率によって、設定看破をするというのがプロの技といえるだろう。 次に、後者の場合を見てみよう。後者に要求される設定看破の基準とは、 意味を持たない確率、そして過去自分がうった事のある最高設定の挙動にある。 意味を持たない確率とは、少ない試行回数による確率の他に、取りこぼし等によって数え間違えた子役数で出した確率の二つが挙げられる。 また、過去自分がうった最高設定の挙動とは、朝一千円で当たる事が多い。とか、 ベル確率は絶対1/7.5をきらない。とか、まぁ、一種のオカルト的思想だ。 もちろん後者の人全てがそういった曖昧な立ち回りをしているといっている訳ではない。 ただ、後者の人はあくまで趣味でやっているのだから、そういう立ち回りの人が多いという事だ。 シラネーヨは後者に分類されるタイプのスロッターであった。もちろん借金があるため、シラネーヨなりに勝つ事には徹底していた。 が、しかしそれは玄人目線からすれば、他の後者の人達よりちょっと知識に毛が生えたくらいで、実際はそんなに大差がなかった。 (´ー`)この感触・・・、設定6で間違いないヨ! 結局、数字よりも自身の経験の方を優先してしまう。これがシラネーヨがいつまでたっても勝ち組になれなかった敗因の一つといえるだろう。
設定6と確信したシラネーヨは、設定看破の為に使った時間を取り戻すかのように、稼動のスピードを上げていく。 DDTは演出が起きた時のみ、左リール下段に赤7を目押しするだけで、他は完全にフリーうちで消化していくシラネーヨ。 また、回りの参加者達は、うすうすとシラネーヨが座った<暴走>札の台が設定6だという事を勘付き始めていた。 羨望の眼差しでシラネーヨを見つめている参加者達。その目はまるで、 子供が親にお菓子を買ってもらいたいのに買ってもらえない時に見せる目に酷似していた。 今までの人生の中で、特別そのような視線を浴びる事がなかったシラネーヨ。感情は戸惑いよりも快感が支配していた。 人に注目されるというのは、これほどまで気持ちいい事なのか。気分はまるで、一国の王様だ。 浮かべていた笑みが、さらに深みを増す。―――――ふふ、悪くない気分だ。実に、いい。 誰でも設定6を掴んだ時、少なからずこういう感情に支配されるものではないだろうか。両隣に人が座っていたらなおさら。 シラネーヨの場合、こういった人生がかかった大勝負で、しかも開催者側の罠をかいくぐっての設定6奪取。 普段温厚な人でも、こういった感情に支配されるのは仕方ない、仕方ないのだ、人間である限り。 (´ー`)勝てる・・・、この勝負勝てるヨ!! 深まる笑み。羨望。そして、もう一つの視線。
さて、番長の<Hi設定>札に座った元極道の男。ゲーム数は現在、550Gに入ろうとしていた。 (ヽ`ゝ′)とりあえず、65〜128Gの間にフェイク前兆があったからリセットはかかっていると見ていいだろう・・・ (ヽ`ゝ′)という事は、滞在モードは通常A。600〜663Gのゾーンでかからなきゃ天井コースだなこりゃ・・・ 押忍!番長、おそらくスロッターなら聞いた事のない人はいないであろう。 バランスのとれたゲーム性、親しみやすいキャラクター、質の高い音楽の数々。 なにより一撃必殺の連荘力。間違いなく四号機時代終盤、ホールの主役となった機種の一つだ。 しかし、そんな優秀なこの台にも大きな欠点が存在する。それは、RTゲーム数消化時の大当たりの振り分けだ。
この台の人気の呼び水となったもの、それは言うまでもない、圧倒的な連荘力だ。先輩台にあたる初代シェイク、初代吉宗にも存在する 大都技研お得意の1G連機能。これを絡める事により瞬発力という面では、他の台には決して真似する事が出来ない爆発力を誇った。 しかし、それほどまでに強力な連荘力を誇るのに肝心の機械割はというと、設定6でも107%と決して高い数字ではない。 いや、むしろ四号機時代の中では、かなり下の部類にカテゴライズされる。爆発する事で有名なのに? 答えは簡単だ。 この台は出る時は出るが、出ない時はとことん出ないのだ。設定6でも勝率およそ60%とかなりキツい台なのである。 その原因として挙げられるのが、先ほどにもいったRTゲーム数消化時の大当たりの振り分けだ。 ボーナスの期待が持てるゾーンを挙げると、1〜128G、250〜363G、550〜663G、850〜963G、1025〜1280Gである。 これ以外のゲーム数ではまずRTゲーム数消化による大当たりは起こらない。いちおう振り分けはされているのだが、それはとても小さな確率なのだ。 そして、この振り分けが何故キツイのかというと、後半の850〜1280Gに振り分けられる可能性が実に約40%もあるというところだ。 さらに通常Aに滞在している時は、1〜128Gの振り分けがおよそ20%、つまり間の128〜850Gに振り分けられる可能性は40%くらいとなる。 つまり、如何に設定6でも運悪く後半のゾーンに当選してしまった場合、特定役解除でもしない限り確実に大ハマリをくらってしまう。 ゆえにハマる時はハマり、出る時は出る。この台は四号機の中でもトップクラスの暴れ馬だったのである。
しかし、暴れ馬だからこそ産み出せる力がある。その力を最高まで引き出せるのが設定5という訳だ。 天国Mでのループ率は設定2に次ぐ56.25%。しかし、設定2に比べて連荘時にはBIGが成立する確率が高い。 これに天国M中の特定役解除(ボーナス終了後の天国ループ率はおよそ80%)、 さらに1G連が絡みあう事で大量の出玉を獲得する事が出来るのだ。 再度いっておくがこの勝負に一番肝心な事、それは如何にして客に設定を当てさせないかだ。 この台は他の機種以上に設定毎の性格が強烈だ。例えるなら、この設定5とはやる事が派手なアメリカ人。 設定6が着実に成果を積み上げていく日本人といったところか。 ツボにはまれば例え設定6じゃなくても大きな出玉を獲得する事が出来る、 ゆえに出玉だけでは絶対に設定を当てる事が不可能である押忍!番長とこの勝負の相性は抜群にいいといえるだろう。
元極道の男の台に異変が起き始める。それは第一消灯に始まり、舎弟ひっぱり演出、強風演出と続いていく。 8G目にはシャッター閉じ演出、その後は白傘、白パンツ演出が頻繁に出続ける。 (ヽ`ゝ′)前兆の種類が変わった・・・、これはきたかもしれないな・・・ (ヽ`ゝ′)しかし、前兆が始まってから特訓に入るまでが14G以下だったらこの前兆の信頼度がガクッとさがるからな・・・ (ヽ`ゝ′)頼むから15G以上は続いてくれよ・・・! 元極道の男から緊張の色が消えない。それもその筈、このゾーンを抜けてしまったらRTが天井に振り分けされている可能性が非常に高いのだ。 このゾーンが終了する663Gから天井まで617G、消化に一時間近くかかる上に、かかる金額は二百万程度。 最初から四百万という負債を背負ってしまったら、この後がかなり厳しくなるのは誰の目から見ても明白だった。
13G目、右半分のシャッターが閉じ、この押忍!番長の主役である轟金剛の舎弟のズボンをシャッターの裏から引っ張っている人影が映る。 そのシルエットは頭が極端に大きかった。おそらくこのシャッターの裏に隠れている人物は頭に鳥の巣をつけているのだろう。実に、ファンキー! 元極道の男が第三ボタンから指を離すと、舎弟は白パンツを露わにして宙を舞う。いつのまにか鳥の巣は姿を消していた。 14G目、今度は強風演出だ。画面の中で昼寝をしている轟は自分の学生帽が飛ばされないように頭をおさえている。 地味に怖い演出である。ここで、画面左側から誰かしら人が出てきたらかなりガックリするパターンだ。 しかし、ここは元極道の男に軍配が上がる。途中白傘は出てきたが、対決演出や特訓演出には発展しなかった。 (ヽ`ゝ′)よし、とりあえず15Gは継続した!さらにこっから19Gまで特訓に入らなければ激アツ! (;ヽ`ゝ′)いっその事、19G以降に特訓に入ってくれ・・・! 15G、16Gと無演出が続き、向かえる17G目、舞台は動いた。
『テーテン♪』 レバーを叩いた瞬間、台から効果音が鳴る。まずい、せっかくここまできたのに・・・! ここで薫先生が出たら最悪だ。フェイク前兆の可能性が高まってしまう。 逆に対決演出に発展してくれれば・・・! 画面左側から訪れる人物、それが誰かによって今後の行く末に大きな違いが生じるのは間違いない。 緊張の一瞬。一体誰が出てくるのであろうか?元極道の男は静かにストップボタンを押した。 そいつは頭に鳥のs・・・、いや、違う!アレはアフロだ。さっきのファンキー野郎! この男、名はチャッピーという。外見に似合わない可愛らしい名前だ。 轟がチャッピーの存在に気づき、二人は睨みあう。対決演出発展確定だ。 元極道の男はひとまず安堵する。しかし、まだ気を抜くには早い。 この対決後に特訓演出に入らなければ、そのまま前兆が終了してしまう可能性だってありうる。 (;ヽ`ゝ′)頼むぞ・・・!ようやく迎えた大チャンスなんだ・・・! 元極道の男はベットボタンを押した。
音楽が変わる。ギターソロ、随所に速弾きプレイが散りばめられているが、 メロディーはしっかりとしていて、非常に聴きやすいキャッチーな楽曲だ。まさに対決演出に相応しいといえよう。 轟と相交えるのはアフロ男こと、チャッピー。番長同士の激しい睨みあいの中選ばれた種目は・・・、 『番長椅子とりィ!!』ババーン! そんなんでいいのか、おい。と、突っ込みたくなるような内容。 しかし、このギャップこそがこの押忍!番長の魅力だったりもするとかしないとか。 先ほどのいかにもなギターチューンに変わって、今度は思わず「ん?」といってしまいそうになるお間抜けな音楽。 液晶に映る二人のミニキャラがなんとも可愛らしい。 元極道の男はそんな事に全く気にかける様子もなくゲームを消化していく。当然といえば当然か。 二人の番長の壮絶な椅子とり合戦は続く。力勝負。しかし、それは拳ではなく尻。 液晶には椅子の目の前で熱い尻相撲(?)をしている場面が尻アップで映し出されているが、 もしこれがお互いの全体像を全て映し出していたら、きっとその光景はとてもカオスな内容になっている筈だ。 勝負が始まってから2G間、両者一歩も引かない展開が続いていた。向かえる3G目、轟が先に走る。 実はこれ、この椅子とり勝負のちょっとしたチャンスアップなのだが、今はそんな事気にしている場合ではない。 この次のゲームが重要なのだ。 見事、椅子に着席しているのはアフロ。両腕を組みながら敗北者となった轟をただただ見下ろしている。 しかし、ぶっちゃけこの勝負の勝敗はどうでもよかった。次のベットの瞬間、薫先生がアップで「特訓開始ィ!」と言う カットインがはいれば激アツの特訓演出に突入する。何故か?前兆から19G後にはいる特訓突入は前にも書いたように激アツだからだ。 元極道の男もそれに期待している。期待と不安が入り混じりながらベットボタンを押した。
『特訓開始ィ!!』バババーン! よし、これはきたな。元極道の男はとりあえず安堵の表情を浮かべる。 画面内では薫先生が、「魁!男塾!」を思い浮かべさせる特訓方法で轟を指導している。 降り注ぐ鉄の塊、セクシーな女医からの刺激的なお注射(プロテイン的な意味で) 作者だったら100人いても足りないだろう。全く、何年前に流行った特訓をしているのだろうか。 元極道の男は、ほぼ鉄板のせいか、スムーズに消化していく。 ここまできたら、後はBIGかREGのどちらかを心配するところなのだが、 Aモード滞在が確定しているので出来ればBIGがほしいところだ。 (;ヽ`ゝ′)だけどRTでの当たりだから連荘モードにはあまり期待でき・・・っとぉ!火柱で子役矛盾きたわぁ! (ヽ`ゝ′)後はボーナスの種類だな!BIG頼むBIG!
次G、最初に左リールに2連7絵柄、次に右リールに2連7絵柄を目押しする。 やはりブーンとは違い、慣れた手つきでリール上にダブルテンパイの形を成立させた。 後は中リールに7絵柄を狙うだけ。元極道の男もさすがにこの瞬間は緊張を隠せないでいた。 祈りを右手に込める。このボーナスは元極道の男がひいたものではないのでどうこ?%A
次G、最初に左リールに2連7絵柄、次に右リールに2連7絵柄を目押しする。 やはりブーンとは違い、慣れた手つきでリール上にダブルテンパイの形を成立させた。 後は中リールに7絵柄を狙うだけ。元極道の男もさすがにこの瞬間は緊張を隠せないでいた。 祈りを右手に込める。このボーナスは元極道の男がひいたものではないのでどうこうなる問題ではないのだが、 まぁ一種の儀式みたいなものだ。 (;ヽ`ゝ′)もし7図柄滑りやがったら殺す殺すブッ殺す・・・ 腐ってもやはり元極道。決して「祈り=お願い」ではない。なんか、怖いです・・・。 (;ヽ`ゝ′)・・・・・・ (ヽ゜ゝ゜)カッ! (#ヽ゜ゝ゜)бドッラァアアアアアア!!
7 狽V77 <ジャッキーン!! 77 7図柄が揃ったと同時に流れ出す音楽。あぁ、番長サイコー。 なんか俺、ただ番長うちたかっただけと違う?バッカ、そんな事はナーイwwwww しかしいつ見てもこの7揃いは美しい、惚れ惚れするぜ・・・。あ、中毒なんかじゃないんだからな! どう見ても番長中毒です。本当に(ry (*ヽ`ゝ′)さってと、やっぱBIGは薫でしょう!完全告知最高!ヒャッホーwwwww キャラも崩れてます。スロットとはその人の人格さえ変えてしまうんですね。わかります。 意気揚々とベットボタンを押す元極道の男。同時に聞こえてくる「どこんじょー!!」という叫び声。 さあ、楽しいBIGボーナスの始まりだ。 第十一話 終わり
以上で第十一話終了です。
さて、謝っておかなくてはいけない事が何点かありますorz
一つ目は、確率の専門家でもないのに確率とはこういうものだみたいな口調をしてしまった事。
あくまで僕個人としての確率の捉え方なので…。間違ってるの承知で書いてしまいましたorz
二つ目は、
>>762 がなんかのミスで意味分からないレスになってしまった事。
三つ目は、投下してから気づいたのですが番長の赤7揃いは
77
777
7
ですよね…にわかですorz番長ファンの方、すいませんorz
さらに番長の解析もうる覚えなので間違ってるかも…ああ、スマンコ…
次の投下は未定です。新しい作者さんも僕の事は気にせず投下してください!
お互い牽制しあってどちらも投下しないというのが一番よくないと思うので。
でわノシ
766 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/18(金) 00:01:10 ID:49TrpQY70
ageんの忘れてたお⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン♪
767 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/18(金) 01:36:52 ID:kk7d/EkvO
(・∀・)ノ乙♪
768 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/18(金) 07:01:32 ID:FndLt9kNO
( ゚∀゚)乙!
