PPGを男は初めてひいた… しかしそれは閉店30分前の出来事だった… 必死に消化した… 150G残してしまった…
2 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:55
ごめん俺見てねーや
3 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:55
楽2
男はコイン補給に来たノロい店員を蹴飛ばした
5 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:57
PGGをPGCとかPPGとか スレがつまんなくてもそこにつっこんでもらって多少は伸びるだろって魂胆みえみえで激萎え
6 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:58
+:+**撮撮盗盗盗撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮盗盗撮撮撮撮撮撮代===* +:+**盗撮撮田盗撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮盗盗盗撮撮撮撮撮撮代:*=+ +:+*盗盗盗盗盗盗撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮=**+ *==∀盗盗盗撮撮撮盗撮撮撮撮盗撮撮撮撮撮撮撮盗田田田盗盗撮盗撮撮撮代*++ ==+田盗撮撮盗撮撮撮盗撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮撮代代田撮撮撮撮撮撮撮∀+= ===盗撮撮盗盗盗盗撮盗撮盗撮撮盗盗撮代∀∀∀∀∀∀∀∀∀盗田盗撮撮撮∀*= *==撮盗撮盗盗盗盗盗盗撮撮撮撮撮田代∀∀∀∀∀∀代∀∀∀田田盗盗撮撮∀*= ++=田撮撮撮盗田盗盗撮代∀∀代∀**∀∀***∀∀∀∀∀∀代田盗撮撮田++ ++*田撮撮撮撮撮田代∀∀代∀田∀********∀∀∀∀∀田代盗撮撮撮++ ++=田撮撮盗代∀∀∀∀∀∀*田代***∀*****∀∀∀∀代代盗撮撮撮=+ +=*撮撮盗代代∀∀∀∀∀∀∀∀田代*∀∀∀****∀∀∀∀代田盗撮撮撮∀= +==盗撮田田代代∀∀∀∀∀∀∀∀代*******∀∀∀∀∀∀盗盗撮撮盗== +=*盗撮田代代代∀∀∀∀∀***∀**∀***∀代∀∀∀∀代田撮撮撮盗=: ++*田撮盗盗代∀∀∀∀∀∀******∀∀代田田代代代∀∀∀∀盗撮撮撮** ++*田撮盗盗∀∀∀∀∀代∀∀∀∀∀∀∀∀∀盗田田代代田撮撮撮盗田撮撮盗∀∀ +=*田撮盗盗代代撮撮撮撮撮撮代代代∀代代田撮撮撮撮盗撮撮撮撮盗撮撮撮田盗田 +:=*撮撮盗代田代田撮撮盗田田∀∀∀田盗撮∀∀田撮田代代代代田代盗田田撮田 ++**田撮撮代田田田田代撮撮撮撮撮盗盗田代田田撮撮撮盗代代盗田撮撮田撮∀∀ ++=*田撮撮田盗田∀∀∀∀田∀代撮盗盗撮∀代代代代∀∀代∀代代田盗田田∀∀ ++=*∀撮盗盗田代撮撮撮撮撮撮代盗田∀撮田∀∀∀∀∀代∀∀田代代盗田代∀∀ ++=*田田盗田代代田撮代∀代∀∀田∀∀田盗∀∀∀∀∀∀代盗田∀田田代代∀∀
7 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:58
5が深読みした。。。
8 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/04 00:59
9 :
クソスレ保安員 :02/09/04 06:37
優良スレ認定
10 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/05 03:17
ダニムラは、思った よし、俺が世界のパチンカーに夢を与えてやろう そして、その、世界一夢を持ったパチンカーになってやろう、と
11 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 00:39
富士市民は泣いた 孤独に泣いた
12 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 00:46
勝ったとか、負けたとか、そうゆう事はどうでもいいじゃないか。 俺たちは熱い一瞬を味わいたいんだ。 仲間の目は宙を見ていた。 もうだめPO、そう思った。
13 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 00:49
やった! 震える指先でボタンを押した。 盤面には燦然と輝くGODが揃っていた。 男は叫んだ。 「みんな、GODだ。GODが揃ったぞ。これで借金返済だ」 男たちは熱い抱擁を交わした。 皆の目には熱い涙が浮かんでいた。
14 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 00:51
15 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 00:59
男は最後の賭けにでた。 「こうなったら、PGGに賭けるしかない」 当時、スロ界の話題を一身に集めていた伝説の台。ミリオンゴッド。 その役のひとつPGGに全てを賭けた。 その確立、実に8192分の1。 途方もない賭けに周囲の反応は冷たかった。 数分後、男は泣きながらホールを後にした。 その頃、男が打っていた台では初老の女性がPGGを引いていた。
16 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 01:01
そして家政婦がみたものは・・・?!
