>>4 知識ってほどではないが、
例えば、ふたご座ではβ星ポルックスの方が1.2等で1.6等のα星カストルより
明るいから、昔はカストルの方が明るかったなどとアホなことを言う奴がいる。
何で17世紀の初めに書かれた本に20世紀の観測精度を持ち出すのかね。17世紀
に、星の光度に小数点以下なんぞあるか。
また、北斗七星は明るさの順ではなく配列の順だといっているが、北斗のうち
6星は同じ2等星なのである。明るさが同じなんだから、もともと明るさの順
になんかできっこないんである。それに、光度は6等級しかないから、7つ以
上の星からなる星座は必ずどこかの等級が2つ以上になる。これ、明るさの順
でどう説明するっての。
そもそも、どの説明を見てもここに掲げたふたご座のカストルとポルックスや
北斗、それからオリオン座のベテルギウスとリゲルとか例外ばっかりで、それ
じゃあどの星座のどこからどこまでが明るさの順になっているんだと提示して
いるものは、タダの一つもない。明るさの順になっているという具体的なデー
タの一つも示さないで、よく「原則では」などと言えるもんだ。
こういう奴らはネタ本をコピペしているだけで、絶対に自分では調査していな
いね。というより、この明るさの順ていうのは、誰かがきっちり調査して言っ
ているんだか。