気象庁の怠慢を批判!

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248名無しSUN
>>243
本物だったらぜひ台風進路予想スレ
ttp://science.2ch.net/test/read.cgi/sky/1039185680/
へ行って、沖ノ鳥島事件とグアム事件についてコメントしてやってくれ。
249名無しSUN:02/12/25 18:31
滋賀県南部の最高最低気温きちんとだせやゴルア!
いつもあそこだけNHKの天気情報の時間に前日比が出ないじゃないか。
250名無しSUN:02/12/25 19:08
>>248
禿道!
>>243
もし本物なら、お尋ねしたい。
台風0225号が沖ノ鳥島付近を通過したとき、
島に設置してある観測機器が気圧931.1hPaを
観測したのにも関わらず、気象庁発表は955hPa(事後解析値)
台風0226号がグアム島の南東に接近したとき、
グアムで観測された最低気圧は940.3hPaであったが、
気象庁発表は950hPa(事後解析前。しかも台風はまだ
グアムに到達していない)
この2件についてのコメントを求む。
251とり ◆Horokay2hA :02/12/25 19:44
>>249
大津には気象官署(有人)がなく、特別地域気象観測所でもない。
これはつまり、連続観測データがなく、1時間値しか取得できないことを示している。
1時間値での最高最低ならあるけれど、それではダメだとNHKが判断したのでしょうね。
だから、大津のみ空白なのでしょう。

ちなみに、当方北海道ですが、大津と同じくただのアメダス観測点に過ぎない、
北見の最高最低は天気予報で伝えられています。
だから、これらはNHK側の判断なのでしょう。
252243:02/12/25 20:01
あくまでも個人的意見ですが、
・沖の鳥島
沖の鳥島は地球フロンティアさんが設置されているものがウェブに出ていますが、
SYNOP/SHIP などの正式通報されていたのか、で変わります。
もしも正式に通報されているのなら(この場合はSYNOPかな)、
気象庁台風センターのベストトラック作成で考慮されるはずです。
が、実験的な観測地点で、正式な通報がされていないのであれば、
残念ながら、事後解析にも、モデルの初期値にも利用されないと考えます。
(使いたいのは解析者としてはやまやまだったのでは、と推測しますが)

・グアム
まだ、ベストトラックデータは作成中と思いますが、
グアムは正式な通報官署のはずですから、
事後解析に何らかの配慮はなされるでしょう。

議論のタネになっているドボラック法については、
色々と各気象局で似たような表が出来ており、
この違いが各解析での中心気圧の違いになっています。
本来ならば、直接観測がベストですが色々と難しい問題を持っています。
今後も気象庁は様々な手法を考えていますので、
遅々とではあるかもしれませんが、改善していくはずです。
(例:気象研究所のエアロゾンデ直接観測、
   ほか QuickSCAT を使った強度推定など)

色々と議論すべき点がありますが、なかなか解決が困難な問題もあります。
解決に向けて、努力していきたいと思いますので、
叱咤激励よろしくお願いします。
253248:02/12/25 20:14
>>252
正式な通報がされていない=測定値に信憑性がない とは考えられないのに、
実測値を事後解析にも、モデル初期値にも用いないのはなぜでしょう。
一定のモデルで計算するのはある程度重要なので、モデル初期値に使用
しないのはわかりますが、事後解析にも参考にしないというのは理解しがたい
ものがあります。その点いかがでしょうか?
254名無しSUN:02/12/25 20:20
>>253
その辺が「お役所」ってことだよ。
いいかげんに気象庁が「お役所」だってことを理解しなさい。
255248:02/12/25 20:20
もっとはっきり書けば、観測値がドボラック法とズレがあるのがわかった以上、
『通報されていない場所だから参考にしない』のではなく、『モデルに実際との
大きなズレが生じる場合がある』ことを前提に、モデルの見直しをするのこそ
正しい対応ではないですか?
あっちのスレでも書いてありますが、960と解析された920の台風が、沖縄に
突っ込んだらどうなりますか。
256名無しSUN:02/12/25 21:55
>254
これは重要なこと