17 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 01:08
店長は言った 明日は全島に1台づつ設定6を置こう 店長は箱を積み上げてる客を見て思った この業界にはいってよかった だが次の日首になった
18 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 01:10
男は思った。 無闇やたらに打っていたのでは駄目だ。 もっと情報を集めよう。 男はインターネット上の情報を片端から集めた。 「PGG誘発打法。千円でGOD引けます。先着5名迄」 「よし、これだ」 某オークションサイトから攻略情報を買った。 これで、負けとはおさらばだ。 男は嬉々としてホールに向かった。 攻略の内容はこうだった。 クレジットを満杯にして1ゲーム消化、消化したらクレジットを落とす。 それを10回繰り返す。そうすればPGGが成立するというものだった。 周囲の視線を気にせず、一心不乱に男はクレジットをあげ、そして落とした。 10回繰り返した。 「よし、これでPGGだ」 次のゲーム。 何も起こらなかった。 ガセ情報を掴まされたのだった。 男は、悶えた。
19 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 01:22
ふとしたきっかけで、ミリオンゴッドの島に足を踏み入れた男は、その光景に度肝を抜かれた。 30台ある島は満席だった。 その半数以上の台はドル箱をうず高く積み上げていた。 それまでゴーゴージャグラーでしのいでいた男にとってはまさに晴天の霹靂だった。 「俺が探していたのはこれだ」 男は思った。 丁度、50000枚程だした客がやめて席を立った。 どっと、ハイエナが押し寄せたが一心不乱に台を確保した。 「よし、俺も出すぞ」 これから積み上げるであろうコインの山に身震いした。 数時間後、最後の千円をサンドに入れ、16ゲーム回した。 手元には2枚のコインだけが残った。 男は思った。 「やはり、ジャグラーのほうがいいんじゃないか」 男は声もなく啼いた。
〜リーダー達の言葉〜 PGGとかSGGとか、そうゆうのはどうでもいいんです。 15枚順押し放出、いや天井でもいい。 ベットした瞬間、どーんと来る衝撃。これが堪らないんですね。 (土建業、35歳男性)
21 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 01:55
ミリゴネタばっかだYO! ねおぷらネタ来盆ぬ
22 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 02:02
>>19 オモロイ!!ハゲワラ。
つーか、物凄く才能を感汁。プロのライターですか?