769 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/18(金) 07:15:58 ID:wTvw+AnaO
ブーンが普通に仕事して生活始めましたヽ(´▽`)/
770 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/18(金) 08:29:16 ID:z+QEcECK0
( ^Ω^)小津
>>748 AUは最近2chに全くといっていいほどつながらないよな・・・
某スレによると、中間にあるサーバーにエラーがあるとかなんとか。
>>765 乙。番長は俺も好きだった。あれは色んな楽しみかたがあるからいいよな。
そしてサンズオブリバティのその後の投下も期待してるんだぜ。
772 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/20(日) 12:28:31 ID:11ywVet6O
('A`)保守
775 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/22(火) 10:37:20 ID:vbPhwlYPO
保守 また過疎ってきたな…
776 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/23(水) 17:32:45 ID:j5WF+hKW0
保す 作者さん、元気か〜。暑いから水分とれよ〜
777 :
回銅黙示録ブーン :2008/07/23(水) 22:35:57 ID:DNABQxr9O
(´・ω・)作者大学のテスト期間のお知らせ
(´・ω・)今回単位落としたらマジで洒落にならないとだけいっておこうか…
(´・ω・)くくく…
(´・ω・)待って下さっている方々、ほんとゴメンナサイなんだぜ…
(´・ω・)くくく…
>>776 さん
(´・ω・)常備バッグの中に麦茶入れてるから問題ナッシング…
(´・ω・)皆さんも暑さにやられないよう頑張りやがって下さいね…
(´・ω・)くくく…
778 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/24(木) 12:54:59 ID:2msxHqjWO
(´・ω・`)テスト頑張ってね。 記憶喪失ブーンの作者タソまだかい?ブーンとしいの恋の行方が気になる。。。
おお、作者同じ大学生だったかw 俺も試験期間中だ。8月以降楽しみにしてるよ。 そしてサンズオブリバティの作者も待ってるんだぜ
780 :
回胴黙示録ブーン :2008/07/25(金) 21:05:43 ID:yGDqfhYh0
今日中に第十二話投下しますw 試験勉強・・・?ふっ、まだ月曜日まで土曜、日曜とあるんだぜ? 余裕だな・・・(´・ω・)フッ 十時くらいから投下します。 −=( ^ω^)←現実からの逃避
はじめます。フヒヒ
『ラオウよ・・・天に帰る時がきたのだ』 (ヽ´ω`)б ・・・・・・ 彡 (ヽ´ω`)□←j箱 サ・・・ジャラジャラ・・・ (ヽ´ω`)□ カッチン コッチン ギュギュー (ヽ´ω`)□ これで7箱満タンだお ウレシス □ (ヽ´ω`)ノ ヒョイ (ヽ´ω`)б アタッ!アタッ!ホアッタ!> (;ヽ´ω`) ・・・・・・ハァ (;ヽ´ω`) つかここまで連荘するとは・・・逆につかれたお・・・、はよオワレ なんて贅沢な悩みの僕。なんか隣の人に睨まれてるけどしらんお。
『次の一撃が我らの最後の攻撃になるだろう・・・』 (ヽ´ω`) ・・・・・・ (ヽ゚ω゚) ハッ! (ヽ゚ω゚r) いった側からおわりよったお!! ROUND 64。ついに長かったBATTLE BONUSも終わりを告げた。 ブーンの頭上にはカチ盛りされたドル箱が8箱、おそらく下皿もあわせると9000枚近くのメダル枚数だろう。 『ならば砕いてみせよ!我が全身全霊の拳を!!』 ラオウが天に向け、その両手を突き上げる。身体に赤い闘気が集まっていき、それはいつしか球体を作り出す。 今まで感じた事のない闘気。ラオウ自身抑える事が出来ていない闘気は、球体から漏れ出すように勢いよく四方へ飛び出していく。 その力を全てケンシロウという一人の人間にぶつけるというのか?無茶だ、強すぎる。 ケンシロウが見据える先、長兄ラオウ。力を求め続けたが、愛という存在の意味を知り、北斗神拳究極奥義を会得した漢。 そんな漢が自分に持てる限りの力で勝負を仕掛けてくる。ならば俺も全身全霊の力をその拳に込めよう。 ラオウの目がケンシロウを捉える。
『天に滅せい!!ケンシロォォオ!!』 渾身の一撃、ラオウのそれまでの人生、そして己の命までもがその拳にはのっていた。いわば生命の炎だ。 ラオウという偉大な漢を長兄に持ったケンシロウは感謝する。 そして、その偉大な漢を乗り越えるためにも己も生命の炎を燃やし、忽然と立ち向かう。 二人の拳は交わり、互いに走馬灯。小さい頃、二人でよく修行をした風景。そして、そこを眺めるトキ。 ―――――ああ、俺達は拳を交える事によって、互いの事を知る事が出来るのだな。 広がる閃光――――― 『ぐほァァ!!!』 ケンシロウの拳がラオウの身体に突き刺さる。衝撃波のようなものが空気を伝わる。 『・・・・・・ふ、ふふ・・・・・・強くなったな・・・・・・ケンシロウ・・・・・・』
ラオウはそれまでの鬼人ぶりとは打って変わって、まるで菩薩のような目でケンシロウを見つめる。 初めてラオウがケンシロウを認めた瞬間。そしてケンシロウがラオウを超えた瞬間でもあった。 『兄さん・・・・・・』 そしてまた、ケンシロウもラオウを認めた瞬間でもある。それまではラオウを暴虐武人の人間だと思っていた。 だが、直接拳を交える事でラオウという人間を知り、決して悪い人間ではないという事を知った。 『このラオウ、天に帰るに人の手は借りぬ!!』 ラオウはあろうことか、自分の胸に拳を繰り出す。さすが世紀末覇者、最後の意地というわけか。 そして天にその拳をあげる。瞬間、火柱。ラオウの赤い闘気が雲を蹴散らせながら空へと向かって伸びていった。 既に意識を失っているラオウ。その魂はもう現世には留まっていないだろう。 文字通り昇天。ラオウの魂が天へと帰っていった瞬間であった。 『・・・・・・』 『ラオウよ・・・・・・、アナタは最大の強敵(とも)だった・・・・・・』
(ヽ;ω;) これが有名な昇天演出かお・・・・・・ はじめて見たお・・・・・・ ROUND 64、GET 8896と液晶には表示される。一撃9000枚。 メダル単価が二千円の今回の勝負において、これは大きなリードとなった。 本音を言えばここで稼動をとめておきたいところだが、ルール上最低でも3000Gは回さなくてはいけない事になっている為、 ブーンの場合、最低でもあと1500G程度は回さなくてはいけない事になる。 (ヽ^ω^) 設定6だし別にいいお♪減ってもそんなダメージないお〜♪ うん、君にはそんな心配無用だったね。誰もブーンがうっている台を設定6なんていってないのにね。 思いがけない大連荘ですっかり気分がよくなったブーン。ふとシラネーヨの事が気になり、回りを見渡した。
(ヽ^ω^) チラリ (^ω^r) チラリ (^ω^r) いたお!あれはエヴァかお? (^ω^r) ・・・・・・おお!もう二箱目に入ってるお!シラネーヨさんも調子がいいみたいだお! ブーンにとってシラネーヨの存在は大きかった。なにしろ久しぶりに心を許す事が出来た人なのだ。 このぶんだと二人ともこの勝負に勝てそうだ。安心したブーンはポケットから煙草を取り出し火をつける。 さて、シラネーヨさんも調子がいいみたいだし、自分もいつまでも休んでいる訳にはいかない。 ブーンは一吸いした煙草を台の横に完備されてある灰皿に移し、稼動を再開する。 昔あれほど毛嫌いしていた煙草が、今では自分を落ち着かせる一番の薬となっていた。
夕焼けを見上げながら佇んでいる男がいた。すぐ後ろには3桁の数字。410と表示されている。 なるほど、これは番長のBIG終了時の画面か。肝心のBIG中はどうだったのだろう?1G連はされているのだろうか? (ヽ`ゝ′) まあ、結論からいうとだ (ヽ`ゝ′) 赤7で1G連とか都市伝説ってこったな(プゲラw (ヽ`ゝ′) 俺、誰に説明してんだ? 残念ながら1G連はされなかったみたいだ。まあしょうがない。赤7の場合、1G連は約5回に1回起きるかどうかという確率。 そうやすやすとひけるものではないのである。 (ヽ`ゝ′) まあ1G連はしょうがないとして・・・。問題はモード移行がどうなるかだ モード移行。押忍!番長において、このモード移行というのが勝利への鍵となる。
まず、押忍!番長には基本的に三つのモードがある事を説明しておこう。 それは通常Aモード、通常Bモード、そして天国モードと呼ばれるものである。 通常Aモードというのは一番滞在時間が長く、天国モードに行きにくいモードだ。 設定6でもゲーム数解除時の天国モードへの移行率は約21%と低い。 簡単に言うと連荘モードが天国モードというなら、通常Aモードは地獄モードといえる。 次に通常Bモードとは、通常Aモードから移行する天国モードに行きやすいモードだ。 天国モードに移行する確率に設定差は存在せず、全設定共通で約80%で天国モードに移行するようになっている。 このモードのいいところは通常Aモードに移行する事はなく、天国モードへの抽選に漏れても何度でも挑戦できるというところだ。 しかし、天国モードに移行させるためにはそれなりの投資がないと難しいため、地獄でも天国でもないモードだといえるだろう。 最後に天国モードとは、もはや説明する必要もないであろう。別名連荘モードとも呼ばれているモードである。 最大天井128G、ゲーム数解除では約45〜60%でループ、特定役解除では全設定約80%でループ。 そしてBIG、REG中に抽選する1G連を絡める事によりまさに四号機らしい爆発的連荘を生み出す事が出来る。 その快感は一度味わったら病み付きになる事間違いなし。 自分でも何が起きているのか分からないうちに3箱、4箱とドル箱がメダルで埋め尽くされている事に気づくだろう。 まさに天国モードという名に相応しいモードである。
設定変更時、滞在モードは必ず通常Aモードからスタートとなる。元極道の男の当たったBIGはゲーム数解除であるため <Hi設定>が確定している今、通常Bモード、もしくは天国モード移行が約28〜37%となっている。 正直かなり厳しいが、今ここで通常Aモードから移行していないと今後苦戦を強いられる可能性が非常に高い。 元極道の男は今、窮地に立たされていた。 (;ヽ`ゝ′) 頼むぞ、これ以上投資が重なるのはかなり厳しいんだ・・・! 今度はさっきより早いとこで頼むぞ、という思いをのせ、元極道の男はレバーを叩く。 選択されたG数は誰も知らない。128G以内で選択されたかもしれないし、天井付近を選択されたかもわからない。 今回どこで当たるかによって元極道の男のこの先の運命は決定されるだろう。 それだけ今回のレバーオンは重要な役割を持っていた。 (;ヽ`ゝ′) ・・・・・・ 黙々と稼動を続ける元極道の男。その表情は明らかに焦りの色が見え始めていた。 額や手の甲からはじんわりとした、運動した時とは明らかに異なった汗が噴き始めている。 しかし、そんな元極道の男の事をよそに、台は何も答えてくれなかった。
(;ヽ`ゝ′) くそ・・・、ガセ前兆すらおきねえ・・・。 貧乏ゆすり。おそらくイライラを抑えきれずにいるのだろう。 当然である。日頃の鬱憤を晴らすためにここにいるわけではない。 人によって様々だが、ギャンブル依存や買い物依存、それとは別に何か訳ありの事情でこさえてしまった借金を返済するためにここにいるのだ。 今回の勝負で負ける、それはここで人生が終了してしまう事と同じ。 そう、遊びではないのだ。人生を賭けた大勝負。 そのような状況で、しかも追い込まれている時、人間というのは自分でも知らないうちに思いがけない事をしているものである。 元極道の男の場合、それが貧乏ゆすりだったという事だけだ。 何も変化が起きぬまま、G数だけが無常にも進んでいく。 そんな液晶を見つめながら元極道の男は悔しそうな表情を浮かべた。
(;ヽ`ゝ′) おいおい、まさかこのままゾーン抜けって事はないよなぁ? 僅かにも128G以内でのゲーム数解除を期待していたが無駄だったようだ。 が、迎える90G目でようやく事態が動き始めた。 突風演出。ストップボタンを押して液晶に変化がなかったら、それは前兆スタートの合図となる。 この押忍!番長の前兆システムは他の機種とは少し異なっていて、本前兆の場合、必ずその前にプレ前兆というものが入る。 そのプレ前兆とは6Gで形成されていて、前兆とはプレ前兆6G+本前兆32Gで計38Gで構成されている。 つまり、今起きている演出が突風のみの演出ならゾーンギリギリの128Gでゲーム数解除される可能性があるのだ。 まさに地獄に仏。もしかしたら薄いところをひいて天国モードにいるのかもしれないという希望。 もしかしたら通常Bモードにいて、ボーナス後の80%に抽選したら一気に返り咲く事も出来るかもしれない。 このチャンスを逃すわけにはいかない。どうか突風のみでお願いします! 思いを乗せて運命のストップボタンを押した。
(;ヽ`ゝ′) な!?チェ、チェリーだと!? 左リールに姿を現したのはチェリー絵柄。なんという空気を読まない子役なのだろう。 こんなタイミングで出るなよ、と言いたげな顔をしている元極道の男。 しかしこのチェリー、特定役子役といわれている子役で、無理矢理解除させてしまう力を持っている。 別名特定役解除。しかもその場合、通常Aモードからでも天国モードに移行させる確率はおよそ50%。 実はすごい力を持っているのである。 (;ヽ`ゝ′) く・・・!しかし、それは針の穴ほどの確率・・・!こんなタイミングで解除出来るわけがない・・・ そう思った元極道の男。期待した前兆スタートの演出でなかったため、その脱力しきった腕で第2、第3ボタンを押していく。 現れたのはまたもやチャッピー。はいはい、どうせ椅子とりだろ?無駄な演出イラネ。 しかし、待っていたのは思いがけないものだった。
『番長卓球ゥ!!』バババーン! (*ヽ`ゝ′) ウホッ!mjky!?チャッピー戦で卓球っていやぁ激アツじゃねーか!! 途端に元気になる元極道の男。そう、チャッピー以外にも対戦相手は二人いるのだがそれぞれに得意不得意の競技が存在するのだ。 チャッピーの場合、卓球→紙相撲→椅子とりの順番で期待度が下がっていく。 つまり、チャッピー相手に卓球が選ばれた今、事態は最高の状態になったといえる。 (*ヽ`ゝ′) よっしゃあ!俄然やる気でてきたぜ!っていうか俺すげえwwwww まさに水を得た魚。勢いよくベットボタンを押し、稼動を再開する元極道の男。 液晶には凄まじいラリー合戦をする二人の姿が映し出される。 一流の不良というのはスポーツにおいても一流というわけか。 そして、先に勝負を仕掛けたのは轟番長の方であった。
支援♪( ・∀・)ノ
『うらぁー!!』 そういって放たれた玉はチャッピーの陣地へと打ち込まれていく。 しかし、苦手だからといってそう簡単に負けてしまったら一校の頭を名乗る資格などない。 チャッピーは打ち込まれてきた玉にしっかり対応し、そして打ち返す。 『トマッテミエマース』 ここで一つの疑問が浮かび上がる。チャッピー、君は一体何人なんだい? そんなカタコトの日本語で、まさか純日本人というわけではないのだろう? 『イキマース』 うん、まぁ何人でもいいや別に。
(*ヽ`ゝ′) さーて、次のゲームで勝敗が決まるぜ! 元極道の男はレバーを叩く。既に心配はBIGかREGかどっちなのかに移っていた。 ここで解除したら、特定役解除確定なのでさきほどもいったように、ボーナス後は約50%で天国移行となる。 高まる鼓動。 攻撃を仕掛けたのはチャッピーであった。白い長ランを身に纏いながら 『アフロニナサーイ』 なんだろう、もしかしたら母国の言葉? 妖しい呪文にも聞こえるような言葉を発して渾身の一撃を放つ。 大きなアフロヘヤーに白い長ラン、その姿は決してかっこいいものとはいえなかった。 (*ヽ`ゝ′) はい、ネットにかかってごめんなさい♪ 気分は最高潮であった。が、 『ぐあああああああああああ!!』 (*ヽ`ゝ′) へ・・・?
液晶には卓球勝負に負けてその場に倒れこむ轟番長の姿があった。 (*ヽ`ゝ′) ・・・・・・ (`<´r*) ・・・・・・ (*ヽ`ゝ′) 液晶にはご丁寧に『敗北』の二文字。 (;ヽ`ゝ′) mjd? どうやらmjなようです\(^o^)/ ( ヽ;ゝ;) うそだろおおおおおおおおお!!?
男泣きの元極道の男。無理もない、激アツ演出を外したのだ。 しかもただの激アツではない。当たった場合、それを口火に大連荘が始まったかもしれないのだ。 残り時間が半分をきった中、これは相当痛い。 ( ヽ;ゝ;) く、くそ・・・、しかも今のチェリーが外れてしまったから128G以内でのゲーム数解除の可能性は0だ・・・! そう、この押忍!番長の特殊なルールとして特定役から対決に発展して負けてしまった場合、 チェリー獲得から32G間にゲーム数解除は選択されていない事が確定してしまう。 つまり、90G+32Gで122G。122G以内でゲーム数解除はありえない事が確定。 さらに、本前兆はプレ前兆あわせて合計38G。現段階で94Gなので、あわせると128Gを超えてしまう。 よって128G以内でのゲーム数解除の可能性はありえないのだ。 ( ヽ;ゝ;) 次のゾーンは250Gから・・・!ちょうど1BIG分が飲まれるくらいか・・・、くそ!ほぼ追加投資確定かよ・・・! 暗雲が元極道の男に立ち込める。状況は最悪といっていいだろう。 この後どうなってしまうのか?それは誰にもわからない。 第十二話 終わり
これにて第十二話終了です。 支援してくださった方、ありがとうございます。 さて、次回の投下は・・・すいません。未定って事でお願いしますorz さすがに土日に一話分書き上げるのはかなりしんどいので、 続きはテスト明けになりそうです。 でわノシ
( ^Ω^)おつかれー
802 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/26(土) 13:59:48 ID:1nS8CMtCO
( ゚∀゚)乙! 指摘ってほどじゃないんだが、地の文が少し多い気がするなぁ あくまで俺的解釈だが、ブーン小説って『手軽で読みやすい』 てのが魅力の一つだと思うワケよ まあ面白いからこれでもいいとは思うが、もう少し文体をスッキリさせて展開を早くしたほうがより良くなると思うぜ!
(o゜ー゜)oおお、作者さん投下してたのか。乙です。 テストがんばってね〜。
804 :
回銅黙示録ブーン :2008/07/26(土) 19:52:01 ID:d3p7RYmiO
皆さんレスありがとうございます! 地の文…。実は作者もそれについてはいつか指摘が来るだろうなぁと思ってました。 五号機からスロットやり始めた読者がいると仮定した時、 いきなり天国モードやら特定役解除やらで歓喜wwwっていってもイマイチ実感湧かないと思ったんですね。 だから最初は簡単な説明をつけ加えながらやってこうって思ってたんですが、 僕の脳みそでは簡潔に説明するどころか何が必要で何が不必要かが分からなくなってしまいましてw んで結局何行もダラダラとw 要は実力不足ですw 後はスロットをうっている打ち手の心情や液晶内で起きている事、そしてその場その場の背景をリアルに感じてもらいたかったってのも理由にあります。 がwww これもまた上手くまとめる事ができずw いかにして読みやすい文章を作るか。これは今後の課題ですね。 スイマセン、今はこんな感じしか言えませんorz ではノシ
805 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/27(日) 00:26:00 ID:eH6w35PLO
>>804 乙(・∀・)ノ
いゃぁ〜、4号機稼動中に聞きたかった☆
でも、懐かしい場面が思い出されて楽しいと思うよ!(≧ω≦)
806 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/27(日) 09:52:13 ID:SF3585mmO
(゚д゚)<ソロソロワンタッチャボーノデバンボー?
807 :
回銅黙示録ブーン :2008/07/27(日) 20:02:49 ID:qqfQcYaIO
なんか第13話書いてた自分がいる件について。 創作意欲(という名の現実逃避)って怖いね(´・ω・) けどこの土日、やたら執筆が順調で勉強どころじゃなかったんだ。 というわけで九時頃から投下予定です。
128G目のゲームが今終わった。あれから34G、特に何も起きずゾーンを抜けた。 しいていえば若干ベル落ちがよく、コイン持ちがよかったというくらいか。 さて、次のゾーンまで残り122G。そこでゲーム数解除が選択されてないと、この先かなり厳しい。 元極道の男はまさに絶対絶命まで追い込まれていた。 (;ヽ`ゝ′) 正直やばいぜこれは・・・、高設定の負けパターンだ・・・! ふと回りを見渡す。すると、目に飛び込んできたのは北斗のシマ。 既に万枚近い出玉を叩き出している人物がいる。 (;ヽ`ゝ′) ・・・!あ、あいつ!マルボロの男・・・! (;ヽ`ゝ′) 畜生・・・!真っ先に台に座った癖して・・・! 理不尽だ。元極道の男はそう思った。結局この世は運が強いヤツが生き残るのか? そうじゃねえだろう。限界まで頭を振り絞って、考え抜いて、そして行動する人間が勝つんじゃねえのか? そうじゃなきゃ、やってらんねえだろうが・・・!