役所であることを理解できずに研究所と思って就職し、
他省庁との折衝の書類作成をやらせたりすると
キレてやめてしまったりする若者がいるんだ。
>正式な通報がされていない=測定値に信憑性がない とは考えられないのに、
>実測値を事後解析にも、モデル初期値にも用いないのはなぜでしょう。
まず最初に、モデル初期値っていうのは数値予報のイニシャル(初期値)ということかいな?
それなら、当然マーカス(南鳥島)のデータは使いようがない。
キチンとした時刻までにデータが入らない場合は意味をなさないから。
つぎに、全球解析の件だけど、これもルーチンワークで1日1回分のをやっていたと思うが、
記憶は不鮮明なので間違っているかも。これも前日のデーターを利用して解析するわけだけど、
当然C−ADESSからのデータのみでやっているはず。

全球解析って言っても、ルーチンでやっている仕事なので、参考も屁茶々もないと思われ。
気象データの数はそれこそ膨大なので、それを一々検証してはいられません。
(全球解析というくらいですから、全世界のデータ(陸上・船・高層含む)を
相手にしているのでね。

>事後解析にも参考にしないというのは理解しがたいものがあります。
そういうために気象研究所とか数値予報課の人たちがいるので、そんなに心配しないで良いのでは?
いろいろ調査研究とやらをやっているようですよ。(数値予報課報告というのを知り合いから
読ましてもらったことがあるけどね。気象台に行けば閲覧可能だよ。)

>あっちのスレでも書いてありますが、960と解析された920の台風が、沖縄に
>突っ込んだらどうなりますか。
南鳥島から沖縄に行くまでに大部気象状況は変わるでしょうね。沖縄(もしくは本州)到達時には
その南鳥島のデータは意味をなさなくなります。だから杞憂というものです。
だいたい南鳥島から沖縄の間には南大東島地方気象台があるし(w
258名無しSUN:02/12/25 22:19
>251
レスありがとうございます。
彦根が気象官署だから、大津のデータがないのはまあわかってるんですが、滋賀県南部の
予想最高最低気温が出ているなら、それはどのように実際の測定値と突き合わせる仕組み
なのだろうか、という疑問をネタの形でぶつけてみたわけです。
259243:02/12/25 22:44
残念ながらどの国においても、
国際気象回線に出ていないデータであれば、
そのデータは採用していない筈です。
国際気象通報式で通報していない以上、いかんともしがたいのが現状です。
(測定値が信憑性がないとは言っていません)
この場合 C-ADESS に入電していませんから「使いようがない」のが現状です。

ただこの事情も変わっていきます。
国際気象回線だけのデータを使ってモデルの初期値を作るというわけではなく、
気象庁も他省庁の持つデータを積極的に使っていきます。
今年度は、独立行政法人通信総合研究所のウィンドプロファイラ2か所を
モデルに取り込みます。

また、来年度の予算案を見ていただければお分かりになると思いますが、
国土交通省内外の持つデータを積極的に取り込む予定です。
(我々自身もやりたかったことです)
皆さんのご不満は、今後改善されていくと思います。
260248:02/12/25 22:57
>>257はもう来ないと言っているから良いようなものの、沖の鳥島と南鳥島の
区別が付いてないわ、960と解析された台風というのがどこかの島を通ると
決めつけてるわ(そんなわけないじゃん、どこも通らないから問題なのだよ)
ほんと、もう来ないで欲しい。

>>259 だから、今は最初の解析=速報に使えないのは仕方がないですよ。
しかし、国際気象回線外とはいえ、931hPaを実測した観測点があるのに、この
ほどまとめられた事後解析値にもこれが反映しておらず、台風25号が最盛期
に955hPaしかなかったと報告しているのは、資料を検討する気がないのだと
思わざるをえません。
261243:02/12/26 00:02
>>260
言われることは分かりますが、
現状、回線外である以上仕方のないことなのです。
残念ながら。(事後解析でもこの入電データに沿っています)
ただ、気象庁気象研究所では沖の鳥島のデータをもらっていると聞いています。
今後、台風の QuickSCAT などの観測と比較し、
強度推定で「価値がある」と認識されれば、
使用されるかもしれません(may be です)。

で、事後解析にてもし回線外のデータを採用する例外を認めたとしても、
どういう基準で採用すればよいのでしょうか?
(例えばニュース番組で測ってる温度も採用すべきか)
その基準が現状ではありません。
ただ、来年度予算では他省庁データとの連携が予算化されており、
基準も出来てくると思います。

今回は、ご期待には沿えないとは思いますが、今後改善していくと思います。
262248:02/12/26 01:18
>>261
>例えばニュース番組で測ってる温度
もし、観測所もないような島で、そのニュース番組の持っていった温度計が
特異な記録に相当する値を示したとするなら、検討すべきではないですか?