男は言った。 「残念ですが、わたしは素人です。」
24 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 02:39
>>23 今すぐ文筆業に就け。その才能を2ちゃん如きで浪費するのは勿体無い。
25 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 02:56
24> 「買いかぶりです。わたしにはそんな才能はありません。」 男は激しく頭をふった。 12,13,15,17,18,19,20これら全ては23の仕業だった。 やはり、駄目だ。 男は思った。
27 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 03:11
良スレ
連敗に次ぐ連敗で軍資金は底を尽き掛けていた。 「やはり無謀な現金投資だけでは駄目だ」 当時、状況は悪化の一途を辿っていた。 導入からだいぶ時が経った為、ホールでも扱いに慣れ高設定の台は減少の一途を辿っていた。 朝一のモードDすら望めなかった。 男はPGGに注目した。 GG連が引けなくとも、PGGを早い段階で引き、即やめすればいいのでないか。 男は再び情報を収集に奔走した。 今度は某巨大掲示板を利用する事にした。 「ここなら生の情報が集まる。きっと役にたつ」 男は夜通し過去ログに目を通した。 PGGは初心者ほど引けるような気がする。小冊子を片手に打てばいいYO! 遅れが発生したら余所見するんだよ。そうすりゃ揃う(笑。 50ぐらいで予兆が発生するね。 下らない内容に眩暈を感じた。 男は思った。 「だめPO」
29 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 04:21
>>28 ラストは「だめPO」じゃない方が良かった
30 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 04:39
31 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 04:54
てか、このアナウンサーって、ポスト森本レオの座狙ってるよな、絶対。
32 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 05:35
33 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 06:24
その時男達は・・・思った 「オラは何をしているんだろう」と アドレナリンが出る瞬間が たまらなく好きだ ただ それだけだった そしてまた こう呟いた・・・ 「もう・・コンナ・・・ミセ・・・コナイ・・・」 と。
34 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 06:39
人々はこう言う 「サラ金屋に逝ってサラ金を打つ」 チョット笑った自分のセンスの無さに・・・ 泣いた・・・。
〜スロプロ・藤村万世の言葉〜 ぼった店でも、出る台は出る。 それをやるのが、スロプロだ。
ミリオンゴッド打ち達のその後 (音楽:ヘッドライト・テールライト) (ナレーション:田口トモロオ) 初打で5万枚だした男、佐藤修一(仮) その後は連敗を重ね、巨大な負債を抱え、引退。 現在は、正業である配管工事の傍らナンバーズ4の予想に頭を捻る毎日である・・・。 佐藤は言う「やっぱりこうゆう事はほどほどに、ですね。」 「でも、やっぱり一攫千金は夢見てしまいますね」 そうゆうと佐藤は、白髪交じりの頭を照れくさそうに掻いた。 お座り一発でPGGを引いた主婦、鈴木悦子(仮) 家族の崩壊も意に介さず、今もホールに通い続ける。 現在は資金捻出の為に夫に保険金をかける事を計画している。 「勝ったとか、負けたとかそうゆう事はいいんです。ただPGGが見たい。それだけです」 連戦連勝の老婆、江藤ウメ(仮) 江藤はミリゴを辞めた。以前の相棒ジャグラーの元へと帰った江藤は、 周囲にコーヒーを振舞うことも無くなり、足元に落ちたコインを集めては、細々と勝負している・・。 様々な人が大勝を夢見て散っていった伝説の台、ミリオンゴッド。 今でも、一発台スロットとしてボッタホールに鎮座してる。
×鎮座してる。 ○鎮座している。
38 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 14:44
まさか。 男は我が目を疑った。 空き台に座り、僅か3ゲームの事だ。 紛れも無く、盤面にはGOD、液晶には7が聴牌していた。 「やった。PGGだ。」 勝利を確信して、右ボタンを押した。 GODが揃った。15枚払い出された。 しかし、液晶は773だった。 前の客が変則打ちをしていたのだ。 男は周囲の注目を一身に集めた。 僅かな同情もあったが、大半は嘲笑と安堵だった。 「お座り一発でプレミア引かれたら朝から突っ込んでいる我々の立場がない」 「ざまあみろ」 男は悶えた。