元極道の男は稼動を再開する素振りを見せない。心が折れてしまったのだろうか? 拳を握り締める元極道の男。残り時間が着々となくなってきてる今、ここでの停滞は命取りであった。 元極道の男も残り時間の事は分かっていた。残り時間は既に6時間を切っている。 正確にいうと、5時間と30分。状況は決していいとはいえない。 が、どういう訳か腕が動かないのだ。レバーを叩きたいのに、稼動を再開したいのに。 (;ヽ`ゝ′) くそ、くそ!動け、動けよ俺の腕・・・! (;ヽ`ゝ′) 今動かないともう勝利への突破口が塞がっちまう・・・! (;ヽ`ゝ′) そんなのは嫌なんだ・・・!だから・・・!だから動けよ! (;ヽ`ゝ′) 麻衣・・・!俺に力をくれ・・・!麻衣・・・!
麻衣。元極道の男はその名を何度も連呼する。誰だろう?元極道の男の恋人だろうか? 人間追い込まれると、最も大事な人の名を無意識のうちに発するものである。 そうする事で一時的にとはいえ、心を落ち着かせる事が出来るのであろう。 しかし、現実は非情。その場には呼び上げられた名の人間はいない。 そう、元極道の男がいう麻衣という名の女性はここにいないのだ。 会場内の歓声、そして台から発せられる音によって元極道の男の声など瞬く間に消え去っていく。 独り。 その状況をここに来て初めて感じ取った元極道の男。 味方が一人もいない状況。 “独り”と“一人”は違う。“独り”とは“孤独”と類義語。 今、元極道の男は闇の中に独り佇んでいた。
(´ー`) ・・・ シラネーヨは順調にメダルを増やし続けていた。 既に2000枚は出ているだろう。今のところエヴァ本来の機械割を遥かに凌駕する勢いだ。 『ありえないわ』 確かにその通りである。非常に出来すぎな内容。 どの数値も設定6以上の数字を叩き出していたし、出玉も申し分ない。 しかし、何か妙なものを感じる。なんだろう、この胸の突っかかりは? なにか大事なものを見落としている気がする。 得体の知れない不安を抱えたまま、シラネーヨは稼動を続ける。 その直後である。
『私は、負けない!』 左リールに赤7・チェリー・赤7という贅沢な出目がズドン!という音と共に現れた。 親父うちをしていたシラネーヨにとってこの一確目は非常に心臓に悪かった。 が、同時に笑みがこぼれる。何故ならこの出目、赤7or青7BIG確定だからである。 (*´ー`) ていうか止まらないヨこの台wなんか四号機の連荘を思い出すヨw ヒョイヒョイと中リール、右リールに赤7を狙う。 その結果、右下へと斜めになる形で赤7が揃った。五号機には嬉しい400枚前後のボーナスである。 流れる歌は劇場版エヴァンゲリオンの主題歌『魂のルフラン』。 歌い手である高橋洋子のアカペラから始まり、徐々に激しさを増していくその楽曲は アニソンの中でも特に完成度の高い出来前となっている。 (*´ー`) アスカタソは僕の嫁。異論は認めない。ヨ アニメキャラに恋する大人!その名はシラネーヨ!
下皿には今にも零れ落ちそうなメダル。シラネーヨは半分埋まっているドル箱を台上から取り 下皿に入っているメダルをドル箱の中に移していく。スロッターにとって、この瞬間ほど喜びを感じる時はない。 (*´ー`) このペースだと5000枚も夢じゃないヨ〜♪たまっすぃ〜のるっふーらーん♪ ふと回りを見渡すとエヴァのシマでは断トツの出玉量。 その事実がさらにシラネーヨを興奮させる。 『スイカだっ!』 ふいに台からナビ音声が流れる。回りの様子に気をとられていたシラネーヨは手を滑らせてしまった。 (;´ー`) しまった、取りこぼしたヨ! (´ー`) ・・・ (*´ー`) ま、いいヨwどうせ設定6だしwBIG中にスイカ1個取りこぼしたところで大きな影響なんてないヨw ピカピカと煌々とした光りを発するシラネーヨの台。 それを真正面から見ているシラネーヨの表情も、負けないくらいの輝きを持つ笑みを浮かべていた。
チクッ (;´ー`) え? ガタッ、という音と共に、反射的にシラネーヨは椅子から立ち上がっていた。 ツツー、とこめかみの部分から流れ落ちる汗。 右手でその汗を拭う。熱気を帯びていない。 その冷えた汗は間違っても興奮からくるような汗ではない事だけは確かであった。 なんだ?今の針で刺されたような感覚? ふと背後に目線をあてる。が、そこには誰もいない。 ふう、なんだ気のせいか。こういった大勝負の最中なんだからあらゆる事に敏感になっているんだろう。 シラネーヨはそう自分を言い聞かせ、再び稼動に戻ろうとする。だが、 チクッ (((;´ー`))) !!? (´ー`;三;´ー`) キョロキョロ まただ、一体なんなんだ?この感覚。
ゴクリ、 思わず唾を飲み込むシラネーヨ。 誰かに見られている。 さっきから感じる胸の突っかかりの正体はこれだったのか。 でも一体誰が?何のために? 圧倒的有利な状況の僕が羨ましいのか?いや、違う。 もっと何か・・・そう、例えるなら肉食獣が獲物を狙う時の視線のような・・・? チクッ まただ。しかも至る方向から、その視線は僕に向かって向けられている。そんな気がする。 チクッ チクチクチクチクチクチクチクチクチクチク チクチクチクチクチクチクチクチクチクチク チクチクチクチクチクチクチクチクチクチク 、チク。 (((;´Д;))) う、うわあああああああ!!なんなんだヨこれはー!!
ブルブルと震える両腕。恐怖。 畜生、一体誰がこんな事を!? シラネーヨは決心した。その視線の正体を暴いてやる、と。 次、同じ様な視線を感じたら、その視線の方向にいる人間をとっちめてやる。 (#´ー`) く、くくく・・・人の稼動の邪魔しやがって・・・!絶対許さない・・・! (#´ー`) フルボッコにしてやんヨ・・・! 待ち構えるシラネーヨ。その恐怖と怒りが入り混じった表情は、 右唇口が異常なくらいつりあがり、目の下の部分が小刻みに痙攣を起こしている。 チクッ きた。 くくっ、待っていろよ?今そっちにいってやる。 シラネーヨは席を立ちあがり、視線を感じた方向に向かって歩き出した。 しかし、シラネーヨが向かう先にいたのは予想もしなかった人物であった。
(;ヽ^ω^) う、うわ! (#´ー`) ブ、ブーン君・・・? シラネーヨに視線を向けていたのはなんとブーンであった。 何故?一体なんで君があんな視線を僕に向けるんだ? 信じられない、といった表情を浮かべるシラネーヨ。 そんなシラネーヨの表情を読み取ったのか、ブーンは地面に目線を移す。 (;´ー`) ブーン君・・・。さっきから僕の方を見てたでしょ?一体どういう訳か説明してくれヨ (;´ー`) 僕、そのせいでさっきからろくに稼働もままならない状態なんだヨ (;ヽ^ω^) ・・・ (#´ー`) 黙ってないでなんとかいってくれヨ!!
苛立ち。当然であろう。 視線の正体がブーンと分かった以上、その理由を聞き出さない限り満足に稼働を続ける事は出来ない。 また、シラネーヨは心のどこかでブーンがそんな真似をするわけがないと信じたかったのだ。 それから数分の間、二人の間には沈黙が続いた。 しかし、そんな空気に耐えられなくなったのか、ブーンがその重い口を開けて小さな声ではあるが喋りはじめた。 (;ヽ^ω^) ・・・お、僕はシラネーヨさんと一緒に勝ちたいんですお・・・ (#´ー`) ? (;ヽ^ω^) 僕、この勝負が始まる前、シラネーヨさんと色んな話を喋りましたお・・・ (;ヽ^ω^) 僕なんかと話してるのに、シラネーヨさんは、一緒になって笑ってくれましたお・・・ (´ー`) ・・・ 勝負の始まる前?ああ、この会場に来る前の話か。 僕が笑ったのはそんな意味じゃなくて、本当に君といて楽しかったからなのに。
(;ヽ^ω^) 僕、僕シラネーヨさんと出会う前、スロッターの男に嵌められたんですお・・・ ( ヽ^ω;) そのせいで、こんな、目に、あって、・・・う、ひっく・・・ ( ヽ^ω;) 期間工で、働いている、時も、誰一人、信用、出来なくて・・・、カーチャンには、ずっと、心配、かけて・・・! もう、いいよ。もう、大丈夫だから。 シラネーヨはそう答えようとする。が、なおもブーンは喋るのをやめようとしなかった。 ( ヽ^ω;) そんな時に、シラネーヨさんは、・・・おっお・・・、ブーンにとって心の恩人なんだお・・・ ( ヽ;ω;) だから、ふとした瞬間、自分でも知らないうちに、シラネーヨさんの方に、目が向いちゃうんですお・・・ ( ヽ;ω;) 心配で、もしシラネーヨさんが出ていなかったら、どうしようって・・・! (´ー`) ブーン君・・・
ああ、僕はなんて事をしてしまったんだろう。 ブーン君はこんなにも僕の事を思っていてくれていたのか。 (´ー`) ブーン君、もういいんだヨ。僕もなんか神経質になっていたみたいだヨ ( ヽ;ω;) ・・・お? (´ー`) なんか、ごめんヨ・・・。君の気持ちを踏みにじるような真似をしてしまって・・・ ( ヽ;ω;) ブーンが悪かったんだお!シラネーヨさんが謝る必要なんて何もないお! (´ー`) いや、僕の早とちりがいけなかったんだヨ (´ー`) けどね、ブーン君。そんな心配必要ないヨ? ( ヽ;ω;) ? (*´ー`)b 僕はバッチリ設定6をツモッているからねw僕の心配するくらいなら自分の心配をしたらどうだい?w ( ヽ;ω;) ・・・ (*´∀`)b ニカッ!
( ヽ;ω;) ・・・プッw (*´∀`) プゲラw (*ヽ^ω;) あははははwwwwなんだおその顔wwww (*´∀`) うふふふふwwww黙れヨ不細工wwww (#ヽ^ω^) ・・・パードン? (´−`) ・・・ 精一杯の笑顔。いつ以来だろう? 人の為に、自ら笑顔なんて作ったのは。 ブーン君は、やっぱり信用のできる人間だった。 僕はその事が本当に嬉しいんだ。
徐々に落ち着きを取り戻したシラネーヨ。 今までブーンしか入っていなかった視野も広がっていく。 (;´ー`) ん?つーかブーン君、いつまにか万枚近く出してるしwなんかさっきのセリフ恥ずかしいヨw (*ヽ^ω^) ムフ (#´ー`) (こいつウゼェ・・・)じゃあ僕は自分の席に戻るヨ。お互い頑張ろうw ( ヽ^ω^) つーん (;´ー`) ? ( ヽ^ω^) ばっちゃが人の悪口いうような人とは付き合うなっていってた (;´ー`) ちょwwwwいい加減にしろwwww ( ヽ^ω^) つーん
やれやれ、だな全く。軽く溜息をついた後、シラネーヨは自分の席に戻ろうとする。 が、数歩歩いたところで立ち止まり、ブーンの方に振り返る。 (´ー`) 君の気持ち、確かに受け取ったヨ (´ー`) ・・・絶対、勝とうな ( ヽ^ω^) ・・・ ( ヽ^ω^)b 当たり前だお! ブーンの言葉を聞いて、フッ、と軽く笑うシラネーヨ。 再び身体を自分の台の方に向け歩いて行く。その様子をブーンは笑顔で送り出していた。 そうさ、もう迷わない。人の視線がなんだっていうんだ。 そんなもの関係ない。僕は僕だ!他人に振り回されるなんて冗談じゃない! シラネーヨは自分の台の席に着席する。 その時には、すでに刺すような視線は微塵も感じなくなっていた。
(;ヽ`ゝ′) くそ、くそ・・・! あの後から30分ほどたったであろうか。元極道の男は多少落着きを取り戻したのか、稼働を再開していた。 しかし、台は相変わらず何も変化が起きておらず、着々とメダルは減っていっていた。 元極道の男はレバーを叩く。その瞬間、液晶のシャッターが閉まり、 今までいた河原ステージから船の上ステージにステージチェンジをした。 (;ヽ`ゝ′) んだよ。次回予告くらい出やがれ糞が! ドカ! 元極道の男はいてもたってもいられなくなったのか、勢いよくパネル部分にパンチを繰り出した。 その瞬間、揺れるリール。相当苛立っている様子だ。 後からジンジンと痛みを感じるその拳。昔は人を殴るための拳であったのに今ではこんなパネルを殴ってる。 随分小さくなっちまったなぁ、と元極道の男は悲しくなった。 (;ヽ`ゝ′) ふ、ふふ。やってらんねーよ、くそ・・・ そういいながら元極道の男は稼働を再開した。無演出。 2、3Gの間ではあるが、元極道の男にとってはずっと長く感じられた。
『テーテン♪』 予告演出。台枠が柔らかい光を発しながらそれは起きた。 なんだ?どうせチェリーか弁当だろ?あーあ、運よく当たんねーかなぁ? 自暴自棄になりつつある元極道の男。左リールを目押しする。 (;ヽ`ゝ′) あーん?なんだよ、ただのはずれじゃねーか。ったく、じゃあ最初からそんな演出起きんな糞が はぁ〜、と大きな溜息をして、残りの中リール、右リールを適当うちする。 画面左から出てきていたのは女番長である疾風のサキであったが、第3ボタンを離した瞬間、画面から立ち去っていく。 (;ヽ`ゝ′) ・・・なんかなぁ、4号機にも単独抽選とかあったらなぁ・・・ はは、と笑う元極道の男。そんな風に考える時点で終わってんな。 諦めかける元極道の男。次G再びシャッター閉じ演出。 はいはい、どうせ左リール下段に【鍛】がとまんだろーよ。 予想的中。またもはずれ演出だったようだ。 麻衣、ごめんな。俺は、俺はもう――――― 第13話 終わり
以上で第13話終了です。 こうして見るとやっぱり展開遅いな、と感じる今日この頃。 次回は…。 ていうかPCに異常が…。 なんかキーボードの右半分がイカれてしまいました…。 このままだと文章を作るのすらままなりません…。 なんかそっち方面で詳しい方いたら打開策教えて下さい…。 ではノシ
>>826 乙
( ゚∀゚)つ打開策
・携帯で書く
・キーボードを買う
・満喫で暮らす
特に3番目がオススメだ
>>827 (´・ω・)満喫暮らしは人生諦めてからだ
(´・ω・)という事は今がその時というわけか・・・
(´・ω・)わるくない
829 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/28(月) 01:15:21 ID:WqEjbBy/O
( ^Ω^)乙鰈
ちなみに 赤7 チェ 赤7 私は負けない、は赤7確定目だよ 差し出がましいと思ったけど一応ね
>>831 僕もそう思ってたんですが昔音声と一緒にその出目が出て赤7揃えようとしたら
何度やっても揃わなくて試しに青7狙ったら揃った時があったので…
今思えばやっぱりあれはバグだったんだろうな、指摘ありがとうございます!
833 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/07/31(木) 21:35:47 ID:EfhvYmrCO
保守 作者よ、テスト終わったか?
1、2共に7チェ7は赤確定だよ もしそれで青ならバグか故障だねwww
>>833 (´・ω・)今日で終わりですよ
(´・ω・)自信もってとれたっていえるのは・・・
(´・ω・)4単位だな
(´;ω;)ウッ・・・
>>834 (´・ω・)内部的には赤7だったんですかね
(´・ω・)ちなみにその台は一度も稼働停止されずに
現役続行中です
(´・ω・)プゲラッチョwww
836 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/01(金) 21:37:46 ID:FFjPu1PuO
さあ、テストが終わったのなら、さっさと続きを書く作業に戻るんだ!
あいやしばらく ずっとクソアーユーでEZ(ry で全く来れなかったわ 一回投下しようとして書くボタンでEZ(ry出てからムカついて2chすら見てなかった ずっとニコニコ見てたよwww ある日友達とその話してたら繋がるorzのやつ教えてくれたよ べっかんこでも無理だったから半ば諦めてたんだけどね… もう解約しようかと思ったぐらいさ カイジの作品が面白くて帰ってから今まで読んでましたwww もう忘れてる方もいるとは思いますが完結せずに終わるのは心苦しいのでたまに投下していきたいと思います では!
>>836 (´・ω・)頑張りますぞい
>>837 名無しさんキタ―――――(゜∀゜)―――――!!!!
一ファンとしてずっと待ってました!
>>837 おお、期待してるよ。俺もauだから気持ちは痛いほどよくわかるw
スレ開こうとクリック→ただいまez(ryの繰り返しはマジだるいよな。
何だかんだでROMも多いし、週一くらいで見てる人もいるしで静かににぎわってるこの雰囲気が好きだ。
今後に期待。
なにげにここのROM数はやべぇからな 100人くらいは常駐してんじゃね?
