西尾幹二のインターネット日録
2011/7/4 月曜日 火曜日「脱原発こそ国家永続の道」について(二)
http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1067 『WiLL』7月号より
国にとっての「外部被曝」
よくこういう問題で、「勇気」を持ち出す人がいる。ことに保守派に多いが、たかが事故
の一つや二つ起こったくらいでオタオタするな、というのである。しかし、正直いって私
はオタオタしている。福島の情勢が悪化することを、私は最初からひどく心配してきた。
その徴候はいま現にある。別の原発で二度目の事故が起こることをさらに心配している。
ダブルパンチを受けたら、この国は本当に亡びるかもしれない。