39 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/06 22:36
良スレあげ
age
41 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/08 01:05
アルゼの開発メンバー達は憔悴の真っ只中にいた どうしてもスマッシュヒットが出せない イーカップやサーフトリップでは散々な目にあった そして社内会議でとうとう伝説のアステカ創作ティームの再結成が決定された A「2連白7は絶対はずせない」 B「モチーフはなにか神秘的なものが必要だ」 C「斬新さを出すためにチェリー解除をとりいれよう」 そしてバベルと名づけられたそのマシーンは産声をあげた 敬虔なクリスチャンである岡田社長も「背に腹はかえられない」とバベルの命名を許した 社内はヒットの予感に沸きかえった そして2002年4月開発スタッフ達は溢れる誇りを胸に高らかに宣言した Aruze coporation give the birth to Babel しかしアルゼはバベルを産みはしたがヒットを産むことはできなかった そしてアルゼはとうとうパチスロ界を奈落の底へつきおとすきっかけとなるであろう新台の開発へと向かった そのマシーンがみなさんもよくご存知であろうミリオンゴッドだった
42 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/08 01:38
男は別れを告げる為 ある企業のサイトへ 逝った・・・ 「初めての万枚を アリガトウ」 ただその一言を 言いたかった・・・ しかし、男は絶句した。知らぬ間に時代は変わりはじめていた 孟十王・・・ サバンナの太陽は もう 昇り始めていた ケモノ達の目覚めとともに・・・
某メーカーに勤務する、開発マン出加鈍三(仮)。 彼は、フラリと入ったぱちんこ屋で驚くべき台を目にした。 「凄い、リールの上にに画像が表示されている。」 その斬新な発想と、表現力に出加は息を飲んだ。 衝撃的なチャンスアクションとエキサイティングな出コイン性能。 時代をリードする斬新さとアミューズメントとしての完成度に、 出加は、感動を覚えた。 「よし、これをわが社の製品にしよう」
朝の開店待ちの行列。 殺伐としたその集団の前で店長は言いはなった。 「みなさん、6です。今日は全台6が入れてあります。」 店長の発言に周囲は騒然となった。 更に店長は言った。 「ミリオンゴッドはもちろん全台Dモードにしてあります。」 誰かが叫んだ。 「よし、今日はミリゴだ。3万枚出すぞ」 その叫びに皆も色めきたった。 誰もがミリオンゴッドを目標を定めた。 長い、一日の始まりだった。
午前8時30分、開店時間が来た。 ゆっくりと開く自動ドアの僅かな隙間にどっと大勢の客が押し寄せた。 「どけ、俺が先だ」 「邪魔だ、婆ぁ」 怒号と悲鳴が響き、あたりは騒然となった。 老婆が倒れた、若者はその上と飛び越えた。 サンダルの中年男性は構わず老婆を踏み越えた。 「邪魔です。お年寄りはすっこんでいて下さい」 数分を待たずミリオンゴッドの島は満席となった。
この店では8時30分入場、午前9時遊戯開始という形態をとっている。 普段は台を確保した後、他の台の状況を見て回ったりするのだが、今日は誰一人として、 席を立とうとしない。 席を立てば、たちどころに横取りされそうだからだ。 通路には、台を確保できなかった者達が、タバコや鍵を片手に、目を光らせていた。 今にもダッシュできる状態だった。 ミリオンゴッドに座った者達は皆息を押し殺して遊戯開始の合図を待った。
9時。 皆一斉に打ち始めた。 やがて周囲にはガキンガキンと聴牌音がそこらかしこから出始めた。 「間違いない、Dだ」 一人の男が歓声を上げた。 「やった、入ったぞ」 皆の視線が集中した。 まもなく、別の男が叫んだ。 「よし、来た。間違いない、Dだ。Dを掴んだぞ」 ミリオンゴッドの島は熱気に包まれた。 その頃、ジャグラーの島では一斉にGOGOランプが点灯していた。 しかし、老人達は誰一人として揃える事が出来ず、 ストップボタンの代わりにコールボタンを押していた。 その度に、店員達は目押しに奔走した。
48 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/08 23:07
元アルゼ開発メンバー佐久間俊(38) 「どうしてバベルがヒットしなかったのか今でもわからないんです ちなみに最近はミリゴで負けまくってます」
49 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/09 23:31
