（　＾ω＾）ﾌﾞｰﾝがパチスロで生活を始めました ４

( ´ω｀)「・・・」

無我夢中で走ったブーンが行き着いたのはホールの屋上だった
パーラーモルスァの屋上は駐車場になっており入り口付近には自販機、ベンチ、灰皿と3点揃った仕様になっている
それなのにブーンはその一角に座らず端っこの方で地べたに体育座りをし、うつむいている
はたから見たらいかにも『スロットで大負けして自殺を考えてます』的なオーラを醸し出している

「よお、兄ちゃん。あんた背中が煤けてるぜｗ」

何者かがブーンに話かけてきた

一方ドクオ

(;'A`)「また単発か・・・」

ブーンとの一件以降、ドクオの台は挙動こそ高設定なものの出玉を際限なく吸い込み続けていた
カッチカチだった５箱も残す所１箱となり、ジリ貧である

(;'A`).ｏO(やっぱり少し言い過ぎたかな。まだ初心者で打ちたい気持ちを抑えるのも難しいだろうし
　　　　　　台移動する際に声を掛ける事の重要性も伝えてなかったしな・・・クソッ)

迷いの中、打ち続けるドクオにショボンが話しかける

(´･ω･`)｢言い過ぎたかな？と顔に書いてあるよ。ドクオ、決して君は間違った判断をした訳ではない｣
(;'A`)｢・・・でもよ、俺も最初はあんなんだったよ。ノリ打ちではなかったけど
　　　　打ちたい台を好きに打ち散らかして負ける日々の連続だった｣
(´･ω･`)｢まあ、最初は誰でもそんなもんだよ。でも、君は数週間で自分を抑える事が出来る様になったはずだ
　　　　　ブーンには悪いが、彼はそうゆうタイプの人間には見えない。
　　　　　君が厳しく言わなかったら毎日ホールに通い続け毎日負け続けていただろう・・・｣
(;'A`)｢・・・だけどさ｣
(´･ω･`)｢ふむ、相変わらずの人の良さだね。仕方ない、僕がブーンを探してくるよ
　　　　　　車で来たわけだしホール内、又は近くにいるだろうし｣
(;'A`)｢・・・助かる、携帯にかけても出ないし、俺から探しに行ってもブーンとしては微妙だろうし
　　　　　　どうしようかと思ってたんだ｣
(´･ω･`)｢とりあえず、カイジの代打ちを頼まないといけないね｣

そう言うとショボンはおもむろに携帯を取り出し電話をかけた

一方ブーン

( ´ω｀)｢・・・という訳なんですお｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢そうか、まあそれは兄ちゃんが悪いぜ｣
( ´ω｀)｢・・・それはわかってるんだお｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢それならさっさと謝っちまいな、そんな事でくよくよしてたら人生損だぜ！｣

気持ちがいい位楽観的な男である。
しかし落ち込んでる時に、こうゆう楽観的な赤の他人に相談すると気持ちが晴れるものだ

(　ﾟ∀ﾟ)｢いいか、落ち込んだ時はこうやると気が晴れるんだ｣

そういうと男は立ち上がり、続けてブーンに話し続ける

(　ﾟ∀ﾟ)｢心気を整え、まっすぐに立つ。足は肩幅に開き、胸を張り、顔を上げて口を結び、顎を引く。
　　　　視線はやや上に、手は、やすめの体勢で後ろに組むか、牛乳一気のみの要領で腰に当てる｣
( ´ω｀)｢・・・｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢そして、力まずに息を大きく吸い、片手は腰に当てたまま、片手を握り拳にして、
　　　　大きく力をため込む気持ちで斜め上に・・・こうだ！！｣

　　　 _ 　∩
　　(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい!おっぱい!
　　(　 ⊂彡
　 　|　　　|　
　 　し ⌒Ｊ