>その基準が現状ではありません。
観測点と台風との距離や台風の状態、まわりの観測網の密度などは毎回
異なるはずですから、ケースバイケースで基準をどうこうと言う問題ではない
はずです。

 今回の例で言えば、沖で熱帯低気圧に巻き込まれた船が戻ってきて、
「あの熱低は最大風速が30m/sを越えていたぞ」と報告しているのに、
「アンタの船は正式な観測装置も積んでいないし、リアルタイムで記録を
くれたわけでもないからそんな報告は価値がない。だからあれは台風では
なくて熱帯低気圧だ。」と言っているようなものです。

今後改善とかそういうレベルの話なのではありません。
263243:02/12/26 03:04
いえ、観測するにせよ、
ただ闇雲に採用するわけには行きません。
ある程度の「基準」は満たしていただけないと。

例えば気象庁(他の気象局も然り)では、
正式な通報観測所やブイ・船でもブラックリストがあります。それだけシビアです。
今回の地球フロンティアの観測地点はその条件下(=GTSに乗ってない)にすらないわけです。
(研究のために観測装置を置いただけで、GTSにも乗ってない、C-ADESSにも入電がない)
条件下にない研究段階のデータを採用する「義務」は台風センターにはありません。

研究レベルでは価値のある観測資料とは思います。
でもそれは後々学会や気象庁内の技術検討会などで議論する話です。
ルーチンで行っているベストトラック作成作業で考慮に入れる必要はないと考えます。
(ベストトラック作成作業にもそれなりの「決まり」があって作ります。
 その基準にあわない以上採用するいわれはない、ということです。
 ケースバイケースで対応するにしても「客観的な基準」が必要だとは思いませんか?
 また、そういった基準がないと「組織」は動きません)

ご不満もあろうかと思いますが、今回のケースはこういう事情と推測します。
この件、問題にするのでしたら、
来年の気象学会春季大会などで投稿されてはいかがでしょうか。
264248:02/12/26 07:07
>>263 折角まともなレスを返していただいているのになんですが、
どうも今回の観測データの評価にタイする認識のズレがあるようです。
私は沖の鳥島をルーチンワークに使用するデータとして取り入れろと
言っているわけではありません。
>>259で、信憑性を否定されてはいないわけですが、解析値を955hPaと
発表する以上、931hPaの観測データは無視、それも20hPa以上の誤差
を含んでいると判断されているわけですか?
予算の話などは論理のすり替え以外の何ものでもありません。沖の鳥島に
観測器を造れと言っているわけではないのです。実測データを無視する以上、
そのデータを捨ててドボラック法にしがみつくことの是非を問うているのです。

自動車細い道を走行中、見張り(=気象庁)が「向こうから軽自動車が来るよ」
と言った。一応、避けておこうかと道の端に寄ったところ、
ドッカーーーン、バリバリバリ・・・・  何かが激しくぶつかった。ダンプカーか
トレーラーに違いなかった。 「おいおい、軽自動車と言ってなかったか?」
「いや、普通乗用車くらいだったかも知れないが、ダンプじゃないよ」
「この傷を見ろよ、これでも乗用車で付いた傷かい?」
「そんな傷はあてにならないよ、でもこの双眼鏡(=ドボラック)に不満がある
のなら、来年予算があったら別のカメラでも買うことにするけど?それとも君は
車のドアを道に並べて、どれくらいへこむか調べろって言うのかい。」
265名無しSUN:02/12/26 07:20
実際に起こりえる事。
ドボラック法で沖縄近海で950HPAと解析。
沖縄県民、普通の台風と油断。
実際、観測の結果900HPAで壊滅的被害。
あわてて台風接近後、訂正。
なんていう悲劇が発生してやっとざこ気象庁は反省するに違いない。
266248:02/12/26 07:28
↑3行目に、
通りすがりの船舶が巻き込まれて920hPa以下の猛台風だぞ、と報告するが無視