エルビジョンなる機能が搭載されたマシーンを男はうった とても楽しいとおもった 彼の職業はとあるメーカーの開発スタッフだった これはすごい、是非うちの機種にも…と一瞬おもった しかし彼はあきらめた 彼はテクノコーシンという会社につとめていた
50 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/10 02:18
テクノコーシン開発メンバー横田秀雄(仮名)は、スロット次回作の モチーフに苦心していた・・・ 「万民を引き付けるモチーフが欲しい・・・誰が見ても 分かる、それでいてこの上なく熱くなれる様な・・・」 上司にプレッシャーをかけられ、部下からは先輩としての期待がかかる・・・ そんな板ばさみの日々を過ごす中で、横田は無意識のうち、若き頃熱中した ガンダムTVシリーズに安息の場を求めている自分に気付く・・・ 「何で今まで気付かなかったんだ!自分が愛して止まない アニメこそが、最良のモチーフだったんじゃないか・・・!」 横田は開発者としての確信を持って企画会議に臨んだ・・・ 予想通り会議でのリアクションは上々、既成観念の盲点をついたアイディア だと絶賛された・・・ 横田の確信は日毎に高まった・・・ 企画は順調に進み、筐体デザインを発注する運びとなった 横田は筐体デザインに関して、幾つかの注文を出していた 第一に誰が見てもガンダムだと分かる事、万人受けする事、 そして何よりインパクトを欠かさない事・・・ そしてデザイン図が上がった・・・横田はその図面に目を通し、 途端に気が遠くなった・・・ 「ダ、ダサい・・・」 それが横田の率直な感想だった・・・ しかし上司は「是こそガンダムだよ、完璧だ!」と狂気した・・・ 横田は、悶えた・・・
51 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/10 02:38
age
52 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/10 04:23
53 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/10 08:44
このスレなにげにイイな。age
「決裁を受けた以上、これでいくしかない。」 横田は、売り上げの命運を営業の甲斐 志伝(仮)に託した。 甲斐は当時36歳。脂の乗ったバリバリの営業だった。 いきつけののスナックに甲斐を誘うと、横田は言った。 「甲斐さん、この台をお願いします」 甲斐は目標販売台数を横田に尋ねた。 その途方も無い数字に甲斐は度肝を抜かれた。 「おい、横田。正直、この台は売れない」 横田はずっと俯いていた。その肩は、震えていた。 悔し涙に真っ赤になった目を上げると横田は言った。 「わかっています。でも、売るしかないんです。 デザインはともかく、ゲーム性には自信があるんです。僕はガンダムが好きなんです」 その言葉に、甲斐は胸を打たれた。 「よし、わかった。俺に任せろ」 甲斐は力強く答えた。 甲斐の戦いが始まった。
55 :
51さん勝手につなげてごめん :02/09/10 23:31
とても熱い夏だった 燃え盛る太陽が疲れ果てた甲斐の背中に容赦なく降り注いだ 状況は最悪だった ダブルインパクトや極の失敗を繰り返したくないホールは甲斐を敬遠した (甲斐)「台の売り込みをする前に店長にどやされて終わるんですよね、きつかった」 産業フェアでは選りすぐりのコンパニオンを手配したつもりだったが カメラ小僧は山佐のコンパニオンに集中した 全ての歯車が狂っていた 酒の量も日々増えていった 「大体あの7絵柄とかかっこ悪すぎなんだよ!!」 しかし甲斐の「横田の喜ぶ顔がみたい」という思いは次の朝を迎える時には必ず 前の日のそれを上回っていた 甲斐は熱い中を擦り減った靴のまま駈けずり回った
棒の様になった足を引きずり、甲斐は通常の営業業務の3倍近くをこなした・・・ 一週間で60軒近くのホールを回ったが、設置を承諾してくれたホールはわずか一軒・・・ 第一線の営業マンを自負していた甲斐も、心身共に限界を感じていた・・・ 「横田さんには悪いが、明日会社で本当の気持ちを打ち明けよう・・・この台は売れない、 失敗作だ。しかし、横田さんだけの責任ではない・・・横田さんの責任じゃないんだ・・・」 甲斐は、横田の真面目で真っ直ぐな性格を良く知っていた・・・ 明日、会社で横田の暗く沈んだ顔を見るのが辛かった・・・仕事での疲れと、 自分自身のふがいなさから、甲斐の頬に涙が、こぼれた・・・ その時、深夜の静寂を破るかの様に、甲斐の携帯電話が鳴った・・・ 電話の主は、横田だった・・・ 「甲斐・・・営業、上手くいってないだろう。お前にばかり負担をかけてすまなかった。 俺に考えがある。俺にも開発者としての意地がある・・・」 涙声を必死に隠しながら応対する甲斐に対し、横田は続けた・・・ 「明日からは俺も一緒に営業をやる、俺たちの情熱を、ガンダムの素晴らしさを 彼らに直接伝えてやるんだ・・・!」 興奮と情熱を抑えきれない横田の左腕に「ファーストガンダム」TVシリーズの ビデオが、しっかりと握り締められていた・・・ 異例の営業活動が始まった・・・