　 　　 _
　　 ( ； ﾟдﾟ)　ﾊｧﾊｧ
　　 し　　J

　 　　 _
　　 (；ﾟ∀ﾟ)　ﾆｺｯ!
　　 し　　J

思う限りに｢おっぱい、おっぱい｣と叫び倒すと男は満足そうな顔でブーンに微笑みかけた

(　ﾟ∀ﾟ)｢コツとしてはなんだが手を突き上げる瞬間、「おっ！」と発声。腹式発声でしっかりとな
　　　　そして、突き上げた拳を、日本刀を袈裟懸けに振り下ろすように、一撃必殺の気合いを込めて
　　　　斜め下へ振り下ろし、腹の前でしっかりと止める。（流れすぎないように）
　　　　この瞬間、全身の気合いを込め同じく腹式発声で「ぱい！！」
　　　　この時の発声に力がこもっていないと正しい「おっぱい！おっぱい！」にならないから気をつけろ」
(;^ω^)｢アウアウ・・・｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢どうした？恥ずかしいのか？実際やってみると凄い楽しいぜ！レッツチャレｎ｣

キュキュキュキュキュキュキュキュキュイーン、
男の携帯が鳴る

(　ﾟ∀ﾟ)｢ん、電話か。ちょっと待っててくれ｣
(;^ω^)｢この人は絶対危ないクスリをやってる人だお・・・
　　　　でも、少し気が晴れたお。ドクオに謝りたいお。でもきっかけが・・・｣

(　ﾟ∀ﾟ)｢おう、悪かったな。さて続きだ。｣

　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡

(;^ω^)｢・・・｣
　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡
( ^ω^)｢おっぱい・・・｣
　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡
　 　∩
(　^ω^)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡
　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡
　 　 ∩
(´･ω･`)彡　おっぱい！おっぱい！
　　⊂彡
　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡

(　ﾟ∀ﾟ)｢ハァ、ハァ。どうだ？変な気持ちなんか吹っ飛んじまうだろ？｣
(　^ω^)｢ヒィ、ヒィ。はいですお、正直に謝りに行こうと思いますお｣
(´･ω･`)｢それなら話は早いよね｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢おお、ショボンか。早かったな｣
(；^ω^)｢アウアウ・・・ショボン、いつの間に｣
(´･ω･`)｢キミに任せてたらブーンが引いてどっかに行ってしまいそうだったからね
　　　　　でも、電話したら偶然とはいえブーンと一緒にいてくれて助かったよ｣
(；^ω^)｢じゃあ僕はこの人に足止めされてたって事かお・・・
　　　　　でも、ショボン、僕はドクオに謝りに行こうと思うお｣
(´･ω･`)｢うん、そうしてくれると助かるよ、ドクオもなんか鬱になってたからね｣
(　ﾟ∀ﾟ)｢じゃあ、早速行こうぜ。俺は早く打ちたくてウズウズしてんだ｣
(´･ω･`)｢僕も早くカイジを回さないといけないからね｣

そして一行はホールの中に戻っていった

(;'A`).ｏO(ショボンはブーンを見つけてくれたかな・・・)

相変わらずドクオの台は挙動こそ高設定なものの連が伸びず苦しい展開だった

「・・・ドクオ」

ドクオの後ろから声が聞こえる、この声はブーンだ
気まずそうに後ろを振り返るドクオ。

(;'A`)「・・・ブーン」
( ´ω｀)「ドクオ、さっきは済まなかったお。最初に言われた通り
　　　　　　台移動の際にちゃんと相談しなかった僕がいけないお。許してほしいお」
(;'A`)「・・・ブーン、俺も悪かったよ。つい頭に血が上っちまってさ・・・」
( ´ω｀)「次からはちゃんとやるからまた色々と教えてほしいお」
('A`)「ああ、もちろんだ。でも今日はその必要はない」
(;´ω｀)「やっぱり、まだ怒ってるのかお・・・？」
('A`)「いや、そうゆう訳じゃないんだ。
　　　ブーンはこの台を打ってくれ、この台は設定はいいんだけど俺の引きが悪くてどうにもならん」
(；^ω^)「ドクオに出せないのにブーンが出せる訳ないお」
(´･ω･`)「いや、ブーンが打つべきだよね。はっきり言ってドクオは典型的な引き弱だ
　　　　　ドクオに比べれば誰でもドクオよりはまともな結果になると思うよ」
(;'A`)「余計なお世話だ・・・まあその通りなんだけどな
　　　　って事でブーン。頼めるか？」
(；^ω^)「アウアウ、出せるかわからないけど頑張るお」