841 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/03(日) 20:57:50 ID:p2sgDy930
ノ
842 :
回胴黙示録ブーン :2008/08/03(日) 23:15:46 ID:HA2aXj+I0
ようやく第14話の執筆終了致しました。 今回ちょっと長めになってしまい、時間がかかってしまいました。 それでは0時丁度くらいから投下いたします。
イャヽ゚ -゚) ・・・ ―――――今日も、目を覚まさなかったな・・・ 俺は彼女の傍らで、彼女の顔をただじっと見つめていた。 白い壁で塞がれた無機質な空間の中、 俺は彼女の顔を見つめながらただ時が過ぎるのを待っていた。 心音を測る装置の音だけがピッ、ピッ、ピッ、と一定のリズムで室内に響く。 なんとも面白みのない音だ。 しかし、その音だけが彼女の生を唯一証明してくれていた。 イャヽ゚ -゚) ・・・
なぁ、いつになったらその目を開いてくれるんだい? いつになったらお前の、その澄んだ声を聞く事ができるんだろう? イャヽ゚ -゚) ・・・ わかってる、お前は悪くない。 悪いのは俺なんだ。ごめんな、こんな目にあわせて。 イャヽ゚ -゚) ・・・ お前は俺が命に代えても助けてやる。 だから、もう少し辛抱してくれな。大丈夫だから――――― 俺は気が付くと、彼女の手をそっと握り締めていた。 ちょっと力をいれてしまうと、簡単に折れてしまいそうな指。 俺は、泣きたくなった―――――
(`∀´) くくく、勝負も残り六時間をきったところか (`∀´) 場も出ている人間と出ていない人間とで大分二極化されてきたな 信濃川は会場内の別室のモニタールームで勝負の行方を楽しんでいた。 そこにはいくつものモニターが設置しており、いずれも参加者の姿を映し出している。 (`∀´) くく、本当に彼らは我々を楽しませてくれるな (`∀´) 特に13番モニターの彼なんか最高だ。実にいい表情をしている (`∀´) ほら、お前達も見てみろ!最高の酒のつまみだよコレは!クハハハ! (;-■■) は、はぁ・・・
いわれるがままに黒服達は13番モニターの方に目を向ける。 そこには涙で顔がグシャグシャになっている参加者の姿が映し出されていた。 (;-■■) テラワロスwwwこれなんてナプキンボーナス?www (;-■■) (・・・かわいそうに・・・) 思わず目を背けたくなる。この参加者は自分の力ではもうどうする事も出来ないのだ。 用意されている選択肢は目の前のスロット台を時間いっぱいまで回し続ける事のみ。 しかもそれは決して報われる事が約束されている訳ではない。 いわばどこに繋がっているか分からないロープを暗闇の中辿っているようなもの。 行き着く先は誰にも分からないのだ。
俺は信濃川の機嫌を損ねないように無理矢理笑顔を作った。 この組織で雇われている以上、俺はこうする事しかできなかった。 くそ、本当はちっとも面白くないのに。 (`∀´) だろう?恐怖に支配された人間を観察する事は実に飽きがこない (`∀´) 懸命にもがいて、這いつくばって・・・くくく・・・希望などないというのに (`∀´) おそらくその希望とやらに活路を見出そうとしているのだろうが・・・くく、甘い甘い・・・ (;-■■) ・・・
(`∀´) しかし本当に美しいのは勝負が決まった後・・・ (;-■■) ? (`∀´) 人間は敗北を認めた時・・・そう、真っ白になるんだ・・・ (;-■■) ?? (`∀´) くく、理解できないか・・・言葉の通りだ 本当に真っ白になるんだよ・・・まるで魂が抜けてしまったようにな (`∀´) 髪の毛は一瞬で白髪に、目なんて焦点もあってない、まるで生きる屍状態・・・ (;-■■) ・・・
(`∀´) ところで君は“悪魔”の存在を信じるかな? (;-■■) ?いや、私オカルト方面はちょっと・・・ (`∀´) くく、なるほど・・・私はね・・・“悪魔”はいると信じているんだ (;-■■) へえ、それは一体何故? (`∀´) いや、神話の世界のような非現実な姿をした“悪魔”は信じていないよ? 私がいっている“悪魔”とは心に住まう“魔物”の事を指しているんだ (;-■■) 心に住まう、“魔物”ですか・・・? (`∀´) そう、“悪魔”とは人の心に住まう“魔物” 普段は分厚い頑丈な扉で封印されているのだが・・・ 人間のある感情がその封印を解く鍵になっているのだよ
感情。その言葉で俺はピーンときた。それは・・・ (`∀´) その表情・・・どうやら気づいたようだな ご名答。その感情とは、“恐怖”という感情だ ゴクリ。俺は思わず眉唾を飲んだ。その瞬間、体温が上昇するのが分かる。 何故俺がこんなにも緊張しているのか?それは信濃川から感じる猛烈な威圧感のせいであった。 (`∀´) 恐怖が扉の封印を解いた後、“悪魔”はゆっくりと姿を現すのだ その後は・・・いわなくてもわかるだろう? (;-■■) ・・・人間を食らう・・・精神的な意味で・・・ (`∀´) ふむ、良といったところだな・・・
(`∀´) 正確には“悪魔”は人間の“恐怖”を食らう。自らを高めるためにな そしてジワジワとその人間を支配していくのだ・・・ (;-■■) ・・・ (`∀´) さっき私は敗北を認めたものは真っ白になるといっただろう? それは“悪魔”がその人間を完全に支配した状態だと思っているんだ (`∀´) その光景はさっきもいったようにとても美しい 初めて“悪魔”が完全にこちらの世界に姿を現すからだ 意識して見てみろ、大半の参加者の後ろに不完全ではあるが悪魔の姿が見えるだろう? 俺はモニターの方に目を向ける。さっきまでは見えなかったはずの“悪魔”の姿が確かに見えた気がした。 それは参加者の肩から背中を包み込んでいて、黒い霧状ではあるがうっすら顔のようなものを浮かべている。 俺はたまらず目を背けた。
(`∀´) くくく、見えたか。まあ初めてのやつにはきつい光景だろう 私は既に見慣れた光景だがね。むしろいつまでも見ていたいほどだ (`∀´) 悪魔のある意味究極に美しい 私はあの姿にすっかり惚れ込んでしまったんだ 君にもその美しさを理解してほしくってね ついこんな話をしてしまった・・・ くくく、ききき、かかか・・・!! (;-■■),,, ・・・!! 背筋が凍る。怖い。 俺は思った。信濃川は既に人間の域を超えている。 俺達のものさしでは測る事が不可能な“特別な人間”なのだと―――――
(;ヽ`ゝ′) なんか液晶がさっきから騒がしいな・・・ シャッター演出、予告音演出、舎弟?演出、突風演出が頻繁に出始めたのだ。 これは・・・純ハズレ解除の挙動?いや、そんなはずはない。 設定4でも約1/532、設定5なんて設定1の次に悪い1/601の確率。 純ハズレなんて設定6でない限り、滅多に起きないのだ。 (;ヽ`ゝ′) まあ・・・ガセだろうな、当然 元極道の男はさきほど激アツを外したせいもあってか全く期待せずに回していった。 しかし事態は思わぬ方向へと進んでいく。 (;ヽ`ゝ′) おいおい、特訓発展したぞ・・・? これ、もしかしてありなんじゃねえのか・・・?
だが油断は禁物。外した時のショックが大きいと後にまで影響するからだ。 それはさきほどの激アツ外しから元極道の男が一番分かっていた。しかし、 (;ヽ`ゝ′) 期待スンナって言うほうが酷だぜこりゃあ・・・ その通りである。ここまでの投資金額、そして残り時間を考えれば早い当たりが欲しいのは当然。 さらに純ハズレ解除は特定役解除に含まれるので、次回天国モードの突入期待度は高い。 (;ヽ`ゝ′) 当たってくれる事には大歓迎なわけよ・・・! (;ヽ`ゝ′) 過度の期待は禁物だけどな・・・!複雑だぜ・・・! 『いくぞぉ!!』 薫先生の叫び声が台から聞こえる。元極道の男は少し首を傾げた。 特訓演出中、特に熱い演出が起きなかったからだ。 やはり駄目なのか・・・?そんな感情が元極道の男を襲う。
『番長卓球ゥ!!』 (;ヽ`ゝ′) く・・・対戦相手は・・・サキかよびんみょー 疾風のサキ。端正な顔立ちに金色の長髪をたなびかせ、 今ではもう絶滅したと思われるロングスカート&ヘソ出しというファッションを着こなす女番長だ。 泣きボクロと豊満なバストが実に色っぽい。 (;ヽ`ゝ′) はぁ・・・まあ元からそんな期待してなかったとはいえ やっぱりちょっとへこむぜ・・・ 溜息を一つはいて稼動を再開する。 サキ相手だとドッヂボール>卓球>紙相撲の順で期待度が変化する。 卓球はその中で真ん中のポジションだが、そこまで大当たりを期待できるというものでもない。 『きゃあああああああああ!』 (;ヽ`ゝ′) へ・・・?勝ったし・・・ だが当たる時は当然ある。
(;ヽ`ゝ′) ・・・ (;ヽ`ゝ′) !! (;ヽ゚ゝ゚) 下乳見逃したあああああああああああああああorz ハイワロ演出の時、さっさと回したいがためにウェイト時に ベットボタンを連打するという事は誰もが一度は経験があるだろう。 元極道の男もどうせ入らないと思っていたのでベットボタンを連打していた。 その結果がこれだ。下乳様をカットするなんて言語道断。 男としてあるまじき行為。全世界の下乳ファンに頭を下げてもらいたいくらいである。 (ヽ゚ゝ゚) 下乳・・・俺の下乳・・・ まぁ本人も相当参っているようなのでこのくらいにしておこう。
(;ヽ`ゝ′) ハッ!そんな事よりマジ純ハズレだったし! まさか本当に当たるなんて・・・! 意識を取り戻した元極道の男はいまだに信じられないといった表情を浮かべていた。 ゆっくりとレバーを叩く。まずはBIG狙いだ。 先ほどと同じように左リール、右リールを目押しし、7図柄テンパイの形を作った。 (;ヽ`ゝ′) BIG頼むぞ・・・! (液晶) __________ | ベ 川 7 | ドキ | 7 川 7 | ウィーン・・・ ドキ | 7 川 ベ | | ○ ○ ○ | (;ヽ`ゝ)つ
(液晶) __________ | ベ 川 7 | | 7 川 7 | ビシ!! | 7 川 ベ | | ○ ○ ○ | オラア!!(;ヽ`д)つ (液晶) __________ | ベ 弁 7 | ズルリ | 7 リ 7 | ヒュルリラー | 7 ベ ベ | 彡 | ○ ○ ○ | ガーン・・・ (ヽ゚ゝ)つ
【鍛】【鍛】【鍛】<チャンチャンチャラララチャララララーン!! ←人を小馬鹿にするような音楽 チャチャラチャラチャラチャラララチャララララン!! (;ヽ`ゝ′) あーあ、結局こいつかよ・・・ 思いがけない当たり方しても海苔だと感動が半減すんだよなぁ・・・ 当たったのは嬉しいが素直に喜べない元極道の男。 自分がひいたのだから自業自得なのだが、やはりいつの時代もBARは嫌われ者なのである。 ジャラララ・・・ (;ヽ`ゝ′) ん、まぁ今度はRT解除じゃなくて特定役だからな・・・ 天国モードさえいってくれりゃあ全然いいわ・・・ ジャラララ・・・ (;ヽ`ゝ′) いや、つーか今のは純ハズレだよな・・・? つー事はだ、設定4の方が起きる確率いいんだよなぁ・・・
ジャラララ・・・ (;ヽ`ゝ′) もしかしたらこの台設定4なのかもな・・・ 明らかに設定6っぽい挙動の台もあるしな・・・ ハズレタッスー!!> (;ヽ`ゝ′) だとしたら爆裂する可能性低いな・・・ 天国モードでどんな挙動しめすかが勝負だ・・・ ジャラララ・・・ (;ヽ`ゝ′) 頼むから設定5で薄いとこひいたって事にしといてくれ・・・! ここでBIG連しなきゃマジでこの後やべえんだよ・・・!
ジャラララ・・・ REG終了。静かにシャッターが閉まっていく。 元極道の男もそれにあわせるかのように自分の目を瞑っていく。 泣いても笑ってもここが勝負の分かれ目なのだ。 数秒の静寂。よし、と元極道の男は心の中で言うと目を開けて稼動を再開した。 『うおおおおおおおおおおおおおお!!』 (((;ヽ`ゝ′))) うおわっ!? ビクーン!! 何が起きたのか全く理解していない元極道の男。 液晶にはボーナス確定の文字。え?え?なにこれどういう事? (;ヽ`ゝ′) ・・・ (;ヽ`ゝ′) 1G連・・・?マジで・・・? (;ヽ`ゝ′) JACハズレ・・・? (ヽ`ゝ′) ちょっとロムってくる
(ヽ`ゝ′) ロムってきたぜ (*ヽ`ゝ′) 完全にJACハズレだこれ!!wwwww そう、元極道の男はあろう事かREG中にJACハズレというものすごい薄い確率をひいていたのだ。 その確率なんと1/799!これをREG中の8ゲームの間にひくというのがどれだけ凄い事か。 鬼の引き強である。とにかくこれが起きた事によって元極道の男は念願の1G連をGETしたのである。 (*ヽ`ゝ′) 長かった・・・長かった、が遂に!この瞬間が訪れたぜぇ・・・! (*ヽ`ゝ′) おらあぁぁ!! 元極道の男は左リールに2連7図柄を狙った。が、
(液晶) __________ | ベ 川 川 | ウィーン・・・ | 7 川 川 | | 7 川 川 | ビシ!! ウッヒャヒャヒャア!! | ○ ○ ○ | (*ヽ`∀)つ (液晶) __________ ズルリ!! | リ 川 川 | | 7 川 川 | ウィーン・・・ | リ 川 川 | ブッ!! | ○ ○ ○ | (;ヽ゚3)つ (*ヽ`_i_´r*) 青7確定目おらあああああああああああ!!
青7。基本的に通常Aモードでは出る事はほとんどない。つまり現時点で元極道の男の台は通常Aモードほぼ否定。 滞在モードは通常Bモード、もしくは天国モード滞在濃厚となる。 さらに今回の場合、特定役解除であったために天国移行率は80%。 つまり通常Bモードよりも天国モードに滞在している可能性の方が高い。 ようやく風向きが変わり始めた。だがここから何連させる事ができるかが肝心だ。 あっさり天国モードが抜けてしまったらまた最初からやり直し。それだけは絶対避けなければならない。 (*ヽ`ゝ′) 負ける気がしないねぇ!!おら、なんでもかかってこいやぁ!! 元極道の男は中リール、右リールと素早く目押しをした。 その瞬間、リール中段に神々しいほどの光りを放つスリーセブンが姿を現す。 なんと美しいのだろう。7図柄を揃える事、それがパチスロの原点。 しかし、最近の機種では7図柄を揃える事に感動を与えない機種の多い事多い事。 この押忍!番長ではそういった大事な感情をしっかりと与えてくれる。 まさに名機というのにふさわしい。
元極道の男が選んだのはやはり薫BIG。BIG中1G連に当選したかを完全告知するタイプのBIGである。 当選した時のあのチュピーン音、そして三年B組薫先生の中毒になった人は日本全国大勢いるだろう。 元極道の男も例外に漏れる事なくその一人であった。 (*ヽ`ゝ′) 青7だしやったるでー! 完全に勢い取り戻した元極道の男。 パチスロとは不思議なもので、まるでその人の持つ雰囲気を感じ取っているかのような瞬間がある。 例えば陰の気を放っている人には一切反応しないのだが、 陽の気を放っている人にはジャンジャン反応するといった事が日常茶飯事に起きる。 それが例え低設定だったりしてもである。 今、元極道の男が放っている気は間違いなく陽。 そういった場合、大概何をうっても上手くいってしまうのである。 『3年B組!かおーるせーんせー!』チュピーン!! ほらね?しかも薫先生と一緒にいるのはウェディングドレスを着たマチコ先生。 この時点で再び青7BIG当選確定だ。全てが上手くいっている元極道の男にもはや四角はない。 まだまだこの連荘は終わらないだろう。今の元極道の男の運気はMAXまで高まっていた。
それから五時間近くが過ぎようとしていた。 (`∀´) ふむ・・・そろそろか・・・ 信濃川が身につけている腕時計に目をやる。 バトル終了まで残り5分。遂にこの長かったバトルも終わりを迎えようとしている。 (`∀´) くくく、精々最後まで足掻くがいい・・・結果は変わらないがな・・・ (;-■■) ・・・ (`∀´) くく、どうした?具合でも悪いのかね? 言葉ではさも心配しているように聞こえるが、表情からは笑みが消えない。 ただ言ってみただけだと思われる。
(;-■■) い、いや・・・なんていうか・・・ (`∀´) なんだ・・・?はっきりいってみろ・・・ (;-■■) ・・・悪魔が・・・悪魔がはっきり見えるんです・・・ (`∀´) ほう? 信濃川は悪魔という単語に反応し、黒服の方向を見る。 (;-■■) 今まではぼんやりとしか見えなかったんですが・・・ 今でははっきり見えるんです・・・ 悪魔が・・・人間の首を絞めている光景が・・・! (`∀´) ・・・
(;-■■) ああ・・・!なんて、なんて恐ろしい光景なんだ・・・! こ、怖い・・・!俺は今この世のものとは思えないものを・・・! この目で・・・!この眼が・・・!う、うわあああああああ!! 耐え切れない光景に遂に黒服はその場に倒れこんでしまった。 信濃川は口元に笑みを浮かべ、意識を失った黒服にこう呟いた。 (`∀´) くく、思い込みとは激しいものだな・・・ 念のため教えといてやる・・・悪魔なんて存在しない・・・ (`∀´) そんなものこの私の作り話さ・・・ どうだ?なかなかの出来で退屈しなかったろ・・・? 信濃川はマイクのほうに歩いていく。 (`∀´) くく、まあ悪魔がいるとしたら・・・ (`∀´) この私が悪魔だ・・・!! その一分後、信濃川はバトル終了を会場全体に伝えた。 第14話 終わり
以上で第14話終了です。 今回新たにAAを使用してみたんですが、ありえんくらいずれまくってますね・・・w 見づらくなってしまってスイマセンorz とりあえず第三者参加型設定看破戦は遂に終盤です。 次の投下はまだ未定です。投下できるようになったらスレの方にコメいれときます。 でわノシ
( ^Ω^)もつかれー
871 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/04(月) 07:01:56 ID:Ha71HqelO
( ゚∀゚)乙!