てか、折れなんかよりも
>>54 さん、
>>55 さんの方が全然上手いので、
良かったらどんどん繋げて下さい
58 :
旅うちスロッタ :02/09/11 01:20
二人は手始めに営業の全社員を会社の視聴覚室に集めて、言った。 「みんなにはこれから、ガンダムのビデオを見てもらいます。」 「今日からしばらく、ビデオを見るのが仕事です」 思いがけない提案に一同はどよめいた。 「そんな、仕事もせずにビデオなんか見て何になるんですか」 「真昼間からガンダムなんてみれられません」 納得のいかない社員は二人に食って掛かった。 甲斐が皆を一喝した。 「売ろうとする商品の魅力も分からずにいては売れるものも売れないじゃないか。 自分が売る商品の魅力を知るのも仕事の内だ。今日は夜通しビデオを見るんだ」 甲斐の一言に皆、従った。 「もちろん、オープニング、エンディングも漏らさずに見るんだ」 横田が付け加えた一言は、ちょっと、余計だった。
59 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/11 01:29
60 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/11 01:36
ビデオ上映が終わり、一人の新人社員がゆっくりと口を開いた。 「ガンダムよりエヴァがいいと思います。」 みな息を呑んだ。
若い社員の不用意な発言に甲斐の鉄拳が、飛んだ。
「確かに、この台は売れそうにない。エヴァのほうが売れるだろう。 だが、売るしかないんだ。」 甲斐の目には光るもの浮かんでいた。
しかし、皆の表情は一様に暗かった・・・ それは20時間以上、徹夜でビデオを見たせいでもあったのだが、 疲労は、甲斐の一言でナチュラルハイへと変貌した・・・ 皆、口々に呟いた・・・ 「そうだ・・・売るしかない、売るしかないんだ・・・ 逃げちゃだめだ・・・逃げちゃだめだ・・・!」 経緯はどうあれ、横田と甲斐は、皆の気持ちが一つになっていく のを感じた・・・ 横田の目に、大粒の涙が浮かんだ・・・
皆の懸命の売り込み作戦が始まった。 「この台を設置して下さい。これは、いいものです」 「・・・わたしは、この台を売りたい・・」 「いつまでも、ジャグラーなんて稼動させて、何やってんの!この台、スタンバッて下さい」 「ザクとは違うのだよ、ザクとは・・」 皆、懸命に売り込んだ。
65 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/11 14:07
必死の営業活動だった。 しかし、あまり売り上げは伸びない。 焦りだけが、つのった。 そんなある日、甲斐は疲れきった体をソファに預け、漫然とTVを見ていた。 TVには異様な風体の巨漢の男が写っていた。 「抱き枕の会社を作るからお金を下さい」 汗もしとどに熱弁を振るう彼の主張であった。 天啓が、閃いた。 「そうだ、景品だ。」 特殊景品用に非売品の商品を作る事を考えた。 そうすれば、差枚数で店がマイナスでも、原価が交換枚数の10分の1程の商品なら、 丸儲けになる。それに、景品目当てでマニアはいくらでも金を入れる。 それをみて、一般の客も突っ込む。 売ってもらえれば、ゲーム性も理解される。 結果的に、店の大きな利益につながる。 その事を店に伝えられれば、きっと売れる。
甲斐のアイディアに皆、湧き上がった。 「それだ!」 「甲斐さん、いいこと言った!」 横田も、絶賛した。 「早速、景品を試作してみましょう」 早速いくつかの景品を試作した。 第一弾の景品は、抱き枕だった。 とりあえず、ブラウボウ、マチノレダ、セィラの抱き枕を作った。 レアアイテムとしてララアァも作った。 横田がこっそり提案したミハルの抱き枕は、却下された。 マニアックな中でもマニアックすぎる、というのが理由だった。 代わりに、キシリア閣下の抱き枕が採用された。甲斐の趣味だった。
67 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/11 14:17
風の中のすーばるぅー
68 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/11 15:36
age
ガンダム知識の乏しい俺は、この展開を生かす事ができない・・・ ガンダムファンの方、続きをお願いします