そういうとブーンはドクオに代わり回し始めた
ドクオはホール内を巡回しいい台を探すようだ

(´･ω･`)「全く、世話がかかるよね」

5時間後

(,,ﾟДﾟ)「当店は間もなく閉店となりますゴルァ
　　　　　尚、閉店時間を過ぎてのボーナスは無効に（ｒｙ」

('A`)「またエライ出たな」
( ^ω^)「途中で52連したのがでかかったお」
(´･ω･`)「僕のカイジは妥当に4000枚だったよ」
( ^ω^)「やっぱりブーンの力は偉大だお」
(´･ω･`)「ドクオだったらこうはならなかっただろうね
　　　　　　むしろ負けてたと思うよ」
('A`)「・・・樹海ってここから近いのかな？」
( ^ω^)「でも、この台をつかんだのはドクオだお
　　　　　ブーンはドクオに学ぶ事がいっぱいあるお」
(´･ω･`)「今日の事は忘れないようにしないとね」

ブーンはあの後7ｋ枚ものコインを獲得し140ｋのプラスで終わらせる事が出来た
ドクオもその後ハイエナで多少のコインを獲得し20ｋほど収支を上乗せした

('A`)「今日は76ｋ勝ちだからブーンの取り分は38ｋだな」
( ^ω^)「でも、ドクオ。ブーンは最初に・・・」
('A`)「なに、仕方ないさ。ノリ打ちってのはこうゆうもんだからな
　　　　次からはもっと慎重になってくれればいいよ」
( ^ω^)「・・・わかったお。次からは頑張るお」
(´･ω･`)「じゃあ、ご飯でも食べに行こうか」
('A`)^ω^)「把握」

ショボンがそういうと一行は近くのファミレスに移動した

ファミリーレストラン『ゲスト』

(　ﾟ∀ﾟ)「よお、待ってたぜ。なんだかんだ丸く収まったみたいだな」
( ^ω^)「今日はありがとうでしたお。そういえば自己紹介がまだだったお
　　　　　僕はブーン、ブーンって呼んでほしいお」
(´･ω･`)「まだ自己紹介もしてなかったのか、全くジョルジュには呆れさせられるな」
('A`)「ああ、今日はジョルジュもいたのか」
(　ﾟ∀ﾟ)「なんかいちゃいけないみたいな言い方だな、おい
　　　　　それはともかく俺はジョルジュ長岡。みんなにはジョルジュって呼ばれてるから
　　　　　ブーンもそう呼んでくれ」
( ^ω^)「ジョルジュ、宜しくだお」
(´･ω･`)「それはそうと早く頼もう、もうお腹がペコペコだよ」
('A`)^ω^)ﾟ∀ﾟ)「賛成」



ファミリーレストラン『ゲスト』の夜は更けて行く


続く

以上で今回の投下は終わりです
後を引く終わり方にしたかったんですがペースが遅いのですっきりとした形でまとめさせてもらいました


　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡

感動した！
次回に期待どす。

乙！　よかったお　つぎも楽しみにしてるお　ｼｮﾎﾞﾝが人気だな　修羅場が希望

乙でしたお

応援してますお

（　＾ω＾）作者ﾀｿ乙ですお！
（　＾ω＾）すごくおもしろかったお！
（　＾ω＾）次回作にも期待してるお！

（＾ω＾）ﾆｺｯ

( ^ω^)おっぱい！ﾜﾛｽw
またよろしくだお

次はまだかね？（　＾Ω＾）

( ^ω^)おっおっ

早くみたいお(　^ω^)

捕手

保守

リレー小説？

赤くなったやんｗ

作者です。只今書いてるので1000までには間に合うと思います

次スレどうしましょうかね。

埋まりそうになったら立てるよ（　＾Ω＾）

無理だったら他の誰かがｗｗ

みなさん、おはようございます
大分間隔が空いてしまいましたが前回からの続きです



ドクオと初めてのノリ打ちもなんとか成功に終わり
その後もブーンとドクオはそこそこの収支を上げる事に成功した
ドクオとノリ打ちをすることで初心者が陥りがちな乱れ打ち→爆死
というパターンを回避できているブーンだがここに来て彼にピンチが訪れる

