【ウェザーニューズ】ウェザーリポートpart9

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909名無しSUN
民間から初めて起用された森本敏防衛相が就任早々、試練に直面している。
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが4月に起こした事故の原因が
究明されなくても、沖縄県の米軍普天間飛行場に予定通り配備される可能性が
あると発言。
地元の反発を招き、民主党沖縄県連からは異例の辞任要求を突き付けられた。
 問題の発言は就任から一夜明けた5日午前の閣議後の記者会見で飛び出した。
森本氏は、開発段階からトラブル続きのオスプレイが4月にモロッコで
起こした墜落事故に関し「配備前に全ての事故調査結果が提供されることが
望ましいが、必ずしもそうならないことはあり得る」と述べた。
 日米両政府はオスプレイについて、7月にも山口県の米軍岩国基地に
搬入し、試験飛行を行った上で、普天間飛行場に配備する方向で調整している。

 オスプレイ配備には沖縄県が強く反対しており、対応を誤れば
普天間飛行場移設をはじめ基地問題を一段と複雑化させかねない。
那覇市の翁長雄志市長は6日、「県民の心、歴史を理解しない理屈は
通用しない」と批判。民主党県連は7日、「発言は県民蔑視以外の
何ものでもない」として、防衛相辞任を求める緊急声明を発表した。