というのも入れてください
267名無しSUN:02/12/26 07:33
(改訂版)
実際に起こりえる事。
ドボラック法で沖縄近海で950HPAと解析。
通りすがりの船舶が巻き込まれて920hPa以下の猛台風だぞ、と報告するが無視
沖縄県民、普通の台風と油断。
実際、観測の結果900HPAで壊滅的被害。
あわてて台風接近後、訂正。
なんていう悲劇が発生してやっとざこ気象庁は反省するに違いない。
268名無しSUN:02/12/26 08:38
>>267
実際に起こっている。
26号がグアム島に接近したとき、気象庁は中心気圧を950hPaと解析していた。
グアム島で、953hPaを記録したとき(より、少し後!)のレーダー像。
ttp://www.yakisoba.org/imge/img20021226083038.jpg

このあと、グアム島の気圧は少なくとも941まで下がった。それでも中心は通っ
ていない。気圧傾度は非常に大きかったから到底940や950ではないはず。
グアムのデータすら取り入れないことはあるまいな?
269名無しSUN:02/12/26 09:14
しかしドボラック法と言うのは現実との乖離が大きく使えない方法だね。
こんなもの開発したドボラックと言う奴もアホだが正式採用している気象庁もアホ。
270248:02/12/26 09:44
>>267
気象庁の肩を持つわけではないけれど、飛行機観測に危険があったり他の
方法も予算の制約を受けるので、使えない方法でも修正しながら使っていく
しかない現状というのはあるでしょうね。今回はその修正を

し・よ・う・と・し・な・い・か・ら・怒・っ・て・い・る・わ・け・で・す・が・(#`∧´)
271名無しSUN:02/12/26 11:11
しようとしないんじゃなくて、実用的でない方法なんだよ、ドボラック法は。
それを無理やり使うから大きな誤差が出る。
272名無しSUN:02/12/26 12:54
粘着が必死になっているスレはここですか?
いいかげんそんなヤシ放置すればいいのに(w
273243:02/12/26 14:01
今日はお休みなので(汗)。

気象庁では、常にドボラック法の CI 数から、
地上実況を元に補正作業をしています(予報作業指針・台風予報)。
本観測地点は、残念ながらGTSで通報されていないようですので、
補正の対象外だったと思われます。(でも台風センターは見てはいると思います)
また、通報されたとしても以下のような例があります。

(作業例「予報作業指針・台風予報」)
明瞭な眼を持つ台風の中心が、29日03Z頃、東シナ海のブイの上を通過し、
937.5hPa、最大風速75ノットが観測されたので、決定した中心気圧は
935hPa 最大風速は80ノットと解析された。これによりCI数は00Zの衛星解析の6.0を再確認する。
その後18Zでは、厳原の観測で947hPaのデータを得たことによって、
衛星解析のCI数5.0であったのを、最終 CI 数として5.5に補正した。
補正するに足りるデータが足りない場合は、単にプロットするにとどめる。
---
なお、船舶の場合はSHIP報を出してGTSに流れている重要なデータですから、
無視することはありません。
今回の「沖の鳥島」はGTSに流れていない希有な例であったことをご理解いただきたいです。

あと、気象学の見地から、沖の鳥島のデータについて若干疑問があります。
30分平均風速が最大で 31.7m/s、
4秒平均風速(最大瞬間と判断しても良いかも)で最大約70m/s ですが、
気象庁風速が10分平均ですから換算するとだいたい35〜45m/s。
この場合、ドボラック法のCI数は5.0と換算され、中心気圧は955hPa程度と推測されます(ベストトラック通り)。
最大風速が40m/s 程度のもので中心気圧を930hPaと判断するのは厳しいと思います。
もしかすると、気圧の値は台風によるものではなく、竜巻のようなものの発生、強風時における気圧の異常振動、
レインバンドがかかったときの急な気圧の変化などの影響かもしれません。
(もし沖の鳥島のデータを見ていたとしても、そういう判断もあって、気圧は採用を見送った可能性もある)

私が個人的に考えるのはこの程度です(気象庁公式コメントではありません)。
274248:02/12/26 16:08
>>273 
休みの日に掲示板に無理矢理コメントさせているようで申し訳ないですが・・・
個人的意見とはいえわかりやすく他の例も解説していただいてありがとうございます。
その点はお礼を言っておきます。

