100
出発点に誤記発覚 叩くならこういう点を責めなきゃ〜
> 1.0 滝の小屋(=立山室堂) h=2400m(2000mm)
×2000mm → ○1500mm(1436〜1445mm
>>14)他の規格化した数値も↓修正
【山岳の年間降水量の解析】 改訂
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(平年の7〜9月)の降水量
>>14 立山室堂で規格化すると
2.0 鳥海山頂 h=2200m(3000mm) 2.0 の根拠は下記参照
1.5 鳥海山河原宿:心字雪 h=1600m(2300mm)
1.0 滝の小屋(=立山室堂) h=2400m(1500mm)
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(参考)
文献(C-1958年)
>>14 ★山頂データ1点は異常値とみなし★解析し直した。
土屋氏が仮定した★指数型の降水量の標高依存性★は根拠に乏しい
と判断し線型近似で補外推定した。
西斜面、南斜面のデータから山頂(x=2200m)雨量の線形推定 (文献の1958年データ使用)
x(標高)、y(降水量)として x=2200を代入
・西斜面 y=0.6364*x-343.46 R2=0.99 → y=4136mm
・南斜面 y=0.7345*x-491.38 R2=0.90 → y=3664mm
⇒ これは滝の小屋(1953mm)の約2倍に相当する
冬の降水量に関して 下記の換算式(2011 NIED 山口ら)を使用
最大積雪水当量(mm)=最大積雪深(m)*272^1.3 (272の1.3乗) ---(★)
Yamaguchi,S., O.Abe, S.Nakai and A.Sato, 2011:Recent fluctuations of meteorological and snow conditions in Japanese mountains. Ann.Glaciol.,52,209-215
http://s3.amazonaws.com/zanran_storage/www.igsoc.org/ContentPages/2519905470.pdf p.213参照;NIEDデータ SW2-2(月山姥沢)、SW3(奥只見丸山)
★式で
立山室堂、鳥海山頂積雪(7m)→ 3400mm と仮定する
河原宿 (5m)→ 2200mm
■年間推定降水量(平年)
鳥海山 山頂 3000(夏)+3400(冬)=6000mm +2.0α(2400) → 8400mm■
河原宿 2300(夏)+2200(冬)=4500mm +1.5α(1800) → 6300mm■
立山室堂 1500(夏)+3400(冬)=4500mm +α(1200) → 5700mm■
* α(5〜6、10月) →(7〜9月:1500mm)の80%と仮定し、α≒1200mmとした
cf. アメダス白山白峰(0.77)、上市(0.82)
・文献値との比較 上記(6300〜8400)mm
鳥海山
>>14 推定流域平均年降水量 7300mm■ と整合性とれてる
●冬の積雪値の仮定 5〜7m …立山と同等とした。
*:吹き溜まり箇所ではなく平均的な積雪を設定するのは当然である。
↓
◎鳥海山の年降水量の多い主要因は融雪時期の降水量の多さである
(既述、立山室堂で規格化した降水量参照)
立山室堂 6000mm■ 下記文献 3000(冬)+3000(夏) と整合とれてる
http://jac.or.jp/info/shibudayori/cat81/post-424.html 剣沢 7,902mm
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sky/1349450725/969 室堂の値を 積雪10mで置換した値に相当する。
・鳥海山 12000mmの件
・山頂 8400mmの内訳で融雪期の雨量は5000mm(=8400−3300)。
融雪期に平年より降水量が多い(1958年)データで概算
(Ave=1445mm、Max=2284mm
>>14)
5000*2284/1445=7433mm → 7400(融雪期)+3400(冬) ≒ 11000mm■
→通年の降水量の変動を考慮すれば鳥海山頂の12000mmは想定内にあると言える(終)。