872 :
回胴黙示録ブーン :2008/08/06(水) 21:14:34 ID:oF76r63x0
作者海外旅行のお知らせ。 すいません、明日から一ヶ月間投下できない状態になると思います。 なんとか旅行前にもう一話投下するように頑張ってみたんですがちょっと無理そうです・・・。 もしかしたら向こうでインターネット環境が整っていれば、 合間に執筆&投下できるかもしれませんがその際はスレの方に報告させていただきます。 事前に報告するべき事を前日に伝える形にしてしまい本当にスイマセン! でわノシ
(´・ω・`)「……それは本当なのかい?」 ( ´_ゝ`)「上空のヘリ部隊の情報からだと…おそらく」 (´・ω・`)「でもそんなことが……」 ルミナスタワー。標高222メートル、ホテルとデパートなどが全て一つになったこの街のシンボル的な建物の屋上に彼らはいた (;^ω^)「プルプル…」 (;*゚ー゚)「……」 『直ちに武器を捨て投降しろ!』 ヘリから拡張機を持った男が叫んでいる。 犯人の名前は内藤ホライゾン。皆にブーンと言われ一時期はもてはやされたが今ではやや飽きられ気味のVIPのキャラクターだ。 その汗ばんだ手には拳銃、トカレフが握られていた。 今最も仕入れ易くバラバラの状態のやつなら小学生でも買える金額だ。 (;^ω^)「うっうるさいぉ!ブーンを刺激するなぉ!これ以上近づいたらえっちぃことするぉ!」 (;*゚ー゚)「ちょwww」 『なんて卑劣な……』 プルルル…。 その時ある場所に一本の電話が入った。 ( ▼ー▼)『私だ。……うむ。交渉課の必要性を見せてみろ』
あれから2ヶ月の歳月が経った… 色々なことがあり色々な事件を経て… 俺達は───、 20XX年4月 ちっ…やけにぬるま湯な風だぜ…。嫌な予感ってもんは当たるから怖い。 ドクオはそう言いながらビルの屋上を見上げた。 そこには小さく人影が2つ落ちている。 肉眼では確認しずらいが、そう…まるで人質を取って立てこもっているようだ いや、まさにその通りだった。 ( `・ω・)「あっドクオ警部!やつぁ未だに投降する気はなさそうですぜ?」 ('A`)「ふむ……どうやらやっこさん籠城を決め込む気かい。ネゴシエーターの配備は?」 ( `・ω・)「既に完了済みです!」 ('A`)「あぁ、把握した。」 パトカーが何台も止まっている中一際大きな車の中に彼は居た。 (´・ω・`)「全く、面倒かけさせるよね。あんなのサットでも突入させちゃえばいいのに」 ( ´_ゝ`)「いやしかし…まだこれは未確認情報何ですが…ゴニョゴニョ」 (´・ω・`)「君、ゴニョゴニョとは何語だね?」 ( ´_ゝ`)「ニュアンスで把握しるwww」
(´・ω・`)『室田さん…。ちょっとこのネタは古(ry』 ガチャプッープッー (´・ω・`)「切られた…」 まあ発動認証はもらえた。これで後は自分の実力を見せるだけさ 同時刻───、 ('A`)「加害者は内藤ホライゾン…被害者はドクオしぃ…だって?」 ( `・ω・)「はい…」 ('A`)「何であいつがあんなことを…」 ( `・ω・)「ネゴシエーターの許可が出たそうです!」 ('A`)「しょぼんか。後はあいつに任せるしか…」 ブーン…一体お前に何があったんだ…
ビルの屋上に何かが投げ込まれた。無線のようだ どうしますか? (;^ω^)「捨てる」 それを捨てるなんてとんでもない! ( ^ω^)「………。」 ブーンは静かに無線に耳を当てた。 ( ^ω^)「勝手に進めるなぉwww」 (´・ω・`)『こちら特務二課所属のしょぼんだ。ブーン、聴こえるか?』 ( ^ω^)『しょっしょぼん…?』 (´・ω・`)『あぁ、僕だ。久しぶりだね。2ヶ月と12日振りか』 ( ^ω^)『な、なんかようかぉ?!今更思い出話するつもりはないぉ!』 (´・ω・`)『この2ヶ月に君が何があったのかは聞くまい。しぃちゃんと同棲を始めて幸せに暮らしているとドクオからは聞いたが』 ( ^ω^)『うっ…うるさいぉ!』 (´・ω・`)『まあいい。手短に聴こう。要件は?』 ( ^ω^)『5000億ドルだぉ』 (´・ω・`)『え〜こちらしょぼん。サット突入させちゃって。狙撃班、上手く狙えよ』 (;^ω^)『冗談だぉ冗談』 (´・ω・`)『で、要件は?』
( ^ω^)『君達とまた…あの飲み屋で』 (´・ω・`)『!ブーン?!君、まさか記憶が…』 ( ^ω^)『さあ…ただブーンはただの犯罪者だぉ』 (´・ω・`)『ブーン……』 ガシャ──。無線を投げ捨てる。 もう迷いはなかった。 ( ^ω^)「怖い思いさせて悪かったぉ、しぃ」 (*゚ー゚)「ブーン……。なんでこんな自演を…?」 ( ^ω^)「国の為にこの自演は必要だったんだぉ。らりるれろだぉ」 (*゚ー゚)「…そんなこと言ってもMGSしてない人にはわからないよ?はっきり言って」 ( ^ω^)「最後に…愛してたぉ、しぃ」 (*゚ー゚)「……私もよ…」 ブーンは走り出した。 そして───、 『飛んだぞ!』 『正気か?!』 『自殺か?!』 どんな声も彼には届かない。彼は生まれて始めて自由を手に入れたのだ 国、人、掟を凌駕し空を手に入れた。 サンズオブリバティ───。 彼は、自由を得たかったのだ 終わり
( ^Ω^)回胴黙示録の作者はまさか・・・中国に行くのかな・・・
>>877 連載途中で無理やり打ち切られた漫画のような終わりかた・・・
879 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/07(木) 10:46:32 ID:vPevBzzQO
( ゚∀゚)これはねーよwww まあ、とりあえず乙!
('A`)「終わりかよwww」 (´・ω・`)「で?このクソ長い前置きは何かな?」 ( ^ω^)「作者の都合だぉwww今まで間が開きすぎたからインパクト得る為に仕方なくだぉwww」 ('A`)「え〜先程の話は物語とは何の関係もありませんのであしからず」 (´・ω・`)「くだらない文章を長々と失礼しました」 ( ^ω^)「サンズオブリバティ、まだまだ続くぉ!」 5連規制でこれ書けなかったwww
おまwwこれはwktkw
882 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/09(土) 13:55:16 ID:Kvq+EsgCO
(´・ω・`)このダボ野郎…
883 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 19:52:18 ID:i15hVnOYO
名無しさん、復活おめでとうございます! 回胴黙示録の作者さんも、旅の無事を祈っております… で、僕も今日から投下開始しますm(_ _)m
(‘_L’)「……最期だ。何か言い残すことはないか?」 ( ^ω^)「……遺言は結構ですお。それよりも……」 穏やかな声で、彼はゆっくりと言った。 ( ^ω^)「タバコを一本…いいですかお?」 (‘_L’)「……許可しよう」 タバコは予め用意されていた。 しかし、彼は手を後ろに縛られていた為に、一人ではくわえることも出来ない。 (‘_L’)「……どうぞ」 ( ^ω^)「ありがとうございますお……ケホ」 刑務官の手を借りて、ようやく火をつけることが出来たものの、 久しぶりのタバコは、肺に突き刺さる様な刺激をもたらし、思わずむせてしまった。 ( ^ω^)y-~~~「………ケホ」 内藤ホライゾン32歳――死刑囚 今まさに、彼の刑は執行されようとしていた。 くゆらせた白煙は目にしみるのか、目を細めてぼんやりと眺めている。 人生最期のタバコの味。それは苦くて、とても不味かった――― ( ^ω^)はスロプロとして生きるようです
――3年前 ( ω )(…………) 『ピピー…ザザ、ザー…』 人気のない暗い路地に車を停め、車内で彼は一人、ラジオの様なものをいじっていた。 ゆっくりとつまみを回して、チューニングしていく。 するとやがてノイズの中から複数の人の声が聞こえてきた。 『さあ、そろそろ時間ですよ〜ww』 『じゃあ荒巻先生、乾杯の音頭を!』 『あ、ワシか。え〜、本日はお日柄もよく〜…』 『先生!手短にお願いしますww サーセンww』 どっと笑いが起こる。 どうやら、20〜30人はいそうな気配だ。 『むむむ…… しょうがないのう、では、VIP高校第77期生同窓会に、乾杯!』 『かんぱーい!!』 やがて、ワイワイガヤガヤ…と楽しそうな雰囲気が、イヤホン越しにも伝わってきた。
『いや〜しかし、みんな元気でやっておるのかね?』 ――この声は、荒巻のジジイか 高校時代の担任だった奴だお 勉強のデキる奴ばっかり、えこひいきするイヤな教師だったお 『はい。先生こそお元気そうで何よりです 僕のことは覚えていらっしゃいますか?』 『おお! 君はプギャーくんだね。 君のことはよく覚えているとも。VIP医科大学に進学したんだったね?』 『ええ、おかげさまで。まだまだ未熟ではありますが、一応医師をやっております』 ――この優等生はプギャーの野郎だお 小中高とずっと同じ学校だった、いわゆる幼馴染みだお 僕は勉強でもスポーツでも、コイツには全く敵わなかったお おかげで僕はこんな、コンプレックスの塊みたいになってしまったんだお 『ああ、そういえば先生。今日来られなかった、ブーンから預かってる物があるんです』
887 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:00:52 ID:i15hVnOYO
『ブーン…? はて? 誰じゃったかのう…?』 『先生、内藤ですよ! 内藤ホライゾン!』 ――ふん、プギャーと違って、3流大に進学した僕のことなんか覚えてない、か… ホントに相変わらずだお。このジジイは 『ああ、内藤か。あだ名で言われても、ピンとこなかったわいww』 『その内藤が、3―Aのみんなの為にって用意してくれたのが、この箱なんですよ』 『おお、これはなんじゃ?』 ――たいしたモノじゃありませんお 3流だけど、一応工学部出てるんで、割と簡単に作れましたお 『中身は僕も知らないんです。そこそこ盛り上がった所で開けて欲しい、て言ってましたけどね』 『ふむ、ならばそろそろ良いのではないのかね?』 『ですね… は〜い!皆さん注目〜!』 (; ω )―――ドクンッ ――プギャーがそう言うと、場は一気に静かになった。 いよいよ…と思うと、これから自分がしようとしている事に、ためらいを感じてしまう
888 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:02:52 ID:i15hVnOYO
(; ω )y-~~(……いまさら後には退けないお…!) しかし、それも一瞬の事で、すぐにそんな感情は払拭する。 …が、まるでその動揺を隠すかのように、落ち着きなくタバコに火をつけた。 『え〜と、今日残念ながらこの会に参加出来なかった内藤君から、我々にプレゼントが届いてます』 おお! と歓声が上がった。 『なんだよ、ブーン来ねえのかよww』 『あら〜、残念だったわね、ツン?』 『ちょ/// なんで、わたしが///』 『ひそかに楽しみにしていたんじゃないの〜? 元彼との再・会☆』 ――ツン… 高校の頃付き合ってた彼女だお でも、僕が受験に失敗して、同じ大学に行けなくなったと思ったら、あっさり他の男に乗り換えやがったクソ女だお 『わたしは、別に///』 『でもさあ、ツンも内藤君もまだ一人身でしょー? 10年ぶりの再会… 再び燃え上がる、かつての恋(ry』 『ちょ/// やめてよねっ///』
889 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:07:14 ID:i15hVnOYO
――まったくだお。僕にも選ぶ権利ぐらいあるっつーの… お前みたいなビッチ、こっちから願い下げだお! 『…え〜、ゴホン。 そこ、いいですかね?』 『あ/// プギャーくんごめんなさい///』 『…で、内藤君からのプレゼントですが、実は中身は預かった僕にもわかりません』 『そいつは楽しみだなww』 『爆弾とかじゃねーのww』 『ぎゃははははww』 ――お? 誰だか知らないけど、この中にエスパーがいるようだおww 『とりあえず開けま―― ブツ…… (; ω )y-~~「…………」 通信が途切れ、一瞬場は沈黙に支配されたが、すぐにそれは 『ザザァアアア――…』 (; ω )y-~~「…ク、ククク……」 (; ゚ω゚)y-~~「ククク… フハハハ… ハハハハハハ!!」 耳障りなノイズと、ブーンの狂気ともいえるような笑い声で打ち消されたのであった。
890 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:09:48 ID:i15hVnOYO
―――居酒屋爆破テロ事件――― 死者32人 重軽傷者25人を出した、我が国始まって以来の凶悪犯罪の一つとして、世間を騒がせた。 その犯人である内藤ホライゾンは、事件後僅か12時間のうちに特定、即逮捕されることとなった。 生き残った居酒屋の店員らが、『内藤君からのプレゼント』という言葉を覚えていた為である。 同窓会に参加していた28人は全員死亡。特に爆発物の近くにいた者達は、個人の特定が不可能に近いほど酷い状態だったという。 そして世間の注目の中、内藤被告の裁判は異例のスピードで進んだ。 犯行は計画的で、極めて冷酷であり、情状酌量の余地ナシとされ、あっさりと判決が下された。 『被告人 内藤ホライゾンを 死刑に処する』 内藤被告は、一度微かに頷いただけで、あとは眉一つ動かさずじっと前を見ていたという―――
891 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:12:35 ID:i15hVnOYO
――― 白い煙がふと途切れた。 いつの間にか、タバコの火は消えていたようだ。 ほとんど吸っていなかったが、再び火をつける気にはならなかった。 ( ^ω^)y-「……さて」 (‘_L’)「もういいのか?」 ( ^ω^)「ええ、ありがとうございました」 (‘_L’)「では、こっちへ…」 指示された方には、階段があった。 ――へぇ…これが13段あるという噂のアレかお… と、ブーンはまるで、見学に来た学生のように、普通に感心していた。 まもなく刑が執行されるという場面だというのに、まだどこか他人事というか、イマイチ実感がなかったのだ。 (‘_L’)「目隠しと猿ぐつわをさせてもらうぞ」 ――ああ、視界が闇に閉ざされるお…… 最期に見る景色が、こんな殺風景な部屋と、さえないおっさんだなんて…… ホントに僕の人生は、最期の最期まで、くだらなかったお
892 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:15:03 ID:i15hVnOYO
『さあ、ここから階段だ。気をつけてな』 すでに闇に染まった視界の中、手を引かれながら一歩づつ上っていく。 ――この階段を一段上る毎に、犯した罪を一つずつ反省するんだったっけ? よく覚えてないけど、どうでもいいお。 どのみち13段ぐらいじゃ足りそうもないし… 『よし、ここで止まれ』 ――ドクン… (; ω )(これは……さすがに緊張してきたかも…) 額は汗ばみ、妙に喉が乾く。足もガクガクしてきた。 ゴクンとつばを飲み込んだ時、同時に首に何かが触れたのがわかった。 (; ω )(ひっ……!これでぼ、僕の首を吊る…の…かお?) それは緊張などという甘いものではなかった。 本能的に死を恐れる動物が感じる、圧倒的な『恐怖』だったのだ。 ((; ω ))(……こ、怖い…怖いお…! なんで…なんで僕がこんなことに……)
893 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:19:16 ID:i15hVnOYO
/ , 3「なんで…? それはわしらのセリフじゃないのかね? 内藤よ」 ξ )ξ「ホントわがままで自己チュー… ま、アンタらしいけど」 ――ツンと荒巻…先生!? ごめんなさいお! 本当に反省しましたお! だから… ( Д )「助けて下さい…てか? やっぱ最低だな、お前は」 ――プギャー… ごめんだお… 本当にごめんなさいお… 許して下さいお… ξ )ξ「もっと、じっくりと苦しんでから死んで欲しい所だけど…」 ( Д )「まあいいや… 『こっち』に来てから、たっぷり礼をしてやるよ」
894 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:22:29 ID:i15hVnOYO
――いやだ! 死にたくない! 助けて下さいお! お願いだお… 神さ―‥ / , 3 Д ) )ξ「 シ ネ 」 『ガタン!!』 (; ゚ω゚)うわあぁぁぁあぁぁあ!!! ――よく、死の直前には走馬燈が…て話を聞くけど、あれは嘘だったお ほんの一瞬だけ… 首に何か衝撃を感じたと思ったら、僕の意識はもう、 暗くて何もない『無』の世界へと、落ちていったんだお――― 続く――
895 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/09(土) 20:39:48 ID:i15hVnOYO
皆さんお久し振りです 諸事情により、投下予告をしてから、実に半年も経ってしまいました… 今回の話も長くなりそうなのですが、まあなんとか完結させたいですね 例によって、ストーリーは完成してますんで、あとは僕の気力だけの問題です ただ…以前のような超ハイペースでの投下は無理なので、現作者さん達に紛れてチマチマやっていきたいと思ってます また気長にお付き合い下さい あと、いつの間にか僕の名前は新夢になっているようなので、そのままトリにしちゃいましたww ではまた( ^ω^)ノ
乙! な、なんだこの盛り上がりは! Ω氏がいたころのようだ……! まあ覚えてる人少ないだろうけど
( ^Ω^)乙華麗
898 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/12(火) 07:01:11 ID:kGFZENhwO
( ^@^)乙も
899 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/14(木) 16:52:34 ID:JjMdWJ2aO
( ・∀・)おつかれー
900 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 11:55:21 ID:LyKj9tUzO
完全な闇、圧倒的な黒―― あえて表現するとしたら、こうだろうか? 体の感覚はなく、意識だけがただ漠然とある、まるで夢の中の世界。 彼がいたのはまさにそんな所だった。 『えっと、内藤…ホライゾン? 変な名前だなww』 ふと、ハスキーな女性の声がした。 それは『聞こえる』という感覚ではなく、声を『感じた』のだ。 『え〜、内藤ホライゾン君? ……ぷぷぷっ…』 ――誰だお…? 人の名前で笑うとか、なんて失礼な奴だお。 女の人じゃなかったら、ぶっ飛ばしてる所だお? 『いやいや、これは失礼ww え〜と、実はちょっとお前の生前のことについて確認したいんだが、いいな?』 ――生前のこと? ああ、そういえば僕は死んだんだったおね… 『え〜と、普通のサラリーマンの家に産まれた、一人っ子で、 親の方針により、小中高と部活もやらずにひたすら塾通いの日々を送る…と』
901 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 11:56:42 ID:LyKj9tUzO
――そうだお。全てはいい大学に行って、いい会社に勤めて、 他人よりも、より充実した人生を送るために頑張ってたんだお。 『…まあ、しかし努力の甲斐もなく、大学受験では第一志望に失敗、 そこでまず人生最初の大きな挫折を味わった…』 ――…その通りだお。 今にして思えば、あの時から僕の人生は狂いはじめたんだお。 『その後、第二志望の大学に進学するも、彼女には捨てられ、友達もできず、孤独な大学時代を過ごす…』 ――ああそうだお。 それでも、僕は腐ることもなく、一生懸命勉強を頑張ったんだお。 その甲斐あって、超就職氷河期と言われていた時代だったのに、ちゃんと内定を取ることができたんだお。 『しかし、その苦労してやっと入った会社では、コミュニケーション能力の低さと、 応用のきかない悪い頭のおかげで、仕事はうまくいかず、やがて出世コースから完全に外れていった…』
