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( ´∀`)ノ7777さん:
ここ数日、街で毎日のように出会う少年がいる。
ある日、彼と一緒にいた友人を喫煙で補導し、ゲームセンターを出ようとすると、
「オバハン!」と呼ぶ声。振り返ると、ニヤニヤ笑いながらわざと煙草を見せつける彼がいる。
「もう〜」と彼を追いかける。
「いいでえ」
「そんなん、見てしまったら放っとけんよ」
ヘラヘラ笑いながらゲームセンターの中を逃げ回る彼、追いかける私達。
結局その日は煙草の廃棄には応じず、彼はもちろん反省などしていない。
しかし、その幼く不器用なやり方で愛情を求める彼の姿に、我々は心が痛んだ。
「寂しい。構って欲しい」という、彼の心の叫びが聞こえるようであった。
毎回毎回、同じことを繰り返し、何度補導しても煙草をやめない彼ら。
しかし、こうした形で関係を持ち続けることこそ、街頭補導の大切な役割なのかもしれない。
徳島県警 青少年サポートセンター 村岡万由子