■　Ａ社は悪、他社は正義とぬかすアホどもへ　■

↑パチスロ機メーカー「アルゼ」、株取引申告漏れ百億円
　昨年分の高額納税者番付で１４位にランクされた岡田和生氏（５９）が
経営するパチスロ機メーカー「アルゼ」（東京都江東区）が、東京国税局
の税務調査を受け、株取引をめぐって岡田社長や関係会社など合わせて総
額１００億円を超える申告漏れを指摘されていたことがわかった。岡田社
長はこの取引の売却益で９９年分の番付１位になったが、同国税局はさら
に取引価格が実勢より安いと認定した。国税当局では、株式上場などで巨
額の利益を得た株長者の申告へのチェックを強めていた。

　ここ数年、ＩＴ企業を中心に株式上場を果たした経営者らが番付に相次
いで登場。岡田社長がトップとなった９９年分は、株売却による長者が、
過去最高の５１人にのぼった。

　アルゼなどによると、岡田社長は９９年１―２月、関連のパチスロ製造
会社「エレクトロコイン・ジャパン（ＥＣＪ）」をアルゼの１００％子会
社にしようと海外の関係会社が保有していたＥＣＪ株の大半を自ら買い取
ったうえ、百数十億円でアルゼに転売。岡田社長個人は、この取引で約
１００億円の売却益があったと申告していた。

　アルゼは取引の４か月前に株式上場を果たし、当時、株価が急騰してい
たが、ＥＣＪの子会社がアルゼの大株主だったことから、アルゼ株に連動
する形でＥＣＪ株の価値も上がっていた。