902 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 11:57:56 ID:LyKj9tUzO
――それでも…それでも! 僕はひたすら努力したんだお! いつか必ず報われると信じて… 『でも会社は、そんなお前を業績不振と人材の合理化を理由に、あっさりと切った』 ――そう…だお 僕のそれまでの努力と苦労は、完全に無駄になったんだお 『で、その後はいろいろな職に就くが、いずれも長続きせず、ついには生活苦で借金…か』 ――…首が回らなくなるまで、あっというまだったお そのときからだお。死ぬことを考えたのは 『で、その頃ちょうどタイミングよく同窓会の通知があったと』 ――…僕は出席するつもりはなかったお。 高校の同級生たちは、みんなそれなりに社会で成功してる奴等ばっかりだし、 行っても惨めな思いをするだけだと思ったお。でも… 『でも…?』
903 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 11:58:56 ID:LyKj9tUzO
――なぜ、僕と奴等はこんなに違うんだろう? どうして神様は、平等な能力を授けてくれなかったんだろう? 僕はひたすら努力しても、奴等と同等にはなれなかったお 人は…生まれながらにして、すでに不平等なんだお 結局、努力が報われるのは、最初から勝ち組と決まってる奴だけなんだお… それに気がついた時、僕は 全 て が 憎 く な っ た ん だ お 『…で、例の事件を起こした、というわけだ』 ――どのみち死ぬつもりだったお 死刑判決も予想通りだったし、さしてショックでもなかったお 『ふむ…なるほどね。こっちの調書と相違ねえな… じゃあ内藤よ、お前に一つだけ質問がある』 ――…なんだお? 『お前は、この人生に悔いはないか?』
904 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 11:59:49 ID:LyKj9tUzO
――…は? 何を言ってんだお 『だから、悔いのない満足な人生だったのか、と聞いているのだが?』 ――ふ、ふざけるなお! どこの誰がこんな人生に満足できるってんだお! バカにするのもいい加減にしろお! 『では、不満なんだな?』 ――当たり前だお! つーか、お前は誰なんだお!? 神様とでも言うつもりかお!? だったら、こんな凶悪犯の僕なんかさっさと地獄に送ればいいじゃないかお! 『まあまあ、モチツケピザ。とりあえずこっちに来いよ』 ――なんで死んでまでピザ呼ばわりされなきゃなんないんだお! だいたい―― 突然パッと視界が開けた あたかも真っ暗な部屋に電気をつけたように (;^ω^)「お?」
905 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 12:00:52 ID:LyKj9tUzO
从 ゚∀从「よう」 (;^ω^)「あ、あなたは…今の声の人…ですかお?」 輝くような金髪に、整った凛々しい顔だち、そして背中には大きな白い翼。 その神々しい姿は、ブーンの想像の中の天使そのものだった。 从 ゚∀从「ああ。あたしはハインだ」 (*^ω^)「ハインさん…とても素敵な名前ですお。ハアハア…」 从;゚∀从「あ、ああ。ありがとうよ…」 透き通るような白い肌に、峰不二子も真っ青なダイナマイトボディを、 申し訳程度に覆った、かなり際どい純白のレオタードが眩しすぎる。 ブーンはハアハアせずにはいられなかった。 (*^ω^)「あなたは天使…いや、神様なのですかお?」 从 ゚∀从「うーん…それは当たらずとも遠からず、てとこだな お前が思うところの『神様』なら、あっちだ」 ( ^ω^)「…お?」 ハインが顎で指した方を向くと、そこには一人の初老の男がいた。
906 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 12:02:04 ID:LyKj9tUzO
( ´∀`)「やあ、内藤ホライゾン君だモナ? はじめましてだモナー」 (;^ω^)「あ、あなた様は…もしや!」 シルバーブロンドに、立派な口髭をたくわえ、白く輝く聖衣を身に纏ったその姿は、 まさしくブーンが思い描く『神』の姿そのものだった。 右手には樫の杖をつき、よくみると頭の上には、丸い蛍光灯のような『アレ』もあった。 (;^ω^)「スーパー〇ウス様!?」 (;´∀`)「……まあ、そのような存在だと思ってもらって差し支えないモナ」 スーパー〇ウスを知らない人に説明しようかと思ったが、めんどくさいので『ビックリマンチョコ』でググレカス (;^ω^)「では、ここはもしや天国なのかお!? こんな僕が天国に来れたのかお!?」 从 ゚∀从「いや。マジレスすると、ここは天国じゃねえし。 お前みたいなキメェクズが天国なんか行けるワケねえし」
907 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 12:02:59 ID:LyKj9tUzO
( ;ω;)「おっお〜ん… 死んでまでキメェとか言われたお…まさに神も仏もないお…」 (;´∀`)「まあまあ…まだ、天国に行けないと決まったワケではないモナー ここはそれを決める審査をする所だモナ」 神様のその言葉にブーンは再び目を輝かせた (*^ω^)「マ、マジっすか!? じゃあ…」 从 ゚∀从「んなワケねえだろ。この凶悪犯のクズ野郎が」 ( ´ω`)「ショボーン…」 (;´∀`)「これこれ…ハインさん。あまりイジメないように」 ( ´ω`)「でも…たしかに、あれだけのことをした僕が天国になんか行けるワケないんだお…」 しかし、それには意外な答えが返ってきた ( ´∀`)「あー…大丈夫モナ。生前の行いとか、そういうのはあんまり気にしなくていいモナ」 (;^ω^)「え…??」 从 ゚∀从「善人だろうが悪人だろうが、こっちにはカンケーねえってことだよ」
908 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 12:05:39 ID:LyKj9tUzO
(;^ω^)「いや、でも悪いことをしたら地獄に落ちるとか、当たり前だと思ってましたお」 ( ´∀`)「そもそも善悪などという倫理観は、君ら人間が勝手に作ったものだモナー」 从 ゚∀从「そうそうww ついでに言うと、お前ら人間の『宗教』てヤツも、実はあたしら全然カンケーねえし」 ( ´∀`)「神はこうおっしゃいました…とか言うけど、私は君達に教えを説いたことなんか、一度もないモナww」 (;^ω^)「そ、そうだったのですかお…」 目から鱗とはまさにこのことだった。 ということは、こんな僕でも天国に行けるのか? と希望が見えてきたと思ったその時 ( ´∀`)「まあでも、このままだと君は天国には行けないモナ 間違いなく地獄行きになるモナー」
909 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 12:07:21 ID:LyKj9tUzO
(;^ω^)「ちょww 期待させておいてヒドスww」 再び絶望の淵に立たされるブーンであった 从 ゚∀从「まあ天国に行ける魂の条件が『生を謳歌すること』だからな」 (;^ω^)「生を…謳歌?」 ( ´∀`)「平たく言えば、人生に満足したかどうか…てことモナ」 その条件なら、どう考えても自分は失格である。 本当に不満だらけの人生だった。 最期はヤケになって、同級生たちを道連れにしたぐらいだ。やっぱり地獄行きなのか… 从 ゚∀从「でも、人間てのは欲望に底のない生き物だからな」 なかなか満足してここに来る奴はいないのさ」 ( ´∀`)「で、天国行きがあまりに少ないから、救済制度が出来たんだモナー」 (;^ω^)「救済制度…?」 ( ´∀`)「内藤ホライゾン君。君は、もう一度だけ、人生をやり直すことが出来るモナ――― 続く――
910 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/15(金) 12:09:43 ID:VDFe86MeO
乙
911 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/15(金) 12:14:14 ID:9afVNKydO
( ^@^)乙も
912 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/15(金) 12:44:18 ID:g4KYe671O
スロ話がまったく出ない感がビシビシ伝わってくるが良作の予感!
913 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/15(金) 14:21:00 ID:IXyoNdmr0
( ^Ω^)乙佳麗
914 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/15(金) 16:08:29 ID:LyKj9tUzO
なんか規制食らってました… いきなり鬱度MAXで始まって、しかもスロが全く関係ないという、なんともアレな展開ですが、 今回はちゃんとスロットの話になる予定ですww ちょっとプロローグ的な部分が長いですが… ではまた( ^ω^)ノ
915 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/15(金) 21:09:13 ID:IG9r7P9jO
(^o^)おもしろそそせ
(*'A`)「これぜってぇーおる」 ウザガキの決めセリフを言い意気揚々にマジハロをぶん回すドクオ (´・ω・`)「まだ2時間しか経ってないのに2000枚突破か。まあノリだからどんどん出して…」 ('A`)「しょぼん、先に聞いておく。万枚を出しても…構わんのだな?」 (´・ω・`)「鋼鉄の錬金術師ktkrwww。あぁ!僕もブーンも6っぽいからぶん回しだね」 ('A`)「おぉ!」 しかしドクオは未だわからずにいた。こんな朝に並びもない店がそんなポンポン設定を入れるのか…と しかしトイレに行くついでにデータカウンターをポチポチしていてその謎が氷下 ('A`)「このりんかけ…あまり回ってないが合成はいい…。ガンダムもバケ付きいいのがこの一週間に結構あるな…」 そう、この店は見かけも悪くイベントをほとんどしない為プロが寄りつかず だが駅に近いこともあってシルバーな客、リーマンなどが立ち寄る典型的夕方始動店なのだ ('A`)「しょぼんの野郎…やりやがる」
閉店──── それはスロプの活動終了の時。1日のことを振り返ったりやっぱり読み通りだった、狙いは外したがケアできた…など一喜一憂する時間でもある (´・ω・`)「で、何で開店2時間前とあんまり出玉が変わらないのかな?かな?」 ('A`)「そ、そのぉ…あのアリスのやつがグータラして…」 (´・ω・`)「マジハロの6で2200枚か、まあ期待値期待値…(遠い目)」 ('A`)「そそ!期待値期待値!」 スロプのあまり出なかったりした時の魔法の言葉だ。 期待値期待値、これだけで次頑張れるから不思議である。 プロとアマの違いがあるとしたらこの辺りも大きいだろうか ( ^ω^)「しゃぶれや」 (#'A`)「あぁん?あんかけチャーハン?!」 (´・ω・`)「まあまあ。とりあえず反省会と言うことで飲みに行こっか」 ( ^ω^)'A`)「おいす〜」 そうして彼らサンズオブリバティの夜は更けていく──
─────、 ( ´∀`)「で、もう辞めたいモナ?」 (´ζ `;)「は、はい…もうこんなことはこれっきりで…」( ´∀`)「そうかモナ…残念モナ。君とはいい友達に慣れると思ったんだモナが」 (´ζ `)「そっそれじゃあ!」 ( ´∀`)「死ねモナ」 (´ζ `)「!」 ゴスッ─── 渇いた音が裏路地に木霊する その後も何度も何度も何かを打ちつけた様な音が響いた ( ´∀`)「バカモナ。この世界そんな甘くないモナ。普通に続けてればこんなことにはならず甘い汁を吸えたモナ」 ……… ( ´∀`)「お前たちもそう思うモナ?」 (((;`・ω・))) (((;´_ゝ`))) (((;゚∀゚))) (((;゚Д゚))) は……はい… 一同は同じことを思っていた こいつは…どっかイカレてやがる…と
突然だがサンズオブリバティの朝は早い いや、これは全てのスロプにも言えることだが、抽選なら30分前に行けば事足りる、しかし全てがそうとは限らない 並び順の所も多々あり田舎ほどこの傾向が強いらしい(作者調べ) 彼らはそんな店、つまり並び順の店に今日は来ていた。 ('A`)「ウォ…グゥゥ…」 ( ^ω^)「プギャッププャ」 (´・ω・`)「………」 ('A`)「グオォー!」 ( ^ω^)「プギャップギャッ」 (´・ω・`)「ドクオのはニュアンスで伝わるけど、ブーン、それは僕をバカにしてるのかい?」 ( ^ω^)「ちょwww違うぉ!ゾンビーだぉwww」 ('A`)「プギャプギャ言うゾンビがいるかwww」 ( ^ω^)「そもそもドクオがその台を打つ前にその台の気持ちにならないといけないとか変なこと言うからwww」 ('A`)「うっせwww」 すいません作者の日課ですwww
そう、彼らがこうして並び順の店に来たのも朝早くから並んでるのもすべてはパチスロ、バイオハザードの為である 山佐から出た4リール式パチスロの台4弾。 もうキン肉マンを知らぬスロ打ちはいないであろうほどの人気の後に出されたこれも期待の台である 通常いつからでも期待の出来るART、biohazardを搭載し、その期待が出来る超高確、ウェスカーモードというRTも完備している 6の割は破竹の119とバイオハザードファンには待ちに待った台と言えよう
921 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/16(土) 09:31:30 ID:FfTfndNEO
( ・∀・)名無しタソ待ってたぞ!おつかれー
( ^Ω^)乙家例
('A`)「ウェスカー!yourチェックメイト!」 ( ^ω^)「ノー!アイムソーリー!」 (´・ω・`)「wwwwww」 端から見ればバカ丸出しだが…案外楽しかったりする でも、並んでる時は周りに迷惑かけないようにね!作者とのお約束 ('A`)「設定判別はARTのハズレ、単独ボーナスで行う」 ( ^ω^)「通常は中中青バー狙い」 (´・ω・`)「後は通常のBHの入りやすさで判別…で、おKだね」 三者三様、予習は完璧だ ('A`)「久しぶりにうずって来たぜ…俺をうずらすたぁ何年振りだろうな。獣王以来か!」 ( ^ω^)「???」 (´・ω・`)「ゲーセンでしか見たことなすwww」 バイオ設置数は10台、ドクオ達は123、まず取れる… <丶`∀´> (´ζ `) (´・(ェ)・) はず……? 続く
5連規制うざすwww 5回書き込むと書き込めなくなるんだね だから皆さんチラッと見かけて投下されてたら支援してやってくださいな ではまた
新夢氏 お待ちしておりました 自分も大変楽しみに読ませてもらってます 間に入って書いちゃったりしたらごめんなさい… 頑張ってください!
>>925 いえいえこちらこそ…
共にこのスレを盛り上げていければ…と思っておりますので、どうぞよろしくお願いします
あと、実は今、4号機のネタに少々困ってまして…というか、ほとんど忘れてます。
なので、皆さんの思い出の機種とかの話を聞かせて頂きたいのです。
あの台は食えた…とか、最高○万枚出た…とか何でも結構です。
話は大筋では完成してるんですが、細かいエピソードとか入れていく際に参考にさせて頂きたいので…
お願いしますm(_ _)m
927 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/17(日) 03:35:47 ID:jfJIGuOfO
( ^ω^)乙加齢!
928 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/17(日) 20:34:59 ID:DmPLXCGvO
お疲れさん
>>929 仕事帰りにハローサンタマシンガンで
10k投資して、マシンガンモード入ってそっから三時間で15k枚出した事あるよ
初の万枚だったから
嬉しかった
929 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/17(日) 20:36:12 ID:DmPLXCGvO
>>928 ハローサンタですか…
僕は打ったことないですが、近所の店で4万枚出たという伝説があったのを思い出しました
ありがとうございます!ぜひ参考にさせて頂きます
いよいよ、決戦の時…っ ('A`)「さあて行くか」 (´・ω・`)「うん」 ( ^ω^)「派手に行こうぜぇ!」 『開店でーす』 店員から聴こえる走らないでくださーいの声。 いやしかしもう彼らには聞こえまい。戦場の獅子が聴く耳を持つわけがなかろう ('A`)「よっしゃあ!(赤背景by哲也)」 (´・ω・`)「全てを賭ける!(by幸村)」 ( ^ω^)「そりゃあ突っ込めえぇぇ(花の慶次)」 10台はあっと言う間に埋まった。 無事何とか台を取れた3人、左角にドクオ、左角2にしょぼん、右角2にブーン 角2を抑えるのはもはや定石となっているスロプロ業界 ドクオは昔の名残かやはり角が好きなようだ
('A`)「まあ123番で取れないわけないよな!」 (´・ω・`)「しかし6入るかな…」 ( ^ω^)「まあ1台は入るんじゃないかぉ?」 間の時間にドクオ達が話していると同じバイオを取った三人組がこっちに来た <丶`∀´>「ニダニダニダwww」 (´ζ `)「………」 (´・(ェ)・)「プププ、フヒヒ」 ('A`)「あん?何か用か?」 <丶`∀´>「いや、余りにも典型的なスロプだなと思って笑っていたニダwww」 (´・(ェ)・)「クマーwww」 (´ζ `)「……」 (#'A`)「あぁん?喧嘩売ってんのか?」 (´・ω・`)「まあまあ。そんなDQNみたいな真似しないでさ」 ( ^ω^)「ドクオはカルシウムが足りないぉ」 ('A`)「うっせ」 (´・ω・`)「で、注文を聴こうか…君達」
<丶`∀´>「無職乙ニダwww」 (´・(ェ)・)「バカなの?死ぬの?www」 (#´・ω・`)「……。ドクオ、ブーン。どうやら彼らはただ狙い台を取られて皮肉ってるスロプだよ。シカトしよう」 <#丶`∀´>「ニダ?てめぇ調子のんなニダ!表出ろニダ!」 (´・(ェ)・)「ボコるよ?ボコるよ?」 (#'A`)「上等だコラァ!死ぬ気で来い!」 まさに一発触発 だがしかし、 ( ^ω^)「まあみんな落ち着けぉ。喧嘩なんかしても何にもならんぉ。せっかくみんなバイオ取れたんだからここで喧嘩は勿体無いぉ」 (´ζ `)「……彼の言うとおりだ。ニダ、クマ、その辺りでいいだろ」 <丶`∀´>「ちっ…」 (´・(ェ)・)「ハーは甘いなうん。ここで潰しとけば後に響かない」 (´ζ `)「出禁になるわけにも行かない、それに彼らは何もしていないだろ。さあ、そろそろ打ち出し開始だ。君らも台に戻りなよ。悪かったね」 そうして彼らは台に戻っていった
(#'A`)「んだよあいつら!あからさまに喧嘩売りやがってよ!」 (´・ω・`)「確かに妙だよね。角2はセオリーではあるけどここは均等に入るし新台だから昨日がどうとかって話しでもないしね」 ( ^ω^)「まあ二人とも周りの人に迷惑かけるようじゃSOR(サンズオブリバティ)失格ぉ」 ('A`)「うっ……返す言葉がないと言うのはまさにこのこと」 (´・ω・`)「ブーンに諭されるとは…しかし正論だね。すまなかったよ」 ( ^ω^)「わかればいいぉ。さあ、打つぉ」 では、スタートです!