『ブーン宅、深夜0時』

( ^ω^)〕「ドクオ、明日はどうするんだお？」
('A`)〕「ああ、明日は特にいいイベントもないし休みだな」
( ^ω^)〕「おっおっ、ドクオらしくないお。いつものドクオなら
　　　　　　イベントがなくても乞食のようにリセットや宵越しを取りに行くはずだお」
(;'A`)〕「乞食のようには余計だ。まあ、ちょっと体調悪くてな・・・って事で明日は休みだ」
( ^ω^)〕「それなら仕方ないお。明日、適当な時間にエロDVDでも持ってお見舞いにいくお」
(;'A`)〕「・・・。まあそれなりに楽しみにしとくわ、んじゃな」

ガチャ、ツー、ツー、ツー、ツー、

( ^ω^)「まったく、ドクオは貧弱だお。これだから童貞は困るお」
( ^ω^)「でもせっかくだからモルスァの巨人2宵越し1000は取りにいくお」

　　　　テーレテーレテッテッテー
　　　　　　　『次の日』
( ^ω^)「ふう、とりあえず6ｋ浮いたお。
　　　　　今日は特に熱いイベントをやってる訳でもないけどちょっと打ち足りないお」

ブーンはそういうと各島をチェックしはじめた・・・すると

「おっぱい、おっぱい、おっぱい」

(;^ω^)「なんか聞き覚えのある声と台詞だお、ちょっと行ってみるお」

　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　おっぱい！おっぱい！
　⊂彡

(;^ω^)「やっぱり、この人だお。スロット打ちながらでも叫んでるお、只の変態だお」
(　ﾟ∀ﾟ)「おっ、ブーンじゃねーか。変態とは聞き捨てならねーな
　　　　　今日はドクオと一緒じゃないのか？」
(;^ω^)「アウアウ、聞こえてたのかお、地獄耳コワスｗｗｗ
　　　　　ドクオは体調悪いらしくて寝てるお」
(　ﾟ∀ﾟ)「ドクオは本当に体弱いな、んでブーンは何か打ってるのか？」
( ^ω^)「宵越し狙いも終わったしもう打つ台がないんですお」
(　ﾟ∀ﾟ)「んで、何か打ち足りないな･･･って所か。養分乙」
(;^ω^)「ヒドス」

(;^ω^)「ところで、なんでその台を打ってるんだお？
　　　　　朝一なら北国育ちとか６の判別出来る機種に行った方がいいんじゃ？」
(　ﾟ∀ﾟ)「ん？ああ、オリンピアも悪くないんだけどさ。やっぱ沖スロはパイオニアな訳よ
　　　　　華が大事な訳、わかる？わっかんねーだろうなー
　　　　　しかもパイオニアの頭３文字を繰り返し叫んでるとおっぱいになるんだぜ」
(;^ω^)「・・・それは無理やり過ぎだと思うお」
(　ﾟ∀ﾟ)「やっぱりキュインよりチカチカさせたいのよ。キュインで蝶がシャララーンじゃなくて
　　　　　華をチカチカさせてリールサンドの点灯に心を躍らせてこの細く美しいワイヤーを光らせて・・・」
(;^ω^)「ちょｗ会話が全然噛み合わないおｗなんか触れてはいけない物に触れてしまったのかもしれないお」

ブーンが感じた通り、ブーンは触れてはいけない物に触れてしまったのである
ショボン、ドクオとは違いジョルジュは俗にいう沖ジャンキーだ
朝から晩まで沖を叩いて叩いて叩きまくる
沖スロを語らせたら一生喋ってるんじゃないかと思わせるほどである
そしてその後もジョルジュのマシンガントークは続く

(　ﾟ∀ﾟ)「んでさ、オリンピアのレバーって固いじゃん？
　　　　　ガツガツ叩いてキュインって鳴らすような台な訳
　　　　　でもパイオニアの台は柔らかめ、軽い重いの違いはあるけど比較的柔らかめ
　　　　　んで、そのレバーをさも思いっきり叩く素振りを見せつつ実際にはソフトタッチ、これが通の打ち方
　　　　　しかしこれをやると次から店員にゴト師扱いされてマークされるという危険も伴う、諸刃の剣
　　　　　まあブーンは、めんそーれでも打ってなさいってこった」

