◆ AT-X(アニメシアターX)27

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(株)ジュピター・プログラミング(東京・新宿区、竹岡哲朗社長、以下JPC)の100%子会社で、スカイパーフェクTVへの送出業務受託会社である(有)ジェイ・ビー・エスは、
東京・目黒になる同社送出センターの拡張工事を完了させ、4月22日メディア各社へのプレス見学会を実施した。
JBSは02年4月にJPCの放送技術部門を分社化して設立。
現在JPC運営・傘下のチャンネル「CSN1ムービーチャンネル」「ゴルフネットワーク」「ショップチャンネル」「ディスカバリーチャンネル」「LaLa TV」「アニマルプラネット」の6チャンネル、
そして外部のテレビ東京系アニメ専門チャンネル「アニメシアターX(AT−X)」、伊藤忠系のスポーツ専門チャンネル「スポーツ・アイESPN」、
また「ウィンズ・フィリピノ・チャンネル」「BBCワールド」「AQステーション」の合計11チャンネルの送出業務を行っている。
今回の拡張工事によって現在送出業務を請負う11チャンネルから20チャンネルまで受託できる体制を整えた。柄澤JBS社長は「現在複数チャンネルからの打診を受けている」とし、今年中に11チャンネル以上の送出業務を請負うこととなる。
JBSの特長は低コストで送出業務を行えること。JBSの送出センターは、スカイパーフェクTV!の3号機用衛星アップリンクと隣接していることから、光ファイバーでの伝送ではなく、同軸ケーブルで伝送が可能でアップリンクへの費用が発生しないため、低コスト化が図れる。
また、他のスカイパーフェクTVのアップリンクである東京・青山と東京・青海へも専用光ファイバーを敷設しており、多重技術を用いて複数チャンネルを伝送できることから、低コストでの送信が可能となっている。
また、JBSは今回の拡張工事で、専用スタジオを新設。専用スタジオではクロマキー合成が可能となっている。