('A`)「中バー中バーと。ん?何か洋館じゃないぞ?」 (´・ω・`)「あぁ研究所だね。高確確定だよ。どうやら全台高確スタートらしい」 ('A`)「へぇ〜『ビシュン』おっリプリプリプ7で特リプだな」 (´・ω・`)「ハンターじゃないか!熱いよ!」 ('A`)「レベッカが応援で来て中中バーキター!そして『バチュン!』」 (´・ω・`)「いきなりビッグか、羨ましい」 ('A`)「お先〜」 ビッグボーナス中はナビに従いながら打つ 上半身裸のゾンビやレベッカなどが出ればチャンス! ('A`)「ってそう簡単には行かないか〜まあ次はBH入れるぞと」 ペシ グワァ! biohazard! ('A`)「あ、空が見える」 (´・ω・`)「ちょぉwwwwww」 続く
936 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/19(火) 08:46:00 ID:EwlLH/gFO
( ・∀・)おつかれー
937 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/19(火) 09:08:07 ID:pDrnRpHA0
( ^Ω^)乙鰈
938 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/19(火) 12:04:05 ID:wdZzDQG/O
( ^@^)乙も
939 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/23(土) 17:00:38 ID:IaQ8JHDvO
( ・∀・)保守
940 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:10:53 ID:UNVZZb42O
(;^ω^)「人生を…やり直す?」 ( ´∀`)「そうモナー。過去の分岐点に戻って、やり直s」 (*^ω^)「だ、だったら、僕はお金持ちの家に生まれて、IQ200の頭脳を持ち、 顔も超イケメンで、それで隣りにはツンデレ幼馴染みの許嫁が(ry (;´∀`)「話はちゃんと聞いて欲しいモナー…」 从;゚∀从「それじゃ完全に別人になってんじゃんか… オメーが言ってんのは『生まれ変わり』だろ」 (;´∀`)「…残念ながら『やり直し』なので、君のスペックは変わらないモナー」 ( ´ω`)「…なんだ、そうなのかお…」 ブーンはがっくりと肩を落とした 从 ゚∀从「なんだよ。これはチャンスなんだぜ?」 ( ´ω`)「こんな低スペックな僕が、どこからやり直したって、たかが知れてるお…」 (;´∀`)「ま、まあ人生どこでどうなるかわからないモナ?」
941 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:12:03 ID:UNVZZb42O
( ´ω`)「気休めはいいですお… どう頑張っても僕なんか…」 从;゚∀从「ホントにネガティブな奴だな…」 (;´∀`)「ほ、ほら!なんかないのかモナ? やり残した事とか、やってみたかった事とか」 ( ´ω`)「…やってみたかったこと…?」 ―――僕は何をやりたかったのだろう? 子供の頃描いていた夢の一つや二つは、僕にもあったはずだお。 でも、僕はその全てを我慢しながら生きてきたんだお。 ひたすら、将来の為に今は…と我慢して、我慢して。時には諦めて。 そして、やがてそれが当たり前になった頃、もう夢を見ることも、思い出すことさえも出来なくなっていたんだお。 ( ω )「僕には…やりたい事なんてありませんでしたお いや、あったはずだったけど、忘れてしまいましたお」
942 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:13:28 ID:UNVZZb42O
(;´∀`)「内藤君…」 ( ω )「やり残した事といえば、せいぜい途中までやりかけのエロゲぐらいですお」 从;゚∀从「そ、それは切ねえな…」 ( ;ω;)「だから…こんな僕の人生なんか、やり直す価値すらないんですお… おっお〜ん」 すっかり負け犬根性が身に染み付いてしまっていたブーンには、ポジティブに物事を考えることなど、出来るはずもなかったのだ。 (;´∀`)「だ、大丈夫モナ、そんな君にオススメのプランがあるんだモナー」 ( ;ω;)「……おん?」 (;´∀`)「え〜と…5年前の7月31日、ここで君はあるフラグを立て損なっているモナー」 从 ゚∀从「人生を大きく左右するぐらいのデカいフラグだ。コイツは試してみる価値ありそうだぜ?」 ( ^ω^)「5年前の7月31日…? 会社をリストラされた直後ですかお?」 ( ´∀`)「そうモナ。この日君は、VIP駅前を歩いていたモナ」
943 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:14:59 ID:UNVZZb42O
(;^ω^)「…全く覚えてませんお」 从 ゚∀从「それは無理もねえ。本当にただ、なんとなく歩いてただけだからな」 ( ´∀`)「その駅前の『とある場所』を通過するのに、30秒ほど遅れるかどうかが鍵だったんだモナ」 (;^ω^)「え!? たったそれだけですかお?」 从 ゚∀从「案外そんなもんだぜ? これだけで、お前の人生は180度ガラっと変わる事になるはずだ」 ――180度 この言葉に僕の心は揺れ動いた ( ^ω^)「……ひたすら我慢ばかりの人生でしたお。それが180度変わるのなら… 今度の人生では、我慢することなく、自由に生きられますかお?」 从 ゚∀从「それはお前次第だが、そういう環境になることは保証するぜ?」 ( ^ω^)「……やりたい事も見つかりますかお? 今度こそ幸せな人生が送れますかお?」 ( ´∀`)「……一度めは最低最悪な人生だったモナ? それが真逆になるとしたら…」
944 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:17:09 ID:UNVZZb42O
从 ゚∀从「期待していいんじゃねえか? ただ…」 ( ^ω^)「ただ…?」 从 ゚∀从「前回とは全然違う人生になることは保証するが、その結末はあたしらにもわからないんだ」 ( ´∀`)「本来選ばれなかった未来だから、歴史として記録がないんだモナー」 ( ^ω^)「……じゃあ、同じようにバッドエンドの可能性も?」 从 ゚∀从「否定は出来ない。しかし、お前次第でどうとでもなるという事でもある」 ( ´∀`)「さあどうするモナ? このまま不浄の魂として地獄に行くか、 それとも、やり直しにチャレンジするか…」 ――僕の心は、もう決まっていた ( ^ω^)「……僕は、やりますお! 今度こそ悔いのないように生きてきますお!」 ( ´∀`)「よく言ったモナ! ではさっそく。ハインさん、どうぞ」 从 ゚∀从「は〜い。一名様ごあんな〜い」 そう言ってハインは指をパチンと鳴らした。 それと同時に体が宙に浮いたような感覚に襲われる。
945 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:23:57 ID:UNVZZb42O
(;^ω^)「え?? なにこr」 突然視界が再び闇に染まり、それと同時に体の感覚もなくなった。 まるでこの闇に同化してしまったかのように。 ――え?? ちょっと神様!? まだ心の準備が… 『すまないが、ちょっと時間が押してるんだモナ。え〜と、注意事項が一つあるモナ』 『とりあえず、やり直しポイントに戻ったら、ここでの事や、最初の人生の記憶は全部封印されるから』 ――え?? でもそれじゃあフラグが… 『大丈夫モナ。ちゃんとフラグが立つまで、我々がしっかりサポートするモナー』 『またここに来た時に全部思い出すようになってるから、心配すんな』 ――それなら安心ですお。 でもまた…てことは… 『うん。もう一回お前が死んだら、だな』 『まあ、たぶんしばらく後になるモナー』
946 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:25:17 ID:UNVZZb42O
――そうですおね じゃあ、しばらくお別れですかお… なんつーかその、いろいろとお世話になりましたお 『今度は大往生してくるモナー』 『じゃあな。頑張って生きて死んでこいよ〜』 ハインの声が遠ざかると、はるかかなたに白い光が見えた。 眩しいそれは、段々近付いてきて、やがてブーンの全てを包みこんだ。 そして、視界と共に意識も真っ白になって…… 気がついた時にはもう、彼の二回目の人生は始まっていたのである―― ――続く
947 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/23(土) 22:26:23 ID:UNVZZb42O
どうもお待たせしました 長いプロローグが終わり、ようやく次回から本編スタートです… とりあえず次回は、ブーン小説スレではおなじみの、『あの男』との出会い編の予定です ではまた( ^ω^)ノ
948 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 00:35:09 ID:MYCg1BQFO
|・ω・`)乙
949 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 08:29:28 ID:Zg+n9O97O
( ^@^)乙も
950 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 11:16:18 ID:Cd+pikdMO
/^o^\ハヤクツヅキガヨミタイデス!
951 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 13:42:08 ID:q2gpr3Yn0
( ^Ω^)乙鰈
952 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 13:53:54 ID:GieK7nfD0
( ^Ω^)乙家例
953 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/24(日) 17:13:35 ID:JWN9wRuiO
( ・∀・)おつかれー
954 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:14:28 ID:GtsyYs/vO
―――200X年 7月31日 とあるバスの中 ( -ω-)……zzz 『え〜、次はVIP駅前〜、VIP駅前〜お降りの方は〜…』 (; -ω-)「う…う〜ん…」 (; ゚ω゚)「……は!?」 ブーンは目覚めと同時に周囲を確認する。窓の外に目をやると、そこには見慣れない町並みが広がっていた。 (;^ω^)「す、すいません!降りますお!」 慌ててバスの停車ボタンを押す。 ギリギリのタイミングだったらしく、バスはやや急ブレーキ気味に速度を落とし、停留所に停まった。 やや小走りで降り口に向かうと、バスの運転手が不機嫌そうな顔をしていた。 ミ#,゚Д゚彡「おう、兄ちゃんよ。もうちっと早くボタン押してくれや、あ? な?」 (;^ω^)「す、すみませんでしたお。ちょっと寝ちゃって…」 ミ#,゚Д゚彡「……たく」
955 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:15:51 ID:GtsyYs/vO
そして、料金を支払おうと財布を取り出し、急いで小銭を探す。 しかし、人間テンパるとロクなことがないらしく (; ゚ω゚)「アッー!!!」 と、思わず財布を落とし、車内に小銭をバラまいてしまった。 (;^ω^)「す、すいませんお!」 ミ#,゚Д゚彡「おまえわざとか? あ? な?」 バス乗りたてで、料金を支払おうと財布を取り出した時、思わずテンパってしまった・・・ そして財布を落とし小銭をバラまいてしまった・・・ 僕はピンセットのようなものは持ってなかったけど、一枚づつ急いで拾ったのに、 「おまえわざとか?」とかイヤミを言われた。僕は全然悪くないのに――… ミ#,゚Д゚彡「…あ?」 (;^ω^)「すいません。僕が全面的に悪いです。もちろんアタッマにもきてませんお」
956 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:16:51 ID:GtsyYs/vO
ミ#,゚Д゚彡「あ〜あ、5分も遅れちまったよ。今日はついてねえなぁ〜」 (;^ω^)「ほ、本当にすいませんでしたお…」 ミ#,゚Д゚彡「けっ… ありがとうございました〜」 なんとか料金を支払い、バスを降りたブーン。バタンと勢いよくドアが閉められ、すぐに発車していった。 その去っていくバスが見えなくなるまで、律義にペコペコと頭を下げていたのであった。 ( ´ω`)(ああ… つい寝過ごして余分に料金がかかってしまったお…) ( ´ω`)(おまけにさっきのバスにバラまいた小銭… 500円玉は結局見つからなかったお…) ( ´ω`)(もったいないお… 今の僕には、1円たりとも無駄な出費はできないというのに…) ブーンは、ついこの間会社をリストラされたばかりで、現在求職中の状態。この日もハローワーク帰りだったのだ。
957 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:18:22 ID:GtsyYs/vO
( ´ω`)(え〜と… 次のバスは…) (;´ω`)(ちょww 2時間後とかww マジパネェww) (;´ω`)(この暑い中2時間待ちはキツいお… 仕方無い… またお金かかるけど、漫喫にでも行くかお…) ブーンの様なピザは、暑い時滝のように汗を流す。それはもはや夏の風物詩と言ってもいい。 ただ、その巨体を引きずるようにして、炎天下の中をゾンビの様に彷徨う姿は、見苦しい事この上ない。 そうしてノロノロとブーンは漫喫を目指して歩き出した、そのとき 『そこのお兄さん、ちょっといいですか?』 (;´ω`)「…ほえ?」 ふいに声をかけられた。 くるっと回れ右して、最初に目に飛び込んできたものは… (;*゚ω゚)(うはww ス、スイカ!? スイカが二つww)
958 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:20:59 ID:GtsyYs/vO
見事に育ったオッパイ―― まさにスイカと形容するに相応しい、立派なものが二つそこにあった。 夏らしく大胆に開いたその胸元は、童貞のブーンには少し眩しすぎたようだ。 (;*゚ω゚)「ぼ、僕に何か御用ですかお…? ハアハア…」 从; ∀从「は、はい。少しお時間取らせてもらっていいですか?」 だが、ここでブーンはピーンときた。 顔は長い前髪でよく見えないけど、こんな巨乳でナイスバディなお姉さんが、 僕みたいなキモピザに話かけてくるとしたら… 从 ∀从「え〜と、あなたは今、幸せですか?」 (;´ω`)(やっぱり…変な宗教かキャッチのどっちかだと思ったお…) ちょっとガッカリしたけれど、こんな見事なスイカを拝ませて頂いただけでも良しとしよう。 後は適当にあしらうか…こういうのは、きっぱりと断らないと、非常に面倒なことになる。 ブーンはこの手の勧誘には経験豊富だった。
959 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:22:36 ID:GtsyYs/vO
( ´ω`)「ええ、僕は十分に幸せですお。だからほっといて下さいお」 从 ∀从「とてもそうは見えませんよ?」 ( ´ω`)「いえいえ、そんなことは…」 从 ∀从「今ならあなたの様な、無職童貞でも幸せになれるツボがなんと、たったの50Kで…」 (;^ω^)「ちょww 無職童貞とかww 確かにその通りだけどヒドスww」 从 ∀从「おやおやぁ? いらないんですかぁ? 幸せになれるツボ。 脱童貞できちゃうかもですよぉ?」 (;^ω^)「そんなもんで脱童貞できたら、誰も魔法使いとか妖精とかならないですおww とにかく、そんなインチキくさいもんいらないですおww」 从 ∀从「そうですかー… じゃあせめてあなたの為に祈らせて下さいー…」 (;^ω^)「お…?」 妙にあっさりと引き下がったな…? と、ブーンは少し違和感を感じた。 こういうのは大概しつこいと決まっているのに。
960 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 20:24:02 ID:GtsyYs/vO
从 ∀从「祈りましょう… あなたの人生に…」 从 ゚∀从「幸…おおからん事を」 ( ^ω^)(え…?) 長い前髪から、一瞬だけのぞいた彼女の目は、どこか奇妙な感じがした。 まるで吸い込まれそうに美しく、深い輝きを湛えた瞳… ( ^ω^)(あれ? この感じ…どこかで…) 从 ∀从「それでは…お時間取らせて申し訳ありませんでした」 そう言うと、巨乳の女性はそそくさと雑踏の中に消えていった。 (;^ω^)「あ…ちょっと…」 もう彼女の姿は見えない。 なぜだろう…? この手の勧誘なんか、日常茶飯事のはずなのに、何故か彼女の事が気になる。 あの見事なスイカップのせいだろうか? いや、そういうことじゃあないな… ( ^ω^)(どこかで、会った事がある…ような?)
961 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/25(月) 20:56:03 ID:FEKpqOtGO
( ・∀・)おつかれー
962 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:15:40 ID:GtsyYs/vO
ブーンは数秒考えていたが (;^ω^)(暑い… とりあえず漫喫に行くお) まずは落ち着いてからにしよう、と再びノロノロと歩き出したのであった。 从 ゚∀从「ふう…35秒、少しオーバーしちまったな…」 『大丈夫だモナー。全然許容範囲だから問題ないモナー』 从 ゚∀从「よし! じゃあ仕事は終わりだな! あたしは今日はこれで上がるぜ?」 『おK! 乙カレだモナー』 从 ゚∀从「さぁて! じゃ人間界で一杯やってくか! こんな暑い日はやっぱビールだろ!」 『いいモナー… 私は今日も残業だモナー…』 从 ゚∀从「はっはっは! 悪いねぇ〜 じゃあお先〜」 実は神様も、たまに盛り場に出没しているようです
963 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:16:58 ID:GtsyYs/vO
(;^ω^)(ふう… 漫喫は… あそこかお! …ん?) 目指す漫画喫茶のひとつ手前の建物の前で、ブーンは立ち止まった。 (;^ω^)(おお〜! ケンシロウだお! テラ懐シスww) その店の前に何本も立てられていた旗には、かつて大好きだった漫画『北斗の拳』のケンシロウが描かれていた。 ( ^ω^)(パチスロ北斗の拳大量導入…? パチスロ…てなんだお?) ( ^ω^)(つーかここはパチンコ屋さんかお…? パチスロってパチンコの仲間かお?) パチスロのことなど何も知らないブーンには、パチンコとの区別すらつかなかったのである。 しかし、パチンコのことなら、ニュース等で若干知っている。 ( ^ω^)(子供を車内放置で死なせたり、借金まみれになって自殺する人が後を絶たないというアレかお…)
964 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:18:03 ID:GtsyYs/vO
( ^ω^)(…ギャンブルなんて、絶対勝てないようになってるんだお。 そんな事当然なのに、どうしてみんなやるんだお? バカだお) 至極一般的な見解であった。 ブーンは、パチンコやパチスロに全く興味などなかったのだ。 メディアはこの業界のマイナスな部分ばかり報道する傾向が強い。 だから、何も知らない一般人は、いい印象を持たないのが普通である。 このときのブーンも例外ではなかった。 ( ^ω^)(さて、漫喫に行くお。 そうだお、今日は北斗の拳を読むお!) 再び歩きだそうとした、そのとき、パチンコ屋の自動ドアが開き、中から勢いよく人が飛び出してきた! ――ドン!! Σ(#)゚ω゚)「はうッッ!!」
965 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:19:06 ID:GtsyYs/vO
思いっきり激突されたブーンは、思わず地面に倒れこんだ。 (#);-ω-)「うう… 一体何なんだお…?」 ふらふらとようやく立ち上がったブーンに飛んできたのは、酷い罵声だった。 『いてえな! んなトコにボーっと突っ立ってんじゃねえよ! このピザ!』 (#);-ω-)(え…? このシチュエーションは… もしや…) 恐る恐る顔を上げると、まず目に入ったのは、黒いドクロのTシャツ。 さらに上に目をやると、鼻と口にピアス、そしてスーパーサイヤ人の様な逆立った金髪だった。 ただし、顔は決してイケメンではない。 そんな奴が、鋭い目つきでこちらを睨んでいる。 (#);-ω-)(はい、DQNです。本当にありが(ry (#'A`)「なにシカトこいてんだよ!? コラ!」
966 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:20:07 ID:GtsyYs/vO
(#);-ω-)(ふう… これは話してわかるタイプじゃなさそうだお… となると…) 悲しい事に、ブーンはDQNに絡まれるのも経験豊富だった。 (#);-ω-)「すいませんでしたお… 許して下さいお…」 (#'A`)「ああん!? テメェ! それで済むと思ってんのか!?」 (#);-ω-)(ああ… やっぱりお金かお…) そう、このタイプのDQNは金さえ出せば怒りはおさまるはずだ。でも… (#);-ω-)(困ったお… お金に余裕なんてないのに… ここは土下座でなんとか…) ブーンは土下座の準備の為に、膝をついた。自慢じゃないが、土下座には自信がある。 この芸術的な土下座でこれまで幾度となく修羅場をくぐり抜けてきたのだ! さあ金髪のDQNよ! 我の土下座、とくと拝ませてくれよう!