「相変わらず、気持ち悪いわね。はいブラック」

止まることの知らないジョルジュのマシンガントークが一段落した所で
コーヒーガールと思わしき女性がジョルジュにコーヒーを差し出す
透き通るような白い肌と細い体、綺麗にセットされた巻き髪がマッチしている

(　ﾟ∀ﾟ)「お得意さんに向かって気持ち悪いはないだろ・・・」
ξﾟ�听)ξ「本当の事なんだから仕方ないじゃない」
( ^ω^).ｏO(テラカワユスｗｗｗ)
(　ﾟ∀ﾟ)「大体な、俺はクーちゃんに頼んだ筈だぞ。なんでツンが」
ξﾟ�听)ξ「あら、なにか私じゃ不満みたいな言い方ね」

やや不機嫌そうにツンと呼ばれたコーヒーガールが言う

(　ﾟ∀ﾟ)「だってよ、お前とクーちゃんじゃ胸の大きｓ」

パコーン！！

ジョルジュが途中まで喋りかけた所でツンの持つお盆がジョルジュの頭に襲い掛かった
頭を抑え筐体によりかかるジョルジュ。余程のダメージだったのであろう事が見て取れる

ξ#＾ー＾)ξ「またお願いします」

そういうと彼女は去っていった

（#）∀ﾟ)「・・・」
(;^ω^)「その・・・なんていうか乙」
（#）∀ﾟ)「なんかしらけちまったな、昼飯でも食いに行くか」
(;^ω^)「把握ｗｗｗ」
（#）∀ﾟ)「ファミレスにするか、モルスァのカフェスペースにするか
　　　　　　とは言ってもカフェスペースにはあの鬼神がいるが・・・」

ξ#＾ー＾)ξ「何かおっしゃいましたか？」
（#）∀ﾟ)「い・・・いつのまに」
ξ#＾ー＾)ξ「コーヒーガールが店内を巡回するのは当然の事ですよ
　　　　　　　あ、カフェスペースで食事するんですよね？お待ちしております」

満面の笑みの裏にはどす黒い感情を感じずにはいられないが
ジョルジュの様子を見てるとカフェスペースに行くしか選択肢はない
しぶしぶ二人はカフェスペースに足を運んだ

『カフェスペース』

川 ﾟ -ﾟ)「おっ、ジョルジュかよくきたな」

カフェスペースに入るなり声を掛けてきた女性は親しげにジョルジュに話しかけた
程よく伸びた綺麗な黒髪と大きな黒い瞳、なんといってもその豊満な胸が特徴的だ

(　ﾟ∀ﾟ)「おっ、クーちゃんじゃないか。やっぱりクーちゃんのおっぱいが一番だな。ツンの胸もこれ位・・・」

そう言いかけた所でジョルジュは殺気を感じたのか口をつぐんだ

ξ#＾ー＾)ξ「私の胸がどうかしましたでしょうか？」

(；ﾟ∀ﾟ)「いえ・・・なんでもないです」
川 ﾟ -ﾟ)「まあ、その位にしておけツン。一応お得意様だからな」
ξﾟ�听)ξ「ふん、これだから男って嫌なのよ。ジョルジュはいつも通りカレーで良いわね？
　　　　　　・・・えっとそちらの方はピザで宜しいでしょうか？」
(;^ω^)「テラヒドス」
(　ﾟ∀ﾟ)「そういや、ブーンとは初対面か
　　　　　この巨乳ちゃんはクーちゃん、こっちの巨乳じゃないほうがツンだ」
(;^ω^)「ブーンですお、よろしくだお」
川 ﾟ -ﾟ)「ふむ、ブーンというのか、私は素直クール。クーと皆には呼ばれてるからそう呼んでほしい」
ξﾟ�听)ξ「なにか言ったかしらジョルジュ？私はツン、で注文はどうするの？」

常識では考えられない程、ぶっきらぼうな対応である
しかし、それでも許せてしまう程この二人は華がある
引き篭もりだったブーンは店員を含めてもまともに女の子と話す機会が少なかったため
しどろもどろになりながら注文する