70 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 00:02
数少ない甲斐の理解者であるH店の店長の桜田圭介はその日の出来事を一生忘れられないと言う 桜田は極もダブルインパクトも銀河伝説も導入したが全て空振りに終わっていた (桜田)「ミリゴを増台しようと思ってたんだけどねえ(笑)」 稼動の落ちていた獣王の島がMSガンダムに塗り替えられた この馬鹿げたかっこをした新台が何を生み出すことになるの桜田には知る由もなかった 残暑厳しい9月の大安吉日新装初日を迎えた 桜田は今まで見たこともない行列を目の当たりにした そこにはアニメ雑誌を一心不乱に読みふける男達の姿があった 桜田は急遽設定を変えることを思いついた 4,5,6を並べていたところをおもいきってオール1に切り替えた 目玉の抱き枕の景品はイン枚数10000枚の時点で進呈すると場内アナウンスで発表した ガンダムマニア達は状況を把握できていなかったが 桜田は勝利のコーヒーを事務所の中で飲んでいた
71 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 00:37
「やったぞ、甲斐!!とうとうオマエは成し遂げた」 桜田からの報告をうけた甲斐は潤んでしまう涙腺をどうすることもできなかった しかし桜田から詳細を聞くにつれてその話の異常さに甲斐の呼吸はみだれた 桜田「初日から割り数8割で抜いてやったぞ!!」 甲斐「そんなことしたら3日で客ぶっ飛びますって、どうするんですか」 桜田「大丈夫、1ヶ月はオール1でフル稼働する勢いだぞ」 甲斐「!????? 何を根拠にそんな」 桜田「おい抱き枕だよ、抱き枕。ありゃスゴイ1個500円で台×100個頼むよ」 それからの甲斐は雑貨屋の営業と化した 中国の製造工場と契約して抱き枕を低コストで提供できるようにした
72 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 02:01
久々の良スレ!
73 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 02:47
小説家を夢見てるだけでいつまでもデビューできないスロプーが集まるスレはここですか?
膳揚貴子「今日は、空前の売り上げを記録したパチンコホールのオーナー、桜田さんにお越ししてもらいました。 どうぞ、桜田さん」 国井「ようこそいらしてくださいました」 桜田「どうも」 国井「英断の結果の空前の売り上げでしたね」 桜田「いえ、ほんとに(笑)」 国井「当時、業界はミリオンゴッドという台が席巻している状況で、あの、なんといいますか、 マニアックな(笑)台を入れると言うのは、冒険だったんじゃないですか?」 桜田「ええ(笑)本当はそのミリオンゴッドを入れる予定だったんですよね(爆笑)。 でも、なんていいますか・・・営業の甲斐さんの熱意に押されたといいますか・・」 膳揚「今日はその甲斐さんにもスタジオにお越しいただきました」 (SE音楽:ちゃらら〜) (桜田と甲斐が立ち上がり、ガッキ!と握手) 国井「いやあ、みごとなアイディアでしたね」 甲斐「抱き枕ですか?いやあ、お恥ずかしい(笑)」 国井「ところで、いくつか試作した中でミハルの抱き枕を却下したのには他に理由があるとか?」 甲斐「・・・(笑)いや、うちの女房と同じ名前なんで(笑)」 国井「なるほど」 甲斐「他にもちょっと、笑い話がありましてね、横田がキッカの幼女枕も作ろう!なんて言い出して(笑) それは、ちょっとアレだろうって事で却下したんですが、それってただ単に横田の趣味だったっていう(笑)」 膳揚「では、MSガソダムのその後です」
75 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 05:39
抱き枕を景品にするというアイディアがこうをそうし、ガンダムは売れに売れた。 そのころ、業界の将来を左右する「内規」改正は、結局意味をなさないものとなった。 店には依然、射幸心をあおるAT機がはびこり、人々の目は死んでいた。 そんななかガンダムはAT機に疲れた人々の癒し的な存在として確固たる地位を築いていた。 数ヶ月が経過した頃、ガンダムの島は以前とは違う活気でわいていた。 ビッグ回数が50回をゆうに超えている台、一方では2000回転ボーナスがない台、、、 我々に数多くのドラマを与えてくれた「MSガンダム」。 しかし、この台も例外なく先輩機と同じ運命を辿るのであった。
76 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 22:18
77 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/12 23:55