967 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:22:43 ID:GtsyYs/vO
(#);-ω-)「申し訳ありませんでしたお! この通り…」 ブーンが必殺の土下座を披露しようとした、そのとき (;'A`)「あれ…? お前、ブーンじゃね?」 はい? ('∀`)「やっぱりブーンだww マジかよ!? 久しぶりだな、オイww」 さっきまでの怒りはどこへやら。 つーかそんな急にフレンドリーになられても、リアクションに困るのですが (;^ω^)「あ、あの。あなたは…?」 そうです。僕はアナタみたいなDQNの知り合いなんていません。 ('∀`)「俺だよ、俺! わっかんねえかな〜? ドクオだよ!」 ドクオ…? なんかすごい懐しい響きの様な……あっ! (; ゚ω゚)「ドクオ!? あの3年キモ面組の!?」 ('∀`)「そうそうww いやぁ久しぶりだな〜ww」 この再会が、ブーンの人生を大きく変えるフラグだったとは、もちろん知る由もなかったのである。 ――続く
968 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/25(月) 21:32:17 ID:GtsyYs/vO
どうも 今回は早めに投下できました…が、自分でもびっくりなぐらい話の進行が遅いです。 この調子だと、かなりの大長編になりそうな… 自分も携帯厨なもんで、メモ帳いっぱいに書いては、即投下…のくりかえしなんですが、 なるべく短い間隔で投下するように努力しますんで、よろしくお願いしますm(_ _)m ではまた( ^ω^)ノ あと、意見感想指摘等いただけたらとてもうれしいです
969 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/25(月) 22:07:43 ID:3bRwiIbrO
(;'A`)携帯からかよ。スゲエ大変そうだなw ('∀`)とりあえずストーリーはいい感じだぜ。
970 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/26(火) 05:08:35 ID:swjmQaSO0
( ^Ω^)乙鰈
971 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/26(火) 05:16:05 ID:FaPt2WPa0
972 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/26(火) 08:26:33 ID:Y8oY47dr0
( ^Ω^)乙華麗
973 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/26(火) 11:41:46 ID:nNU5HQyGO
( ^@^)乙も
974 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/28(木) 09:46:10 ID:aJQj5LTcO
( ^ω^)よっこらセックス。
975 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:07:41 ID:lY2MTdYuO
――モテない男達がモテる為にはどうすればいいのか? 見た目がアレならば、巧みな話術で相手を楽しませるしかない。 そう、三枚目路線でいくしかないのである。 そこで、自らのキモメンを自虐ネタにすることで、女子の人気を得ようと結成された痛くも哀しい軍団、それがキモ面組である。 ('∀`)「いやぁww 懐しいなぁ、キモ面組ww 俺がリーダーで、ブーンが副リーダーでさww」 (;^ω^)「中学以来だおね? ドクオ、なんかすごく感じ変わったから、全然わからなかったお」 ('∀`)「ああ、あの頃は長髪にメガネで、宅八郎風だったからなww」 (;^ω^)「で、今はスーパーサイヤ人風DQNかお?」 ('∀`)「ああ、これね。俺バンドやっててさ、ビジュアル系の」 (; ゚ω゚)σ「ビ、ビジュアル系!? ドクオが!?」
976 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:09:44 ID:lY2MTdYuO
ドクオがビジュアル系。 これにはまず驚いた。が、そのすぐ後には、腹の底からなにか込み上げてくるものが… ( ^ω^)「ぷ…くくく」 (;'A`)「なに笑ってんだよ! それでさ、これからスタジオなんだけど… あ、そうだ!」 (;^ω^)「お?」 (;'A`)「なあ、ブーン。今…つーか、今日この後ずっとヒマか!?」 (;^ω^)「どうしたんだお? まあ、ヒマっちゃあヒマだけど…」 (;'A`)「だったらさ、北斗の代打ちしてくんね? 3時間ぐらい」 (;^ω^)「ほくとのだいうち??」 パチンコとスロットの区別もつかないブーンには、代打ちの意味すらわかるはずもない。 しかし、ドクオは構わず続ける。 (;'A`)「往復3時間だと、休憩札の時間じゃ足りねえんだよ。 久しぶりに6掴んだんだ、頼む! 後で寿司でも奢るからさ」 (;^ω^)「寿司は有り難いけど、でm」
977 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:11:08 ID:lY2MTdYuO
(;'A`)「おわ!? もうこんな時間だ! じゃあブーン頼んだぜ! 356番台だから!」 (;^ω^)「え?? ちょっとまっt」 あっというまにドクオは走り去っていく。 ブーンは一人で呆然と立ち尽くすしかなかった。 (;^ω^)(まあ、まて。とりあえず落ち着け。まずは状況を整理しようか) ( ^ω^)(キーワードは二つ…『ほくとのだいうち』と『356番台』だお この謎を解き明かし、ミッション完遂で寿司にありつける… ここまではおK) ( ^ω^)(『ほくとのだいうち』…は、とりあえず置いといて、『356番台』について、考察するお…) ( ^ω^)(ドクオはこのパチンコ屋さんから出てきたお… となれば、この数字が意味するもの、それは…) ( ゚ω゚)9m(ズバリ、パチンコ台の番号だお!!)
978 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:14:24 ID:lY2MTdYuO
(*^ω^)(というワケで、残った『ほくとのだいうち』の謎を探るべく、このパチンコ屋さんに潜入するお!) (;^ω^)(パチンコ屋さんは18歳未満は入場禁止… 僕は25歳、よし…第一関門突破だお!) ブーンは無駄にあたりに注意を払いつつ、慎重に店の入口に近付いていく。 ゆっくりとすり足でドアに近付いていくと、自動ドアが開いた。 (;゚ω゚)(うはww 騒音うるSEEEEEE!!) パチ屋の騒音は、長らく通っていると、難聴になってしまうレベルである。 慣れていないブーンにとっては、かなりキツいものがあった。 (;^ω^)(こ、これは頭が痛くなりそうだお… しかし、かつての親友と寿司の為に、僕はやるおッ! うおおおッッ!!) と、無駄に気合いをいれて、ようやく店の中に入ったのであった。
979 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:15:37 ID:lY2MTdYuO
( ^ω^)(356…356はどこだお?) ( ^ω^)(お? あったお! ん? なんかコインがたくさん置いてあるお…?) (*^ω^)(おお〜! この台は北斗の拳だお! 表の旗のやつだおね! ……はッ!?) ここでブーンの脳天に、まるでピコーンと電球がついたような閃きが舞い降りた。 (*^ω^)(謎は全て…解けた!! 『ほくと』は北斗、『だいうち』とは、すなわち代打ちッ!) ( ゚ω゚)9m「(つまりッ! このコインを使って、この台を代わりに打てということだおッ!) 誰に指をさしているのかは知らないが、とりあえずブーンは謎を解き明かすことは出来たようです。 ( ^ω^)(とりあえず座るお)
980 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:16:45 ID:lY2MTdYuO
(;^ω^)(で、どうすればいいんだお? パチンコなんてやったことないお…) (;^ω^)(つーかパチンコって、玉でやるものじゃなかったのかお? これはコインだお) ( ^ω^)(とりあえず周りの人を観察するお) ガン見するのはちょっと気がひけるので、横目でチラチラと隣りをうかがうと、なんとなく打ち方がわかった気がした。 ( ^ω^)(ふむ…このBETってボタンを押して、このレバーを…と) (*^ω^)(おお! なんか回ったお! …次は、このボタンで止めるのかお…?) ぎこちない手つきでストップボタンを押す。ポチ、ポチ…と第二リールまで止めると、たまたま7が斜めにテンパイした。 (*^ω^)(おお〜! これは知ってるお! 7が3つ揃えばラッキー7でいいことがあるはずだお!) (;^ω^)(よ〜く狙って… えい!)
981 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:18:49 ID:lY2MTdYuO
気合いを入れて第三リールを止めるも、もちろん7が揃うはずなどない。 しかし、偶然7がラインの一コマ上で停止した。 (;^ω^)(ああ〜! 惜しい! もう少しだったお…) 実際は惜しくもなんともないのだが、シロウトのブーンにはわかるはずもない。 (*^ω^)(なんとなく打ち方がわかってきたお。よ〜し! 次こそ!) そしてその後も、ブーンはぎこちなくゆっくりだが、初めてのスロットを1回転毎に一喜一憂しながら、それなりに楽しんで打っていた。 (*^ω^)(お? ベルが揃ったお! 10枚ゲッツ! これは意外と楽しいかもしれんね) 『よう、あんちゃん。ちょっといいかい?』 (;^ω^)「お?」 後ろから突然声をかけられた。 ドスのきいた太い男の声に、いやな予感がしたものの、ブーンは恐る恐る振り返る。
982 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:20:42 ID:lY2MTdYuO
(;^ω^)「はい…なんですかお?」 _ ( ゚∀゚)「ちょっと聞きたいんだけどな、その台は俺の記憶じゃ、ドクオっていうウザガキが打ってたと思ったんだが?」 年は40過ぎぐらいだろうか? 白ワイシャツを腕まくりし、緩めに締めたネクタイに不精ヒゲ。全体的にラフな印象の中年オヤジ。 日焼けした黒い肌に角刈り、服の上からでもわかるマッチョなボディ。まさに、ザ・体育会系! という感じだった。 (;^ω^)「ええ… ドクオは僕の友人ですお。代打ちを頼まれたんですお」 ( ゚∀゚)「ほう、代打ちねぇ… まあ、確かに禁止事項にゃ入ってねえけどなぁ…」 (;^ω^)「あ、あの、あなたは…?」 ( ゚∀゚)「ん…? 俺様の顔を知らねえたぁ… あんちゃんここは初めてかい?」
983 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:25:58 ID:lY2MTdYuO
物腰は柔らかいが、目つきは鋭くてスキがない。思わず緊張させられてしまうようなオーラがあった。 (;^ω^)「え、ええ… まあ」 ( ゚∀゚)「ついでにその手つきからすると、初心者かい?」 (;^ω^)「はい…実は初めてで」 ( ∀ )「ほ〜う? 初めて…ね、そりゃ大変だぁ…」 (;^ω^)「ええww もう何がなんだか…」 ( ∀ )「…ククク」 (;^ω^)「お…?」 男は突然不気味に笑いだした。そして、それはどんどん大きくなり、やがて ( ゚∀゚)「ハーッ ハッハッハッハ!!」 (; ゚ω゚)「お…???」 狂ったような大笑いになった。 しかし次の瞬間、今度は鬼のような形相で、ブーンを睨みつける。 _ (# ゚∀゚)「あっさりとシッポを出しやがったな!? コラ! テメェは何者だ? 大方そのコインを狙ったコソドロだろうがよ!」
984 :
新夢 ◆qPrXz.1ZTw :2008/08/30(土) 16:28:25 ID:lY2MTdYuO
((; ゚ω゚))「ヒ、ヒィ〜! そんな〜、僕はドクオに代打ちを頼まれ…」 (# ゚∀゚)「はッ! まだ言うか!?」 ブーンは胸ぐらを掴まれたと思ったら、一気にぐいっと引き寄せられた。 男の顔が近い。鼻と鼻がくっつきそうな距離だ。 (# ゚∀゚)「一枚役の取りこぼしすら許さねえ、あの乞食ヤローがド素人に代打ちを頼むわけねえだろ…あ?」 ((; ゚ω゚))「そ、そう申されましても、僕は本当に〜(このオッサンKOEEEEE!)」 (# ゚∀゚)「往生際が悪い奴ぁ天国に逝けねえぜぇ…? それとも… この俺様が直接地獄に送ってやろうか!? ああッ!?」 (( ;ω;))「ヒ、ヒェェェ!! (こ、殺されるー!?)」 ブーンの二回目の人生は、早くも終わりそうな予感のようです―― ――続く
( ^Ω^)乙華麗 そろそろ次スレが必要ですな。立ててみます。
986 :
985 :2008/08/30(土) 17:46:31 ID:cvS3QRhZ0
( ^Ω^)俺もダメだった・・・
989 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/30(土) 23:32:35 ID:1eE6a33RO
>>988 ( ゚∀゚)おまいはエライ!乙。
( ゚∀゚)そして作者さん乙。
プレミアムBH 次回BIGまで継続し、REGなら無条件に継続、BIGでも50%でループするART BIG中にタイラントとの死闘を繰り広げ倒せなければ継続と言う異様なゲーム性だ 故に頑張れタイラント…と言われるのはこの為である。 ('A`)「いきなりPARTとは…ついてるぜ!」 (´・ω・`)「まさかモードCだった…とかはないよね。まあおめ」 二人が楽しくやってる中で ( ^ω^)「ぉ〜一人は寂しいぉ」 そこでブーンは思いついた。隣が(´ζ `) さっきいざこざはあったが仲良くなれそうだとブーンは思っていた。 ( ^ω^)「僕はブーンですぉ。宜しくぉ」 (´ζ `)「えっ?あぁ、宜しく。僕はハクだ」
二人が仲良くなるのに時間はいらなかった 『バリー!』 (´ζ `) ^ω^)「ゴクリ……」 『よぉ遅かったな』 (*^ω^)「バリーwwwクリス行く前に倒すとかテラカッコヨス!」 (*´ζ `)「さっきからBH連発してるからブーンの6かもよ?」 (*^ω^)「マジかぉ〜?」 何ともウザい…いや仲の良い会話だ。 周りにこんな奴らがいたら生暖かい目で見守ってやってください。 (#'A`)「頑張れタイラント!クリス!ジル!死ね!外せ!てっめやめてやれよ空気嫁!」 (´・ω・`)「文だけ見ると身体障害者だなwwwお察しの通りBIG中です」 (#'A`)「ちぃ!タイラントの野郎負けやがって…使えねぇ…」 (´・ω・`)「まあサンプルがいっぱい取れたじゃないか。ART中のハズレはどうだった?」 ('A`)「1/45……」 (´・ω・`)「……6はないかもね…」
作戦会議&軽く昼食 ('A`)「俺のは駄目だな。やめてキン肉マン行くわ」 (´・ω・`)「僕のも微妙だね。まだ5はあるかもだけど」 ( ^ω^)「ブーンのは神ってるぉ!BHクソ入るしハズレ出まくりぉ!」 ('A`)「どうやらブーンのが6か。おめっとさん」 ( ^ω^)「あざーす」 (´・ω・`)「しかし隣の彼と随分仲良さそうにしてたじゃないか」 (*^ω^)「いやいや隣同士で何か色々盛り上がっちゃってwww」 ('A`)「ブーン、気をつけろよ。あいつらただ目標もなく俺達に突っかかって来たってわけじゃないらしい」 (´・ω・`)「注意するに越したことはないね」 (*^ω^)「気にしすぎだぉ〜」
─────、 ( ´∀`)「で、どうモナ?」 <丶`∀´>「ハクの台が6っぽいニダ」 (´・(ェ)・)「後はその隣のブーンってやつが6くさいんだよな?」 (´ζ `)「…あぁ」 ( ´∀`)「ってことはあいつら勢揃いってわけモナか…フフフ…モナモナ…」 <丶`∀´>「モナーさん?まさか」 (´・(ェ)・)「やっちゃうクマ?やっちゃうクマ?」 ( ´∀`)「モナ。これはチャンスモナー。ドクオに前の借りを返すモナ。それにあいつらはちょっとこの界隈でうろちょろしすぎモナ」 <丶`∀´>「わかったニダ!仲間に召集かけるモナ!」 (´・(ェ)・)「あいつら泣かせるクマー」 (´ζ `)「……(くっ…ブーン…)」
名無しさ〜ん! 新スレが立ってますよー! 投下はぜひそちらでお願いします!
( ^Ω^)乙華麗
996 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/31(日) 15:58:06 ID:YfaWiW//O
|・ω・`)
997 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/31(日) 16:00:13 ID:YfaWiW//O
|・ω・`)
998 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/31(日) 16:01:57 ID:YfaWiW//O
|・ω・`)
999 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/31(日) 16:03:09 ID:YfaWiW//O
|・ω・`)
1000 :
( ´∀`)ノ7777さん :2008/08/31(日) 16:04:36 ID:MpyaPXJDO
あ
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´∀` ) < 1001Gでレジだモナー。
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| .|7|7| | | | もう書き込めないので、
∧ ∧ .|7| | | | | 新しいスレッドで天井めざしてください。
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/ つ ̄ ̄ ̄ | ..::| < 天井だゴルァ!!
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