【情報】新潟探訪 十 横無尽【皆無】

平山商事が破産宣告受ける（新潟） 2003年4月22日

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民間信用調査会社の帝国データバンクによると、パチンコ店経営の有限会社平山商事（新潟県中蒲原郡亀田町
／盛岡克司代表）が、新潟地裁へ自己破産を申請していたが、4月9日に同地裁より破産宣告を受けていたこと
が明らかになった。負債は約3億1200万円。
同社は1963年に喫茶店経営を目的に創業、77年4月に法人改組。「ソロモン」の通称で麻雀荘およびパチンコ
店経営を手がけ、ピーク時の94年9月期には年収入高約80億円を計上していた。

その後は、個人消費の低迷や同業他社との競合激化から収入は減少傾向となり、加えて取引行であった新潟中
央銀行、新潟商銀信用組合が相次いで破綻し、債権が整理回収機構に引き継がれたことで新たな資金調達は困
難な状況となっていた。このため、2001年7月以降、店舗の売却を行い債務を弁済していたが、3月末の手形決
済のメドが立たず、3月30日には残る1店舗の営業も停止していた。