さて、
>30分平均風速が最大で 31.7m/s、
>4秒平均風速(最大瞬間と判断しても良いかも)で最大約70m/s ですが、
>気象庁風速が10分平均ですから換算するとだいたい35〜45m/s。
これについては、24日0時15分頃から45分頃まで(時間を限定するわけでは
ありません)眼がかすった可能性もあると思います。そうでないと、一般に平均
風速と瞬間風速の比が小さいとされる海上で、平均16.6瞬間68.7というのは
かえって不自然でしょう。その場合、安直な換算は危険です。

>気圧の値は台風によるものではなく、竜巻のようなものの発生、
1時間以上にわたって、940hPa以下の気圧が続いています
>強風時における気圧の異常振動、
最大瞬間70m/sの風が吹くと、気圧が20hPa以上振動するのですか?
>レインバンドがかかったときの急な気圧の変化
これも、20hPaもの変化が観測された例がありますか?

観測例もないような現象を推定し、それを元に判断されても困りますが・・・
275243:02/12/26 18:29
確かに、当方も安直な例を示しました。11/24 01:01は不自然です。
が、無人観測で、ここで何が起こったのか分かりません。
どのデータに依拠すればよいのか、悩みます。
ドボラックの表で中心気圧から逆算しますと、CI=6.5となります。
この場合、最大風速がおおよそ50m/sとなりますが、
この評価は実測と比べるとやや強めと考えてしまいます。
(もっともドボラックの限界はありますが、ここではその議論はおいておきます)

私自身の南西諸島勤務時代の経験ですが、
これほどの激しい風になりますと、観測局舎破損・測器破壊など起こりますが、
これにより気圧計周囲の環境が激しく変わり、気圧変動もありえます。
(こういうケースもあるという、あくまでも推定論で申し訳ありません)

今回の観測所は無人であり、
気象台・測候所のようなメンテナンスが行き届いていたか疑問が残ります。
(気象台・測候所であれば、観測値に疑問があれば、地上気象観測指針に沿い比較観測を行います)
また、気圧計も写真から推測するに、静電容量式気圧計を用いているようですが、
このタイプは外の風圧の影響を受けやすいタイプです
(気象庁では空気導入器で取り込み、風圧の影響を受けないようにしています)。
写真で見る限り、感部がむき出しですので、この影響も考えられます。
気象台・測候所であればフォルタン水銀気圧計と比較するはずです。

従って、無人でかつ国際通報もされてない観測所の値は、
あくまでも参考値扱いにせざるを得ないのでは、と感じます。

*個人的には「使いたいのはやまやまだけれども、その維持管理や測器はしっかりされているのかな?」
 という感じです。
276名無しSUN:02/12/26 20:32
243さん。大変なカキコありがとうございます。

気象庁は気象庁の決めたルールで行うという原則で行っているということが分かりました。
今回の件はくれぐれも防災上混乱が起きないかという視点から常に検証する必要があるという警鐘だと思いました。

さて,ドボラック法などの話ですが,やはり台風指示報といった,台風の勢力推定などの根拠となる資料を
もっと一般に開示してもよろしいのではないでしょうか。
もちろんそういった資料の開示は誤解がないようにという配慮が必要と思いますが,
難しいから公開しないではなく,いかに「分かる人にも伝えるか」という視点から政策を打って頂けるとありがたいです。
気象に興味がある人はいずれそういったものにも興味を持つはずであり,その芽を伸ばしてください。

(あとできれば生物季節観測や初雪などの季節通報も気象庁HPに載せて頂きたいです。)
277名無しSUN:02/12/26 20:49
グアムのデータは正式な観測データではありません。(アメリカ海軍だが)
いまもって参考値です。
278243:02/12/26 23:00
ごもっともな意見ありがとうございます。
(実はある管区のウェブを立ち上げた担当だった者です)

台風やその他予報根拠ものせてみたいのは
そう思っている人が多いと思います。
現実に季節予報については解説資料(過去の地方季節指示報)が
ウェブに掲示されています。
このようになっていくのが我々も理想と考えますので、
出来るのなら出していきたいと、内からも声を出しています。

セイブル・ブナイセイブツなどの通報も一般の方には触れられていません。
(実は昨年、私のつとめていた気象台では本庁に「出せば」と提案しましたが、
 今回のHPは防災情報が主眼でしたので候補から落ちました)
今後、そういう外からの声があると言うことは、
担当の者に伝えておきたいと思います。

貴重なご意見ありがとうございました。