***関東降雪情報スレッド VOL.347***

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283名無しSUN
今般の北京近郊の60年ぶりの猛吹雪は、急激に発達した寒冷渦によるものらしい。
1m以上あっという間に積もったところもあるらしく、まさに、「予想外の豪雪」。

通常大雪は降らない首都近郊の、あくまでも登山ではない、ごく普通の観光地で遭難事故が起きてしまった。

万里の長城"遭難 北京は「史上最も複雑な雪」
http://www.youtube.com/watch?v=cMPwiWeUfnI
突然の大雪と強風、現場は今も雪に
http://www.youtube.com/watch?v=kBbCgjS2QCM
"万里の長城"遭難 現地向かう列車内から中継
http://www.youtube.com/watch?v=NjZAkDnQw5Y

だが、一度発達した寒冷渦が襲来すれば、東京近郊の高尾山でも同じ事は起こり得る。
これを教訓に、「他山の石」としたいところ。




939 名前:積雪黄金期[] 投稿日:2012/03/30(金) 10:57:34.90 ID:LsvQ1ira

1936年2月4日午後からの東京地方を襲った暴風雪は、30p-40pの積雪と15m/sを超える強風が吹き荒れたのですが、
前日2/3発表の中央気象台の2/4の東京地方の天気予報は「北東の風、曇り天気次第に悪くなる、寒さ和らぐ」
2/4午前発表の中央気象台本日の東京地方の天気予報は「今晩は、始め南の風で暖かく曇り、
一時小雨 後北西の風で寒くなり天気恢復する」
2月4日の東京日日新聞天気予報の欄には「南の風 晴れたり曇ったり 暖かくなる 夜は風弱く曇り勝ち」
となっており全く暴風雪を予想できていなかったのです。
2月4日午前6時の天気図では、山陰沖に発達した低気圧。南岸低気圧は見あたりません、
後に紀伊半島沖に低気圧が発生し急激に発達東進し、山陰沖から東進した低気圧と
房総沖で一つになり更に発達し東進しました。
2月4日午前6時 高知は南西の風-0.2℃雪 松山南の風8.5℃曇りなど、天気図に見えない低気圧の兆候?が・・・・
この難しい天気予報の為か、節分で高尾山や大山(神奈川)に大勢の人出があったのですが、
吹きだまりで肩まで積雪の中数名の方がそれぞれ遭難して亡くなっています。