ホールで絶好調の稼動を誇るMSガンダム ア○ゼやサミーなど業界大手もこのお宝景品付きパチスロの開発を始めた お高くとまっていたア○ゼの様な会社がテクノコーシンのアイデアをパクるなど前代未聞の話だった タイアップの老舗であるサミーは 「ゲゲゲのキタロウFINAL」 (各キャラクターの首振り人形など) 「ウルトラマンの父と母の交尾」 (カプセル入りのミニチュア) などを発表、ヒットに結びつけた そしてミリオンゴッドを開発したやりすぎることで定評のある瑞穂のスタッフはいよいよ強烈な 新作を発表した 「テツワンアトム」 この台はミリゴとリール配列は全く一緒で目玉の15枚役がアトムだった 15枚役が揃うとマニアはカウパーも飛び散るであろう年代もののブリキ人形が進呈されるという 強烈なギャンブル性を搭載していた またまたやってしまったアルゼ おかみはまた規制をいれなければと考え始めた
78 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 01:30
ううむ・・・。 ここにいる人達って・・・・。 プロジェクトxみてる???
79 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 01:47
ヘッドら嗚呼ああいいってえええるらああああい
おおう、いい感じに完結している! 後を繋げて下さった方々、お疲れ様でした♪
81 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 01:56
次は何をネタにしますかね?
82 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 02:13
>>81 今が旬で、皆が知っている機種が良いだろうね
83 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 04:17
てか、どこからどこまでがフィクションなのかわかんね〜よ
全部
85 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 04:33
良スレだね
86 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/13 22:13
次週放送予定 (風の中のスバル♪♪) 「永遠の輝きGOGOランプに魅せられた人々〜北電子ジャクラーシリーズ」
87 :
岡ちゃん ◆nzh8KRnM :02/09/13 22:15
岡ちゃんもこういう頭のいい文章が書けるようになりてぇ・・・・
88 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/14 00:50
>>86 「ご期待ください」がないじゃないか〜
ぷんぷん
>>82 今が旬といえば、AT機全盛期の立役者「獣王」と、
新作「猛獣王」の絡みなどは如何でしょうか?
90 :
アアーンイイ :02/09/14 01:47
もう漏れダメ、引っ越して、新境地開拓しようとしたら、 データー機カスくて立ち回れねーの!しかも一ヶ月も 禁スロしてたせいで、目押しが消防レベルになった。大花はやりなれてるから大丈夫 だけどネオプラなんて3分の1しかハズせねーし もう嫌だ。どこの店行っても店員に18未満じゃないですか? とか言われるし。実際16なんだけど… あー鬱です。
「なんかね、気がつくとねじっちゃうんですよ。勝手に(笑)。 隣が迷惑そうな、厭そうな顔をしてもおかまいなし(爆笑)。 最近なんかね、自動販売機でジュース買うときもネジっちゃうんですよね。 そしたら、先日ジュースが2本出てきたんですよ!」
(中略) 音楽♪ヘッドライト・テールライト 万枚全盛の時代にあって、悠然とわが道をゆくジャグラーシリーズ。 多くの若者を、そして老人に幸せを運んだGOGOランプ。 その宝石にも似た輝きは今もなおホールでひっそりとスロッターを照らし続けている。 いきなり、終わってみるテスト。
93 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/14 13:52
「わしももう少し若ければハナビやサンダーもやっとっただろうが ええ歳なもんでのお。公務は忙しいがなんとか暇みつけてうっとる。 ちなみにハイパーはクソやで。」 〜江藤隆美(国会議員)〜
94 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/14 14:49
旅はまだおわらない
94>ナイス!
96 :
( ´∀`)ノ7777さん :02/09/14 18:52
つづく age
97 :
( ´∀`)ノ7777さん :
02/09/14 23:50 「オイチョカバのボーナス絵柄の3はひどかったですね やっぱ7じゃなきゃねえ」