(;^ω^)「サ、サンドイッチでブ、ブーンは頼みますお。レモンティーで紅茶は飲み物だお」
川 ﾟ -ﾟ)ﾟ�听)ξﾟ∀ﾟ).ｏO(日本語でおｋ)

明らかに文法がおかしいが言いたい事はわかったのであろう
ツンとクーは奥に戻っていった、そして数分後

ξﾟ�听)ξ「おまちどおさま、ジョルジュがカレーでブーンさんがサンドイッチね」
(　ﾟ∀ﾟ)「やっときたぜ！ここのカレーは世界一ィィィィイイイイ！！」
( ^ω^)「ツンさん、ブーンでいいお。なんかさん付けはしっくり来ないお」
ξ///)ξ「じゃあブーンって呼ぶわよ、私の事もツンって呼んでいいけど勘違いはしないでよね」
(　ﾟ∀ﾟ)^ω^).ｏO(日本語でおｋ)

そう言うとツンは奥へ戻っていった
むさぼる様にカレーをたいらげるジョルジュにブーンが質問した

( ^ω^)「ジョルジュは随分とツンと親しげだお、何か理由でもあるのかお？」
(　ﾟ∀ﾟ)「ムシャムシャ、ゴクゴクゴク・・・ふー食った食った
　　　　　別にブーンは想像してるような関係じゃないぞ
　　　　　　ちょっとした知り合いでな、まあその内わかるさ」

そう意味深な発言をするとジョルジュはタバコに火をつけた

(　ﾟ∀ﾟ)y-~「ふ〜、やっぱりカレーの後のHOPEは格別だな
　　　　　　　んで、ブーンはこの後どうするよ。沖スロでも一緒に打つか？」
( ^ω^)「う〜ん、特に打つ台もないし困ってた所だお、一緒に打つお」
(　ﾟ∀ﾟ)y-~「そうこなくっちゃな、じゃあ俺様が台を選んであげよう
　　　　　　　まあ、さすがに高設定は残ってないが中間設定位なら残ってるだろう」
( ^ω^)「頼もしいお！ただのおっぱい星人かと思ったけど違かったお」

そう言うとブーン達は会計を済ませ沖スロの島に戻っていった

『沖スロの島』

(　ﾟ∀ﾟ)「おっ、このシオラーなんかいいんじゃないか？
　　　　　シオラーは華の点滅が早くて綺麗だしな」
( ^ω^)「そうなのかお？じゃあこれにするお、純Ａは遊びやすいって話だし
　　　　　大負けもなさそうで安心だお」

ドクオと数日間立ち回ったブーンだが実の所、北チョンの件以外を打つのは始めてだった
事前学習により、純Ａは遊べるというイメージを持っていたブーンは何気なくシオラーを打ち始めた
一方、ジョルジュは朝から打っていたビッグシオを打ち続けている

そして1時間後

( ^ω^)「ちょｗｗｗいきなり600ハマリだお、しかも何故か25ｋも負けてるお」
(　ﾟ∀ﾟ)「まあ一回初当たり引ければなんとかなるべ、なんてったってドＢだからなｗｗｗ」
(;^ω^)「ドＢってなんだお？」
(　ﾟ∀ﾟ)「ん？ブーンはＢ物知らないのか？そのシオラーは初当たりが糞重い代わりに
　　　　　1回初当たりを引ければ32G以内にBBだけが連荘する32GVerだ」
(;^ω^)「ちょｗそんなの聞いてないお、これで負けたらジョルジュを一生恨むお」
(　ﾟ∀ﾟ)「な〜に言ってんだよ、そのシオラーはまだ1ｋで25G回るから良いだろ
　　　　　　俺のビッグシオは1ｋで20G回るか回らないかだぜ！お、また連荘だぜ
　　　　　　　やっぱゴッドシオの連荘は速攻だからいいよな」
(;^ω^)「やっぱり、この人はただのおっぱい星人だったお。全然頼もしくなんかないお」
ξﾟ�听)ξ「コーヒーはどうですか〜？」
(;^ω^)「あうあう、せっかくだしカフェラテもらうお」
(　ﾟ∀ﾟ)「おっ、ツン。俺もブラックな。ブーンの分も合わせて20枚だな」

