彗星について語ろう!19回帰目

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415名無しSUN
>>410
この写真では5度ってことだよ。
別の方が別の日に撮った写真(Tri-X)では反転画像で15度ほど延びてるのもあるようだ。

>サクラカラーR100(今のISO100ね)50mmF1.8固定30sec程度で
>ここまで写る彗星はやっぱりなかなか無いね

どの写真のこと?
紹介してくださいな。


尾の長さとは別の話をしようと思う。
アストロアーツ掲載藤井氏の写真から得られる(推定できる)情報
この画像は彗星の位置から推定すると、4月8日3時45分ごろに撮影されたものである。
この時刻の彗星の高度は24.5度。画像中心の高度は28度
4月8日の白河天体観測所(西郷村?)での天文薄明開始時刻は3時46分。白河天体観測所の正確な位置を知らないので、わずかな誤差は許容願いたい。

100mm程度のレンズで撮影されたものかと思うが、
画像では星も木立もぶれずに写っているので、固定でもガイドでもごく短時間の露出であろう(max10s程度?)。
なお、当時はカラーフィルムといえば高感度でもASA100なのだから、よく写っているなという印象はあるが、天文薄明開始時にしては不自然に明るい朝焼けですな。
100mmの画角で高度28度の空を狙って、こんな朝焼けのグラデーションはつかないだろうとも思ってる。

朝焼けのグラデーションおよび木立の様子から、地平に対してきっちり縦構図で撮った写真と思われる。
しかし、星の位置から判断すると、この時刻の撮影であればカメラを左に約10度傾けた構図でなければならない。
きっちりカメラを縦にした場合にこの構図で写すには、2時20分ごろに撮影していなければならないが、彗星の位置はずれるし、朝焼けなどあるはずのない時刻である。

写真から受ける印象では、地平から昇ってほどない低空の彗星を捉えたように見えるのだが、推定撮影時刻とは矛盾する。

何を言いたいかというと・・・それは秘密ってことでw