そういうとジョルジュは手早くブーンの分のコインもまとめて支払った
なんだかんだいって頼れる兄貴って雰囲気が感じられる一面である

ξ＾ー＾)ξ「ありがとうジョルジュ、ブーン」

注文を受けるとツンは満面な笑みを浮かべた
こうやって見てる限り、あの鬼神のようなツンのイメージは全く沸かないから不思議である

(　ﾟ∀ﾟ)「ついでだツン、丁度ビッグが終わった所だし4G程回してくれないか」
ξ＾ー＾)ξ「いいわよ」

そういうとツンはジョルジュの台のレバーを叩いた
すると4Gどころか2Gでハイビスカスが点灯してるではないか

(　ﾟ∀ﾟ)「さすがだなツン、やっぱゴシオは2G目と4G目に限るな」
(;^ω^)「ちょｗツンさん。ブーンの台もなんとかしてほしいお」
ξﾟ�听)ξ「仕方ないわね、でも私がやったからって当たる保障はないんだからね」
ξ///)ξ「あ、あとツンって呼び捨てでいいって言ったでしょ」
(;^ω^)「あうあう、とにかく任せたお・・・ツン」

そうブーンが頼むとツンは3G程ブーンの台のレバーを叩いた
すると、いくらブーンが叩いても光らなかったハイビスカスが点灯したのである

( ^ω^)「さすがだお！ツン、ありがとうだお」
ξ///)ξ「別に大した事じゃないんだからね、きっとブーンがやっても光った筈なんだからね」

そういうとツンは戻っていった

そして7時間後

(　ﾟ∀ﾟ)^ω^).ｏO(コーヒー来ねえｗｗｗ)

ツンはその後、バイトをあがってしまったのか来ることはなかった
そしてブーンとジョルジュの出玉はというと・・・

(　ﾟ∀ﾟ)「なんだかんだで３k枚位まで減っちまったけど、まあ勝てたしいいとするか」
( ^ω^)「ブーンもあの後連荘したけど、その後嵌ったりまた連荘したりで1500枚のちょい勝ちだお
　　　　　でも、心臓に悪い台だったお。よくもこんな台を打たせてくれたお」
(　ﾟ∀ﾟ)「そうか？一応、Ｂ物とは言っても設定はあるからそれなりの設定なら安心できるけどな
　　　　　俺に言わせりゃ、北チョンの件や良し宗の方が全然心臓に悪いぜ」
(　ﾟ∀ﾟ)「まあ、ともかく負けなかったんだからいいじゃねーか。お詫びといっちゃなんだが
　　　　　キャバでも奢ってやるよ」
( ^ω^)「お？奢ってくれるのかお、それはラッキーだお・・・ん？キャバ？キャバクラの事かお？」
(　ﾟ∀ﾟ)「それ以外になにがあるっていうんだ」
(;^ω^)「な、なんだってー！！！」
(　ﾟ∀ﾟ)「まあ、早く後ろに乗れよ。飛ばすからしっかり捕まってろな」

そういうとジョルジュはアメリカンの後ろをポンポンと叩きブーンを急かした
いかにも彼らしいバイクである・・・
そしてジョルジュはブーンを乗せると一路、行きつけのキャバクラに向かった

続く

オマケ

('A`).ｏO(ブーンとエロDVDﾏﾀﾞｰ？)


これでとりあえず今回はお終いです
ちょっと裏沖の話がメインだったので打たなかった人にはつまらなかったかもしれませんが
次回はキャバ編でちょっとスロから離れてしまうかもしれません

毎回楽しみにしております。乙です。

>>100
>>200
>>300

乙（　＾Ω＾）

(´・ω・｀)続きが気になる程面白かったよ
今回も乙かれ。

とても良い仕上がりですぞ（　＾Ω＾）　乙

いっちょめいっちょめー

あーお

い

>>500

作者さん乙。毎回楽しみだぜ！
2chでおなじみのフレーズがたくさん入ってるのが楽しいね。
続きも期待してるお。

今晩辺り来そうかも。